JPH08185519A - 人物照合方法及びその装置 - Google Patents

人物照合方法及びその装置

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JPH08185519A
JPH08185519A JP6325366A JP32536694A JPH08185519A JP H08185519 A JPH08185519 A JP H08185519A JP 6325366 A JP6325366 A JP 6325366A JP 32536694 A JP32536694 A JP 32536694A JP H08185519 A JPH08185519 A JP H08185519A
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JP
Japan
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auxiliary
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registration image
input
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Application number
JP6325366A
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English (en)
Inventor
Yuji Kobayashi
祐二 小林
Naohisa Kosaka
直久 向坂
Haruyoshi Toyoda
晴義 豊田
Narihiro Yoshida
成浩 吉田
Tsutomu Hara
勉 原
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体を構成する一部のパターンとして、予め
登録されたものと新たに入力されたものとに対する照合
精度を向上させることにより、個人の識別を確実に行う
人物照合方法及びその装置を提供する。 【構成】 人物照合装置10は、パターンを撮像する入
力手段20と、予め撮像した複数のパターンの像をそれ
ぞれ基本及び補助登録像として格納する第1の記憶部3
3と、新たに撮像したパターンの像を入力測定像として
保持する第2の記憶部34と、基本または補助登録像に
対する入力測定像の一致または不一致を判定する照合判
定部36とを含む制御手段30と、基本または補助登録
像と入力測定像との間の相関値を算出する照合手段40
とを備える。ここで、制御手段30は、基本登録像に対
する入力測定像の不一致を決定した上で、補助登録像に
対する入力測定像の一致を決定した場合、最小の相関値
を有するものを除いた補助登録像と入力測定像とで補助
登録像を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重要情報や貴重品など
を機密に利用するために行う情報処理の技術分野におい
て、人体を構成する一部のパターン、例えば指紋に対す
るパターン認識に基づいて個人を識別する人物照合方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、人
物照合を行う技術の一つとして指紋照合を行う技術で
は、予め登録されていた個人の指紋と、新たに入力され
た個人の指紋とを照合することにより、個人を識別して
いる。しかしながら、予め指紋を登録する時と、新たに
指紋を入力する時との間には、指の設置状態に関する種
々の要因、すなわち指の湿り具合や配置や緊張状態など
に対応して、指紋の測定像の配置や歪みや切れなどに差
異が生じることがある。つまり、指紋の測定像に対する
再現性が低い場合、指紋の照合精度は大きく低減してし
まうという問題がある。
【0003】この問題を解決する一つの方法としては、
指の配置を一定の状態に保持するガイドを指紋の入力手
段に設置することが行われている。しかしながら、指の
形状の個人差に対応していないガイドは指の配置を十分
に補償しないので、指紋の照合精度を十分に向上させる
ことができていない。
【0004】また、複数の指紋の測定像に基づいて、予
め登録される個人の指紋や、指紋の照合を判定する評価
基準などを決定することが行われている。しかしなが
ら、新たに入力された指紋と照合する際には、登録済み
の指紋または照合の評価基準として一つの測定像または
一つのレベルのみを参照するので、指紋の照合精度を十
分に向上させることができていない。なお、このような
先行技術に関しては、公報「特開昭63−149776
号」及び公報「特開昭63−149777号」などに詳
細に記載されている。
【0005】さらに、予め登録される個人の指紋とし
て、指の異なる設置状態を反映した複数の測定像を保持
することが行われている。そのため、新たに入力された
指紋としてより高い照合の評価を受けたものを、追加ま
たは更新によって新たに登録している。しかしながら、
このように追加または更新によって登録していく指紋の
測定像は個人の癖として現れる指の配置に対応した傾向
に収束していくので、指の配置が希に日頃の傾向と異な
る場合に、指紋の照合精度は大きく低減してしまうこと
がある。なお、このような先行技術に関しては、公報
「特開平3−142685号」などに詳細に記載されて
いる。
【0006】そこで、本発明は、以上の問題点を鑑みて
なされたものであり、人体を構成する一部のパターンと
して、予め登録されたものと新たに入力されたものとに
対する照合精度を向上させることにより、個人の識別を
確実に行う人物照合方法及びその装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の人物照合方法
は、上記の目的を達成するために、人体を構成する一部
のパターンに対する照合に基づいて個人を識別する人物
照合方法であって、(A)当該パターンを予め複数回撮
像し、複数のパターンの像をそれぞれ基本登録像及び補
助登録像のいずれか一方として分割して格納する第1の
ステップと、(B)当該パターンを新たに撮像し、パタ
ーンの像を入力測定像として保持する第2のステップ
と、(C)基本登録像と入力測定像との間で算出した相
関値に基づいて、基本登録像に対する入力測定像の一致
または不一致を判定する第3のステップと、(D)この
第3のステップで基本登録像に対する入力測定像の不一
致を決定した場合、補助登録像と入力測定像との間で算
出した相関値に基づいて、補助登録像に対する入力測定
像の一致または不一致を判定する第4のステップと、
(E)この第4のステップで補助登録像に対する入力測
定像の一致を決定した場合、補助登録像と入力測定像と
から選択した全ての組み合わせで算出した相関値に基づ
いて、最小の相関値を有するものを除いた補助登録像と
入力測定像とを補助登録像として更新して格納する第5
のステップとを備えることを特徴とする。
【0008】なお、上記第1のステップは、パターンを
予め撮像してパターンの像を基本登録像として格納した
後、パターンを新たに撮像してパターンの像を入力測定
像として保持し、基本登録像と入力測定像との間で算出
した相関値に基づいて、基本登録像に対する入力測定像
の一致を決定した場合、入力測定像を補助登録像として
補助登録像と分割して格納することを、補助登録像の既
存する個数が予め設定された個数に一致するまで繰り返
して実行することを特徴としてもよい。
【0009】また、上記補助登録像は、個々に撮像した
複数のパターンの像であることを特徴としてもよい。
【0010】さらに、上記パターンは、人間の指の表面
に形成された指紋であることを特徴としてもよい。
【0011】本発明の人物照合装置は、上記の目的を達
成するために、人体を構成する一部のパターンに対する
