JPH0426724Y2 - - Google Patents
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- JPH0426724Y2 JPH0426724Y2 JP1128286U JP1128286U JPH0426724Y2 JP H0426724 Y2 JPH0426724 Y2 JP H0426724Y2 JP 1128286 U JP1128286 U JP 1128286U JP 1128286 U JP1128286 U JP 1128286U JP H0426724 Y2 JPH0426724 Y2 JP H0426724Y2
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- JP
- Japan
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- flow rate
- circuit
- flow
- hydraulic
- valve
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案はパワーステアリング機構と油圧リフ
ト装置とを備えた自走式作業車において、単一の
油圧ポンプの吐出回路に接続して流量一定形流量
調整弁を設け、この流量調整弁の調整流回路をパ
ワーステアリング機構のパワーシリンダに対する
油圧供給回路に、また該流量調整弁の余剰流回路
を油圧リフト装置のリフトシリンダに対する油圧
供給回路に、それぞれ構成してある油圧供給装置
に関するものである。
ト装置とを備えた自走式作業車において、単一の
油圧ポンプの吐出回路に接続して流量一定形流量
調整弁を設け、この流量調整弁の調整流回路をパ
ワーステアリング機構のパワーシリンダに対する
油圧供給回路に、また該流量調整弁の余剰流回路
を油圧リフト装置のリフトシリンダに対する油圧
供給回路に、それぞれ構成してある油圧供給装置
に関するものである。
従来の技術
上記構成の油圧供給装置は流量一定形流量調整
弁からの一定した流量の調整流でもつてパワース
テアリング機構のパワーシリンダが作動せしめら
れることとするため、単一の油圧ポンプによつて
同パワーシリンダと油圧リフト装置のリフトシリ
ンダとに対し油圧を供給するものでありながら、
自走式作業車のステアリングを行なうに際しステ
アリング車輪を常に一定した旋回速度でステアリ
ング旋回させることとし、自走式作業車のステア
リング性能を安定とする。
弁からの一定した流量の調整流でもつてパワース
テアリング機構のパワーシリンダが作動せしめら
れることとするため、単一の油圧ポンプによつて
同パワーシリンダと油圧リフト装置のリフトシリ
ンダとに対し油圧を供給するものでありながら、
自走式作業車のステアリングを行なうに際しステ
アリング車輪を常に一定した旋回速度でステアリ
ング旋回させることとし、自走式作業車のステア
リング性能を安定とする。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら従来の油圧供給装置は次の問題点
を備えていた。
を備えていた。
すなわち油圧リフト装置のリフトシリンダ作動
による作業機の持上げはエンジンがアイドリング
に近い状態で稼働していて油圧ポンプの駆動回転
数が極く低いときにもしばしば要求されるが、か
かるときは油圧ポンプの吐出流量が小さいことか
ら流量一定形流量調整弁によりほとんど全ての流
量がパワーシリンダ側に供給されてしまつてリフ
トシリンダへの供給油量が極く低く、リフトシリ
ンダが極くゆつくりとしか作動せしめられず、自
走式作業車を超低速走行させつつ行なわれる作業
時に緊急事態に対処して作業機を急速に持上げる
ようなことが出来なかつた。また作業車を車庫か
ら出すに先立ちエンジンのアイドリング状態でリ
フトシリンダを伸長動作させ作業機を上げておく
のが通例であるが、この時も作業機を急速に持上
げることが出来なかつた。
による作業機の持上げはエンジンがアイドリング
に近い状態で稼働していて油圧ポンプの駆動回転
数が極く低いときにもしばしば要求されるが、か
かるときは油圧ポンプの吐出流量が小さいことか
ら流量一定形流量調整弁によりほとんど全ての流
量がパワーシリンダ側に供給されてしまつてリフ
トシリンダへの供給油量が極く低く、リフトシリ
ンダが極くゆつくりとしか作動せしめられず、自
走式作業車を超低速走行させつつ行なわれる作業
時に緊急事態に対処して作業機を急速に持上げる
ようなことが出来なかつた。また作業車を車庫か
ら出すに先立ちエンジンのアイドリング状態でリ
フトシリンダを伸長動作させ作業機を上げておく
のが通例であるが、この時も作業機を急速に持上
げることが出来なかつた。
そこで考えられることは第7図a,bに例示す
るように流量一定形流量調整弁90の絞りを該調
整弁90自体にではなく外部に設けて、エンジン
の低速回転域と定常回転域とで該絞り度ないし開
口度を変更するといつた手段である。すなわち第
7図において91は油圧ポンプの吐出回路、92
は流量調整弁90の調整流回路でパワーステアリ
ング機構のパワーシリンダへ導かれる回路、93
は余剰流回路で油圧リフト機構のリフトシリンダ
へ導かれる回路であるが、第7図aに図示の場合
には吐出回路91を流量調整弁90の調整流側油
室に接続する回路94を設けて、該回路94中に
大小2個のオリフイス95a,95bを有するス
プール95を挿入設置している。また第7図bに
図示の場合には同様の回路94中に、同回路94
の絞り度を変更する斜面部96aを備えたスプー
ル96を挿入設置している。そして第7図a,b
の何れの場合にもスプール95域は96をエンジ
ンのスロツトルレバーとかアクセルレバー等に、
エンジンの低速回転域では回路94の絞り度が小
さくされて調整流回路92の流量が減らされ逆に
余剰流回路93の流量が増されるように、連動連
結している。なおスプール95,96はロータに
変更してもよい。
るように流量一定形流量調整弁90の絞りを該調
整弁90自体にではなく外部に設けて、エンジン
の低速回転域と定常回転域とで該絞り度ないし開
口度を変更するといつた手段である。すなわち第
7図において91は油圧ポンプの吐出回路、92
は流量調整弁90の調整流回路でパワーステアリ
