JPH08185699A - 走査型メモリ装置および誤り訂正方法 - Google Patents

走査型メモリ装置および誤り訂正方法

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JPH08185699A
JPH08185699A JP6340447A JP34044794A JPH08185699A JP H08185699 A JPH08185699 A JP H08185699A JP 6340447 A JP6340447 A JP 6340447A JP 34044794 A JP34044794 A JP 34044794A JP H08185699 A JPH08185699 A JP H08185699A
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尚彦 釜江
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光親 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の微小プローブにより情報の書込み/読
出しを行う、大容量かつ高速な走査型メモリ装置および
これに適用される誤り訂正方法を提供する。 【構成】 多数のセルアレー21からなるメモリ領域を
有するメモリ部材2と、前記各セルアレーのそれぞれに
一つづつ対応して互いに固定されて設けられた多数のプ
ローブ11と、前記各セルアレーのそれぞれに対して、
対応するプローブの位置を一斉に変化させるように動作
する位置決め装置41と、からなる走査型メモリ装置で
あって、前記各セルアレーは、該セルアレーの“正常”
または“故障”情報をそれぞれ記憶するセルアレー状態
記憶領域24を有している。そして、前記各セルアレー
における故障セルを検出し、あるセルアレー中の故障セ
ル数が所定数を超えるときは、そのセルアレーを“故
障”とし、“故障”とされたセルアレーを、“正常”と
されるセルアレーに論理的に置き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の微小プローブに
より情報の書込み/読出しを行う走査型メモリ装置およ
びこれに適用される誤り訂正方法に関し、特に、記録メ
ディアの欠陥や書込み/読出し動作における誤りに対し
て頑強な超高密度メモリ装置に関する。
【0002】
【技術背景】大量の情報を比較的高速に記録再生するた
めの装置として、現在、固定磁気ディスク装置(HD
D)や光ディスク装置(ODD)のような回転体記録装
置が広く用いられている。しかし、これらの装置におい
ては、近い将来、記録密度の向上が極めて困難になると
予想される。HDDでは、磁気記録密度の物理的限界は
100Gビット/cm程度とされるものの、これを実
現するための精密機械技術の開発や、書込み/読出し技
術の開発は実際には極めて困難であり、実用的限界は1
0Gビット/cmと考えられる。ODDでは通常、記
録密度の限界は光の波長によって与えられ、せいぜい1
Gビット/cmである。光の波長の限界を超えるため
の新規な技術として、いわゆる「光のトンネル効果」を
利用する方法も提案されているが、この方法による場合
にも精密機械技術が障害となり、HDDを超える記録密
度の実用化は極めて困難と考えられる。
【0003】また、HDDやODDの限界を超える記録
密度とデータ転送速度を実現し得る装置として提案され
たものに、スリワによる装置(特開平4−289580
号、米国特許5,216,631)や斉藤等による走査
型のメモリ装置に関する出願(特願平6−270297
号)がある。これは、書込み/読出しの原理として走査
プローブ顕微鏡の原理を利用したもので、多数のプロー
ブを具備し、記録メディアは回転させずいわゆる走査型
の移動をする。これらの機構により磁性体よりも高密度
の記録メディアの使用と多数のプローブの並列動作が可
能となる。
【0004】しかし、上記スリワや斉藤等の走査型のメ
モリ装置のような新規メカニズム(以下、「走査型メモ
リ」と称する)に対して、これをシステムとしてまとめ
て実用的な装置を構成するための技術は未だ殆ど知られ
ていない。また、ディスクアレー等の、回転体記録装置
で培われたシステム化技術は走査型メモリに対して必ず
しも有効ではない。さらに、記録密度が高くなり記憶容
量が増大するに伴い、欠陥のない記録メディアを使うこ
とは事実上不可能になり、書込み/読出しの誤動作が無
視できなくなるが、これらの問題に対しても、走査型メ
モリの技術分野において、未だ殆ど解決策が知られてい
ない。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題を解決する
ために提案されたもので、走査型メモリに対して実用的
なシステム化技術を提供すること、具体的にはメディア
の欠陥や書込み/読出し動作における誤りに対して頑強
で、かつ高速アクセスが可能な走査型メモリ装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【発明の概要】すなわち、本発明のメモリ装置は、互い
