JPH08185022A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08185022A
JPH08185022A JP6340187A JP34018794A JPH08185022A JP H08185022 A JPH08185022 A JP H08185022A JP 6340187 A JP6340187 A JP 6340187A JP 34018794 A JP34018794 A JP 34018794A JP H08185022 A JPH08185022 A JP H08185022A
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image
exposure
forming apparatus
image forming
exposure method
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JP6340187A
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English (en)
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Kazuo Yoshinaga
和夫 吉永
Yuichi Hashimoto
雄一 橋本
Yukio Nagase
幸雄 永瀬
Mamoru Tanaka
守 田中
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージ露光法においても、バックグランド
露光法においても階調再現性に優れた画像出力が得られ
るようにする。 【構成】 入力信号により変調された光ビームを、帯電
済の感光ドラム1上にレーザ走査部100cによって光
走査して潜像を形成し、該潜像にトナーを付着させて可
視画像を形成する。この潜像形成時に前記レーザ走査部
100cは、光ビームを副走査方向に重複させて走査す
る。この場合、光ビームの副走査方向の重複の最大値が
最大露光量の5%ないし15%であるように走査する。
また、前記レーザ走査部100cに切替手段を設けるこ
とによってイメージ露光法においても、バックグランド
露光法においても画像出力が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機、プリン
タ、ファクシミリ、製版システムなどに用いる電子写真
方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、高速かつ低騒音
のプリンタとして、電子写真方式を採用したレーザビー
ムプリンタ知られている。このレーザビームプリンタ
は、像担持体にレーザビームを当てるか当てないかの2
値記録により、文字、図形などの画像を形成するように
したもので、文字、図形などの記録であれば、中間調濃
度を記録する必要がなく、簡易な構造とすることができ
る。
【0003】ところで、このような2値記録方式のプリ
ンタであっても、ディザ法、濃度パターン法などの面積
階調による中間調再現法を採用することにより中間調を
表現できるが、ディザ法、濃度パターン法などを採用し
たプリンタでは高解像度が得られないという問題点があ
った。
【0004】そのため、記録密度を低下させずに高解像
度で、各画素において中間調を形成するパルス幅変調方
式(PWM方式)の画像形成装置が提案されている。こ
のPWM方式の画像形成装置は、画像信号によってレー
ザビームの照射時間を変調することにより中間調の画素
形成を行うもので、高解像度で、かつ高階調性の画像を
形成できるため、カラー画像の形成に特に適している。
すなわち、上記PWM方式によると、1画素毎にビーム
スポットにより形成されるドットの面積階調を行うこと
ができ、解像度を低下させることなく中間調を表現でき
る。
【0005】ところが、上述したPWM方式の画像形成
装置において、画素密度をさらに高めていくと、ビーム
スポット径に対して画素が相対的に小さくなるために露
光時間変調による階調を十分に取ることができないとい
う問題があった。
【0006】このため、階調性を保持したまま解像度を
向上させるには、ビームスポット径をより小さくする必
要がある。例えばレーザを用いた走査光学系を使用する
ときには、レーザ光の波長を短波長化したり、f−θレ
ンズのNAを大きくしたりすることなどが必要となる
が、このような方法を用いると高価なレーザを使用しな
ければならず、またレンズやスキャナの大型化および焦
点深度の低下に伴って走査光学系に要求されている機械
精度の向上などから、装置本体の大型化とコストの上昇
とが避けられないという問題が生じる。さらに、LED
アレイや液晶シャッターアレイなどの固体スキャナにお
いてもスキャナ自体の価格の上昇、取り付け精度の上
昇、電気駆動回路のコスト上昇は避けられないという問
題がある。
【0007】このような問題が存在するにもかかわら
ず、近年電子写真方式を用いた画像形成装置には、解像
度の上昇および階調性の上昇がますます要求されてい
る。
