JPH0818926B2 - 農薬マイクロカプセルの製造法 - Google Patents
農薬マイクロカプセルの製造法Info
- Publication number
- JPH0818926B2 JPH0818926B2 JP62179031A JP17903187A JPH0818926B2 JP H0818926 B2 JPH0818926 B2 JP H0818926B2 JP 62179031 A JP62179031 A JP 62179031A JP 17903187 A JP17903187 A JP 17903187A JP H0818926 B2 JPH0818926 B2 JP H0818926B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pesticide
- water
- microcapsules
- dispersion
- liquid
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/02—Making microcapsules or microballoons
- B01J13/06—Making microcapsules or microballoons by phase separation
- B01J13/14—Polymerisation; cross-linking
- B01J13/18—In situ polymerisation with all reactants being present in the same phase
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 農薬使用時の安全性の向上や、効果の持続性を計るた
め、マイクロカプセル化が行われている。
め、マイクロカプセル化が行われている。
<従来の技術> 農薬マイクロカプセルの製造法に関しては、種種の方
法が検討されているが、農薬の多くのものは、比重1.0
(20℃)以上であり、それをマイクロカプセル化するこ
とにより更に高比重となる。高比重の農薬マイクロカプ
セルは、保存状態で層分離し易い。また、使用散布濃度
に水稀釈すると、沈降が早く、分散安定性(均一性)が
悪い。
法が検討されているが、農薬の多くのものは、比重1.0
(20℃)以上であり、それをマイクロカプセル化するこ
とにより更に高比重となる。高比重の農薬マイクロカプ
セルは、保存状態で層分離し易い。また、使用散布濃度
に水稀釈すると、沈降が早く、分散安定性(均一性)が
悪い。
特開昭61−22001号公報では、水性媒体中に水溶性増
粘剤の添加等により、水稀釈時の分散安定性を計ってい
る。
粘剤の添加等により、水稀釈時の分散安定性を計ってい
る。
<発明が解決しようとする問題点> 高比重の農薬マイクロカプセルは、沈降し易く、使用
散布濃度に水稀釈すると、たえず撹拌等の分散方法によ
り農薬マイクロカプセルを均一な分散状態にしておかな
ければ、散布面に対して、不均一な薬剤濃度となり、効
力においてバラツキが生じる。この問題点は、水溶性増
粘剤の添加等により沈降を防止できる場合も有るが、腐
敗の原因になったり、また、水稀釈時の分散安定性を保
つには高粘性が必要となり、取扱い及びコストの面で問
題がある。
散布濃度に水稀釈すると、たえず撹拌等の分散方法によ
り農薬マイクロカプセルを均一な分散状態にしておかな
ければ、散布面に対して、不均一な薬剤濃度となり、効
力においてバラツキが生じる。この問題点は、水溶性増
粘剤の添加等により沈降を防止できる場合も有るが、腐
敗の原因になったり、また、水稀釈時の分散安定性を保
つには高粘性が必要となり、取扱い及びコストの面で問
題がある。
<問題点を解決するための手段> 上記の問題を解決するため本発明者らは鋭意検討の結
果、農薬をマイクロカプセル化するに当り、比重が20℃
において1.0以下で沸点60℃(760mmHg)以上の液状また
は流動パラフィンをその農薬と混合し、界面重合法又は
In−situ重合法によりマイクロカプセル化することを特
徴とする農薬マイクロカプセルの製造法を見い出した。
前述の問題点は、マイクロカプセル化方法が界面重合法
又はIn−situ重合法であり、農薬に混合する軽比重油剤
が、比重が20℃において1.0以下で沸点60℃(760mmHg)
