JPH08185446A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH08185446A
JPH08185446A JP33843894A JP33843894A JPH08185446A JP H08185446 A JPH08185446 A JP H08185446A JP 33843894 A JP33843894 A JP 33843894A JP 33843894 A JP33843894 A JP 33843894A JP H08185446 A JPH08185446 A JP H08185446A
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JP
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child
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data
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JP33843894A
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Inventor
Hiroyoshi Kiuchi
啓義 木内
Kazumi Tsuchide
和海 土手
Terubumi Iwadate
光史 岩館
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、製品の親(製品、ブロック)と子
(ブロック、部品)の関係を明確にし、その親と子の関
係を示して階層構造を持つ部品展開をリストアップする
とともに、発注業務担当者による入力項目の変更を容易
にして、発注業務を容易にし作業コストを低減すること
である。 【構成】 展開処理部6は、入力部4から入力される展
開項目を基本展開テーブルデータに設定して展開テーブ
ルを生成し、その生成した展開テーブル内の展開項目に
基づいて親ファイル2及び親子ファイル3内から展開項
目に該当する情報を抽出して後述する製品の親子関係を
明確にする出力ファイル及び一時ファイルを生成し、そ
の生成した出力ファイルデータ及び一時ファイルデータ
を出力ファイル7及び一時ファイル8に格納する処理部
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親部品の数量に応じて
その親部品を構成する複数の子部品の種類を求める部品
データの展開を行うデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製品を製造する際の部品発注業務
においては、その1つの製品を製造するために使用され
る全部品をリストアップするとともに、そのリストアッ
プした全部品を、その製品の組み立て上のブロック単位
に分類し、その製品の生産計画に基づいて設定される生
産台数から分類した部品の所用数、金額等をリストアッ
プする必要があり、そのリストに基づいて納期を設定し
て部品製造メーカーに発注する必要がある。また、その
リストに基づいて製品のブロック単位で材料費や製造工
賃が求められて管理されるとともに、そのブロック単位
の組み合せた合計から生産計画の所用数で割ることによ
り、その製品の製造原価や製品出荷金額等が求められて
管理されている。
【0003】このため、その部品発注業務における全部
品のリストアップ、分類、所用数及び金額等のリストア
ップを容易にするために、その会社の部品発注業務に合
わせた専用のソフトウエアが開発されて利用されてお
り、発注業務担当者が設計された入力画面において、分
類、部品、所用数及び金額等の各項目を入力するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の製品製造の部品発注業務に係る専用ソフトウ
エアにあっては、専門のプログラマーによって専用のプ
ログラムが設計され、そのプログラムにより設計された
入力画面内で分類、部品、所用数及び金額等の各項目等
を入力するようになっていたため、当初の生産計画に変
更があった場合や製品の設計に変更があった場合、プロ
グラムの変更が必要となり、専門プログラマーによって
プログラムの設計変更が必要となっていたため、発注業
務担当者がプログラム中のデータを変更することができ
ず、プログラム設計変更のためのコストアップが頻繁に
発生する可能性があるという問題点があった。
【0005】また、製品のブロック単位で部品、所用数
及び金額等の各項目がリストアップされるようになって
いたため、製品のブロック単位の階層的な相互関係とし
て、製品の親(製品、ブロック)と子(ブロック、部
品)の関係が不明確であり、製品全体の部品構成を一覧
で見ることができないという問題点があった。
【0006】本発明の課題は、製品の親(製品、ブロッ
ク)と子(ブロック、部品)の関係を明確にし、その親
と子の関係を示して階層構造を持つ部品展開をリストア
ップするとともに、発注業務担当者による入力項目の変
更を容易にして、発注業務を容易にし作業コストを低減
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
親項目の数量に応じてその親項目を構成する複数の子項
目の種類を求める展開を行うデータ処理装置であって、
親項目対象のルート項目とその集計対象項目が定義され
た任意の親ファイルと、親項目のその親項目を構成する
複数の子項目の種類と集計対象項目とが定義された任意
の親子ファイルと、を指定する指定手段と、上記指定の
親ファイルにおけるルート項目、上記指定の親子ファイ
ルにおける親項目、子項目、集計対象項目の各項目名称
を、任意に指定する項目名称指定手段と、上記指定の親
ファイルからルート項目のデータを、上記親子ファイル
における親項目のデータと照合し、上記ルート項目のデ
ータと合致する親項目のデータに対応する子項目のデー
タと集計対象項目のデータとを展開する展開手段と、こ
の展開手段により展開された各子項目の種類毎に、上記
集計対象項目のデータを、親項目のデータが共通するデ
ータ同志で集計し、各子項目毎の集計対象項目のデータ
を更新する更新手段と、を具備したことを特徴としてい
る。
【0008】請求項2記載の発明は、親部品の数量に応
じてその親部品を構成する複数の子部品の種類を求める
部品展開を行うデータ処理装置であって、親部品対象の
ルート項目とその数量項目が定義された任意の親ファイ
ルと、親部品のその親部品を構成する複数の子部品の種
類とその数量、その金額とが定義された任意の親子ファ
イルと、を指定する指定手段と、上記指定の親ファイル
におけるルート項目、上記指定の親子ファイルにおける
親項目、子項目、所用数項目、金額項目の各項目名称
を、任意に指定する項目名称指定手段と、上記指定の親
ファイルからルート項目のデータを、上記親子ファイル
における親項目のデータとを照合し、上記ルート項目の
データと合致する親項目のデータに対応する子項目のデ
ータと所用数項目のデータと金額項目のデータとを展開
する展開手段と、この展開手段により展開された各子部
品の種類毎に、所用数項目のデータと金額項目のデータ
とを、親項目のデータが共通するデータ同志で集計し、
各子部品毎の所用数項目のデータと金額項目のデータと
を更新する更新手段と、を具備したことを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項3に記載するデータ処理装置
のように、前記親子ファイルは、多段階の階層構造を持
ち、前記更新手段は、前記各子部品の使用数、金額の集
計値を求める際には、前記展開手段により当該親子ファ
イルの各段階(中間レベル)で展開される子部品の使用
数、親部品における製造原価の集計値を求めることが有
効である。
【0010】また、請求項4に記載するデータ処理装置
のように、前記指定手段は、前記親ファイル、親子ファ
イルの指定と、最下位子部品の種類毎の集約を指示する
集約展開の指定をし、前記項目名称指定手段は、前記親
名称項目、子名称項目、前記所用数項目を指定すると、
前記展開手段は、当該指定の親ファイルからのデータ
を、当該指定の親子ファイルにおける親項目のデータと
を照合し、前記ルート項目のデータと合致する親項目の
データに対応する子項目のデータと所用数項目のデータ
と金額項目のデータとを展開する際に、集約する最下位
子部品の種類毎に所定の識別情報を付加して展開し、前
記更新手段は、この識別情報が付加された最下位子部品
の種類毎に、所用数項目のデータと金額項目のデータと
を、親項目のデータが共通するデータ同志で集計し、各
最下位子部品の種類毎の所用数項目のデータと金額項目
のデータとを更新することが有効である。
【0011】また、請求項5記載の発明は、親部品の数
量に応じてその親部品を構成する複数の子部品の種類を
求める部品展開を行うデータ処理装置であって、子部品
が定義された親ファイル、親部品と子部品の関係、その
親部品を構成する複数の子部品の種類とその数量、その
金額とが定義された任意の親子ファイルの指定と、最下
位の子部品から親部品への展開を指示する逆展開の指定
と、を指定する指定手段と、上記親名称項目としての子
名称、上記子名称項目としての親名称の指定と、上記指
定の親子ファイルにおける所用数項目、金額項目の各項
目名称を、任意に指定する項目名称指定手段と、上記指
定の親ファイルからルート項目のデータを、当該指定の
親子ファイルにおける子項目のデータとを照合し、その
ルート項目のデータと合致する子項目のデータに対応す
る親項目のデータと所用数項目のデータと金額項目のデ
ータとを展開する展開手段と、この展開手段により展開
された各子部品を部品とする親部品の種類毎に、所用数
項目のデータと金額項目のデータとを、親項目のデータ
が共通するデータ同志で集計し、各子部品毎の所用数項
目のデータと金額項目のデータとを更新する更新手段
と、を具備したことを特徴としている。
【0012】また、請求項6に記載するデータ処理装置
のように、前記指定手段は、前記親ファイルにおけるル
ート項目を入力条件として指定することにより、前記展
開手段により展開されるルートにすべき親ファイルを限
定することが有効である。
【0013】また、請求項7に記載するデータ処理装置
のように、前記指定手段は、前記親子ファイルにおける
入力条件を指定することにより、前記展開手段により照
合される親子ファイルの参照範囲を限定するようにした
ことが有効である。
【0014】また、請求項8に記載するデータ処理装置
のように、前記指定手段は、前記多段階構造を持つ親子
ファイルにおける最大レベルを指定することにより、前
記展開手段により当該親子ファイルが展開される際の最
大レベルを指定するようにしたことが有効である。
【0015】また、請求項9に記載するデータ処理装置
のように、前記指定手段は、前記多段階構造を持つ親子
ファイル内の情報を指定することにより、前記展開手段
により当該親子ファイルが展開される際の展開終了位置
を任意に指定するようにしたことが有効である。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明によれば、親項目の数量に
応じてその親項目を構成する複数の子項目の種類を求め
る展開を行うデータ処理装置であって、親項目対象のル
ート項目とその集計対象項目が定義された任意の親ファ
イルと、親項目のその親項目を構成する複数の子項目の
種類と集計対象項目とが定義された任意の親子ファイル
とを、指定手段により指定するとともに、上記指定の親
ファイルにおけるルート項目、上記指定の親子ファイル
における親項目、子項目、集計対象項目の各項目名称
を、項目名称指定手段により任意に指定すると、展開手
段が、上記指定の親ファイルからルート項目のデータ
を、上記親子ファイルにおける親項目のデータと照合
し、上記ルート項目のデータと合致する親項目のデータ
に対応する子項目のデータと集計対象項目のデータとを
展開し、更新手段が、この展開手段により展開された各
子項目の種類毎に、上記集計対象項目のデータを、親項
目のデータが共通するデータ同志で集計し、各子項目毎
の集計対象項目のデータを更新する。
【0017】したがって、親項目を構成する子項目の所
要数を簡単に求めることができ、ルートとなる親項目の
集計対象項目を簡単に求めることができる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、親部品の数
量に応じてその親部品を構成する複数の子部品の種類を
求める部品展開を行うデータ処理装置であって、親部品
対象のルート項目とその数量項目が定義された任意の親
ファイルと、親部品のその親部品を構成する複数の子部
品の種類とその数量、その金額とが定義された任意の親
子ファイルと、を指定手段により指定するととともに、
上記指定の親ファイルにおけるルート項目、上記指定の
親子ファイルにおける親項目、子項目、所用数項目、金
額項目の各項目名称を、項目名称指定手段により任意に
指定すると、展開手段が、上記指定の親ファイルからル
ート項目のデータを、上記親子ファイルにおける親項目
のデータとを照合し、上記ルート項目のデータと合致す
る親項目のデータに対応する子項目のデータと所用数項
目のデータと金額項目のデータとを展開し、更新手段
が、この展開された各子部品の種類毎に、所用数項目の
データと金額項目のデータとを、親項目のデータが共通
するデータ同志で集計し、各子部品毎の所用数項目のデ
ータと金額項目のデータとを更新する。
【0019】したがって、製品を構成する部品の所要数
を簡単に求めることができ、ルートとなる製品の単価/
金額を簡単に求めることができる。また、生産計画や設
計変更が有った場合は、展開する記述内容を変更するだ
けでよいため、部品発注業務担当者でも変更操作を容易
に行うことができ、従来のようにプログラムの変更をプ
ログラマーに依頼する必要がなくなり、データ処理シス
テムを運用する際の作業効率を向上させるとともに、運
用コストを低減することができる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、前記親子フ
ァイルは、多段階の階層構造を持ち、前記更新手段は、
前記各子部品の使用数、金額の集計値を求める際には、
前記展開手段により当該親子ファイルの各段階(中間レ
ベル)で展開される子部品の使用数、親部品における製
造原価の集計値を求めることにより、製品を構成するブ
ロック単位(中間レベル)の単価/金額を簡単に求める
ことができる。
【0021】請求項4記載の発明によれば、前記指定手
段は、前記親ファイル、親子ファイルの指定と、最下位
子部品の種類毎の集約を指示する集約展開の指定をし、
前記項目名称指定手段は、前記親名称項目、子名称項
目、前記所用数項目を指定すると、前記展開手段は、当
該指定の親ファイルからのデータを、当該指定の親子フ
ァイルにおける親項目のデータとを照合し、前記ルート
項目のデータと合致する親項目のデータに対応する子項
目のデータと所用数項目のデータと金額項目のデータと
を展開する際に、集約する最下位子部品の種類毎に所定
の識別情報を付加して展開し、前記更新手段は、この識
別情報が付加された最下位子部品の種類毎に、所用数項
目のデータと金額項目のデータとを、親項目のデータが
共通するデータ同志で集計し、各最下位子部品の種類毎
の所用数項目のデータと金額項目のデータとを更新する
ことにより、全製品の部品毎の所要数を求めることがで
き、部品発注業務における発注部品の伝票作成を容易に
することができる。
【0022】請求項5記載の発明によれば、親部品の数
量に応じてその親部品を構成する複数の子部品の種類を
求める部品展開を行うデータ処理装置であって、子部品
が定義された親ファイル、親部品と子部品の関係、その
親部品を構成する複数の子部品の種類とその数量、その
金額とが定義された任意の親子ファイルの指定と、最下
位の子部品から親部品への展開を指示する逆展開の指定
とを、指定手段により指定するとともに、上記親名称項
目としての子名称、上記子名称項目としての親名称の指
定と、上記指定の親子ファイルにおける所用数項目、金
額項目の各項目名称を、項目名称指定手段により任意に
指定すると、展開手段が、上記指定の親ファイルからル
ート項目のデータを、当該指定の親子ファイルにおける
子項目のデータとを照合し、そのルート項目のデータと
合致する子項目のデータに対応する親項目のデータと所
