JPH0818936B2 - 森林害虫防除用有機燐系殺虫組成物 - Google Patents

森林害虫防除用有機燐系殺虫組成物

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JPH0818936B2
JPH0818936B2 JP16954487A JP16954487A JPH0818936B2 JP H0818936 B2 JPH0818936 B2 JP H0818936B2 JP 16954487 A JP16954487 A JP 16954487A JP 16954487 A JP16954487 A JP 16954487A JP H0818936 B2 JPH0818936 B2 JP H0818936B2
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正三 酒井
紀美 笠松
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孝三 辻
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住友化学工業株式会社
ヤシマ産業株式会社
サンケイ化学株式会社
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤
を、平均粒径が80μm以下であり、膜厚が0.2μm以上
であって、なおかつ(平均粒径/膜厚)が200以下であ
る高分子被膜中に内包している森林害虫防除用マイクロ
カプセル化殺虫組成物に関する。
<従来の技術> 森林は、紙、パルプ等の工業資源として、また住宅用
の建築材として非常に重要な自然資源である。それと同
時に森林は地球上の重要な酸素供給源としての機能をも
ち、かつ、他の多くの環境生物の生息場所として自然の
中で重要な役割を担っている。
ところが、このように重要な森林資源は、自然界にお
いて、各種の要因によって破壊されることがあり、例え
ば、山火事、台風、山崩れ等の天災的要因の他に、害虫
による森林の破壊がある。
近年、森林資源の確保の為、人工的植林が積極的に行
われており、これにより単一木種によって構成された森
林は、一旦害虫の発生に見舞われると決定的な被害を被
ることがまゝある。
これらの害虫駆除には、一般に殺虫剤を乳剤、油剤、
水和剤、フロアブル剤等の剤型に製剤し、主として航空
機を用いて空中散布されている。
ところが、すでに日本林学会誌62(7)249(198
0)、同62(9)350(1980)等で報告されているよう
に、ヒノキの個体によっては、ジメチル(チオ)燐酸型
の有機燐系殺虫剤により、異常な落葉現象を示すものが
あることが観察されている。しかしながら、このような
落葉現象を生じないジメチル(チオ)燐酸型の有機燐系
殺虫剤に関する報告はない。
<発明が解決しようとする問題点> 森林害虫防除においては、一般の農業用害虫防除と異
なり、植物層が単一ではなく、時に目的とする木以外に
混植された別の木がまじっていることがあり、また、空
中散布法では、対象とする森林にのみ薬剤を施用するこ
とは困難であり、ドリフト等の影響により、対象外の森
林や、森林の周辺にまで薬剤が達することがまゝある。
例えば、日本の松林の場合、ヒノキとの混植林が存在し
たり、松林の周辺にヒノキが植えられていることが応々
にしてある。上記したごとく、ジメチル(チオ)燐酸型
の有機燐系殺虫剤によって、ある種のヒノキに異常な落
葉現象が生じることが観察されている。しかしながら、
その報告によれば、落葉現象の出現する個体の存在頻度
は、極めてわずかであると考えられているようである
が、外見上正常なヒノキと感受性のヒノキとでは全く差
が無いことから、予めこの種の薬害を予知することは不
可能である。それ故、ジメチル(チオ)燐酸型の有機燐
系殺虫剤をこの分野に適用する際、ヒノキ林はもちろん
のこと、上記のような松・ヒノキの混植林や、ヒノキと
接した松林では実用上制限があった。
他方、一般に殺虫剤をマイクロカプセル化すれば、活
性成分がマイクロカプセルの芯物質として内包され、膜
外より隔離されるために作物等への薬害を防止し得るこ
とは知られているが、単にマイクロカプセル化すること
によってすべての場合の薬害を防止し得ることはなく、
その効果は必ずしも満足すべきものとは言い難い。
<問題点を解決するための手段> 本発明者らは、このような状況に鑑み、種々検討した
結果、マイクロカプセル剤を構成する諸要因、特に粒径
および膜厚がヒノキに対するこの種の薬害に重要な関係
があることを見い出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、平均粒径が80μm以下、膜厚が
0.2μm以上であって、なおかつ(平均粒径/膜厚)が2
00以下である高分子被膜中にジメチル(チオ)燐酸型有
機燐系殺虫剤を内包することを特徴とする森林害虫防除
用マイクロカプセル化殺虫組成物(以下、本発明組成物
と記す。)を提供する。
本発明組成物が適用できる森林害虫としては、例え
ば、日本では松に寄生して松を枯死させるマツノザイセ
ンチュウを媒介するマツノマダラカミキリの他、スギカ
ミキリ、ハラアカコブカミキリ、キクイムシ等の成虫、
シンクイムシ、ハバチ、マツカレハ、マイマイガ、ドク
ガ、エダシャクトリムシ、ハマキガ等の幼虫等があげら
れ、海外では、モミノキの新生葉を食害するスプルース