に固定された多数のセルアレーからなるメモリ領域を有
するメモリ部材と、前記各セルアレーのそれぞれに1つ
づつ対応して互いに固定されて設けられた多数のプロー
ブと、前記各セルアレーのそれぞれに対して、対応する
各プローブの位置を一斉に変化させるように動作する位
置決め装置と、からなる走査型メモリ装置であって、前
記各セルアレーは、該セルアレーの“正常”または“故
障”情報をそれぞれ記憶するセルアレー状態記憶領域を
有してなることを特徴とする。
【0007】本発明においては、プローブは、静電アク
チュエータ型、バイモルフ型、圧電型等、種々動作機構
のものが使用される。また、複数のプローブとメモリ部
材とのx−y方向への相対的な移動は、通常、メモリ部
材側をプローブに対して動作させることにより行われ
る。これらの動作原理等については、前述のスリワや斉
藤等による文献に詳しく記載されている。
【0008】走査型メモリにおいては、一般に、プロー
ブはN行M列の二次元配列をなしており、メモリ領域は
プローブと同様の配列をなすN行M列のセルアレーから
形成される。通常、N,Mの値は数十〜数百とされる。
【0009】ここで、セルアレーとは、メモリ領域のう
ち1本のプローブがアクセスできる範囲である。また、
セルアレーには、プローブの解像度等に応じたn行×m
列の二次元配列をなす記録セルが形成される。通常、
n,mの値は数百〜数千とされる。本発明のメモリ装置
では、セルアレー自体に(すなわち、各セルアレーのセ
ルアレー状態記憶領域に)、該セルアレーが“正常”で
あるか“故障”であるかの情報が書き込まれるので、
“故障”とされたセルアレーに対する処理(該セルアレ
ーについては、書込み/読出しを行わないと言った処理
や、該セルアレーを“正常”なセルアレーに置き換える
等処理)の単純化が図られる。
【0010】セルアレーが、“正常”であるか“故障”
であるかは、通常は、該セルアレー中の故障セルの数
(セルアレー中の全セルの個数に対する相対数、あるい
はセルアレー中の絶対数)により判断する。具体的に
は、前記各セルアレーにおける故障セルを検出し、ある
セルアレー中の故障セル数が所定数を超えるときは、そ
のセルアレーを“故障”とすることができる。“故障”
とされたセルアレーには、上述したように“故障”であ
る旨の情報が書き込まれ、該セルアレーへの通常のデー
タの書込み/読出しはなされない。
【0011】“故障”とされたセルアレーは、“故障”
とされない(すなわち、“正常”とされる)セルアレー
に論理的に置き換えることができる。通常は、製造時
(あるいは、工場出荷時)において、不使用のセルアレ
ー(例えば、一定数のセルアレー、あるいは全セルアレ
ー数の何分の1か)をスペアとしてストックしておく。
ユーザによるメモリ装置の使用等により正常なセルアレ
ーが故障したときは、該故障したセルアレー(故障セル
アレー)を、上記スペアとしてストックしてある正常な
セルアレー(正常セルアレー)と論理的な置き換えを行
う。セルアレーの置き換えは次のようにして行うことが
できる。すなわち、いま置き換えたい故障セルアレー
(新たに故障となったセルアレー)を含むセルアレー行
(N行M列をなすセルアレー配列における同一行のセル
アレーの集まり)のデータ全てを、一旦、スペアのセル
アレー行に移動する。この移動は、セルアレー行ごと
に、通常の動作の合間を利用して行うことができる。全
てのデータが該スペアのセルアレー行に移されたら、前
記の新たに故障となったセルアレーに“故障”のラベル
を貼り、前記スペアのセルアレー行からもとのセルアレ
ー行にデータを戻す。
【0012】また、本発明では、前記多数のプローブ
を、行単位または列単位で群分けして構成し、これらの
群分けされたプローブ群のそれぞれに、データ転送線が
1本づつ帰属するように構成することができる。したが
って、データ転送の線数を少なくできるので、集積化が
容易となる。各プローブに対応して、それぞれプローブ
制御回路が備えられる。これらのプローブ制御回路に
は、メモリ領域全体についてのセル行またはセル列が
“正常”であるか“故障”であるかの情報を記憶する記
憶部(通常、1ビット)が設けられている。ここで、セ
ル行とは同一行のセルアレーにおける同一行のセルの全
体を、同一列のセルアレーにおける同一列のセルの全体
をそれぞれ意味する。
【0013】前記各プローブ制御回路は、1つ前のプロ
ーブ制御回路から動作終了信号を受けたときには次のよ
うに動作する。すなわち、前記記憶部に“正常”情報が
記憶されている場合には、データの転送を終えた後に、
動作終了信号をプローブの配列順に従う次のプローブ制
御回路に送出する。また、前記各プローブ制御回路は、
前記記憶部に“故障”情報が記憶されている場合には、
データの転送を行うことなく、動作終了信号をプローブ
の配列順に従う次のプローブ制御回路に送出する。書込
み/読出しに関して、セルアレーの物理的な配置を、論
理的な配置に変換することができる。このような構成と
