JPH08188024A - サスペンション固定構造 - Google Patents
サスペンション固定構造Info
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- JPH08188024A JPH08188024A JP67895A JP67895A JPH08188024A JP H08188024 A JPH08188024 A JP H08188024A JP 67895 A JP67895 A JP 67895A JP 67895 A JP67895 A JP 67895A JP H08188024 A JPH08188024 A JP H08188024A
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- suspension
- vehicle body
- fixing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は車両のサスペンションを車体に固定
する構造として好適なサスペンション固定構造に関し、
固定に用いるボルトとナットとの緩みを防止することを
目的とする。 【構成】 ショックアブソーバのピストンロッド10を
車体側部材20に固定するアッパーサポート22を、ピ
ストンロッド10を把持する回転軸受16と、弾性体2
8と、第1及び第2支持部材30,32で構成する。ピ
ストンロッド10の固定は、第1及び第2支持部材3
0,32で車体側部材20を挟持した状態でボルト34
とナット36を用いて行う。
する構造として好適なサスペンション固定構造に関し、
固定に用いるボルトとナットとの緩みを防止することを
目的とする。 【構成】 ショックアブソーバのピストンロッド10を
車体側部材20に固定するアッパーサポート22を、ピ
ストンロッド10を把持する回転軸受16と、弾性体2
8と、第1及び第2支持部材30,32で構成する。ピ
ストンロッド10の固定は、第1及び第2支持部材3
0,32で車体側部材20を挟持した状態でボルト34
とナット36を用いて行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サスペンション固定構
造に係り、特に車両のサスペンションを車体に固定する
構造として好適なサスペンション固定構造に関する。
造に係り、特に車両のサスペンションを車体に固定する
構造として好適なサスペンション固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開昭55−9860
5号公報に開示される如く、車両のサスペンションを車
体に固定する構造として、ショックアブソーバ上部に、
内部に弾性体を有するアッパサポートを設け、そのアッ
パーサポートを車体下方から組み込んで車体にボルト固
定した構造が知られている。
5号公報に開示される如く、車両のサスペンションを車
体に固定する構造として、ショックアブソーバ上部に、
内部に弾性体を有するアッパサポートを設け、そのアッ
パーサポートを車体下方から組み込んで車体にボルト固
定した構造が知られている。
【0003】すなわち、車両とサスペンションとを固定
する構造には、車輪からサスペンションに入力される振
動が車体に伝達されるのを適当に抑制し得ること、及び
サスペンションに入力される荷重、特に突き上げ方向の
荷重に耐え得る剛性が確保できること等が要求される。
する構造には、車輪からサスペンションに入力される振
動が車体に伝達されるのを適当に抑制し得ること、及び
サスペンションに入力される荷重、特に突き上げ方向の
荷重に耐え得る剛性が確保できること等が要求される。
【0004】これに対して、上記公報に開示される構造
は、アッパーサポート内に弾性体を配することにより、
すなわちサスペンションと車体との間に弾性体を介在せ
しめることにより振動吸収に関する機能を確保し、ま
た、アッパーサポートを車体の下方から当接させて組み
付けることにより、突き上げ方向の荷重に対する剛性を
確保する構成である。
は、アッパーサポート内に弾性体を配することにより、
すなわちサスペンションと車体との間に弾性体を介在せ
しめることにより振動吸収に関する機能を確保し、ま
た、アッパーサポートを車体の下方から当接させて組み
付けることにより、突き上げ方向の荷重に対する剛性を
確保する構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
サスペンション固定構造は、アッパーサポートと車体と
をボルト締めにより固定する構造を採用しているが、ボ
ルトとナットとを固定するトルクは、ボルトとナットと
の間に適当な張力が作用することで発揮されるものであ
る。
