JPH0818542A - 非同期多重通信方法 - Google Patents
非同期多重通信方法Info
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- JPH0818542A JPH0818542A JP6168823A JP16882394A JPH0818542A JP H0818542 A JPH0818542 A JP H0818542A JP 6168823 A JP6168823 A JP 6168823A JP 16882394 A JP16882394 A JP 16882394A JP H0818542 A JPH0818542 A JP H0818542A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 37
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 88
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
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- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同期手段を不要としてシステムの簡素化を図
った非同期多重通信方法を提供する。 【構成】 一つの伝送路を介して複数の信号を伝送する
多重通信方法において、複数の発信元11と、複数の発
信元11からの信号を受信する受信元12とを具え、各
発信元11は、信号を送出する送出期間aと信号の送出
を休止する休止期間bとからなると共に各発信元11に
ついて相互に異なる信号送出パターンで信号を送出し、
受信元12は各発信元11の信号を同時に受信し、受信
元12に2以上の信号が同時に受信されたときは信号と
して扱わず、単一の信号が受信されたときにその信号を
認識するようにする。
った非同期多重通信方法を提供する。 【構成】 一つの伝送路を介して複数の信号を伝送する
多重通信方法において、複数の発信元11と、複数の発
信元11からの信号を受信する受信元12とを具え、各
発信元11は、信号を送出する送出期間aと信号の送出
を休止する休止期間bとからなると共に各発信元11に
ついて相互に異なる信号送出パターンで信号を送出し、
受信元12は各発信元11の信号を同時に受信し、受信
元12に2以上の信号が同時に受信されたときは信号と
して扱わず、単一の信号が受信されたときにその信号を
認識するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つの伝送路を時分割
することによって複数の発信元からの情報を伝達する多
重通信方法に関する。
することによって複数の発信元からの情報を伝達する多
重通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の発信元からの情報を一つの受信元
で区別して受信する方法として、1)独立した伝送路を
複数用いる方法、2)単一の伝送路で時分割で多重する
方法、等がある。前者の方法は、発信元の数が多い場合
には伝送路がそれに応じて多数となるため不経済であ
り、また受信元の方で同時に複数の受信処理を行う並列
処理ができなければならならないのでシステムが複雑に
なる等の問題がある。
で区別して受信する方法として、1)独立した伝送路を
複数用いる方法、2)単一の伝送路で時分割で多重する
方法、等がある。前者の方法は、発信元の数が多い場合
には伝送路がそれに応じて多数となるため不経済であ
り、また受信元の方で同時に複数の受信処理を行う並列
処理ができなければならならないのでシステムが複雑に
なる等の問題がある。
【0003】一方、後者の時分割多重の方法では、受信
元で各発信元の信号を正常に受信するために、複数の発
信元同士の信号送出時間が重複しないように発信元側で
の送出順序を決めるための何らかの手段が必要である。
元で各発信元の信号を正常に受信するために、複数の発
信元同士の信号送出時間が重複しないように発信元側で
の送出順序を決めるための何らかの手段が必要である。
【0004】このため、従来比較的低速な用途では、絶
対時間を決めた時計を各発信元に用意し、各発信元が送
出する時間帯を予め決めておくことにより重なり合いを
防止する方法が採られる場合がある。
対時間を決めた時計を各発信元に用意し、各発信元が送
出する時間帯を予め決めておくことにより重なり合いを
防止する方法が採られる場合がある。
【0005】また、発信元に受信機を用意し、それによ
って各発信元に共通の同期信号を受信し、その同期信号
によって送信順序を決める方法や、受信元から呼びかけ