用数項目のデータと金額項目のデータとを展開し、更新
手段が、この展開手段により展開された各子部品を部品
とする親部品の種類毎に、所用数項目のデータと金額項
目のデータとを、親項目のデータが共通するデータ同志
で集計し、各子部品毎の所用数項目のデータと金額項目
のデータとを更新する。
【0023】したがって、部品の製品毎の所要数と金額
を明確に示した表を出力することができ、部品発注業務
の担当者が部品のコストを下げることで、製品の製造原
価をどれ位下げることができるかを把握することが容易
にできる。また、部品の規格変更に伴い、影響を受ける
全ての中間アセンブリ(ブロック単位)や製品をリスト
アップをすることも容易に可能である。
【0024】請求項6記載の発明によれば、前記指定手
段は、前記親ファイルにおけるルート項目を入力条件と
して指定して、前記展開手段により展開されるルートに
すべき親ファイルを限定することにより、また、請求項
7に記載するデータ処理装置のように、前記指定手段
は、前記親子ファイルにおける入力条件を指定すること
により、前記展開手段により照合される親子ファイルの
参照範囲を限定することにより、入力する親ファイルの
レコードの限定を容易に指定することができるととも
に、設計変更等で有効期間が設定されている場合、その
有効期間に該当する部品だけを正確に指定して展開させ
ることが容易にできる。
【0025】請求項8記載の発明によれば、前記指定手
段は、前記多段階構造を持つ親子ファイルにおける最大
レベルを指定して、前記展開手段により当該親子ファイ
ルが展開される際の最大レベルを指定することにより、
展開する製品の部品展開レベルを容易に指定でき、業務
の目的に合わせて必要とするレベル(例えば、ブロック
単位)まで部品展開した出力ファイルを容易に出力する
ことができる。
【0026】また、親子ファイルの親名称と子名称のリ
ンク関係が、無限ループとなっていて、再度自分自身を
呼び出してしまうようなレコードを間違って作成してし
まった場合でも、最大レベルを指定しておくことによ
り、強制的に展開を終了させることが可能となる。
【0027】請求項9記載の発明によれば、前記指定手
段は、前記多段階構造を持つ親子ファイル内の情報を指
定することにより、前記展開手段により当該親子ファイ
ルが展開される際の展開終了位置を任意に指定すること
により、任意のレコードで展開を打ち切る指定を容易に
することができる。
【0028】
【実施例】以下、図1〜図57を参照して請求項1〜9
記載の発明の実施例を詳細に説明する。
【0029】(第1実施例)図1〜図17は、請求項1
〜3記載の発明のデータ処理装置を適用したコンピュー
タシステムの第1実施例を示す図である。まず、本実施
例のコンピュータシステムにおいて製品を構成する部品
に関する項目データが後述する出力ファイルとして処理
される際に、基本となる製品の親(製品、ブロック)と
子(ブロック、部品)のルート関係を示すツリー図の一
例を図1(a)、(b)に示して説明する。
【0030】図1(a)は、A製品の親子関係を示すツ
リー図であり、ルート(レベル0)になる親Aに対する
レベル1の子として、a、b、cがあり、その子aに
は、子aを親とするア、イ、ウというレベル2の子があ
り、その子cには、子cを親とするエ、オというレベル
2の子がある。
【0031】また、図1(b)は、B製品の親子関係を
示すツリー図であり、ルート(レベル0)になる親Bに
対するレベル1の子として、d、e、fがあり、その子
dには、子dを親とするカ、キというレベル2の子があ
り、その子eには、子eを親とするクというレベル2の
子があり、その子fには、子fを親とするケ、コという
レベル2の子がある。
【0032】すなわち、これら図1(a)のa、b、
c、ア、イ、ウ、エ、オは、A製品の部品であり、部品
a及びcは、部品(ア、イ、ウ)及び(エ、オ)により
構成されるブロック単位である。また、図1(b)の
d、e、f、カ、キ、ク、ケ、コは、B製品の部品であ
り、部品d、e、fは、部品(カ、キ)、(ク)、
(ケ、コ)により構成されるブロック単位である。
【0033】次に、構成を説明する。図2は、本実施例
のコンピュータシステム1の要部ブロック構成図であ
る。この図において、コンピュータシステム1は、親フ
ァイル2、親子ファイル3、入力部4、展開処理部5、
展開テーブル6、出力ファイル7、一時ファイル8及び
表示部9により構成されている。
【0034】親ファイル2は、上記図1に示した製品
A、Bのツリー図においてルートになる親ファイルデー
タを格納するメモリであり、図3に示すようなファイル
名を“oya”とするファイルデータを格納する。図3
のファイル内容例では、親の情報として、親名称として
製品名A、Bを設定し、その親名称毎に生産数1、生産
数2を設定している。この生産数1と生産数2は、後述
する展開テーブルにおいて使い分けることで目的の所用
数が簡単に求めることができる例として、用意してい
る。
【0035】親子ファイル3は、上記図1に示した製品
A、Bのツリー図において部品の親子関係を示す親子フ
ァイルデータを格納するメモリであり、図4に示すよう
なファイル名を“oyako”とするファイルデータを
格納する。図4のファイル内容例では、親子関係の情報
として、親名称(A、B、a、c、d、e、f)、子名
称(a、b、c、d、e、f、ア、イ、ウ、エ、オ、
カ、キ、ク、ケ、コ)、親を構成するために必要な使用
数、子の単価1と単価2を設定している。この単価1と
単価2は、後述する展開テーブルにおいて使い分けるこ
とで目的の単価と金額が簡単に求めることができる例と
して、用意している。
【0036】入力部4は、カーソルキー、数字入力キ
ー、文字入力キー及びファンクションキー等を備え、押
下されたキーの押下信号を展開処理部6に出力し、親フ
ァイル及び親子ファイルに設定される各項目情報を後述
する展開テーブルに展開するためのキー入力を行う。
【0037】展開テーブル5は、入力部4から入力され
る展開項目に基づいて展開処理部6により展開される展
開テーブルデータを格納するメモリであり、図5に示す
ような展開項目を設定する前の基本展開テーブルデータ
を格納するとともに、入力される展開項目を設定した展
開テーブルデータを複数格納する。
【0038】図5の基本展開テーブルは、親ファイル名
称欄、親子ファイル名称欄、ルート名称欄、出力ファイ
ル名称欄、入力条件欄、生成項目欄から構成されてお
り、親ファイル名称欄は、左側にそのタイトル、右側に
親ファイル名称を入力し、親子ファイル名称欄は、左側
にそのタイトル、右側に親子ファイル名称を入力し、ル
ート名称欄は、左側にそのタイトル、右側にルート名称
を入力する。出力ファイル名称欄は、左側にそのタイト
ル、右側に出力ファイル名称を入力し、入力条件欄は上
側に親ファイルの項目名、下側に条件内容を入力し、生
成項目欄は、上側に出力する項目名、下側に定義内容を
入力する。
【0039】展開処理部6は、入力部4から入力される
展開項目を基本展開テーブルデータに設定して展開テー
ブルを生成し、その生成した展開テーブル内の展開項目
に基づいて親ファイル2及び親子ファイル3内から展開
項目に該当する情報を抽出して後述する製品の親子関係
を明確にする出力ファイル及び一時ファイルを生成し、
その生成した出力ファイルデータ及び一時ファイルデー
タを出力ファイル7及び一時ファイル8に格納する処理
部である。
【0040】出力ファイル7は、展開処理部6により生
成される出力ファイルデータを格納するメモリであり、
一時ファイル8は、展開処理部6により生成される一時
ファイルデータを格納するメモリである。
【0041】表示部9は、CRT(Cathode Ray Tube)
や液晶表示装置等により構成され、展開処理部5の制御
により展開テーブル5、出力ファイル7及び一時ファイ
ル8に格納される展開テーブルデータ、出力ファイルデ
ータ及び一時ファイルデータを表示する。
【0042】次に、動作を説明する。本実施例では、上
記図1に示したツリー図を基に“順展開(図1のツリー
図の親→子の順に展開)”で“多段階(図1のツリー図
の各レベル毎)”に部品に関する指定項目を展開した出
力ファイルデータを出力させる場合の処理について説明
する。
【0043】まず、展開テーブル5に格納されている図
5に示した基本展開テーブルに展開項目を入力設定した
場合の例を図6〜図8に示す。図6に示す展開テーブル
の例1では、親ファイル名称欄に“oya”、親子ファ
イル名称欄に“oyako”、ルート名称欄に“親名
称”を入力し、展開方向欄に“順展開”、展開方法欄に
“多段階”を入力し、その出力ファイル名称欄に“ou
t1”を入力し、その出力ファイルにおいて生成する生
成項目として、親名称欄に(:親名称)、子名称欄
に(:子名称)、所要数欄に(:使用数*生産数1)、
単価欄に(:単価1)、金額欄に(:使用数*:単価1
*生産数1)と入力して、各展開項目に関する情報を設
定した例である。
【0044】なお、この各展開テーブルにおいて、生成
項目欄に入力する親名称は、親子ファイルの親名称と一
対一となるように定義する。但し、親ファイルの項目と
親子ファイルの項目と区別をつけるため、親子ファイル
の項目名称には、“:”を付加することにする。また、
同様に子名称は、親子ファイルの子名称と一対一となる
ように定義している。所要数は、親子ファイルの使用数
と親ファイルの生産数1を掛けたものとして定義し、単
価は、親子ファイルの単価1と一対一となるように定義
している。金額は、親子ファイルの使用数と単価1と親
ファイルの生産数1を掛けたものとして定義している。
【0045】図7に示す展開テーブルの例2は、図6の
生成項目の所要数に設定した生産数1を生産数2に変更
し、所要数(:使用数*生産数2)、金額(:使用数
*:単価1*生産数2)とした例である。
【0046】図8に示す展開テーブルの例3は、図6の
生成項目の単価に設定した単価1を単価2に変更し、単
価(:単価2)、金額(:使用数*:単価2*生産数
1)とした例である。
【0047】なお、図6〜図8の各展開テーブルのに示
した生成項目欄に入力する出力項目名及び定義内容は、
出力項目名と定義項目内容を予め設定した一覧表から選
択して入力するようにしてもよいし、ユーザーが任意に
設定した出力項目名と定義項目を入力するようにしても
よい。また、生成項目欄に入力する出力項目名及び定義
内容は、ユーザーが必要とする項目のみを入力すればよ
く、全ての項目を入力する必要はない。
【0048】以上の図6〜図8に示したような展開テー
ブルを登録する際の展開テーブル入力処理について図9
に示すフローチャートに基づいて説明する。入力部4に
おける所定のキー操作により図5に示した基本展開テー
ブルの表フォームを表示部9に表示させ(ステップS
1)、親ファイル名称、出力ファイル名称の自動入力を
実行して、親ファイル名称、出力ファイル名称を入力す
る(ステップS2)。
【0049】次いで、部品展開ヘッダ項目として(親子
ファイル名称、ルート名称、展開方向、展開方法、展開
終了条件、最大レベル)を入力する(ステップS3)。
次いで、親ファイル入力条件の項目を図3に示した親フ
ァイルの項目(親名称、生産数1、生産数2)から選択
して入力するとともに(ステップS4)、親子ファイル
入力条件の項目を図4に示した親子ファイルの項目(親
名称、子名称、使用数1、単価1、単価2)から選択し
て入力する(ステップS5)。
【0050】次いで、生成項目の項目名を入力し(ステ
ップS6)、入力条件の条件値を入力し(ステップS
7)、対応する生成項目の値を入力して(ステップS
8)、本入力処理を終了する。以上の入力処理により図
6〜図8に示した展開テーブルデータの展開テーブル5
への登録を終了する。
【0051】次に、上記展開処理部6により実行される
展開処理のメインルーチンについて図10に示すフロー
チャートに基づいて説明する。まず、展開テーブル5に
格納した図6〜図8に示した展開テーブルデータの1つ
を読み出し、データ内容を解釈し(ステップS11)、
展開方向欄に“順展開”が設定されているか否かを判別
する(ステップS12)。“順展開”に設定されている
場合は、展開方法欄に“多段階”が設定されているか否
かを判別する(ステップS13)。“多段階”が設定さ
れている場合は、順展開で多段階の展開処理を実行し
(ステップS14)、“多段階”が設定されていない場
合は、順展開で集約(図1のツリー図のレベルを限定し
て展開)の展開処理を実行する(ステップS15)。
【0052】また、ステップS12において、展開方向
欄に“順展開”が設定されていない場合は、ステップS
16で展開方法欄に“多段階”が設定されているか否か
を判別する。“多段階”が設定されている場合は、逆展
開(図1のツリー図の子→親の順に展開)で多段階の展
開処理を実行し(ステップS17)、“多段階”が設定
されていない場合は、逆展開で集約の展開処理を実行す
る(ステップS18)。
【0053】次に、本実施例の図6に示した展開テーブ
ルの展開方向欄及び展開方法欄に設定された“順展開”
及び“多段階”に従って、図10のステップS14にお
いて実行される順展開で多段階の展開処理の詳細につい
て図11に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0054】まず、展開テーブルに設定された入力条件
に合致した1行分の情報を親ファイル2に格納されてい
る親ファイルテーブルから取得し(ステップS21)、
その親ファイルのルートになる親名称“A”のデータで
親子展開を開始する。そして、取得した1行分の情報が
ファイルの最終位置(EOF)か否かを確認し(ステッ
プS22)、最終位置でない場合は、その1行分の情報
からルートになる情報(親名称欄の“A”)を図12に
示すように、出力ファイルout1の1行目の子名称欄
に自分自身の親名称をルートの情報として“A”を書込
むとともに、そのレベル欄に“0”を書込む(ステップ
S23)。また、所要数欄には、図6の展開テーブルの
生成項目の所要数項目に定義されている内容が、(:使
用数*生産数1)であるため、“1”を書込む。
【0055】但し、このルート情報の書込み段階では、
親Aの単価、金額は、未だ“0”のままである。そし
て、展開テーブルに設定された親子ファイル入力条件に
合致する情報を親子ファイル3に格納されている親子フ
ァイルデータから取得して出力ファイルout1に展開
する親子展開処理(F2)を実行する(ステップS2
4)。
【0056】ここで、親子展開処理(F2)の詳細につ
いて図13に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0057】まず、先に親ファイルから取得して出力フ
ァイルout1に書込んだ親名称が“A”であるため、
図6の展開テーブルの親子ファイル名称欄に設定された
親子ファイル名称“oyako”の図4に示した親子フ
ァイルデータを親子ファイル3から読み出し、その親名
称Aに一致する親名称Aを親子ファイル“oyako”
において検索する(ステップS31)。
【0058】そして、その親子ファイルデータの終了位
置(EOF)を確認しつつ(ステップS32)、図4で
は、1行目に親名称Aと子名称aと設定されている情報
が一致するため(ステップS33)、その親名称Aが一
致した情報を図12の出力ファイルout1の2行目の
親名称欄及び子名称欄に親名称“A”及び子名称“a”
を書込むとともに、レベル欄に子aのレベル“1”を書
込む。また、自身の所要数欄には、図6の展開テーブル
の生成項目の所要数項目に定義されている内容が、(:
使用数*生産数1)であるため、“1”を書込み(ステ
ップS34)、ステップS31に戻る。但し、この段階
でも、部品aの単価は未確定であるため、単価、金額の
各欄には、“0”が書込まれる。
【0059】そして、同様にステップS31からステッ
プS34の処理を繰り返し実行して、親名称Aに一致す
る情報を行単位で図4の親子ファイルoyakoから読
み出し、図12の出力ファイルout1に書込んでい
く。すなわち、本実施例の図4に示した親子ファイルo
yakoの場合は、親名称Aと一致する行が3行分有る
ため、上記ステップS31〜ステップS34の処理は3
回繰り返し実行されて、図12の出力ファイルout1
には、親名称“A”及び子名称“b”、“c”が書込ま
れるとともに、レベル欄には子b、cのレベル“1”、
所要数欄には“1”が書込まれる。ここで、部品bの単
価欄、金額欄には親子ファイルの単価1のデータが書込
まれるが、部品の単価は未確定であるため、単価、金額