サスペンション固定構造は、アッパーサポートと車体と
をボルト締めにより固定する構造を採用しているが、ボ
ルトとナットとを固定するトルクは、ボルトとナットと
の間に適当な張力が作用することで発揮されるものであ
る。
【0006】これに対して、上記従来の構造において
は、サスペンションに突き上げ方向の荷重が入力された
場合、その荷重がアッパーサポートを車体側に押しつけ
る方向に、すなわち、ボルトとナットとの間に発生して
いる張力を弱める方向に作用し、ボルト・ナット間の固
定トルクが弱められる事態を生ずる。
は、サスペンションに突き上げ方向の荷重が入力された
場合、その荷重がアッパーサポートを車体側に押しつけ
る方向に、すなわち、ボルトとナットとの間に発生して
いる張力を弱める方向に作用し、ボルト・ナット間の固
定トルクが弱められる事態を生ずる。
【0007】つまり、上記従来のサスペンション固定構
造は、かかる構造に要求される振動吸収機能、及び剛性
を確保できる点では有効であるが、アッパーサポートと
車体とを固定するボルトに緩みが生じる可能性があると
いう欠点を有するものであった。
造は、かかる構造に要求される振動吸収機能、及び剛性
を確保できる点では有効であるが、アッパーサポートと
車体とを固定するボルトに緩みが生じる可能性があると
いう欠点を有するものであった。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、サスペンションから入力される荷重を、常にボ
ルトとナットとの間に生ずる張力を強める方向に作用さ
せることにより、固定に用いるボルトが緩む可能性のな
いサスペンション固定構造を提供することを目的とす
る。
であり、サスペンションから入力される荷重を、常にボ
ルトとナットとの間に生ずる張力を強める方向に作用さ
せることにより、固定に用いるボルトが緩む可能性のな
いサスペンション固定構造を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、サスペン
ション部材を車体側部材に固定するサスペンション固定
構造において、前記サスペンション部材からの荷重入力
を受ける第1及び第2の支持部材で前記車体側部材を前
記荷重入力方向に挟持し、かつ、前記第1及び第2の支
持部材と前記車体側部材とをネジ部材で固定するサスペ
ンション固定構造により達成される。
ション部材を車体側部材に固定するサスペンション固定
構造において、前記サスペンション部材からの荷重入力
を受ける第1及び第2の支持部材で前記車体側部材を前
記荷重入力方向に挟持し、かつ、前記第1及び第2の支
持部材と前記車体側部材とをネジ部材で固定するサスペ
ンション固定構造により達成される。
【0010】
【作用】本発明に係るサスペンション固定構造におい
て、前記サスペンション部材に入力された荷重は、前記
第1及び第2の支持部材を介して前記車体側部材に伝達
される。
て、前記サスペンション部材に入力された荷重は、前記
第1及び第2の支持部材を介して前記車体側部材に伝達
される。
【0011】この際、前記車体側部材は、前記第1及び
第2の支持部材に挟持されているため、前記サスペンシ
ョン部材に荷重が入力されると、その荷重が突き上げ方
向の荷重であっても、その逆向きの荷重であっても、前
記第1及び第2の支持部材の一方は前記車体側部材に押
圧され、他方は前記車体側部材から引き離される状態と
なる。
第2の支持部材に挟持されているため、前記サスペンシ
ョン部材に荷重が入力されると、その荷重が突き上げ方
向の荷重であっても、その逆向きの荷重であっても、前
記第1及び第2の支持部材の一方は前記車体側部材に押
圧され、他方は前記車体側部材から引き離される状態と
なる。
【0012】従って、前記サスペンション部材に何らか
の荷重が入力されることにより、前記第1及び第2の支
持部材と前記車体側部材とを固定するネジ部材に作用す
る張力が弱められることはなく、その結果、ネジ部材が
緩む可能性が払拭される。
の荷重が入力されることにより、前記第1及び第2の支
持部材と前記車体側部材とを固定するネジ部材に作用す
る張力が弱められることはなく、その結果、ネジ部材が
緩む可能性が払拭される。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるサスペンシ
ョン固定構造を用いて固定したサペンション部材と車体
側部材の要部の正面断面図を示す。同図において、ピス
トンロッド10は、前記したサスペンション部材に相当
するショックアブソーバのピストンロッドである。同図
に示す如く、ピストンロッド10には、コイルスプリン
グ12の上端を支持するアッパスプリングシート14が
固定されている。
ョン固定構造を用いて固定したサペンション部材と車体
側部材の要部の正面断面図を示す。同図において、ピス