バツド ワーム(Spruce bud worm)の幼虫の他、ヘ
ムロック ルーパー(Hemlock looper)の幼虫等があげ
られる。
ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤としては、水
に難溶性のものが適しており、例えば、O、O−ジメチ
ル O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロ
チオエート〔フェニトロチオン(fenitrothion)〕、S
−〔1,2−ビス(エトキシカルボニル)エチル〕O,O−ジ
メチル ホスホロジチオエート〔マラチオン(malathio
n)〕、O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−メチル
チオフェニル)ホスホロチオエート〔フェンチオン(fe
nthion)〕、O−(1,2−ジブロモ−2,2−ジクロロエチ
ル)O,O−ジメチル ホスフェート〔ナレド(naled)、
S−(α−エトキシカルボニルベンジル)O,O−ジメチ
ル ホスホロジチオエート〔フェントエート(phenthoa
te)〕、O−(4−シアノフェニル)O,O−ジメチル
ホスホロチオエート〔シアノホス(cyanophos)〕、S
−〔2−(エチルチオ)エチル〕O,O−ジメチル ホス
ホロジチオエート〔チオメトン(thiometon)〕、S−
(2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−
チアジアゾール−3−イル)メチル O,O−ジメチル
ホスホロジチオエート〔メチダチオン(methidathio
n)〕、O,O−ジメチルO−(4−ニトロフェニル)ホス
ホロチオエート〔パラチオンメチル(parathionmetny
l)〕、O−(2−ジエチルアミノ−6−メチル−4−
ピリミジニル)O,O−ジメチル ホスホロチオエート
〔ピリミホスメチル(pirimiphosmethyl)〕、等があげ
られる。
次に、マイクロカプセル化の方法について詳しく説明
する。
ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤を含む油相
に、油溶性のリアクターAを添加し、それを水相に液滴
として分散した後、リアクタントAと反応してポリマー
を形成するアクタントBを水相に添加し、油相と水相の
界面で膜形成を生じさせる界面重合法を用いるのが簡便
でよい。また、ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤
を含む油相に、該リアクタントAを添加し、それを、リ
アクタントBをあらかじめ添加した水相中に液滴として
分散させた後、油相と水相の界面で膜形成を生じさせる
界面重合法を用いても良い。
リアクタントAとジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺
虫剤とが溶解し合う場合は、直接これら二者の混合物を
油相として用いることができるが、相互に溶解性が無い
場合、水に混和しにくい有機溶媒の中でリアクタントA
とジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤とを溶解させ
得るものを選んで三者〔リアクタントA、ジメチル(チ
オ)燐酸型有機燐系殺虫剤、溶剤〕の均一混合物を用い
ることが望ましい。
この目的として用いる有機溶媒としては、たとえば一
般的な有機溶媒ではキシレン、トルエン、アルキルベン
ゼン、フェニルキシリルエタン、ヘキサン、ヘプタン等
の炭化水素類、クロロホルム等の塩素化炭化水素類、メ
チルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、フ
タル酸ジエチル、酢酸n−ブチル等のエステル類等から
選択することができる。
以下界面重合法による合成高分子皮膜の製造法を述べ
る。
1. ポリウレタン系皮膜にジメチル(チオ)燐酸型有機
燐系殺虫剤を内包する場合: 分散剤および2個以上の水酸基を有する多価アルコ
ールを含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型有機燐
系殺虫剤1種以上と2個以上のイソシアネート基を有す
る多官能性イソシアネート化合物とを含む溶液を分散さ
せた後、界面重合反応を行なわせる。
分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型
有機燐系殺虫剤の1種以上と2個以上のイソシアネート
基を有する多官能性イソシアネート化合物とを含む溶液
を分散させた後、該分散液中に、2個以上の水酸基を有
する多価アルコールを添加し、界面重合反応を行なわせ
る。
2. ポリウレア系皮膜にジメチル(チオ)燐酸型有機燐
系殺虫剤を内包する場合: 分散剤または加うるに2個以上のアミノ基を有する
多官能性アミンを含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐
酸型有機燐系殺虫剤の1種以上と2個以上のイソシアネ
ート基を有する多官能性イソシアネート化合物とを含む
溶液とを分散させた後、界面重合反応を行なわせる。
分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型
有機燐系殺虫剤の1種以上と2個以上のイソシアネート
