JPH08185861A - 非水電解液電池の正極活物質の製造方法 - Google Patents
非水電解液電池の正極活物質の製造方法Info
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- JPH08185861A JPH08185861A JP6325433A JP32543394A JPH08185861A JP H08185861 A JPH08185861 A JP H08185861A JP 6325433 A JP6325433 A JP 6325433A JP 32543394 A JP32543394 A JP 32543394A JP H08185861 A JPH08185861 A JP H08185861A
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- electrode active
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 リチウム化合物とニッケル化合物の混合
物を600〜900℃の温度で1次焼成した後、粉砕
し、次に酸素存在雰囲気中で1次焼成温度より低い温度
で2次焼成を行い、一般式LixNiyO2(0.9<
x<1.1、0.9≦y≦1.1)で示される複合酸化
物を得ることを特徴とする非水電解液電池の正極活物質
の製造方法。 【効果】 充放電を繰り返し行っても放電容量の低
下及び劣化が小さい。
物を600〜900℃の温度で1次焼成した後、粉砕
し、次に酸素存在雰囲気中で1次焼成温度より低い温度
で2次焼成を行い、一般式LixNiyO2(0.9<
x<1.1、0.9≦y≦1.1)で示される複合酸化
物を得ることを特徴とする非水電解液電池の正極活物質
の製造方法。 【効果】 充放電を繰り返し行っても放電容量の低
下及び劣化が小さい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非水電解液電池の正極
活物質の製造方法に関する。
活物質の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、ラップトップ型パソコ
ン、カメラ一体型VTR等のポータブル機器の需要が増
加している。これらの機器には、小型軽量の二次電池が
不可欠である。現在、二次電池としては、主にNi−C
d電池やNi水素電池が使われているが、これらの電池
は、小型軽量化の限界にある。その一方で、負極にリチ
ウムやリチウムを吸蔵、脱離できる物質を用いる非水電
解液二次電池の開発が進められている。この電池は、こ
れまでの小型二次電池に比べて高電圧が得られるうえエ
ネルギー密度が高いという特徴があり、これまでの電池
よりも小型軽量な二次電池をつくることができる。
ン、カメラ一体型VTR等のポータブル機器の需要が増
加している。これらの機器には、小型軽量の二次電池が
不可欠である。現在、二次電池としては、主にNi−C
d電池やNi水素電池が使われているが、これらの電池
は、小型軽量化の限界にある。その一方で、負極にリチ
ウムやリチウムを吸蔵、脱離できる物質を用いる非水電
解液二次電池の開発が進められている。この電池は、こ
れまでの小型二次電池に比べて高電圧が得られるうえエ
ネルギー密度が高いという特徴があり、これまでの電池
よりも小型軽量な二次電池をつくることができる。
【0003】この電池の正極には、LiNiO2、Li
CoO2、LiNixCo1−xO2等のリチウム系複
合金属酸化物が用いられる。このうちLiNiO2など
のリチウム−ニッケル複合酸化物は、一般にリチウムの
化合物とニッケルの化合物とを、リチウムとニッケルの
原子比Li/Ni(モル比)=1となるように混合し、
酸素雰囲気にて500〜1000℃で焼成した後、粉砕
