JPH0818553B2 - 搬送用台車の押し出し駆動方法 - Google Patents

搬送用台車の押し出し駆動方法

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JPH0818553B2
JPH0818553B2 JP1028314A JP2831489A JPH0818553B2 JP H0818553 B2 JPH0818553 B2 JP H0818553B2 JP 1028314 A JP1028314 A JP 1028314A JP 2831489 A JP2831489 A JP 2831489A JP H0818553 B2 JPH0818553 B2 JP H0818553B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、走行経路中の押し出し開始位置に間欠的に
送り込まれる各搬送用台車を、2台の押し出し駆動手段
を利用して順次押し出し駆動して、走行経路中の定位置
より下手側では、各搬送用台車を前後に当接して連なっ
た状態で連続的に定速走行させるための、搬送用台車の
押し出し駆動方法に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 従来のこの種の押し出し駆動方法は、押し出し駆動開
始位置に間欠的に送り込まれる搬送用台車を1つの押し
出し駆動手段で順次押し出す方法であったため、押し出
された各搬送用台車は、前後に当接して連なった状態に
はなるが、前記押し出し駆動手段が後続の搬送用台車を
後押しするときのみ、その下手側で連なっている各搬送
用台車が後押しされるので、押し出された各搬送用台車
は間欠的に走行することになる。
従って、押し出される各搬送用台車の走行ラインを自
動車などの組立作業ラインに活用することができなかっ
た。換言すれば、自動車などの組立作業ラインで各搬送
用台車を定速連続走行させる手段として活用し得る押し
出し駆動方法は、従来考えられていなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決することの
できる搬送用台車の押し出し駆動方法を提供せんとする
ものであって、その構成は、後述する実施例の参照符号
を付して示すと、各搬送用台車1には第一被後押し部14
aと第二被後押し部14bとを設け、前記搬送用台車1の走
行経路中に設定した押し出し駆動開始位置P1には、前記
第一被後押し部14aを後押しするプッシャ16aと、このプ
ッシャ16aを前記押し出し駆動開始位置P1と一定距離離
れた定位置P3との間で移動させる速度制御可能な駆動手
段(17a,18a)とを備えた第一押し出し駆動手段15Aと、
前記第二被後押し部14aを後押しするプッシャ16bと、こ
のプッシャ16bを前記押し出し駆動開始位置P1と前記定
位置P3との間で移動させる速度制御可能な駆動手段(17
b,18b)とを備えた第二押し出し駆動手段15Bとを並設
し、 押し出し開始位置P1に間欠的に送り込まれる各搬送用
台車1を、前記第一押し出し駆動手段15Aと第二押し出
し駆動手段15Bとを交互に作動させて順次前記定位置P3
へ押し出す駆動方法において、 各押し出し駆動手段15A,15Bの押し出し速度を、押し
出し行程の前半(P1〜P2)は高速、後半(P2〜P3)は低
速とし、前半(P1〜P2)の高速押し出し行程での速度
は、一方の押し出し駆動手段15Aまたは15Bの後半(P2〜
P3)の低速押し出し行程により低速押し出しされている
先行搬送台車に後続搬送台車を追いつかせる速度とし、
一方と押し出し駆動手段15Aまたは15Bの後半(P2〜P3)
の低速押し出し行程により前記定位置P3まで押し出し駆
動された先行搬送用台車を、その下手側に連なる各搬送
用台車を含めて、他方の押し出し駆動手段15Bまたは15A
の後半(P2〜P3)の低速押し出し行程により押し出し駆
動されている後続搬送用台車で後押しさせることを特徴