基を有する多官能性イソシアネート化合物とを含む溶液
を分散させた後、そのままあるいは該分散液中に、2個
以上のアミノ基を有する多官能性アミンを添加し、界面
重合反応を行なわせる。
3. ポリアミド系皮膜にジメチル(チオ)燐酸型有機燐
系殺虫剤を内包する場合: 分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型有
機燐系殺虫剤の1種以上と、二個以上のCOCl基を有する
多価酸クロライドとを混合したものを懸濁させた後、二
個以上のアミノ基を有する多官能性アミンを加え、重合
反応を起こさせる。
4. ポリアミド−ポリ尿素系皮膜にジメチル(チオ)燐
酸型有機燐系殺虫剤を内包する場合: 分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型有
機燐系殺虫剤の1種以上と、二個以上のCOCl基を有する
多価酸クロライドとを混合し、さらに二個以上のNCO基
を有する多価イソシアネートを混合したものを懸濁させ
た後、二個以上のアミノ基を有する多官能性アミンを加
え、重合反応を起こさせる。
5. ポリエステル系皮膜にジメチル(チオ)燐酸型有機
燐系殺虫剤を内包する場合: 分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型有
機燐系殺虫剤の1種以上と、二個以上のCOCl基を有する
多価酸クロライドを混合したものを懸濁させた後、二個
以上の水酸基を有する多価アルコールを加え、重合を起
こさせる。
6. ポリカーボネート系皮膜にジメチル(チオ)燐酸型
有機燐系殺虫剤を内包する場合: 分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型有
機燐系殺虫剤の1種以上と、ホスゲンとを混合したもの
を懸濁させた後、二個以上の水酸基を有する多価アルコ
ールを加え、重合反応を起こさせる。
7. ポリスルホネート系皮膜にジメチル(チオ)燐酸型
有機燐系殺虫剤を内包する場合: 分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型有
機燐系殺虫剤の1種以上と、二個以上のSO2Cl基をもつ
多価スルホニルクロライドを混合したものを懸濁させた
後、二個以上の水酸基を有する多価アルコールを加え、
重合反応を起こさせる。
8. ポリスルホンアミド系皮膜にジメチル(チオ)燐酸
型有機燐系殺虫剤を内包する場合: 分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型有
機燐系殺虫剤の1種以上と二個以上のSO2Cl基をもつ多
価スルホニルクロライドとを混合したものを懸濁させた
後、二個以上のアミノ基を有する多官能性アミンを加
え、重合反応を起こさせる。
9.エポキシ樹脂系皮膜にジメチル(チオ)燐酸型有機燐
系殺虫剤を内包する場合: 分散剤を含む水溶液中に、ジメチル(チオ)燐酸型有
機燐系殺虫剤の1種以上と、二個以上のエポキシ環を有
する多価エポキシ化合物とを混合したものを懸濁させた
後、二個以上のアミノ基を有する多官能性アミンを加
え、重合反応を起こさせる。
カプセル化反応後、得られたマイクロカプセルの分散
液をそのまま実用に供してもよいし、所定の濃度になる
ように水で希釈して用いてもよい。実用上好ましくは、
分散液または分散液の希釈液に分散安定剤を添加して安
定なスラリー型製剤として用いる。また、重合に際し過
剰のアミンを使用した場合は、反応後、例えば、塩酸等
で中和してもよい。
反応時間は、反応温度にもよるが、通常は1時間以上
が好ましい。
上記のジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤1種以
上等を含む溶液(以下、油相と称する。)を、分散剤等
を含む水溶液(以下、水相と称する。)に分散する際に
は、バッチ型の分散機、連続フィード型の分散機等のい
ずれを使用しても良いが、分散時の油相と水相との比
は、水相1に対して油相の量を多くとも2以下にするの
が好ましい。油相の量がこれを越えると、マイクロカプ
セル化反応に必要なoil−in−water型の分散系が得られ
ずに、water−in−oil型の分散系が得られる危険性がよ
り大きくなる。
ここでポリウレタン膜あるいはポリウレア膜により、
ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤をマイクロカプ
セル化する場合を例にして、平均粒径が80μm以下、膜
厚が0.2μm以上、平均粒径/膜厚が200以下になるマイ
クロカプセルを得るための条件を示す。
なお、その他の膜によってマイクロカプセル化する際
にも基本的に同じ考え方で条件を導くことができる。
まず製造時、油相に仕込む多官能性イソシアネート化
合物の量をWNCO重量部、その分子量をMNCO、1分子中に
含まれるイソシアネート基の数をNNCOとする。すると、
分子量MOH、1分子中に含まれる水酸基の数NOHの多価ア
ルコールを用いて、ポリウレタン系皮膜によるマイクロ
カプセル化反応を行わせる場合には、少なくとも 重量部の多価アルコールの添加が必要である。
また分子量 1分子量に含まれるアミノ基の数 の多官能性アミンを用いてポリウレア系皮膜によるマイ
クロカプセル化反応を行なわせる場合には、少なくとも 重量部の多官能性アミンの添加が必要である。