することにより、メモリ装置の外部回路等は、セルアレ
ーの“正常”または“故障”を意識することなく、メモ
リ領域にアクセスすることができる。
【0014】また、本発明の走査型メモリ装置は、互い
に固定された多数のセルアレーからなるメモリ領域を有
するメモリ部材と、前記各セルアレーのそれぞれに1つ
づつ対応して互いに固定されて設けられ、行単位または
列単位で群分けされたプローブと、前記各セルアレーの
それぞれに対して、対応するプローブの位置を一斉に変
化させるように動作する位置決め装置と、からなるもの
で、前記各プローブ群にはデータ転送線が1本づつ帰属
し、かつ、メモリ領域のセル行またはセル列は、該セル
列またはセル行が“正常”または“故障”情報をそれぞ
れ記憶する行状態記憶領域または列状態記憶領域を有し
てなることを特徴とする。
【0015】このメモリ装置では、前述したメモリ装置
がセルアレーに該セルアレーの“正常”または“故障”
情報を記憶していたのに対し、メモリ領域のセル行また
はセル列に、該セル行またはセル列の“正常”または
“故障”情報を記憶している。
【0016】この場合、たとえばメモリ領域全体につい
ての、ひとつのセル行またはセル列の何分の一かが故障
セルである場合に、該セル行またはセル列を“故障”と
することができるが、通常は、前記行単位または列単位
の前記プローブ群による一度の故障セルの検出動作によ
り検出された故障セルの個数に基づいて、前記メモリ領
域のセル行またはセル列が“正常”であるか“故障”で
あるかを判断する。
【0017】このようにして、あるセル行またはセル列
が“故障”であると判断された場合には、該“故障”と
されたセル行またはセル列を、該セル行またはセル列単
位で、“故障”とされない(すなわち、“正常”な)セ
ル行またはセル列に論理的に置き換えることができる。
この場合にも、通常はスペアのセル行またはセル列を予
めメモリ領域内にストックしておく。
【0018】セル行またはセル列が“正常”であるかま
たは“故障”であるか、さらに“故障”であるときに、
どのセル列に置き換えるかの情報は、特定の1つのセル
アレーにまとめて書き込んでおくこともできる。しか
し、短時間でのプローブによる書込み/読出しを行う等
のためには、前記行単位または列単位の前記プローブ群
による一度の書込み/読出し動作に対応するセルブロッ
クのうち、特に、最初のセルブロック(プローブが最初
にアクセスするセルブロック)に、該セルブロックが
“正常”であるか“故障”であるかの情報を記録してお
くことが好ましい。
【0019】また、本発明の誤り訂正方法は、上記した
メモリ装置に適用される誤り訂正方法であって、読出し
データに2組の誤り訂正符号を設定し、一方の誤り訂正
符号を通常の読出しに使用し、他方の誤り訂正符号を、
該メモリ装置の誤動作の発生に対するデータの保全に用
いることを特徴とする。この場合において、通常の読出
し時に行われる誤り検出の結果により、前記データの保
全を行うことができる。さらに、通常の動作の合間を利
用して、該動作中に生じた故障セルの発生を検出し、該
検出結果に基づき、故障部分の置き換えを行うこともで
きよう。
【0020】なお、上述したセルアレーの置き換えは、
必ずしもセルアレー単位でなくてもよく、例えばセルア
レーの1/2,1/4,・・・、あるいはセルアレーの
2倍,4倍,・・・を単位として行うこともできるが、
システム管理の上からは、1つのセルアレー単位として
行うことが好ましい。
【0021】
【実施例】図1における走査型メモリ装置は、プローブ
基材1上に互いに固定された多数のプローブ11と、こ
れらプローブ11にそれぞれ対応し、メモリ部材2上に
互いに固定されたセルアレー21(全体でメモリ領域を
構成する)とが、相対的に移動できる構成としてある。
図1において、プローブ11は静電駆動型のものであ
る。
【0022】本実施例の静電動作型の走査型メモリ装置
においては、セルアレー21の記録セルに対するプロー
ブ11の位置決めは、通常は、メモリ部材2を移動させ
ることにより行われる。
【0023】本実施例では、プローブ11は、N行×M
列の二次元に配列され、またセルアレー21もプローブ
11に対応してN行×M列の二次元に配列されている。
また、各セルアレー21にはセルがn行×m列の二次元
配列により構成されている(後述する図2参照)。本実
施例では、N=M=100、n=m=1024としてあ
り、1つのセルアレー21あたりの記憶容量は1Mビッ
ト、メモリ装置全体では10Gビットである。
【0024】一般に、走査型メモリ装置においては、メ
モリ部材2に対するプローブ11の相対移動速度は、H
DDのような回転体記録装置の場合とは異なり、例えば
3mm/sと遅い。セルサイズを30nmとすると、1
本のプローブ11のデータ転送速度は100kbps
(ビット/s)程度である。このデータ転送速度の値は
プローブ11が1本だと遅すぎるが、本実施例のメモリ
装置では、同一行の各プローブ11(これらプローブの
集合を「プローブ群」と言う)には共通のデータ線が接