トンロッド10は、前記したサスペンション部材に相当
するショックアブソーバのピストンロッドである。同図
に示す如く、ピストンロッド10には、コイルスプリン
グ12の上端を支持するアッパスプリングシート14が
固定されている。
【0014】アッパスプリングシート14の上方には、
シート15を介して、ピストンロッド10を回転可能に
把持する回転軸受16のインナーレース16aが配設さ
れている。そして、そのインナーレース16aは、ピス
トンロッド10の上端に螺着されたナット18によって
ピストンロッド10に固定されている。
シート15を介して、ピストンロッド10を回転可能に
把持する回転軸受16のインナーレース16aが配設さ
れている。そして、そのインナーレース16aは、ピス
トンロッド10の上端に螺着されたナット18によって
ピストンロッド10に固定されている。
【0015】回転軸受16は、ピストンロッド10を車
体側部材20に固定するためのアッパーサポート22の
一部であり、そのアウターレース16bには、アッパー
サポート内筒24を介してアッパーサポート内筒金具2
6が固定されている。更に、アッパーサポート内筒2
4、及びアッパーサポート内筒金具26の周囲には、適
当な弾性を有する弾性部材28が配設され、その弾性部
材28の下端面には、第1支持部材30が接着されてい
る。
体側部材20に固定するためのアッパーサポート22の
一部であり、そのアウターレース16bには、アッパー
サポート内筒24を介してアッパーサポート内筒金具2
6が固定されている。更に、アッパーサポート内筒2
4、及びアッパーサポート内筒金具26の周囲には、適
当な弾性を有する弾性部材28が配設され、その弾性部
材28の下端面には、第1支持部材30が接着されてい
る。
【0016】ここで、第1支持部材30は、下方から車
体側部材20に当接する部材であり、アッパーサポート
22は、第1支持部材30に設けられたボルト穴と、車
体側部材20に設けられたボルト穴とが重なるように、
車体側部材20の下方から組み付けられる。
体側部材20に当接する部材であり、アッパーサポート
22は、第1支持部材30に設けられたボルト穴と、車
体側部材20に設けられたボルト穴とが重なるように、
車体側部材20の下方から組み付けられる。
【0017】また、アッパーサポート22は、弾性体2
8の上端面、及び車体側部材20の上面に当接した状態
に組み付けられる第2支持部材32を有している。ここ
で、第2支持部材32には、上述した第1支持部材30
と同様に車体側部材20のボルト穴と重なり得るボルト
穴が設けられており、第2支持部材32の組み付けは、
それらが重なるように行われる。
8の上端面、及び車体側部材20の上面に当接した状態
に組み付けられる第2支持部材32を有している。ここ
で、第2支持部材32には、上述した第1支持部材30
と同様に車体側部材20のボルト穴と重なり得るボルト
穴が設けられており、第2支持部材32の組み付けは、
それらが重なるように行われる。
【0018】上述した第1支持部材30、第2支持部材
32、及び車体側部材20は、それらに設けられたボル
ト穴を貫通するボルト34、及びボルト34に螺着され
るナット36により固定される。この場合、アッパーサ
ポート22の車体側部材20への固定がなされると、車
体側部材20は、第1支持部材30と第2支持部材32
との間に挟持された状態となる。尚、本実施例において
は、ボルト34及びナット36が前記したネジ部材を構
成している。
32、及び車体側部材20は、それらに設けられたボル
ト穴を貫通するボルト34、及びボルト34に螺着され
るナット36により固定される。この場合、アッパーサ
ポート22の車体側部材20への固定がなされると、車
体側部材20は、第1支持部材30と第2支持部材32
との間に挟持された状態となる。尚、本実施例において
は、ボルト34及びナット36が前記したネジ部材を構
成している。
【0019】ところで、上記構成のアッパーサポート2
2を用いてピストンロッド10、及びアッパースプリン
グシート14を車体側部材20に固定した場合、ピスト
ンロッド10、及びコイルスプリング12に入力される
突き上げ方向、又は引き抜き方向の荷重は、全て回転軸
受16を介して弾性体28に伝達され、更に第1及び第
2支持部材30,32を伝って車体側部材20に伝達さ
れる。
2を用いてピストンロッド10、及びアッパースプリン
グシート14を車体側部材20に固定した場合、ピスト
ンロッド10、及びコイルスプリング12に入力される
突き上げ方向、又は引き抜き方向の荷重は、全て回転軸
受16を介して弾性体28に伝達され、更に第1及び第
2支持部材30,32を伝って車体側部材20に伝達さ
れる。