以上の液状または流動パラフィンを用いることによって
解決された。
果、農薬をマイクロカプセル化するに当り、比重が20℃
において1.0以下で沸点60℃(760mmHg)以上の液状また
は流動パラフィンをその農薬と混合し、界面重合法又は
In−situ重合法によりマイクロカプセル化することを特
徴とする農薬マイクロカプセルの製造法を見い出した。
前述の問題点は、マイクロカプセル化方法が界面重合法
又はIn−situ重合法であり、農薬に混合する軽比重油剤
が、比重が20℃において1.0以下で沸点60℃(760mmHg)
以上の液状または流動パラフィンを用いることによって
解決された。
本発明の農薬との混合に用いられる液状または流動パ
ラフィン(以下パラフィン類と称する)としては、農薬
及びカプセル壁膜形成物質と反応せず、従来のマイクロ
カプセルの持つ利点を損わない疎水性の比重が20℃にお
いて1.0以下で沸点60℃(760mmHg)以上のパラフィン
類、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、
デカン、ドデカン、エイコサン、トリアコンタン、ヘプ
タコンタ等あるいはこれらの混合物が挙げられる。これ
らのうち比重が20℃において、0.9以下で沸点100℃(76
0mmHg)以上で炭素数8以上のパラフィン類が好まし
い。パラフィン類の混合割合は、農薬に対して好ましく
は80%(重量)以下特に好ましくは5〜50%(重量)で
あり、これにより、非常に実用的なマイクロカプセルが
得られる。
ラフィン(以下パラフィン類と称する)としては、農薬
及びカプセル壁膜形成物質と反応せず、従来のマイクロ
カプセルの持つ利点を損わない疎水性の比重が20℃にお
いて1.0以下で沸点60℃(760mmHg)以上のパラフィン
類、例えば、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、
デカン、ドデカン、エイコサン、トリアコンタン、ヘプ
タコンタ等あるいはこれらの混合物が挙げられる。これ
らのうち比重が20℃において、0.9以下で沸点100℃(76
0mmHg)以上で炭素数8以上のパラフィン類が好まし
い。パラフィン類の混合割合は、農薬に対して好ましく
は80%(重量)以下特に好ましくは5〜50%(重量)で
あり、これにより、非常に実用的なマイクロカプセルが
得られる。
なお、マイクロカプセル化方法としては、コアセルベ
ーション法もあるが、コアセルベーション法は、カプセ
ル壁膜形成物質として、天然高分子(例えば、ゼラチン
/アラビアゴム等)が最も一般的であり、この方法によ
って得られるマイクロカプセルは、耐水性が悪く、高濃
度のカプセルが得にくく、コストが高く、また、カプセ
ル化の工程が複雑である等の欠点を有している。これに
対し、本発明では、界面重合法、In−situ重合法による
合成高分子膜でカプセル化を行う方法であり、得られる
マイクロカプセルのカプセル壁膜は、温度、湿度及び溶
剤に対して耐性があり、貯蔵中に劣化し難い。また、界
面重合法またはin−situ重合法によるマイクロカプセル
化法は高濃度で高収率なカプセル化が可能であり、製造
コストが低くカプセル化工程のコントロールが容易であ
ることなどの利点を有している。
ーション法もあるが、コアセルベーション法は、カプセ
ル壁膜形成物質として、天然高分子(例えば、ゼラチン
/アラビアゴム等)が最も一般的であり、この方法によ
って得られるマイクロカプセルは、耐水性が悪く、高濃
度のカプセルが得にくく、コストが高く、また、カプセ
ル化の工程が複雑である等の欠点を有している。これに
対し、本発明では、界面重合法、In−situ重合法による
合成高分子膜でカプセル化を行う方法であり、得られる
マイクロカプセルのカプセル壁膜は、温度、湿度及び溶
剤に対して耐性があり、貯蔵中に劣化し難い。また、界
面重合法またはin−situ重合法によるマイクロカプセル
化法は高濃度で高収率なカプセル化が可能であり、製造
コストが低くカプセル化工程のコントロールが容易であ
ることなどの利点を有している。
本発明の界面重合法によるマイクロカプセル化方法
は、例えば、次のようにして行なう。即ち、疎水性芯物
質(農薬/パラフィン類)と油溶性膜形成物質との混合
物を所定の撹拌条件で、水溶性分散剤及び/又は乳化剤