続されており、該データ線からは、転送速度が100×
100kbps程度のシリアル信号を得ることができる
ので、データの転送速度が実用上遅すぎることはない。
【0025】もちろん、共通のデータ線が接続されたプ
ローブ群を複数並列接続して、さらに転送速度を整数倍
に大きくすることもできる。また、例えば、上記プロー
ブ群の半分を単位としてデータ転送することもできる。
システム管理の観点からは、プローブ11の一度の動作
で転送できるセル数(すなわち、並列度)は1つのプロ
ーブ群に含まれるプローブ数Mの整数倍であることが好
ましい。
【0026】図2は、メモリ部材2のメモリ領域を拡大
して示す参考図であり、同図では各セルアレー21の位
置を行要素と列要素により示し、同一行のセルアレー2
1の集合(セルアレー行20)を太線で例示してある。
また、図2では、各セルアレー21内のセルの位置を行
要素と列要素により示してある。ここでは、各セルアレ
ー21のセル位置(4,5)に配置されたプローブ11
を黒点で例示してある。さらに、図2では、各セルアレ
ー行20における同一行(図2ではi行を示す)のセル
の集合をセル行22で示してある。図2では、さらに、
(1,1)、(1,2)、・・・で示されるセルアレー
21の、i行,5列目のセルからなるセルブロックを符
合23で示してある。ここで、セルブロックとは、プロ
ーブ群による一度の書込み/読出し動作における、各プ
ローブに対応するセルの集まりである。
【0027】以下、本実施例におけるメモリ装置の動作
を順を追って説明する。 (1)メモリ装置の初期化 この初期化は、通常は、メモリ装置の製造後に行う。図
3は、セルアレー21を更に拡大して示す図である。初
期化の過程において、まず、全セルアレー21につい
て、全セルの書込み/読出し動作の検査を行うことで、
セルアレー21ごとに、“正常”または“故障”の判定
を行う。この判定の基準は適宜定めることができ、例え
ば、1つのセルアレー21について、全セル数の1/1
0000以上(この場合には約100個以上)が故障セ
ルである場合に、当該セルアレー21を“故障”とする
ことができる。セルアレー21の“正常”または“故
障”の判定結果は、それぞれのセルアレー21のセルア
レー状態記憶領域24に記録される。
【0028】セルアレー21の“正常”または“故障”
の判定結果は、1ビットの情報に相当するが、セルアレ
ー状態記憶領域24にも故障セルが存在する可能性はあ
る。このため、該判定結果は適宜に長いビット(例え
ば、図3では30ビット)を使って記録する。これによ
り、セルアレー21の“正常”または“故障”の判定結
果が誤って認識される確率を十分に低くすることができ
る。なお、通常このセルアレー状態記憶領域24は、各
セルアレー21中に分散して配置することもできるが、
判定結果の書込み/読出しの効率のうえからは、図3に
示すように(同図では、a1,a2,・・・,ax)、
局在配置することが好ましい。
【0029】セルアレー状態記憶領域24中に故障セル
が、例えば該領域24のセル数の1/10程度(ここで
は、領域24は30ビットなので、3個)以上ある場合
には、そのセルアレー21を“故障”とすることができ
る。また、この場合、後述するように、故障したセルア
レー21を正常のセルアレーに論理的に置き換えること
ができる。
【0030】次に、セル行22の“正常”または“故
障”の判定を行う。この判定は、例えばセル行22中に
含まれる故障セルの個数を基準に行ってもよい。しか
し、セル行22のデータはシリアルに転送されることを
考慮すると、セルブロック23(図2参照)ごとの検査
結果を基準に行うことが好ましい。すなわち、プローブ
群による一度の故障セルの検出動作により、何個の故障
セルが検出されたかを基に、セル行22が正常か故障か
を判断するのである。
【0031】本実施例では、故障セルが所定数以上(例
えば、3個以上)含まれているセルブロック23(図2
参照)が所定数(例えば、1個)以上存在する場合を、
セル行22の“故障”と判断するようにしている。この
判定結果を、そのセル行22の最初のセルブロックに記
録する。このセルブロックを、図3ではb1,b2,b
3,・・・で示す。セル行22が“故障”であると判断
された場合には、図4に示すように、故障セル行は正常
セル行に置き換えられる。なお、図4では、3行目のセ
ル行220を1023行目のスペアとしてストックして
あるセル行220′に論理的に置き換えた場合を示す。
この置き換え先のセル行22の新たな行の値(本実施例
では、10ビットで表現されるi(1〜1024)の
値)も、前記最初のセルブロック230に(図3参照)
記録される。
【0032】これらの、判定結果および置き換え先の新
たな行の値iは、各セルアレー21に分散して記録され
ることになるが、1つのセルブロック23(図2参照)
は並列度数分のビット長(本実施例では100ビット)
を有するので、前記最初のセルブロック230に1つま
たはそれ以上の故障セルが存在していたとしても、iの
値を十分低い誤り率で記録することができる。