の各欄には、“0”が書込まれる。
【0060】ここまでの親子処理では、図1(a)のツ
リー図の親Aと子aの関係が出力ファイルout1に書
込まれ、すなわち、ツリー図のレベル1までの親子デー
タが展開される。続いて後述する図14に示す親子展開
2処理が実行されることにより、図4の親子ファイルo
yakoにおいて、その子aを親とする子ア、イ、ウが
あるレベル2までの検索が行われ、その子名称、レベ
ル、所要数、単価及び金額が、図12に示すように出力
ファイルout1に書込まれる。
【0061】すなわち、本実施例では、図11の順展
開、多段階処理から処理が開始され、図1のツリー図の
階層構造に従って図13の親子展開処理、図14の親子
展開2処理と処理が順次実行されることにより、親A→
子(親)a→子ア、イ、ウの順に親子関係が図12の出
力ファイルout1に書込まれる。この子(親)a→子
ア、イ、ウに対する親子展開2処理については、後で詳
述する。
【0062】そして、親A→子(親)aの親子展開処理
を終了し、ファイルのEOFを確認すると、親子ファイ
ル名称が一致した親子ファイルデータが存在したか否か
を判別し(ステップS35)、一致したものが存在しな
い場合は、本処理を終了し、一致したものが存在する場
合は、その親名称に一致した子名称を新しい親名称とし
て親子展開2の処理(F3)を実行する(ステップS3
6)。
【0063】ここで、この親子展開2処理の詳細につい
て図14に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、この親子展開2処理プログラムは、再起プログラム
(自分自身を呼び出して繰り返し実行するプログラム)
である。
【0064】まず、図4の親子ファイルoyakoにお
いて、親名称と一致する行単位に情報を検索して読み出
し(ステップS41)、すなわち、図13の親子展開処
理では、親名称Aとするレベル1の子までの展開が終了
しているため、この処理では、ツリー図のレベル1にあ
る親名称aを親とする行単位に情報が全て検索されて、
読み出される。
【0065】そして、本実施例では、その情報のEOF
を確認しつつ(ステップS42)、親名称が一致した行
単位の情報を読み出し(ステップS43)、その親名称
aが一致した情報を図12の出力ファイルout1の4
行目以降の親名称欄及び子名称欄に親名称“a”及び子
名称“ア”、“イ”、“ウ”を順次書込むとともに、各
行のレベル欄に親aのレベルに+1したレベル“2”を
書込む。また、自身の所要数欄には、図6の展開テーブ
ルの生成項目の所要数項目に定義されている内容
が、(:使用数*生産数1)であるため、“1”、
“2”、“3”を書込み(ステップS44)、ステップ
S41に戻る。
【0066】そして、子ア、イ、ウまでの展開が終了し
て、ファイルのEOFを確認すると、親ファイル名称が
一致した親子ファイルデータが存在したか否かを判別し
(ステップS45)、一致したものが存在しない場合
は、本処理を終了し、一致したものが存在する場合は、
その親名称に一致した子名称を新しい親名称として本親
子展開2処理(F3、再起プログラム)を実行する(自
身のステップS41に呼び出して処理を繰り返し実行す
る)ことにより、図1のツリー図の最下層までの親子展
開処理を実行する(ステップS46)。
【0067】したがって、自身の再起処理により、子a
を親とする子ア、イ、ウの読み出し、展開処理が終了す
ると、親aに子ア、イ、ウ以外に次の子名称が親子ファ
イルoyako中に有るか否かを検索し(ステップS4
7)、すなわち、子ア、イ、ウ以外の子のレコード情報
が親子ファイル内に有るか否かをチェックする。本実施
例の図1(a)のツリー図では、子aを親とする子は
ア、イ、ウが最下層なので、次の子のレコード情報なし
と判別する。
【0068】次いで、ステップS48で、出力ファイル
out1に登録されているレベル1の親名称に一致した
子名称の金額の合計を、図6の展開テーブルの生成項目
の金額欄に設定された定義内容(:単価1)及び(:使
用数*:単価1*生産数1)により求め、この合計金額
を親の金額として、図12に示すように出力ファイルo
ut1内のレベル2の親名称の金額欄に書込むととも
に、その親の金額を親の生産数で割った値を単価とし
て、図12に示すように出力ファイルout1内のレベ
ル2の親名称の単価欄に書込んで更新し、本親子展開2
処理を終了する。
【0069】なお、上記ステップS37において、次の
子名称のレコード情報が親子ファイルoyakoに有る
場合は、上記親子展開2処理が再起的に繰り返し実行さ
れることにより、ツリー構造の最下層までの子情報が順
次出力ファイルout1に展開される。
【0070】以上の親子展開2処理により、図1(a)
のツリー図に示した子(親)a→子ア、イ、ウの親子関
係の図12の出力ファイルout1への展開を終了す
る。そして、再度、図13のステップS37の処理に戻
り、次の子名称が図4の親子ファイルoyako中に有
るか否かを検索し、すなわち、親Aとする子a、b、c
以外の他の子の有無を検索する。本実施例の図1(a)
のツリー図では、親Aを親とする子a、b、cはまでな
ので、次の子のレコード情報なしと判別し、ステップS
38で、出力ファイルout1に登録されているレベル
0の親名称に一致した子名称の金額の合計を、図6の展
開テーブルの生成項目の金額欄に設定された定義内
容(:単価1)及び(:使用数*:単価1*生産数1)
により求め、この合計金額を親の金額として、図12に
示すように出力ファイルout1内のレベル1の親名称
の金額欄に書込むとともに、その親の金額を親の生産数
で割った値を単価として、図12に示すように出力ファ
イルout1内のレベル1の親名称の単価欄に書込んで
更新し、本親子展開処理を終了する。以上の親子展開処
理により、図1(a)のツリー図に示した親A→子aの
親子関係の図12の出力ファイルout1への展開を終
了する。
【0071】また、同様に図13の親子展開処理及び図
14の親子展開2処理が、図1(a)のツリー図の階層
構造に従って実行されることにより、さらに、親Aの子
となる子b、子c及びその子cを親とする子エ、オの行
単位の情報が、図4の親子ファイルoyakoから検索
されて読み出されることにより、図12の出力ファイル
out1に示すように、親A→子bとする行単位の親子
情報、親c→子エ、オとする行単位の親子情報の書込み
展開が行われ、図1(a)のツリー図に従って全ての部
品の親子関係を示すデータが、図12の出力ファイルo
ut1の1行目〜9行目に書込まれる。
【0072】そして、図11のステップS21に戻り、
次のルートとなる親名称が一致する行単位の情報を図3
の親ファイルから取得する。本実施例の親ファイルoy
aの場合は、親名称Bが設定されているため、その親名
称Bが設定された1行分の情報を取得し、以下上記と同
様の親子展開処理を実行する。
【0073】すなわち、上述した親名称Aに対する親子
展開処理と同様に、ステップS21からステップS23
の処理が繰り返し実行されることにより、親ファイルo
yaの親名称Bに一致する親名称Bが親子ファイル“o
yako”において検索され、図12の出力ファイルo
ut1の10行目に示す子名称欄に自分自身の親名称を
ルートの情報として“B”が書込まれるとともに、その
レベル“0”及び所要数“1”が書込まれる。この時、
親Bの単価及び金額は、未だ“0”のままである。
【0074】そして、図4の親子ファイルoyakoに
は、親名称Bと一致する情報が3行分有るため、同様に
図13のステップS31からステップS34の処理が繰
り返し実行されて、図12の出力ファイルout1に
は、親名称“B”及び子名称“d”、“e”、“f”が
書込まれるとともに、子d、e、fのレベル欄に“1”
と所要数欄に“2”、“3”、“4”が書込まれる。同
様に、親B、部品d、e、fの単価は未確定であるた
め、単価、金額の各欄には“0”が書込まれる。
【0075】次いで、図13の親子展開処理においてス
テップS31からステップS34の処理が繰り返し実行
されることにより、図12の出力ファイルout1に
は、親名称“B”及び子名称“d”、“e”、“f”が
書込まれるとともに、レベル欄には子b、cのレベル
“1”と所要数“2”、“3”、“4”が書込まれる。
この時、部品d、e、fの単価は未確定であるため、単
価、金額の各欄には、“0”が書込まれる。
【0076】次いで、図14の親子展開2処理において
ステップS41からステップS44の処理が繰り返し実
行されることにより、図12の出力ファイルout1に
は、親名称“d”及びその子名称“カ”、“キ”、親名
称“e”及びその子名称“ク”、親名称“f”及びその
子名称“ケ”、“コ”が、それぞれの行に書込まれると
ともに、各行でレベル“2”と、所要数“2”、
“4”、“9”、“16”、“20”が書込まれる。
【0077】そして、さらに図14の親子展開2処理に
おいてステップS45からステップS48の処理が繰り
返し実行されることにより、図12の出力ファイルou
t1には、その親名称d、e、fと子名称カ、キ、ク、
ケ、コに対応する単価及び金額が求められ、図中に示す
ように単価欄及び金額欄に単価データと金額データが書
込まれる。
【0078】次いで、図13の親子展開処理においてス
テップS35からステップS38の処理が繰り返し実行
されることにより、図12の出力ファイルout1に
は、その親名称Bと子名称d、e、fに対応する単価及
び金額が求められ、図中に示すように単価欄及び金額欄
に単価データと金額データが書込まれる。
【0079】以上の処理により図1(a)と(b)のA
製品及びB製品のツリー構造に従って、そのレベル0、
1、2毎に親子関係を明確に示した出力ファイルout
1の生成が終了する。
【0080】そして、再び、ステップS21に戻り、親
ファイルのEOFを確認すると、ステップS25で、ツ
リー構造を表現する多段階ソートを行い、そのシーケン
シャル番号(SEQ)を、図15に示すように、出力フ
ァイルout2として書込み、その関係する親子関係に
基づいて多段階ソート処理を繰り返し実行して、本処理
を終了する。
【0081】その結果、図15に示すような出力ファイ
ルout2を完成し、表示部9への表示あるいは印刷出
力させることにより、図1(a)と(b)のA製品及び
B製品のツリー構造におけるブロック単位と部品との親
子関係を明確に示した表を出力することができる。な
お、図15の出力ファイルout2では、レベル欄のデ
ータにインデントを付加することにより、より見易い表
としている。
【0082】また、図16は、図7に示した展開テーブ
ルの例2に基づいて親子展開した出力ファイルの例3を
示す図である。この表においては、所要数項目及び金額
の定義内容を(:使用数*生産数2)及び(:使用数
*:単価1*生産数2)としたため、図3の親ファイル
に設定されている製品Aの生産数2は、“5”なので出
力ファイルout1に対して製品Aの所要数と金額のデ
ータが5倍に変更されている。さらに、親ファイルに設
定されている製品Bの生産数2は、“10”であるた
め、出力ファイルout1に対して製品Aの所要数と金
額のデータが10倍に変更されている。
【0083】また、図17は、図8に示した展開テーブ
ルの例3に基づいて親子展開した出力ファイルの例4を
示す図である。この表においては、単価項目及び金額の
定義内容を(単価2)及び(:使用数*:単価2*生産
数1)としたため、図4の親子ファイルに設定されてい
る製品Aの単価2は、2倍なので出力ファイルout1
に対して製品Aの単価と金額のデータが2倍に変更され
ている。さらに、親子ファイルに設定されている製品B
の単価2も2倍であるため、出力ファイルout1に対
して製品Bの単価と金額のデータが2倍に変更されてい
る。このように、本実施例のコンピュータシステム1で
は、展開テーブルに入力する記述を変更するだけで、目
的のデータを容易に得ることができる。
【0084】以上のように、本実施例のコンピュータシ
ステム1においては、図5に示した基本展開テーブルに
図6に示したように、順展開で多段階の処理を要求する
入力を行うと、各製品を構成する部品の所要数を簡単に
求めることができるとともに、ブロック単位(レベル)
やルートとなる製品の単価/金額を簡単に求めることが
できる。また、生成される出力ファイルは、レベルN
o.が自動生成されて、多段階にソートされるため、こ
れにより各製品毎の部品の構成が階層で把握でき、部品
構成が間違っているかどうかの確認を容易に判断するこ
とができる。
【0085】さらに、生産計画や設計変更が有った場合
は、展開テーブルに入力する記述内容を変更するだけで
よいため、部品発注業務担当者でも変更操作を容易に行
うことができ、従来のようにプログラムの変更をプログ
ラマーに依頼する必要がなくなり、本データ処理システ
ムを運用する際の作業効率を向上させるとともに、運用
コストを低減することができる。
【0086】なお、上記実施例では、製品と部品との親
子関係を展開する場合を説明したが、これに限るもので
はなく、要は親と子の関係があるようなもの、例えば、
会社組織の人員配置等の親子関係(部署毎の部課長と構
成員の関係)等であっても、上記と同様に展開テーブ
ル、親ファイル及び親子ファイルを設定し、上記と同様
の親子展開処理を実行して、親子関係を明確にする出力
ファイルを生成することが可能であることは勿論であ
る。
【0087】(第2実施例)次に、請求項4記載の発明
のデータ処理装置を適用したコンピュータシステムの第
2実施例について説明する。図18〜図25は、請求項
4記載の発明を適用したコンピュータシステムの第2実
施例を示す図である。なお、本実施例のコンピュータシ
ステム1の構成は、上記第1実施例の図2に示した構成
と同一であるため、その図示及び構成説明は省略する。
【0088】本実施例では、上記図1(a)、(b)に
示したような製品のツリー構成において、各ブロック単
位を構成する部品において共通に使用される部品を“集
約”というキーワードにより順展開で集約形式の出力フ
ァイルを生成する際の処理、すなわち、上記第1実施例
で図10に示したメインフローのステップS15の処理
について以下に説明する。
【0089】まず、順展開で集約の展開処理を要求する
際の必要項目を入力した展開テーブルの一例を図18に
示す。この図18に示す順展開で集約の展開処理を要求
するための展開テーブルの例は、親ファイル名称欄に
“oya2”、親子ファイル名称欄に“oyako
2”、ルート名称欄に“親名称”を入力し、展開方向欄
に“順展開”、展開方法欄に“集約”を入力し、その出
力ファイル名称欄に“out2”を入力し、その出力フ
ァイルにおいて生成する生成項目として、親名称欄
に(:親名称)、子名称欄に(:子名称)、所要数欄に
(:使用数*生産数1)、単価欄に(:単価1)、金額
欄に(:使用数*:単価1*生産数1)と入力して、各
展開項目に関する情報を設定した例である。
【0090】次いで、図18の親ファイル名称欄に記入
された親ファイルoya2及び親子ファイルoyako
2の例を図19及び図20に示す。次に、本実施例の図
18に示した展開テーブルの展開方向欄及び展開方法欄
に設定された“順展開”及び“集約”に従って、図10
のステップS15において実行される順展開で集約の展
開処理の詳細について図21に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0091】まず、展開テーブルに設定された入力条件
に合致した1行分の情報を親ファイル2に格納されてい
る親ファイルテーブルから取得し(ステップS20
1)、その親ファイルのルートになる親名称“A”のデ
ータで親子展開を開始する。そして、取得した1行分の
情報がファイルの最終位置(EOF)か否かを確認し
(ステップS202)、最終位置でない場合は、その1
行分の情報からルートになる情報(親名称欄の“A”)
を図22に示すように、一時ファイルの1行目の子名称
欄に自分自身の親名称をルートの情報として“A”を書
込むとともに、そのレベル欄に“0”を書込む(ステッ
プS203)。また、所要数欄には、図18の展開テー
ブルの生成項目の所要数項目に定義されている内容が、
(:使用数*生産数1)であるため、“1”を書込むと
ともに、集約フラグ欄に“0”(ツリー構造の最下層で
ないことを示す)を書込む。
【0092】そして、展開テーブルに設定された親子フ
ァイル入力条件に合致する情報を図20の親子ファイル
に格納されているデータから取得して一時ファイルに展