また多官能性イソシアネート化合物が水と反応してポ
リウレア系皮膜を形成する場合には、油相を分散させる
のに十分な水があれば通常特に問題は無い。
マイクロカプセルの膜厚(T)は、平均粒径をd、芯
物質の量をWC重量部、膜物質の量をWW重量部、芯物質の
密度をρ、膜物質の密度をρとすると、以下に示す
式(1)で近似される。
近似式(1) 製造時に仕込む油相の量をWoilとすると、近似式
(1)中でWCは、WC=Woil−WNCOで表わされる。またWW
は多官能性イソシアネート化合物と多価アルコールと
の反応によりポリウレタン系皮膜を形成させる場合に
は、 多官能性イソシアネート化合物と多官能性アミンと
の反応によりポリウレア系皮膜を形成させる場合には、 多官能性イソシアネート化合物と水との反応により
ポリウレア系皮膜を形成させる場合には、イソシアネー
ト基2モルとH2O 1モルとが反応して1モルのウレア結
合ができ、1モルのCO2が発生するのでH2Oの分子量を1
8、CO2の分子量を44として、 よって、近似式(1)は、多官能性イソシアネートと
多価アルコールとの反応により、ポリウレタン系皮膜を
形成させる場合には、 近似式(2) 多官能性イソシアネート化合物と多官能性アミンと
の反応によりポリウレア系皮膜を形成させる場合には、 近似式(3) 多官能性イソシアネート化合物と水との反応により
ポリウレア膜系皮膜を形成させる場合には、 近似式(4) となる。
本発明にいう膜厚は、基本的には近似式(2)、
(3)or(4)を用いて計算したものである。
よって平均粒径が80μm以下で、膜厚が0.2μm以上
で、なおかつ平均粒径/膜厚が200以下であるマイクロ
カプセルを製造するには、多官能性イソシアネート化
合物と多価アルコールとの反応によりポリウレタン皮膜
を形成させるためには、d≦80μmでしかもT1≧0.2μ
mでしかもd/T1≦200、多官能性イソシアネート化合
物と多官能性アミンとの反応により、ポリウレア膜を形
成させる場合には、d≦80μmでしかもT2≧0.2μmで
しかもd/T2≦200、多官能イソシアネートと水の反応
によりポリウレア膜を形成させる場合には、d≦80μで
しかもT3≧0.2μm、しかもd/T3≦200となる様に製造条
件を決定すれば良い。
マイクロカプセルの平均粒径は、主として懸濁分散に
際して用いられた分散剤の種類、濃度、懸濁分散時の機
械的撹拌の強度によって決定されるものである。平均粒
径の測定には、たとえばコールターカウンターモデルTA
−II型(日科機取扱品)を用いることができる。
マイクロカプセルの製造時に使用される多官能性イソ
シアネート化合物としては、たとえばトルエンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トルエン
ジイソシアネートとトリメチロールプロパンとの付加
物、ヘキサメチレンジイソシアネートの自己縮合物、さ
らにスミジュールL (住友バイエルウレタン株式会社
製)、スミジュールN (住友バイエルウレタン株式会
社製)等があげられる。
二個以上のOH基を有する多価アルコールとしては、一
般にエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオー
ル、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコー
ル、グリセリン、レゾルシン、ハイドロキノン等があげ
られる。
二個以上のNH2基を有する多価アミンとしては、たと
えばエチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、フェ
ニレンジアミン、トルエンジアミン、ジエチレントリア
ミン等があげられる。
二個以上のCOCl基を有する多価酸クロライドとして
は、たとえばセバコイルクロライド、テレフタロイルク
ロライド、トリメソイルトリクロライド等があげられ
る。
二個以上のSO2Cl基をもつ多価スルホニルクロライド
としてはたとえばフェニレンジスルホニルクロライド等
があげられる。
二個以上のエポキシ環を有する多価エポキシ化合物と
しては、たとえばエピクロルヒドリン誘導体〔例えば、
スミー エポキシELA128(住友化学工業株式会社製)〕
等があげられる。
ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤および多官能
性反応物質を含む油相を懸濁分散する際の分散剤として
は、たとえばアラビアガム等の天然多糖類、カルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース等の半合成多糖
類、ポリビニルアルコール等の合成高分子、マグネシウ
ム・アルミニウムシリケイト等の鉱物微粉末等を単独ま
たは二種以上混合して用いる。なお懸濁分散性が弱い場
合には、堀口博著「合成界面活性剤」等に述べられてい
る公知の界面活性剤を添加することによって懸濁分散性
を良くすることができる。
カプセルスラリーの分散安定剤としては、前述の分散
剤として列挙した水溶性高分子等をそのまま兼用するこ
とも可能であるが、必要に応じてザンタンガム、ローカ
ストビーンガム等の天然多糖類、カルボキシメチルセル
ロース等の半合成多糖類、ポリアクリル酸ソーダ塩等の
合成高分子、マグネシウム・アルミニウムシリケイト等
の鉱物微粉末等を単独または二種以上混合して増粘剤と
して用いても良い。