【0033】(2)初期化後の動作 本実施例では、初期化後には、図5に示す回路が用いら
れる。同図においては、バッファ32からデータ転送線
34が引き出されている。すなわち、データ転送線34
は、1つのセルアレー行20について1本設けられてい
る。このデータ転送線34には、1行分のプローブに対
応するバッファ(ここでは、1ビットバッファ)31が
接続されている。例えば、ユーザにより本メモリ装置が
使用されている場合、電源投入時には、まず図3に示し
たセルアレー状態記憶領域24に記録された、全てのセ
ルアレー21についての“正常”または“故障”情報が
読み出される。この情報は、図5に示すように、1ビッ
トのバッファ31内(より具体的には、これに付随する
図示しないセルアレー制御回路内)に保持される。故障
セルアレーは正常セルアレーと論理的に置き換えられな
ければならないが、この論理的な置き換えは、故障セル
アレーを迂回したデータの書込み/読出しにより行われ
る。
【0034】いま、あるセル行22のあるセルブロック
23にプローブが位置しているものとする(図2参
照)。また、図5においてバッファ31に付随するセル
アレー制御回路は各プローブごとに設けられているの
で、セルバッファ31はN行×M列の行列により表現す
ることができる(図5では、1行のみを示す)。あるセ
ルアレー行20(第2図参照)に着目してみると、バッ
ファ31に付随する図示しないセルアレー制御回路は、
該制御回路の列番号(プローブ11またはセルアレー2
1の列番号に等しい)より小さい列番号の(図5では左
側の)制御回路から「動作終了信号」が出ており、かつ
自分が動作未終了の場合にのみ、データ転送線34上の
1ビットのデータを自分のバッファに取り込むように作
られている。
【0035】データを取り込んだバッファ31は、動作
終了信号35を送出する。外部回路から転送されてくる
各セルアレー21に対するデータは、バッファ32を介
して、例えば位相偏移変調(PSK)を用いて、時系列
的に送出される。この場合、最初のバッファ31に付随
するセルアレー制御回路には、該制御回路より列番号が
小さい制御回路が存在しないので、セルアレー動作制御
回路33から1番目のセルアレー制御回路に動作終了信
号に相当する信号を送出しておく。これにより、正常セ
ルアレーには、該セルアレーに対応するバッファ32お
よびプローブを介してデータの書込みが行われる。
【0036】また、故障セルアレー(図5では符合31
1で示す)は動作終了信号を受けたら何もせずに、直ち
に動作終了信号を出す。これにより、各セルアレーに対
するデータの書込み/読出しが故障セルアレー311を
迂回して行われることになり、故障セルアレーに送られ
たビットデータは、正常セルアレーに転送されたことに
なる。
【0037】上記の動作は、セル行やセルブロックに関
係なく、換言するとプローブがセルアレーのどこに位置
していても、常に行われるので、故障セルアレーは正常
セルアレーと論理的に置き換えられる。図6は、セルア
レーの置き換え後の様子を示す図であり、斜線のハッチ
ングは、故障セルアレーを表している。丸括弧は、セル
アレーを行列要素で表しており、角括弧は故障セルアレ
ーを正常セルアレーに換えた後のセルアレーの論理的な
配置を示している。
【0038】(3)故障セル行の置き換え 図2〜図4を参照しつつ、あるセルアレー行20のある
セル行22にデータを書き込む場合を例にとり説明す
る。まず、プローブ群(同一行のプローブ11)初期位
置、すなわちそのセル行22の最初のセルブロック23
0に配置される(特に、図3のb1,b2,・・・参
照)。前述したように、このセルブロック230には、
そのセル行22の“正常”または“故障”の判定結果
と、“故障”の場合には置き換え先のセル行22の行番
号(iの値)が記録されている。この判定結果と行番号
とが各プローブ群のプローブ11により読み取られ、
“故障”であれば、各プローブ11は置き換え先として
記録された行番号のセル行に移動され、図4において述
べたように、データの書込み/読出しが行われる。以上
のように、本発明のメモリ装置では、セルアレーの置き
換えあるいは、セル行の置き換えが行われる。前述した
ように、メモリ装置は記憶密度が高くなればなるほど、
記録セルの故障が多くなる。このため、通常、上記の操
作に加えて、誤り訂正の操作が行われる。
【0039】(4)誤り訂正符号(ECC)化 前述したように、本実施例では、データは約100kビ
ット単位での転送される。この転送データは、ECC化
処理を受けた後のデータである。図7はメモリ領域から
読み出されたデータが一時的に格納されるn′行×m′
列(ここでは、簡単化のためにn′=100、m′=1
000とする)の行列の記憶容量を持つバッファ32を
示している。同図では記憶領域のうち、15行、100
列分が検査ビットとして使用され、実際の転送データは
85行×900列分の76500ビットである。
【0040】いま、簡単のために、76500ビットの
入力データDinが時系列的に外部回路から送られてく