(目的とするカプセル粒子の平均粒径及び粒径分布によ
って選択する。)を溶解した水溶液中に分散させ所望す
る粒径の分散体を得る。この系に水溶性膜形成物質の水
溶液を撹拌しつつ滴下し、液滴界面で油溶性膜形成物質
と水溶性膜形成物質を反応させ、両液体に不溶性の高分
子膜を形成せしめて、疎水性芯物質を内包する。この時
の反応温度は膜形成物質また、疎水性芯物質の農薬及び
パラフィン類の種類、組合せによって設定されるが30〜
80℃の間で行われるのが好ましい。
は、例えば、次のようにして行なう。即ち、疎水性芯物
質(農薬/パラフィン類)と油溶性膜形成物質との混合
物を所定の撹拌条件で、水溶性分散剤及び/又は乳化剤
(目的とするカプセル粒子の平均粒径及び粒径分布によ
って選択する。)を溶解した水溶液中に分散させ所望す
る粒径の分散体を得る。この系に水溶性膜形成物質の水
溶液を撹拌しつつ滴下し、液滴界面で油溶性膜形成物質
と水溶性膜形成物質を反応させ、両液体に不溶性の高分
子膜を形成せしめて、疎水性芯物質を内包する。この時
の反応温度は膜形成物質また、疎水性芯物質の農薬及び
パラフィン類の種類、組合せによって設定されるが30〜
80℃の間で行われるのが好ましい。
この方法に用いられる膜形成物質として、油溶性膜形
成物質は、多価イソシアネート、多価カルボン酸クロラ
イド、多価スルホン酸クロライド等例えば、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、フエニレ
ンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフエニルイソシアネート、セバシ
ン酸ジクロライド、アジピン酸ジクロライド、アゼライ
ン酸ジクロライド、テレフタル酸ジクロライド、トリメ
シン酸ジクロライド、ベンゼンスルホニルジクロライド
等、一方、水溶性膜形成物質としては、多価アミン、多
価ヒドロキシ化合物等、例えば、エチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、フエニレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミン、ピペラジン、
エチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等がある。
成物質は、多価イソシアネート、多価カルボン酸クロラ
イド、多価スルホン酸クロライド等例えば、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、フエニレ
ンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフエニルイソシアネート、セバシ
ン酸ジクロライド、アジピン酸ジクロライド、アゼライ
ン酸ジクロライド、テレフタル酸ジクロライド、トリメ
シン酸ジクロライド、ベンゼンスルホニルジクロライド
等、一方、水溶性膜形成物質としては、多価アミン、多
価ヒドロキシ化合物等、例えば、エチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、フエニレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミン、ピペラジン、
エチレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等がある。
また、In−situ重合法によるマイクロカプセル化方法
は、疎水性物質を水媒体中に分散させた状態で、液滴界
面で両液体に不溶性の高分子膜を形成させる点では界面
重合法と似ているが、膜形成物質を芯物質の内側からあ
るいは外側からのいずれか一方だけから供給する点で異
なっている。この方法の分散及び反応の工程は、界面重
合法と同一条件が適用されうるが、膜形成物質として
は、芯物質内部からの形成では、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、スチレン、ジビニ
ルベンゼン、エチレンジメタクリレート等のラジカル重
合によるものを用いるのが好ましい。また、芯物質外部
からの形成では、尿素/ホルマリン、メラミン/ホルマ
リン、フエノール/ホルマリン等の重付加反応によるも
のを用いるのが好ましい。
は、疎水性物質を水媒体中に分散させた状態で、液滴界