【0008】このような状況に対して、本出願人は、特
開平1−169454号公報、特開平1−172863
号公報などに記載されている。像担持体、すなわち低露
光量において感度が低く、露光量が増大するに伴って感
度が高くなる特性を有する像担持体を用いれば、強度分
布を有する照射スポットにおける低露光量部分を除去
し、あたかも照射スポット径を小さくしたことと同様の
効果が得られることを見出した。すなわち、上記像担持
体に対して強度分布を有する照射スポットを走査するよ
うな画像形成装置において照射スポット径以下の高解像
度を得ることが可能となった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特性を有する像担持体を用いた場合に、イメージ露光
における高濃度部、バックグランド露光における低濃度
部の階調再現性が劣るという問題点があり、2値的な画
像データに対しては良好な画像出力を得ることができる
ものの、中間調を有するような画像またはフルカラー画
像などでは、階調データの再現性が十分でないという問
題がある。
【0010】さらに、上述した特性を有する像担持体は
正規露光を用いた電子写真方式の画像形成装置に適応す
る場合に、ほとんど正帯電で用いられる。これに対して
負帯電で用いられる像担持体としては余り良好なものは
知られていない。一般的には照射スポットを用いて走査
露光を行う場合にはバックグランド露光よりもイメージ
露光を行う方が解像度・均一性において優れていること
が知られている(河村尚登、伊藤道夫:電子写真学会
誌、Vol.26,No.4,364(1987)。上
記イメージ露光法にて潜像形成し、現像により可視化す
る場合には像担持体帯電極性と同極性に帯電されたトナ
ーを用いて反転現像法と呼ばれる現像方法により現像す
る(中島etal. :電気通信論文誌,J−61−C,60
1(1978))。また、正帯電の像担持体を用いてイ
メージ露光により潜像形成を行うには正帯電したトナー
を用いる必要があるが、このような正帯電トナーは種類
も少なく一般に入手も困難である。特にフルカラー電子
写真画像形成装置に用いられるトナーは負帯電のものが
多いために、正帯電した像担持体を用いることはトナー
開発の点で問題があった。
【0011】したがって、露光量−電位曲線においてイ
ンダクションを有し、γ値が5以上の像担持体を用いた
場合にイメージ露光における高濃度部、バックグランド
露光における低濃度部の階調再現性が劣るという問題点
がある。
【0012】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、イメージ露光法においても、バッ
クグランド露光法においても階調再現性に優れた画像出
力が得られるようにした画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る画像形成装置によれば、入力信号に
より変調された光ビームを、帯電済の像担持体上に光走
査して潜像を形成し、該潜像にトナーを付着して可視画
像を形成するようにしたものであって、前記像担持体へ
の光ビームの露光量を解像度および階調性により制御す
る露光量制御手段と、前記光ビームが副走査方向に重複
して走査される露光手段を備え、前記像担持体は、露光
量と電位との曲線においてインダクションを有し、γ値
が5以上であり、かつ前記光ビームの副走査方向の重複
の最大値が最大露光量の5%ないし15%の範囲である
ことを特徴とする。
【0014】また、前記露光手段は、イメージ露光法と
バックグランド露光法とを切り替える切替手段を設けた
ものである。
【0015】好ましくは、前記像担持体の帯電極性と反
対極性で帯電されたトナーを、該像担持体上に形成され
た潜像に付着させてなる。
【0016】また好ましくは、前記露光量制御手段は露
光時間を変調させるものである。
【0017】一例として、前記像担持体が正帯電であ
り、潜像に付着するトナーが負帯電である。
【0018】例えば、前記光ビームは半導体レーザによ
り得られる。
【0019】また例えば、前記イメージ露光法を2値デ
ータ部分に対して用いる。
【0020】さらに一例として、前記イメージ露光法を
黒色トナー現像部の潜像形成に用いる。
【0021】
【作用】以上の構成に基づき、入力信号により変調され
た光ビームを、帯電済の像担持体上に露光手段によって
光走査して潜像を形成し、該潜像にトナーを付着して可
視画像を形成する。この潜像形成時に前記露光手段は、
光ビームを副走査方向に重複させて走査する。この場
合、ひかりびーむのふくそうさほうこうのちょうふくの
さいだいちがさいだいろこうりょうの5%ないし15%
であるようにそうさする。また、前記露光手段に切替手
段を設けることによってイメージ露光法においても、バ
ックグランド露光法においても画像出力が得られる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。 〈実施例1〉図2は、本発明に係る画像形成装置の実施
例を示す概略構成図である。まず、図2において、画像
形成装置は、スキャナ部(画像読み取り部)10と、プ