照合に基づいて個人を識別する人物照合装置であって、
(A)当該パターンを撮像する入力手段と、(B)この
入力手段によって予め撮像した複数のパターンの像をそ
れぞれ基本登録像及び補助登録像として格納する第1の
記憶部と、入力手段によって新たに撮像した前記パター
ンの像を入力測定像として保持する第2の記憶部とを含
んで構成された制御手段と、(C)この制御手段から入
力した基本登録像または補助登録像と入力測定像とに対
して相関演算を実行し、基本登録像または補助登録像と
入力測定像との間の相関値を算出する照合手段とを備え
ている。ここで、制御手段は、照合手段から入力した基
本登録像または補助登録像と入力測定像との間で算出し
た相関値に基づいて、基本登録像または補助登録像に対
する入力測定像の一致または不一致を判定する照合判定
部をさらに含んで構成されており、基本登録像に対する
入力測定像の不一致を決定した上で、補助登録像に対す
る入力測定像の一致を決定した場合、照合手段から入力
した補助登録像と入力測定像とから選択した全ての組み
合わせで算出した相関値に基づいて、最小の相関値を有
するものを除いた補助登録像と入力測定像とを補助登録
像として更新して格納することを特徴とする。
【0012】なお、上記補助登録像は、個々に撮像した
複数のパターンの像であることを特徴としてもよい。
【0013】また、上記パターンは、人間の指の表面に
形成された指紋であることを特徴としてもよい。
【0014】さらに、上記照合手段は、並列的な配置で
表示した基本登録像または補助登録像と入力測定像とに
対して2回のフーリエ変換を行う光学レンズを含んで構
成されていることを特徴としてもよい。
【0015】
【作用】本発明の人物照合方法及びその装置において
は、まず、人体を構成する一部のパターンを新たに撮像
して保持する入力測定像を、当該パターンを予め撮像し
て格納した基本登録像に対して照合する。このとき、基
本登録像と入力測定像との間で算出した相関値に基づい
て、基本登録像に対する入力測定像の一致または不一致
を判定する。ここで、基本登録像に対する入力測定像の
一致を決定した場合、基本登録像を提供した個人と入力
測定像を提供した個人とが同一人物であると識別するこ
とになる。
【0016】一方、基本登録像に対する入力測定像の不
一致を決定した場合、続いて、当該パターンを予め撮像
して格納した補助登録像に対して入力測定像を照合す
る。このとき、補助登録像と入力測定像との間で算出し
た相関値に基づいて、補助登録像に対する入力測定像の
一致または不一致を判定する。ここで、補助登録像に対
する入力測定像の不一致を決定した場合、基本登録像及
び補助登録像を提供した個人と入力測定像を提供した個
人とが同一人物でないと識別することになる。
【0017】一方、補助登録像に対する入力測定像の一
致を決定した場合、基本登録像及び補助登録像を提供し
た個人と入力測定像を提供した個人とが同一人物である
と識別することになる。このとき、補助登録像と入力測
定像とから選択した全ての組み合わせで算出した相関値
に基づいて、最小の相関値を有するものを除いた補助登
録像と入力測定像とを補助登録像として更新して格納す
る。
【0018】なお、人体を構成する一部のパターンを予
め撮像し、複数のパターンの像をそれぞれ基本登録像及
び補助登録像として分割して格納するには、まず、当該
パターンを予め撮像し、パターンの像を基本登録像とし
て格納する。続いて、当該パターンを新たに撮像して保
持する入力測定像を、基本登録像に対して照合する。こ
のとき、基本登録像と入力測定像との間で算出した相関
値に基づいて、基本登録像に対する入力測定像の一致ま
たは不一致を判定する。ここで、基本登録像に対する入
力測定像の一致を決定した場合、入力測定像を補助登録
像として補助登録像と分割して格納する。このような処
理を、補助登録像の既存する個数が予め設定された個数
に一致するまで、繰り返して実行する。
【0019】また、補助登録像が個々に撮像した複数の
パターンの像である場合、補助登録像と入力測定像とか
ら選択した全ての組み合わせで算出する相関値の差異が
大きくなるので、補助登録像と入力測定像との間の比較
は容易になる。
【0020】また、パターンが人間の指の表面に形成さ
れた指紋である場合、パターンは個人的特徴を有するこ
とから、個人の識別が確実になる。
【0021】さらに、照合手段が並列的な配置で表示し
た基本登録像または補助登録像と入力測定像とに対して
2回のフーリエ変換を行う光学レンズを含んで構成され
ている場合、相関演算の速度がパターンの像の階調に依
存しないので、切れや歪みなどを含むパターンに対する
照合も有効になる。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例の構成及び作用
について、図1ないし図18を参照して詳細に説明す
る。なお、図面の説明においては同一の要素には同一の
符号を付し、重複する説明を省略する。
【0023】本実施例の人物照合装置は、人体を構成す
る一部のパターンの一つである指紋に対してパターン認
識を行い、その照合結果を一定の評価基準に基づいて判
定することにより、個人を識別する指紋照合装置として
機能するものである。
【0024】図1に示すように、人物照合装置10は、
指紋を撮像する入力手段20と、指紋像に対する登録及
び検索を管理するとともに、指紋像の照合を判定する制
御手段30と、指紋像に対する光相関演算を実行する照
合手段40とを備えている。
【0025】図1及び図2に示すように、入力手段20
は、操作者が実際に操作を行う操作系と、操作者に対し
て動作状況を表示する表示系と、操作者が入力した操作
に対応した動作を指示する制御系と、操作者の指紋を撮
像する光学系とから構成されている。
【0026】入力手段20の操作系は、電源のON,O
FFを設定する電源スイッチ21aと、指紋像に対する
登録モードを選択する登録モードボタン21bと、指紋
像に対する照合モードを選択する照合モードボタン21
cと、操作者の識別コードを入力するキーボード21d
と、操作者の指を固定して設置するガイド21eとを含
んでいる。
【0027】また、入力手段20の表示系は、実際の動
作の進行状況を操作者に対して順次表示するレベル・イ
ンディケータ22a及びLED(発光ダイオード)ラン
プ22bと、後述する各種操作の指示や指紋像の照合ま
たは登録の処理結果などを操作者に対して順次提示する
ディスプレイ22cとを含んでいる。
【0028】また、入力手段20の制御系は、操作者が
入力した識別コードを制御手段30に出力し、指紋像の
登録または照合の処理結果を前述した表示系に出力する
とともに、前述した操作系の状態に対応して後述する光
学系の駆動を制御する制御部23と、利得及びコントラ
ストを調整した上で操作者が入力した指紋像を制御手段
30に出力する調整部28とを含んでいる。
【0029】さらに、入力手段20の光学系は、制御部
23から入力した駆動信号に基づいて照明光を発生する
光源24と、操作者の指が接触していないプリズム面で
光源24から入射した照明光を全反射し、操作者の指が
接触したプリズム面で指紋のパターンに対応して散乱し
た照明光を測定光として出射するプリズム25と、この
プリズム25から出射された測定光を順次反射してその
光路を折り曲げる4個の平面ミラー26a〜26dと、
これら平面ミラー26a〜26dによって導かれた測定
光を収斂してその諸収差を補償する屈折レンズ群26e
と、この屈折レンズ群26eから出射された測定光を受
光して指紋像を検出するCCD(電荷結合素子)27と
を含んでいる。
【0030】図1に示すように、制御手段30は、後述
する各種機器の駆動を制御するCPU(中央処理装置)
31と、入力手段20から入力した操作者の識別コード
をCPU31に出力するとともに、後述する指紋像の登
録または照合の処理結果を入力手段20に出力するI/