ング機構のパワーシリンダへ導かれる回路、93
は余剰流回路で油圧リフト機構のリフトシリンダ
へ導かれる回路であるが、第7図aに図示の場合
には吐出回路91を流量調整弁90の調整流側油
室に接続する回路94を設けて、該回路94中に
大小2個のオリフイス95a,95bを有するス
プール95を挿入設置している。また第7図bに
図示の場合には同様の回路94中に、同回路94
の絞り度を変更する斜面部96aを備えたスプー
ル96を挿入設置している。そして第7図a,b
の何れの場合にもスプール95域は96をエンジ
ンのスロツトルレバーとかアクセルレバー等に、
エンジンの低速回転域では回路94の絞り度が小
さくされて調整流回路92の流量が減らされ逆に
余剰流回路93の流量が増されるように、連動連
結している。なおスプール95,96はロータに
変更してもよい。
ところが第7図に図示の手段を採用すると、設
置の構造が極めて複雑となる。何故ならスプール
95,96をスロツトルレバー等に連動連結する
構造自体が複雑であると共に、エンジンの定常回
転域で調整流回路92に一定した流量を確保する
ために回路94の絞り度を一定にしなければなら
ないことからして、定常回転域内でスロツトルレ
バー等が操作される範囲で絞り度を一定に保つた
めの機構を組込まねばならず、この機構が装置構
造を複雑化するからである。
置の構造が極めて複雑となる。何故ならスプール
95,96をスロツトルレバー等に連動連結する
構造自体が複雑であると共に、エンジンの定常回
転域で調整流回路92に一定した流量を確保する
ために回路94の絞り度を一定にしなければなら
ないことからして、定常回転域内でスロツトルレ
バー等が操作される範囲で絞り度を一定に保つた
めの機構を組込まねばならず、この機構が装置構
造を複雑化するからである。
そこでこの考案は、エンジンの定常回転域での
パワーシリンダに対する一定流量の油供給とエン
ジンの低速回転域でのリフトシリンダに対する供
給油量の確保とを簡単な構造で得させつつ、エン
ジンの低速回転域でリフトシリンダによる作業機
持上げ速度が著減するといつた従来のものの前述
不具合を解消する、新規な油圧供給装置を提供し
ようとするものである。
パワーシリンダに対する一定流量の油供給とエン
ジンの低速回転域でのリフトシリンダに対する供
給油量の確保とを簡単な構造で得させつつ、エン
ジンの低速回転域でリフトシリンダによる作業機
持上げ速度が著減するといつた従来のものの前述
不具合を解消する、新規な油圧供給装置を提供し
ようとするものである。
問題点を解決するために講じた技術的手段
この考案は第1図及び第5図にそれぞれ例示す
るように、パワーステアリング機構1と油圧リフ
ト装置2(第4図)とを備えた自走式作業車にお
いて、単一の油圧ポンプ3の吐出回路4に接続し
て流量一定形流量調整弁5を設け、この流量調整
弁5の調整流回路6をパワーステアリング機構1
のパワーシリンダ7に対する油圧供給回路に、ま
た該流量調整弁5の余剰流回路8を油圧リフト装
置2のリフトシリンダ9に対する油圧供給回路
に、それぞれ構成してある油圧供給装置に係る。
つまり第1図及び第5図にそれぞれ示すように、
流量一定形流量調整弁5が絞り5bとリリーフ弁
5aとの組合せから成り、リリーフ弁5aに対し
弁ばね5cの反対側から吐出回路4の油圧を、ま
た弁ばね5cの側から絞り5b二次側の油圧を、
それぞれ作用させてあるものに構成されていて、
絞り5bの二次側回路である調整流回路6に一定
流量の油を、またリリーフ弁5aの二次側回路で
ある余剰流回路8に吐出回路4を流れて来る全流
量から上記の一定流量を差引いた余剰量の油を、
それぞれ流出させるものであるのに対し、調整流
回路6はパワーシリンダ7方向に、また余剰流回
路8はリフトシリンダ9方向に、それぞれ導かれ
ている。
るように、パワーステアリング機構1と油圧リフ
ト装置2(第4図)とを備えた自走式作業車にお
いて、単一の油圧ポンプ3の吐出回路4に接続し
て流量一定形流量調整弁5を設け、この流量調整
弁5の調整流回路6をパワーステアリング機構1
のパワーシリンダ7に対する油圧供給回路に、ま
た該流量調整弁5の余剰流回路8を油圧リフト装
置2のリフトシリンダ9に対する油圧供給回路
に、それぞれ構成してある油圧供給装置に係る。
つまり第1図及び第5図にそれぞれ示すように、
流量一定形流量調整弁5が絞り5bとリリーフ弁
5aとの組合せから成り、リリーフ弁5aに対し
弁ばね5cの反対側から吐出回路4の油圧を、ま
た弁ばね5cの側から絞り5b二次側の油圧を、
それぞれ作用させてあるものに構成されていて、
絞り5bの二次側回路である調整流回路6に一定
流量の油を、またリリーフ弁5aの二次側回路で
ある余剰流回路8に吐出回路4を流れて来る全流
量から上記の一定流量を差引いた余剰量の油を、
それぞれ流出させるものであるのに対し、調整流
回路6はパワーシリンダ7方向に、また余剰流回
路8はリフトシリンダ9方向に、それぞれ導かれ
ている。
かかる油圧供給装置においてこの考案は前述の
考案課題を解決するため、同様に第1図及び第5
図に例示するように前記吐出回路4または前記調
整流回路6に他の流量一定形流量調整弁10を挿
入設置して、この他の流量一定形流量調整弁10
の余剰流回路11を介し前記した流量調整弁5ま
たは前記パワーシリンダ7に対する油の供給を行
なうように構成すると共に、該他の流量一定形流
量調整弁10の調整流回路12を前記した流量調
整弁5の余剰流回路8と共に前記リフトシリンダ
9に対し接続するといつた技術的手段を講じた。
第1,5図において10a,10b及び10cは
それぞれ、上記した他の流量調整弁10のリリー
フ弁、絞り及び弁ばねである。
考案課題を解決するため、同様に第1図及び第5
図に例示するように前記吐出回路4または前記調
整流回路6に他の流量一定形流量調整弁10を挿
入設置して、この他の流量一定形流量調整弁10
の余剰流回路11を介し前記した流量調整弁5ま
たは前記パワーシリンダ7に対する油の供給を行
なうように構成すると共に、該他の流量一定形流
量調整弁10の調整流回路12を前記した流量調
整弁5の余剰流回路8と共に前記リフトシリンダ
9に対し接続するといつた技術的手段を講じた。
第1,5図において10a,10b及び10cは
それぞれ、上記した他の流量調整弁10のリリー