リンタ部(画像形成部)11とからなる。
【0023】スキャナ部10は原稿Gを載置する透明な
原稿ガラス台14を有し、この原稿ガラス台14の下方
には、イメージリーダ9が配置されている。イメージリ
ーダ9は、原稿照明用ランプ、短焦点レンズアレイ、C
CDセンサ(いずれも不図示)を備え、これらの部材は
同図中の左右方向に往復移動可能な移動台12に搭載さ
れている。
【0024】プリンタ部11は、装置本体13によって
矢印R1方向に回転自在に支持された像担持体としての
感光ドラム1を備えている。この感光ドラム1の上方に
は、この表面の残留電荷を一様に除電する前露光部2、
感光ドラム1の表面を一様に帯電する帯電器3、感光ド
ラム1の表面を露光して静電潜像を形成する露光系7が
配設されている。露光系100は、ポリゴンミラー10
0a、f−θレンズ100bからなる露光手段としての
レーザ走査部100cおよび反射ミラー100dを備え
ている。このレーザ走査部100cにはイメージ露光法
とバックグランド露光法とを切り替える切替手段の機能
が設けられている。また、同図における感光ドラム1の
左方には、この感光ドラム1上の静電潜像にトナーを付
着させる現像装置4が配置されている。感光ドラム1の
下方には、感光ドラム1の表面のトナー像を転写材に転
写させる転写帯電器7および感光ドラム1から転写材を
分離する分離帯電器8が配設されている。同図の感光ド
ラム1の右方には、転写材に転写されずに感光ドラム1
の表面に残った残留トナーを除去するクリーニング装置
5が配設されている。
【0025】さらに、転写材の搬送方向についての分離
帯電器8の下流側には、搬送ベルト14、転写材上のト
ナー像を加熱加圧して転写材上に固着する定着装置6が
配設されている。
【0026】このような画像形成装置において、原稿G
を、原稿ガラス台14上に複写すべき面を下側にしてセ
ットし、コピーボタンを押して複写を開始する。これに
より原稿照明用ランプ、短焦点レンズアレイ、CCDセ
ンサを一体に装着したイメージリーダ9によって原稿G
を照射走査する。この照射走査光は、短焦点レンズアレ
イによって結像されて受光部、転送部および出力部によ
り構成されるCCDセンサに入射される。CCDセンサ
の受光部に入射された光信号は電気信号に変換され、電
気信号は転送部でクロックパルスに同期して順次出力部
へ転送され、出力部において電荷信号を電圧信号に変換
し、増幅、低インピーダンス化して出力する。このよう
にして得られたアナログ信号は、さらに画像の特性に応
じて解像度、階調性を最適化するとともに、画像処理を
行ってデジタル信号に変換してプリンタ部11に送られ
る。データをコンピュータなどから出力して印字する場
合には、解像度、階調再現方法などを選択して望ましい
画像が得られるように処理変換してプリンタ部11に送
られる。プリンタ部11において、感光ドラム1は、所
定の周速度で回転し、その回転に伴って帯電器3により
所定電圧の正極性または負極性の一様な帯電を受ける。
そして、画像信号に対応してオン・オフ発光する固体レ
ーザ素子からの光を高速で回転するポリゴンミラー10
0aによって走査することにより感光ドラム1の表面に
は原稿画像に対応した静電潜像が順次に形成されてい
く。
【0027】図3は、図2に示す画像形成装置において
レーザ光を走査するレーザ走査部100cを示す概略構
成図である。このレーザ走査部100cによりレーザ光
を走査する場合には、まず入力された画像信号に基づき
発光信号発生器101を介して固体レーザ素子102か
ら放射されたレーザ光は、コリメータレンズ系103に
よりほぼ平行な光束に変換される。そして、レーザ光は
矢印b方向に回転するポリゴンミラー100aにより矢
印c方向に走査されるとともにf−θレンズ100bに
より被走査面となる感光ドラム1の表面にスポット状に
結像される。このようなレーザ光の走査により感光ドラ
ム1上には画像一走査分の露光分布が形成され、この感
光ドラム1を前記走査方向と垂直に所定量だけスクロー
ルさせれば、前記感光ドラム1上に画像信号に応じた露
光分布が得られる。
【0028】本実施例においては、レーザPWM方式を
用いて、1画素の面積階調による多値記録を行っている
ため、次にPWM方式について説明する。
【0029】図4はパルス幅変調回路の1例を示す回路
ブロック図、図5はパルス幅変調回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0030】図4において、401は8ビットのデジタ
ル画像信号をラッチするTTLラッチ回路、402はT
TL論理レベルをECL論理レベルに変換する高速レベ
ル変換器、403はECL論理レベルをアナログ信号に
変換する高速D/Aコンバータである。404はPWM
信号を発生するECLコンパレータ、405はECL論
理レベルをTTL論理レベルに変換するレベル変換器、
406はクロック信号2f(a)を発振するクロック発
振器、407はクロック信号2fに同期してほぼ理想的
な三角波信号を発生する三角波発生器、408はクロッ
ク信号2f(a)を1/2分周して画像クロック信号f
