JPH08189639A - 発熱体構造 - Google Patents
発熱体構造Info
- Publication number
- JPH08189639A JPH08189639A JP33893994A JP33893994A JPH08189639A JP H08189639 A JPH08189639 A JP H08189639A JP 33893994 A JP33893994 A JP 33893994A JP 33893994 A JP33893994 A JP 33893994A JP H08189639 A JPH08189639 A JP H08189639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- heat
- pipe
- element structure
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、発熱体素子への通電で発熱部を均
一に加熱できる耐久性に富んだ発熱体構造を提供する。 【構成】 この発熱体構造10は、絶縁部材4を介して
コネクタ2が配設された中空状本体1に発熱部を構成す
る耐熱耐食材製発熱パイプ3を突出して取り付け、該発
熱パイプ3内にコネクタ2に接続された発熱体素子5を
配置する。発熱体素子5が位置する発熱パイプ3内に
は、電気絶縁材6が充填されると共に、ヒートパイプ7
が埋設されている。。
一に加熱できる耐久性に富んだ発熱体構造を提供する。 【構成】 この発熱体構造10は、絶縁部材4を介して
コネクタ2が配設された中空状本体1に発熱部を構成す
る耐熱耐食材製発熱パイプ3を突出して取り付け、該発
熱パイプ3内にコネクタ2に接続された発熱体素子5を
配置する。発熱体素子5が位置する発熱パイプ3内に
は、電気絶縁材6が充填されると共に、ヒートパイプ7
が埋設されている。。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディーゼルエンジン
に使用されるグロープラグ等の発熱体構造に関する。
に使用されるグロープラグ等の発熱体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンでは、例え
ば、特開平1−157084号公報に開示されているよ
うに、始動補助装置のグロープラグを構成する発熱体構
造が使用されている。
ば、特開平1−157084号公報に開示されているよ
うに、始動補助装置のグロープラグを構成する発熱体構
造が使用されている。
【0003】また、従来の発熱体構造図2を参照して説
明すると、発熱体構造20は、発熱部を有し、その発熱
部はディーゼルエンジンのシリンダヘッドに形成した燃
焼室内に配置されている。このような発熱体構造20
は、絶縁部材24を介してコネクタ22が配設された中
空状本体21、中空状本体21から突出して取り付けら
れた発熱部を構成する耐熱耐食材から成る発熱パイプ2
3、発熱パイプ23内に配置され且つコネクタ22に接
続された発熱体素子25、発熱体素子25が位置する発
熱パイプ23内に充填された電気絶縁材26を有してい
る。発熱体構造20は、バッテリーからの大電流が発熱
体素子25に投入され、発熱体素子25によって発熱パ
イプ23で構成される発熱部が短時間に加熱され、この
発熱部に燃料が接触して燃料が着火燃焼される。
明すると、発熱体構造20は、発熱部を有し、その発熱
部はディーゼルエンジンのシリンダヘッドに形成した燃
焼室内に配置されている。このような発熱体構造20
は、絶縁部材24を介してコネクタ22が配設された中
空状本体21、中空状本体21から突出して取り付けら
れた発熱部を構成する耐熱耐食材から成る発熱パイプ2
3、発熱パイプ23内に配置され且つコネクタ22に接
続された発熱体素子25、発熱体素子25が位置する発
熱パイプ23内に充填された電気絶縁材26を有してい
る。発熱体構造20は、バッテリーからの大電流が発熱
体素子25に投入され、発熱体素子25によって発熱パ
イプ23で構成される発熱部が短時間に加熱され、この
発熱部に燃料が接触して燃料が着火燃焼される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のグロープラグは、遮熱エンジン等の高温燃
焼室での使用では、耐熱性、熱ショックに対する強度、
高温強度等について十分なものとはいえないものであっ
た。また、従来のグロープラグは、炭化タングステン線
を用いて作製した発熱線コイルとNi線コイルを用いて