O(入出力)インターフェース32と、入力手段20か
ら入力した指紋像を基本登録像または補助登録像として
定常的に格納する第1の記憶部、すなわちHD(ハード
ディスク)33と、入力手段20から入力した指紋像を
キャッシュメモリ方式に基づいて暫定的に格納する第2
の記憶部、PM(プロテクトメモリ)34と、入力手段
20やHD33またはPM34から入力した2個の指紋
像を同時または経時的に並列して格納するFM(フレー
ムメモリ)35と、照合手段40から入力した後述する
相関像の光強度に基づいて算出した相関値を、照合の評
価基準と比較して2個の指紋像を照合判定する照合判定
部、すなわち専用ハードウェア36とから構成されてい
る。
【0031】なお、HD33は、複数個の基本登録像を
格納する基本登録領域と、複数個の補助登録像を格納す
る補助登録領域とからなるメモリ領域を、識別コードに
基づいて割り当てている記憶装置である。このHD33
からFM35に1個の指紋像を転送する速度は、例えば
約100msである。
【0032】また、PM34は、例えば容量4Mbyte を
有するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)として構
成され、1個の指紋像に64kbyte を割り当てることに
よって最大64個の測定像を格納する記憶装置である。
このPM34からFM35に1個の指紋像を転送する速
度は、例えば約40msである。
【0033】また、FM35は、例えば容量64kbyte
または128kbyte を有するVRAM(ビデオ・ラム)
として構成され、254×254byteのグレイスケール
・データとして1個または2個の指紋像を格納する記憶
装置である。
【0034】さらに、専用ハードウェア36は、2個の
指紋像に対して照合手段40が2度のフーリエ変換を行
って生成した相関像の1次光の光強度に基づいて当該2
個の指紋像の間の相関値を算出し、この相関値を照合の
評価基準である閾値と比較して2個の指紋像の間の一致
または不一致を判定するものである。
【0035】ここで、入力手段20からFM35に順次
入力する指紋像は、LIFO(後入れ先出し)方式でP
M34に順次格納される。また、HD33からFM35
に一旦呼び出された基本登録像及び補助登録像は、通常
LIFO方式でPM34に順次格納され、PM34の全
容量が使用済みとなった時にHD33に順次格納され
る。これにより、FM35に基本登録像または補助登録
像を呼び出す際には、まずPM34を検索する。ここ
で、PM34に格納されていなかった基本登録像または
補助登録像については、続いてHD33を検索する。そ
のため、PM34はいわゆるキャッシュメモリとして機
能するので、FM35から呼び出される機会が多い指紋
像であるほど、当該指紋像に対する処理速度は増大す
る。
【0036】図1及び図3に示すように、照合手段40
は、指紋像およびそのフーリエ変換強度像に対する書き
込み光または読み出し光としてレーザ光を発生するLD
(レーザ・ダイオード)41と、このLD41から出射
されたレーザ光を反射してその光路を折り曲げる平面ミ
ラー42aと、この平面ミラー42aによって導かれた
レーザ光を一方に透過して他方に反射するハーフミラー
43aと、制御手段30のフレームメモリ35から入力
した2個の指紋像を表示するとともに、ハーフミラー4
3aを透過したレーザ光に対して液晶に表示した2個の
測定像に対応した変調を与えて透過させるLCD(液晶
ディスプレイ)44とを含んで構成されている。
【0037】この照合手段40は、LCD44から出射
されたレーザ光にフーリエ変換を行う屈折レンズ群45
aと、この屈折レンズ群45aから出射されたレーザ光
を順次反射してその光路を折り曲げる3個の平面ミラー
42b〜42dと、これら平面ミラー42b〜42dに
よって導かれたレーザ光を受光して2個の測定像のフー
リエ変換強度像に対応した液晶の配向を保持するととも
に、後述するハーフミラー43bを透過して導かれたレ
ーザ光を液晶に保持したフーリエ変換像に対応した変調
を与えて反射するSLM(空間光変調器)46とをさら
に含んで構成されている。
【0038】この照合手段40は、ハーフミラー43b
で反射されたレーザ光を透過するとともに、SLM46
で反射されたレーザ光を反射するハーフミラー43b
と、このハーフミラー43bによって導かれたレーザ光
にフーリエ変換を行う屈折レンズ群45bと、この屈折
レンズ群45bから出射したレーザ光を順次反射してそ
の光路を折り曲げる3個の平面ミラー42e〜42g
と、これら平面ミラー42e〜42gによって導かれた
レーザ光を受光してそり光強度を検出するCCD47と
をさらに含んで構成されている。
【0039】なお、LCD44は、入力手段20から入
力した2個の指紋像を並列的に配置するものである(図
4(a)参照)。
【0040】また、SLM46は、第1の基板、第1の
透明電極層、光アドレス層、ミラー層、第1の配向層、
光変調層、第2の配向層、第2の透明電極層及び第2の
基板を順次積層して形成され、実時間空間フィルタとし
て機能する位相変調型SLMである。このSLM46で
は、LCD44から屈折レンズ群45aを介して導かれ
たレーザ光、すなわち書き込み光の強度分布に対応して
変化した光アドレス層の抵抗分布に基づいて電圧が光変
調層に印加されることにより、光変調層の屈折率分布は
当該光変調層を構成する液晶の分子軸の配向に対応して
変化するので、LCD44に表示した2個の指紋像に対
するフーリエ変換強度像を記録する(図4(b)参
照)。そのため、LD41からハーフミラー43bを介
して導かれたレーザ光、すなわち読み出し光はミラー層
で反射することによって光変調層を往復して通過する際
に、光変調層の屈折率分布、すなわち書き込み光の強度
分布に対応した位相変調を受ける。
【0041】さらに、CCD47は、SLM46から屈
折レンズ群45bを介して導かれたレーザ光、すなわち
LCD44に表示した2個の指紋像に対する相関像の0
次光付近に現れる二つの1次光の一方のみを受光し、1
次光の光強度を検出するものである(図4(c)参
照)。
【0042】このように構成された照合手段40は、2
個の指紋像を並列的に配置して2度のフーリエ変換を行
うことにより、相互または自己相関演算を光学的に実行
するJTC(合同フーリエ変換相関器)である。
【0043】図5に示すように、FM35の容量が12
8kbyte である場合、FM35は、容量64kbyte を有
する2個のメモリ領域α,βに分割されている。ここ
で、HD33またはPM4から読み出された2個の指紋
像のデータは、アクセスアドレスがメモリ領域α,βの
一方に限定された2本の走査線(実線で図示した)によ
ってFM35に書き込まれる。そのため、FM35は、
2個の指紋像のデータをそれぞれメモリ領域α,βに同
時に格納する(図5(a)参照)。続いて、FM35か
ら通常の通り読み出された2個の指紋像のデータは、1
本の走査線(実線で図示した)によってLCD44に書
き込まれる。そのため、LCDD44は、2個の指紋像
を同時に表示する(図5(b)参照)。
【0044】図6に示すように、FM35の容量が64
kbyte である場合、LCD44のメモリは、容量64kb
yte を有する2個のメモリ領域α,βに分割されてい
る。ここで、HD33またはPM34から順次読み出さ
れた2個の指紋像のデータは、1本の走査線(実線で図
示した)によってFM35に順次書き込まれる。そのた
め、FM35は、2個の指紋像のデータを経時的に格納
する(図6(a)参照)。続いて、FM35から順次読
み出された2個の指紋像のデータは、アクセスアドレス
がメモリ領域α,βの一方に順次切り替わる1本の走査
線(実線及び点線で図示した)によってLCD44に書
き込まれる。そのため、LCD44は、2個の指紋像を