【0020】この際、ピストンロッド10、及びスプリ
ングコイル12に入力された荷重が上向きの荷重であれ
ば、第1支持部材30とアッパサポート内筒金具26と
の間には、弾性体22の変形に起因して引張力が発生す
る。そして、その結果、第1支持部材30には、車体側
部材20と第1支持部材30との間の押圧力を増大させ
る方向の荷重、すなわち、ボルト34とナット36との
間に作用する張力を減少させる方向の荷重が伝わること
になる。
ングコイル12に入力された荷重が上向きの荷重であれ
ば、第1支持部材30とアッパサポート内筒金具26と
の間には、弾性体22の変形に起因して引張力が発生す
る。そして、その結果、第1支持部材30には、車体側
部材20と第1支持部材30との間の押圧力を増大させ
る方向の荷重、すなわち、ボルト34とナット36との
間に作用する張力を減少させる方向の荷重が伝わること
になる。
【0021】一方、同様の状況において、第2の支持部
材32とアッパサポート内筒金具26との間には、弾性
体22の変形に起因して圧縮力が発生し、その結果、第
2支持部材32には、ボルト34とナット36との間に
作用する張力を増大させる方向の荷重が伝わることにな
る。
材32とアッパサポート内筒金具26との間には、弾性
体22の変形に起因して圧縮力が発生し、その結果、第
2支持部材32には、ボルト34とナット36との間に
作用する張力を増大させる方向の荷重が伝わることにな
る。
【0022】この場合、弾性体22の変形に起因して生
ずる圧縮力と引張力とを比較すると、引張力に比して圧
縮力の方が大きな力となる。また、第2支持部材32に
伝わる荷重は、その全てがボルト34とナット36との
間に作用する張力を増大させる荷重として作用する一
方、第1支持部材30に伝わる荷重は、車体側部材20
の剛性に起因して、その全てがボルト34とナット36
との間に作用する張力を減少させる荷重としては作用し
ない。
ずる圧縮力と引張力とを比較すると、引張力に比して圧
縮力の方が大きな力となる。また、第2支持部材32に
伝わる荷重は、その全てがボルト34とナット36との
間に作用する張力を増大させる荷重として作用する一
方、第1支持部材30に伝わる荷重は、車体側部材20
の剛性に起因して、その全てがボルト34とナット36
との間に作用する張力を減少させる荷重としては作用し
ない。
【0023】このため、上述の如くピストンロッド1
0、及びコイルスプリング12に突き上げ方向の荷重が
入力された場合、総合的には、ボルト34とナット36
との間に作用する張力が増加することになる。また、ピ
ストンロッド10、及びコイルスプリング12に入力さ
れる力が引き抜き方向であった場合は、第1支持部材3
0に、ボルト34とナット36との間に作用する張力を
増大させる方向の荷重が、第2の支持部材32に、ボル
ト34とナット36との間に作用する張力を減少させる
方向の荷重がそれぞれ伝わることになるが、同様の理由
から、結局、総合的にはボルト34とナット36との間
に作用する張力が増加することになる。
0、及びコイルスプリング12に突き上げ方向の荷重が
入力された場合、総合的には、ボルト34とナット36
との間に作用する張力が増加することになる。また、ピ
ストンロッド10、及びコイルスプリング12に入力さ
れる力が引き抜き方向であった場合は、第1支持部材3
0に、ボルト34とナット36との間に作用する張力を
増大させる方向の荷重が、第2の支持部材32に、ボル
ト34とナット36との間に作用する張力を減少させる
方向の荷重がそれぞれ伝わることになるが、同様の理由
から、結局、総合的にはボルト34とナット36との間
に作用する張力が増加することになる。
【0024】これに対して、ボルト34とナット36と
を締めつけた後、両者が強固な固定状態を維持するため
には、ボルト34とナット36との間に適当な張力が発
生していることが必要であり、その張力が緩まると、両
者を固定している固定トルクが減少し、ボルト34とナ
ット36が緩む可能性が生ずることは前記した通りであ
る。
を締めつけた後、両者が強固な固定状態を維持するため
には、ボルト34とナット36との間に適当な張力が発
生していることが必要であり、その張力が緩まると、両
者を固定している固定トルクが減少し、ボルト34とナ
ット36が緩む可能性が生ずることは前記した通りであ
る。
【0025】従って、組み付け時に十分なトルクで締め
つけさえすれば、以後、車両の走行に伴って走行振動が
入力されても、ボルト34とナット36との間に作用す
る張力が減少することのない本実施例の構造によれば、
ボルト34とナット36との間に緩みが生ずる可能性を
払拭することができる。
つけさえすれば、以後、車両の走行に伴って走行振動が
入力されても、ボルト34とナット36との間に作用す