することにより得られる。例えば、出発原料としては水
酸化リチウムとニッケル金属(J.Am.Chem.S
oc.76,1499(1954))、水酸化リチウム
と硝酸ニッケル(特開平4−237953号公報)等が
挙げられる。
CoO2、LiNixCo1−xO2等のリチウム系複
合金属酸化物が用いられる。このうちLiNiO2など
のリチウム−ニッケル複合酸化物は、一般にリチウムの
化合物とニッケルの化合物とを、リチウムとニッケルの
原子比Li/Ni(モル比)=1となるように混合し、
酸素雰囲気にて500〜1000℃で焼成した後、粉砕
することにより得られる。例えば、出発原料としては水
酸化リチウムとニッケル金属(J.Am.Chem.S
oc.76,1499(1954))、水酸化リチウム
と硝酸ニッケル(特開平4−237953号公報)等が
挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記方法で得られたリ
チウム−ニッケル複合酸化物を用いた電池は、充放電を
繰り返すと正極活物質が劣化し放電容量が低下するとい
う欠点がある。また、リチウム−ニッケル複合酸化物を
正極活物質として使用する場合、薄いシート状にするの
で50μm以下、好ましくは10μm以下に粉砕する必
要がある。また、粉砕時に大気中の水分、炭酸ガスに接
触すると性能が劣化するため、粉砕工程はアルゴン、窒
素等不活性ガス雰囲気中で行わねばならない。
チウム−ニッケル複合酸化物を用いた電池は、充放電を
繰り返すと正極活物質が劣化し放電容量が低下するとい
う欠点がある。また、リチウム−ニッケル複合酸化物を
正極活物質として使用する場合、薄いシート状にするの
で50μm以下、好ましくは10μm以下に粉砕する必
要がある。また、粉砕時に大気中の水分、炭酸ガスに接
触すると性能が劣化するため、粉砕工程はアルゴン、窒
素等不活性ガス雰囲気中で行わねばならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明はリチウム化合物とニッケル化合物を特定の
温度で1次焼成し、粉砕した後、酸素存在雰囲気中で1
次焼成温度より低い温度で2次焼成することにより、充
放電を繰り返しても正極活物質の劣化が少ないリチウム
−ニッケル複合酸化物を得ることを見出した。
に、本発明はリチウム化合物とニッケル化合物を特定の
温度で1次焼成し、粉砕した後、酸素存在雰囲気中で1
次焼成温度より低い温度で2次焼成することにより、充
放電を繰り返しても正極活物質の劣化が少ないリチウム
−ニッケル複合酸化物を得ることを見出した。
【0006】即ち、本発明はリチウム化合物とニッケル
化合物の混合物を600〜900℃の温度で1次焼成し
た後、粉砕し、次に酸素存在雰囲気中で1次焼成温度よ
り低い温度で2次焼成を行い、一般式LixNiyO2
(0.9<x<1.1、0.9≦y≦1.1)で示され
る複合酸化物を得ることを特徴とする非水電解液電池の
正極活物質の製造方法に関する。
化合物の混合物を600〜900℃の温度で1次焼成し
た後、粉砕し、次に酸素存在雰囲気中で1次焼成温度よ
り低い温度で2次焼成を行い、一般式LixNiyO2
(0.9<x<1.1、0.9≦y≦1.1)で示され
る複合酸化物を得ることを特徴とする非水電解液電池の
正極活物質の製造方法に関する。
【0007】本発明を更に詳細に説明する。本発明に用
いるリチウム化合物としては、炭酸リチウム(Li2C
O3)、硝酸リチウム(LiNO3)、酢酸リチウム
(Li(CH3CO2))、蓚酸リチウム(Li2C2
O4)、水酸化リチウム(LiOH)、酸化リチウム
(Li2O)等及びこれらの水和物が挙げられる。これ
らは1種又は2種以上混合して用いても構わない。
いるリチウム化合物としては、炭酸リチウム(Li2C