信号を送信を出し、それに応じて発信元から情報を送信
するポーリングという方法もある。
って各発信元に共通の同期信号を受信し、その同期信号
によって送信順序を決める方法や、受信元から呼びかけ
信号を送信を出し、それに応じて発信元から情報を送信
するポーリングという方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、絶対時間を決
めた時計を各発信元に設ける方法においては、各発信元
の時計のずれをどうやって防止するかという問題や、電
源断等で時計が止まった時に各時計の時刻訂正が必要と
なるという問題等があり、高速伝送には不向きであると
いう欠点がある。
めた時計を各発信元に設ける方法においては、各発信元
の時計のずれをどうやって防止するかという問題や、電
源断等で時計が止まった時に各時計の時刻訂正が必要と
なるという問題等があり、高速伝送には不向きであると
いう欠点がある。
【0007】また、同期信号や呼びかけ信号等の何らか
の同期手段を用いる方法では、各発信元に受信機が必要
であり、そのために装置が複雑化し、コストの増大を招
くという問題があった。
の同期手段を用いる方法では、各発信元に受信機が必要
であり、そのために装置が複雑化し、コストの増大を招
くという問題があった。
【0008】本発明は上述に鑑みてなされたものであ
り、絶対時間を決める時計を用いず、しかも同期手段を
不要としてシステムの簡素化を図った非同期多重通信方
法を提供することを目的としている。
り、絶対時間を決める時計を用いず、しかも同期手段を
不要としてシステムの簡素化を図った非同期多重通信方
法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明にかかる非同期多重通信方法の構成は、一つの伝送
路を介して複数の信号を伝送する多重通信方法におい
て、複数の発信元と、前記複数の発信元からの信号を受
信する受信元とを具え、前記各発信元は、信号を送出す
る送出期間と信号の送出を休止する休止期間とからなる
と共に該各発信元について相互に異なる信号送出パター
ンで信号を送出し、前記受信元は前記各発信元の信号を
同時に受信し、前記受信元に2以上の信号が同時に受信
されたときは信号として扱わず、単一の信号が受信され
たときに該信号を認識することを特徴とする。
発明にかかる非同期多重通信方法の構成は、一つの伝送
路を介して複数の信号を伝送する多重通信方法におい
て、複数の発信元と、前記複数の発信元からの信号を受
信する受信元とを具え、前記各発信元は、信号を送出す
る送出期間と信号の送出を休止する休止期間とからなる
と共に該各発信元について相互に異なる信号送出パター
ンで信号を送出し、前記受信元は前記各発信元の信号を
同時に受信し、前記受信元に2以上の信号が同時に受信
されたときは信号として扱わず、単一の信号が受信され
たときに該信号を認識することを特徴とする。
【0010】例えば、前記信号送出パターンには1周期
内に複数の送出期間と休止期間とを有するものが含まれ
る。また、前記信号送出パターンは、所定の送出時間を
有する単位信号を1あるいは2以上連続して送出する送
出期間と信号の送出を休止する休止期間とを交互に設け
るようにしてもよい。
内に複数の送出期間と休止期間とを有するものが含まれ
る。また、前記信号送出パターンは、所定の送出時間を
有する単位信号を1あるいは2以上連続して送出する送
出期間と信号の送出を休止する休止期間とを交互に設け
るようにしてもよい。
【0011】好適には、前記送出期間と前記休止期間と
からなる信号送出パターンの周期の長さを前記各発信元
について相互に異ならせる。
からなる信号送出パターンの周期の長さを前記各発信元
について相互に異ならせる。
【0012】さらに、前記各発信元は、前記単位信号を
前記各発信元について相互に異なる整数倍連続して送出
する送出期間と信号の送出を休止する該送出期間とほぼ
等しい長さの休止期間とを交互に設けた信号送出パター
ンを有し、好適には前記各発信元は、前記単位信号を連
続してkn−c個送出する前記送出期間と、前記単位信
号の所定の送出時間のkn+c倍に相当する前記休止期
間(ここで、kは1より大きい整数、cは0<c<kな
る整数、nは各発信元について相互に異なる整数)とを
有する。さらに具体的には、前記各発信元は、前記単位
信号を連続して2n−1個送出する前記送出期間と、前
記単位信号の所定の送出時間の2n+1倍に相当する前
記休止期間(ここで、nは各発信元について相互に異な
る整数)とを有する。
前記各発信元について相互に異なる整数倍連続して送出
する送出期間と信号の送出を休止する該送出期間とほぼ
等しい長さの休止期間とを交互に設けた信号送出パター