開する親子展開処理(F2)を実行する(ステップS2
04)。
【0093】ここで、親子展開処理(F2)の詳細につ
いて図23に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、先に親ファイルから取得して一時ファイルに書込
んだ親名称が“A”であるため、図18の展開テーブル
の親子ファイル名称欄に設定された親子ファイル名称
“oyako2”の図20に示した親子ファイルデータ
を親子ファイル3から読み出し、その親名称Aに一致す
る親名称Aを親子ファイル“oyako2”において検
索する(ステップS211)。
【0094】そして、その親子ファイルデータの終了位
置(EOF)を確認しつつ(ステップS212)、図2
0では、1行目に親名称Aと子名称aと設定されている
情報が一致するため(ステップS213)、その親名称
Aが一致した情報を図22の一時ファイルの2行目の親
名称欄及び子名称欄に親名称“A”及び子名称“a”を
書込むとともに、レベル欄に子aのレベル“1”を書込
む。また、自身の所要数欄には、図18の展開テーブル
の生成項目の所要数項目に定義されている内容が、(:
使用数*生産数1)であるため、“1”を書込むととも
に、集約フラグ欄に“0”を書込み(ステップS21
4)、ステップS211に戻る。但し、この段階でも、
部品aの単価は未確定であるため、単価、金額の各欄に
は、“0”が書込まれる。
【0095】そして、同様にステップS211からステ
ップS214の処理を繰り返し実行して、親名称Aに一
致する情報を行単位で図20の親子ファイルoyako
2から読み出し、図22の一時ファイルに順次書込んで
いく。
【0096】すなわち、本実施例の図20に示した親子
ファイルoyako2の場合は、親名称Aと一致する行
が3行分有るため、上記ステップS211〜ステップS
214の処理は3回繰り返し実行されて、図22の一時
ファイルには、親名称“A”及び子名称“b”、
“c”、“サ”が書込まれるとともに、レベル欄には子
b、c、サのレベル“1”と、所要数欄には“1”が書
込まれる。また、各行の集約フラグ欄には、子cでは
“0”が書込まれ、子b、サでは最下層であるため
“1”が書込まれる。ここで、部品b、サの単価欄、金
額欄には親子ファイルoyako2の単価1のデータが
書込まれるが、部品cの単価は未確定であるため、単
価、金額の各欄には、“0”が書込まれる。
【0097】そして、親A→子(親)aの親子展開処理
を終了し、ファイルのEOFを確認すると、親子ファイ
ル名称が一致した親子ファイルデータが存在したか否か
を判別し(ステップS215)、一致したものが存在し
ない場合は、本処理を終了し、一致したものが存在する
場合は、その親名称に一致した子名称を新しい親名称と
して親子展開2の処理(F3)を実行する(ステップS
216)。
【0098】ここで、この親子展開2処理の詳細につい
て図24に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、この親子展開2処理プログラムは、再起プログラム
(自分自身を呼び出して繰り返し実行するプログラム)
である。
【0099】まず、図20の親子ファイルoyako2
において、親名称と一致する行単位に情報を検索して読
み出し(ステップS221)、その行情報のEOFを確
認しつつ(ステップS222)、親名称が一致した行単
位に情報を読み出し(ステップS223)、その親名称
aが一致した情報を図22の一時ファイルの4行目の親
名称欄及び子名称欄に親名称“a”及び子名称“ア”、
“イ”、“ウ”を書込むとともに、レベル欄に親aのレ
ベルに+1したレベル“2”を書込む。また、自身の所
要数欄には、図18の展開テーブルの生成項目の所要数
項目に定義されている内容が、(:使用数*生産数1)
であるため、“1”、“2”、“3”を書込み(ステッ
プS224)、ステップS221に戻る。
【0100】そして、子ア、イ、ウまでの展開が終了し
て、ファイルのEOFを確認すると、親ファイル名称が
一致した親子ファイルデータが存在したか否かを判別し
(ステップS225)、一致したものが存在しない場合
は、一時ファイルに登録されている該当の親レコードの
集約フラグ欄に“1”を書込み(ステップS229)、
本処理を終了し、一致したものが存在する場合は、その
親名称に一致した子名称を新しい親名称として本親子展
開2処理(F3、再起プログラム)を実行する(自身の
ステップS221に呼び出して処理を繰り返し実行す
る)ことにより、図20の親子ファイルoyako2の
最下層までの親子展開処理を実行する(ステップS22
6)。
【0101】したがって、自身の再起処理により、子a
を親とする子ア、イ、ウの読み出し、展開処理が終了す
ると、親aに子ア、イ、ウ以外に次の子名称が親子ファ
イルoyako2中に有るか否かを検索し(ステップS
227)、すなわち、子ア、イ、ウ以外の子のレコード
情報が図20の親子ファイルoyako2内に有るか否
かをチェックする。本実施例の図20の親子ファイルo
yako2では、子aを親とする子はア、イ、ウが最下
層なので、次の子のレコード情報なしと判別する。
【0102】次いで、ステップS228で、一時ファイ
ルに登録されているレベル1の親名称に一致した子名称
の金額の合計を、図18の展開テーブルの生成項目の金
額欄に設定された定義内容(:単価1)及び(:使用数
*:単価1*生産数1)により求め、この合計金額を親
の金額として、図22に示すように一時ファイル内のレ
ベル2の親名称の金額欄に書込むとともに、その親の金
額を親の生産数で割った値を単価として、図22に示す
ように一時ファイル内のレベル2の親名称の単価欄に書
込んで更新し、本親子展開2処理を終了する。
【0103】そして、図23のステップS217の処理
に戻り、次の子名称が図20の親子ファイルoyako
2中に有るか否かを検索し、すなわち、親Aとする子
a、b、c、サ以外の他の子の有無を検索する。本実施
例の図20の親子ファイルoyako2では、親Aを親
とする子はa、b、c、サまでなので、次の子のレコー
ド情報なしと判別する。
【0104】次いで、ステップS218で、一時ファイ
ルに登録されているレベル0の親名称に一致した子名称
の金額の合計を、図18の展開テーブルの生成項目の金
額欄に設定された定義内容(:単価1)及び(:使用数
*:単価1*生産数1)により求め、この合計金額を親
の金額として、図22に示すように一時ファイル内のレ
ベル1の親名称の金額欄に書込むとともに、その親の金
額を親の生産数で割った値を単価として、図22に示す
ように一時ファイル内のレベル1の親名称の単価欄に書
込んで更新し、本親子展開処理を終了する。以上の親子
展開処理により、図22の親子ファイルoya2に示し
た子(親)a→子ア、イ、ウの親子関係の図22の一時
ファイルへの展開を終了する。
【0105】また、同様に図23の親子展開処理及び図
24の親子展開2処理が、図20の親子ファイルoya
ko2の階層構造に従って実行されることにより、さら
に、親Aの子となる子b、子c及びその子cを親とする
子エ、オ、カ、サの行単位の情報が、図20の親子ファ
イルoyako2から検索されて読み出されることによ
り、図22の一時ファイルに示すように、親A→子bと
する行単位の親子情報、親c→子エ、オ、カ、サとする
行単位の親子情報の書込み展開が行われ、図20のデー
タ階層構造に従って全てのA製品と部品の親子関係を示
すデータが、図22の一時ファイルの1行目〜12行目
に書込まれる。
【0106】そして、図21のステップS201に戻
り、次のルートとなる親名称が一致する行単位の情報を
図19の親ファイルoya2から取得する。本実施例の
親ファイルoya2の場合は、親名称Bが設定されてい
るため、その親名称Bが設定された1行分の情報を取得
し、以下上記と同様の親子展開処理を実行する。
【0107】すなわち、上述した親名称Aに対する親子
展開処理と同様に、ステップS201からステップS2
03の処理が繰り返し実行されることにより、親ファイ
ルoya2の親名称Bに一致する親名称Bが親子ファイ
ル“oyako2”において検索され、図22の一時フ
ァイルの13行目に示す子名称欄に自分自身の親名称を
ルートの情報として“B”が書込まれるとともに、その
レベル“0”及び所要数“1”と集約フラグ欄に“0”
が書込まれる。この時、親Bの単価、金額は、未だ
“0”のままである。
【0108】そして、図20の親子ファイルoyako
2には、親名称Bと一致する情報が3行分有るため、同
様に図23のステップS211からステップS214の
処理が繰り返し実行されて、図22の一時ファイルに
は、親名称“B”及び子名称“d”、“e”、“f”、
“サ”が書込まれるとともに、子d、e、f、サのレベ
ル欄に“1”と所要数欄に“2”、“3”、“4”、
“5”が書込まれる。また、子d、e、fの集約欄に
は、“0”が書込まれ、子サの集約欄には、“1”が書
込まれる。同様に、親B、部品d、e、fの単価は未確
定であるため、単価、金額の各欄には、“0”が書込ま
れ、子サは最下層であるため、その単価欄及び金額欄に
は、図20の親子ファイルの単価1のデータが書込まれ
る。
【0109】次いで、図24の親子展開2処理において
ステップS221からステップS224の処理が繰り返
し実行されることにより、図22の一時ファイルには、
親名称“d”及びその子名称“カ”、“キ”、“シ”、
親名称“e”及びその子名称“ク”、“サ”、親名称
“f”及びその子名称“ケ”、“コ”が、それぞれの以
下の行に書込まれるとともに、各行でレベル“2”と、
所要数“2(B−dの使用数×d−カの使用数=2×
1)”、“4(B−dの使用数×d−キの使用数=2×
2)”、“6(B−dの使用数×d−シの使用数=2×
3)”、“12(B−eの使用数×e−クの使用数=3
×4)”、“15(B−eの使用数×e−サの使用数=
3×5)”、“24(B−fの使用数×f−ケの使用数
=4×6)”、“28(B−fの使用数×f−コの使用
数=4×7)”が書込まれる。また、各行で子カ、キ、
シ、ク、サ、ケ、コが最下層であるため、対応する集約
フラグ欄に“1”が書込まれる。
【0110】そして、さらに図24の親子展開2処理に
おいてステップS225からステップS228の処理が
繰り返し実行されることにより、図22の一時ファイル
には、その親名称d、e、fと子名称カ、キ、シ、ク、
サ、ケ、コに対応する単価及び金額が求められ、図中に
示すように単価欄及び金額欄に単価データと金額データ
が書込まれる。
【0111】次いで、図23の親子展開処理においてス
テップS215からステップS218の処理が繰り返し
実行されることにより、図22の一時ファイルには、そ
の親名称Bと子名称d、e、fに対応する単価及び金額
が求められ、図中に示すように単価欄及び金額欄に単価
データと金額データが書込まれる。
【0112】以上の順展開で集約の展開処理により図1
9及び図20に示した親ファイルoya2及び親子ファ
イルoyako2のA製品及びB製品の階層構造に従っ
て、そのレベル0、1、2毎に親子関係を明確に示した
一時ファイルの生成が終了する。
【0113】そして、再び、図21のステップS201
に戻り、親ファイルのEOFを確認すると、ステップS
205で、生成した図22の一時ファイルから集約フラ
グが“1”のレコードを子名称が同一もので集計し、図
25に示すように、出力ファイルout2を生成して、
本処理を終了する。したがって、図22の一時ファイル
において、により指定する部品カの集計結果が、図
25の出力ファイルout2において書込まれる。
【0114】以上のように、順展開で集約の展開処理を
実行することにより、全製品の部品毎の所要数を求める
ことができるため、部品発注業務における発注部品の伝
票作成を容易にすることができる。
【0115】(第3実施例)次に、請求項5記載の発明
のデータ処理装置を適用したコンピュータシステムの第
3実施例について説明する。図26〜図33は、請求項
5記載の発明を適用したコンピュータシステムの第3実
施例を示す図である。なお、本実施例のコンピュータシ
ステム1の構成は、上記第1実施例の図2に示した構成
と同一であるため、その図示及び構成説明は省略する。
【0116】本実施例では、上記図1(a)、(b)に
示したような製品のツリー構成において、各ブロック単
位を構成する最下層の部品方向から“逆展開”というキ
ーワードにより逆展開で多段階形式の出力ファイルを生
成する際の処理、すなわち、上記第1実施例で図10に
示したメインフローのステップS17の処理について以
下に説明する。まず、逆展開で多段階の展開処理を要求
する際の必要項目を入力した展開テーブルの一例を図2
6に示す。
【0117】この図26に示す逆展開で多段階の展開処
理を要求するための展開テーブルの例は、親ファイル名
称欄に“oya3”、親子ファイル名称欄に“oyak
o3”、ルート名称欄に“子名称”を入力し、展開方向
欄に“逆展開”、展開方法欄に“多段階”を入力し、そ
の出力ファイル名称欄に“out3”を入力し、その出
力ファイルにおいて生成する生成項目として、親名称欄
に(:子名称)、子名称欄に(:親名称)、所要数欄に
(:使用数)、単価欄に(単価)、金額欄に(:使用数
*単価)と入力して、各展開項目に関する情報を設定し
た例である。
【0118】次いで、図26の親ファイル名称欄に記入
された親ファイルoya3及び親子ファイルoyako
3の例を図27及び図28に示す。本実施例では、図2
7に示す親ファイルoya3において、子名称欄と単価
欄を設定し、子名称カ、サに対応する単価10、10を
設定することにより、逆展開で多段階の展開処理を可能
としている。
【0119】次に、本実施例の図26に示した展開テー
ブルの展開方向欄及び展開方法欄に設定された“逆展
開”及び“多段階”に従って、図10のステップS17
において実行される逆展開で多段階の展開処理の詳細に
ついて図29に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0120】まず、展開テーブルに設定された入力条件
に合致した1行分の情報を親ファイル2に格納されてい
る親ファイルテーブルから取得し(ステップS30
1)、その親ファイルのルートになる子名称“カ”のデ
ータで親子展開を開始する。そして、取得した1行分の
情報がファイルの最終位置(EOF)か否かを確認し
(ステップS302)、最終位置でない場合は、その1
行分の情報からルートになる情報(子名称欄の“カ”)
を図30に示すように、出力ファイルout3の1行目
の子名称欄に自分自身の親名称をルートの情報として
“カ”を書込むとともに、そのレベル欄に“0”を書込
む。また、所要数欄、単価欄及び金額欄には“0”を書
込む(ステップS303)。
【0121】そして、展開テーブルに設定された親子フ
ァイル入力条件に合致する情報を図28の親子ファイル
に格納されているデータから取得して出力ファイルou
t3に展開する親子展開処理(逆展開)(F2)を実行
する(ステップS304)。ここで、親子展開処理(F
2)の詳細について図31に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0122】まず、先に親ファイルから取得して出力フ
ァイルout3に書込んだ子名称が“カ”であるため、
図26の展開テーブルの親子ファイル名称欄に設定され
た親子ファイル名称“oyako3”の図28に示した
親子ファイルデータを親子ファイル3から読み出し、そ
の子名称カに一致する子名称カを親子ファイル“oya
ko3”において検索する(ステップS311)。
【0123】そして、その親子ファイルデータの終了位
置(EOF)を確認しつつ(ステップS312)、図2
8では、10行目に子名称カと設定されている一致する
情報があるため(ステップS313)、その子名称カが
一致した情報を図30の出力ファイルout3の2行目
の親名称欄及び子名称欄に親名称“カ”及び子名称
“c”を書込むとともに、レベル欄に子cのレベル
“1”を書込む。また、自身の所要数欄には、図26の
展開テーブルの生成項目の所要数項目に定義されている
内容が、(:使用数)であるため、親子ファイルから
“6”を書込むとともに、同様に単価項目及び金額項目
の定義内容(単価)、(:使用数*単価)に従って単価
欄及び金額欄に単価データ“10”及び金額データ“6
0”を書込み(ステップS314)、ステップS311
に戻る。
【0124】そして、同様にステップS311からステ