フ弁、絞り及び弁ばねである。
第1図に例示する装置では他の流量調整弁10
が吐出回路4に挿入されていて該他の流量調整弁
10の余剰流回路11を介し前記流量調整弁5に
対する油の供給を行なうように構成されており、
また第5図に例示する装置では他の流量調整弁1
0が前記流量調整弁5の調整流回路6に挿入され
ていて該他の流量調整弁10の余剰流回路11を
介し前記パワーシリンダ7に対する油の供給を行
なうように構成されている。
が吐出回路4に挿入されていて該他の流量調整弁
10の余剰流回路11を介し前記流量調整弁5に
対する油の供給を行なうように構成されており、
また第5図に例示する装置では他の流量調整弁1
0が前記流量調整弁5の調整流回路6に挿入され
ていて該他の流量調整弁10の余剰流回路11を
介し前記パワーシリンダ7に対する油の供給を行
なうように構成されている。
作 用
第1図に図示の装置で、第3図に示すように油
圧ポンプ3の回転数を横軸にとり油流量を縦軸に
とつて、パワーシリンダ7方向及びリフトシリン
ダ9方向にそれぞれ供給される各油流量がどのよ
うになるかをみると、油圧ポンプ3の吐出流量Q
がポンプ回転数の増加に伴ないほぼ直線的に増加
して行くのに対し、ポンプ回転数が或る低回転数
R1まで高められて初めてパワーシリンダ7方向
に流量Q1で油が導かれることとなり、それより
低い回転数範囲0〜R1では全吐出流量Qがリフ
トシリンダ9方向に導かれることとなる。何故な
らポンプ吐出流量Qが前段側の流量調整弁10に
設定された一定流量に達するまでの間は全吐流量
Qが調整流回路12のみに流出せしめられて余剰
流回路11には油が流出せず、このため後段側の
流量調整弁5に油が流入せずその調整流回路6、
つまりパワーシリンダ7へと導かれた回路6に油
が流出することはないからである。
圧ポンプ3の回転数を横軸にとり油流量を縦軸に
とつて、パワーシリンダ7方向及びリフトシリン
ダ9方向にそれぞれ供給される各油流量がどのよ
うになるかをみると、油圧ポンプ3の吐出流量Q
がポンプ回転数の増加に伴ないほぼ直線的に増加
して行くのに対し、ポンプ回転数が或る低回転数
R1まで高められて初めてパワーシリンダ7方向
に流量Q1で油が導かれることとなり、それより
低い回転数範囲0〜R1では全吐出流量Qがリフ
トシリンダ9方向に導かれることとなる。何故な
らポンプ吐出流量Qが前段側の流量調整弁10に
設定された一定流量に達するまでの間は全吐流量
Qが調整流回路12のみに流出せしめられて余剰
流回路11には油が流出せず、このため後段側の
流量調整弁5に油が流入せずその調整流回路6、
つまりパワーシリンダ7へと導かれた回路6に油
が流出することはないからである。
そして回転数R1からはポンプ回転数の増加に
伴ない前段側の流量調整弁10の余剰流回路11
に流出する油量が増して行き、この余剰流回路1
1の油量が後段側の流量調整弁5に設定された一
定流量に達するまでの間は、該流量調整弁5に流
入する油の全量が該後段側流量調整弁5の調整流
回路6に流出して、パワーシリンダ7方向に供給
されることとなる。したがつてその間は、ポンプ
吐出流量Qのうち、前段側の流量調整弁10に設
定された一定流量である流量Q−Q1がリフトシ
リンダ9方向に、また流量Q1がパワーシリンダ
7方向に、それぞれ供給されることとなる。
伴ない前段側の流量調整弁10の余剰流回路11
に流出する油量が増して行き、この余剰流回路1
1の油量が後段側の流量調整弁5に設定された一
定流量に達するまでの間は、該流量調整弁5に流
入する油の全量が該後段側流量調整弁5の調整流
回路6に流出して、パワーシリンダ7方向に供給
されることとなる。したがつてその間は、ポンプ
吐出流量Qのうち、前段側の流量調整弁10に設
定された一定流量である流量Q−Q1がリフトシ
リンダ9方向に、また流量Q1がパワーシリンダ
7方向に、それぞれ供給されることとなる。
そしてポンプ回転数が、余剰流回路11の油量
が後段側流量調整弁5に設定された一定流量Q2
へと高まる回転数R2からは、後段側流量調整弁
5の余剰流回路8にも油が流出してパワーシリン
ダ7方向へと導かれた調整流回路6に得られる流
量が一定Q2とされるから、パワーシリンダ7方
向には一定流量Q2が、またリフトシリンダ9方
向にはポンプ吐出流量Qから該一定流量Q2を差
引いた流量Q−Q2が、それぞれ供給されること
となる。
が後段側流量調整弁5に設定された一定流量Q2
へと高まる回転数R2からは、後段側流量調整弁
5の余剰流回路8にも油が流出してパワーシリン
ダ7方向へと導かれた調整流回路6に得られる流
量が一定Q2とされるから、パワーシリンダ7方
向には一定流量Q2が、またリフトシリンダ9方
向にはポンプ吐出流量Qから該一定流量Q2を差
引いた流量Q−Q2が、それぞれ供給されること
となる。
これに対し流量調整弁5のみを設けた従来の場
合であると、ポンプ吐出流量Qが流量調整弁5に
設定された一定流量Q2にまで高められるポンプ
回転数Raまでは、ポンプ吐出流量Qの全てが調
整流回路6へと流出してリフトシリンダ9方向へ
は油が供給されず、またポンプ回転数がRa〜R2
の範囲にあるときは流量Q−Q2のみがリフトシ
リンダ9方向へと供給される。
合であると、ポンプ吐出流量Qが流量調整弁5に
設定された一定流量Q2にまで高められるポンプ
回転数Raまでは、ポンプ吐出流量Qの全てが調
整流回路6へと流出してリフトシリンダ9方向へ
は油が供給されず、またポンプ回転数がRa〜R2
の範囲にあるときは流量Q−Q2のみがリフトシ
リンダ9方向へと供給される。
このように従来の場合と対比してみると明らか
であるように、第1図に図示の装置は流量調整弁
5の一次側に設けた他の流量調整弁10により、
エンジン及びポンプ3の回転初期からリフトシリ
ンダ9方向へ油が供給されることとすると共に低
速回転域での同供給油量が比較的多くなるように
図つて、エンジンの低速回転域でもリフトシリン
ダ9を比較的迅速に動作させうることとする。
であるように、第1図に図示の装置は流量調整弁
5の一次側に設けた他の流量調整弁10により、
エンジン及びポンプ3の回転初期からリフトシリ
ンダ9方向へ油が供給されることとすると共に低
速回転域での同供給油量が比較的多くなるように
図つて、エンジンの低速回転域でもリフトシリン
