JPH08188095A - 作業車の油圧回路 - Google Patents

作業車の油圧回路

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JPH08188095A
JPH08188095A JP7000965A JP96595A JPH08188095A JP H08188095 A JPH08188095 A JP H08188095A JP 7000965 A JP7000965 A JP 7000965A JP 96595 A JP96595 A JP 96595A JP H08188095 A JPH08188095 A JP H08188095A
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JP
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hydraulic circuit
hydraulic
valve
circuit section
oil passage
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JP7000965A
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Norimi Nakamura
法身 中村
Tetsuo Yamaguchi
哲雄 山口
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業装置昇降用のリフトシリンダの背圧が高
くなる回路構成でありながらも、作業装置を連結する場
合には、リフトアームの下降操作を簡単に行えるように
して、リフトアームに対する作業装置の連結を一人作業
で容易に行えるようにする。 【構成】 リフトアーム2に連結された作業装置4を昇
降させる油圧式単動型のリフトシリンダ9の作動を制御
する第一油圧回路部Aと、左右の走行装置5を駆動させ
る左右夫々の油圧モータM1,M2の作動を制御する第
二油圧回路部Bとを備え、第一油圧回路部Aのドレン油
路R1aにチャージ圧設定用のリリーフ弁21を備える
とともに、ドレン油路R1aにおけるリリーフ弁21に
対する作動油流通方向上手側に、第二油圧回路部Bに対
するチャージ油路R5を連通接続した作業車の油圧回路
において、第一油圧回路部Aにおけるリリーフ弁21に
対する作動油流通方向上手側に、人為操作により開放可
能な自閉型の開閉弁23を備えた補助ドレン油路R7を
連通接続するとともに、開閉弁23に、その自閉力に抗
して開放状態に保持するデテント機構23Gを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リフトアームに連結さ
れた作業装置を昇降させる油圧式単動型のリフトシリン
ダの作動を制御する第一油圧回路部と、左右の走行装置
を駆動させる左右夫々の油圧モータの作動を制御する第
二油圧回路部とを備え、前記第一油圧回路部のドレン油
路にチャージ圧設定用のリリーフ弁を備えるとともに、
前記ドレン油路における前記リリーフ弁に対する作動油
流通方向上手側に、前記第二油圧回路部に対するチャー
ジ油路を連通接続した作業車の油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような作業車の油圧回路におい
て、第二油圧回路部は、いわゆる静油圧式無段変速装置
(HST)を構成するためのHST回路であり、この回
路に介装されている可変容量型油圧ポンプの斜板角を調
節して、閉ループ状に構成された回路内に充満している
作動油の流通方向及び流量を変更し、走行用の定容量型
油圧モータの回転方向及び出力回転数を制御することに
よって、走行装置を無段階に前後進変速駆動させること
ができるものである。
【0003】ところで、第二油圧回路部は、その回路内
に作動油が充満している状態を常に維持する必要があ
る。そのため、従来、上記のような作業車の油圧回路に
おいては、第一油圧回路部に備えたチャージ圧設定用の
リリーフ弁の設定値を高くし、第一油圧回路部における
内圧を比較的に高い状態に維持しておくことによって、
第二油圧回路部においてリークした油量に応じた作動油
が、第一油圧回路部のドレン油路からチャージ油路を介
して第二油圧回路部にチャージ油として自動的に供給さ
れるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第一油
圧回路部は、作業装置を昇降させるリフトシリンダの作
動を制御するためのものであることから、上記の従来技