ンを有し、好適には前記各発信元は、前記単位信号を連
続してkn−c個送出する前記送出期間と、前記単位信
号の所定の送出時間のkn+c倍に相当する前記休止期
間(ここで、kは1より大きい整数、cは0<c<kな
る整数、nは各発信元について相互に異なる整数)とを
有する。さらに具体的には、前記各発信元は、前記単位
信号を連続して2n−1個送出する前記送出期間と、前
記単位信号の所定の送出時間の2n+1倍に相当する前
記休止期間(ここで、nは各発信元について相互に異な
る整数)とを有する。
【0013】また、一例として、前記単位信号は前記各
発信元のそれぞれの自己識別信号である。
発信元のそれぞれの自己識別信号である。
【0014】
【作用】一つの発信元から発信された信号は他の発信元
がすべて休止期間あるときに認識される。その結果、絶
対時間を測る時計や同期信号を用いることなく複数の発
信元からの信号を一つの伝送路を介して受信可能とな
る。
がすべて休止期間あるときに認識される。その結果、絶
対時間を測る時計や同期信号を用いることなく複数の発
信元からの信号を一つの伝送路を介して受信可能とな
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。本
発明方法を達成する通信システムの一例の概念図を表す
図2に示すように、本方法においては一つの受信元11
と、その受信元11にそれぞれ信号を送出する複数の発
信元12(12−1、12−2、……、12−n)を具
えている。
発明方法を達成する通信システムの一例の概念図を表す
図2に示すように、本方法においては一つの受信元11
と、その受信元11にそれぞれ信号を送出する複数の発
信元12(12−1、12−2、……、12−n)を具
えている。
【0016】各発信元12は、互いに同期はとられてお
らず、信号を送出する送出期間と信号の送出を休止する
休止期間とを組み合わせてなる各発信元12に固有の信
号送出パターンで信号を送出する。ここでは、各発信元
12の送出する信号は各発信元12について共通の所定
送出時間を有する単位信号とし、この単位信号に伝送す
べきすべての情報を含ませる。各発信元12は、この単
位信号を各発信元12について相互に異なる整数倍連続
して送出する送出期間とこの送出期間とほぼ等しい長さ
の休止期間とを交互に設けて信号を送出する。
らず、信号を送出する送出期間と信号の送出を休止する
休止期間とを組み合わせてなる各発信元12に固有の信
号送出パターンで信号を送出する。ここでは、各発信元
12の送出する信号は各発信元12について共通の所定
送出時間を有する単位信号とし、この単位信号に伝送す
べきすべての情報を含ませる。各発信元12は、この単
位信号を各発信元12について相互に異なる整数倍連続
して送出する送出期間とこの送出期間とほぼ等しい長さ
の休止期間とを交互に設けて信号を送出する。
【0017】一方、受信元11は、各発信元12の信号
を同時に受信し、受信元11に2以上の信号が同時に受
信されたときは信号として扱わず、単一の信号が受信さ
れたときにその信号を認識するようにする。
を同時に受信し、受信元11に2以上の信号が同時に受
信されたときは信号として扱わず、単一の信号が受信さ
れたときにその信号を認識するようにする。
【0018】ここで、2以上の発信元12からの信号を
重複して受信したものであるか、あるいは単独の信号で
あるかの判別は、通信技術における公知の通常の誤り検
出技術、例えばパリティ方式、群計数チェック方式、定
マーク符号方式、巡回符号方式等を信号の性質に応じて
適宜用いることで行うことができる。具体的には、単位
信号の一部又は全部にある一定の規則性を有する符号を
含ませておき、一部でも欠落又は変化が発生したら、受
信した時点で容易に判断できるようにしておくことで達
成できる。
重複して受信したものであるか、あるいは単独の信号で
あるかの判別は、通信技術における公知の通常の誤り検
出技術、例えばパリティ方式、群計数チェック方式、定
マーク符号方式、巡回符号方式等を信号の性質に応じて
適宜用いることで行うことができる。具体的には、単位
信号の一部又は全部にある一定の規則性を有する符号を
含ませておき、一部でも欠落又は変化が発生したら、受
信した時点で容易に判断できるようにしておくことで達
成できる。
【0019】図1は本発明にかかる通信方法の信号送出
パターンの一例を表すタイミング図である。図1におい
て、I〜Vはそれぞれ1番目〜5番目の発信元12−1
〜12−5が発する信号のタイムチャートであり、VI
は本発明によって受信元11に認識される信号を表して
いる。また、Sは前記単位信号、tは各発信元12につ
いて皆等しい単位信号Sの送出時間である。ここでは、
一般にn番目の発信元12−nが、この単位信号Sを2