ダ9を比較的迅速に動作させうることとする。
第5図に図示の装置も同様であつて、その作用
を第6図に第3図と同様の手法で図解して説明す
れば、ポンプ吐出流量Qが前段側の流量調整弁5
に設定された一定流量Q3に達するまでの間は全
吐出流量Qが調整流回路6のみに流出せしめられ
て後段側の流量調整弁10に供給されるのに対
し、同吐出流量Qが該後段側流量調整弁10に設
定された一定流量Q4に達するまでは上記吐出流
量Qの全てが調整流回路12に流出せしめられて
リフトシリンダ9方向に供給される。したがつて
ポンプ回転数が或る低回転数R3まで高められる
までの間は、パワーシリンダ7方向には油が供給
されない。
を第6図に第3図と同様の手法で図解して説明す
れば、ポンプ吐出流量Qが前段側の流量調整弁5
に設定された一定流量Q3に達するまでの間は全
吐出流量Qが調整流回路6のみに流出せしめられ
て後段側の流量調整弁10に供給されるのに対
し、同吐出流量Qが該後段側流量調整弁10に設
定された一定流量Q4に達するまでは上記吐出流
量Qの全てが調整流回路12に流出せしめられて
リフトシリンダ9方向に供給される。したがつて
ポンプ回転数が或る低回転数R3まで高められる
までの間は、パワーシリンダ7方向には油が供給
されない。
回転数R3からはポンプ回転数の増加に伴ない、
後段側の流量調整弁10に設定された一定流量
Q4の油が調整流回路12に流出せしめられてリ
フトシリンダ9方向に供給されると共に、ポンプ
吐出流量Qから該一定流量Qを差引いた量Q−
Q4の油が余剰流回路11に流出してパワーシリ
ンダ7方向に供給される。
後段側の流量調整弁10に設定された一定流量
Q4の油が調整流回路12に流出せしめられてリ
フトシリンダ9方向に供給されると共に、ポンプ
吐出流量Qから該一定流量Qを差引いた量Q−
Q4の油が余剰流回路11に流出してパワーシリ
ンダ7方向に供給される。
そしてポンプ吐出流量Qが前段側の流量調整弁
5に設定された一定流量Q3に達することとなる
ポンプ回転数R3からは流量調整弁5の余剰流回
路8にも油が流出され、該調整弁5の調整流回路
6には一定流量Q3の油が流出することとなる。
したがつてリフトシリンダ9方向には回路8,1
2の両者から流量Q−Q3+Q4の油が供給される
ことになるが、パワーシリンダ7方向へ導かれる
流量は一定となる。何故なら回転数R4以上では
後段側の流量調整弁10の余剰流回路11に流量
Q3−Q4の油が流出せしめられることとなるが、
流量Q3と流量Q4とはそれぞれ一定であるからそ
の差の流量Q3−Q4も一定となるからである。
5に設定された一定流量Q3に達することとなる
ポンプ回転数R3からは流量調整弁5の余剰流回
路8にも油が流出され、該調整弁5の調整流回路
6には一定流量Q3の油が流出することとなる。
したがつてリフトシリンダ9方向には回路8,1
2の両者から流量Q−Q3+Q4の油が供給される
ことになるが、パワーシリンダ7方向へ導かれる
流量は一定となる。何故なら回転数R4以上では
後段側の流量調整弁10の余剰流回路11に流量
Q3−Q4の油が流出せしめられることとなるが、
流量Q3と流量Q4とはそれぞれ一定であるからそ
の差の流量Q3−Q4も一定となるからである。
第6図に図解した作用は第3図に図解した作用
と実質的に同じであるから結局、第5図に図示の
装置によつても第1図に図示の装置と同様の作用
が得られることになる。
と実質的に同じであるから結局、第5図に図示の
装置によつても第1図に図示の装置と同様の作用
が得られることになる。
実施例
車両構造
図示の実施例はこの考案を、第4図に示すよう
なトラクタ型の走行作業車において実施した例に
係る。
なトラクタ型の走行作業車において実施した例に
係る。
同作業車は、機体前部にエンジン15を搭載す
ると共に機体後部に油圧伝導装置16とミツシヨ
ンケース17とを前後に重畳させて設置し、エン
ジン15からフレキシブル伝動軸機構18により
油圧伝導装置16に対し入力伝動し、油圧伝導装
置16からさらにミツシヨンケース17内へと動
力を伝達して、ミツシヨンケース17に支持させ
た左右の後輪19の駆動により、そしてミツシヨ
ンケース17内から前輪20方向に伝動するフレ
キシブル伝動軸機構21を設け必要に応じ左右の
前輪20も駆動して、車両の走行を行なわせるも
のに構成されている。
ると共に機体後部に油圧伝導装置16とミツシヨ
ンケース17とを前後に重畳させて設置し、エン
ジン15からフレキシブル伝動軸機構18により
油圧伝導装置16に対し入力伝動し、油圧伝導装
置16からさらにミツシヨンケース17内へと動
力を伝達して、ミツシヨンケース17に支持させ
た左右の後輪19の駆動により、そしてミツシヨ
ンケース17内から前輪20方向に伝動するフレ
キシブル伝動軸機構21を設け必要に応じ左右の
前輪20も駆動して、車両の走行を行なわせるも
のに構成されている。
第4図に図示の作業車は、機体前方にバケツト
22を備えたフロントローダを、また機体中央下
面側にモア23を、さらに機体後方にミツシヨン
ケース17上の前記油圧リフト装置2ないしその
リフトアーム2aにて昇降されるロータリ耕耘機
等の作業機(図示せず)を、それぞれ装備させ
て、各種の作業を行ないうるものとされており、
モア23を駆動するためにはミツシヨンケース1
7内から前方へ延出するミツドPTO軸24が、
また機体後方に装備させる作業機を駆動するため
にはミツシヨンケース17内から後方へ延出する
リアPTO軸25が、それぞれ設けられている。
22を備えたフロントローダを、また機体中央下
面側にモア23を、さらに機体後方にミツシヨン
ケース17上の前記油圧リフト装置2ないしその
リフトアーム2aにて昇降されるロータリ耕耘機
等の作業機(図示せず)を、それぞれ装備させ
て、各種の作業を行ないうるものとされており、
モア23を駆動するためにはミツシヨンケース1
7内から前方へ延出するミツドPTO軸24が、
また機体後方に装備させる作業機を駆動するため
にはミツシヨンケース17内から後方へ延出する
リアPTO軸25が、それぞれ設けられている。
パワーステアリング機構
図示の作業車は第4図に図示のように油圧リフ
ト装置2の上方位置に設置されている座席26に
座乗する操縦者がその前方に位置するステアリン
グ・ハンドル27にて左右の前輪20を旋回させ