同時に表示する(図6(b)参照)。
【0045】図7に示すように、FM35がダブルバッ
ファとして容量64kbyte を有する2個のフームメモリ
α,βから構成されている場合、LCD44のメモリ
は、容量64kbyte を有する2個のメモリ領域α,βに
分割されている。ここで、HD33またはPM34から
順次読み出された2個の指紋像のデータは、1本の走査
線(実線及び点線で図示した)によってフレームメモリ
α,βにそれぞれ書き込まれる。そのため、FM35
は、2個の指紋像のデータを経時的に格納する(図7
(a)参照)。続いて、フレームメモリα,βから順次
読み出された2個の測定像のデータは、アクセスアドレ
スがメモリ領域α,βの一方に順次切り替わる1本の走
査線(実線及び点線で図示した)によってLCD44に
順次書き込まれる。そのため、LCD44は、2個の指
紋像を同時に表示する(図7(b)参照)。ここで、H
D33またはPM34から一方のフレームメモリに1個
の指紋像を伝送する期間中に、他方のフレームメモリか
らLCD44の一方のメモリ領域に1個の指紋像を伝送
することにより、HD33またはPM34からLCD4
4に至る指紋像の伝送時間が短縮する。
【0046】次に、本実施例の作用について説明する。
【0047】人物照合装置10は、指紋像を基本登録像
として格納する基本登録処理と、指紋像を照合して個人
を識別する照合判定処理とのいずれか一方を、操作者が
選択することによって動作するものである。
【0048】なお、基本登録処理には、基本登録像の新
規作成を行う処理と、基本登録像の更新を行う処理とが
含まれている。また、照合判定処理には、基本登録像が
設定された参照像に対して指紋像を照合する処理と、補
助登録像が設定された参照像に対して指紋像を照合する
処理と、補助登録像の新規作成を行う処理と、補助登録
像の更新を行う処理とが含まれている。
【0049】図4に示すように、まず、操作者が電源ス
イッチ21aをON状態に設定することにより、入力手
段20、制御手段30及び照合手段40が稼働を開始
し、ステップ100に移行する。
【0050】続いて、ステップ100では、登録モー
ド、すなわち基本登録処理を実行するか否かという操作
者の意向を尋ねるメッセージをディスプレイ22cに表
示する。ここで、操作者が登録モードボタン21bを選
択してON状態に設定した場合、ステップ110に移行
する。一方、操作者が登録モードを拒否した場合、ステ
ップ160に移行する。
【0051】続いて、ステップ160では、ディスプレ
イ22cに照合モード、すなわち指紋照合処理を実行す
るか否かという操作者の意向を尋ねるメッセージを表示
する。ここで、操作者が照合モードボタン21cを選択
してON状態に設定した場合、ステップ170に移行す
る。一方、操作者が照合モードを拒否した場合、ステッ
プ100に移行する。
【0052】図9及び図10に示すように、ステップ1
10では、ステップ120〜152によって基本登録処
理を実行する。
【0053】まず、ステップ120では、識別コードを
入力することを操作者に要求するメッセージをディスプ
レイ22cに表示する。ここで、操作者がキーボード2
1dを用いて識別コードを入力した場合、ステップ12
1に移行する。
【0054】続いて、ステップ121では、操作者が入
力した識別コードをHD33に格納されているデータ中
で検索する。ここで、当該識別コードが管理者によって
予め登録されていない場合、基本登録処理自体が終了す
る。一方、当該識別コードが管理者によって予め登録さ
れている場合、ステップ122に移行する。
【0055】続いて、ステップ122では、操作者が入
力した識別コードに付帯した基本登録像をプロテクトメ
モリ34またはHD33に格納されているデータ中で検
索する。ここで、当該基本登録像が格納されていない場
合、ステップ124に移行し、基本登録像の新規作成を
行う処理を実行する。一方、当該基本登録像が格納され
ている場合、ステップ140に移行し、基本登録像の更
新を行う処理を実行する。
【0056】続いて、ステップ124では、ガイド21
cの形状に対応してプリズム25上に指を設置すること
を操作者に要求するメッセージをディスプレイ22cに
表示し、光源24が点灯する。ここで、操作者が指をプ
リズム25上に設置した場合、ステップ126に移行す
る。
【0057】このとき、光源24から出射された照明光
は、プリズム25のプリズム面で指紋非接触部では全反
射、指紋接触部では散乱することにより、操作者の指紋
のパターンに対応した干渉を受けた測定光として平面ミ
ラー26a〜26d及び屈折レンズ群26eを介してC
CD27によって検出される。このCCD27によって
光電変換された入力測定像は、調整部28によって2次
元強度分布の利得及びコントラストに関する調整を受け
た後に、FM35に出力される。
【0058】続いて、ステップ126では、予め設定さ
れた基本登録像の個数に対して操作者の指紋の撮像回数
を比較する。ここで、指紋の撮像回数が基本登録像の個
数よりも小さい場合、ステップ124に移行する。一
方、指紋の撮像回数が基本登録像の個数に一致する場
合、ステップ128に移行する。
【0059】なお、再び移行したステップ124では、
プリズム25に対する指の設置状態を逐次変更すること
を操作者に要求するメッセージをディスプレイ22cに
表示することにより、指の異なる設置状態を反映した複
数の入力測定像をFM35を介してPM34に順次格納
する。
【0060】続いて、ステップ128では、2個の入力
測定像からなる組み合わせをPM34に格納されている
データ中から選択し、ステップ130に移行する。
【0061】続いて、ステップ130では、2個の測定
像の組み合わせを同時または経時的に並列した配置でフ
レームメモリ35に提示し、ステップ132に移行す
る。
【0062】続いて、ステップ132では、2個の入力
測定像をFM35からLCD44に出力させて同時に並
列した配置で表示し、後述する光学的相関演算を行った
後に、ステップ134に移行する。
【0063】このとき、LD41から平面ミラー42a
及びハーフミラー43aを介してLCD40を透過した
レーザ光は、LCD40を構成する液晶に表示された2
個の入力測定像に対応した変調を受けた後に、屈折レン
ズ群45aによってフーリエ変換を受け、平面ミラー4
2b〜42dを介してSAL46によって記録される。
【0064】さらに、LD41から平面ミラー42a、
ハーフミラー43a,43bを介してSLM46で反射
されたレーザ光は、SLM46を構成する液晶に記録さ
れたフーリエ変換像に対応した干渉を受けた後に、ハー
フミラー43bを介して屈折レンズ群45bによって再
びフーリエ変換を受ける。そして、相関像の0次光付近
に現れる1次光の一方のみが、平面ミラー42e〜42
gを介してCCD47によって検出される。
【0065】このCCD47によって光電変換した1次
光の光強度は、専用ハードウェア36に出力される。こ
の専用ハードウェア36は、2個の入力測定像の組み合
わせに対応した相関像の相関値を1次光の光強度に基づ
いて算出し、各入力測定像の平均した相関値を記憶す
る。
【0066】続いて、ステップ134では、2個の入力
測定像からなる組み合わせとして、PM34に格納され
ている全ての入力測定像を選択しているか否かを判定す
る。ここで、全ての入力測定像をまだ選択していない場
合、ステップ128に移行する。一方、全ての入力測定
像を既に選択している場合、ステップ136に移行す
る。
【0067】続いて、ステップ136では、各入力測定
像が有する平均した相関値を比較し、ステップ138に
移行する。このとき、当該相関値の順序に対応して各入
力測定像をソートし、基本登録像として優先順位を決定
する。
【0068】続いて、ステップ138では、PM34に
格納された各入力測定像を、基本登録像としてHD33