術のように、第一油圧回路部における内圧を比較的に高
い状態に維持すると、それに伴って、リフトシリンダの
背圧が高くなる。そのため、リフトアームから作業装置
が取り外され、リフトシリンダに対する作業装置の重量
負荷がなくなった場合には、その高くなった背圧によっ
て、リフトシリンダが伸長作動するとともにリフトアー
ムが上昇するようになる。そして、再び作業装置をリフ
トアームに取り付けるために、制御弁機構をリフトシリ
ンダの作動によりリフトアームを下降させる状態に切り
換えたとしても、それだけでは、第一油圧回路部の高い
内圧によって、リフトシリンダから第一油圧回路部へは
作動油が流出しなくなり、リフトアームは下降しなくな
る。従って、再び作業装置をリフトアームに取り付ける
ためには、制御弁機構をリフトシリンダの作動によりリ
フトアームを下降させる状態に切り換えるとともに、人
為的にリフトアームを第一油圧回路部の高い内圧に抗し
て押し下げる作業が必要となり、リフトアームを簡単に
下降させることができなくなる不都合が生じるようにな
っていた。つまり、作業装置の取り付け作業を一人で行
うことが難しく煩わしいものとなっていた。
【0005】本発明の目的は、作業装置昇降用のリフト
シリンダの背圧が高くなる回路構成でありながらも、作
業装置を連結する場合には、リフトアームの下降操作を
簡単に行えるようにして、リフトアームに対する作業装
置の連結を一人作業で容易に行えるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、リフトアームに連結された作業装
置を昇降させる油圧式単動型のリフトシリンダの作動を
制御する第一油圧回路部と、左右の走行装置を駆動させ
る左右夫々の油圧モータの作動を制御する第二油圧回路
部とを備え、前記第一油圧回路部のドレン油路にチャー
ジ圧設定用のリリーフ弁を備えるとともに、前記ドレン
油路における前記リリーフ弁に対する作動油流通方向上
手側に、前記第二油圧回路部に対するチャージ油路を連
通接続した作業車の油圧回路において、前記第一油圧回
路部における前記リリーフ弁に対する作動油流通方向上
手側に、人為操作により開放可能な自閉型の開閉弁を備
えた補助ドレン油路を連通接続するとともに、前記開閉
弁に、その自閉力に抗して開放状態に保持するデテント
機構を設けた。
【0007】本第2発明では、上記第1発明において、
前記第一油圧回路部に対する前記補助ドレン油路の接続
位置を、前記第一油圧回路部に備えられた前記リフトシ
リンダの作動状態を切り換える制御弁機構に対する作動
油流通方向下手側に設定し、かつ、前記開閉弁の開放操
作を検出する検出手段と、該検出手段からの検出情報に
基づいて、前記制御弁機構を、前記リフトシリンダの作
動により前記リフトアームを下降させる状態に切り換え
る制御装置とを設けた。
【0008】本第3発明では、上記第1発明又は第2発
明において、前記開閉弁を通流するドレン油の流量が所
定値以上に増加すると、その増加に伴う前記開閉弁にお
ける内圧の変化により、前記開閉弁が、その自閉力によ
り自動的に閉塞状態に切り換わるように、前記デテント
機構の保持力を設定した。
【0009】
【作用】本第1発明によると、通常の場合には、補助ド
レン油路の開閉弁を閉塞しておくことによって、第一油
圧回路部における内圧を比較的に高い状態に維持するこ
とができる。従って、第一油圧回路部の作動油を、チャ
ージ油路を介して第二油圧回路部へチャージ油として自
動的に供給することができる。一方、リフトアームに対
して作業装置を連結する場合には、補助ドレン油路の開
閉弁を人為操作により開放することによって、第一油圧
回路部の作動油を補助ドレン油路から強制的に排出する
ことができ、第一油圧回路部における内圧を下げること
ができる。この状態で、制御弁機構をリフトシリンダの
作動によりリフトアームを下降させる状態に切り換える
と、リフトシリンダから第一油圧回路部へ作動油が流出
してリフトシリンダの背圧が下がり、リフトシリンダが
収縮作動するとともにリフトアームが下降するようにな
る。従って、作業装置が連結されていない状態のリフト
アームを簡単に下降させることができ、リフトアームに
対する作業装置の連結を容易に行えるようになる。しか
も、開閉弁に、その自閉力に抗して開放状態に保持する
デテント機構を設けているので、リフトアームを下降さ
せる際に開閉弁を人為的に開放状態に保持する必要がな
い。従って、作業装置が連結されていない状態のリフト
アームをより簡単に下降させることができるとともに、
走行機体の操縦による作業装置に対するリフトアームの
位置合わせをリフトアームを下降させながら行えるよう
になり、リフトアームに対する作業装置の連結をより容
