JPH08186902A - 車両用モータの制御装置 - Google Patents
車両用モータの制御装置Info
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- JPH08186902A JPH08186902A JP6339296A JP33929694A JPH08186902A JP H08186902 A JPH08186902 A JP H08186902A JP 6339296 A JP6339296 A JP 6339296A JP 33929694 A JP33929694 A JP 33929694A JP H08186902 A JPH08186902 A JP H08186902A
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- 230000009194 climbing Effects 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】加速及び登坂性能を改善した車両用モータの制
御装置を提供する。 【構成】モータ回路12には、2種類のPWM信号が入
力され、一方のPWM信号の第1のデューティAdは、
アクセル22からの加速指令に基づき第1のデューティ
設定部20にて設定され、他方のPWM信号の第2のデ
ューティNdは、回転数検出部32からの情報に基づい
て、第2のデューティ設定部30にて設定される。電流
制限部52は、電流検出部54にてモータ電流を検出
し、電流制限値Imを越えた場合に、スイッチング素子
40により第1、第2のデューティを変更し、モータ1
0を保護する。比較器42は、第1、第2のデューティ
AdとNdとを比較し、Nd≧Adの時、及びNd<A
dの時により夫々、第1または第2のデューティを持つ
PWM信号を出力させる。
御装置を提供する。 【構成】モータ回路12には、2種類のPWM信号が入
力され、一方のPWM信号の第1のデューティAdは、
アクセル22からの加速指令に基づき第1のデューティ
設定部20にて設定され、他方のPWM信号の第2のデ
ューティNdは、回転数検出部32からの情報に基づい
て、第2のデューティ設定部30にて設定される。電流
制限部52は、電流検出部54にてモータ電流を検出
し、電流制限値Imを越えた場合に、スイッチング素子
40により第1、第2のデューティを変更し、モータ1
0を保護する。比較器42は、第1、第2のデューティ
AdとNdとを比較し、Nd≧Adの時、及びNd<A
dの時により夫々、第1または第2のデューティを持つ
PWM信号を出力させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用モータの制御装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、足腰の弱った人の移動用に電
動車両が用いられている。この電動車両は、すでに広く
販売されており周知のものであるが、具体的にこの電動
車両を開示した文献として、実開平2−143931号
公報がある。
動車両が用いられている。この電動車両は、すでに広く
販売されており周知のものであるが、具体的にこの電動
車両を開示した文献として、実開平2−143931号
公報がある。
【0003】図6は、従来の電動車両のモータ100を
駆動制御するブロック回路図であり、同図においてモー
タ回路101の詳細は省略してある。この制御装置は、
モータ回路101に出力されるパルス幅変調(以下、P
WMと称する)信号のデューティを変更して、モータ1
00の回転数及び回転トルクを制御するものである。こ
のために、アルセル102からの加速指令情報が入力さ
れるデューティ設定部104が設けられている。このデ
ューティ設定部104は、図7(A)に示すように、ア
クセル開度が大きくなるに従いデューティを大きく設定
するもので、例えばアクセル開度が100%であればデ
ューティを100%に設定している。図7(B)は、P
WM信号の一例を示すもので、デューティ=(b/a)
×100であり、デューティ設定部104は図7(B)
のパルス幅bを変更することでデューティを設定するも
のである。
駆動制御するブロック回路図であり、同図においてモー
タ回路101の詳細は省略してある。この制御装置は、
モータ回路101に出力されるパルス幅変調(以下、P
WMと称する)信号のデューティを変更して、モータ1
00の回転数及び回転トルクを制御するものである。こ
のために、アルセル102からの加速指令情報が入力さ
れるデューティ設定部104が設けられている。このデ
ューティ設定部104は、図7(A)に示すように、ア
クセル開度が大きくなるに従いデューティを大きく設定
するもので、例えばアクセル開度が100%であればデ
ューティを100%に設定している。図7(B)は、P
WM信号の一例を示すもので、デューティ=(b/a)
×100であり、デューティ設定部104は図7(B)
のパルス幅bを変更することでデューティを設定するも
のである。
【0004】この制御装置には、電流制限部106及び
電流検出部108が設けられている。電流検出部108
は、モータ100に通電される電流を検出するものであ
る。電流制限部106は、検出された電流とあらかじめ
設定された電流制限値Imとを比較し、検出電流が電流
制限値Imを越える場合には、デューティ設定部104
より出力されたデューティを小さくなるように変更し、
例えばデューティを0%とし、モータ100が過大電流
により損傷しないように保護している。
電流検出部108が設けられている。電流検出部108
は、モータ100に通電される電流を検出するものであ
る。電流制限部106は、検出された電流とあらかじめ
設定された電流制限値Imとを比較し、検出電流が電流
制限値Imを越える場合には、デューティ設定部104
より出力されたデューティを小さくなるように変更し、
例えばデューティを0%とし、モータ100が過大電流
により損傷しないように保護している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8及び図9は、図6
に示す従来の車両用モータ専用装置の制御特性をそれぞ
れ示す特性図である。図8は、デューティ設定部104
にて得られたPWM信号を、電流制限を受けることなく
そのままモータ回路101に供給した場合の、モータ1
00の回転トルクT及び回転数Nの関係を示している。
図8の実線はデューティ(すなわちアクセル全開)10
0%の場合の特性を示し、回転数NとトルクTとが反比
例の関係にあり、一定の傾きをもった直線特性となって
いる。これよりもデューティが小さい場合には、同図の
破線及び一点鎖線で示すように、回転数N−トルクT特
性は、一定の傾きを維持したまま斜め下方に移行するこ