とするものである。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図〜第4図において、1は搬送用台車であって、
前後両端近傍に各々左右一対の自在車輪2を備え、上部
には自動車ボディーなど、支持する被搬送物3に適合す
る被搬送物支持用治具4を備え、各左右一対の自動車輪
2の中間位置には夫々連結ピン5,6を備えている。7,8は
前記連結ピン5,6を昇降させる昇降操作手段である。
第2図及び第4図に示すように前記台車1の走行経路
には、床面下においてガイドトロリー用ガイドレール9
が敷設されている。このガイドレール9に、1台の台車
1に対して前後2つのガイドトロリー10,11が、支持用
水平軸ホィール12と振れ止め用垂直軸ローラー13とを介
して遊動可能に支持され、各ガイドトロリー10,11に
は、前記連結ピン5,6が嵌合する垂直なピン孔が設けら
れている。従って、連結ピン5,6を下降限位置まで下降
させて、当該連結ピン5,6の下端部を各々ガイドトロリ
ー10,11のピン孔に嵌合させ、台車1の前後2箇所(即
ち連結ピン5,6の位置)の移動経路をガイドトロリー10,
11によって規制することができる。
また、前記各搬送用台車1には、前後一対の連結ピン
5,6間の前後方向中央位置よりも前方の連結ピン5に近
い位置で、第一被後押し部14aと第二被後押し部14bとが
左右に並列する状態で設けられている。これら各被後押
し部14a,14bは、台車底部から下向きに突設された板体
により構成することができる。
一方、前記ガイドトロリー用ガイドレール9によって
構成された台車走行経路中の直進経路部分の始端位置、
即ち台車押し出し駆動開始位置P1には、第5図及び第6
図に示すように第一押し出し駆動手段15Aと第二押し出
し駆動手段15Bとが左右に並設されている。第一押し出
し駆動手段15Aは、各搬送用台車1の第一被後押し部14a
を後押しするプッシャ16を備えたローラチェン17aと、
当該ローラチェン17aを任意の速度で駆動するサーボモ
ータ18aとから構成され、第二押し出し駆動手段15Bは、
各搬送用台車1の第二被後押し部14bを後押しするプッ
シャ16bを備えたローラチェン17bと、当該ローラチェン
17bを任意の速度で駆動するサーボモータ18bとから構成
されている。19a,19bは前記ローラチェン17a,17bのロー
ラ20a,20bを案内するチェンガイドレールである。ま
た、前記プッシャ16a,16bには、第8図に示すように各
被後押し部14a,14bがプッシャ16a,16bより先行移動する
のを防止するアンチバック用ドッグ21a,21bを併設する
ことができる。
上記構成の押し出し駆動装置により、第6図及び第7
図に示すように、押し出し開始位置P1に間欠的に送り込
まれる各搬送用台車1を、前記第一押し出し駆動手段15
Aと第二押し出し駆動手段15Bとを交互に作動させて順
次、前記押し出し開始位置P1から一定距離下手側の定位
置P3へ押し出すのであるが、各押し出し駆動手段15A,15
Bの押し出し速度(サーボモータ18a,18bによるプッシャ
16a,16bの駆動速度)を、押し出し行程の前半(P1〜
P2)は高速、後半(P2〜P3)は低速とし、前半(P1〜
P2)の高速押し出し行程での速度は、一方の押し出し駆
動手段15Aまたは15Bの後半(P2〜P3)の低速押し出し行
程により低速押し出しされている先行搬送台車1に後続
搬送台車1を追いつかせる速度とし、一方の押し出し駆
動手段15Aまたは15Bの後半(P2〜P3)の低速押し出し行
程により前記定位置P3まで押し出し駆動された先行搬送
用台車1を、その下手側に連なる各搬送用台車1を含め
て、他方の押し出し駆動手段15Bまたは15Aの後半(P2〜
P3)の低速押し出し行程により押し出し駆動されている
後続搬送用台車1で後押しさせようとするものである。
以下、具体的に説明すると、第一押し出し駆動手段15
Aのプッシャ16aで搬送用台車(以下、台車という)1