に格納する。このとき、HD33に格納された基本登録
像は、識別コードに対応して分割され、優先順位に対応
した配列を保持している。ここで、基本登録像の新規作
成を行う処理が終了するとともに、基本登録処理自体が
終了する。
【0069】このような基本登録像の新規作成を行う処
理は、例えば次に示すように実行される。なお、図15
(a)に示すように、HD33及びPM34では、一つ
の識別コードに対して割り当てられたデータ領域は、3
個の基本登録像を優先順位にしたがって格納する基本登
録領域R1〜R3と、3個の補助登録像を優先順位にし
たがって格納する補助登録領域C1〜C3とから構成さ
れているとする。
【0070】ここで、図15(a)に示すように、入力
測定像A,B,Cが順次撮像された場合、図17(a)
に示すように、各入力測定像の間で選択した組み合わせ
に対して相関演算を順次実行し、各入力測定像の平均し
た相関値として自己相関値及び相互相関値の平均値を算
出する。すなわち、入力測定像A,B,Cが有する平均
した相関値は、それぞれ83.0,84.3,81.3
である。この後、平均した相関値の順位に基づいて決定
した優先順位にしたがって、各入力測定像をHD33及
びPM34の基本登録領域に格納する。すなわち、入力
測定像A,B,Cの優先順位は、それぞれ第2位、第1
位、第3位であるので、入力測定像A,B,Cはそれぞ
れ基本登録領域R2,R1,R3に格納される。
【0071】そして、ステップ140では、ガイド21
cの形状に対応してプリズム25上に指を設置すること
を操作者に要求するメッセージをディスプレイ22cに
表示し、光源24が点灯する。ここで、操作者が指をプ
リズム25上に設置した場合、ステップ142に移行す
る。なお、前述したステップ124と同様にして、入力
測定像は、FM35に出力される。
【0072】続いて、ステップ142では、操作者が入
力した識別コードに付帯した基本登録像をPM34また
はHD33に格納されているデータ中で検索した後、2
個の基本登録像または入力測定像からなる組み合わせを
選択し、ステップ144に移行する。
【0073】続いて、ステップ144では、2個の基本
登録像または入力測定像からなる組み合わせを同時また
は経時的に並列した配置でFM35に格納し、ステップ
146に移行する。
【0074】続いて、ステップ146では、2個の基本
登録像または入力測定像をFM35からLCD44に出
力させて同時に並列した配置で表示し、前述したステッ
プ132と同様にして光学的相関演算を行った後に、ス
テップ148に移行する。
【0075】続いて、ステップ148では、2個の基本
登録像または入力測定像からなる組み合わせとして、P
M34またはHD33に格納されている全ての基本参照
像及び入力測定像を選択しているか否かを判定する。こ
こで、全ての基本参照像及び入力測定像をまだ選択して
いない場合、ステップ142に移行する。一方、全ての
基本参照像及び入力測定像を既に選択している場合、ス
テップ150に移行する。
【0076】続いて、ステップ150では、基本登録像
及び入力測定像がそれぞれ有する平均した相関値を比較
し、ステップ152に移行する。このとき、当該相関値
の順序に対応して基本登録像及び入力測定像をソート
し、新たに優先順位を決定する。
【0077】続いて、ステップ152では、基本登録像
または入力測定像を、新たな基本登録像としてPM34
及びHD33に格納し、以前の基本登録像を更新する。
このとき、基本登録像の個数が予め設定された個数に一
致している場合のみ、最小の相関値を有するものを除い
て新たな基本登録像を選抜する。また、ハードディスク
33に格納された基本登録像は、識別コードに対応して
分割され、優先順位に対応した配列を保持している。こ
こで、基本登録像の更新を行う処理が終了するととも
に、基本登録処理自体が終了する。
【0078】このような基本登録像の更新を行う処理
は、例えば次に示すように実行される。ここで、図16
(d)に示すように、基本登録像A,B,Cがそれぞれ
HD33またはPM34の基本登録領域R2,R1,R
3に格納され、入力測定像Jが撮像された場合、図18
(b)に示すように基本登録像と入力測定像との間で選
択した組み合わせに対して相関演算を順次実行し、基本
登録像及び入力測定像の平均した相関値として自己相関
値及び相互相関値の平均値を算出する。すなわち、基本
登録像A,B,C及び入力測定像Jが有する平均した相
関値は、それぞれ84.3,83.8,82.3,8
6.3である。
【0079】この後、平均した相関値の順位に基づいて
決定した優先順位にしたがって、最小の累積した相関値
を有するものを除いた基本登録像及び入力測定像をHD
33及びPM34の基本登録領域に格納する。すなわ
ち、基本登録像A,B,C及び入力測定像Jの優先順位
は、それぞれ第2位、第3位、第4位、第1位であるの
で、基本登録像A,B及び入力測定像Jがそれぞれ基本
登録領域R2,R3,R1に格納される。
【0080】図11ないし14に示すように、ステップ
170では、ステップ180〜228によって照合判定
処理を実行する。
【0081】まず、ステップ180では、識別コードを
入力することを操作者に要求するメッセージをディスプ
レイ22cに表示する。ここで、操作者がキーボード2
1dを用いて識別コードを入力した場合、ステップ18
2に移行する。
【0082】続いて、ステップ182では、操作者が入
力した識別コードに付帯した基本登録像をPM34また
はHD33に格納されているデータ中で検索する。ここ
で、当該基本登録像が格納されていない場合、照合判定
処理自体が終了する。一方、当該基本登録像が格納され
ている場合、ステップ184に移行し、基本登録像が設
定された参照像に対して入力測定像を照合する処理を実
行する。
【0083】続いて、ステップ184では、ガイド21
cの形状に対応してプリズム25上に指を設置すること
を操作者に要求するメッセージをディスプレイ22cに
表示し、光源24が点灯する。ここで、操作者が指をプ
リズム25上に設置した場合、ステップ186に移行す
る。なお、前述したステップ124,140と同様にし
て、入力測定像は、制御手段30のフレームメモリ35
に出力される。
【0084】続いて、ステップ186では、操作者が入
力した識別コードに付帯した基本登録像をPM34また
はHD33に格納されているデータ中で検索した後、優
先順位にしたがって選択した基本登録像を参照像として
設定し、ステップ188に移行する。ここで、基本登録
像をその優先順位にしたがって参照することにより、入
力測定像に対する照合回数が最小限に抑制されることに
なる。
【0085】続いて、ステップ188では、入力測定像
と参照像とからなる組み合わせを同時または経時的に並
列した配置でFM35に提示し、ステップ190に移行
する。
【0086】続いて、ステップ190では、入力測定像
及び参照像をFM35からLCD44に出力させて同時
に並列した配置で表示し、前述したステップ132,1
46と同様にして光学的相関演算を行った後に、ステッ
プ192に移行する。
【0087】続いて、ステップ192では、入力測定像
が有する平均した相関値を予め設定された閾値に対して
比較する。ここで、入力測定像の相関値が閾値よりも大
きい場合、ステップ194に移行し、補助登録像の新規
作成を行う処理を実行する。一方、入力測定像の相関値
が閾値以下である場合、ステップ200に移行する。
【0088】続いて、ステップ194では、入力測定像
と基本登録像の一つとの照合の成功に基づいて、操作者
が指紋を予め登録した個人に一致していると判定し、ス
テップ196に移行する。このとき、専用ハードウェア
36から外部機器(図示しない)に指紋照合の成功を示
す一致信号を出力する。
【0089】続いて、ステップ196では、操作者が入