n−1連続して送出する送出期間anと、単位信号Sを2
n+1連続して送出する期間に相当する長さの休止期間
bnとを交互に設けて信号を送出する設定している。
パターンの一例を表すタイミング図である。図1におい
て、I〜Vはそれぞれ1番目〜5番目の発信元12−1
〜12−5が発する信号のタイムチャートであり、VI
は本発明によって受信元11に認識される信号を表して
いる。また、Sは前記単位信号、tは各発信元12につ
いて皆等しい単位信号Sの送出時間である。ここでは、
一般にn番目の発信元12−nが、この単位信号Sを2
n−1連続して送出する送出期間anと、単位信号Sを2
n+1連続して送出する期間に相当する長さの休止期間
bnとを交互に設けて信号を送出する設定している。
【0020】本発明に従って、受信元11は上記I〜V
の信号を同時に受信し、受信元11に2以上の信号が同
時に受信されたときは信号として扱わず、単一の信号が
受信されたときにその信号を認識するようにすること
で、図1のVIに示すように、各発信元12の信号をす
べて単独で受信することができる(図1で(1)(2)
(3)(4)(5)はそれぞれ発信元12−1〜12−
5が発する信号である)。
の信号を同時に受信し、受信元11に2以上の信号が同
時に受信されたときは信号として扱わず、単一の信号が
受信されたときにその信号を認識するようにすること
で、図1のVIに示すように、各発信元12の信号をす
べて単独で受信することができる(図1で(1)(2)
(3)(4)(5)はそれぞれ発信元12−1〜12−
5が発する信号である)。
【0021】ここで、一般にn個の発信元12があると
し、それらが同時に発信した場合に各発信元12の信号
が他の発信元の休止期間の間に単独で受信できることに
ついて説明する。
し、それらが同時に発信した場合に各発信元12の信号
が他の発信元の休止期間の間に単独で受信できることに
ついて説明する。
【0022】n番目の発信元の送出期間an及び休止期
間bnを上述のようにそれぞれ、an=2n−1、bn=2
n+1とする。このとき、n番目の発信元の信号周期T
は、Tn=2n+1となる。
間bnを上述のようにそれぞれ、an=2n−1、bn=2
n+1とする。このとき、n番目の発信元の信号周期T
は、Tn=2n+1となる。
【0023】先ず、n番目の発信元の出す単位信号Sは
anの送出期間の間連続して発信されるが、これが(n
−1)番目の発信元が発する信号と重複干渉しないでど
れだけ単独で生き残れるかを考える。
anの送出期間の間連続して発信されるが、これが(n
−1)番目の発信元が発する信号と重複干渉しないでど
れだけ単独で生き残れるかを考える。
【0024】一般に、1周期で長さlに亙って干渉され
妨害されるとき、長さmに亙って発信した単位信号Sが
生き残れる長さRは、 R=m−l−1 ……(1) である。ここで、mとlとは互いに非同期であるので、
両者の位相は必ずしも一致していない。両者の位相が少
しでもずれるとmの内の1つの単位信号Sを殺すことに
なるので、(1)では最終項に−1を加えている。
妨害されるとき、長さmに亙って発信した単位信号Sが
生き残れる長さRは、 R=m−l−1 ……(1) である。ここで、mとlとは互いに非同期であるので、
両者の位相は必ずしも一致していない。両者の位相が少
しでもずれるとmの内の1つの単位信号Sを殺すことに
なるので、(1)では最終項に−1を加えている。
【0025】n番目の発信元においては、2n-1の数の
期間だけ単位信号Sが出ている。今、これが(n−1)
番目の発信元が発する信号に干渉を受けずにどれだけ生
き残れるかを考える。このときの干渉を受けずに生き残
る単位信号Sの数をR(fn- 1)とすれば、(1)式か
ら、 R(fn-1)=an−an-1−1 ……(2)
期間だけ単位信号Sが出ている。今、これが(n−1)
番目の発信元が発する信号に干渉を受けずにどれだけ生
き残れるかを考える。このときの干渉を受けずに生き残
る単位信号Sの数をR(fn- 1)とすれば、(1)式か
ら、 R(fn-1)=an−an-1−1 ……(2)
【0026】次に、R(fn-1)が更に(n−2)番目
の発信元が発する信号に干渉を受けずにどれだけ生き残
れるかを考える。このときの生き残る信号単位Sの数を
R(fn-2)とすれば、 R(fn-2)=R(fn-1)−an-2−1 ……(3) となる。
の発信元が発する信号に干渉を受けずにどれだけ生き残
れるかを考える。このときの生き残る信号単位Sの数を
R(fn-2)とすれば、 R(fn-2)=R(fn-1)−an-2−1 ……(3) となる。
【0027】(2)式より、 R(fn-1)=(2n−1)−(2n-1−1)−1 =(2×2n-1−1)−(2n-1−1)−1 =2n-1−1 ……(4)