とになる。
に示す従来の車両用モータ専用装置の制御特性をそれぞ
れ示す特性図である。図8は、デューティ設定部104
にて得られたPWM信号を、電流制限を受けることなく
そのままモータ回路101に供給した場合の、モータ1
00の回転トルクT及び回転数Nの関係を示している。
図8の実線はデューティ(すなわちアクセル全開)10
0%の場合の特性を示し、回転数NとトルクTとが反比
例の関係にあり、一定の傾きをもった直線特性となって
いる。これよりもデューティが小さい場合には、同図の
破線及び一点鎖線で示すように、回転数N−トルクT特
性は、一定の傾きを維持したまま斜め下方に移行するこ
とになる。
【0006】一方、図9は、デューティ設定部104よ
り出力されるPWM信号を電流制限部106にて電流制
限した場合の回転数N−回転トルクTの関係を示す特性
を示している。この場合、電流検出部108にて検出さ
れた電流値が電流制限値Imを越えた場合には、回転ト
ルクTが大幅に低下するような駆動状態となってしま
う。
り出力されるPWM信号を電流制限部106にて電流制
限した場合の回転数N−回転トルクTの関係を示す特性
を示している。この場合、電流検出部108にて検出さ
れた電流値が電流制限値Imを越えた場合には、回転ト
ルクTが大幅に低下するような駆動状態となってしま
う。
【0007】このため、加速時または登坂時にアクセル
開度を大きく設定しても、モータ100による回転トル
クが大幅に低減されるため、加速時間あるいは登坂性能
が大幅に制限されていた。
開度を大きく設定しても、モータ100による回転トル
クが大幅に低減されるため、加速時間あるいは登坂性能
が大幅に制限されていた。
【0008】そこで、本発明の目的とするところは、加
速指令に基づきアクセル開度を大きくして電流制限を受
けてしまうような場合には、その加速指令を無視して良
好な回転トルク特性を得られるようにモータを駆動制御
できる車両用モータの制御装置を提供することにある。
速指令に基づきアクセル開度を大きくして電流制限を受
けてしまうような場合には、その加速指令を無視して良
好な回転トルク特性を得られるようにモータを駆動制御
できる車両用モータの制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用】請求項1の
発明は、モータ回路に入力される信号に基づいて、車両
用モータを駆動制御する車両用モータの制御装置におい
て、前記モータ回路に入力される第1の信号を、加速指
令情報に基づいて設定して出力する第1の信号設定手段
と、前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、
前記モータ回路に入力される第2の信号を、前記モータ
の回転数情報に基づいて設定して出力する第2の信号設
定手段と、前記第1又は第2の信号を択一的に切り換え
て出力する切り換え手段と、前記モータに流れる電流を
検出し、予め設定された電流制限値を越える検出電流の
時に前記切り換え手段からの信号を変更して前記モータ
回路に出力し、前記モータに流れる電流を制限する電流
制限手段と、前記第1の信号を前記モータ回路に出力す
ることで前記電流制限手段にて電流制限を受ける時に、
前記切り換え手段にて前記第2の信号に切り換え制御す
る切り換え制御手段と、を設けたことを特徴とする。
発明は、モータ回路に入力される信号に基づいて、車両
用モータを駆動制御する車両用モータの制御装置におい
て、前記モータ回路に入力される第1の信号を、加速指
令情報に基づいて設定して出力する第1の信号設定手段
と、前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、
前記モータ回路に入力される第2の信号を、前記モータ
の回転数情報に基づいて設定して出力する第2の信号設
定手段と、前記第1又は第2の信号を択一的に切り換え
て出力する切り換え手段と、前記モータに流れる電流を
検出し、予め設定された電流制限値を越える検出電流の
時に前記切り換え手段からの信号を変更して前記モータ
回路に出力し、前記モータに流れる電流を制限する電流
制限手段と、前記第1の信号を前記モータ回路に出力す
ることで前記電流制限手段にて電流制限を受ける時に、
前記切り換え手段にて前記第2の信号に切り換え制御す
る切り換え制御手段と、を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明では、加速指令情報に基づ
いて設定される第1の信号のみに基づいてモータを制御
するのではなく、これに加えて、モータの回転情報に基
づいて設定される第2の信号を生成している。第1の信
号のみに基づいてモータを駆動制御すると、例えば低、
中速回転領域にて急にアクセル全開とした場合には、電
流制限手段によりモータに通電される電流値が大幅に制
限され、その結果回転トルクが低下してしまう。このよ
うに、第1の信号をモータ回路に出力することで電流制
限手段によって電流制限を受ける時には、切り換え手段
により第1の信号に換えて第2の信号をモータ回路に出
力している。この電流制限を受ける場合とは、実際のモ
ータ回転数に対して過度にアクセル開度を大きく設定す
る情報が入力された場合であり、この場合には回転情報
に基づく第2の信号によりモータを駆動することで、電
流制限を受けることなく最適なトルクにて車両を駆動す
ることができる。
いて設定される第1の信号のみに基づいてモータを制御
するのではなく、これに加えて、モータの回転情報に基
づいて設定される第2の信号を生成している。第1の信
号のみに基づいてモータを駆動制御すると、例えば低、
中速回転領域にて急にアクセル全開とした場合には、電
流制限手段によりモータに通電される電流値が大幅に制
限され、その結果回転トルクが低下してしまう。このよ
うに、第1の信号をモータ回路に出力することで電流制
限手段によって電流制限を受ける時には、切り換え手段
により第1の信号に換えて第2の信号をモータ回路に出
力している。この電流制限を受ける場合とは、実際のモ
ータ回転数に対して過度にアクセル開度を大きく設定す
る情報が入力された場合であり、この場合には回転情報
に基づく第2の信号によりモータを駆動することで、電
流制限を受けることなく最適なトルクにて車両を駆動す
ることができる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明のうち
の第1,第2の各信号を、それぞれ第1のデューティを
有するパルス幅変調信号、第2のデューティを有するパ
ルス幅変調信号としたものである。この場合にも同様
に、第1のデューティのパルス幅変調信号をモータ回路
に出力することで電流制限を受けるような場合には、切
り換え手段にて第1のデューティのパルス幅変調信号に
代えて第2のデューティのパルス幅変調信号を出力して