る張力が減少することのない本実施例の構造によれば、
ボルト34とナット36との間に緩みが生ずる可能性を
払拭することができる。
【0026】この意味で、本実施例のサスペンション固
定構造は、例えばアッパーサポートを車体側部材の下面
にのみ当接させた状態でサスペンションの固定を図る従
来の構造に比して、高い耐久性、及び信頼性を確保し得
るという利益を有していることになる。
定構造は、例えばアッパーサポートを車体側部材の下面
にのみ当接させた状態でサスペンションの固定を図る従
来の構造に比して、高い耐久性、及び信頼性を確保し得
るという利益を有していることになる。
【0027】ところで、図2は、本実施例のサスペンシ
ョン固定構造を実現するための組み付け図を示す。すな
わち、同図は、上述の如く、第1支持部材30を車体側
部材20下方から、また第2支持部材32を車体側部材
20上方からそれぞれ組み付けてボルト34とナット3
6を螺着する構造を示している。
ョン固定構造を実現するための組み付け図を示す。すな
わち、同図は、上述の如く、第1支持部材30を車体側
部材20下方から、また第2支持部材32を車体側部材
20上方からそれぞれ組み付けてボルト34とナット3
6を螺着する構造を示している。
【0028】一方、図3は、上述した従来のサスペンシ
ョン固定構造を実現するための組み付け図を示す。この
場合、同図は、車両側部材40の下方からアッパーサポ
ート42を組み付け、また、車両側部材40の上方か
ら、車両側部材40を補強するための補強プレート44
を組み付け、それらをボルト46とナット48で固定す
る構造を示している。
ョン固定構造を実現するための組み付け図を示す。この
場合、同図は、車両側部材40の下方からアッパーサポ
ート42を組み付け、また、車両側部材40の上方か
ら、車両側部材40を補強するための補強プレート44
を組み付け、それらをボルト46とナット48で固定す
る構造を示している。
【0029】ここで、図3に示す構造において補強プレ
ート44を用いているのは、かかる構成においては、ア
ッパーサポート42に加わる引き抜き方向の荷重が、全
てナット48の座面のみで受け持たれることから、車体
側部材40の板厚を増すだけでは必要な強度が確保でき
ないからである。
ート44を用いているのは、かかる構成においては、ア
ッパーサポート42に加わる引き抜き方向の荷重が、全
てナット48の座面のみで受け持たれることから、車体
側部材40の板厚を増すだけでは必要な強度が確保でき
ないからである。
【0030】また、同様の理由から、図3に示す構造を
用いる場合は、ボルト穴のピッチも比較的大きく確保す
る必要があり、そのためサスペンションの固定に必要な
スペースの小型化が困難である。更に、車体側部材40
には補強のための環状突起40aを設ける必要があると
いう不利益も生ずる。
用いる場合は、ボルト穴のピッチも比較的大きく確保す
る必要があり、そのためサスペンションの固定に必要な
スペースの小型化が困難である。更に、車体側部材40
には補強のための環状突起40aを設ける必要があると
いう不利益も生ずる。
【0031】これに対して、本実施例のサスペンション
固定構造によれば、、第2支持部材32に十分な強度を
付与すれば、補強プレート44、環状突起40等が不要
となるばかりか車体側部材20を薄板化することがで
き、更にボルト穴のピッチを小さくして固定スペースを
小型化することも可能である。
固定構造によれば、、第2支持部材32に十分な強度を
付与すれば、補強プレート44、環状突起40等が不要
となるばかりか車体側部材20を薄板化することがで
き、更にボルト穴のピッチを小さくして固定スペースを
小型化することも可能である。
【0032】この意味で、本実施例のサスペンション固
定構造は、車両の軽量化、サスペンション搭載に関する
省スペース化、構造の簡単化による低コスト化等をも実
現し得るという利益を有していることになる。図4は、
本発明の第2実施例であるサスペンション固定構造を用
いて固定したサペンション部材と車体側部材の要部の正
面断面図を示す。尚、同図において図1と同一の構成部
分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
定構造は、車両の軽量化、サスペンション搭載に関する
省スペース化、構造の簡単化による低コスト化等をも実
現し得るという利益を有していることになる。図4は、
本発明の第2実施例であるサスペンション固定構造を用
いて固定したサペンション部材と車体側部材の要部の正
面断面図を示す。尚、同図において図1と同一の構成部
分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0033】すなわち、図4に示すサスペンション固定