6を、当該台車16の第一被後押し部14aを介して所定の低
速で後押し駆動することにより、当該台車16及び当該台
車16よりも前方にある各台車15〜11を前後に突き合った
状態で低速走行させることができる。
前記台車16が押し出し駆動開始位置P1から一定距離離
れた所定位置に達すれば、後続台車17を前記押し出し駆
動開始位置P1に高速タクト運転区間より送り込み、停止
待機させる。台車17が押し出し駆動開始位置P1で停止す
れば、第二押し出し駆動手段15Bのプッシャ16bを前記台
車17の第二被後押し部14bの直前位置まで高速移動さ
せ、待機させる。
前記台車16が押し出し駆動開始位置P1から一定距離離
れた定位置P2に達すれば、第二押し出し駆動手段15Bの
プッシャ16bを高速駆動させ、台車17を先行台車16に高
速接近移動させる。このときの前後両台車16,17間の距
離lは、両押し出し駆動手段15A,15Bのチェン17a,17bに
連動するパルスエンコーダの発信パルスの演算処理によ
り求めることができるので、このようにして求めた前記
距離lに基づいて、後続台車17を高速後押し駆動してい
る第二押し出し駆動手段15Bのモータ18bの減速制御を行
い、前記距離lがゼロとなったときに、先行台車16を低
速後押し駆動している第一押し出し駆動手段15Aのプッ
シャ速度と後続台車17を高速後押し駆動している第二押
し出し駆動手段15Bのプッシャ速度とが等しくなるよう
にする。
この結果、第7図に示すように先行台車16に対し後続
台車17が衝撃を伴うことなく当接することになる。この
後は、前後両台車16,17が各々第一第二各押し出し駆動
手段15A,15Bのプッシャ16a,16b及び第一及び第二各被後
押し部14a,14bを介して同一速度で後押し駆動され、一
体に低速走行することになる。
先行台車16が定位置P3に達して、当該先行台車16を後
押し駆動する第一押し出し駆動手段15Aのプッシャ16aが
第一被後押し部14aから離れても、後続台車17を後押し
駆動している第二押し出し駆動手段15Bのみによって全
ての台車11〜17が低速で後押し駆動され、台車11〜16が
一時的に停止することはない。
第6図及び第7図に示すように、各押し出し駆動手段
15A,15Bに各々1つのプッシャ16a,16bが設けられている
ときは、前記のように後押し駆動作用から開放された第
一押し出し駆動手段15Aのプッシャ16aは高速でリターン
経路を移動させ、後押し経路の始端位置手前の待機位置
で待機させる。若し、各押し出し駆動手段15A,15Bのプ
ッシャ16a,16bを第5図に示すように各々2つづつ設け
ておくときは、1つのプッシャが後押し駆動作用から開
放されたときに他の1つのプッシャが後押し経路の始端
位置手前の待機位置に達しているように構成することに
より、プッシャの高速復帰作用が不要になる。
この後、第一押し出し駆動手段15Aは、第二押し出し
駆動手段15Bと同様に制御され、第二押し出し駆動手段1
5Bによって低速後押し駆動されている台車17が定位置に
達したときに後押し駆動開始位置P1に送り込まれる後続
台車18を、前記台車17に当接させるように高速後押し駆
動する。そして台車17,18が前後に当接した後は、台車1
8を低速後押し駆動する。
上記作用の繰り返しにより、押し出し駆動開始位置P1
に順次間欠的に送り込まれる台車1を、定位置P3から下
手側において連続的に定速後押し駆動させることができ
る。
なお、アンチバック用ドッグ21を省き、プッシャ16a,
16bを被後押し部14a,14bに対し後方へ通過移動可能なよ
うにアンチバックタイプに構成するときは、当該プッシ
ャ16a,16bを同一経路で直線的に往復移動させるように
した押し出し駆動手段を使用することもできる。また、
台車1の案内機構は実施例のものに限定されない。
(発明の作用及び効果) 以上のように本発明の搬送用台車押し出し駆動方法
は、押し出し開始位置に間欠的に送り込まれる各搬送用