易に行えるようになる。
【0010】本第2発明によると、リフトアームに対し
て作業装置を連結する場合に補助ドレン油路の開閉弁を
人為操作により開放すると、その開放操作が検出手段に
より検出されるとともに、その検出に基づく制御装置の
制御作動により、制御弁機構がリフトシリンダの作動に
よりリフトアームを下降させる状態に自動的に切り換え
られるようになる。つまり、制御弁機構を人為操作で切
り換える手間なく、作業装置が連結されていない状態の
リフトアームを下降させることができるようになる。
又、補助ドレン油路の開閉弁を人為操作により閉塞しな
い限り、リフトアームを上昇させる状態に制御弁機構を
切り換えることができないことから、開閉弁の閉塞操作
を忘れて、第二油圧回路部に対する第一油圧回路部から
のチャージ油量が不足する不都合を回避できるようにな
る。
【0011】本第3発明によると、通常、油圧ポンプは
エンジンからの動力により駆動されるようになっている
ことから、アクセルアップにより油圧ポンプの回転数を
上げて、開閉弁を通流するドレン油の流量を所定値以上
に増加させることによって、人為操作により開閉弁を閉
塞する必要なく、開閉弁をその自閉力により閉塞状態に
切り換えることができるようになる。
【0012】
【発明の効果】従って、本第1発明によれば、第一油圧
回路部におけるリリーフ弁の作動油流通方向上手側に開
放保持可能な開閉弁を備えた補助ドレン油路を連通接続
するだけの簡単な改良によって、作業装置昇降用のリフ
トシリンダの背圧が高くなる回路構成でありながらも、
作業装置を連結する場合には、開閉弁と制御弁機構とを
操作するだけでリフトアームの下降操作を簡単に行える
ようになり、作業装置の連結を一人作業で容易に行える
ようになった。
【0013】本第2発明によれば、開閉弁の開放操作を
検出する検出手段と、検出手段からの検出情報に基づい
て、制御弁機構をリフトアーム下降状態に切り換える制
御装置とを設けることによって、作業装置を連結する場
合におけるリフトアームの下降操作をより簡単に行える
ようになり、リフトアームに対する作業装置の連結作業
をより容易に行えるようになった。又、開閉弁の閉塞忘
れによるチャージ油量の不足を回避でき、第二油圧回路
部(HST回路)を好適な状態に維持できるようになっ
た。
【0014】本第3発明によれば、アクセルアップによ
り開閉弁を閉塞状態に切り換えられることにより、リフ
トアームに対して作業装置を連結する場合における開閉
弁操作の簡便化を図れるようになった。
【0015】
【実施例】以下、本発明を無線遠隔操縦式の草刈機に適
用した実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1に示すように、この草刈機は、走行機
体1の前部にリフトアーム2とリンク機構3とを介して
昇降自在に吊り下げ支持された作業装置の一例としての
フレールモーア型式のモーア4、走行機体1に備えられ
た走行装置としての左右一対のクローラ式走行装置5、
走行機体1の後部に搭載されたエンジン6、このエンジ
ン6の右前方に配備された制御装置7、などによって構
成されている。図2に示すように、左右のクローラ式走
行装置5は、夫々の静油圧式無段変速装置8によって独
自に油圧駆動走行するように構成されるとともに、モー
ア4の回転駆動、及び、昇降駆動の夫々が全て油圧で行
われるように構成されている。
【0017】油圧回路の構成について説明すると、図2
に示すように、この油圧回路には、モーア4を昇降操作
する油圧式単動型のリフトシリンダ9を駆動するための
第一油圧ポンプP1、左側のクローラ式走行装置5を駆
動するための可変容量型の第二油圧ポンプP2、右側の
クローラ式走行装置5を駆動するための可変容量型の第
三油圧ポンプP3、及び、モーア4を回転駆動するため
の第四油圧ポンプP4が備えられている。第一〜第四ポ
ンプP1,P2,P3,P4の夫々は、エンジン6の出
力軸6aにて駆動されるように構成されている。そし
て、第一油圧ポンプP1に対して、第二油圧ポンプP
2、第三油圧ポンプP3、及び、第四油圧ポンプP4
は、エンジン6の前方側に前後方向に直結並列配備され
ている。
【0018】第一油圧ポンプP1からの作動油は、フロ
ープライオリティ弁10を介してリフトシリンダ9へ供
給されるように構成されている。リフトシリンダ9は、
フロープライオリティ弁10における余剰油が、上昇用
の電磁制御弁11あるいは下降用の電磁制御弁12の作
動によって制御され、その制御に基づいて、パイロット
式のアンロード弁13あるいはロワリング弁14が操作
されることによって伸縮駆動されるように構成されてい