O3)、硝酸リチウム(LiNO3)、酢酸リチウム
(Li(CH3CO2))、蓚酸リチウム(Li2C2
O4)、水酸化リチウム(LiOH)、酸化リチウム
(Li2O)等及びこれらの水和物が挙げられる。これ
らは1種又は2種以上混合して用いても構わない。
【0008】また、ニッケル化合物としては、炭酸ニッ
ケル(NiCO3)、硝酸ニッケル(Ni(N
O3)2)、酢酸ニッケル(Ni(CH3C
O2)2)、蓚酸ニッケル(NiC2O4)、水酸化ニ
ッケル(Ni(OH)2)、酸化ニッケル(NiO)、
オキシ水酸化ニッケル(NiOOH)等及びこれらの水
和物が挙げられる。これらは1種又は2種以上混合して
用いても構わない。
ケル(NiCO3)、硝酸ニッケル(Ni(N
O3)2)、酢酸ニッケル(Ni(CH3C
O2)2)、蓚酸ニッケル(NiC2O4)、水酸化ニ
ッケル(Ni(OH)2)、酸化ニッケル(NiO)、
オキシ水酸化ニッケル(NiOOH)等及びこれらの水
和物が挙げられる。これらは1種又は2種以上混合して
用いても構わない。
【0009】これらリチウム化合物とニッケル化合物は
混合前に良く粉砕して混合する。混合方法は、自動乳
鉢、ボールミルなどを使って行うのが好ましい。この
際、分散媒として、焼成することにより分解もしくは気
化する液体を用いて混合しても良い。混合物は、焼成前
に100〜150℃で乾燥するのが好ましい。また、水
溶性の化合物については水溶液にして混合しても良い。
リチウムの化合物とニッケルの化合物は、リチウムとニ
ッケルの原子比Li/Ni(モル比)で1.0〜1.2
になるように混合するのが好ましい。
混合前に良く粉砕して混合する。混合方法は、自動乳
鉢、ボールミルなどを使って行うのが好ましい。この
際、分散媒として、焼成することにより分解もしくは気
化する液体を用いて混合しても良い。混合物は、焼成前
に100〜150℃で乾燥するのが好ましい。また、水
溶性の化合物については水溶液にして混合しても良い。
リチウムの化合物とニッケルの化合物は、リチウムとニ
ッケルの原子比Li/Ni(モル比)で1.0〜1.2
になるように混合するのが好ましい。
【0010】本発明における1次焼成は、リチウム化合
物とニッケル化合物の混合物をスラリー、粉体あるいは
成型した後焼成する。1次焼成温度は出発原料、混合方
法等により適宜設定されるが、温度は600〜900℃
の範囲が良い。600℃未満では、反応が完全に終了せ
ず出発原料が残る。また、900℃を超えると、相転移
するため前記組成の複合酸化物ができない。
物とニッケル化合物の混合物をスラリー、粉体あるいは
成型した後焼成する。1次焼成温度は出発原料、混合方
法等により適宜設定されるが、温度は600〜900℃
の範囲が良い。600℃未満では、反応が完全に終了せ
ず出発原料が残る。また、900℃を超えると、相転移
するため前記組成の複合酸化物ができない。
【0011】1次焼成後の粉砕には自動乳鉢、ボールミ
ル、振動ミル、ジェットミル等を用いることができる。
粉砕により平均粒子径5μm未満とすることが好まし
い。1次焼成後の平均粒子径が5μmを超えると2次焼
成後の粒径が大きくなる傾向にあり10μmを超えるの
で好ましくない。1次焼成した後、粉砕して得られた混
合物は、2次焼成を行う。2次焼成温度は1次焼成温度
よりも低い温度で行う。2次焼成温度は1次焼成温度よ
り50℃以上低くすればよい。更には、2次焼成温度は
400〜700℃で行うのが好ましい。2次焼成温度が
1次焼成温度と同じかあるいはそれよりも高い場合、焼
成することにより粒子が凝結しやすくなり粒子径が大き
くなる傾向にある。また、2次焼成温度が700℃を超
えると粒子径が大きくなるので好ましくない。
ル、振動ミル、ジェットミル等を用いることができる。
粉砕により平均粒子径5μm未満とすることが好まし
い。1次焼成後の平均粒子径が5μmを超えると2次焼