【0028】(3)式より、 R(fn-2)=R(fn-1)−an-2−1 =(2n-1−1)−(2n-2−1)−1 =(2×2n-2−1)−(2n-2−1)−1 =2n-2−1 ……(5)
【0029】(4)、(5)式より、一般に、 R(fn-k)=2n-k−1 ……(6) である。
【0030】n番目の発信元の信号がn−1番目、n−
2番目、n−3番目、……等の発信元の信号の妨害干渉
を受けて最終的な1番目の発信元の信号の妨害を受けて
最後に生き残る単位信号Sの数R(f1)を考えると、
これは(6)式にk=n−1を代入すればよい。従っ
て、 R(f1)=2n-(n-1)−1 =21−1 =1 よって、n番目の発信元の発する単位信号Sは少なくと
も1個は他から干渉を受けずに生き残ることができるこ
とがわかる。
2番目、n−3番目、……等の発信元の信号の妨害干渉
を受けて最終的な1番目の発信元の信号の妨害を受けて
最後に生き残る単位信号Sの数R(f1)を考えると、
これは(6)式にk=n−1を代入すればよい。従っ
て、 R(f1)=2n-(n-1)−1 =21−1 =1 よって、n番目の発信元の発する単位信号Sは少なくと
も1個は他から干渉を受けずに生き残ることができるこ
とがわかる。
【0031】本多重通信方法は、比較的情報量の少ない
信号を間欠的に送信する場合に特に有効である。
信号を間欠的に送信する場合に特に有効である。
【0032】例えば、分離警報機に好適に適用できる。
ここに分離警報機とは、手荷物等内に入れられる発信機
と、その手荷物等を持つ者が携帯する受信機とからな
り、発信機は所定の電波を発信し続けると共に受信機は
発信機からの電波を受信し続け、発信機からの電波が所
定の強度以下になったとき、例えば、発信機と受信機が
所定の距離離れた場合に警報を発するものである。
ここに分離警報機とは、手荷物等内に入れられる発信機
と、その手荷物等を持つ者が携帯する受信機とからな
り、発信機は所定の電波を発信し続けると共に受信機は
発信機からの電波を受信し続け、発信機からの電波が所
定の強度以下になったとき、例えば、発信機と受信機が
所定の距離離れた場合に警報を発するものである。
【0033】この場合、発信機の信号はその発信機固有
の自己識別信号であり、複数の発信機の信号の混信を回
避するために発信機の数だけ相互に異なる周波数の電波
が用意されることが望ましい。この複数種の周波数の電
波を用いることは例えば、同時に複数の発信機を使用す
るような場合とか、近接して同種の他の分離警報機があ
るような場合に必要となる。但し、周波数の数を無限に
設けることは非現実的であり、同種の他の分離警報機が
偶然に近接して存在する可能性を考えれば、発信機の周
波数は数十種類で足りる。
の自己識別信号であり、複数の発信機の信号の混信を回
避するために発信機の数だけ相互に異なる周波数の電波
が用意されることが望ましい。この複数種の周波数の電
波を用いることは例えば、同時に複数の発信機を使用す
るような場合とか、近接して同種の他の分離警報機があ
るような場合に必要となる。但し、周波数の数を無限に
設けることは非現実的であり、同種の他の分離警報機が
偶然に近接して存在する可能性を考えれば、発信機の周
波数は数十種類で足りる。
【0034】このような分離警報機に対して本発明にか
かる通信方法を適用すれば、複数の発信機がそれぞれ異
なる信号送出パターンで自己の識別信号を単位信号とし
て同一周波数で発信しても、受信機で対象となる識別信
号を区別して受信できる。
かる通信方法を適用すれば、複数の発信機がそれぞれ異
なる信号送出パターンで自己の識別信号を単位信号とし
て同一周波数で発信しても、受信機で対象となる識別信
号を区別して受信できる。
【0035】一般民生用のこの種の分離警報機では小
型、低コスト化が要求されるが、本発明によれば、同一
の伝送路すなわち同一の周波数を用いて実現可能であ
り、これを容易に安価に達成することができる。
型、低コスト化が要求されるが、本発明によれば、同一
の伝送路すなわち同一の周波数を用いて実現可能であ
り、これを容易に安価に達成することができる。
【0036】また、比較的情報量の少ない信号を送信す
る、例えば、タクシーの空車、実車、エリアの情報通
信、電気、ガス、水道等のメーター情報の収集、集団会
場におけるクイズ回答の収集やアンケート回答の収集を
行う装置、航空機の位置情報の通信等の多重通信にも、
本発明を好適に利用できる。
る、例えば、タクシーの空車、実車、エリアの情報通
信、電気、ガス、水道等のメーター情報の収集、集団会
場におけるクイズ回答の収集やアンケート回答の収集を
行う装置、航空機の位置情報の通信等の多重通信にも、
本発明を好適に利用できる。
【0037】さらに、本発明の通信方法は、複数の基地