ップS314の処理を繰り返し実行して、子名称カに一
致する情報を行単位で図28の親子ファイルoyako
3から読み出し、図30の出力ファイルout3に順次
書込んでいく。
【0125】すなわち、本実施例の図28に示した親子
ファイルoyako3の場合は、子名称カと一致する行
が2行分有るため、上記ステップS311〜ステップS
314の処理は2回繰り返し実行されて、図30の出力
ファイルout3には、親名称“カ”及び子名称“d”
が追加されて書込まれるとともに、レベル欄には子dの
レベル“1”と、所要数欄には“1”が書込まれる。ま
た、その子dの価格欄及び金額欄には、親ファイルから
の“10”と親子ファイルより求められた“10”が書
込まれる。
【0126】そして、親(子)カ→子(親)c、dの親
子展開処理を終了し、ファイルのEOFを確認すると、
親子ファイル名称が一致した親子ファイルデータが存在
したか否かを判別し(ステップS315)、一致したも
のが存在しない場合は、本処理を終了し、一致したもの
が存在する場合は、その子名称に一致した親名称を新し
い子名称として親子展開2処理(F3)を実行する(ス
テップS316)。
【0127】ここで、この親子展開2処理の詳細につい
て図32に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、この親子展開2処理プログラムは、再起プログラム
(自分自身を呼び出して繰り返し実行するプログラム)
である。
【0128】まず、図28の親子ファイルoyako3
において、子名称と一致する行単位に情報を検索して読
み出し(ステップS321)、その行情報のEOFを確
認しつつ(ステップS322)、子名称が一致した行単
位に情報を読み出し(ステップS323)、その子名称
cが一致した情報を図30の出力ファイルout3の4
行目の親名称欄及び子名称欄に親名称“c”及び子名称
“A”を書込むとともに、レベル欄に親cのレベルに+
1したレベル“2”を書込む。また、自身の所要数欄に
は、図26の展開テーブルの生成項目の所要数項目に定
義されている内容が、(:使用数)であるため、親子フ
ァイルoyako3により“6”を書込むとともに、同
様に単価項目及び金額項目の定義内容(単価)、(:使
用数*単価)に従って単価欄及び金額欄に単価データ
“10”及び金額データ“60”を書込み(ステップS
324)、ステップS321に戻る。
【0129】そして、子Aまでの展開が終了して、ファ
イルのEOFを確認すると、子ファイル名称が一致した
親子ファイルデータが存在したか否かを判別し(ステッ
プS325)、一致したものが存在しない場合は、本処
理を終了し、一致したものが存在する場合は、その子名
称に一致した親名称を新しい子名称として本親子展開2
処理(F3、再起プログラム)を実行する(自身のステ
ップS321に呼び出して処理を繰り返し実行する)こ
とにより、図28の親子ファイルoyako3の最上層
までの親子展開処理を実行する(ステップS326)。
【0130】したがって、自身の再起処理により、子a
を親とする子Aの読み出し、展開処理が終了すると、親
cに子A以外に次の子名称が親子ファイルoyako3
中に有るか否かを検索し(ステップS327)、すなわ
ち、子A以外の子のレコード情報が親子ファイル内に有
るか否かをチェックする。本実施例の図28の親子ファ
イルoyako3では、子cを親とする子はAが最上層
なので、次の子のレコード情報なしと判別し、本親子展
開2処理を終了する。
【0131】そして、図31のステップS317の処理
に戻り、次の親名称が親子ファイルoyako3中に有
るか否かを検索し、すなわち、親cとする子A以外の他
の子の有無を検索する。本実施例の図28の親子ファイ
ルoyako3では、子cを親とする子はAまでなの
で、次の子のレコード情報なしと判別し、本親子展開処
理を終了する。
【0132】以上の親子展開処理により、図28の親子
ファイルoya3に示した親(子)カ→子(親)c→子
(親)Aの親子関係の図30の出力ファイルout3へ
の逆展開を終了する。
【0133】また、同様に図31の親子展開処理及び図
32の親子展開2処理が、図28の親子ファイルoya
ko3の階層構造に従って実行されることにより、さら
に、親(子)dの子となる子Bの行単位の情報が、図2
8の親子ファイルoyako3から検索されて読み出さ
れることにより、図30の出力ファイルout3に示す
ように、親d→子Bとする行単位の親子情報の書込み展
開が行われ、図28のデータ階層構造に従って全てのA
製品と部品の親子関係を示すデータが、図30の出力フ
ァイルout3の1行目〜子行目に逆展開で書込まれ
る。
【0134】そして、図29のステップS301に戻
り、次のルートとなる子名称が一致する行単位の情報を
図27の親ファイルoya3から取得する。本実施例の
親ファイルoya3の場合は、子名称サが設定されてい
るため、その子名称サが設定された1行分の情報を取得
し、以下上記と同様の親子展開処理を実行する。
【0135】すなわち、上述した子名称カに対する親子
展開処理と同様に、ステップS301からステップS3
03の処理が繰り返し実行されることにより、親ファイ
ルoya3の子名称サに一致する子名称サが親子ファイ
ル“oyako3”において検索され、図30の出力フ
ァイルout3の6行目に示す子名称欄に自分自身の子
名称をルートの情報として“サ”が書込まれるととも
に、そのレベル“0”及び所要数“0”が書込まれる。
この時、子サの単価欄、金額欄には“0”が書込まれ
る。
【0136】そして、図28の親子ファイルoyako
3には、子名称サと一致する情報が4行分有るため、同
様に図31のステップS311からステップS314の
処理が繰り返し実行されて、図30の出力ファイルou
t3には、親名称“サ”及び子名称“A”、“c”、
“B”、“e”が書込まれるとともに、子A、c、B、
eのレベル欄に“1”と所要数欄に“1”、“7”、
“5”、“5”が書込まれる。同様に、部品サの単価は
親ファイルoya3により確定されているため、単価欄
には“10”が書込まれ、その単価に金額欄には(:使
用数)を掛けた値“10”、“70”、“50”、“5
0”が書込まれる。
【0137】次いで、図32の親子展開2処理において
ステップS321からステップS324の処理が繰り返
し実行されることにより、図30の出力ファイルout
3には、親名称“c”及びその子名称“A”、親名称
“e”及びその子名称“B”が、それぞれの以下の行に
書込まれるとともに、各行でレベル“2”と、所要数
“7”、“15(サ−eの使用数×e−Bの使用数=5
×3)”が書込まれる。さらに、各行の単価欄には、部
品サの単価データ“10”が書込まれるとともに、金額
欄には、その単価に使用数を掛けた値“70”、“15
0”が書込まれる。以上の逆展開で多段階の展開処理に
より図27及び図28に示した親ファイルoya3及び
親子ファイルoyako3のA製品及びB製品の階層構
造に従って、そのレベル0、1、2毎に親子関係を最下
層の部品から逆展開した出力ファイルout3の生成が
終了する。
【0138】そして、再び、図29のステップS301
に戻り、親ファイルのEOFを確認すると、ステップS
305で、生成した図30の出力ファイルout3の多
段階ソートを行い、そのシーケンシャル番号(SEQ)
を、図33に示すように、出力ファイルの例2として書
込み、その関係する親子関係に基づいて多段階ソート処
理を繰り返し実行して、出力ファイルの例2を生成し
て、本処理を終了する。その結果、図33に示すような
出力ファイルの例2を完成し、表示部9への表示あるい
は印刷出力させことができ、レベル欄のデータにインデ
ントを付加することにより、より見易い表とすることが
できる。
【0139】したがって、本実施例では、展開テーブル
において逆展開を指定することにより、部品のA製品、
B製品等の製品毎の所要数と金額を明確に示した表を出
力することができるため、部品発注業務の担当者が部品
のコストを下げることで、製品の製造原価をどれ位下げ
ることができるかを把握することが容易にできる。ま
た、部品の規格変更に伴い、影響を受ける全ての中間ア
センブリ(ブロック単位)や製品をリストアップするこ
とも容易に可能である。
【0140】なお、上記実施例では、逆展開用の親ファ
イル及び親子ファイルを設定した場合を説明したが、上
記第1実施例の順展開−多段階処理において設定した親
ファイル及び親子ファイルを利用して同様の逆展開処理
を行うことも可能であり、要は最下層の子から上位レベ
ルの方向に展開可能な親子ファイルが設定されもの全て
に対して、本実施例の逆展開処理が適用可能である。
【0141】(第4実施例)次に、請求項6及び7記載
の発明のデータ処理装置を適用したコンピュータシステ
ムの第4実施例について説明する。図34〜図38は、
請求項6及び7記載の発明を適用したコンピュータシス
テムの第4実施例を示す図である。なお、本実施例のコ
ンピュータシステム1の構成は、上記第1実施例の図2
に示した構成と同一であるため、その図示及び構成説明
は省略する。
【0142】本実施例では、図5に示した基本展開テー
ブルにおいて、親ファイルの入力条件としてルートにす
る製品のレコードを限定するとともに、親子ファイルの
入力条件を設定することにより、部品展開する際の展開
処理ついて説明する。まず、製品のレコードを限定する
部品展開処理を要求する際の必要項目を入力した展開テ
ーブルの一例を図34に示す。
【0143】この図34に示す展開テーブルの例では、
親ファイル名称欄に“oya4”、親子ファイル名称欄
に“oyako4”、ルート名称欄に“親名称”を入力
し、展開方向欄に“順展開”、展開方法欄に“多段階”
を入力し、その出力ファイル名称欄に“out4”を入
力し、親ファイル入力条件欄に“計画月度=940
4”、親子ファイル入力条件欄に“開始月度<=計画月
度”及び“終了月度>計画月度”を入力し、その出力フ
ァイルにおいて生成する生成項目として、親名称欄
に(:親名称)、子名称欄に(:子名称)、所要数欄に
(:使用数*生産数)、単価欄に(:単価)、金額欄に
(:使用数*:単価*生産数)と入力して、各展開項目
に関する情報を設定した例である。
【0144】次いで、図34の親ファイル名称欄及び親
子ファイル名称欄に記入された親ファイルoya4及び
親子ファイルoyako4の例を図35及び図36に示
す。この親ファイルoya4において、上記第1実施例
〜第3実施例に設定した親ファイルと異なる項目部分
は、“計画月度”の項目が設定されたことである。この
計画月度は、図34の展開テーブルの親ファイル入力条
件欄に設定された“計画月度=9404”に対応する項
目であり、この項目の条件と一致する情報が行単位で読
み出されて、後述する出力ファイルout4に展開され
ることになる。また、図36の親子ファイルoyako
4において、上記第1実施例〜第3実施例に設定した親
ファイルと異なる項目部分は、“開始月度”と“終了月
度”の各項目が設定されたことである。この開始月度と
終了月度は、図34の展開テーブルの親子ファイル入力
条件欄に設定された“開始月度<=計画月度”及び“終
了月度>計画月度”に対応する項目であり、この項目の
条件と一致する情報が行単位で読み出されて、後述する
出力ファイルout4に展開されることになる。本実施
例では、図35の親ファイルoya4において、“計画
月度”を設定し、また、図36の親子ファイルoyak
o4において、“開始月度”と“終了月度”を設定する
ことにより、順展開で多段階の展開処理を実行する際
に、展開するレコードに限定条件を設定することを可能
としている。
【0145】また、図34の展開テーブルにおいて、親
ファイル入力条件欄に設定された“計画月度=940
4”と、親子ファイル入力条件欄に設定された“開始月
度<=計画月度”及び“終了月度>計画月度”との関係
は、次のような条件式に書き直すことができる。
【0146】 開始月度≦計画月度(=9404)<終了月度 本実施例では、この条件式に該当する全てのレコードが
親子ファイルoyako4から読み出されて、後述する
図38の出力ファイルout4として展開される。
【0147】次に、本実施例の図34に示した展開テー
ブルの展開方向欄及び展開方法欄に設定された“順展
開”及び“多段階”に従って、図10のステップS15
において実行される順展開で多段階の展開処理の詳細に
ついて図37に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0148】まず、展開テーブルに設定された入力条件
に合致した1行分の情報を親ファイル2に格納されてい
る親ファイルテーブルから取得し(ステップS40
1)、その親ファイルのルートになる親名称“A”のデ
ータで親子展開を開始する。この時、本実施例の図34
の展開テーブルでは、親ファイル入力条件欄に、“計画
月度=9404”と設定されているため、その入力条件
に一致する情報、すなわち、図35の親ファイルoya
4に2行分ある親Aの情報のうち、で示す2行目の計
画月度“9404”の情報が取得される。
【0149】そして、取得した1行分の情報がファイル
の最終位置(EOF)か否かを確認し(ステップS40
2)、EOFでない場合は、その取得した情報が親ファ
イル入力条件と一致することを確認し(ステップS40
3)、その1行分の情報からルートになる情報を図38
に示すように、出力ファイルout4の1行目の子名称
欄に自分自身の親名称をルートの情報として“A”を書
込むとともに、そのレベル欄に“0”を書込む(ステッ
プS404)。また、所要数欄には、図34の展開テー
ブルの生成項目の所要数項目に定義されている内容が、
(:使用数*生産数)であるため、“2”を書込む。但
し、このルート情報の書込み段階では、親Aの単価、金
額は、未だ“0”のままである。
【0150】そして、展開テーブルに設定された親子フ
ァイル入力条件に合致する情報を親子ファイル3に格納
されている親子ファイルデータから取得して出力ファイ
ルout4に展開する親子展開処理(F2)を実行する
(ステップS405)。
【0151】ここで、親子展開処理(F2)の詳細につ
いて図39に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、先に親ファイルから取得して出力ファイルout
4に書込んだ親名称が“A”であるため、図34の展開
テーブルの親子ファイル名称欄に設定された親子ファイ
ル名称“oyako4”により図36に示した親子ファ
イルデータを親子ファイル3から読み出し、その親名称
A及び親子ファイル入力条件欄の定義内容(開始月度≦
計画月度(=9404)<終了月度)に一致する親名称
Aを親子ファイル“oyako4”において検索し、取
得する(ステップS411)。
【0152】そして、その親子ファイルデータの終了位
置(EOF)を確認しつつ(ステップS412)、図3
6では、1行目に親名称Aと子名称aと設定されている
情報が一致するため(ステップS413、S414)、
その親名称A及び親子ファイル入力条件が一致した情報
を、図38の出力ファイルout4の2行目に書込むと
ともに、自身の所要数欄に“2(Aの生産数×aの使用
数)”、レベル欄に子aのレベル“1”を書込む(ステ
ップS415)。そして、ステップS411に戻る。但
し、この段階でも、部品aの単価は未確定であるため、
単価、金額の各欄には、“0”が書込まれる。
【0153】そして、同様にステップS411からステ
ップS415の処理を繰り返し実行して、親名称A及び
親子ファイル入力条件に一致する情報を行単位で図36
の親子ファイルoyako4から読み出し、図38の出
力ファイルout4に書込んでいく。その結果、出力フ
ァイルout4には、その3行目と4行目に親名称
“A”及び子名称“b”、“c”が書込まれるととも
に、レベル欄には子b、cのレベル“1”、所要数欄に
は“2(Aの生産数×b、cの使用数)”が書込まれ
る。ここで、部品b、cの単価は未確定であるため、単
価、金額の各欄には、“0”が書込まれる。
【0154】そして、親A→子(親)aの親子展開処理
を終了し、ステップS412でファイルのEOFを確認
すると、親子ファイル名称が一致した親子ファイルデー
タが存在したか否かを判別し(ステップS416)、一
致したものが存在しない場合は、本処理を終了し、一致
したものが存在する場合は、図34の展開テーブルにお
いて設定されている展開終了条件と一致するか否かを確