構造は、アッパーサポート50が、弾性体52の上端面
にプレート54を備えている点に特徴を有するものであ
る。つまり、上記図1に示すサスペンション固定構造に
おいては、弾性体28と第2支持部材32とが別部品で
あり、両者は圧接されているに過ぎないため、ピストン
ロッド12に振動が入力された場合には、両者が相対的
に移動し、弾性体28の上端面と第2支持部材32の下
面とに摺動が生じ得る。この際、弾性体28と第2支持
部材32とが直接当接した状態にあれば、両者の摺動に
伴って弾性体28が磨耗すると共に、異音が生ずること
がある。
構造は、アッパーサポート50が、弾性体52の上端面
にプレート54を備えている点に特徴を有するものであ
る。つまり、上記図1に示すサスペンション固定構造に
おいては、弾性体28と第2支持部材32とが別部品で
あり、両者は圧接されているに過ぎないため、ピストン
ロッド12に振動が入力された場合には、両者が相対的
に移動し、弾性体28の上端面と第2支持部材32の下
面とに摺動が生じ得る。この際、弾性体28と第2支持
部材32とが直接当接した状態にあれば、両者の摺動に
伴って弾性体28が磨耗すると共に、異音が生ずること
がある。
【0034】そこで、図4に示す構造においては、かか
る摺動に伴う弊害を排除すべく、弾性体52の上端面に
プレート54を接着したものである。この場合、プレー
ト54と第2支持部材32との間は、弾性体の押圧力に
より発生する両者間の摩擦力により保持され、また、弾
性体52とプレート54は接着されているため摺動が発
生しない。従って、弾性体52の磨耗、異音等の問題を
確実に解消することができる。
る摺動に伴う弊害を排除すべく、弾性体52の上端面に
プレート54を接着したものである。この場合、プレー
ト54と第2支持部材32との間は、弾性体の押圧力に
より発生する両者間の摩擦力により保持され、また、弾
性体52とプレート54は接着されているため摺動が発
生しない。従って、弾性体52の磨耗、異音等の問題を
確実に解消することができる。
【0035】また、本実施例におけるアッパサポート内
筒金具26は、第1実施例と違い、ピストンロッド10
側へ湾曲した形となっており、アッパサポート内筒金具
26から弾性体52に加わる応力が集中することを防止
し、弾性体52の耐久性を向上せしめている。
筒金具26は、第1実施例と違い、ピストンロッド10
側へ湾曲した形となっており、アッパサポート内筒金具
26から弾性体52に加わる応力が集中することを防止
し、弾性体52の耐久性を向上せしめている。
【0036】図5は、本発明の第3実施例であるサスペ
ンション固定構造を用いて固定したサペンション部材と
車体側部材の要部の正面断面図を示す。尚、同図におい
て図1と同一の構成部分には、同一の符号を付してその
説明を省略する。図5に示すアッパーサポート60は、
アッパースプリングシート14の上面に当接した状態で
回転軸受62を備えている。また、回転軸受62は、第
1支持部材30の下面に当接している。従って、本実施
例の構造においては、コイルスプリング12に入力され
た荷重は、弾性体28を介することなく車体側部材20
に伝達されることになる。
ンション固定構造を用いて固定したサペンション部材と
車体側部材の要部の正面断面図を示す。尚、同図におい
て図1と同一の構成部分には、同一の符号を付してその
説明を省略する。図5に示すアッパーサポート60は、
アッパースプリングシート14の上面に当接した状態で
回転軸受62を備えている。また、回転軸受62は、第
1支持部材30の下面に当接している。従って、本実施
例の構造においては、コイルスプリング12に入力され
た荷重は、弾性体28を介することなく車体側部材20
に伝達されることになる。
【0037】但し、ピストンロッド10に入力される荷
重については、上記図4及び図5に示す構造と同様に、
アッパーサポート内筒金具26、及び弾性体28を経由
して第1及び第2支持部材30,32に伝達される。こ
のため、サスペンションに入力された荷重は、結局、ボ
ルト34とナット36との間に作用する張力を増加させ
る方向に作用することになり、上記図1及び図4に示す
構造と同様の効果が得られることになる。
重については、上記図4及び図5に示す構造と同様に、
アッパーサポート内筒金具26、及び弾性体28を経由
して第1及び第2支持部材30,32に伝達される。こ
のため、サスペンションに入力された荷重は、結局、ボ
ルト34とナット36との間に作用する張力を増加させ
る方向に作用することになり、上記図1及び図4に示す
構造と同様の効果が得られることになる。
【0038】つまり、上記図1及び図4に示すサスペン
ション固定構造は、ピストンロッド10に入力される荷
重と、コイルスプリング12に入力される荷重とが、共