る。つまり、上昇用の電磁制御弁11、下降用の電磁制
御弁12、アンロード弁13、及び、ロワリング弁14
によって、リフトシリンダ9の作動状態を切り換える制
御弁機構Vが構成されている。又、第一油圧ポンプP
1、フロープライオリティ弁10、制御弁機構V、及
び、それらを連通接続する油路R1、などによって、モ
ーア4を昇降させるリフトシリンダ9の作動を制御する
第一油圧回路部Aが構成されている。ちなみに、図2に
示す符号15は、補助動力の取り出しを行うサービスポ
ート用の電磁制御弁である。
【0019】静油圧式無段変速装置8の夫々は、第二油
圧ポンプP2あるいは第三油圧ポンプP3からの作動油
によって、左右のクローラ式走行装置5を夫々独自に駆
動する第一油圧モータM1あるいは第二油圧モータM2
を駆動するように構成されており、図1及び図3に示す
第一電動モータ16と第二電動モータ17の作動を制御
し、第一油圧モータM1と第二油圧モータM2の夫々の
トラニオン軸18,19を回動操作して斜板角を変更す
ることによって、左右夫々のクローラ式走行装置5の前
後進を無段階に変速できるようになっている。つまり、
第二油圧ポンプP2、第三油圧ポンプP3、第二油圧ポ
ンプP2と第一油圧モータM1とを連通接続する油路R
2、及び、第三油圧ポンプP3と第二油圧モータM2と
を連通接続する油路R3によって、左右のクローラ式走
行装置5を夫々駆動させる第一油圧モータM1と第二油
圧モータM2の作動を制御する第二油圧回路部Bが構成
されている。
【0020】第四油圧ポンプP4からの作動油は、三位
置切換え式の電磁制御弁20を介してモーア4を駆動す
る第三油圧モータM3へ供給されるように構成されてお
り、電磁制御弁20の中立位置においては、第三油圧モ
ータM3側の往復油路を双方共に遮断して第三油圧モー
タM3側の作動油の流れを止めることによって、モーア
4に対して制動力を与えるようにしている。つまり、第
四油圧ポンプP4、電磁制御弁20、及び、それらを連
通接続する油路R4、などによって、モーア4を駆動さ
せる第三油圧モータM3の作動を制御する第三油圧回路
部Cが構成されている。
【0021】第一油圧回路部Aにおけるドレン油路R1
aには、チャージ圧設定用のリリーフ弁21が備えられ
ている。ドレン油路R1aにおけるリリーフ弁21に対
する作動油流通方向上手側には、第二油圧回路部Bに対
してチャージ油を供給するチャージ油路R5が連通接続
されている。そして、ドレン油路R1aのリリーフ弁2
1の設定値を高くし、第一油圧回路部Aにおける内圧を
比較的に高い状態に維持しておくことによって、第二油
圧回路部Bにおいてリークした油量に応じた作動油を、
チャージ油路R5を介して第一油圧回路部Aから第二油
圧回路部Bへチャージ油として自動的に供給できるよう
になっている。これによって、第二油圧回路部Bの回路
内に作動油が常に充満している状態を維持できるように
なっている。又、第一油圧回路部Aは、油路R6及び電
磁制御弁22を介して左右のクローラ式走行装置5のネ
ガティブブレーキ5Aと連通接続されている。つまり、
ネガティブブレーキ5Aには、第一油圧ポンプP1から
の作動油が供給されるようになっている。ネガティブブ
レーキ5Aの解除圧設定用のリリーフ弁は、チャージ圧
設定用のリリーフ弁21により兼用されている。
【0022】第一油圧回路部Aにおける制御弁機構Vに
対する作動油流通方向下手側で、かつ、リリーフ弁21
に対する作動油流通方向上手側に相当する油路部分に
は、人為操作により開放可能な自閉型の開閉弁23を備
えた補助ドレン油路R7が連通接続されている。図1、
図3及び図4に示すように、開閉弁23は、走行機体1
前部のリフトアーム2の左側方に配備されており、開閉
弁23に対する操作用の操作レバー23Aが前方に向け
て延設されている。この操作レバー23Aの上方には、
この操作レバー23Aの後方への揺動操作による開閉弁
23の開放操作に伴ってON操作されることによって、
開閉弁23の開放操作を検出する検出手段としてのリミ
ットスイッチSが備えられている。このリミットスイッ
チSにより開閉弁23の開放操作が検出されると、その
検出に基づいて、制御装置7が制御弁機構Vにおける下
降用の電磁制御弁12を、リフトシリンダ9を収縮作動
させてリフトアーム2を下降させる状態に切り換えるよ
うになっている。つまり、人為操作による開閉弁23の
開放操作を行うと、開閉弁23が閉塞状態から開放状態
に切り換わるとともに、下降用の電磁制御弁12が下降
操作状態に切り換えられ、リフトシリンダ9と作動油タ
ンク24とが第一油圧回路部Aの一部と補助ドレン油路
R7を介して連通する状態になる。これによって、第一