(b)を作成している1/2分周器である。これにより
クロック信号2f(a)は画像クロック信号f(b)の
2倍の周期を有していることとなる。なお、回路を高速
動作させるために、随所にECL論理回路を配してい
る。
【0031】このような構成のパルス幅変調回路の回路
動作を図5のタイミングチャートを参照して説明する。
信号(a)はクロック信号2f、信号(b)は画像クロ
ック信号fを示しており、図示のごとく画像信号と関係
をつけてある。また、三角波発生器407内部において
も、三角波信号のデューティー比を50%に保つため
に、クロック信号2f(a)を一旦1/2分周してから
三角波信号(c)を発生させている。さらに、この三角
波信号(c)はECLレベルに変換されて三角波信号
(d)になる。
【0032】一方、画像信号は00h(白)〜FFh
(黒)までの256階調レベルで変化する。なお、記号
「h」は16進数表示を示している。そして、画像信号
(e)はいくつかの画像信号値についてそれらをD/A
変換したECL電圧レベルを示している。例えば、第1
画素は黒画素レベルのFFh、第2画素は中間調レベル
の80h、第3画素は中間調レベルの40h、第4画素
は中間調レベルの20hの各電圧を示している。ECL
コンパレータ404は三角波信号(d)と画像信号
(e)とを比較することにより、形成すべき画素濃度に
応じたパルス幅T、t2 、t3 、t4 などのPWM信号
(f)を発生する。そして、このPWM信号(f)は、
レベル変換器405により0Vまたは5VのTTL論理
レベルに変換されてPWM信号(f)になり、露光量制
御手段であるレーザドライバ回路500に入力される。
このようにして得られたPWM信号値に対応して1画素
あたりの露光時間を変化させるこにより1画素で最大2
56階調を得ることが可能となる。
【0033】本実施例はPWM方式による階調制御を用
いたが、ディザ法などの面積階調法やレーザ光強度変調
を用いることも可能であり、さらにそれらを組み合わせ
てもよい。
【0034】このようにして、感光ドラム1に形成され
た静電潜像は現像装置4により現像され、形成されたト
ナー像は、転写帯電器7によって転写材上に静電転写さ
れる。その後、転写材は分離帯電器8によって静電分離
されて定着装置6へと搬送され、熱定着されて画像が出
力される。
【0035】一方、トナー像転写後の感光ドラム1の表
面はクリーナ5によって残留トナーなどの付着汚染物の
除去を受けて、繰り返し画像形成に使用される。
【0036】次に、インダクションを有し、γ値が5以
上の図1に示す本発明の像担持体の露光量−電位曲線を
説明する。図1は、表面電位が500Vのときの露光量
−電位曲線を示したが、インダクション量は電位減衰の
直線部分を外挿して帯電電位との交点までの露光量とし
て求められる。感度を表わすものとして初期帯電電位が
半分に減衰する露光量(1/2Vd)が用いられる。γ
値としては電位減衰の直線部分を外挿して帯電電位が0
となる露光量(図1では1.0μJ/cm2 )と初期に与
えた帯電電位(図1では500V)とを結んだ直線の傾
きをγ値=1としたときの電位減衰の直線部分の傾き
(図1ではγ値=5)で表わされる。インダクション量
が増加するに従い1/2Vdも増加する。したがって、
同一露光強度においてはインダクション量を大きくする
ことで感度曲線の傾きは急となり、照射スポットによっ
て形成される潜像の解像度を向上することが可能となる
(図6参照)。
【0037】しかしながら、従来の画像形成装置におい
て、このようにインダクション量を大きくし、γ値を大
きくした場合にはイメージ露光法における高濃度部分や
バックグランド露光法における低濃度部分、すなわち高
露光量における階調性再現性に問題があった(図9参
照)。
【0038】図6に本発明の露光量−電位曲線を有する
感光ドラム1による強度分布を有する露光スポットをよ
り高解像度の潜像として記録する効果を図示した。高解
像度の潜像得るための条件としてはインダクション量は
露光分布のピーク強度の10%以上で用いられる。また
高階調性を実現するためには飽和感度はピーク強度の8
0〜120%として用いられることが望ましい。
【0039】高解像度の記録を行うためには、光導電層
の膜厚(L)と記録される画像の解像度(S)との比
(S/L)を大きくする必要があり、比が小さいとフォ
トキャリアの拡散により潜像はぼやけてしまい、良好な
画像は得られない。比(S/L)は4以上が望ましく、
より望ましくは5以上である。現在求められている解像
度は400dpi以上、より望ましくは500dpi以
上であり、用いられる光導電層の膜厚は15μm以下、
より望ましくは13μm以下で用いられる。このような
薄い光導電層を用いるためには表面保護層があることが
望ましい。
【0040】この場合、表面保護層の厚みは1〜10μ
mで用いられる。表面保護層が1μm以下では保護効果
が十分でなく、10μm以上では表面電位が低下してし
まうので、好ましくない。
【0041】本発明の電子写真像担持体を製造する場
合、基材としては基材自体が導電性を有するもの、例え
ばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステン
レス、クロム、チタン、ニッケル、マグネシウム、イン
ジウム、金、白金、銀、鉄などを用いることができる。
その他にアルミニウム、酸化インジウム、酸化スズ、金
などを蒸着などによりプラスチックなどの誘電体基材に
被膜形成し、導電層としたものや、導電性微粒子をプラ
スチックや紙に混合したものなどを用いることができ
る。
【0042】導電性基材と光導電層との中間に、注入阻
止機能と接着機能とを有する下引層を設けることもでき
る。下引層としてはカゼイン、ポリビニルアルコール、
ニトロセルロース、エチレンーアクリル酸コポリマー、
ポリビニルブチラール、フェーノル樹脂、ポリアミド、
ポリウレタン、ゼラチンなどによって形成することがで
きる。下引層の膜厚は0.1〜10μm、好ましくは
0.3〜3μmが用いられる。
【0043】光導電層としてはインダクション効果を有
しており、電界強電によりインダクション量と感度とが
変化するものであれば、任意の部材を用いることが可能
であり、電荷発生層と電荷輸送層とからなる機能分離タ
イプのものや電荷発生と電荷輸送とを同一の層で行う単
層タイプが用いられる。電荷発生材料としては、例えば
セレンーテルル、ピリリウム系染料、チオピリリウム系
染料、フタロシアニン系顔料、アントアントロン系顔
料、ジベンズピレンキノン系顔料、ピラントロン系顔
料、トリスアゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、アゾ系顔料、
インジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、シアニン系顔料
などを用いることができる。
【0044】電荷輸送材料としては、ポリ−N−ビニル
カルバゾール、ポリスチリルアントラセンなどの複素環
や縮合多環芳香族を有する高分子化合物、ピラゾリン、
イミダゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、トリ
アゾール、カルバゾールなどの複素環化合物、トリフェ
ニルメタンなどのトリアリールアルカン誘導体、トリフ
ェニルアミンなどのトリアリールアミン誘導体、フェニ
レンジアミン誘導体、N−フェニルカルバゾール誘導
体、スチルベン誘導体、ヒドラゾン誘導体などの低分子
化合物を用いることができる。
【0045】上記電荷発生材料や電荷輸送材料は必要に
応じてバインダーポリマーが用いられる。バインダーポ
リマーの例としては、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニ
ル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、フッ
化ビニリデン、トリフルオロエチレンなどのビニル化合
物の重合体および共重合体、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウ
レタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、けい素樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。
【0046】光導電層には前記化合物以外にも機械的特
性の改良や耐久性向上のために添加剤を用いることがで
きる。このような添加剤としては、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、安定化剤、架橋剤、潤滑剤、導電性制御剤など
が用いられる。
【0047】本発明の画像形成装置を用いて画像評価を
行った。
【0048】本発明の画像形成装置として680nm、
35mWの半導体レーザを用いて感光ドラム1上でのス
ポット径は副走査方向の1/e2 で50〜100μmで
変化させ、副走査方向のピッチは400dpi相当の6
3.5μmと一定にした。隣接する副走査方向の光スポ
ットの重複する光量を湿式銀塩フィルムへ露光すること
により求めたところ、50μmで最大露光量の3%、5
5μmで同じく6%、60μmで同じく10%、65μ
mで同じく15%、70μmで同じく20%、100μ
mで同じく45%であった。
【0049】感光ドラム1としてポリエステル−メラミ
ン系硬化樹脂4重量部に対して特殊CuPC顔料(東洋
インキ製)を1重量部分散し、感光層として20μm塗
布したものを用いた。本像担持体のγ値は約5であっ
た。
【0050】イメージ露光法で感光ドラム1を正帯電
し、PWM方式を用いて256階調の記録を行い、正帯
電トナーを用いて現像した出力画像の階調カーブにおい
て直線の保たれている部分を比較した。
【0051】その結果、50μmのスポット径では階調
性はほぼ良好であったが、画像濃度が1.2程度と不良
であった。図7に各スポット径における階調再現性と画
像濃度を示した。
【0052】次に、感光ドラム1の顔料含有量を変化さ
せることでγ値を変えたものについて前記と同様の評価
を行った結果を図8に示す。γ値が1のものについては
従来の機能分離タイプの感光ドラム1を用いた。