いる。これにより、請求項1の発明と同様に、実際のモ
ータ回転数に対して過度に高いアクセル開度の加速指令
が入力された場合にも、最適なトルクにてモータを駆動
できる。
の第1,第2の各信号を、それぞれ第1のデューティを
有するパルス幅変調信号、第2のデューティを有するパ
ルス幅変調信号としたものである。この場合にも同様
に、第1のデューティのパルス幅変調信号をモータ回路
に出力することで電流制限を受けるような場合には、切
り換え手段にて第1のデューティのパルス幅変調信号に
代えて第2のデューティのパルス幅変調信号を出力して
いる。これにより、請求項1の発明と同様に、実際のモ
ータ回転数に対して過度に高いアクセル開度の加速指令
が入力された場合にも、最適なトルクにてモータを駆動
できる。
【0012】請求項2の発明における切り換え手段とし
ては、請求項3に示すように、第1,第2のデューティ
のうちのいずれか小さい方のデューティを有するパルス
幅変調信号を優先して出力させることができる。この場
合、第1のデューティを有するパルス幅変調信号にて電
流制限を受ける場合であっても、これよりもデューティ
の小さい第2のデューティを持つパルス幅変調信号によ
りモータを駆動制御できるので、電流制限を受けること
なく最適なモータ制御を行うことができる。
ては、請求項3に示すように、第1,第2のデューティ
のうちのいずれか小さい方のデューティを有するパルス
幅変調信号を優先して出力させることができる。この場
合、第1のデューティを有するパルス幅変調信号にて電
流制限を受ける場合であっても、これよりもデューティ
の小さい第2のデューティを持つパルス幅変調信号によ
りモータを駆動制御できるので、電流制限を受けること
なく最適なモータ制御を行うことができる。
【0013】この第2のデューティとしては、請求項4
の発明に示すように、モータの回転数と対応づけて、電
流制限値以下の電流であってかつ電流制限値付近の電流
が常にモータに通電されるデューティに設定することが
好ましい。こうすると、モータに電流制限値またはその
付近の電流を通電したときに得られる最大トルクにて駆
動制御を行うことができる。
の発明に示すように、モータの回転数と対応づけて、電
流制限値以下の電流であってかつ電流制限値付近の電流
が常にモータに通電されるデューティに設定することが
好ましい。こうすると、モータに電流制限値またはその
付近の電流を通電したときに得られる最大トルクにて駆
動制御を行うことができる。
【0014】請求項5の発明も、請求項2の発明と同様
に第1,第2のデューティを有するパルス幅変調信号を
切り換えてモータに出力するものである。この時、切り
換え制御手段は、第1のデューティのパルス幅変調信号
をモータ回路に出力し、かつ、電流制限手段にて電流制
限を受けた際に得られるモータの既知の最大回転数より
もモータの検出回転数が低い場合には、第1のデューテ
ィのパルス幅変調信号に換えて、第2のデューティのパ
ルス幅変調信号を出力している。
に第1,第2のデューティを有するパルス幅変調信号を
切り換えてモータに出力するものである。この時、切り
換え制御手段は、第1のデューティのパルス幅変調信号
をモータ回路に出力し、かつ、電流制限手段にて電流制
限を受けた際に得られるモータの既知の最大回転数より
もモータの検出回転数が低い場合には、第1のデューテ
ィのパルス幅変調信号に換えて、第2のデューティのパ
ルス幅変調信号を出力している。
【0015】請求項6の発明の場合には、前記切り換え
制御手段として、第1のデューティのパルス幅変調信号
をモータ回路に出力した際に得られる最大トルクを発生
する既知の最大トルク発生用デューティと第1のデュー
ティとを比較し、第1のデューティが高い場合には、少
なくとも低速回転時に第2のデューティのパルス幅変調
信号をモータ回路に出力させている。
制御手段として、第1のデューティのパルス幅変調信号
をモータ回路に出力した際に得られる最大トルクを発生
する既知の最大トルク発生用デューティと第1のデュー
ティとを比較し、第1のデューティが高い場合には、少
なくとも低速回転時に第2のデューティのパルス幅変調
信号をモータ回路に出力させている。
【0016】この請求項5及び請求項6の各発明によれ
ば、切り換え制御手段にてモータの回転数情報あるいは
第1のデューティ設定手段により得られる第1のデュー
ティに基づいて、二種のパルス幅変調信号の切り換え制
御を実現することができる。
ば、切り換え制御手段にてモータの回転数情報あるいは
第1のデューティ設定手段により得られる第1のデュー
ティに基づいて、二種のパルス幅変調信号の切り換え制
御を実現することができる。
【実施例】図1は、電動車両を駆動する車両用モータの
制御装置を示すブロック図である。同図において、モー
タ10は例えばDCモータにて構成され、モータ回路1
2にて生ずる電流が通電されることで回転駆動される。
このモータ回路12は、バッテリー電源とグランドとの
間に、モータ10と直列にFET14及び抵抗16を接
続することで構成される。また、バッテリー電源とFE
T14との間には、モータ10と並列に環流ダイオード
18が接続されている。本実施例では、FET14のゲ
ートにPWM信号を供給し、このPWM信号がHIGH
である期間に亘ってFET14がオンし、それによりバ
ッテリー電源よりモータ10に通電される。また、FE
T14がオフであるときには、モータ10に発生する電
流を環流ダイオード18により一方向に流すように構成
している。
制御装置を示すブロック図である。同図において、モー
タ10は例えばDCモータにて構成され、モータ回路1
2にて生ずる電流が通電されることで回転駆動される。
このモータ回路12は、バッテリー電源とグランドとの
間に、モータ10と直列にFET14及び抵抗16を接
続することで構成される。また、バッテリー電源とFE
T14との間には、モータ10と並列に環流ダイオード
18が接続されている。本実施例では、FET14のゲ
ートにPWM信号を供給し、このPWM信号がHIGH
である期間に亘ってFET14がオンし、それによりバ
ッテリー電源よりモータ10に通電される。また、FE
T14がオフであるときには、モータ10に発生する電
流を環流ダイオード18により一方向に流すように構成
している。
【0017】本実施例では、モータ回路12に通電する
電流を生成するために、第1,第2のデューティ設定部
20,30を設けている。第1デューティ設定部20
は、図6に示す従来のデューティ設定部104と同様に
構成され、アクセル22からの加速指令情報に基づき、
図7(A)に示すように、アクセル開度が大きくなるに
従いPWM信号のデューティを大きく設定している。第
2のデューティ設定部30は、本実施例にて新たに追加
されたものであり、モータ10の回転数を検出する回転