面で両液体に不溶性の高分子膜を形成させる点では界面
重合法と似ているが、膜形成物質を芯物質の内側からあ
るいは外側からのいずれか一方だけから供給する点で異
なっている。この方法の分散及び反応の工程は、界面重
合法と同一条件が適用されうるが、膜形成物質として
は、芯物質内部からの形成では、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、酢酸ビニル、スチレン、ジビニ
ルベンゼン、エチレンジメタクリレート等のラジカル重
合によるものを用いるのが好ましい。また、芯物質外部
からの形成では、尿素/ホルマリン、メラミン/ホルマ
リン、フエノール/ホルマリン等の重付加反応によるも
のを用いるのが好ましい。
これらの方法の膜形成物質の種類(単独または組合せ
の混合物)及び使用量は、農薬及び軽比重油剤の種類、
また、マイクロカプセルの使用目的によって異なり、効
果が発揮される範囲で選択される。
の混合物)及び使用量は、農薬及び軽比重油剤の種類、
また、マイクロカプセルの使用目的によって異なり、効
果が発揮される範囲で選択される。
本発明は、マイクロカプセル化農薬に関するもので、
殺虫剤、除草剤、殺菌剤等に有効である。例えば、殺虫
剤としては、ダイアジノン、クロルピリホス、カヤホ
ス、ダイシストン、DDVP、マラソン、ガードサイド、ビ
ニフエート、バイジツト、カルホス、オルトラン、スミ
チオン、バツサ、シクロサール等、除草剤としては、MC
PB、ペンタゾン、ブタミホス、ブタクロール、オキサジ
アゾン、プロメトリン、プロパジン、シメトリン、ジメ
タトリン、アメトリン等、殺菌剤としては、EDDP、IB
P、プロロベナゾール、イソプロチオラン、トリシクラ
ゾール、ダゾメツト、エクロメゾール、クロルピクリ
ン、チウラン、ホスダイフエン等であるが、かならずし
もこれらの農薬に限られるものではない。これら農薬の
一種単独、または、農薬同志が反応等しなければ二種以
上の混合物としてカプセル化することができる。また、
固体もしくは高濃度の農薬をカプセル化する場合におい
ても、パラフィン類を混合することによりマイクロカプ
セル化が可能である。
殺虫剤、除草剤、殺菌剤等に有効である。例えば、殺虫
剤としては、ダイアジノン、クロルピリホス、カヤホ
ス、ダイシストン、DDVP、マラソン、ガードサイド、ビ
ニフエート、バイジツト、カルホス、オルトラン、スミ
チオン、バツサ、シクロサール等、除草剤としては、MC
PB、ペンタゾン、ブタミホス、ブタクロール、オキサジ
アゾン、プロメトリン、プロパジン、シメトリン、ジメ
タトリン、アメトリン等、殺菌剤としては、EDDP、IB
P、プロロベナゾール、イソプロチオラン、トリシクラ
ゾール、ダゾメツト、エクロメゾール、クロルピクリ
ン、チウラン、ホスダイフエン等であるが、かならずし
もこれらの農薬に限られるものではない。これら農薬の
一種単独、または、農薬同志が反応等しなければ二種以
上の混合物としてカプセル化することができる。また、
固体もしくは高濃度の農薬をカプセル化する場合におい
ても、パラフィン類を混合することによりマイクロカプ
セル化が可能である。
本発明によって得られる農薬マイクロカプセルは、水
中分散体として得られ、意図する目的に応じて、この形
態で使用することができ、従来のマイクロカプセルの持
つ利点を損わず、前述の問題点の解決につながる。すな
わち本発明の方法で得られたマイクロカプセルは、水性
媒体中での分散性が良好であり、沈降速度が遅いという
特徴をもつ。すなわち、本発明は高比重物質のマイクロ
カプセル化に於けるカプセル自体の軽比重化に効果的に
適用出来る。
中分散体として得られ、意図する目的に応じて、この形
態で使用することができ、従来のマイクロカプセルの持
つ利点を損わず、前述の問題点の解決につながる。すな
わち本発明の方法で得られたマイクロカプセルは、水性
媒体中での分散性が良好であり、沈降速度が遅いという
特徴をもつ。すなわち、本発明は高比重物質のマイクロ
カプセル化に於けるカプセル自体の軽比重化に効果的に
適用出来る。
以下実施例をもって、本発明をさらに詳しく説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
<実施例> 実施例1 撹拌装置をそなえた1の邪魔板付ガラス反応釜に3.