【0053】次に、γ値が約5の感光ドラム1を正帯電
し、バックグランド露光法にて60μmのスポット径で
PWM方式を用いて256階調の記録を行い、負帯電ト
ナーを用いて現像したところ階調再現は良好で画像濃度
も1.9と良好であった。
【0054】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の画像形成
装置を用いて、光ビームの副走査方向の重複を最大露光
量の5%ないし15%とすることにより、イメージ露光
法においても、バックグランド露光法においても階調再
現性に優れた画像出力を得ることができる。例えばイン
ダクションを有し、γ値が5以上である像担持体を用い
ても階調性に優れた出力画像を得ることを可能とした。
特に、本発明の画像形成装置を用いることで、バックグ
ランド露光法を用いた場合に従来困難であった階調性の
優れた画像を得ることを可能とした。
【0055】これにより電子写真方式を用いて銀塩写真
のような階調性の優れた画像や印刷のような解像度の高
い画像を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の実施例の像担持体の露
光量ー電位曲線を示す特性図である。
【図2】本発明の画像形成装置の実施例を示す概略構成
図である。
【図3】本発明の画像形成装置のレーザ光走査部を示す
概略構成図である。
【図4】本発明のレーザ光を制御するためのパルス幅変
調回路の回路ブロック図である。
【図5】本発明のレーザ光を制御するためのパルス幅変
調回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の像担持体を用いた場合の露光と潜像の
関係を示す概略図である。
【図7】本発明の画像形成装置の各スポット径における
階調再現性と画像濃度との関係を示す図である。
【図8】同じく像担持体の顔料含有量を変化させてγ値
を替えた場合の階調再現性とが像濃度との関係を示す図
である。
【図9】従来の画像形成装置における像担持体を用いた
場合のイメージ露光法とバックグランド露光法による階
調カーブを示す特性図である。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 100c 露光手段(レーザ走査部) 500 露光量制御手段(レーザドライバ回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 303 (72)発明者 田中 守 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号により変調された光ビームを、
    帯電済の像担持体上に光走査して潜像を形成し、該潜像
    にトナーを付着して可視画像を形成するようにした画像
    形成装置において、 前記像担持体への光ビームの露光量を解像度および階調
    性により制御する露光量制御手段と、 前記光ビームが副走査方向に重複して走査される露光手
    段とを備え、 前記像担持体は、露光量と電位との曲線においてインダ
    クションを有し、γ値が5以上であり、 かつ前記光ビームの副走査方向の重複の最大値が最大露
    光量の5%ないし15%の範囲である、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記露光手段は、イメージ露光法とバッ
    クグランド露光法とを切り替える切替手段を設けたもの
    である、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体の帯電極性と反対極性で帯
    電されたトナーを、該像担持体上に形成された潜像に付
    着させてなる、 ことを特徴とする請求項1の記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記露光量制御手段は露光時間を変調さ
    せるものである、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体が正帯電であり、潜像に付
    着するトナーが負帯電である、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記光ビームは半導体レーザにより得ら
    れることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記イメージ露光法を2値データ部分に
    対して用いる、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記イメージ露光法を黒色トナー現像部
    の潜像形成に用いる、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09197776A (ja) * 1996-01-18 1997-07-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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