力した識別コードに付帯した補助登録像をPM34また
はHD33に格納されているデータ中で検索する。ここ
で、当該補助登録像の既存する個数が予め設定された個
数より小さい場合、ステップ198に移行する。一方、
当該補助登録像の既存する個数が予め設定された個数に
一致している場合、基本登録像が設定された参照像に対
して入力測定像を照合する処理が終了するとともに、照
合判定処理自体が終了する。
【0090】続いて、ステップ198では、PM34に
格納された入力測定像を、補助登録像としてHD33に
格納する。このとき、HD33に格納された補助登録像
は、識別コードに対応して分割されている。ここで、補
助登録像の新規作成を行う処理が終了するとともに、照
合判定処理自体が終了する。
【0091】このような補助登録像の新規作成を行う処
理は、例えば次に示すように実行される。ここで、図1
5(b)に示すように、基本登録像A,B,Cがそれぞ
れHD33及びPM34の基本登録領域R2,R1,R
3に格納され、基本登録像Aに対する入力測定像Dの照
合が成功した場合、入力測定像DをHD33及びPM3
4の補助登録領域C1に格納する。
【0092】そして、ステップ200では、参照像とし
て、PM34またはHD33に格納されている全ての基
本参照像を選択しているか否かを判定する。ここで、全
ての基本参照像をまだ選択していない場合、ステップ1
86に移行する。一方、全ての基本参照像を既に選択し
ている場合、ステップ202に移行し、補助登録像が設
定された参照像に対して入力測定像を照合する処理を実
行する。
【0093】続いて、ステップ202では、操作者が入
力した識別コードに付帯した補助登録像をPM34また
はHD33に格納されているデータ中で検索する。ここ
で、当該補助登録像が格納されていない場合、照合判定
処理自体が終了する。一方、当該基本登録像が格納され
ている場合、ステップ204に移行し、補助登録像が設
定された参照像に対して入力測定像を照合する処理を実
行する。
【0094】続いて、ステップ204では、操作者が入
力した識別コードに付帯した補助登録像をPM34また
はHD33に格納されているデータ中で検索した後、優
先順位にしたがって選択した補助登録像を参照像として
設定し、ステップ206に移行する。
【0095】続いて、ステップ206では、入力測定像
と参照像とからなる組み合わせを同時または経時的に並
列した配置でFM35に格納し、ステッ208に移行す
る。
【0096】続いて、ステップ208では、入力測定像
及び参照像をFM35からLCD44に出力させて同時
に並列した配置で表示し、前述したステップ132,1
46,190と同様にして光学的相関演算を行った後
に、ステップ210に移行する。
【0097】続いて、ステップ210では、入力測定像
が有する平均した相関値を予め設定された閾値に対して
比較する。ここで、入力測定像の相関値が閾値よりも大
きい場合、ステップ216に移行し、補助登録像の更新
を行う処理を実行する。一方、入力測定像の相関値が閾
値以下である場合、ステップ232に移行する。
【0098】続いて、ステップ212では、入力測定像
と補助登録像の一つとの照合の成功に基づいて、操作者
が指紋を予め登録した個人に一致していると判定し、ス
テップ214に移行する。このとき、専用ハードウェア
36から外部機器(図示しない)に指紋照合の成功を示
す一致信号を出力する。
【0099】続いて、ステップ214では、操作者が入
力した識別コードに付帯した基本登録像及び補助登録像
をPM34またはHD33に格納されているデータ中で
検索した後、基本登録像または補助登録像の一つと補助
登録像または入力測定像の一つとからなる組み合わせを
選択し、ステップ216に移行する。
【0100】続いて、ステップ216では、基本登録像
または補助登録像の一つと補助登録像または入力測定像
の一つとからなる組み合わせを同時または経時的に並列
した配置でFM35に格納し、ステップ218に移行す
る。
【0101】続いて、ステップ218では、基本登録像
または補助登録像の一つと補助登録像または入力測定像
の一つとをFM35からLCD44に出力させて同時に
並列した配置で表示し、前述したステップ132,14
6,190,208と同様にして光学的相関演算を行っ
た後に、ステップ220に移行する。
【0102】続いて、ステップ220では、基本登録像
または補助登録像の一つと補助登録像または入力測定像
の一つとからなる組み合わせとして、PM34またはH
D33に格納されている全ての基本登録像、補助登録像
及び入力測定像を選択しているか否かを判定する。ここ
で、全ての基本登録像、補助登録像及び入力測定像をま
だ選択していない場合、ステップ214に移行する。一
方、全ての基本登録像、補助登録像及び入力測定像を既
に選択している場合、ステッ222に移行する。
【0103】続いて、ステップ222では、補助登録像
及び入力測定像がそれぞれ有する平均した相関値を比較
し、ステップ224に移行する。このとき、当該相関値
の順序に対応して補助登録像及び入力測定像をソート
し、新たに優先順位を決定する。
【0104】続いて、ステップ224では、補助登録像
または入力測定像を、新たな補助登録像としてPM34
及びHD33に格納し、以前の補助登録像を更新する。
このとき、補助登録像の既存する個数が予め設定された
個数に一致している場合のみ、最小の相関値を有するも
のを除いて新たな補助登録像を選抜する。また、HD3
3に格納された補助登録像は、識別コードに対応して分
割され、優先順位に対応した配列を保持している。ここ
で、補助登録像の更新を行う処理が終了するとともに、
照合判定処理自体が終了する。
【0105】このような補助登録像の更新を行う処理
は、例えば次に示すように実行される。ここで、図15
(c)に示すように、基本登録像A,B,C及び補助登
録像DがそれぞれHD33及びPM34の基本登録領域
R2,R1,R3及び補助登録領域C1に格納され、補
助登録像Dに対する入力測定像Eの照合が成功した場
合、図17(b)に示すように、基本登録像及び補助登
録像の一つと補助登録像及び入力測定像の一つとを選択
した組み合わせに対して相関演算を順次実行し、補助登
録像及び入力測定像それぞれの平均した相関値として自
己相関値及び相互相関値の平均値を算出する。すなわ
ち、補助登録像D及び入力測定像Eが有する平均した相
関値は、それぞれ60.8,73.0である。
【0106】この後、平均した相関値の順位に基づいて
決定した優先順位にしたがって、補助登録像及び入力測
定像をHD33またはPM34の補助登録領域に格納す
る。すなわち、補助登録像D及び入力測定像Eの優先順
位はそれぞれ第2位、第1位であるので、補助登録像D
及び入力測定像Eがそれぞれ補助登録領域C2,C1に
格納される。
【0107】また、ここで、図15(d)に示すよう
に、基本登録像A,B,C及び補助登録像D,Eがそれ
ぞれHD33及びPM34の基本登録領域R2,R1,
R3及び補助登録領域C2,C1に格納され、基本登録
像及び補助登録像に対する入力測定像Fの照合が全て不
成功になって場合、HD33及びPM34の基本登録領
域及び補助登録領域のいずれにも測定像Fを格納しな
い。
【0108】また、図16(a)に示すように、基本登
録像A,B,C及び補助登録像D,EがそれぞれHD3
3及びPM34の基本登録領域R2,R1,R3及び補
助登録領域C2,C1に格納され、基本登録像Cに対す
る入力測定像Gの照合が成功した場合、図17(c)に
示すように、基本登録像及び補助登録像の一つと補助登
録像及び入力測定像の一つとを選択した組み合わせに対
して相関演算を順次実行し、補助登録像及び入力測定像
それぞれの平均した相関値として自己相関値及び相互相
関値の平均値を算出する。すなわち、補助登録像E,D
及び入力測定像Gが有する平均した相関値は、それぞれ