てステアリングを行なうものとされていて、前輪
20をステアリング旋回させるために第1図に図
示の前記パワーステアリング機構1が設けられて
いる。
ト装置2の上方位置に設置されている座席26に
座乗する操縦者がその前方に位置するステアリン
グ・ハンドル27にて左右の前輪20を旋回させ
てステアリングを行なうものとされていて、前輪
20をステアリング旋回させるために第1図に図
示の前記パワーステアリング機構1が設けられて
いる。
第1図に示すようにパワーステアリング機構1
は、その伸縮動作により左右の前輪20を一方向
及び他方向に旋回させる前記パワーシリンダ7
と、前記ステアリング・ハンドル27にて位置を
切替えられてパワーシリンダ7に対する油圧の給
排を制御する3ポジシヨンの方向切換弁28と、
方向切換弁28が各作用位置に移されたとき同切
換弁28を介し一方向或は他方向から油圧を供給
されて回転駆動される油圧モータ29であつてハ
ンドル27による切換弁28の変位操作量の対応
した量だけパワーシリンダ7が伸縮動作したとき
フイードバツク手段30を介し方向切換弁28を
自動的に中立位置へと戻す油圧モータ29とを、
備えている。パワーシリンダ7及び油圧モータ2
9に対する作用油圧は、パワーステアリング機構
1中に設けられた調圧弁31にて設定される。
は、その伸縮動作により左右の前輪20を一方向
及び他方向に旋回させる前記パワーシリンダ7
と、前記ステアリング・ハンドル27にて位置を
切替えられてパワーシリンダ7に対する油圧の給
排を制御する3ポジシヨンの方向切換弁28と、
方向切換弁28が各作用位置に移されたとき同切
換弁28を介し一方向或は他方向から油圧を供給
されて回転駆動される油圧モータ29であつてハ
ンドル27による切換弁28の変位操作量の対応
した量だけパワーシリンダ7が伸縮動作したとき
フイードバツク手段30を介し方向切換弁28を
自動的に中立位置へと戻す油圧モータ29とを、
備えている。パワーシリンダ7及び油圧モータ2
9に対する作用油圧は、パワーステアリング機構
1中に設けられた調圧弁31にて設定される。
なお図示の場合には前記ミツシヨンケース17
内に設けられ前記した両PTO軸24,25に対
する動力の入断を行なうPTOクラツチ32を含
むPTO系油圧機構33に対し、パワーステアリ
ング機構1からの排出油を供給することとされて
おり、そのための油圧供給回路34がパワーステ
アリング機構1から導き出されて上記PTO系油
圧機構33へと接続されている。
内に設けられ前記した両PTO軸24,25に対
する動力の入断を行なうPTOクラツチ32を含
むPTO系油圧機構33に対し、パワーステアリ
ング機構1からの排出油を供給することとされて
おり、そのための油圧供給回路34がパワーステ
アリング機構1から導き出されて上記PTO系油
圧機構33へと接続されている。
油圧リフト装置
第1図において、35は油圧リフト装置2用の
コントロールバルブ機構、36は油圧リフト装置
2に附設のバルブ機構を示す。図示の場合には第
4図に図示のフロントローダにおけるバケツト2
2を昇降させるためのバケツト昇降シリンダ3
7、同バケツト22を転回させるためのバケツト
転回シリンダ38、及び第4図に図示のモア23
を昇降させるためのモア昇降シリンダ39に対
し、リフトシリンダ9と同系統で油圧を供給する
こととしている。そして上記したシリンダ9,3
7,38,39に対する作用油圧を設定する調圧
弁40、バケツト昇降シリンダ37に対する油圧
の給排を制御する方向切換弁41、及び選択的に
使用されるバケツト転回シリンダ38とモア昇降
シリンダ39のそれぞれに対する油圧を給排を制
御する方向切換弁42は、前記した両流量調整弁
5,10等と共に、油圧ユニツト43としてユニ
ツト化され、第4図に示すように油圧リフト装置
2の前面に装着されている。
コントロールバルブ機構、36は油圧リフト装置
2に附設のバルブ機構を示す。図示の場合には第
4図に図示のフロントローダにおけるバケツト2
2を昇降させるためのバケツト昇降シリンダ3
7、同バケツト22を転回させるためのバケツト
転回シリンダ38、及び第4図に図示のモア23
を昇降させるためのモア昇降シリンダ39に対
し、リフトシリンダ9と同系統で油圧を供給する
こととしている。そして上記したシリンダ9,3
7,38,39に対する作用油圧を設定する調圧
弁40、バケツト昇降シリンダ37に対する油圧
の給排を制御する方向切換弁41、及び選択的に
使用されるバケツト転回シリンダ38とモア昇降
シリンダ39のそれぞれに対する油圧を給排を制
御する方向切換弁42は、前記した両流量調整弁
5,10等と共に、油圧ユニツト43としてユニ
ツト化され、第4図に示すように油圧リフト装置
2の前面に装着されている。
リフトシリンダ9は上記した両方向切換弁4
1,42を共に第1図に示す中立位置に位置させ
た状態で、油圧ユニツト43を介し油圧の供給を
受け作動せしめられるものとされている。前記コ
ントロールバルブ機構35は通例のように、リフ
トシリンダ9を停止させる中立位置Nと作業機上
昇のために伸長動作させる上昇作用位置Uと作業
機を自重で下降させるために縮小動作させる下降
作用位置Dとを備えた方向切換弁44、この方向
切換弁44の中立位置Nと下降作用位置Dとにお
き油圧アンロードを行なうアンロード弁45及び
リフトシリンダ9からの油ドレーンを防止するロ
ードチエツク弁46、方向切換弁44の下降作用
位置Dにおき開放せしめられてリフトシリンダ9
からの排油を可能とする。アンロードチエツク弁
47等を、備えている。また油圧リフト装置2に
附設のバルブ機構36も通例のようにストツプバ
ルブ48、スローリターンバルブ49及びオーバ
ロードリリーフ弁50等を備えている。
1,42を共に第1図に示す中立位置に位置させ
た状態で、油圧ユニツト43を介し油圧の供給を
受け作動せしめられるものとされている。前記コ
ントロールバルブ機構35は通例のように、リフ
トシリンダ9を停止させる中立位置Nと作業機上
昇のために伸長動作させる上昇作用位置Uと作業
機を自重で下降させるために縮小動作させる下降
作用位置Dとを備えた方向切換弁44、この方向
切換弁44の中立位置Nと下降作用位置Dとにお
き油圧アンロードを行なうアンロード弁45及び
リフトシリンダ9からの油ドレーンを防止するロ