るものとする。この入力データDinは、図7に示され
ているように、100kビットの記憶容量を持つバッフ
ァ32の85行×900列の領域に格納される。次い
で、列方向(すなわち、15行×900ビット分の領
域)にはECC化された第1の検査ビットが追加され、
行方向(すなわち、85行×100ビット分の領域)に
は同じくECC化された第2の検査ビットが追加され
る。さらに、必要に応じて、後述する積符号が構成され
る。このように検査ビットを生成した後、バッファ32
から第7図に示すような順序で、セルアレーに順次書き
込まれる。逆に、データの読出しは、セルブロック(本
実施例では、100ビット)単位で行われる。通常の動
作においては、1つのセルブロック23のデータをバッ
ファ32に読出し、第2の検査ビットによる誤り訂正を
行った後に出力する。
【0041】メモリ部材(記録メディア)に破壊読出し
の記録材料を使用する場合、一般に読出し動作時のノイ
ズ等による誤りが累積される。したがって、このような
場合には、誤り訂正が可能なうちにデータを復元してお
く必要がある。このデータ復元のために、本実施例では
セル行単位でメモリ領域からバッファにデータを読み出
し、第1の検査ビットによる訂正を行った後に再びメモ
リ領域に書き込む。このバッファ32へのデータ読出し
およびメモリ領域への再書込み(すなわち、「エラーク
リアリング」)は、通常の動作の合間に行われる。
【0042】エラークリアリングが必要か否かの判断
は、第2の検査ビットによる誤り訂正の際の誤りの発生
状況を見て行うこともできる。例えば、第2の検査ビッ
トによる誤り訂正の際に1つのセルブロックに所定数
(ここでは、3つとする)以上の誤りが検出され場合に
は、エラークリアリングを行うと言った方法を採用する
ことができる。なお、前述したように、初期化の段階で
故障セルが3個以上のセルブロックは存在しないように
してあるので、エラーが発生していないのにエラークリ
アリングが行われる、と言った事態は生じない。
【0043】図8は、メモリ装置全体の構成図である。
同図では、セルアレーの1行あたりの数に等しいバッフ
ァ31(セルアレー制御回路が付随する)が連結されて
構成された回路が、セルアレーの行数に等しい段数だ
け、交換回路とセルアレー動作制御回路とからなる回路
36に接続されている。各バッファ31には、書込み/
読出しタイミング発生回路37から書込み/読出し信号
が与えられる。プローブとセルアレーとのx−y制御
は、x−y位置決め装置41により行われる。
【0044】データ入力に際しては、入力データはバッ
ファ32に一時的に格納され、回路39により第1,第
2の検査ビットの符号化がなされ、この後上記回路3
6、各バッファ31を介してセルアレーに書き込まれ
る。また、データ出力に際しては、セルアレーに書き込
まれているデータはバッファ31、上記回路36を介し
て回路40および、第2の検査ビットの復号化を行う回
路40を介して、外部回路に転送されされる。第2の検
査ビットの復号化を行う回路40としては、例えば、5
ビットの誤り訂正能力のものが用いられ、第1,第2の
検査ビットの符号化を行う回路39としては、例えば1
0〜15ビットの誤り訂正能力のものが用いられる。し
かし、言うまでもなく、誤り訂正能力は記録メディアの
完全性、必要とされる誤り率(当然小さい程好まし
い)、誤り訂正に使うことができる時間等によって決め
られるものであり、上記の誤り訂正能力の例はあくまで
も一例にすぎない。本発明のメモリ装置では、先に述べ
たように、必要に応じて、第1と第2の検査ビットの積
符号を構成し、高い誤り訂正能力を内蔵することができ
る。
【0045】ところで、図8において、記録メディアと
プローブの少なくとも一方が消耗する場合、消耗した部
分を新しい部分と置き換えることにより、装置の寿命を
延ばすことができる。この延命のために、セルアレー行
の置き換えが行われる。具体的には、エラークリアリン
グの際の誤り発生状況をコントローラ38により監視
し、寿命が近いと判断した場合にはセルアレー行を置き
換える。書換えができない記録メディアの場合にはエラ
ークリアリングは行われないので、第1の検査ビットの
符号化の際の誤り発生率等、適宜の情報に基づいて寿命
を判断する。この置き換え動作は、通常の動作の合間を
使って行うことができる。なお、以上の例では、セルア
レーの置き換えとセルアレー行の置き換えは初期段階で
決めてしまい、以後変更しないこととしているが、原理
的には動作中のセルアレーやセルアレー行の置き換えは
可能であり、応用によってはこれらが有効に利用され
る。
【0046】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
以下の効果を奏する事ができる。 (1)各セルアレーの“正常”または“故障”情報を、
それぞれのセルアレーに記録しておくので、予め定めら
れた特定の物理アドレスに集中して“正常”または“故
障”情報を記録しておくメモリ装置に較べて、不完全な