68.0,60.3,53.0である。
【0109】この後、平均した相関値の順位に基づいて
決定した優先順位にしたがって、補助登録像及び入力測
定像をHD33またはPM34の補助登録領域に格納す
る。すなわち、補助登録像E,D及び入力測定像Gの優
先順位はそれぞれ第1位、第2位、第3位であるので、
補助登録像E,D及び入力測定像Gがそれぞれ補助登録
領域C1,C2,C3に格納される。
【0110】また、ここで、図16(b)に示すよう
に、基本登録像A,B,C及び補助登録像D,E,Gが
それぞれHD33またはPM34の基本登録領域R2,
R1,R3及び補助登録領域C2,C1,C3に格納さ
れ、基本登録像Bに対する入力測定像Hの照合が成功し
た場合、HD33及びPM34の基本登録領域及び補助
登録領域のいずれにも入力測定像Hを格納しない。
【0111】さらに、図16(c)に示すように、基本
登録像A,B,C及び補助登録像D,E,Gがそれぞれ
HD33またはPM34の基本登録領域R2,R1,R
3及び補助登録領域C2,C1,C3に格納され、補助
登録像Dに対する入力測定像Iの照合が成功した場合、
図18(a)に示すように、補助登録像と入力測定像と
を選択した組み合わせに対して相関演算を順次実行し、
補助登録像及び入力測定像それぞれの平均した相関値と
して自己相関値及び相互相関値の平均値を算出する。す
なわち、補助登録像E,D,G及び入力測定像Iが有す
る平均した相関値は、それぞれ56.7,67.0,6
0.0,66.5である。
【0112】この後、平均した相関値の順位に基づいて
決定した優先順位にしたがって、最小の平均した相関値
を有するものを除いた補助登録像及び測定像をHD33
またはPM34の補助登録領域に格納する。すなわち、
補助登録像E,D,G及び入力測定像Iの優先順位はそ
れぞれ第4位、第1位、第3位、第2位であるので、補
助登録像E,D,G及び入力測定像Iがそれぞれ補助登
録領域C4,C1,C3,C2に格納される。
【0113】そして、ステップ226では、参照像とし
て、PM34またはHD33に格納されている全ての補
助登録像を選択しているか否かを判定する。ここで、全
ての補助登録像をまだ選択していない場合、ステップ2
04に移行する。一方、全ての補助登録像を既に選択し
ている場合、ステップ232に移行する。
【0114】続いて、ステップ228では、入力測定像
と基本登録像及び補助登録像の全てとの照合の不成功に
基づいて、操作者が指紋を予め登録した個人に一致して
いないと判定し、補助登録像が設定された参照像に対し
て入力測定像を照合する処理が終了するとともに、照合
判定処理自体が終了する。このとき、専用ハードウェア
36から外部機器(図示しない)に指紋照合の不成功を
示す不一致信号を出力する。
【0115】このような人物照合装置10が例えば機密
室に対する入退出を管理するために利用されている場
合、専用ハードウェア36から外部機器(図示しない)
に出力された一致信号に基づいて、当該機密室に通じる
ドアのオートロックが解錠する。一方、専用ハードウェ
ア36から外部機器(図示しない)に出力された一致信
号に基づいて、当該機密室に通じるドアのオートロック
が閉錠した状態を保持する。
【0116】なお、本実施例において、パターン照合方
法としてフーリエ変換に基づいた相関演算を光学的手段
によって行う技術、いわゆる光学的相関演算に関して
は、文献 "Opt.Eng.,vol.30,no.12,1991" などに詳細に記載されている。この光学的相関演算によ
れば、相関演算の速度はパターンの像の階調に依存しな
いので、多値情報としてパターンの像を扱うことができ
る。一方、コンピュータ等の電子計算機を利用する電子
的相関演算によれば、相関演算の速度が多値情報によっ
て制約を受けてしまう。そのため、光学的相関演算を行
うシステムは、電子的相関演算を行うシステムと比較し
て指紋像として切れや歪みを含むパターンに対しても有
効に機能するものである。
【0117】ここで、本発明は上記実施例に限られるも
のではなく、種々の変形を行うことが可能である。
【0118】例えば、上記実施例においては、人体を構
成する一部のパターンとして指紋を指定することによ
り、個人の識別を行っている。しかしながら、人体を構
成する一部のパターンとしては、個人的特徴を有するも
のであれば網膜像などの他のパターンを指定することも
好適である。
【0119】また、上記実施例においては、パターン照
合方法としてフーリエ変換に基づいた相関演算を行う方
式、いわゆるパターンマッチング方式を適用している。
しかしながら、パターン照合方法として個人差の大きい
マニューシャを抽出する方式、いわゆる特徴抽出方式を
適用することも好適である。なお、このような特徴抽出
方式に関する指紋照合技術に関しては、文献 "PRU88-83,pp.65-72,1988" などに詳細に記載されている。
【0120】さらに、上記実施例においては、新たに入
力された一つの指紋像に対してパターンマッチング方式
を適用している。しかしながら、新たに入力された複数
の指紋像に対して照合を行う方法、いわゆる光学的多重
マッチト・フィルタ法を適用することも好適である。な
お、このような光学的多重マッチト・フィルタ法に関す
る指紋照合技術に関しては、公報「特開平4−2254
06号」などに詳細に記載されている。
【0121】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
人物照合方法及びその装置においては、人体を構成する
一部のパターンを予め撮像して複数のパターンの像をそ
れぞれ基本登録像及び補助登録像として分割して格納す
る。ここで、当該パターンを新たに撮像して保持する入
力測定像は、まず基本登録像に対する照合を判定され
る。このとき、基本登録像に対する入力測定像の不一致
が決定した場合には、入力測定像は、続いて補助登録像
に対する照合を判定される。このとき、補助登録像に対
する入力測定像の一致が決定した場合には、補助登録像
と入力測定像とから選択した全ての組み合わせにおける
照合に基づいて、最小の相関値を有するものを除いた補
助登録像と入力測定像とを補助登録像として更新して格
納する。
【0122】つまり、入力測定像を照合する処理におい
ては、基本登録像は、書き替え不可能、すなわち更新不
可能な参照像群として格納されている。一方、入力測定
像を照合する処理において、補助登録像は、随時書き替
え可能、すなわち更新可能な参照群として格納されてい
る。これにより、補助登録像は、随時撮像して保持する
入力測定像を含んで更新されるので、人体を構成する一
部のパターンを撮像する際に当該人体の一部の設置状態
に現れる個人的な癖を反映した傾向を有するように収束
していく。一方、基本登録像は、新たに撮像して保持す
る入力測定像によって変更されないので、人体を構成す
る一部のパターンを撮像する際に当該人体の一部の設置
状態として考慮され得る種々の傾向を保持していく。
【0123】そのため、基本登録像と補助登録像とから
なる参照群は、人体を構成する一部のパターンを撮像す
る際に当該人体の一部の設置状態として、一般的に発生
する設置状態と個人的に発生する設置状態との両方に対
応したものとなる。すなわち、基本登録像及び補助登録
像を提供した個人と入力測定像を提供した個人とが同一
人物である場合、入力測定像は、基本登録像と補助登録
像との少なくとも一つに対して高い再現性を有するもの
となる。したがって、人体を構成する一部のパターンに
対する照合精度が向上するので、個人の識別を従来より
も確実に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人物照合装置に係る一実施例の全体的
な構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は図1の入力手段の詳細な構成を示す上