数検出部32からの回転数情報に基づき、図7(B)に
示すパルス幅bを変更してデューティを設定するもので
ある。なお、この回転数検出部32は、モータ10の回
転数をロータリーエンコーダ、タコージェネレータなど
により検出するものである。
電流を生成するために、第1,第2のデューティ設定部
20,30を設けている。第1デューティ設定部20
は、図6に示す従来のデューティ設定部104と同様に
構成され、アクセル22からの加速指令情報に基づき、
図7(A)に示すように、アクセル開度が大きくなるに
従いPWM信号のデューティを大きく設定している。第
2のデューティ設定部30は、本実施例にて新たに追加
されたものであり、モータ10の回転数を検出する回転
数検出部32からの回転数情報に基づき、図7(B)に
示すパルス幅bを変更してデューティを設定するもので
ある。なお、この回転数検出部32は、モータ10の回
転数をロータリーエンコーダ、タコージェネレータなど
により検出するものである。
【0018】ここで、第1のデューティ設定部20にて
設定されるデューティを第1のデューティAdと称し、
第2のデューティ設定部30にて設定されるデューティ
を第2のデューティNdと称する。第1のデューティA
dとアクセル開度との関係は、図7(A)であるのに対
して、第2のデューティNdと回転数Nとの関係は図2
に示すとおりである。図2において、回転数N=0の場
合のデューティが(Im/Is)1/2であり、Nd=1
00%のときの回転数N=Naである設定される理由に
ついては後述する。
設定されるデューティを第1のデューティAdと称し、
第2のデューティ設定部30にて設定されるデューティ
を第2のデューティNdと称する。第1のデューティA
dとアクセル開度との関係は、図7(A)であるのに対
して、第2のデューティNdと回転数Nとの関係は図2
に示すとおりである。図2において、回転数N=0の場
合のデューティが(Im/Is)1/2であり、Nd=1
00%のときの回転数N=Naである設定される理由に
ついては後述する。
【0019】図1に示す制御装置は、第1,第2のデュ
ーティを択一的に選択して出力するスイッチング素子4
0を有している。このスイッチング素子40の切り換え
は、切り換え制御手段の一例である比較器42からの出
力に基づいて行われる。この比較器42は、第1のデュ
ーティ設定部20の出力であるPWM信号と、第2のデ
ューティ設定部30の出力であるPWM信号を入力し、
上述の第1,第2のデューティAd,Ndを比較するも
のである。この比較器42の出力に基づく切り換え制御
は下記の通りである。
ーティを択一的に選択して出力するスイッチング素子4
0を有している。このスイッチング素子40の切り換え
は、切り換え制御手段の一例である比較器42からの出
力に基づいて行われる。この比較器42は、第1のデュ
ーティ設定部20の出力であるPWM信号と、第2のデ
ューティ設定部30の出力であるPWM信号を入力し、
上述の第1,第2のデューティAd,Ndを比較するも
のである。この比較器42の出力に基づく切り換え制御
は下記の通りである。
【0020】Nd≧Adの時は、第1のデューティAd
のPWM信号を選択する。
のPWM信号を選択する。
【0021】Nd<Adの時、第2のデューティNdの
PWM信号を選択する。
PWM信号を選択する。
【0022】スイッチング素子40とモータ回路12と
の間には、電流制限回路50が設けられている。この電
流制限回路50は、電流制限部52及び電流検出部54
から構成され、これらの各機能は図10に示す従来装置
の電流制限部106及び電流検出部108と同様である
ので、その説明を省略する。なお、電流検出部54は、
抵抗16とFET14との間の電流を検出することで、
モータ10に流れる電流を検出するものである。
の間には、電流制限回路50が設けられている。この電
流制限回路50は、電流制限部52及び電流検出部54
から構成され、これらの各機能は図10に示す従来装置
の電流制限部106及び電流検出部108と同様である
ので、その説明を省略する。なお、電流検出部54は、
抵抗16とFET14との間の電流を検出することで、
モータ10に流れる電流を検出するものである。
【0023】ここで、第2のデューティ設定部32にて
設定されるPWM信号の第2のデューティNdは、図2
に示すとおりであるが、これを数式に示すと下記の式
(1)にて表される。
設定されるPWM信号の第2のデューティNdは、図2
に示すとおりであるが、これを数式に示すと下記の式
(1)にて表される。
【0024】Nd=[100−(Im /Is)1/2]×
N/ Na+(Im/Is)1/2…(1) Is=デュー
ティ100%の時のモータロック電流 Im=電流制限値 Io=無負荷電流 No=無負荷回転数 N=モータ回転数 Na=電流制限時の最大回転数 この電流制限時の最大回転数Naは、下記の式(2)に
て表される。
N/ Na+(Im/Is)1/2…(1) Is=デュー
ティ100%の時のモータロック電流 Im=電流制限値 Io=無負荷電流 No=無負荷回転数 N=モータ回転数 Na=電流制限時の最大回転数 この電流制限時の最大回転数Naは、下記の式(2)に
て表される。
【0025】Na= − Im × No / (Is
−Io)+ No …(2) 次に、図1に示
す制御装置にて駆動制御されるモータの駆動特性つい
て、図3を参照して説明する。図3は、第1のデューテ
ィAdまたは第2のデューティNdを有するPWM信号
にてモータ10を駆動したときの、モータ回転トルクT
とモータ回転数Nとの関係を示している。図3におい
て、実線で示す駆動特性60,62はそれぞれ、アクセ
ル22からの加速指令情報が「全開」である場合のトル
ク−回転数特性を示している。この場合、第1のデュー
ティAd=100%となり、高回転領域では、駆動特性
60で示すように、第1のデューティAdをもつPWM
信号がモータ10に入力され、この場合の駆動特性は図
9に示す従来装置と同じである。本実施例装置が従来装
置と異なる点は、従来は低速回転及び中速回転領域に
て、第1のデューティAdのPWM信号をモータに入力
した場合に、電流制限を受けて、図3に示す駆動特性6
4に示すように駆動トルクがTaに設定されるという制
限を受けていた。これに対して、本実施例装置では、こ
の低速回転及び中速回転領域では、第1のデューティA
dに代えて第2のデューティNdのPWM信号をモータ
回路12に供給している。この第2のデューティNdの
PWM信号をモータ回路12に供給した時の駆動特性
が、図3の駆動特性62である。
−Io)+ No …(2) 次に、図1に示
す制御装置にて駆動制御されるモータの駆動特性つい
て、図3を参照して説明する。図3は、第1のデューテ
ィAdまたは第2のデューティNdを有するPWM信号