局を使用する移動(携帯)電話システムにも利用でき
る。
局を使用する移動(携帯)電話システムにも利用でき
る。
【0038】尚、本発明はここに挙げた適用例に限られ
るものではなく、本発明はこの他種々の時分割多重通信
に適用することができる。また、本発明の対象とする通
信は電波通信に限られるものではなく、光通信、音響通
信等他の搬送媒体を利用する通信にも適用することがで
きるものである。
るものではなく、本発明はこの他種々の時分割多重通信
に適用することができる。また、本発明の対象とする通
信は電波通信に限られるものではなく、光通信、音響通
信等他の搬送媒体を利用する通信にも適用することがで
きるものである。
【0039】例えば、赤外線を用いても本発明による多
重通信は可能であるし、超音波を用いた通信にも適用可
能である。また、複数の信号源からの信号が混合される
様に結線された有線通信においても利用可能である。
重通信は可能であるし、超音波を用いた通信にも適用可
能である。また、複数の信号源からの信号が混合される
様に結線された有線通信においても利用可能である。
【0040】図3は赤外線を用いた本発明の他の実施例
にかかる構成図、図4は超音波を用いた本発明の他の実
施例にかかる構成図である。
にかかる構成図、図4は超音波を用いた本発明の他の実
施例にかかる構成図である。
【0041】図3において、31は受信機、32(32
−1、32−2、……、32−n)は発信機であり、受
信機31は一つの受光素子33を有すると共に、各発信
機32−1、32−2、……、32−nはそれぞれ発光
素子34−1、34−2、……、34−nを有してい
る。そして、各発信機32−1、32−2、……、32
−nは各発信機に固有の信号送出パターンで赤外線信号
を相互に非同期の状態で送出し、受信機31はそれらを
同時に受信する。
−1、32−2、……、32−n)は発信機であり、受
信機31は一つの受光素子33を有すると共に、各発信
機32−1、32−2、……、32−nはそれぞれ発光
素子34−1、34−2、……、34−nを有してい
る。そして、各発信機32−1、32−2、……、32
−nは各発信機に固有の信号送出パターンで赤外線信号
を相互に非同期の状態で送出し、受信機31はそれらを
同時に受信する。
【0042】同様に、図4において、41は受信機、4
2(42−1、42−2、……、42−n)は発信機で
あり、受信機41はマイクロフォン等の一つの受音素子
43を有すると共に、各発信機42−1、42−2、…
…、42−nはそれぞれスピーカ等の発音素子44−
1、44−2、……、44−nを有している。そして、
各発信機42−1、42−2、……、42−nは各発信
機に固有の信号送出パターンで超音波信号を相互に非同
期の状態で送出し、受信機41はそれらを同時に受信す
る。
2(42−1、42−2、……、42−n)は発信機で
あり、受信機41はマイクロフォン等の一つの受音素子
43を有すると共に、各発信機42−1、42−2、…
…、42−nはそれぞれスピーカ等の発音素子44−
1、44−2、……、44−nを有している。そして、
各発信機42−1、42−2、……、42−nは各発信
機に固有の信号送出パターンで超音波信号を相互に非同
期の状態で送出し、受信機41はそれらを同時に受信す
る。
【0043】また、図5は複数の信号源からの信号が混
合される様に結線された有線通信に本発明を適用した他
の実施例にかかる構成図である。図5において、51は
受信機、52(52−1、52−2、……、52−n)
は発信機である。各発信機52−1、52−2、……、
52−nはそれぞれ受信機51の信号線LDSと接地線
LDGとに接続され、各スイッチ53−1、53−2、
……、53−nによってそれらを短絡させる。スイッチ
53−1、53−2、……、53−nはリレー、トラン
ジスタ、あるいはアナログスイッチ等であり、信号TX
D1、TXD2、TXDnによって各発信機に固有の信
号送出パターンで開閉され、信号を相互に非同期の状態
で受信機51に入力する。
合される様に結線された有線通信に本発明を適用した他
の実施例にかかる構成図である。図5において、51は
受信機、52(52−1、52−2、……、52−n)
は発信機である。各発信機52−1、52−2、……、
52−nはそれぞれ受信機51の信号線LDSと接地線
LDGとに接続され、各スイッチ53−1、53−2、
……、53−nによってそれらを短絡させる。スイッチ
53−1、53−2、……、53−nはリレー、トラン
ジスタ、あるいはアナログスイッチ等であり、信号TX
D1、TXD2、TXDnによって各発信機に固有の信
号送出パターンで開閉され、信号を相互に非同期の状態
で受信機51に入力する。