本発明組成物を森林に散布する場合、有効成分である
ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤の散布量は、
(1)航空機等による空中散布の場合は、10アールあた
り、10〜10000gであり、(2)動力噴霧機による地上散
布または空中からのガンノズルによる局部処理の場合
は、10m程度の樹高の樹木1本あたり、1〜1000gであ
り、(3)樹幹に塗布またはスプレーヤーによる施用に
よる倒木若しくは伐倒木処理または生立木の予防処理の
場合は、樹木1m2あたり0.5〜50gである。
<実施例> 次に実施例、比較例および試験例をあげて本発明をさ
らに詳細に説明する。
実施例1 スミジュールL (前述に同じ)50gをO,O−ジメチル
O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロチ
オネート200gに加え均一な溶液になるまで撹拌し、これ
を5重量%アラビアガムを乳化分散剤として含む水溶液
350g中に加えて常温下で微小滴になるまでT.K.オートホ
モミクサー(特殊機化工業株式会社商品名)を用い、数
分間撹拌した。回転数は2200rpmであった。ついでエチ
レングリコール10gを反応系中に滴下した後60℃の低温
槽中で24時間緩やかに撹拌しながら反応させるとマイク
ロカプセル化物の分散液が生じた。これにザンタンガム
0.5重量%、マグネシウムアルミニウムシリケート1.0重
量%を含む増粘剤水溶液を加えて全体の重量を1000gに
なるように調整し、有効成分濃度20重量%のカプセルス
ラリーを得た(本組成物1)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は69μm、膜厚
は2.3μm(平均粒径/膜厚)は30であった。
実施例2 スミジュールL (前述に同じ)50gをO,O−ジメチル
O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロチ
オエート200gに加え均一な溶液になるまで撹拌し、これ
を5重量%アラビアガムを乳化分散剤として含む水溶液
350g中に加えて常温下で微小滴になるまでT.K.オートホ
モミクサー(特殊機化工業株式会社商品名)を用い、数
分間撹拌した。回転数は2800rpmであった。ついで60℃
の恒温槽中で24時間緩やかに撹拌しながら反応させると
マイクロカプセル化物の分散液が生じた。これにザンタ
ンガム0.5重量%、マグネシウムシリケート1.0重量%を
含む増粘剤水溶液を加えて全体の重量を1000gになるよ
うに調整し、有効成分濃度20重量%のカプセルスラリー
を得た(本組成物2)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は59μm、膜厚
は1.8μm、(平均粒径/膜厚)は33であった。
実施例3 スミジュールL (前述に同じ)の量を100gにした以
外は実施例2と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重
量%のカプセルスラリーを得た(本組成物3)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は62μm、膜厚
は3.5μm、(平均粒径/膜厚)は18であった。
実施例4 スミジュールL (前述に同じ)のかわりにスミジュ
ールN (前述に同じ)を用いその量を50gに、T.K.オ
ートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を3000rpmに
した以外は実施例1と同様の操作を行ない、有効成分濃
度20重量%のカプセルスラリーを得た(本組成物4)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は52μm、膜厚
は1.8μm、(平均粒径/膜厚)は29であった。
実施例5 スミジュールL (前述に同じ)のかわりにスミジュ
ールN (前述に同じ)を用いその量を50gに、T.K.オ
ートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を3000rpmに
した以外は実施例2と同様の操作を行ない、有効成分濃
度20重量%のカプセルスラリーを得た(本組成物5)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は54μm、膜厚
は1.6μm、(平均粒径/膜厚)は34であった。
実施例6 スミジュールN (前述に同じ)の量を100gにした以
外は実施例5と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重
量%のカプセルスラリーを得た(本組成物6)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は56μm、膜厚
は3.2μm、(平均粒径/膜厚)は18であった。
実施例7 T.K.オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を35
00rpmにした以外は実施例2と同様の操作を行ない、有
効成分濃度20重量%のカプセルスラリーを得た(本組成
物7)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は47μm、膜厚