認する(ステップS417)。本実施例では展開終了条
件は設定されていないため、次に進み、その親名称に一
致した子名称を新しい親名称として親子展開2の処理
(F3)を実行する(ステップS418)。
【0155】ここで、この親子展開2処理の詳細につい
て図40に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、この親子展開2処理プログラムは、再起プログラム
(自分自身を呼び出して繰り返し実行するプログラム)
である。
【0156】まず、図34の展開テーブルにおいて、部
品展開レベルを指定する最大レベル欄に設定されたデー
タと検索中の親子ファイルのレベルが一致するか否かを
確認する(ステップS421)。本実施例では最大レベ
ルが設定されていないため、次に進み、図36の親子フ
ァイルoyako4において、親名称と一致する行単位
の情報を検索して読み出し(ステップS422)、すな
わち、図39の親子展開処理では、親名称Aとするレベ
ル1の子までの展開が終了しているため、この処理で
は、まず、子名称aを親とする行単位の情報が全て検索
されて、読み出される。
【0157】そして、その情報のEOFを確認しつつ
(ステップS423)、読み出した情報の親名称の一致
及び展開テーブルに設定された親子ファイル入力条件
(開始月度≦計画月度(=9404)<終了月度)に該
当するか否かを確認する(ステップS424、S42
5)。そして、その親名称aが一致するとともに、親子
ファイル入力条件に該当する親子ファイルoyako4
の各行の情報は、図38の出力ファイルout4の4行
目以降の親名称欄及び子名称欄に親名称“a”及び子名
称“ア”、“イ”、“ウ”として順次書込むとともに、
各行のレベル欄には親aのレベルに+1したレベル
“2”を書込む(ステップS426)。
【0158】また、自身各行の所要数欄には、図34の
展開テーブルの生成項目の所要数項目に定義されている
内容が、(:使用数*生産数)であるため、“2”、
“4”、“6”を書込み、ステップS422に戻る。
【0159】そして、子ア、イ、ウまでの展開が終了し
て、ステップS423でファイルのEOFを確認する
と、親ファイル名称が一致した親子ファイルデータが存
在したか否かを判別し(ステップS427)、一致した
ものが存在しない場合は、本処理を終了し、一致したも
のが存在する場合は、図34の展開テーブルに設定され
た展開終了条件と一致するか否かを確認する(ステップ
S428)。
【0160】本実施例では、展開終了条件が設定されて
いないため、次に進み、その親名称に一致した子名称を
新しい親名称として本親子展開2処理(F3、再起プロ
グラム)を実行する(自身のステップS422を呼び出
して処理を繰り返し実行する)ことにより、製品の最下
層の部品までの親子展開処理を実行する(ステップS4
29)。
【0161】したがって、自身の再起処理により、子a
を親とする子ア、イ、ウの読み出し、展開処理が終了す
ると、親aに子ア、イ、ウ以外に次の子名称が親子ファ
イルoyako4中に有るか否かを検索する(ステップ
S430)。本実施例の親子ファイルoyako4で
は、子aを親とする子はア、イ、ウが最下層なので、次
の子のレコード情報なしと判別する。
【0162】次いで、ステップS431で、出力ファイ
ルout4に登録されているレベル2の親名称に一致し
た子名称の金額の合計を、図34の展開テーブルの生成
項目の金額欄に設定された定義内容(:単価)及び(:
使用数*:単価*生産数)により求め、この合計金額を
親の金額として、図38に示すように出力ファイルou
t4内のレベル2の親名称の金額欄に書込むとともに、
その親の金額を親の生産数で割った値を単価として、図
38に示すように出力ファイルout4内のレベル2の
親名称の単価欄に書込んで更新し、本親子展開2処理を
終了する。
【0163】そして、再度、図39のステップS419
の処理に戻り、次の子名称が親子ファイルoyako4
中に有るか否かを検索し、すなわち、親Aとする子a、
b、c以外の他の子の有無を検索する。本実施例では、
親Aを親とする子はa、b、cまでなので、次の子のレ
コード情報なしと判別する。
【0164】次いで、ステップS420で、出力ファイ
ルout4に登録されているレベル0の親名称に一致し
た子名称の金額の合計を、図34の展開テーブルの生成
項目の金額欄に設定された定義内容(:単価)及び(:
使用数*:単価*生産数)により求め、この合計金額を
親の金額として、図38に示すように出力ファイルou
t4内のレベル1の親名称の金額欄に書込むとともに、
その親の金額を親の生産数で割った値を単価として、図
38に示すように出力ファイルout4内のレベル1の
親名称の単価欄に書込んで更新し、本親子展開処理を終
了する。
【0165】以上の親子展開処理により、図34の親子
ファイルoyako4の部品レベルに示した親A→子a
→子ア、イ、ウの親子関係の図38の出力ファイルou
t4への展開を終了する。
【0166】また、同様に図39の親子展開処理及び図
40の親子展開2処理が、図36の親子ファイルoya
ko4の部品階層構造と親ファイル入力条件及び親子フ
ァイル入力条件に従って実行されることにより、さら
に、親Aの子となる子b、子c及びその子cを親とする
子エ、オの行単位の情報が、図36の親子ファイルoy
ako4から検索されて読み出されることにより、図3
8の出力ファイルout4に示すように、親A→子bと
する行単位の親子情報、親c→子エ、オとする行単位の
親子情報の書込み展開が行われ、開始月度≦計画月度
(=9404)<終了月度で示す有効期間により制限さ
れた製品Aの部品の親子関係を示すデータが、図38の
出力ファイルout4の1行目〜9行目に書込まれる。
【0167】この時、図36の親子ファイルoyako
4においては、開始月度欄と終了月度欄に設定されたデ
ータのうち、上記条件式に該当するか否かを判定するデ
ータの一例としては、図中ので示すデータは該当する
と判定され、で示すデータは該当しないと判定され
る。
【0168】そして、再び、図37のステップS401
の処理に戻り、ステップS401からステップS404
の処理を実行することにより、次のルートとなる親名称
が一致する行単位の情報を図35の親ファイルoya4
から取得する。本実施例の親ファイルoya4の場合
は、親名称Bが設定されているため、その親名称Bが設
定された1行分の情報を取得し、以下上記と同様の親子
展開処理を実行する。
【0169】この時、上記親Aと同様に図34の展開テ
ーブルの親ファイル入力条件欄に設定された、“計画月
度=9404”により、その入力条件に一致する情報、
すなわち、図35の親ファイルoya4に2行分ある親
Bの情報のうち、で示す3行目の計画月度“940
4”の情報が取得される。
【0170】この取得した情報により、図38の出力フ
ァイルout4の10行目に示す子名称欄に自分自身の
親名称をルートの情報として“B”が書込まれるととも
に、そのレベル“0”及び所要数“1”が書込まれる。
この時、親Bの単価、金額は、未だ“0”のままであ
る。
【0171】続いて、同様に、上記図39の親子展開処
理及び図40の親子展開2処理が繰り返し実行されるこ
とにより、展開テーブルに設定された親子ファイル入力
条件に該当する情報が図36の親子ファイルoyako
4から検索されて読み出される。図36の親子ファイル
oyako4において、親子ファイル入力条件に該当す
る行は、親B−子d、親B−子f、親d−子キ、親f−
子ケ、親f−子コの情報であり、これらの情報が図38
の出力ファイルout4に書込まれる。
【0172】そして、同様に、上記図39の親子展開処
理及び図40の親子展開2処理が繰り返し実行されるこ
とにより、その出力ファイルout4の各行の所要数
欄、単価欄及び金額欄には、図34の展開テーブルの各
対応項目に定義された内容に従って求められたデータが
書込まれることにより、図38の出力ファイルout4
の生成が終了する。
【0173】そして、再び、図37のステップS401
に戻り、ステップS402で親ファイルのEOFを確認
すると、ステップS406で、部品の階層構造を表現す
る多段階ソートを行い、そのシーケンシャル番号(SE
Q)を、図41に示すように、出力ファイルの例2に書
込み、その関係する親子関係に基づいて多段階ソート処
理を繰り返し実行して、本処理を終了する。
【0174】その結果、図41に示すようなソートした
出力ファイルの例2を完成し、表示部9への表示あるい
は印刷出力させことができ、レベル欄のデータにインデ
ントを付加することにより、より見易い表とすることが
できる。
【0175】したがって、本実施例では、展開テーブル
において親ファイル入力条件欄に入力条件項目として、
例えば、計画月度等を設定することにより、入力する親
ファイルのレコードの限定を容易に指定することができ
る。また、展開テーブルにおいて親子ファイル入力条欄
に有効期間を設定することにより、設計変更等で有効期
間が設定されている場合、その有効期間に該当する部品
だけを正確に指定して展開させることが容易にできる。
【0176】(第5実施例)次に、請求項8記載の発明
のデータ処理装置を適用したコンピュータシステムの第
5実施例について説明する。図42〜図49は、請求項
8記載の発明を適用したコンピュータシステムの第5実
施例を示す図である。なお、本実施例のコンピュータシ
ステム1の構成は、上記第1実施例の図2に示した構成
と同一であるため、その図示及び構成説明は省略する。
【0177】本実施例では、図5に示した基本展開テー
ブルにおいて、出力ファイルに展開する最大レベルを設
定して製品の部品展開レベルを制限する際の展開処理つ
いて説明する。
【0178】まず、製品の部品展開レベルを制限する展
開処理を要求する際の必要項目を入力した展開テーブル
の一例を図42に示す。この図42に示す展開テーブル
の例では、親ファイル名称欄に“oya5”、親子ファ
イル名称欄に“oyako5”、ルート名称欄に“親名
称”を入力し、展開方向欄に“順展開”、展開方法欄に
“多段階”を入力し、その出力ファイル名称欄に“ou
t1”を入力し、その最大レベル欄に“1”を入力し、
その出力ファイルにおいて生成する生成項目として、親
名称欄に(:親名称)、子名称欄に(:子名称)、所要
数欄に(:使用数*生産数)、単価欄に(:単価)、金
額欄に(:使用数*:単価*生産数)と入力して、各展
開項目に関する情報を設定した例である。
【0179】次いで、図42の親ファイル名称欄及び親
子ファイル名称欄に記入された親ファイルoya5及び
親子ファイルoyako5の例を図43及び図44に示
す。次に、本実施例の図42に示した展開テーブルの展
開方向欄及び展開方法欄に設定された“順展開”及び
“多段階”に従って、図10のステップS15において
実行される順展開で多段階の展開処理の詳細について図
45に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0180】まず、展開テーブルに設定された入力条件
に合致した1行分の情報を親ファイル2に格納されてい
る親ファイルテーブルから取得し(ステップS50
1)、その親ファイルのルートになる親名称“A”のデ
ータで親子展開を開始する。
【0181】そして、取得した1行分の情報がファイル
の最終位置(EOF)か否かを確認し(ステップS50
2)、EOFでない場合は、その取得した情報が展開テ
ーブルに設定される親ファイル入力条件と一致するか否
かを確認し(ステップS503)、本実施例では、親フ
ァイル入力条件は設定されていないため、次に進み、そ
の1行分の情報からルートになる情報を図46に示すよ
うに、出力ファイルout5の1行目の子名称欄に自分
自身の親名称をルートの情報として“A”を書込むとと
もに、そのレベル欄に“0”を書込む(ステップS50
4)。また、所要数欄には、図42の展開テーブルの生
成項目の所要数項目に定義されている内容が、(:使用
数*生産数)であるため、“1”を書込む。但し、この
ルート情報の書込み段階では、親Aの単価、金額は、未
だ“0”のままである。
【0182】そして、展開テーブルに設定された親子フ
ァイル名称に合致する情報を親子ファイル3に格納され
ている親子ファイルデータから取得して出力ファイルo
ut5に展開する親子展開処理(F2)を実行する(ス
テップS505)。
【0183】ここで、親子展開処理(F2)の詳細につ
いて図47に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、先に親ファイルから取得して出力ファイルout
5に書込んだ親名称が“A”であるため、図42の展開
テーブルの親子ファイル名称欄に設定された親子ファイ
ル名称“oyak5”により図44に示した親子ファイ
ルデータを親子ファイル3から読み出し、その親名称A
に一致する親名称Aを親子ファイル“oyako5”に
おいて検索し、取得する(ステップS511)。
【0184】そして、その親子ファイルデータの終了位
置(EOF)を確認しつつ(ステップS512)、図4
4では、1行目に親名称Aと子名称aと設定されている
情報が一致していることを確認すると(ステップS51
3)、さらに、その情報が展開テーブルに設定される親
子ファイル入力条件と一致するか否かを確認する(ステ
ップS514)。本実施例では、親子ファイル入力条件
は設定されていないため、次に進み、その親名称Aが一
致した情報を、図46の出力ファイルout5の2行目
に書込むとともに、自身の所要数欄に“1”、レベル欄
に子aのレベル“1”を書込む(ステップS515)。
そして、ステップS511に戻る。但し、この段階で
も、部品aの単価は未確定であるため、単価、金額の各
欄には、“0”が書込まれる。
【0185】そして、同様にステップS511からステ
ップS515の処理を繰り返し実行して、親名称Aに一
致する情報を行単位で図44の親子ファイルoyako
5から読み出し、図46の出力ファイルout5に書込
んでいく。その結果、出力ファイルout5には、その
3行目から5行目に親名称“A”及び子名称“b”、
“c”、“サ”が書込まれるとともに、レベル欄には子
b、c、サのレベル“1”、所要数欄には“1”が書込
まれる。ここで、部品b、c、サの単価は未確定である
ため、単価、金額の各欄には、“0”が書込まれる。
【0186】そして、親A→子(親)a→子b、c、サ
の親子展開処理を終了し、ステップS512でファイル
のEOFを確認すると、親子ファイル名称が一致した親
子ファイルデータが存在したか否かを判別し(ステップ
S516)、一致したものが存在しない場合は、本処理
を終了し、一致したものが存在する場合は、図42の展
開テーブルにおいて設定されている展開終了条件と一致
するか否かを確認する(ステップS517)。本実施例
では展開終了条件は設定されていないため、次に進み、
その親名称に一致した子名称を新しい親名称として親子
展開2の処理(F3)を実行する(ステップS51
8)。
【0187】ここで、この親子展開2処理の詳細につい
て図48に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、この親子展開2処理プログラムは、再起プログラム
(自分自身を呼び出して繰り返し実行するプログラム)
である。
【0188】まず、図42の展開テーブルにおいて、部
品展開レベルを指定する最大レベル欄に設定されたデー
タと検索中の親子ファイルのレベルが一致するか否かを
確認する(ステップS521)。本実施例では最大レベ
ルが“1”に設定されているため、この最大レベルに該
当する情報か否か図44の親子ファイルoyako5に
おいて検索する。この最大レベルを越えるレベル2以上
の情報である場合は、本処理を終了し、レベル1以内の
情報の場合は次に進む。
【0189】しかし、上記図47の親子展開処理では、
親名称Aとするレベル1の子a、b、c、サまでの展開
が終了しているため、この処理では、子名称a、b、
c、サを親とするさらに下の階層の子情報は全てレベル
2であるため、最大レベルを越えていると判断されて、
直ちに、本親子展開2処理を終了する。
【0190】但し、最大レベル欄に設定されている値が
“2”である場合は、図44の親子ファイルoyako
5にあるレベル2の子に対して、上記第1実施例に説明
した内容と同様の順展開で多段階の親子展開2処理が実
行される。
【0191】そして、再度、図47のステップS519
の処理に戻り、次の子名称が親子ファイルoyako5