成後の粒径が大きくなる傾向にあり10μmを超えるの
で好ましくない。1次焼成した後、粉砕して得られた混
合物は、2次焼成を行う。2次焼成温度は1次焼成温度
よりも低い温度で行う。2次焼成温度は1次焼成温度よ
り50℃以上低くすればよい。更には、2次焼成温度は
400〜700℃で行うのが好ましい。2次焼成温度が
1次焼成温度と同じかあるいはそれよりも高い場合、焼
成することにより粒子が凝結しやすくなり粒子径が大き
くなる傾向にある。また、2次焼成温度が700℃を超
えると粒子径が大きくなるので好ましくない。
【0012】2次焼成は空気などの酸素存在雰囲気中で
行うが、好ましくは50%以上の酸素雰囲気中で行い、
更に好ましくは、酸素雰囲気中で行うのが良い。本発明
の焼成炉は通常用いられる電気炉、トンネルキルン等の
焼成炉を用いることができる。
行うが、好ましくは50%以上の酸素雰囲気中で行い、
更に好ましくは、酸素雰囲気中で行うのが良い。本発明
の焼成炉は通常用いられる電気炉、トンネルキルン等の
焼成炉を用いることができる。
【0013】このようにして得られた、リチウム−ニッ
ケル複合酸化物を正極材料に使用した場合、充放電の繰
り返しによる放電容量の低下の小さい電池を得ることが
できる。また、粉砕を1次焼成した後に行うことによ
り、不活性ガス雰囲気中で行う必要がなくなるため、従
来の方法に比べて粉砕装置を簡略化することができる。
ケル複合酸化物を正極材料に使用した場合、充放電の繰
り返しによる放電容量の低下の小さい電池を得ることが
できる。また、粉砕を1次焼成した後に行うことによ
り、不活性ガス雰囲気中で行う必要がなくなるため、従
来の方法に比べて粉砕装置を簡略化することができる。
【0014】
実施例1 硝酸リチウム68.95gと水酸化ニッケル92.71
gを(Li/Ni(モル比)=1.0)秤量した後、ボ
ールミルでよく粉砕、混合し、150℃で12時間乾燥
した。この混合物を700℃で10時間1次焼成した
後、平均粒子径が5μm以下になるまでボールミル(空
気雰囲気)で粉砕し、更に酸素雰囲気で500℃5時間
の2次焼成を行い、リチウム−ニッケル複合酸化物を得
た。得られた複合酸化物は平均粒子径が約7μmであ
り、元素分析、粉末X線回折により単相のLiNiO2
と確認された。これを正極活物質とし、正極活物質、導
電材であるアセチレンブラック、結着材であるポリフッ
化エチレンを所定重量比で混練し、ペレット状に成型し
て正極とした。負極には金属リチウムを用い、電解液は
プロピレンカーボネートとジエチルカーボネートを1対
1の混合液1Lに六フッ化リン酸リチウム1molを溶
解したものを用いてボタン型電池を組み立てた。この電
池の性能を評価するために、300mAの定電流、3.
0〜4.2Vの電圧範囲で50サイクル充放電して放電
容量の変化を測定した。測定結果を図1に示す。
gを(Li/Ni(モル比)=1.0)秤量した後、ボ
ールミルでよく粉砕、混合し、150℃で12時間乾燥
した。この混合物を700℃で10時間1次焼成した
後、平均粒子径が5μm以下になるまでボールミル(空
気雰囲気)で粉砕し、更に酸素雰囲気で500℃5時間
の2次焼成を行い、リチウム−ニッケル複合酸化物を得
た。得られた複合酸化物は平均粒子径が約7μmであ
り、元素分析、粉末X線回折により単相のLiNiO2
と確認された。これを正極活物質とし、正極活物質、導
電材であるアセチレンブラック、結着材であるポリフッ
化エチレンを所定重量比で混練し、ペレット状に成型し
て正極とした。負極には金属リチウムを用い、電解液は
プロピレンカーボネートとジエチルカーボネートを1対
1の混合液1Lに六フッ化リン酸リチウム1molを溶
解したものを用いてボタン型電池を組み立てた。この電
池の性能を評価するために、300mAの定電流、3.