にてモータ10を駆動したときの、モータ回転トルクT
とモータ回転数Nとの関係を示している。図3におい
て、実線で示す駆動特性60,62はそれぞれ、アクセ
ル22からの加速指令情報が「全開」である場合のトル
ク−回転数特性を示している。この場合、第1のデュー
ティAd=100%となり、高回転領域では、駆動特性
60で示すように、第1のデューティAdをもつPWM
信号がモータ10に入力され、この場合の駆動特性は図
9に示す従来装置と同じである。本実施例装置が従来装
置と異なる点は、従来は低速回転及び中速回転領域に
て、第1のデューティAdのPWM信号をモータに入力
した場合に、電流制限を受けて、図3に示す駆動特性6
4に示すように駆動トルクがTaに設定されるという制
限を受けていた。これに対して、本実施例装置では、こ
の低速回転及び中速回転領域では、第1のデューティA
dに代えて第2のデューティNdのPWM信号をモータ
回路12に供給している。この第2のデューティNdの
PWM信号をモータ回路12に供給した時の駆動特性
が、図3の駆動特性62である。
【0026】ここで、第2のデューティNdは、例えば
回転数=0の時には、上述の式(1)にN=0を代入す
ることで、Nd=(Im/Is)1/2となる。すなわ
ち、図2に示すとおり、回転数N=0の時には、第2の
デューティNdが0でなく上述の通り設定され、これに
よりモータ10には電流制限値Imの電流が供給される
ことになる。この結果、起動時には、電流制限値Imの
電流により得られる最大トルクTmを得ることができ
る。
回転数=0の時には、上述の式(1)にN=0を代入す
ることで、Nd=(Im/Is)1/2となる。すなわ
ち、図2に示すとおり、回転数N=0の時には、第2の
デューティNdが0でなく上述の通り設定され、これに
よりモータ10には電流制限値Imの電流が供給される
ことになる。この結果、起動時には、電流制限値Imの
電流により得られる最大トルクTmを得ることができ
る。
【0027】図4は、電流制限値Imを変更した場合
の、PWM信号のデューティと起動トルクとの関係を示
す特性図である。同図に示すように、デューティが(I
m/Is)1/2に設定された場合に起動トルクがピーク
となり、このピークの起動トルクは電流制限値Imを変
更することで変化させることができる。しかし、電流制
限値Imをどのように設定するかはモータ特性に依存
し、電流制限値Imを大きく設定するとモータにかかる
負荷が増大し、その寿命が大幅に低減されてしまう。
第2のデューティNdは、図2に示すように、モータ1
0の回転数Nが高くなるにつれ、そのデューティが大き
く設定されている。従って、第2のデューティ設定部3
0では、回転数検出部32にて検出されたモータ10の
回転数に応じて第2のデューティNdを高くするように
変更していき、この時得られる駆動特性が、図3の駆動
特性62である。この駆動特性62は、図2に示す回転
数によって定まる第2のデューティNdのPWM信号を
モータ回路12に供給することで、モータ10には電流
制限値Imが通電され、各デューティの時の最大トルク
を得ることができる。
の、PWM信号のデューティと起動トルクとの関係を示
す特性図である。同図に示すように、デューティが(I
m/Is)1/2に設定された場合に起動トルクがピーク
となり、このピークの起動トルクは電流制限値Imを変
更することで変化させることができる。しかし、電流制
限値Imをどのように設定するかはモータ特性に依存
し、電流制限値Imを大きく設定するとモータにかかる
負荷が増大し、その寿命が大幅に低減されてしまう。
第2のデューティNdは、図2に示すように、モータ1
0の回転数Nが高くなるにつれ、そのデューティが大き
く設定されている。従って、第2のデューティ設定部3
0では、回転数検出部32にて検出されたモータ10の
回転数に応じて第2のデューティNdを高くするように
変更していき、この時得られる駆動特性が、図3の駆動
特性62である。この駆動特性62は、図2に示す回転
数によって定まる第2のデューティNdのPWM信号を
モータ回路12に供給することで、モータ10には電流
制限値Imが通電され、各デューティの時の最大トルク
を得ることができる。
【0028】このように、アクセルを全開としたとき、
低速回転及び中速回転領域では、電流制限を受けたとき
の最大回転数Naに達するまで、駆動特性62に従って
モータ10が駆動されることになる。モータ10の回転
数Nが電流制限時の最大回転数Naに到達すると、図2
に示す通り第2のデューティNd=100%となる。こ
こで、アクセル22からの加速指令情報が「全開」であ
るときには、第1のデューティ設定部20にて設定され
る第1のデューティNd=100%である。比較器42
は、Nd≧Adの時には、第1のデューティAdのPW
M信号を選択するように、スイッチング素子42選択指
令を出力する。この結果、上述の最大回転数Naよりも
モータ10の回転数Nが高いときには、以降第1のデュ
ーティAdを持つPWM信号がモータ回路12に供給さ
れることになる。この時の駆動特性が、図3に示す駆動
特性60である。
低速回転及び中速回転領域では、電流制限を受けたとき
の最大回転数Naに達するまで、駆動特性62に従って
モータ10が駆動されることになる。モータ10の回転
数Nが電流制限時の最大回転数Naに到達すると、図2
に示す通り第2のデューティNd=100%となる。こ
こで、アクセル22からの加速指令情報が「全開」であ
るときには、第1のデューティ設定部20にて設定され
る第1のデューティNd=100%である。比較器42
は、Nd≧Adの時には、第1のデューティAdのPW
M信号を選択するように、スイッチング素子42選択指
令を出力する。この結果、上述の最大回転数Naよりも
モータ10の回転数Nが高いときには、以降第1のデュ
ーティAdを持つPWM信号がモータ回路12に供給さ
れることになる。この時の駆動特性が、図3に示す駆動
特性60である。
【0029】このように、本実施例装置では、従来装置
が電流制限を受けることで、低速回転及び中速回転領域
にて例えばアクセル全開の時のトルクが図3に示すトル
クTaに制限されていたのに対して、本実施例装置では
これよりも高い回転トルクを確保することができる。従
って、加速時間が短縮され、登坂性能も大幅に向上する
ことになる。
が電流制限を受けることで、低速回転及び中速回転領域
にて例えばアクセル全開の時のトルクが図3に示すトル
クTaに制限されていたのに対して、本実施例装置では
これよりも高い回転トルクを確保することができる。従
って、加速時間が短縮され、登坂性能も大幅に向上する
ことになる。
【0030】次に、第1のデューティAdが100%で
ない時、換言すれば、アクセル22からの加速指令情報
が「全開」でない場合の駆動特性について説明する。図