面図であり、(b)は図1の入力手段の詳細な構成を示
す側面図である。
【図3】図1の照合手段の詳細な構成を示す光路図であ
る。
【図4】(a)は図1の入力手段によって撮像した2個
の入力測定像を示す図であり、(b)は(a)の2個の
入力測定像に対するフーリエ変換像を示す図であり、
(c)は(b)のフーリエ変換像に対する相関像を示す
図である。
【図5】(a)は図1のフレームメモリにおける指紋の
測定像の格納方法を示す図であり、(b)は図1の液晶
ディスプレイにおける指紋の測定像の表示方法を示す図
である。
【図6】(a)は図1のフレームメモリにおける指紋の
測定像の格納方法を示す図であり、(b)は図1の液晶
ディスプレイにおける指紋の測定像の表示方法を示す図
である。
【図7】(a)は図1のフレームメモリにおける指紋の
測定像の格納方法を示す図であり、(b)は図1の液晶
ディスプレイにおける指紋の測定像の表示方法を示す図
である。
【図8】図1の人物照合装置における全般的な動作を示
すフローチャートである。
【図9】図1の人物照合装置において基本登録像の新規
作成を行う処理を示すフローチャートである。
【図10】図1の人物照合装置において基本登録像の更
新を行う処理を示すフローチャートである。
【図11】図1の人物照合装置において基本登録像の参
照に基づいて指紋の測定像の照合を行う処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】図1の人物照合装置において補助登録像の新
規作成を行う処理を示すフローチャートである。
【図13】図1の人物照合装置において補助登録像の参
照に基づいて指紋の測定像の照合を行う処理を示すフロ
ーチャートである。
【図14】図1の人物照合装置において補助登録像の更
新を行う処理を示すフローチャートである。
【図15】(a)〜(d)は、図1のハードディスクに
おける基本登録像及び補助登録像の格納状態を示す図で
ある。
【図16】(a)〜(d)は、図1のハードディスクに
おける基本登録像及び補助登録像の格納状態を示す図で
ある。
【図17】(a)〜(c)は、図1の専用ハードウェア
において複数の測定像の間で算出した相関値を示す図で
ある。
【図18】(a)〜(b)は、図1の専用ハードウェア
において複数の測定像の間で算出した相関値を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…人物照合装置、20…入力手段、30…制御手
段、33…第1の記憶部、34…第2の記憶部、36…
照合判定部、40…照合手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 成浩 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内 (72)発明者 原 勉 静岡県浜松市市野町1126番地の1 浜松ホ トニクス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を構成する一部のパターンに対する
    照合に基づいて個人を識別する人物照合方法において、 前記パターンを予め複数回撮像し、複数の前記パターン
    の像をそれぞれ基本登録像及び補助登録像のいずれか一
    方として分割して格納する第1のステップと、 前記パターンを新たに撮像し、前記パターンの像を入力
    測定像として保持する第2のステップと、 前記基本登録像と前記入力測定像との間で算出した相関
    値に基づいて、前記基本登録像に対する前記入力測定像
    の一致または不一致を判定する第3のステップと、 この第3のステップで前記基本登録像に対する前記入力
    測定像の不一致を決定した場合、前記補助登録像と前記
    入力測定像との間で算出した相関値に基づいて、前記補
    助登録像に対する前記入力測定像の一致または不一致を
    判定する第4のステップと、 この第4のステップで前記補助登録像に対する前記入力
    測定像の一致を決定した場合、前記補助登録像と前記入
    力測定像とから選択した全ての組み合わせで算出した相
    関値に基づいて、最小の相関値を有するものを除いた前
    記補助登録像と前記入力測定像とを前記補助登録像とし
    て更新して格納する第5のステップとを備えることを特
    徴とする人物照合方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のステップは、前記パターンを
    予め撮像して前記パターンの像を基本登録像として格納
    した後、前記パターンを新たに撮像して前記パターンの
    像を入力測定像として保持し、前記基本登録像と前記入
    力測定像との間で算出した相関値に基づいて、前記基本
    登録像に対する前記入力測定像の一致を決定した場合、
    前記入力測定像を前記補助登録像として前記補助登録像
    と分割して格納することを、前記補助登録像の既存する
    個数が予め設定された個数に一致するまで繰り返して実
    行することを特徴とする請求項1記載の人物照合方法。
  3. 【請求項3】 前記補助登録像は、個々に撮像した前記
    複数のパターンの像であることを特徴とする請求項1記
    載の人物照合方法。
  4. 【請求項4】 前記パターンは、人間の指の表面に形成
    された指紋であることを特徴とする請求項1記載の人物
    照合方法。
  5. 【請求項5】 人体を構成する一部のパターンに対する
    照合に基づいて個人を識別する人物照合装置において、 前記パターンを撮像する入力手段と、 この入力手段によって予め撮像した複数の前記パターン
    の像をそれぞれ基本登録像及び補助登録像として格納す
    る第1の記憶部と、前記入力手段によって新たに撮像し
    た前記パターンの像を入力測定像として保持する第2の
    記憶部とを含んで構成された制御手段と、 この制御手段から入力した前記基本登録像または前記補
    助登録像と前記入力測定像とに対して相関演算を実行
    し、前記基本登録像または前記補助登録像と前記入力測
    定像との間の相関値を算出する照合手段とを備え、 前記制御手段は、前記照合手段から入力した前記基本登
    録像または前記補助登録像と前記入力測定像との間で算
    出した相関値に基づいて、前記基本登録像または前記補
    助登録像に対する前記入力測定像の一致または不一致を
    判定する照合判定部をさらに含んで構成されており、前
    記基本登録像に対する前記入力測定像の不一致を決定し
    た上で、前記補助登録像に対する前記入力測定像の一致
    を決定した場合、前記照合手段から入力した前記補助登
    録像と前記入力測定像とから選択した全ての組み合わせ
    で算出した相関値に基づいて、最小の相関値を有するも
    のを除いた前記補助登録像と前記入力測定像とを前記補
    助登録像として更新して格納することを特徴とする人物
    照合装置。
  6. 【請求項6】 前記補助登録像は、個々に撮像した前記
    複数のパターンの像であることを特徴とする請求項5記
    載の人物照合装置。
  7. 【請求項7】 前記パターンは、人間の指の表面に形成
    された指紋であることを特徴とする請求項5記載の人物
    照合装置。
  8. 【請求項8】 前記照合手段は、並列的な配置で表示し
    た前記基本登録像または前記補助登録像と前記入力測定
    像とに対して2回のフーリエ変換を行う光学レンズを含
    んで構成されていることを特徴とする請求項5記載の人
    物照合装置。
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