は1.4μm、(平均粒径/膜厚)は34であった。
実施例8 スミジュールL (前述に同じ)の量を100gにした以
外は実施例7と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重
量%のカプセルスラリーを得た(本組成物8)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は39μm、膜厚
は2.2μm、(平均粒径/膜厚)は18であった。
実施例9 スミジュールL (前述に同じ)の量を150gにした以
外は実施例7と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重
量%のカプセルスラリーを得た(本組成物9)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は32μm、膜厚
は2.6μm、(平均粒径/膜厚)は12であった。
実施例10 スミジュールN (前述に同じ)の量を50gに、T.K.
オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を3500rpm
にした以外は実施例5と同様の操作を行ない、有効成分
濃度20重量%のカプセルスラリーを得た(本組成物1
0)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は44μm、膜厚
は1.3μm、(平均粒径/膜厚)は34であった。
実施例11 スミジュールN (前述に同じ)の量を100gにした以
外は実施例10と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重
量%のカプセルスラリーを得た(本組成物11)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は45μm、膜厚
は2.5μm、(平均粒径/膜厚)は18であった。
実施例12 スミジュールN (前述に同じ)の量を150gにした以
外は実施例10と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重
量%のカプセルスラリーを得た(本組成物12)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は40μm、膜厚
は3.2μm、(平均粒径/膜厚)は13であった。
実施例13 スミジュールL (前述に同じ)の量を30gに、T.K.
オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を5600rpm
にした以外は実施例2と同様の操作を行ない、有効成分
濃度20重量%のカプセルスラリーを得た(本組成物1
3)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は22μm、膜厚
は0.4μm、(平均粒径/膜厚)は55であった。
実施例14 T.K.オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を56
00rpmにした以外は実施例2と同様の操作を行ない、有
効成分濃度80重量%のカプセルスラリーを得た(本組成
物14)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は21μm、膜厚
は0.6μm、(平均粒径/膜厚)は35であった。
実施例15 スミジュールL (前述に同じ)の量を100gに、T.K.
オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を5600rpm
にした以外は実施例2と同様の操作を行ない、有効成分
濃度20重量%のカプセルスラリーを得た(本組成物1
5)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は21μm、膜厚
は1.2μm、(平均粒径/膜厚)は18であった。
実施例16 スミジュールL (前述に同じ)50gをO−(4−シ
アノフェニル)O,O−ジメチル ホスホロチオエート200
gに加え均一な溶液になるまで撹拌し、これを5重量%
アラビアガムを乳化分散剤として含む水溶液350g中に加
えて常温下で微小滴になるまでT.K.オートホモミクサー
(特殊機化工業株式会社商品名)を用い、数分間撹拌し
た。回転数は5600rpmであった。ついでプロピレングリ
コール10gを反応系中に滴下した後60℃の恒温槽中で24
時間緩やかに撹拌しながら反応させるとマイクロカプセ
ル化物の分散液が生じた。これにカルボキシメチルセル
ロース〔セロゲン3H (第一工業製薬(株)製)〕4重
量%を含む増粘剤水溶液を加えて全体の重量を1000gに
なるように調整し、有効成分濃度20重量%のカプセルス
ラリーを得た(本組成物16)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は22μm、膜厚
は1.4μm(平均粒径/膜厚)は16であった。
実施例17 スミジュールL (前述に同じ)50gをS−〔1,2−ビ
ス(エトキシカルボニル)エチル O,O−ジメチル ホ
スホロジチオエート200gに加え均一な溶液になるまで撹
拌し、これを5重量%アラビアガムを乳化分散剤として
含む水溶液350g中に加えて常温下で微小滴になるまでT.