3に示す駆動特性70は、第1のデューティAdのPW
M信号をモータ10に供給した時に、電流制限部52の
電流制限を受けない臨界の駆動特性を示している。この
駆動特性70によれば、回転数が最小のときに最大トル
クTmを得ることができる。この最大トルクTmは、モ
ータ10に電流制限値Imを通電することで達成でき
る。第1のデューティAdが、最大トルクTmを発生さ
せることができるデューティ(以下、最大トルク発生用
デューティと称する)以下の場合には、図3の2点鎖線
で示す特性72に示すとおり、モータ10の回転数Nに
拘わらず、常に第1のデューティAdのPWM信号がモ
ータ回路12に供給されることになる。
ない時、換言すれば、アクセル22からの加速指令情報
が「全開」でない場合の駆動特性について説明する。図
3に示す駆動特性70は、第1のデューティAdのPW
M信号をモータ10に供給した時に、電流制限部52の
電流制限を受けない臨界の駆動特性を示している。この
駆動特性70によれば、回転数が最小のときに最大トル
クTmを得ることができる。この最大トルクTmは、モ
ータ10に電流制限値Imを通電することで達成でき
る。第1のデューティAdが、最大トルクTmを発生さ
せることができるデューティ(以下、最大トルク発生用
デューティと称する)以下の場合には、図3の2点鎖線
で示す特性72に示すとおり、モータ10の回転数Nに
拘わらず、常に第1のデューティAdのPWM信号がモ
ータ回路12に供給されることになる。
【0031】一方、この最大トルク発生用デューティよ
りも第1のデューティAdが大きくなった場合には、上
述のアクセル全開時と同様に、第1,第2のデューティ
Ad,Ndが使い分けられることになる。たとえば、最
大トルク発生用デューティよりも高い第1のデューティ
Ad=Xとしたときの駆動特性は、回転数Nxより高い
回転数においては駆動特性80にて駆動され、これより
も低い回転数では上述の駆動特性62にて駆動される。
この回転数Nxとは、第1のデューティAd=X%のデ
ューティが設定されたPWM信号をモータ回路12に出
力し、かつ、電流制限部52にて電流制限を受けた際に
得られるモータ10の最大回転数である。
りも第1のデューティAdが大きくなった場合には、上
述のアクセル全開時と同様に、第1,第2のデューティ
Ad,Ndが使い分けられることになる。たとえば、最
大トルク発生用デューティよりも高い第1のデューティ
Ad=Xとしたときの駆動特性は、回転数Nxより高い
回転数においては駆動特性80にて駆動され、これより
も低い回転数では上述の駆動特性62にて駆動される。
この回転数Nxとは、第1のデューティAd=X%のデ
ューティが設定されたPWM信号をモータ回路12に出
力し、かつ、電流制限部52にて電流制限を受けた際に
得られるモータ10の最大回転数である。
【0032】以上のことから、図1に示す切り換え手段
としての比較器42に代えて、図5に示すように、回転
数検出部32及び第1のデューティ設定部20からの情
報に基づき、スイッチング素子40を切り換え制御する
切り換え制御部90として構成することもできる。
としての比較器42に代えて、図5に示すように、回転
数検出部32及び第1のデューティ設定部20からの情
報に基づき、スイッチング素子40を切り換え制御する
切り換え制御部90として構成することもできる。
【0033】この切り換え制御部90は、上述の最大ト
ルク発生用デューティを例えば記憶しており、第1のデ
ューティ設定部30にて設定された第1のデューティA
dが、この最大トルク発生用デューティ以下の場合に
は、常に第1のデューティ設定部20にて設定された第
1のデューティAdを持つPWM信号をモータ回路12
に供給するように切り換え制御する。
ルク発生用デューティを例えば記憶しており、第1のデ
ューティ設定部30にて設定された第1のデューティA
dが、この最大トルク発生用デューティ以下の場合に
は、常に第1のデューティ設定部20にて設定された第
1のデューティAdを持つPWM信号をモータ回路12
に供給するように切り換え制御する。
【0034】第1のデューティAdが最大トルク発生用
デューティよりも大きい場合には、下記の2段階の制御
を行う。この時には、回転数検出部32よりモータ10
の回転数情報を入力し、この回転数Nが電流制限時の最
大回転数Nxよりも小さいときには、第2のデューティ
設定部30にて設定された第2のデューティNdを持つ
PWM信号をモータ10に供給する。逆に、最大回転数
Nxよりも実際の回転数Nが高い場合には、第1のデュ
ーティ設定部20にて設定された第1のデューティAd
を持つPWM信号をモータ回路12に出力に記憶する。
この回転数Nxは、あるデューティXにより一義的に定
まる回転数であり、切り換え制御部90は、第1のデュ
ーティAdと回転数Nxを対応づけたテーブルを有して
いればよい。あるいは、図3の駆動特性62上の任意の
2点の回転数及びそれに対応するデューティを記憶して
おき、第1のデューティAdに基づいて、あるデューテ
ィXの時の回転数Nxを直線補間演算より算出すること
もできる。
デューティよりも大きい場合には、下記の2段階の制御
を行う。この時には、回転数検出部32よりモータ10
の回転数情報を入力し、この回転数Nが電流制限時の最
大回転数Nxよりも小さいときには、第2のデューティ
設定部30にて設定された第2のデューティNdを持つ
PWM信号をモータ10に供給する。逆に、最大回転数
Nxよりも実際の回転数Nが高い場合には、第1のデュ
ーティ設定部20にて設定された第1のデューティAd
を持つPWM信号をモータ回路12に出力に記憶する。
この回転数Nxは、あるデューティXにより一義的に定
まる回転数であり、切り換え制御部90は、第1のデュ
ーティAdと回転数Nxを対応づけたテーブルを有して
いればよい。あるいは、図3の駆動特性62上の任意の
2点の回転数及びそれに対応するデューティを記憶して
おき、第1のデューティAdに基づいて、あるデューテ
ィXの時の回転数Nxを直線補間演算より算出すること
もできる。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
【0036】例えば、図2において、第2のデューティ
Ndの特性として、回転数N=0の時の第2のデューテ
ィNd=(Im/Is)1/2としたが、これに限定され
るものではない。この値は、図3に示す駆動特性62に
てより大きな回転トルクを得るために設定される値であ
り、第2のデューティNdが(Im/Is)1/2を越え
ない範囲で、この値により近い値を設定することで、最
も良好な回転トルクを得ることができる。
Ndの特性として、回転数N=0の時の第2のデューテ
ィNd=(Im/Is)1/2としたが、これに限定され
るものではない。この値は、図3に示す駆動特性62に