(書込み/読出しエラーが生じやすい)記録メディアに
対してより頑強である。すなわち、上記の集中して“正
常”,“故障”情報を記憶するメモリ装置では、予め定
められた特定の物理アドレスに致命的欠陥があると、メ
モリ装置全体が機能しなくなる。これに対し、本発明の
メモリ装置では、そのような不都合は生じない。また、
本発明は、走査型メモリ装置の特徴である全セルアレー
の一斉動作との相乗効果により、極めて短時間の間に故
障セルアレー置き換えの準備をすることを可能にする。
このことはさらに、やはり走査型メモリ装置の特徴であ
る電源投入後のメディア移動機構の立ち上がりの速さと
結合されて、電源投入後極めて短時間に動作可能状態に
なる走査型メモリ装置を提供することを可能にする。換
言すると、頻繁に電源のon/offが出来る走査型メ
モリ装置の提供が可能になる。
【0047】(2)セルアレーを単位として故障部分の
置き換えを行うので、一列のセルアレーあるいは一行の
セルアレーを単位とする方式と較べて、極めて多数の故
障セルアレーを許容することができる。すなわち、不完
全な記録メディアに対してより頑強である。
【0048】(3)電源投入時に全てのセルアレーから
その正常/故障の情報を読み出し、それを対応するそれ
ぞれのプローブに付随する制御回路に蓄え、それを利用
して、外部回路の機能を使わずに故障セルアレーの置き
換えを行うので、外部回路に故障セルアレー置き換えの
為の機能を必要とせず、従って、動作が高速になりかつ
コストが下がる。
【0049】(4)前記行単位または列単位の前記プロ
ーブ群による一度の故障セルの検出動作により検出され
た故障セルの個数に基づいて、前記メモリ領域のセル行
またはセル列が“正常”であるか“故障”であるかを判
断するので、該複数のセルアレーを1本のデータ転送線
に帰属させることにより、構成が簡単になり、製造コス
トを下げることができる。
【0050】(5)セル行やセル列の“正常”または
“故障”情報等をそのセルブロックの先頭部分に記録す
る。このことは走査型メモリーの特徴であるメディア移
動の柔軟性(例えば、ある位置にプローブを停止させて
おき、そこからx方向にもy方向にも移動することがで
きる)との相乗効果により、短い時間での再アドレッシ
ングを、補助半導体メモリなしに可能にする。
【0051】(6)セルアレー行、セルアレー列を単位
とする故障部分の置き換えも行うことができるので、不
完全な記録メディアに対してより頑強である。
【0052】(7)2組の誤り訂正符号を用い、一方を
通常の読み出しに、他方を誤動作により発生した誤りが
蓄積した時のデータの保全に用いる事により、破壊読み
出し型記録メディアを使用する場合においても、高いデ
ータ保全性を保ちつつ、高速のデータ送出が可能にな
る。
【0053】(8)上記データ保全作業の必要性を通常
の読出し時に行われる誤り検出の結果により判断するの
で、データ保全作業の必要性を調べるための特別の作業
時間を必要とせず、稼動率を高める事ができる。
【0054】(9)動作中に生じた故障部分を誤り発生
率により検出し、該故障部分と正常部分とを、通常の動
作の合間を利用して置き換えるので、高いデータ保全性
と高い稼動率を同時に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメモリ装置の概略を示す図である。
【図2】図1のメモリ装置におけるメモリ領域を拡大し
て示す図である。
【図3】本発明において、各セルアレーのセルの位置を
行要素と列要素により示す図である。
【図4】本発明において、“故障”と判断されたセル行
を“正常”なセル行に置き換えるときの様子を示す図で
ある。
【図5】本発明において、“故障”と判断されたセルア
レーを、“正常”なセルアレーに論理的に変換する場合
の説明図である。
【図6】本発明において、セルアレーの置き換え後の様
子を示す図である。
【図7】本発明の誤り訂正方法の一実施例を示す図であ
る。
【図8】さらに詳しく説明した本発明の誤り訂正方法を
示す図である。
【符号の説明】
1 プローブ部材 11 プローブ 2 メモリ部材 20 セルアレー行 21 セルアレー 22,220,220′ セル行 23,230 セルブロック 24 セルアレー状態記憶領域 31,311 バッファ 32 バッファ 33 セルアレー動作制御回路 34 データ転送線 35 動作終了信号 36 交換回路とセルアレー動作制御回路 37 タイミング発生回路 38 コントローラ 39 第1,第2の検査ビットの符号化を行う回路 40 第2の検査ビットの復号化を行う回路 41 位置決め装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井原 清幸 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番2号 ヒューレット・パッカードラボラトリー ズジャパンインク内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに固定された多数のセルアレーから