K.オートホモミクサー(特殊機化工業株式会社商品名)
を用い、数分間撹拌した。回転数は5600rpmであった。
ついでエチレングリコール gを反応系中に滴下した後
60℃の恒温槽中で24時間緩やかに撹拌しながら反応させ
るとマイクロカプセル化物の分散液が生じた。これにザ
ンタンガム0.75重量%、マグネシウムアルミニウムシリ
ケート1.5重量%を含む増粘剤水溶液を加えて全体の重
量を1000gになるように調整し、有効成分濃度20重量%
のカプセルスラリーを得た(本組成物17)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は20μm、膜厚
は1.2μm(平均粒径/膜厚)は17であった。
比較例1 スミジュールL (前述に同じ)の量を10gにした以
外は実施例15と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重
量%のカプセルスラリーを得た(比較組成物1)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は23μm、膜厚
は0.15μm、(平均粒径/膜厚)は153であった。
比較例2 スミジュールL (前述に同じ)の量を7gにした以外
は比較例1と同様の操作を行ない、有効成分濃度20重量
%のカプセルスラリーを得た(比較組成物2)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は21μm、膜厚
は0.09μm、(平均粒径/膜厚)は233であった。
比較例3 T.K.オートホモミクサー(前述に同じ)の回転数を15
00rpmにした以外は実施例2と同様の操作を行ない、有
効成分濃度20重量%のカプセルスラリーを得た(比較組
成物3)。
得られたマイクロカプセルの平均粒径は85μm、膜厚
は2.6μm、(平均粒径/膜厚)は33であった。
比較例4 下記の処方に従い、有効成分濃度50重量%のO,O−ジ
メチル O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホス
ホロチオエート乳剤を常法により製造した(比較組成物
−4)。
O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニトロフェ
ニル)ホスホロチオエート 50重量部 ソルポートSM−100P 10重量部 (東邦化学登録商標名:非イオン性界面活性剤とアニオ
ン性界面活性剤との混合物)キシレン 残 計 100重量部 比較例5 下記の処方に従い、有効成分濃度80重量%のO,O−ジ
メチル O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホス
ホロチオエート乳剤を常法により製造した(比較組成物
5)。
O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニトロフェニ
ル)ホスホロチオエート 80重量部 ソルポート355 20重量部 (東邦化学登録商標名:非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物) 計 100重量部 試験例1 あらかじめ、比較組成物4の100倍希釈液をヒノキ茎
葉にかけてみることによって選択したO,O−ジメチル
O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオ
エートに感受性で落葉現象を示すヒノキの枝を切り、こ
れを、本組成物1〜6の40倍希釈液および比較組成物4
の100倍希釈液の中に浸漬処理し、100ml入りガラスビン
に水さしして保存した。調査は処理前に茎葉重量を測定
し、処理7日後茎葉を手で払い、落葉重量を調査した。
試験は25℃±2℃の部屋で行い、1薬剤2反復の平均を
もとめた。その結果を表−1に示す。
その結果、本組成物はいずれも比較組成物に比べ明ら
かな落葉防止効果がみとめられた。
試験例2 播種後約2週間したハクサイ(無双)幼苗を用い、本
組成物7〜12の12.5倍希釈液および比較組成物5の4000
倍希釈液をスプレーガンを用い充分量散布した。散布3
日後にハクサイの薬害を下記の基準で評価し、下記式に
より薬害度指数をもとめた。実験は温室内で行い、1薬
剤3反復の平均をもとめた。その結果を表−2に示す。
薬害度 (階級)(程度) 0… 健全 1… 壊死斑の面積率 5%以下 2… 壊死斑の面積率 6〜30% 3… 壊死斑の面積率31〜60% 4… 壊死斑の面積率61〜80% 5… 壊死斑の面積率81〜100% 本組成物は比較組成物に比べ有効成分濃度が20倍も高
いにもかかわらず、ハクサイに対する薬害は極めて軽減
されていた。
この結果は、本組成物はマイクロカプセル化されるこ
とによって芯物質のマイクロカプセル外への遊離を極め
て抑制していることを示している。ヒノキに対する薬害
の抑制も同様にマイクロカプセルからの芯物質の遊離抑
制によってもたらされている。しかしながら、単にマイ