0〜4.2Vの電圧範囲で50サイクル充放電して放電
容量の変化を測定した。測定結果を図1に示す。
【0015】実施例2 水酸化リチウム一水和物44.06gと酸化ニッケル7
4.69gを(Li/Ni(モル比)=1.05)秤量
した後、ボールミルでよく粉砕、混合し、150℃で1
2時間乾燥した。この混合物を800℃で5時間1次焼
成した後、平均粒子径が5μm以下になるまでボールミ
ル(空気雰囲気)で粉砕し、更に酸素雰囲気で600℃
2時間の2次焼成を行い、リチウム−ニッケル複合酸化
物を得た。得られた複合酸化物は平均粒子径が約9μm
であり、元素分析、粉末X線回折により単相のLi
1.05NiO2と確認された。以下、実施例1と同様
に放電容量の変化を測定した。測定結果を図1に示す。
4.69gを(Li/Ni(モル比)=1.05)秤量
した後、ボールミルでよく粉砕、混合し、150℃で1
2時間乾燥した。この混合物を800℃で5時間1次焼
成した後、平均粒子径が5μm以下になるまでボールミ
ル(空気雰囲気)で粉砕し、更に酸素雰囲気で600℃
2時間の2次焼成を行い、リチウム−ニッケル複合酸化
物を得た。得られた複合酸化物は平均粒子径が約9μm
であり、元素分析、粉末X線回折により単相のLi
1.05NiO2と確認された。以下、実施例1と同様
に放電容量の変化を測定した。測定結果を図1に示す。
【0016】比較例1 実施例1の2次焼成を実施しない以外は、実施例1と同
様に行った。得られた物質は元素分析によりLiNiO
2と確認された。しかし、焼成物は凝結して1mm以上
の大きさの塊の集合体となっており、そのままでは正極
活物質には利用できなかった。そこでボールミル(窒素
雰囲気)で平均粒子径が約10μmになるまで粉砕した
ものを正極活物質とし、実施例1と同様の方法で電池を
組み立てて性能の評価を行った。放電容量の結果を図1
に示す。
様に行った。得られた物質は元素分析によりLiNiO
2と確認された。しかし、焼成物は凝結して1mm以上
の大きさの塊の集合体となっており、そのままでは正極
活物質には利用できなかった。そこでボールミル(窒素
雰囲気)で平均粒子径が約10μmになるまで粉砕した
ものを正極活物質とし、実施例1と同様の方法で電池を
組み立てて性能の評価を行った。放電容量の結果を図1
に示す。
【0017】比較例2 実施例1の2次焼成温度を800℃で行った以外は、実
施例1と同様に行った。得られた物質は元素分析により
LiNiO2と確認された。しかし、焼成物は凝結して
1mm以上の大きさの塊の集合体となっており、そのま
までは正極活物質には利用できなかった。そこでボール
ミル(窒素雰囲気)で平均粒径が約10μmになるまで
粉砕したものを正極活物質とし、実施例1と同様の方法
で電池を組み立てて性能の評価を行った。放電容量の結
果を図1に示す。
施例1と同様に行った。得られた物質は元素分析により
LiNiO2と確認された。しかし、焼成物は凝結して
1mm以上の大きさの塊の集合体となっており、そのま
までは正極活物質には利用できなかった。そこでボール
ミル(窒素雰囲気)で平均粒径が約10μmになるまで
粉砕したものを正極活物質とし、実施例1と同様の方法
で電池を組み立てて性能の評価を行った。放電容量の結
果を図1に示す。
【0018】比較例3 実施例1の1次焼成温度を500℃で行い、2次焼成温
度を400℃で行ったった以外は、実施例1と同様に行
った。得られた物質の粉末X線回折を調べたところ、出
発物質である硝酸リチウムが未反応のまま残っており、
反応が完了していないことが判った。
度を400℃で行ったった以外は、実施例1と同様に行
った。得られた物質の粉末X線回折を調べたところ、出
発物質である硝酸リチウムが未反応のまま残っており、
反応が完了していないことが判った。
【0019】比較例4 実施例1の1次焼成温度を1000℃で行い、2次焼成
温度を800℃で行ったった以外は、実施例1と同様に
行った。得られた物質の元素分析を行ったところ、正極
材料としては不適なリチウムが欠損したLi0.86N
iO2が生成していることが判った。
温度を800℃で行ったった以外は、実施例1と同様に
行った。得られた物質の元素分析を行ったところ、正極
材料としては不適なリチウムが欠損したLi0.86N
iO2が生成していることが判った。
【0020】
【発明の効果】本発明の製造方法による正極材料を用い
た電池では、充放電の繰り返しによる劣化の少ない正極
材料が合成できると共に、粉砕工程の簡略化を図ること
ができる。すなわち、本発明の比較例により得られた正
極活物質を用いた電池は、充放電を繰り返し行うと放電
容量の低下が大きく、早く劣化する。これに対し、実施
例により得られた電池は、これらの性能が長く維持でき
る。また、本発明の方法では1次焼成後の粉砕が空気中
で行えるため、粉砕工程を簡略化できる。
た電池では、充放電の繰り返しによる劣化の少ない正極
材料が合成できると共に、粉砕工程の簡略化を図ること
ができる。すなわち、本発明の比較例により得られた正
極活物質を用いた電池は、充放電を繰り返し行うと放電
容量の低下が大きく、早く劣化する。これに対し、実施
例により得られた電池は、これらの性能が長く維持でき
る。また、本発明の方法では1次焼成後の粉砕が空気中
で行えるため、粉砕工程を簡略化できる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例及び比較例により組み立てら