    なるメモリ領域を有するメモリ部材と、 前記各セルアレーのそれぞれに1つづつ対応して互いに
    固定されて設けられた多数のプローブと、 前記各セルアレーのそれぞれに対して、対応する各プロ
    ーブの位置を一斉に変化させるように動作する位置決め
    装置と、からなる走査型メモリ装置であって、 前記各セルアレーは、該セルアレーの“正常”または
    “故障”情報をそれぞれ記憶するセルアレー状態記憶領
    域を有してなることを特徴とする前記走査型メモリ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記各セルアレーにおける故障セルを検
    出し、あるセルアレー中の故障セル数が所定数を超える
    ときは、そのセルアレーを“故障”とすることを特徴と
    する請求項1に記載の走査型メモリ装置。
  3. 【請求項3】 上記“故障”とされたセルアレーを、
    “正常”とされるセルアレーに論理的に置き換えること
    を特徴とする請求項2に記載の走査型メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の走査型メモリ装置であ
    って、 前記多数のプローブが、行単位または列単位で群分けさ
    れて構成され、かつ群分けされたプローブ群のそれぞれ
    に、データ転送線が1本づつ帰属し、 各プローブに対応して、前記セルアレー状態記憶領域に
    記憶された“正常”または“故障”情報を記憶する記憶
    部を持つプローブ制御回路がそれぞれ備えられ、 前記各プローブ制御回路は、 プローブの配列順に従う1つ前のプローブ制御回路から
    動作終了信号を受け、 前記記憶部に“正常”情報が記憶されているときには、
    データの転送を終えた後に動作終了信号をプローブの配
    列順に従う次のプローブ制御回路に送出し、 前記記憶部に“故障”情報が記憶されているときには、
    データの転送を行うことなく、動作終了信号をプローブ
    の配列順に従う次のプローブ制御回路に送出する、こと
    によりセルアレーの論理的な置き換えを行うことを特徴
    とする前記走査型メモリ装置。
  5. 【請求項5】 互いに固定された多数のセルアレーから
    なるメモリ領域を有するメモリ部材と、 前記各セルアレーのそれぞれに1つづつ対応して互いに
    固定されて設けられ、行単位または列単位で群分けされ
    たプローブと、 前記各セルアレーのそれぞれに対して、対応するプロー
    ブの位置を一斉に変化させるように動作する位置決め装
    置と、からなる走査型メモリ装置であって、 前記各プローブ群にはデータ転送線が1本づつ帰属し、
    かつ、メモリ領域のセル行またはセル列は、該セル列ま
    たはセル行が“正常”または“故障”情報をそれぞれ記
    憶する行状態記憶領域または列状態記憶領域を有してな
    ることを特徴とする前記走査型メモリ装置。
  6. 【請求項6】 前記プローブ群による一度の故障検出動
    作により検出された故障セルの個数に基づいて、前記メ
    モリ領域のセル行またはセル列が“正常”であるか“故
    障”であるかを判断することを特徴とする請求項5に記
    載の走査型メモリ装置。
  7. 【請求項7】 “故障”であると判断された前記セル行
    またはセル列を、該セル行またはセル列単位で、“正
    常”なセル行またはセル列に置き換えることを特徴とす
    る請求項5または6に記載の走査型メモリ装置。
  8. 【請求項8】 前記行単位または列単位の前記プローブ
    群による一度の書込み/読出し動作に対応するセルブロ
    ックのうち、最初のセルブロックに、該最初のセルブロ
    ックが属するセル行またはセル列の“正常”または“故
    障”情報を記録することを特徴とする請求項7に記載の
    走査型メモリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載の走査型メモリ装置
    に適用される誤り訂正方法であって、読出しデータに、
    2組の誤り訂正符号を設定し、一方の誤り訂正符号を通
    常の読出しに使用し、他方の誤り訂正符号を、該メモリ
    装置の誤動作の発生に対するデータの保全に用いること
    を特徴とする前記誤り訂正方法。
  10. 【請求項10】 通常の読出し時に行われる誤り検出の
    結果により、前記データの保全を行うことを特徴とする
    請求項9に記載の誤り訂正方法。
  11. 【請求項11】 請求項3または7に記載の走査型メモ
    リ装置に適用される誤り訂正方法であって、通常の動作
    の合間を利用して、該動作中に生じた故障セルの発生を
    検出し、該検出結果に基づき、故障部分の置き換えを行
    うことを特徴とする前記誤り訂正方法。
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