クロカプセル化することによってのみこの様な効果がも
たらされているのではなく、マイクロカプセルの膜厚、
粘径及び粒径/膜厚比がある一定の範囲である必要があ
ることを次に示す。
試験例3 試験例2と全く同じ方法により、本組成物13〜15及び
比較組成物1〜3及び比較組成物5を用いてハクサイに
対する薬害試験を実施した。その結果を表−3に示す。
本組成物は、比較組成物5に比べ有効成分濃度が20倍
高いにもかかわらず、ハクサイに対する薬害は極めて軽
減されていた。又、比較組成物1〜2はマイクロカプセ
ル化されているにもかかわらず、薬害防止効果が不十分
であった。つまり、比較組成物1では膜厚が十分ではな
く、又、比較組成物2では膜厚及び(平均粒径/膜厚)
比が適していなかったからである。一方、比較組成物3
では粒径が大きすぎるため水に希釈した際の沈降が早す
ぎ試験を実施することができなかった。すなわち、平均
粒径があまりにも大きすぎる場合、実用的に使用しえな
いのである。
試験例4 実際に感受性のヒノキ成木を用い、薬害防止テストを
実施した。試験方法及び結果は下記の通り。
試験地 東京都町田市内ヒノキ林 処理年月日 昭和60年5月10日 試験木 No.2,No.9,No.11,No.12,No.16,No.19 供試薬剤名 本組成物5 本組成物2 比較組成物5(No.9,No.11,No.19のみ) 散布濃度 0.5% 散布方法 各試験木より適当な枝を選び、1枝1薬剤を
枝先まで充分濡れる程度に散布。
調査結果 表−4のとおり。
試験例5 実際に、マツノマダラカミキリを用い、後食防止試験
を実施した。
試験方法及び結果は下記の通り。
供試薬剤名(有効成分量) 本組成物2 本組成物3 本組成物5 比較組成物5 散布濃度 0.5% 薬剤散布月日 昭和60年5月27日 散布量 1/5本 供試木 クロマツ(樹高約2m、1薬剤5本使用) 供試虫 マツノマダラカミキリ成虫 供試虫数 1試験区当り10頭(♂,♀各5頭。但し、比
較組成物5 8週目のみ8頭) 試験結果 死虫率(%)を表−5〜表−6に示す。
本組成物はいずれも比較組成物に比較し、マツノマダ
ラカミキリに対する殺虫効力に優れ、かつ残効性も長
い。マツノマダラカミキリに対する後食防止効果も十分
であった。
<発明の効果> 以上説明した様に、本発明の森林害虫防除用有機燐系
殺虫組成物は極めて優れた殺虫効力を維持しながら、か
つある種のヒノキに対する落葉現象を防止し松林、ヒノ
キ林等の森林に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 敏朗 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 真部 幸夫 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 竹田 久己 兵庫県加西市岸呂町字塩ノ山636番2 住 友化学工業株式会社内 (72)発明者 酒井 正三 青森県三沢市大字三沢字淋代平 住友化学 工業株式会社内 (72)発明者 笠松 紀美 兵庫県加西市岸呂町字塩ノ山636番2 住 友化学工業株式会社内 (72)発明者 清水 勝之助 兵庫県加西市岸呂町字塩ノ山636番2 住 友化学工業株式会社内 (72)発明者 辻 孝三 大阪府大阪市此花区春日出中3丁目1番98 号 住友化学工業株式会社内 審査官 今村 玲英子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平均粒径が80μm以下、膜厚が0.2μm以
    上であって、なおかつ(平均粒径/膜厚)が200以下で
    ある高分子被膜中に、ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系
    殺虫剤を内包することを特徴とする森林害虫防除用マイ
    クロカプセル化殺虫組成物。
  2. 【請求項2】高分子皮膜が、ポリウレタン系皮膜である
    特許請求の範囲第1項の殺虫組成物。
  3. 【請求項3】高分子皮膜が、ポリウレア系皮膜である特
    許請求の範囲第1項の殺虫組成物。
  4. 【請求項4】ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系殺虫剤
    が、O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニトロフ
    ェニル)ホスホロチオエートである特許請求の範囲第1
    項の殺虫剤組成物。
  5. 【請求項5】平均粒径が80μm以下、膜厚が0.2μm以
    上であって、なおかつ(平均粒径/膜厚)が200以下で
    ある高分子被膜中に、ジメチル(チオ)燐酸型有機燐系
    殺虫剤を内包するマイクロカプセル化殺虫組成物を使用
    することを特徴とする森林害虫防除方法。
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