【0044】図6は図5の各部の信号の一例を表すタイ
ミング図である。各信号TXD1、TXD2、TXDn
は受信機51において混合された信号としてRXDに同
時に受信される。
ミング図である。各信号TXD1、TXD2、TXDn
は受信機51において混合された信号としてRXDに同
時に受信される。
【0045】さらに、上述の実施例では、信号送出パタ
ーンを送出期間an=2n−1、休止期間bn=2n+1と
しており、このように設定することにより多数の発信元
からの信号を多重することができるが、本発明はこの信
号送出パターンに限定されるものではない。要は、信号
の送出期間と休止期間とを組み合わせて各発信元におい
て送出期間と休止期間の信号送出パターンを各発信元に
ついて特有なものとすることにより、信号の重なり合い
が多少生じても、一つの発信元の送出信号が他の発信元
の休止期間を利用して生き残れるものであればよい。
ーンを送出期間an=2n−1、休止期間bn=2n+1と
しており、このように設定することにより多数の発信元
からの信号を多重することができるが、本発明はこの信
号送出パターンに限定されるものではない。要は、信号
の送出期間と休止期間とを組み合わせて各発信元におい
て送出期間と休止期間の信号送出パターンを各発信元に
ついて特有なものとすることにより、信号の重なり合い
が多少生じても、一つの発信元の送出信号が他の発信元
の休止期間を利用して生き残れるものであればよい。
【0046】さらに、上述の信号送出パターンをもう少
し一般化すると、送出期間an=kn−c、休止期間bn
=kn+cと表現できる。ここで、nは各発信元につい
て相互に異なる整数であり、n番目の発信元に対応す
る。kは1より大きい整数、cは0<c<kなる整数で
ある。k=2、c=1としたものが上述の例である。
し一般化すると、送出期間an=kn−c、休止期間bn
=kn+cと表現できる。ここで、nは各発信元につい
て相互に異なる整数であり、n番目の発信元に対応す
る。kは1より大きい整数、cは0<c<kなる整数で
ある。k=2、c=1としたものが上述の例である。
【0047】図7、図8はそれぞれ本発明のその他の実
施例にかかる信号送出パターンのタイミング図である。
図7に示す例は、1周期T内に各2個の送出期間と休止
期間とを設け、各発信元について休止期間の長さを相互
に異ならせたものである。また、図8に示す例は、各発
信元について信号送出パターンの周期T1、T2、T3を
相互に異ならせたものである。
施例にかかる信号送出パターンのタイミング図である。
図7に示す例は、1周期T内に各2個の送出期間と休止
期間とを設け、各発信元について休止期間の長さを相互
に異ならせたものである。また、図8に示す例は、各発
信元について信号送出パターンの周期T1、T2、T3を
相互に異ならせたものである。
【0048】さらに、信号送出パターンの周期は各発信
元について固定でなくともよく、周期の長さを規則的に
及び/又は不規則に変化させるようにしてもよい。
元について固定でなくともよく、周期の長さを規則的に
及び/又は不規則に変化させるようにしてもよい。
【0049】以上は説明のために挙げた例であるが、本
発明の信号送出パターンは発信元の数の多少、伝送に要
求される高速性等を勘案して決定される。
発明の信号送出パターンは発信元の数の多少、伝送に要
求される高速性等を勘案して決定される。
【0050】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明によれば、信号を送出する送出期間と信号の
送出を休止する休止期間とからなると共に各発信元につ
いて相互に異なる信号送出パターンで信号を送出し、他
の発信元の休止期間を利用して単一の信号が受信元に受
信されたときにその信号を認識するようにしたので、時
分割多重通信において、絶対時間を決める時計を用いる
ことなく、しかも同期のための受信機も不要となり、シ
ステムの簡素化、低コスト化を図ることができる。
うに本発明によれば、信号を送出する送出期間と信号の
送出を休止する休止期間とからなると共に各発信元につ
いて相互に異なる信号送出パターンで信号を送出し、他
の発信元の休止期間を利用して単一の信号が受信元に受
信されたときにその信号を認識するようにしたので、時
分割多重通信において、絶対時間を決める時計を用いる
ことなく、しかも同期のための受信機も不要となり、シ
ステムの簡素化、低コスト化を図ることができる。
【図1】本発明にかかる通信方法の信号送出パターンの
一例を表すタイミング図である。
一例を表すタイミング図である。
【図2】本発明方法を達成する通信システムの一例の概
念図である。
念図である。
【図3】赤外線を用いた本発明の他の実施例にかかる構
成図である。
成図である。