ードチエツク弁46、方向切換弁44の下降作用
位置Dにおき開放せしめられてリフトシリンダ9
からの排油を可能とする。アンロードチエツク弁
47等を、備えている。また油圧リフト装置2に
附設のバルブ機構36も通例のようにストツプバ
ルブ48、スローリターンバルブ49及びオーバ
ロードリリーフ弁50等を備えている。
油圧供給装置
第1,2図に図示の第1の実施例に係る油圧供
給装置は、第1図について詳述した通りの構造の
ものとされている。
給装置は、第1図について詳述した通りの構造の
ものとされている。
第2図に示すように各流量調整弁5,10の前
記リリーフ弁5a,10aはその中途に、前記絞
り5b,10bを形成された隔壁部を有する中空
状のものとされている。前記した各弁ばね5c,
10cは上記隔壁部で各弁体5a,10aに作用
させてある。リリーフ弁10aに対する吐出回路
4の油圧の作用及びリリーフ弁5aに対する余剰
流回路11の油圧の作用はそれぞれ、これらのリ
リーフ弁10a,5aの基端に螺合した金物に形
成せる絞り51,52を介し行なわれることとさ
れている。
記リリーフ弁5a,10aはその中途に、前記絞
り5b,10bを形成された隔壁部を有する中空
状のものとされている。前記した各弁ばね5c,
10cは上記隔壁部で各弁体5a,10aに作用
させてある。リリーフ弁10aに対する吐出回路
4の油圧の作用及びリリーフ弁5aに対する余剰
流回路11の油圧の作用はそれぞれ、これらのリ
リーフ弁10a,5aの基端に螺合した金物に形
成せる絞り51,52を介し行なわれることとさ
れている。
前段側の流量調整弁10のリリーフ弁10aに
は、絞り10b一次側の中空部内に吐出回路4を
連通させるための油穴53及び該中空部内を余剰
流回路11に連通させるための油穴54と、絞り
10b二次側の中空部内を調整流回路12に連通
させるための油穴55とを、設けてある。また後
段側の流量調整弁5のリリーフ弁5aには、絞り
5b一次側の中空部内に余剰流回路11を連通さ
せるための油穴56及び該中空部内を余剰流回路
8に連通させるための油穴57と、絞り5b二次
側の中空部内を調整流回路6に連通させるための
油穴58とを、設けてある。
は、絞り10b一次側の中空部内に吐出回路4を
連通させるための油穴53及び該中空部内を余剰
流回路11に連通させるための油穴54と、絞り
10b二次側の中空部内を調整流回路12に連通
させるための油穴55とを、設けてある。また後
段側の流量調整弁5のリリーフ弁5aには、絞り
5b一次側の中空部内に余剰流回路11を連通さ
せるための油穴56及び該中空部内を余剰流回路
8に連通させるための油穴57と、絞り5b二次
側の中空部内を調整流回路6に連通させるための
油穴58とを、設けてある。
他部の構造
前記油圧伝導装置16は第1図に示すように、
また通例のように、エンジン15にて駆動される
可変容積形油圧ポンプ76とミツシヨンケース1
7内の走行系トランスミツシヨンへと出力する定
容積形油圧モータ77とを、閉回路を形成する1
対の油圧給排回路78,79にて接続して成る。
前記PTO系油圧機構33は第1図に示すように、
前記油圧クラツチ32用の方向切換弁80及び調
圧弁81、PTO系の被潤滑部82に導かれる潤
滑油用の二次調圧弁83等を備え、上記被潤滑部
82には油圧伝導装置16からのドレン油も回路
84により導かれることとされている。
また通例のように、エンジン15にて駆動される
可変容積形油圧ポンプ76とミツシヨンケース1
7内の走行系トランスミツシヨンへと出力する定
容積形油圧モータ77とを、閉回路を形成する1
対の油圧給排回路78,79にて接続して成る。
前記PTO系油圧機構33は第1図に示すように、
前記油圧クラツチ32用の方向切換弁80及び調
圧弁81、PTO系の被潤滑部82に導かれる潤
滑油用の二次調圧弁83等を備え、上記被潤滑部
82には油圧伝導装置16からのドレン油も回路
84により導かれることとされている。
作 用
図示の自走式作業車の後方に油圧リフト装置2
にて昇降されるロータリ耕耘機等の作業機を連結
している状態において、第1の実施例に係る油圧
供給装置は次のように作用する。
にて昇降されるロータリ耕耘機等の作業機を連結
している状態において、第1の実施例に係る油圧
供給装置は次のように作用する。
すなわち第2図において前段側の流量調整弁1
0のリリーフ弁10aは、油圧ポンプ3の回転数
が極く低く吐出回路4の油流量が少ない間(第3
図のポンプ回転数R1までの間)は図示のように
油穴54と余剰流回路11間の連通が断たれるよ
うな位置にあつて、吐出回路4から流入する油の
全量を調整流回路12に流出させ第1図のリフト
シリンダ9方向に供給する。油圧ポンプ3の回転
数が第3図の回転数R1よりも高められると上記
リリーフ弁10aは第2図上で右方向に若干変位
せしめられて、設定された一定流量の油を調整流
回路12に、そして吐出回路4から流入する油量
から上記一定流量を差引いた量の油を余剰流回路
11に、それぞれ流出させる。
0のリリーフ弁10aは、油圧ポンプ3の回転数
が極く低く吐出回路4の油流量が少ない間(第3
図のポンプ回転数R1までの間)は図示のように
油穴54と余剰流回路11間の連通が断たれるよ
うな位置にあつて、吐出回路4から流入する油の
全量を調整流回路12に流出させ第1図のリフト
シリンダ9方向に供給する。油圧ポンプ3の回転
数が第3図の回転数R1よりも高められると上記
リリーフ弁10aは第2図上で右方向に若干変位
せしめられて、設定された一定流量の油を調整流
回路12に、そして吐出回路4から流入する油量
から上記一定流量を差引いた量の油を余剰流回路
11に、それぞれ流出させる。
また第2図において後段側の流量調整弁5のリ
リーフ弁5aは、前段側の流量調整弁10の余剰
流回路11から流入して来る油量が流量調整弁5
に設定された一定流量よりも少ない間(第3図の
ポンプ回転数R1〜R2の間)は、図示のように油
穴57と余剰流回路8間の連通が断たれる位置に
あつて、前段側の流量調整弁10の余剰流回路1
1から流入する油の全量を調整流回路6に流出さ
せ第1図のパワーシリンダ7方向に供給する。油
圧ポンプ3の回転数が第3図の回転数R2よりも
高められると上記リリーフ弁5aは第2図上で右
方向に若干変位せしめられて、設定された一定流