中に有るか否かを検索し、すなわち、親Aとする子a、
b、c、サ以外の他の子の有無を検索する。本実施例で
は、親Aを親とする子はa、b、c、サまでなので、次
の子のレコード情報なしと判別する。
【0192】次いで、ステップS520で、出力ファイ
ルout5に登録されているレベル0の親名称に一致し
た子名称の金額の合計を、図42の展開テーブルの生成
項目の金額欄に設定された定義内容(:単価)及び(:
使用数*:単価*生産数)により求め、この合計金額を
親の金額として、図46に示すように出力ファイルou
t5内のレベル1の親名称の金額欄に書込むとともに、
その親の金額を親の生産数で割った値を単価として、図
46に示すように出力ファイルout5内のレベル1の
親名称の単価欄に書込んで更新し、本親子展開処理を終
了する。
【0193】以上の親子展開処理により、図44の親子
ファイルoyako5のレベル1に示した親A→子a、
b、c、サの親子関係の図46の出力ファイルout5
への展開を終了する。
【0194】そして、再び、図45のステップS501
の処理に戻り、ステップS501からステップS504
の処理を実行することにより、次のルートとなる親名称
が一致する行単位の情報を図44の親ファイルoya5
から取得する。本実施例の親ファイルoya5の場合
は、親名称Bが設定されているため、その親名称Bが設
定された1行分の情報を取得し、以下上記と同様の親子
展開処理を実行する。
【0195】この取得した情報により、図46の出力フ
ァイルout5の6行目に示す子名称欄に自分自身の親
名称をルートの情報として“B”が書込まれるととも
に、そのレベル“0”及び所要数“1”が書込まれる。
この時、親Bの単価、金額は、未だ“0”のままであ
る。
【0196】続いて、同様に、上記図47の親子展開処
理及び図48の親子展開2処理が繰り返し実行されるこ
とにより、展開テーブルに設定された最大レベルに該当
する情報が図44の親子ファイルoyako5から検索
されて読み出される。図44の親子ファイルoyako
5において、最大レベルに該当する行は、親B−子d、
親B−子e、親B−子f、親B−子サの情報であり、こ
れらの情報が図46の出力ファイルout5に書込まれ
る。
【0197】そして、同様に、上記図47の親子展開処
理及び図48の親子展開2処理が繰り返し実行されるこ
とにより、その出力ファイルout5の各行の所要数
欄、単価欄及び金額欄には、図42の展開テーブルの各
対応項目に定義された内容に従って求められたデータが
書込まれることにより、図46の出力ファイルout5
の生成が終了する。
【0198】そして、再び、図45のステップS501
に戻り、ステップS502で親ファイルのEOFを確認
すると、ステップS506で、部品の階層構造を表現す
る多段階ソートを行い、そのシーケンシャル番号(SE
Q)を、図49に示すように、出力ファイルの例2に書
込み、その関係する親子関係に基づいて多段階ソート処
理を繰り返し実行して、本処理を終了する。
【0199】その結果、図49に示すようなソートした
出力ファイルの例2を完成し、表示部9への表示あるい
は印刷出力させことができ、レベル欄のデータにインデ
ントを付加することにより、より見易い表とすることが
できる。
【0200】したがって、本実施例では、展開テーブル
において最大レベル欄に、レベル値を設定するだけで、
出力ファイルに展開する製品の部品展開レベルを指定で
きるため、業務の目的に合わせて必要とするレベル(例
えば、ブロック単位)まで部品展開した出力ファイルを
容易に出力することができる。
【0201】また、親子ファイルの親名称と子名称のリ
ンク関係が、無限ループとなっていて、再度自分自身を
呼び出してしまうようなレコードを間違って作成してし
まった場合でも、最大レベルを指定しておくことによ
り、強制的に展開を終了させることが可能となる。
【0202】(第6実施例)次に、請求項9記載の発明
のデータ処理装置を適用したコンピュータシステムの第
6実施例について説明する。図50〜図58は、請求項
9記載の発明を適用したコンピュータシステムの第6実
施例を示す図である。なお、本実施例のコンピュータシ
ステム1の構成は、上記第1実施例の図2に示した構成
と同一であるため、その図示及び構成説明は省略する。
【0203】本実施例では、図5に示した基本展開テー
ブルにおいて、出力ファイルに展開する展開終了条件を
設定して製品の部品展開の終了条件を制御する際の展開
処理ついて説明する。まず、製品の部品展開の展開終了
条件を制御する展開処理を要求する際の必要項目を入力
した展開テーブルの一例を図50に示す。
【0204】この図50に示す展開テーブルの例では、
親ファイル名称欄に“oya6”、親子ファイル名称欄
に“oyako6”、ルート名称欄に“親名称”を入力
し、展開方向欄に“順展開”、展開方法欄に“多段階”
を入力し、展開終了条件欄に“:区分=1”を入力し、
その出力ファイル名称欄に“out6”を入力し、その
出力ファイルにおいて生成する生成項目として、親名称
欄に(:親名称)、子名称欄に(:子名称)、所要数欄
に(:使用数*生産数)、単価欄に(:単価)、金額欄
に(:使用数*:単価*生産数)と入力して、各展開項
目に関する情報を設定した例である。
【0205】次いで、図50の親ファイル名称欄及び親
子ファイル名称欄に記入された親ファイルoya6及び
親子ファイルoyako6の例を図51及び図52に示
す。この図52の親子ファイルoyako6には、図5
0の展開テーブルの展開終了条件欄に設定されてい
る“:区分=1”に対応する区分項目として、“0”と
“1”が設定されている。この区分項目は、例えば、部
品を発注するメーカーの違い等を表すものである。
【0206】次に、本実施例の図50に示した展開テー
ブルの展開方向欄及び展開方法欄に設定された“順展
開”及び“多段階”に従って、図10のステップS15
において実行される順展開で多段階の展開処理の詳細に
ついて図53に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0207】まず、展開テーブルに設定された入力条件
に合致した1行分の情報を親ファイル2に格納されてい
る親ファイルテーブルから取得し(ステップS60
1)、その親ファイルのルートになる親名称“A”のデ
ータで親子展開を開始する。
【0208】そして、取得した1行分の情報がファイル
の最終位置(EOF)か否かを確認し(ステップS60
2)、EOFでない場合は、その取得した情報が展開テ
ーブルに設定される親ファイル入力条件と一致するか否
かを確認し(ステップS603)、本実施例では、親フ
ァイル入力条件は設定されていないため、次に進み、そ
の1行分の情報からルートになる情報を図54に示すよ
うに、出力ファイルout6の1行目の子名称欄に自分
自身の親名称をルートの情報として“A”を書込むとと
もに、そのレベル欄に“0”を書込む(ステップS60
4)。また、所要数欄には、図50の展開テーブルの生
成項目の所要数項目に定義されている内容が、(:使用
数*生産数)であるため、“1”を書込む。但し、この
ルート情報の書込み段階では、親Aの単価、金額は、未
だ“0”のままである。
【0209】そして、展開テーブルに設定された親子フ
ァイル名称に合致する情報を親子ファイル3に格納され
ている親子ファイルデータから取得して出力ファイルo
ut6に展開する親子展開処理(F2)を実行する(ス
テップS605)。
【0210】ここで、親子展開処理(F2)の詳細につ
いて図55に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、先に親ファイルから取得して出力ファイルout
6に書込んだ親名称が“A”であるため、図50の展開
テーブルの親子ファイル名称欄に設定された親子ファイ
ル名称“oyak6”により図52に示した親子ファイ
ルデータを親子ファイル3から読み出し、その親名称A
に一致する親名称Aを親子ファイル“oyako6”に
おいて検索し、取得する(ステップS611)。
【0211】そして、その親子ファイルデータの終了位
置(EOF)を確認しつつ(ステップS612)、図4
4では、1行目に親名称Aと子名称aと設定されている
情報が一致していることを確認すると(ステップS61
3)、さらに、その情報が展開テーブルに設定される親
子ファイル入力条件と一致するか否かを確認する(ステ
ップS614)。本実施例では、親子ファイル入力条件
は設定されていないため、次に進み、その親名称Aが一
致した情報を、図54の出力ファイルout6の2行目
に書込むとともに、自身の所要数欄に“1”、レベル欄
に子aのレベル“1”を書込む(ステップS615)。
そして、ステップS611に戻る。但し、この段階で
も、部品aの単価は未確定であるため、単価、金額の各
欄には、“0”が書込まれる。
【0212】そして、同様にステップS611からステ
ップS615の処理を繰り返し実行して、親名称Aに一
致する情報を行単位で図52の親子ファイルoyako
6から読み出し、図54の出力ファイルout6に書込
んでいく。その結果、出力ファイルout6には、その
3行目から6行目に親名称“A”及び子名称“b”、
“c”、“サ”が書込まれるとともに、レベル欄には子
b、c、サのレベル“1”、所要数欄には“1”が書込
まれる。ここで、部品b、c、サの単価は未確定である
ため、単価、金額の各欄には、“0”が書込まれる。
【0213】そして、親A→子(親)a→子b、c、サ
の親子展開処理を終了し、ステップS612でファイル
のEOFを確認すると、親子ファイル名称が一致した親
子ファイルデータが存在したか否かを判別し(ステップ
S616)、一致したものが存在しない場合は、本処理
を終了し、一致したものが存在する場合は、図50の展
開テーブルにおいて設定されている展開終了条件と一致
するか否かを確認する(ステップS617)。本実施例
では展開終了条件は“:区分=1”と設定されているた
め、その展開終了条件と一致する情報を、図52の親子
ファイルoyako6において検索する。一致する情報
がない場合は、ステップS619に進み、区分1に一致
する情報がある場合は、その親名称と展開終了条件に一
致した情報の子名称を新しい親名称として親子展開2の
処理(F3)を実行する(ステップS618)。
【0214】ここで、この親子展開2処理の詳細につい
て図56に示すフローチャートに基づいて説明する。な
お、この親子展開2処理プログラムは、再起プログラム
(自分自身を呼び出して繰り返し実行するプログラム)
である。
【0215】まず、図50の展開テーブルにおいて、部
品展開レベルを指定する最大レベル欄に設定されたデー
タと検索中の親子ファイルのレベルが一致するか否かを
確認する(ステップS621)。本実施例では最大レベ
ルが設定されていないため、次に進み、図52の親子フ
ァイルoyako6において、親名称と一致する行単位
の情報を検索して読み出し(ステップS622)、その
情報のEOFを確認しつつ(ステップS623)、読み
出した情報の親名称の一致及び展開テーブルに設定され
た親子ファイル入力条件との一致を確認する(ステップ
S624、S625)。
【0216】本実施例では、親子ファイル入力条件は設
定されていないため、親名称aのみ一致する情報は、図
52の親子ファイルoyako6において、5行目から
7行目にあるため、図54の出力ファイルout6の4
行目以降の親名称欄及び子名称欄に親名称“a”及び子
名称“ア”、“イ”、“ウ”として順次書込むととも
に、各行のレベル欄には親aのレベルに+1したレベル
“2”を書込む(ステップS626)。
【0217】そして、子ア、イ、ウまでの展開が終了し
て、ステップS623でファイルのEOFを確認する
と、親ファイル名称が一致した親子ファイルデータが存
在したか否かを判別し(ステップS627)、一致した
ものが存在しない場合は、本処理を終了し、一致したも
のが存在する場合は、図52の展開テーブルに設定され
た展開終了条件と一致するか否かを確認する(ステップ
S528)。
【0218】本実施例では、展開終了条件が“:区分=
1”と設定されているめ、この展開終了条件に一致する
情報を図52の親子ファイルoyako6において検索
する。例えば、図52において、図中で示す情報に
は、区分1が設定されているため、その子cを親とする
子エ、オ、カ、サは、図中で示すように、区分0が設
定されているが、その子エ、オ、カ、サの展開出力はさ
れない。
【0219】このようにして、展開終了条件により親子
ファイルoyako6から読み出した情報を、図54に
示すように、ステップS629の本親子展開2処理(F
3、再起プログラム)を実行する(自身のステップS6
22を呼び出して処理を繰り返し実行する)ことによ
り、製品の最下層の部品までの親子展開処理を実行する
ことにより、子aを親とする子ア、イ、ウの読み出し、
展開処理が終了すると、親aに子ア、イ、ウ以外に次の
子名称が親子ファイルoyako6中に有るか否かを検
索する(ステップS630)。本実施例の親子ファイル
oyako6では、子aを親とする子はア、イ、ウが最
下層なので、次の子のレコード情報なしと判別する。
【0220】次いで、ステップS631で、出力ファイ
ルout6に登録されているレベル2の親名称に一致し
た子名称の金額の合計を、図50の展開テーブルの生成
項目の金額欄に設定された定義内容(:単価)及び(:
使用数*:単価*生産数)により求め、この合計金額を
親の金額として、図54に示すように出力ファイルou
t6内のレベル2の親名称の金額欄に書込むとともに、
その親の金額を親の生産数で割った値を単価として、図
54に示すように出力ファイルout6内のレベル2の
親名称の単価欄に書込んで更新し、本親子展開2処理を
終了する。
【0221】そして、再度、図55のステップS619
の処理に戻り、次の子名称が親子ファイルoyako6
中に有るか否かを検索し、すなわち、親Aとする子a、
b、c以外の他の子の有無を検索する。本実施例では、
親Aを親とする子はa、b、cまでなので、次の子のレ
コード情報なしと判別する。
【0222】次いで、ステップS620で、出力ファイ
ルout6に登録されているレベル0の親名称に一致し
た子名称の金額の合計を、図50の展開テーブルの生成
項目の金額欄に設定された定義内容(:単価)及び(:
使用数*:単価*生産数)により求め、この合計金額を
親の金額として、図54に示すように出力ファイルou
t6内のレベル1の親名称の金額欄に書込むとともに、
その親の金額を親の生産数で割った値を単価として、図
54に示すように出力ファイルout6内のレベル1の
親名称の単価欄に書込んで更新し、本親子展開処理を終
了する。
【0223】以上の親子展開処理により、図52の親子
ファイルoyako6の部品レベルに示した親A→子
a、b、c、サ→子ア、イ、ウの親子関係の図54の出
力ファイルout6への展開を終了する。
【0224】そして、再び、図53のステップS601
の処理に戻り、ステップS601からステップS604
の処理を実行することにより、次のルートとなる親名称
が一致する行単位の情報を図52の親ファイルoya6
から取得する。本実施例の親ファイルoya6の場合
は、親名称Bが設定されているため、その親名称Bが設
定された1行分の情報を取得し、以下上記と同様の親子
展開処理を実行する。
【0225】この取得した情報により、図54の出力フ
ァイルout6の9行目に示す子名称欄に自分自身の親
名称をルートの情報として“B”が書込まれるととも
に、そのレベル“0”及び所要数“1”が書込まれる。
この時、親Bの単価、金額は、未だ“0”のままであ
る。
【0226】続いて、同様に、上記図55の親子展開処
理及び図56の親子展開2処理が繰り返し実行されるこ
とにより、展開テーブルに設定された展開終了条件に該
当する情報が図53の親子ファイルoyako6から検
索されて読み出される。図52の親子ファイルoyak
o6において、展開終了条件である区分1に該当する行
は、親B−子d、親B−子eの情報であり、これらの情
報の子である子カ、キ、シ、ク、サの情報は、図54の
出力ファイルout6には展開出力されない。そして、
同様に、上記図55の親子展開処理及び図56の親子展
開2処理が繰り返し実行されることにより、その出力フ
ァイルout6の各行の所要数欄、単価欄及び金額欄に
は、図50の展開テーブルの各対応項目に定義された内
容に従って求められたデータが書込まれることにより、
図54の出力ファイルout6の生成が終了する。