【図4】超音波を用いた本発明の他の実施例にかかる構
成図である。
成図である。
【図5】複数の信号源からの信号が混合される様に結線
された有線通信に本発明を適用した他の実施例にかかる
構成図である。
された有線通信に本発明を適用した他の実施例にかかる
構成図である。
【図6】図5の各部の信号の一例を表すタイミング図で
ある。
ある。
【図7】本発明の他の実施例にかかる信号送出パターン
のタイミング図である。
のタイミング図である。
【図8】本発明のその他の実施例にかかる信号送出パタ
ーンのタイミング図である。
ーンのタイミング図である。
11 受信元 12 発信元 S 単位信号 t 単位信号の送出時間 a 送出期間 b 休止期間
Claims (8)
- 【請求項1】 一つの伝送路を介して複数の信号を伝送
する多重通信方法において、 複数の発信元と、前記複数の発信元からの信号を受信す
る受信元とを具え、 前記各発信元は、信号を送出する送出期間と信号の送出
を休止する休止期間とからなると共に該各発信元につい
て相互に異なる信号送出パターンで信号を送出し、 前記受信元は前記各発信元の信号を同時に受信し、前記
受信元に2以上の信号が同時に受信されたときは信号と
して扱わず、単一の信号が受信されたときに該信号を認
識することを特徴とする非同期多重通信方法。 - 【請求項2】 前記信号送出パターンには1周期内に複
数の送出期間と休止期間とを有するものが含まれる請求
項1記載の非同期多重通信方法。 - 【請求項3】 前記信号送出パターンは、所定の送出時
間を有する単位信号を1あるいは2以上連続して送出す
る送出期間と信号の送出を休止する休止期間とを交互に
設けてなるものである請求項1記載の非同期多重通信方
法。 - 【請求項4】 前記信号送出パターンの周期の長さが前
記各発信元について相互に異なることを特徴とする請求
項3記載の非同期多重通信方法。 - 【請求項5】 前記各発信元は、前記単位信号を前記各
発信元について相互に異なる整数倍連続して送出する送
出期間と信号の送出を休止する該送出期間とほぼ等しい
長さの休止期間とを交互に設けた前記信号送出パターン
を有することを特徴とする請求項4記載の非同期多重通
信方法。 - 【請求項6】 前記各発信元は、前記単位信号を連続し
てkn−c個送出する前記送出期間と、前記単位信号の
所定の送出時間のkn+c倍に相当する前記休止期間
(ここで、kは1より大きい整数、cは0<c<kなる
整数、nは各発信元について相互に異なる整数)とを有
することを特徴とする請求項5記載の非同期多重通信方
法。 - 【請求項7】 前記各発信元は、前記単位信号を連続し
て2n−1個送出する前記送出期間と、前記単位信号の
所定の送出時間の2n+1倍に相当する前記休止期間
(ここで、nは各発信元について相互に異なる整数)と
を有することを特徴とする請求項5記載の非同期多重通
信方法。 - 【請求項8】 前記単位信号は前記各発信元のそれぞれ
の自己識別信号である請求項1乃至7いずれかに記載の
非同期多重通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168823A JPH0818542A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 非同期多重通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168823A JPH0818542A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 非同期多重通信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0818542A true JPH0818542A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15875181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168823A Pending JPH0818542A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 非同期多重通信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818542A (ja) |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6168823A patent/JPH0818542A/ja active Pending
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