油圧回路部Aの作動油を補助ドレン油路R7を介して強
制的に作動油タンク24へ排出して、第一油圧回路部A
における内圧を下げることができるとともに、リフトシ
リンダ9の作動油を第一油圧回路部Aの一部と補助ドレ
ン油路R7を介して強制的に作動油タンク24へ排出し
て、リフトシリンダ9の背圧を下げることができるよう
になる。これによって、無負荷状態のリフトアーム2を
簡単に下降させることができ、リフトアーム2に対する
モーア4の連結を一人作業で容易に行えるようになって
いる。
【0023】図3に示すように、各種電磁弁11,1
2,15,20,22、第一電動モータ16、及び、第
一電動モータ17の夫々は、遠隔操縦装置25による無
線遠隔操縦に基づいて与えられる制御装置7からの制御
信号によって作動制御されるように構成されている。
【0024】遠隔操縦装置25には、変速操作用の第一
操作レバー25a、旋回操作用の第二操作レバー25
b、モーア昇降操作用の第三操作レバー25c、及び、
モーア駆動切換用の第四操作レバー25d、などが備え
られており、第二操作レバー25bを中立位置に設定し
た状態で第一操作レバー25aを前後のいずれかに操作
することによって、走行機体1を前方あるいは後方へ操
作量に応じた所望の速度で直進させることができ、又、
第一操作レバー25aを操作しながら第二操作レバー2
5bを左右のいずれかに操作することによって、走行機
体1を左右のいずれかに旋回させることができるように
なっている。一方、第三操作レバー25cを、上昇操作
位置、下降操作位置、あるいは、昇降停止位置のいずれ
かに切り換え操作することによって、モーア4を上昇、
下降、あるいは、昇降停止させることができ、又、第四
操作レバー25dを、正転駆動位置、逆転駆動位置、あ
るいは、駆動停止位置のいずれかに切り換え操作するこ
とによって、モーア4を正転駆動、逆転駆動、あるい
は、駆動停止させることができるようになっている。ち
なみに、第一操作レバー25aと第二操作レバー25b
の夫々を中立位置に設定した状態においては、ネガティ
ブブレーキ5Aが作動するようになっている。
【0025】開閉弁23の構成について詳述すると、図
4に示すように、開閉弁23は、補助ドレン油路R7が
形成された弁本体23B、補助ドレン油路R7に備えら
れた弁座23Cとの接当により補助ドレン油路R7を閉
塞するポペット23D、ポペット23Dを弁座23C側
へ付勢するバネ23E、操作レバー23Aの後方への揺
動操作によりバネ23Eの付勢に抗してポペット23D
を弁座23Cから離間させて補助ドレン油路R7を開放
する操作ロッド23F、及び、補助ドレン油路R7の開
放操作に伴う操作ロッド23Fに形成された環状溝23
aとの係合によりバネ23Eの付勢に抗してポペット2
3Dを弁座23Cから離間させた状態に保持するボール
式のデテント機構23Gによって構成されている。つま
り、開閉弁23は、操作レバー23Aの操作により開放
されると、デテント機構23Gの保持力により、バネ2
3Eの付勢による自閉力に抗して開放状態に保持される
ようになっている。これによって、人為的に開閉弁23
を開放状態に保持する必要がなくなり、リフトアーム2
を下降させながら、遠隔操縦装置25による走行機体1
の操縦により、モーア4に対するリフトアーム2の位置
合わせを容易に行えるようになっている。
【0026】図4に示すように、開閉弁23のポペット
23Dには凹部23bが形成され、開閉弁23を通流す
るドレン油による弁座23C方向への押圧力を受け易く
なっている。デテント機構23Gは、開閉弁23を通流
するドレン油の流量が所定値以上に増加すると、その増
加に伴って増大したポペット23Dに対するドレン油に
よる弁座23C方向への押圧力と、バネ23Eの付勢に
よる弁座23C方向への押圧力との合力によって、開閉
弁23の開放保持が解除される程度にその保持力が設定
されている。一方、図3に示すように、遠隔操縦装置2
5には、走行機体1の最高速度を変更する速度設定器2
5eが備えられている。そして、速度設定器25eによ
り最高速度を所定レベル以上の高速側に設定すると、そ
の設定に伴うエンジン回転数の増加により、第一油圧ポ
ンプP1から作動油タンク24に向かって開閉弁23を
通流するドレン油の流量が所定値以上に増加し、デテン
ト機構23Gによる開閉弁23の開放保持が解除される
ようになっている。つまり、遠隔操縦装置25の速度設
定器25eの操作により、開閉弁23より離れた位置か
ら開閉弁23を開放状態から閉塞状態に容易に切り換え
られるようになっている。
【0027】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 作業車としては、無線遠隔操縦式の草刈機に限定さ