【0227】そして、再び、図53のステップS601
に戻り、ステップS602で親ファイルのEOFを確認
すると、ステップS606で、部品の階層構造を表現す
る多段階ソートを行い、そのシーケンシャル番号(SE
Q)を、図57に示すように、出力ファイルの例2に書
込み、その関係する親子関係に基づいて多段階ソート処
理を繰り返し実行して、本処理を終了する。
【0228】その結果、図57に示すようなソートした
出力ファイルの例2を完成し、表示部9への表示あるい
は印刷出力させことができ、レベル欄のデータにインデ
ントを付加することにより、より見易い表とすることが
できる。
【0229】したがって、本実施例では、展開テーブル
において展開終了条件欄に所定の条件を設定することに
より、任意のレコードで展開を打ち切る指定を容易にす
ることができる。また、互換部品の代表名称と、その実
際の互換部品の明細の名称とで親子ファイルのレコード
が構成されているような場合、1回目の親子展開では、
互換部品の代表までを展開し、その所要数を求めること
により、その下の互換部品の明細の部品の所要量を決め
ることができる。
【0230】同様に、複数のメーカーから購入する同一
部品の場合は、部品の所要数を求めるところで展開を終
了させ、その所要数を求めることにより、その下の取引
毎の発注量を決めることができる。
【0231】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、親項目を
構成する子項目の所要数を簡単に求めることができ、ル
ートとなる親項目の集計対象項目を簡単に求めることが
できる。
【0232】請求項2記載の発明によれば、製品を構成
する部品の所要数を簡単に求めることができ、ルートと
なる製品の単価/金額を簡単に求めることができる。ま
た、生産計画や設計変更が有った場合は、展開する記述
内容を変更するだけでよいため、部品発注業務担当者で
も変更操作を容易に行うことができ、従来のようにプロ
グラムの変更をプログラマーに依頼する必要がなくな
り、データ処理システムを運用する際の作業効率を向上
させるとともに、運用コストを低減することができる。
【0233】請求項3記載の発明によれば、製品を構成
するブロック単位(中間レベル)の単価/金額を簡単に
求めることができる。
【0234】請求項4記載の発明によれば、全製品の部
品毎の所要数を求めることができ、部品発注業務におけ
る発注部品の伝票作成を容易にすることができる。
【0235】請求項5記載の発明によれば、部品の製品
毎の所要数と金額を明確に示した表を出力することがで
き、部品発注業務の担当者が部品のコストを下げること
で、製品の製造原価をどれ位下げることができるかを把
握することが容易にできる。また、部品の規格変更に伴
い、影響を受ける全ての中間アセンブリ(ブロック単
位)や製品をリストアップをすることも容易に可能であ
る。
【0236】請求項6、7記載の発明によれば、入力す
る親ファイルのレコードの限定を容易に指定することが
できるとともに、設計変更等で有効期間が設定されてい
る場合、その有効期間に該当する部品だけを正確に指定
して展開させることが容易にできる。
【0237】請求項8記載の発明によれば、展開する製
品の部品展開レベルを容易に指定でき、業務の目的に合
わせて必要とするレベル(例えば、ブロック単位)まで
部品展開した出力ファイルを容易に出力することができ
る。
【0238】請求項9記載の発明によれば、任意のレコ
ードで展開を打ち切る指定を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】製品の親と子のルート関係を示すツリー図。
【図2】請求項1、2記載の発明のデータ処理装置を適
用した第1実施例のコンピュータシステムの要部ブロッ
ク構成図。
【図3】図1のツリー図に基づいて設定される親ファイ
ルの一例を示す図。
【図4】図1のツリー図に基づいて設定される親子ファ
イルの一例を示す図。
【図5】図1の展開テーブルに格納される基本展開テー
ブルデータの一例を示す図。
【図6】本実施例において、順展開で多段階の出力ファ
イルを生成する際の展開テーブルの例1を示す図。
【図7】本実施例において、順展開で多段階の出力ファ
イルを生成する際の展開テーブルの例2を示す図。
【図8】本実施例において、順展開で多段階の出力ファ
イルを生成する際の展開テーブルの例3を示す図。
【図9】本実施例の展開テーブル入力処理のフローチャ
ート。
【図10】図1の展開処理部により実行される展開処理
のメインルーチンのフローチャート。
【図11】図10の順展開で多段階の展開処理の詳細を
示すフローチャート。
【図12】図6の展開テーブルの例1に基づいて図11
の展開処理により生成された出力ファイルの例1を示す
図。
【図13】図11の親子展開処理の詳細を示すフローチ
ャート。
【図14】図13の親子展開2処理の詳細を示すフロー
チャート。
【図15】図11の多段階ソート処理により図12の出
力ファイルをソートして生成された出力ファイルの例2
を示す図。
【図16】図7の展開テーブルの例2に従って図11の
順展開で多段階の展開処理により生成された出力ファイ
ルの例3を示す図。
【図17】図8の展開テーブルの例3に従って図11の
順展開で多段階の展開処理により生成された出力ファイ
ルの例4を示す図。
【図18】第2実施例の順展開で集約の展開処理を要求
するための展開テーブルの例を示す図。
【図19】第2実施例で利用される親ファイルの一例を
示す図。
【図20】第2実施例で利用される親子ファイルの一例
を示す図。
【図21】図10の順展開で集約の展開処理の詳細を示
すフローチャート。
【図22】図18の展開テーブルに基づいて図21の展
開処理により生成された一時ファイルの例を示す図。
【図23】図21の親子展開処理の詳細を示すフローチ
ャート。
【図24】図23の親子展開2処理の詳細を示すフロー
チャート。
【図25】図18の展開テーブルに従って図21の順展
開で集約の展開処理により生成された集約型出力ファイ
ルの一例を示す図。
【図26】第3実施例の逆展開で多段階の展開処理を要
求するための展開テーブルの一例を示す図。
【図27】第3実施例で利用される親ファイルの一例を
示す図。
【図28】第3実施例で利用される親子ファイルの一例
を示す図。
【図29】図10の逆展開で多段階の展開処理の詳細を
示すフローチャート。
【図30】図26の展開テーブルに基づいて図29の展
開処理により生成された出力ファイルの一例を示す図。
【図31】図29の親子展開処理の詳細を示すフローチ
ャート。
【図32】図31の親子展開2処理の詳細を示すフロー
チャート。
【図33】図29の多段階ソート処理により図30の出
力ファイルをソートして生成された出力ファイルの一例
を示す図。
【図34】第4実施例の製品のレコードを限定する部品
展開処理を要求するための展開テーブルの一例を示す
図。
【図35】第4実施例で利用される親ファイルの一例を
示す図。
【図36】第4実施例で利用される親子ファイルの一例
を示す図。
【図37】図10の順展開で多段階の展開処理の詳細を
示すフローチャート。
【図38】図34の展開テーブルに基づいて図35の親
ファイル及び図36の親子ファイルのデータを展開して
生成された出力ファイルの一例を示す図。
【図39】図37の親子展開処理の詳細を示すフローチ
ャート。
【図40】図39の親子展開2処理の詳細を示すフロー
チャート。
【図41】図37の多段階ソート処理により図38の出
力ファイルをソートして生成された出力ファイルの一例
を示す図。
【図42】第5実施例の製品の部品展開レベルを制限す
る展開処理を要求するための展開テーブルの一例を示す
図。
【図43】第5実施例で利用される親ファイルの一例を
示す図。
【図44】第5実施例で利用される親子ファイルの一例
を示す図。
【図45】図10の順展開で多段階の展開処理の詳細を
示すフローチャート。
【図46】図42の展開テーブルに基づいて図43の親
ファイル及び図44の親子ファイルのデータを展開して
生成された出力ファイルの一例を示す図。
【図47】図45の親子展開処理の詳細を示すフローチ
ャート。
【図48】図47の親子展開2処理の詳細を示すフロー
チャート。
【図49】図45の多段階ソート処理により図46の出
力ファイルをソートして生成された出力ファイルの一例
を示す図。
【図50】第6実施例の製品の部品展開の展開終了条件
を制御する展開処理を要求するための展開テーブルの一
例を示す図。
【図51】第6実施例で利用される親ファイルの一例を
示す図。
【図52】第6実施例で利用される親子ファイルの一例
を示す図。
【図53】図10の順展開で多段階の展開処理の詳細を
示すフローチャート。
【図54】図50の展開テーブルに基づいて図51の親
ファイル及び図52の親子ファイルのデータを展開して
生成された出力ファイルの一例を示す図。
【図55】図53の親子展開処理の詳細を示すフローチ
ャート。
【図56】図55の親子展開2処理の詳細を示すフロー
チャート。
【図57】図54の多段階ソート処理により図46の出
力ファイルをソートして生成された出力ファイルの一例
を示す図。
【符号の説明】
1 コンピュータシステム 2 親ファイル 3 親子ファイル 4 入力部 5 展開テーブル 6 展開処理部 7 出力ファイル 8 一時ファイル 9 表示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】親項目の数量に応じてその親項目を構成す
    る複数の子項目の種類を求める展開を行うデータ処理装
    置であって、 親項目対象のルート項目とその集計対象項目が定義され
    た任意の親ファイルと、親項目のその親項目を構成する
    複数の子項目の種類と集計対象項目とが定義された任意
    の親子ファイルと、を指定する指定手段と、 上記指定の親ファイルにおけるルート項目、上記指定の
    親子ファイルにおける親項目、子項目、集計対象項目の
    各項目名称を、任意に指定する項目名称指定手段と、 上記指定の親ファイルからルート項目のデータを、上記
    親子ファイルにおける親項目のデータと照合し、上記ル
    ート項目のデータと合致する親項目のデータに対応する
    子項目のデータと集計対象項目のデータとを展開する展
    開手段と、 この展開手段により展開された各子項目の種類毎に、上
    記集計対象項目のデータを、親項目のデータが共通する
    データ同志で集計し、各子項目毎の集計対象項目のデー
    タを更新する更新手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】親部品の数量に応じてその親部品を構成す
    る複数の子部品の種類を求める部品展開を行うデータ処
    理装置であって、 親部品対象のルート項目とその数量項目が定義された任
    意の親ファイルと、親部品のその親部品を構成する複数
    の子部品の種類とその数量、その金額とが定義された任
    意の親子ファイルと、を指定する指定手段と、 上記指定の親ファイルにおけるルート項目、上記指定の
    親子ファイルにおける親項目、子項目、所用数項目、金
    額項目の各項目名称を、任意に指定する項目名称指定手
    段と、 上記指定の親ファイルからルート項目のデータを、上記
    親子ファイルにおける親項目のデータとを照合し、上記
    ルート項目のデータと合致する親項目のデータに対応す
    る子項目のデータと所用数項目のデータと金額項目のデ
    ータとを展開する展開手段と、 この展開手段により展開された各子部品の種類毎に、所
    用数項目のデータと金額項目のデータとを、親項目のデ
    ータが共通するデータ同志で集計し、各子部品毎の所用
    数項目のデータと金額項目のデータとを更新する更新手
    段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記親子ファイルは、多段階の階層構造を
    持ち、前記更新手段は、前記各子部品の使用数、金額の
    集計値を求める際には、前記展開手段により当該親子フ
    ァイルの各段階(中間レベル)で展開される子部品の使
    用数、親部品における製造原価の集計値を求めることを
    特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】前記指定手段は、前記親ファイル、親子フ
    ァイルの指定と、最下位子部品の種類毎の集約を指示す
    る集約展開の指定をし、前記項目名称指定手段は、前記
    親名称項目、子名称項目、前記所用数項目を指定する
    と、前記展開手段は、当該指定の親ファイルからのデー
    タを、当該指定の親子ファイルにおける親項目のデータ
    とを照合し、前記ルート項目のデータと合致する親項目
    のデータに対応する子項目のデータと所用数項目のデー
    タと金額項目のデータとを展開する際に、集約する最下
    位子部品の種類毎に所定の識別情報を付加して展開し、
    前記更新手段は、この識別情報が付加された最下位子部
    品の種類毎に、所用数項目のデータと金額項目のデータ
    とを、親項目のデータが共通するデータ同志で集計し、
    各最下位子部品の種類毎の所用数項目のデータと金額項
    目のデータとを更新することを特徴とする請求項2記載
    のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】親部品の数量に応じてその親部品を構成す
    る複数の子部品の種類を求める部品展開を行うデータ処
    理装置であって、 子部品が定義された親ファイル、親部品と子部品の関
    係、その親部品を構成する複数の子部品の種類とその数
    量、その金額とが定義された任意の親子ファイルの指定
    と、最下位の子部品から親部品への展開を指示する逆展
    開の指定と、を指定する指定手段と、 上記親名称項目としての子名称、上記子名称項目として
    の親名称の指定と、上記指定の親子ファイルにおける所
    用数項目、金額項目の各項目名称を、任意に指定する項
    目名称指定手段と、 上記指定の親ファイルからルート項目のデータを、当該
    指定の親子ファイルにおける子項目のデータとを照合
    し、そのルート項目のデータと合致する子項目のデータ
    に対応する親項目のデータと所用数項目のデータと金額
    項目のデータとを展開する展開手段と、 この展開手段により展開された各子部品を部品とする親
    部品の種類毎に、所用数項目のデータと金額項目のデー
    タとを、親項目のデータが共通するデータ同志で集計
    し、各子部品毎の所用数項目のデータと金額項目のデー
    タとを更新する更新手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】前記指定手段は、前記親ファイルにおける
    ルート項目を入力条件として指定することにより、前記
    展開手段により展開されるルートにすべき親ファイルを
    限定することを特徴とする請求項2記載のデータ処理装
    置。
  7. 【請求項7】前記指定手段は、前記親子ファイルにおけ
    る入力条件を指定することにより、前記展開手段により
    照合される親子ファイルの参照範囲を限定するようにし
    たことを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】前記指定手段は、前記多段階構造を持つ親
    子ファイルにおける最大レベルを指定することにより、
    前記展開手段により当該親子ファイルが展開される際の
    最大レベルを指定するようにしたことを特徴とする請求
    項3記載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】前記指定手段は、前記多段階構造を持つ親
    子ファイル内の情報を指定することにより、前記展開手
    段により当該親子ファイルが展開される際の展開終了位
    置を任意に指定するようにしたことを特徴とする請求項
    3記載のデータ処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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