てより大きな回転トルクを得るために設定される値であ
り、第2のデューティNdが(Im/Is)1/2を越え
ない範囲で、この値により近い値を設定することで、最
も良好な回転トルクを得ることができる。
【0037】また、本実施例の制御装置にて制御を受け
るモータ10としては、必ずしもDCモータに限らず、
同様にPWM信号により駆動制御を受けるブラシレスモ
ータなどにも適用できる。
るモータ10としては、必ずしもDCモータに限らず、
同様にPWM信号により駆動制御を受けるブラシレスモ
ータなどにも適用できる。
【0038】更に、モータ回路12に供給される信号
は、必ずしも上述のPWM信号に限らず、アクセル開度
またはモータ回転数に応じてアナログ量が決定されたア
ナログ信号であってもよい。
は、必ずしも上述のPWM信号に限らず、アクセル開度
またはモータ回転数に応じてアナログ量が決定されたア
ナログ信号であってもよい。
【0039】更にまた、図2に示す第2のデューティN
dの特性及び図7(A)に示す第1のデューティAdの
特性は、各図に示すような直線特性に限らず、低デュー
ティから高デューティにかけて湾曲して変化する特性に
設定することもできる。
dの特性及び図7(A)に示す第1のデューティAdの
特性は、各図に示すような直線特性に限らず、低デュー
ティから高デューティにかけて湾曲して変化する特性に
設定することもできる。
【0040】また、図7(A)に示す第1のデューティ
Adは、アクセル開度100%でデューティ100%に
設定したが、これ以外の設定、例えばアクセル開度10
0%でデューティ80%などにも変更実施できる。
Adは、アクセル開度100%でデューティ100%に
設定したが、これ以外の設定、例えばアクセル開度10
0%でデューティ80%などにも変更実施できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1〜請求項
6の各発明によれば、加速指令情報のみ基づいて生成さ
れた信号によりモータを駆動制御した従来装置とは異な
り、モータの実際の回転数に対して過度に高い加速指令
情報が入力された場合にも、電流制限手段により電流制
限を受けることが低減される。この結果、加速時あるい
は登坂時に極端に回転トルクが低下することがなくな
り、加速特性、登坂性能を大幅に向上させることができ
る。特に、請求項4の発明のように、第2のデューティ
を持つパルス幅変調信号が、モータの回転数に係わらず
ほぼ電流制限値に近い電流を常にモータに流すように設
定することで、加速時あるいは登坂時に最適な駆動トル
クを確保でき、しかも、モータに流れる平均電流をほぼ
一定にした安定した制御を行うことができる。
6の各発明によれば、加速指令情報のみ基づいて生成さ
れた信号によりモータを駆動制御した従来装置とは異な
り、モータの実際の回転数に対して過度に高い加速指令
情報が入力された場合にも、電流制限手段により電流制
限を受けることが低減される。この結果、加速時あるい
は登坂時に極端に回転トルクが低下することがなくな
り、加速特性、登坂性能を大幅に向上させることができ
る。特に、請求項4の発明のように、第2のデューティ
を持つパルス幅変調信号が、モータの回転数に係わらず
ほぼ電流制限値に近い電流を常にモータに流すように設
定することで、加速時あるいは登坂時に最適な駆動トル
クを確保でき、しかも、モータに流れる平均電流をほぼ
一定にした安定した制御を行うことができる。
【0042】
【図1】本発明を適用した電動車両のモータ制御装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】第2のデューティとモータ回転数との関係を示
す特性図である。
す特性図である。
【図3】図1の制御装置にて達成される回転トルク−回
転数の駆動特性図である。
転数の駆動特性図である。
【図4】図1の制御装置にて得られるデューティ−起動
トルクの関係を示す特性図である。
トルクの関係を示す特性図である。
【図5】図1に示す切り換え制御手段の変形例を示すブ
ロックである。
ロックである。
【図6】従来のモータ制御装置のブロック図である。
【図7】同図(A)は第1のデューティ(加速指令情報
に基づくデューティ)とアクセル開度との関係を示す特
性図であり、同図(B)はパルス幅変調信号の一例を示
す波形図である。
に基づくデューティ)とアクセル開度との関係を示す特
性図であり、同図(B)はパルス幅変調信号の一例を示
す波形図である。
【図8】電流制限を受けない場合の、回転トルク−回転
数の関係を示す特性図である。
数の関係を示す特性図である。
【図9】電流制限を受ける場合の、回転トルク−回転数
の関係を示す特性図である。
の関係を示す特性図である。
10 モータ 12 モータ回路 14 FET 20 第1のデューティ設定部 22 アクセル 30 第2のデューティ設定部 32 回転数検出部 40 スイッチング素子 42 比較器 50 電流制限回路 52 電流制限部 54 電流検出部 90 切り換え制御部
Claims (6)
- 【請求項1】 モータ回路に入力される信号に基づい
て、車両用モータを駆動制御する車両用モータの制御装
置において、 前記モータ回路に入力される第1の信号を、加速指令情
報に基づいて設定して出力する第1の信号設定手段と、 前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、 前記モータ回路に入力される第2の信号を、前記モータ
の回転数情報に基づいて設定して出力する第2の信号設
定手段と、 前記第1又は第2の信号を択一的に切り換えて出力する
切り換え手段と、 前記モータに流れる電流を検出し、予め設定された電流
制限値を越える検出電流の時に前記切り換え手段からの
信号を変更して前記モータ回路に出力し、前記モータに
流れる電流を制限する電流制限手段と、 前記第1の信号を前記モータ回路に出力することで前記
電流制限手段にて電流制限を受ける時に、前記切り換え
手段にて前記第2の信号に切り換え制御する切り換え制
御手段と、 を設けたことを特徴とする車両用モータの制御装置。 - 【請求項2】 モータ回路に入力されるパルス幅変調信
号に基づいて、車両用モータを駆動制御する車両用モー
タの制御装置において、 前記パルス幅変調信号の第1のデューティを、加速指令
情報に基づいて設定して出力する第1のデューティ設定
手段と、 前記パルス幅変調信号の第2のデューティを、前記モー
タの回転情報に基づいて設定して出力する第2のデュー
ティ設定手段と、 前記第1又は第2のデューティの前記パルス幅変調信号
を択一的に切り換えて出力する切り換え手段と、 前記モータに流れる電流を検出し、予め設定された電流
制限値を越える検出電流の時に前記切り換え手段からの
パルス幅変調信号のデューティを変更して前記モータ回