れるものではなく、乗用型の草刈機や芝刈機、あるい
は、トラクタやコンバインなどであってもよい。 走行装置5としては、クローラ式走行装置に限定さ
れるものではなく、走行輪によるものであってもよい。 作業装置4としては、フレールモーア型式の草刈装
置に限定されるものではなく、種々の型式の草刈装置や
耕耘装置などであってもよい。 補助ドレン油路R7の接続箇所としては種々の変更
が可能であり、例えば、リフトシリンダ9とロワリング
弁14とを連通接続する油路部分に連通接続するように
してもよい。この箇所に補助ドレン油路R7を連通接続
した場合は、制御弁機構Vを切り換えることなく、リフ
トシリンダ9の作動油を補助ドレン油路R7を介して直
接的に作動油タンク24へ排出して、リフトシリンダ9
の背圧を下げられるようになる。 制御弁機構Vとしては、例えば、三位置切り換え式
の電磁制御弁により構成されたものであってもよい。 検出手段Sとしては、例えば、圧力スイッチや近接
スイッチなどを採用するようにしてもよい。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】草刈機の全体側面図
【図2】草刈機の油圧回路図
【図3】草刈機の制御構成を示すブロック図
【図4】開閉弁の構成を示す縦断面図
【符号の説明】
2 リフトアーム 4 作業装置 5 走行装置 7 制御装置 9 リフトシリンダ 21 リリーフ弁 23 開閉弁 23G デテント機構 A 第一油圧回路部 B 第二油圧回路部 M1 油圧モータ M2 油圧モータ R1a ドレン油路 R5 チャージ油路 R7 補助ドレン油路 S 検出手段 V 制御弁機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトアーム(2)に連結された作業装
    置(4)を昇降させる油圧式単動型のリフトシリンダ
    (9)の作動を制御する第一油圧回路部(A)と、左右
    の走行装置(5)を駆動させる左右夫々の油圧モータ
    (M1),(M2)の作動を制御する第二油圧回路部
    (B)とを備え、前記第一油圧回路部(A)のドレン油
    路(R1a)にチャージ圧設定用のリリーフ弁(21)
    を備えるとともに、前記ドレン油路(R1a)における
    前記リリーフ弁(21)に対する作動油流通方向上手側
    に、前記第二油圧回路部(B)に対するチャージ油路
    (R5)を連通接続した作業車の油圧回路であって、 前記第一油圧回路部(A)における前記リリーフ弁(2
    1)に対する作動油流通方向上手側に、人為操作により
    開放可能な自閉型の開閉弁(23)を備えた補助ドレン
    油路(R7)を連通接続するとともに、前記開閉弁(2
    3)に、その自閉力に抗して開放状態に保持するデテン
    ト機構(23G)を設けてある作業車の油圧回路。
  2. 【請求項2】 前記第一油圧回路部(A)に対する前記
    補助ドレン油路(R7)の接続位置を、前記第一油圧回
    路部(A)に備えられた前記リフトシリンダ(9)の作
    動状態を切り換える制御弁機構(V)に対する作動油流
    通方向下手側に設定し、かつ、前記開閉弁(23)の開
    放操作を検出する検出手段(S)と、該検出手段(S)
    からの検出情報に基づいて、前記制御弁機構(V)を、
    前記リフトシリンダ(9)の作動により前記リフトアー
    ム(2)を下降させる状態に切り換える制御装置(7)
    とを設けてある請求項1記載の作業車の油圧回路。
  3. 【請求項3】 前記開閉弁(23)を通流するドレン油
    の流量が所定値以上に増加すると、その増加に伴う前記
    開閉弁(23)における内圧の変化により、前記開閉弁
    (23)が、その自閉力により自動的に閉塞状態に切り
    換わるように、前記デテント機構(23G)の保持力を
    設定してある請求項1又は2記載の作業車の油圧回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016033378A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 アクセス株式会社 電磁弁ユニット
JP2018167641A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 株式会社Ihi 油圧ブレーキ解除装置

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