3gの分散剤NIKKOL−TAMDO−10(日光ケミカルズ社製)
をとり450gの水に溶解する。これにセバシン酸ジクロラ
イド15g、コロネート3053(日本ポリウレタン工業社
製)15g、ダイアジノン240g、さらに比重0.75(20℃)
に調製した沸点60℃以上(760mmHg)C8以上の炭化水素
類からなる液状パラフイン(以下液状パラフインと称
す)60gを加えて、回転数650rpmで6分間撹拌、均一な
分散体を作る。
3gの分散剤NIKKOL−TAMDO−10(日光ケミカルズ社製)
をとり450gの水に溶解する。これにセバシン酸ジクロラ
イド15g、コロネート3053(日本ポリウレタン工業社
製)15g、ダイアジノン240g、さらに比重0.75(20℃)
に調製した沸点60℃以上(760mmHg)C8以上の炭化水素
類からなる液状パラフイン(以下液状パラフインと称
す)60gを加えて、回転数650rpmで6分間撹拌、均一な
分散体を作る。
次に撹拌を250rpmに下げてエチレンジアミン5.8g、DE
TA4.6gおよびカ性ソーダ5.8gに水を加えて50gにした溶
液を、室温で徐々に滴下する。滴下後液温を60℃に上げ
て反応を完結させる。反応終了後30℃以下に液温を下
げ、18%塩酸で中和し、マイクロカプセル分散体を得
る。得られた分散体の物理的な性質は表1に示す。
TA4.6gおよびカ性ソーダ5.8gに水を加えて50gにした溶
液を、室温で徐々に滴下する。滴下後液温を60℃に上げ
て反応を完結させる。反応終了後30℃以下に液温を下
げ、18%塩酸で中和し、マイクロカプセル分散体を得
る。得られた分散体の物理的な性質は表1に示す。
実施例2〜5 実施例1に於いて、油溶性膜形成物質、水溶性膜形成
物質および芯物質である農薬、パラフィン類を表1で示
した物質に変えた他は実施例1と同様に操作して、それ
ぞれのマイクロカプセル分散体を得た。マイクロカプセ
ルの種類および物理的性質は表1に示す。
物質および芯物質である農薬、パラフィン類を表1で示
した物質に変えた他は実施例1と同様に操作して、それ
ぞれのマイクロカプセル分散体を得た。マイクロカプセ
ルの種類および物理的性質は表1に示す。
比較例1〜3 実施例2,4,5に於て、パラフィン類を使わないで、そ
の全てを薬剤に置きかえた以外は、実施例2,4,5と同様
に操作し、それぞれマイクロカプセル分散体を得た。マ
イクロカプセルの種類および物理的性質は表1に示す。
の全てを薬剤に置きかえた以外は、実施例2,4,5と同様
に操作し、それぞれマイクロカプセル分散体を得た。マ
イクロカプセルの種類および物理的性質は表1に示す。
実施例6 撹拌装置をそなえた1の邪魔板付ガラス反応釜に、
分散剤としてエマルゲン913(花王アトラス社製)を12g
取り、水450gに溶解する。これにクロルピリホス210g、
液状パラフイン90g、メチルメタクリレート90g、エチレ
ンジメタクリレート10g、アゾビスイソブチロニトリル
0.3gの混合物を室温で加え回転数400rpmで撹拌して、油
滴を水中に分散させる。その後液温を60℃に上げて、3
時間保ち、重合反応を終了させる。得られた分散体の物
理的性質は表2に示す。
分散剤としてエマルゲン913(花王アトラス社製)を12g
取り、水450gに溶解する。これにクロルピリホス210g、
液状パラフイン90g、メチルメタクリレート90g、エチレ
ンジメタクリレート10g、アゾビスイソブチロニトリル
0.3gの混合物を室温で加え回転数400rpmで撹拌して、油
滴を水中に分散させる。その後液温を60℃に上げて、3
時間保ち、重合反応を終了させる。得られた分散体の物
理的性質は表2に示す。
比較例4 実施例6に於て、液状−パラフインを除きクロルピリ
ホスを300gとする以外は実施例6の場合と同様に操作し
てマイクロカプセル分散体を得た。得られた分散体の物
理的性質を表2に示す。
ホスを300gとする以外は実施例6の場合と同様に操作し
てマイクロカプセル分散体を得た。得られた分散体の物
理的性質を表2に示す。
試験例1 分散安定性(均一性)の試験は以下に示す懸垂性測定
法で行なった。
法で行なった。
<懸垂性測定法> 農薬マイクロカプセル分散体5g(農薬含有量Ag)をビ
ーカーに計り取り、25℃の蒸留水50mlを加えよくねりま
ぜて十分分散させ、250mlの有栓メスシリンダーに移
し、25℃の蒸留水を加えて250mlとし、15分間静置した
のち1分間に30回はげしく倒立して振りまぜ15分間静置
する。次に25mlのホールピペットを静かに液中に入れ、
その先端を液の中央に保ち、検液25mlを静かに吸い取り
農薬含有量(Bg)を測定し、次の式により懸垂率を算出
する。
ーカーに計り取り、25℃の蒸留水50mlを加えよくねりま
ぜて十分分散させ、250mlの有栓メスシリンダーに移
し、25℃の蒸留水を加えて250mlとし、15分間静置した
のち1分間に30回はげしく倒立して振りまぜ15分間静置
する。次に25mlのホールピペットを静かに液中に入れ、
その先端を液の中央に保ち、検液25mlを静かに吸い取り
農薬含有量(Bg)を測定し、次の式により懸垂率を算出
する。
注 実施例と比較例の平均粒径及び粒径分布(対数標準偏