量(第3図の流量Q2)の油を調整流回路6に、
そして前段側の流量調整弁10の余剰流回路11
から流入する油量から上記一定流量を差引いた量
の油を余剰流回路8に、それぞれ流出させる。
リーフ弁5aは、前段側の流量調整弁10の余剰
流回路11から流入して来る油量が流量調整弁5
に設定された一定流量よりも少ない間(第3図の
ポンプ回転数R1〜R2の間)は、図示のように油
穴57と余剰流回路8間の連通が断たれる位置に
あつて、前段側の流量調整弁10の余剰流回路1
1から流入する油の全量を調整流回路6に流出さ
せ第1図のパワーシリンダ7方向に供給する。油
圧ポンプ3の回転数が第3図の回転数R2よりも
高められると上記リリーフ弁5aは第2図上で右
方向に若干変位せしめられて、設定された一定流
量(第3図の流量Q2)の油を調整流回路6に、
そして前段側の流量調整弁10の余剰流回路11
から流入する油量から上記一定流量を差引いた量
の油を余剰流回路8に、それぞれ流出させる。
すなわち第3図について前述したような流量制
御が行なわれるのであり、エンジン15の回転数
が低く対応して油圧ポンプ3の回転数が第3図に
図示の回転数R1のように低いときから、前述の
ように比較的多量の油が調整流回路12へと流出
せしめられリフトシリンダ9へと供給されること
から、第1図に図示の方向切換弁44を上昇作用
位置Uへと移したとき、エンジン15の低速回転
域でも比較的迅速に、リフトシリンダ9を伸長動
作させ作業機を持上げさせることができるのであ
る。
御が行なわれるのであり、エンジン15の回転数
が低く対応して油圧ポンプ3の回転数が第3図に
図示の回転数R1のように低いときから、前述の
ように比較的多量の油が調整流回路12へと流出
せしめられリフトシリンダ9へと供給されること
から、第1図に図示の方向切換弁44を上昇作用
位置Uへと移したとき、エンジン15の低速回転
域でも比較的迅速に、リフトシリンダ9を伸長動
作させ作業機を持上げさせることができるのであ
る。
そしてエンジン15が低速回転域にあり油圧ポ
ンプ3の回転数が第3図に図示の回転数R2より
低いときは、調整流回路6を介しパワーシリンダ
7に供給される油量がそれだけ低められることと
なるが、このようなエンジン低速回転域では車両
速度が小さいことから前輪20のステアリング旋
回がゆつくりと行なわれても危険が起きず、また
エンジン15の定常回転域では従来の場合同様の
油流量Q2がパワーシリンダ7に連らなる調整流
回路6に確保されてステアリング性能が安定す
る。
ンプ3の回転数が第3図に図示の回転数R2より
低いときは、調整流回路6を介しパワーシリンダ
7に供給される油量がそれだけ低められることと
なるが、このようなエンジン低速回転域では車両
速度が小さいことから前輪20のステアリング旋
回がゆつくりと行なわれても危険が起きず、また
エンジン15の定常回転域では従来の場合同様の
油流量Q2がパワーシリンダ7に連らなる調整流
回路6に確保されてステアリング性能が安定す
る。
第3図に図示の回転数R1は前段側の流量調整
弁10の絞り10bの絞り度を変更することによ
つて変更でき、また一定流量Q2は後段側の流量
調整弁5の絞り5bの絞り度を変更することによ
つて変更できる。
弁10の絞り10bの絞り度を変更することによ
つて変更でき、また一定流量Q2は後段側の流量
調整弁5の絞り5bの絞り度を変更することによ
つて変更できる。
第2の実施例
第5図は第2の実施例に係る油圧供給装置を含
む油圧回路を、また第6図は同第2の実施例の作
用を、それぞれ示している。
む油圧回路を、また第6図は同第2の実施例の作
用を、それぞれ示している。
他の部分を第1図に図示の油圧回路の対応部分
と全く等しくする油圧回路中において第2の実施
例に係る油圧供給装置は、第5図について前述し
た通りのものとされている。第1の実施例と第2
の実施例とが異なる点は実質的に、他の流量調整
弁10が流量調整弁5の上流側に設けられている
か下流側に設けられているかの差異のみにあり、
したがつて第2の実施例の具体的なバルブ構造も
前述した第1の実施例の具体的なバルブ構造に準
じたものとできる。
と全く等しくする油圧回路中において第2の実施
例に係る油圧供給装置は、第5図について前述し
た通りのものとされている。第1の実施例と第2
の実施例とが異なる点は実質的に、他の流量調整
弁10が流量調整弁5の上流側に設けられている
か下流側に設けられているかの差異のみにあり、
したがつて第2の実施例の具体的なバルブ構造も
前述した第1の実施例の具体的なバルブ構造に準
じたものとできる。
第2の実施例の作用も第6図について前述した
通りであり、エンジン15及び油圧ポンプ3の低
回転域でも必らずかなりの流量の油がリフトシリ
ンダ9方向に供給され、またエンジン15により
油圧ポンプ3が第6図に図示の前記回転数R4よ
りも高い回転数で駆動されるような定常状態では
一定流量の油がパワーシリンダ7方向に供給され
る。
通りであり、エンジン15及び油圧ポンプ3の低
回転域でも必らずかなりの流量の油がリフトシリ
ンダ9方向に供給され、またエンジン15により
油圧ポンプ3が第6図に図示の前記回転数R4よ
りも高い回転数で駆動されるような定常状態では
一定流量の油がパワーシリンダ7方向に供給され
る。
考案の効果
前述構成の本考案は、第3図及び第6図につい
て前述した通りに作用するものとなり、単一油圧
ポンプ3によりステアリング用のパワーシリンダ
7と油圧リフト用のリフトシリンダ9とに対し油
圧を供給するのに、流量一定形流量調整弁5を用
いてパワーシリンダ7に対する供給油量を一定と
しステアリング性能を高める構造において、エン
ジンの低速回転域でリフトシリンダ9に対する供
給油量が著減しエンジン・アイドリング作業時や
緊急事態が起きたような場合にも作業機を急速に
持上げることが出来ないといつた前述不具合が、
流量一定形流量調整弁5と組合せて設けた他の流
量一定形流量調整弁10により低速回転域でもリ
フトシリンダ9に対する供給油量が確保されるこ
とによつて解消され、またエンジンの定常回転域
では従前通り、パワーシリンダ7に対する一定供
給油量によつて安定したステアリング性能を得さ
せることとする。
て前述した通りに作用するものとなり、単一油圧
ポンプ3によりステアリング用のパワーシリンダ