れた電池の放電容量のサイクル特性図
れた電池の放電容量のサイクル特性図
1 実施例1における放電容量の変化 2 実施例2における放電容量の変化 3 比較例1における放電容量の変化 4 比較例2における放電容量の変化
Claims (4)
- 【請求項1】 リチウム化合物とニッケル化合物の混
合物を600〜900℃の温度で1次焼成した後、粉砕
し、次に酸素存在雰囲気中で1次焼成温度より低い温度
で2次焼成を行い、一般式LixNiyO2(0.9<
x<1.1、0.9≦y≦1.1)で示される複合酸化
物を得ることを特徴とする非水電解液電池の正極活物質
の製造方法。 - 【請求項2】 リチウム化合物が硝酸リチウム、水酸
化リチウムから選ばれる1種又は混合物であり、ニッケ
ル化合物が水酸化ニッケル、炭酸ニッケル、オキシ水酸
化ニッケル、酸化ニッケル等から選ばれる1種又は2種
以上の混合物である請求項1記載の正極活物質の製造方
法。 - 【請求項3】 1次焼成した後、粉砕して得られる粒
子の平均粒子径が5μm以下である請求項1又は2項に
記載の正極活物質の製造方法。 - 【請求項4】 2次焼成する温度が400〜700℃
である請求項1〜3のいずれか1項に記載の正極活物質
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6325433A JPH08185861A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 非水電解液電池の正極活物質の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6325433A JPH08185861A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 非水電解液電池の正極活物質の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08185861A true JPH08185861A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18176811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6325433A Pending JPH08185861A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 非水電解液電池の正極活物質の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08185861A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999001903A1 (en) * | 1997-07-01 | 1999-01-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Secondary cell with nonaqueous electrolyte and process for preparing positive active material therefor |
| JP2009277667A (ja) * | 2009-08-18 | 2009-11-26 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 電池用活物質の製造方法 |
| JP2025011121A (ja) * | 2018-11-29 | 2025-01-23 | アイシーエスアイピー ピーティーワイ リミテッド | リチウム化学物質及び金属リチウムの製造 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP6325433A patent/JPH08185861A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999001903A1 (en) * | 1997-07-01 | 1999-01-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Secondary cell with nonaqueous electrolyte and process for preparing positive active material therefor |
| US6193946B1 (en) | 1997-07-01 | 2001-02-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Process for the preparation of a lithium composite metal oxide |
| JP2009277667A (ja) * | 2009-08-18 | 2009-11-26 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 電池用活物質の製造方法 |
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