差値)をコールターカウンターTA−IIで測定した結果、
ほぼ同等なものであり形態的因子は、この試験では除く
ものである。
差値)をコールターカウンターTA−IIで測定した結果、
ほぼ同等なものであり形態的因子は、この試験では除く
ものである。
以上のように、実施例1〜6ではいずれも、懸垂率が
80%以上で分散安定性(均一性)が良好である。一方比
較例1〜4においては、懸垂率80%以下であり、分散安
定性が悪い。
80%以上で分散安定性(均一性)が良好である。一方比
較例1〜4においては、懸垂率80%以下であり、分散安
定性が悪い。
試験例2 比較例1のカプセル分散体に対し、キサンタンガム
(ローヌ・プーラン社製の水溶性増粘剤)0.25%(重
量)を添加したものと、実施例1に蒸留水を加え該比較
例と同じカプセル濃度にしたものの、粘度及び懸垂率の
測定を行なった。
(ローヌ・プーラン社製の水溶性増粘剤)0.25%(重
量)を添加したものと、実施例1に蒸留水を加え該比較
例と同じカプセル濃度にしたものの、粘度及び懸垂率の
測定を行なった。
試験例2の粘度及び懸垂率を表3に示す。
試験例2においても高粘性を持たせた比較例1より実
施例1の方が分散安定性(均一性)が良好である。
施例1の方が分散安定性(均一性)が良好である。
<発明の効果> 本発明によって得られる農薬マイクロカプセルは、従
来のマイクロカプセルの持つ利点を損わず、かつ、保存
時及び使用時の分散安定性(均一性)が良好で、使用上
に際して扱い易く、また、均一な作用効果が得られるこ
となどの利点を有する。
来のマイクロカプセルの持つ利点を損わず、かつ、保存
時及び使用時の分散安定性(均一性)が良好で、使用上
に際して扱い易く、また、均一な作用効果が得られるこ
となどの利点を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 13/16
Claims (1)
- 【請求項1】農薬をマイクロカプセル化するに当り、比
重が20℃において1.0以下で沸点60℃(760mmHg)以上の
液状または流動パラフィンをその農薬と混合し、界面重
合法又はIn−situ重合法によりマイクロカプセル化する
ことを特徴とする農薬マイクロカプセルの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62179031A JPH0818926B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 農薬マイクロカプセルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62179031A JPH0818926B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 農薬マイクロカプセルの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6422806A JPS6422806A (en) | 1989-01-25 |
| JPH0818926B2 true JPH0818926B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=16058900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62179031A Expired - Lifetime JPH0818926B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 農薬マイクロカプセルの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818926B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4514077B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2010-07-28 | 日本エンバイロケミカルズ株式会社 | 微生物増殖抑制剤含有マイクロカプセルおよび微生物増殖抑制剤含有マイクロカプセルの製造方法 |
| WO2002089578A1 (en) * | 2001-05-09 | 2002-11-14 | Toppan Forms Co., Ltd. | Microencapsulated antibacterial |
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Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1987
- 1987-07-20 JP JP62179031A patent/JPH0818926B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6422806A (en) | 1989-01-25 |
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