7と油圧リフト用のリフトシリンダ9とに対し油
圧を供給するのに、流量一定形流量調整弁5を用
いてパワーシリンダ7に対する供給油量を一定と
しステアリング性能を高める構造において、エン
ジンの低速回転域でリフトシリンダ9に対する供
給油量が著減しエンジン・アイドリング作業時や
緊急事態が起きたような場合にも作業機を急速に
持上げることが出来ないといつた前述不具合が、
流量一定形流量調整弁5と組合せて設けた他の流
量一定形流量調整弁10により低速回転域でもリ
フトシリンダ9に対する供給油量が確保されるこ
とによつて解消され、またエンジンの定常回転域
では従前通り、パワーシリンダ7に対する一定供
給油量によつて安定したステアリング性能を得さ
せることとする。
そして構造的にみれば、第7図に図示のような
装置が前述のように構造複雑なものとなるのに対
し、本案油圧供給装置は他1個の流量調整弁10
を従前の装置に附加したのみの構造のものであ
り、また勿論、操作機構は何ら要求しないから、
構造が簡単で誤作動とかコスト・アツプとかを懸
念する必要がないものとなつている。
装置が前述のように構造複雑なものとなるのに対
し、本案油圧供給装置は他1個の流量調整弁10
を従前の装置に附加したのみの構造のものであ
り、また勿論、操作機構は何ら要求しないから、
構造が簡単で誤作動とかコスト・アツプとかを懸
念する必要がないものとなつている。
第1図はこの考案の第1の実施例を装備した自
走式作業車における油圧回路を示す回路図、第2
図は同実施例要部の具体構造を示す一部展開縦断
面図、第3図は第1の実施例の作用を説明するた
めの模式的なグラフ、第4図は上記した自走式作
業車の概略側面図、第5図はこの考案の第2の実
施例を装備した自走式作業車における油圧回路を
示す回路図、第6図は第2の実施例の作用を説明
するための模式的なグラフ、第7図a,bはそれ
ぞれ、本考案が解決しようとした問題点の一つを
説明するための模式的断面図である。 1……パワーステアリング機構、2……油圧リ
フト装置、3……油圧ポンプ、4……吐出回路、
5……流量一定形流量調整弁、5a……リリーフ
弁、5b……絞り、5c……弁ばね、6……調整
流回路、7……パワーシリンダ、8……余剰流回
路、9……リフトシリンダ、10……他の流量一
定形流量調整弁、10a……リリーフ弁、10b
……絞り、10c……弁ばね、11……余剰流回
路、12……調整流回路。
走式作業車における油圧回路を示す回路図、第2
図は同実施例要部の具体構造を示す一部展開縦断
面図、第3図は第1の実施例の作用を説明するた
めの模式的なグラフ、第4図は上記した自走式作
業車の概略側面図、第5図はこの考案の第2の実
施例を装備した自走式作業車における油圧回路を
示す回路図、第6図は第2の実施例の作用を説明
するための模式的なグラフ、第7図a,bはそれ
ぞれ、本考案が解決しようとした問題点の一つを
説明するための模式的断面図である。 1……パワーステアリング機構、2……油圧リ
フト装置、3……油圧ポンプ、4……吐出回路、
5……流量一定形流量調整弁、5a……リリーフ
弁、5b……絞り、5c……弁ばね、6……調整
流回路、7……パワーシリンダ、8……余剰流回
路、9……リフトシリンダ、10……他の流量一
定形流量調整弁、10a……リリーフ弁、10b
……絞り、10c……弁ばね、11……余剰流回
路、12……調整流回路。
Claims (1)
- パワーステアリング機構1と油圧リフト装置2
とを備えた自走式作業車において、単一の油圧ポ
ンプ3の吐出回路4に接続して流量一定形流量調
整弁5を設け、この流量調整弁5の調整流回路6
をパワーステアリング機構1のパワーシリンダ7
に対する油圧供給回路に、また該流量調整弁5の
余剰流回路8を油圧リフト装置2のリフトシリン
ダ9に対する油圧供給回路に、それぞれ構成して
ある油圧供給装置であつて、前記吐出回路4また
は前記調整流回路6に他の流量一定形流量調整弁
10を挿入設備して、この他の流量一定形流量調
整弁10の余剰流回路11を介し前記した流量調
整弁5または前記パワーシリンダ7に対する油の
供給を行なうように構成すると共に、該他の流量
一定形流量調整弁10の調整流回路12を前記し
た流量調整弁5の余剰流回路8と共に前記リフト
シリンダ9に対し接続したことを特徴とする油圧
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128286U JPH0426724Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1986-01-29 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4648785 | 1985-03-29 | ||
| JP1128286U JPH0426724Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1986-01-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6212002U JPS6212002U (ja) | 1987-01-24 |
| JPH0426724Y2 true JPH0426724Y2 (ja) | 1992-06-26 |
Family
ID=31497331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1128286U Expired JPH0426724Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1986-01-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0426724Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-29 JP JP1128286U patent/JPH0426724Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6212002U (ja) | 1987-01-24 |
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