に回転軸受け16のインナレース16aに入力され、そ
の後弾性体28、52を介して車体側部材20に伝達さ
れる構成であるが、本発明の適用範囲は、これに限るも
のではなく、図5に示す如く、コイルスプリングから入
力される荷重と、ショックアブソーバから入力される荷
重とが分離して伝達される場合にも、本発明を適用する
ことが可能である。
ション固定構造は、ピストンロッド10に入力される荷
重と、コイルスプリング12に入力される荷重とが、共
に回転軸受け16のインナレース16aに入力され、そ
の後弾性体28、52を介して車体側部材20に伝達さ
れる構成であるが、本発明の適用範囲は、これに限るも
のではなく、図5に示す如く、コイルスプリングから入
力される荷重と、ショックアブソーバから入力される荷
重とが分離して伝達される場合にも、本発明を適用する
ことが可能である。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、サスペン
ション部材と車体側部材とを固定する部分に、突き上げ
方向、又はその逆方向の力が入力された場合に、サスペ
ンション部材と車体側部材とを固定するネジ部材に作用
する張力が弱まるのをのを、適切に防止することができ
る。
ション部材と車体側部材とを固定する部分に、突き上げ
方向、又はその逆方向の力が入力された場合に、サスペ
ンション部材と車体側部材とを固定するネジ部材に作用
する張力が弱まるのをのを、適切に防止することができ
る。
【0040】従って、本発明に係るサスペンション固定
構造によれば、サスペンション部材に繰り返し振動が入
力された場合に、ネジ部材が緩む可能性のない固定部分
を実現することができる。
構造によれば、サスペンション部材に繰り返し振動が入
力された場合に、ネジ部材が緩む可能性のない固定部分
を実現することができる。
【図1】本発明の第1実施例であるサスペンション固定
構造を表す正面断面図である。
構造を表す正面断面図である。
【図2】本実施例のサスペンション固定構造の組み付け
図である。
図である。
【図3】従来のサスペンション固定構造の組み付け図で
ある。
ある。
【図4】本発明の第2実施例であるサスペンション固定
構造を表す正面断面図である。
構造を表す正面断面図である。
【図5】本発明の第3実施例であるサスペンション固定
構造を表す正面断面図である。
構造を表す正面断面図である。
10 ピストンロッド 12 コイルスプリング 16 回転軸受 20 車体側固定部材 22,50,60 アッパーサポート 28,52 弾性体 30 第1支持部材 32 第2支持部材 34 ボルト 36 ナット 54 プレート
Claims (1)
- 【請求項1】 サスペンション部材を車体側部材に固定
するサスペンション固定構造において、 前記サスペンション部材からの荷重入力を受ける第1及
び第2の支持部材で前記車体側部材を前記荷重入力方向
に挟持し、かつ、前記第1及び第2の支持部材と前記車
体側部材とをネジ部材で固定すること特徴とするサスペ
ンション固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP67895A JPH08188024A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | サスペンション固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP67895A JPH08188024A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | サスペンション固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08188024A true JPH08188024A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11480420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP67895A Pending JPH08188024A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | サスペンション固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08188024A (ja) |
-
1995
- 1995-01-06 JP JP67895A patent/JPH08188024A/ja active Pending
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