台車を、前記第一押し出し駆動手段と第二押し出し駆動
手段とを交互に作動させて順次前記定位置へ押し出す押
し出し駆動方法であって、各押し出し駆動手段の押し出
し速度を、押し出し行程の前半は高速、後半は低速と
し、前半の高速押し出し行程での速度は、一方の押し出
し駆動手段の後半の低速押し出し行程により低速押し出
しされている先行搬送台車に後続搬送台車を追いつかせ
る速度とし、一方の押し出し駆動手段の後半の低速押し
出し行程により前記定位置まで押し出し駆動された先行
搬送用台車を、その下手側に連なる各搬送用台車を含め
て、他方の押し出し駆動手段の後半の低速押し出し行程
により押し出し駆動されている後続搬送用台車で後押し
させるのであるから、押し出し駆動開始位置に順次間欠
的に送り込まれる搬送用台車を、当該押し出し駆動開始
位置から一定距離離れた前記定位置より下手側では、前
後の搬送用台車が互いに当接するように連なった状態で
一時停止させることなく定速連続後押し駆動させること
ができる。
従って、自動車などの組立作業ラインにおけるワーク
搬送用台車の駆動装置として活用することができ、従来
のようにライン全長にわたって台車定速推進機構を並設
しなければならない場合と比較して、設備コストの大幅
な削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は搬送用台車の平面図、第2図は搬送用台車とそ
の案内機構を示す縦断正面図、第3図は搬送用台車の一
部切り欠き側面図、第4図は搬送用台車の連結ピンとガ
イドトロリーとを示す縦断側面図、第5図は第一及び第
二両押し出し駆動手段を示す縦断正面図、第6図及び第
7図は両押し出し駆動手段の作用を説明する概略側面
図、第8図はプッシャ部分の詳細を示す側面図である。 1……搬送用台車、2……自在車輪、5,6……連結ピ
ン、10,11……ガイドトロリー、14a……第一被後押し
部、14b……第二被後押し部、15A……第一押し出し駆動
手段、15B……第二押し出し駆動手段、16a,16b……プッ
シャ、17a,17b……ローラチェン、18a,18b……サーボモ
ータ、21……アンチバック用ドッグ、P1……押し出し駆
動開始位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各搬送用台車には第一被後押し部と第二被
    後押し部とを設け、前記搬送用台車の走行経路中に設定
    した押し出し駆動開始位置には、前記第一被後押し部を
    後押しするプッシャと、このプッシャを前記押し出し駆
    動開始位置と一定距離離れた定位置との間で移動させる
    速度制御可能な駆動手段とを備えた第一押し出し駆動手
    段と、前記第二被後押し部を後押しするプッシャと、こ
    のプッシャを前記押し出し駆動開始位置と前記定位置と
    の間で移動させる速度制御可能な駆動手段とを備えた第
    二押し出し駆動手段とを並設し、 押し出し開始位置に間欠的に送り込まれる各搬送用台車
    を、前記第一押し出し駆動手段と第二押し出し駆動手段
    とを交互に作動させて順次前記定位置へ押し出す押し出
    し駆動手段において、 各押し出し駆動手段の押し出し速度を、押し出し行程の
    前半は高速、後半は低速とし、前半の高速押し出し行程
    での速度は、一方の押し出し駆動手段の後半の低速押し
    出し行程により低速押し出しされている先行搬送台車に
    後続搬送台車を追いつかせる速度とし、一方の押し出し
    駆動手段の後半の低速押し出し行程により前記定位置ま
    で押し出し駆動された先行搬送用台車を、その下手側に
    連なる各搬送用台車を含めて、他方の押し出し駆動手段
    の後半の低速押し出し行程により押し出し駆動されてい
    る後続搬送用台車で後押しさせることを特徴とする 搬送用台車の押し出し駆動方法。
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