路に出力し、前記モータに流れる電流を制限する電流制
限手段と、 前記第1のデューティのパルス幅変調信号を前記モータ
回路に出力して前記電流制限を受ける時に、前記切り換
え手段にて前記第2のデューティのパルス幅変調信号に
切り換え制御する切り換え制御手段と、 を設けたことを特徴とする車両用モータの制御装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 前記切り換え制御手段は、前記第1のデューティ及び前
記第2のデューティを比較し、デューティの小さい前記
パルス幅変調信号を出力させることを特徴とする車両用
モータの制御装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、 前記第2のデューティは、前記モータの回転数が零の時
に、前記電流制限値以下の電流であってかつ前記電流制
限値付近の電流が前記モータに通電されときに得られる
最大トルクを発生するデューティに設定されていること
を特徴とする車両用モータの制御装置。 - 【請求項5】 モータ回路に入力されるパルス幅変調信
号に基づいて、車両用モータを駆動制御する車両用モー
タの制御装置において、 前記パルス幅変調信号の第1のデューティを、加速指令
情報に基づいて設定して出力する第1のデューティ設定
手段と、 前記パルス幅変調信号の第2のデューティを、前記モー
タの回転情報に基づいて設定して出力する第2のデュー
ティ設定手段と、 前記第1又は第2のデューティの前記パルス幅変調信号
を択一的に切り換えて出力する切り換え手段と、 前記モータに流れる電流を検出し、予め設定された電流
制限値を越える検出電流の時に前記切り換え手段からの
出力電流を制限する電流制限手段と、 前記第1のデューティのパルス幅変調信号を前記モータ
回路に出力し、かつ、前記電流制限手段にて電流制限を
受けた際に得られる前記モータの既知の最大回転数より
も前記モータの検出回転数が低い場合には、前記切り換
え手段にて前記第2のデューティのパルス幅変調信号に
切り換え制御する切り換え制御手段と、 を設けたことを特徴とする車両用モータの制御装置。 - 【請求項6】 モータ回路に入力されるパルス幅変調信
号に基づいて、車両用モータを駆動制御する車両用モー
タの制御装置において、 前記パルス幅変調信号の第1のデューティを、加速指令
情報に基づいて設定して出力する第1のデューティ設定
手段と、 前記パルス幅変調信号の第2のデューティを、前記モー
タの回転情報に基づいて設定して出力する第2のデュー
ティ設定手段と、 前記第1又は第2のデューティの前記パルス幅変調信号
を択一的に切り換えて出力する切り換え手段と、 前記モータに流れる電流を検出し、予め設定された電流
制限値を越える検出電流の時に前記切り換え手段からの
出力電流を制限する電流制限手段と、 前記第1のデューティのパルス幅変調信号を前記モータ
回路に出力した際に得られる最大トルクを発生する既知
の最大トルク発生用デューティよりも前記第1のデュー
ティが高い場合には、少なくとも低速回転時に前記切り
換え手段にて前記第2のデューティのパルス幅変調信号
に切り換え制御する切り換え制御手段と、 を設けたことを特徴とする車両用モータの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339296A JPH08186902A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 車両用モータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339296A JPH08186902A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 車両用モータの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08186902A true JPH08186902A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18326117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6339296A Pending JPH08186902A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 車両用モータの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08186902A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001339970A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 電動機の通電制御方法 |
| JP2002345294A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-29 | Mitsuba Corp | アクチュエータの速度制御方法 |
| JP2011213134A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Autech Japan Inc | 車両用乗降補助装置 |
| CN109209966A (zh) * | 2018-09-17 | 2019-01-15 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 一种风机的恒流系统以及方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6339296A patent/JPH08186902A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001339970A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 電動機の通電制御方法 |
| JP2002345294A (ja) * | 2001-05-17 | 2002-11-29 | Mitsuba Corp | アクチュエータの速度制御方法 |
| JP2011213134A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Autech Japan Inc | 車両用乗降補助装置 |
| CN109209966A (zh) * | 2018-09-17 | 2019-01-15 | 大族激光科技产业集团股份有限公司 | 一种风机的恒流系统以及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030805 |