作製した抵抗体コイルとを接続し、両者を抵抗温度係数
が異なる材料で作製したり、或いは巻線の発熱体と抵抗
体とを異なった形状に作製したものであるので、使用中
にNi線が過熱によって断線したり、経時変化によって
劣化するという問題があり、しかも構造が複雑になり、
コスト、強度に関して満足できるものではなかった。
ような従来のグロープラグは、遮熱エンジン等の高温燃
焼室での使用では、耐熱性、熱ショックに対する強度、
高温強度等について十分なものとはいえないものであっ
た。また、従来のグロープラグは、炭化タングステン線
を用いて作製した発熱線コイルとNi線コイルを用いて
作製した抵抗体コイルとを接続し、両者を抵抗温度係数
が異なる材料で作製したり、或いは巻線の発熱体と抵抗
体とを異なった形状に作製したものであるので、使用中
にNi線が過熱によって断線したり、経時変化によって
劣化するという問題があり、しかも構造が複雑になり、
コスト、強度に関して満足できるものではなかった。
【0005】また、図2に示すような従来の発熱体構造
20では、発熱体素子25に一定の電圧を負荷すると、
発熱部を構成する発熱パイプ23の温度の低い初期には
発熱体素子25に電流が多量に流れ、温度が急上昇す
る。発熱パイプ23の温度が高くなると、発熱体素子2
5を流れる電流が低減し、初期に比べて低い温度で安定
する。ところが、発熱体素子25に電流を投入すると、
図3のグラフに示すように、発熱パイプ23には極端に
高い高温領域Cとそれ程高くならない低温領域Dが形成
され、発熱パイプ23自体が均一に加熱されない現象が
発生する。従来の発熱体構造20では、上記のような高
温領域Cと低温領域Dとが発生する現象が生じるので、
電圧負荷初期において、発熱体素子25に過電流が流
れ、発熱体素子25等の溶損、破損が発生する。
20では、発熱体素子25に一定の電圧を負荷すると、
発熱部を構成する発熱パイプ23の温度の低い初期には
発熱体素子25に電流が多量に流れ、温度が急上昇す
る。発熱パイプ23の温度が高くなると、発熱体素子2
5を流れる電流が低減し、初期に比べて低い温度で安定
する。ところが、発熱体素子25に電流を投入すると、
図3のグラフに示すように、発熱パイプ23には極端に
高い高温領域Cとそれ程高くならない低温領域Dが形成
され、発熱パイプ23自体が均一に加熱されない現象が
発生する。従来の発熱体構造20では、上記のような高
温領域Cと低温領域Dとが発生する現象が生じるので、
電圧負荷初期において、発熱体素子25に過電流が流
れ、発熱体素子25等の溶損、破損が発生する。
【0006】この発明の目的は、上記の課題を解決する
ことであり、発熱部近傍にヒートパイプを配置し、電圧
負荷初期における発熱体の高温領域の過剰発熱量をヒー
トパイプで低温領域へ移送させて発熱体の温度過上昇を
防止し、発熱体の溶損、破壊を防止し、発熱体の均一加
熱を可能にする発熱体構造を提供することである。
ことであり、発熱部近傍にヒートパイプを配置し、電圧
負荷初期における発熱体の高温領域の過剰発熱量をヒー
トパイプで低温領域へ移送させて発熱体の温度過上昇を
防止し、発熱体の溶損、破壊を防止し、発熱体の均一加
熱を可能にする発熱体構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、次のように構成されている。即ち、この
発明は、絶縁部材を介してコネクタが配設された本体、
該本体から突出して取り付けられた発熱部を構成する耐
熱耐食材から成る発熱パイプ、該発熱パイプ内に配置さ
れ且つ前記コネクタに接続された発熱体素子、該発熱体
素子が位置する前記発熱パイプ内に充填された電気絶縁
材、及び前記発熱体素子が位置する前記発熱パイプ内に
埋設された耐熱合金から成るヒートパイプ、から構成し
たことを特徴とする発熱体構造に関する。
達成するため、次のように構成されている。即ち、この
発明は、絶縁部材を介してコネクタが配設された本体、
該本体から突出して取り付けられた発熱部を構成する耐
熱耐食材から成る発熱パイプ、該発熱パイプ内に配置さ
れ且つ前記コネクタに接続された発熱体素子、該発熱体
素子が位置する前記発熱パイプ内に充填された電気絶縁
材、及び前記発熱体素子が位置する前記発熱パイプ内に
埋設された耐熱合金から成るヒートパイプ、から構成し
たことを特徴とする発熱体構造に関する。
【0008】また、この発熱体構造において、前記発熱
体素子がニクロム合金等のNi基合金で構成されてい
る。また、前記ヒートパイプ中に封入されている熱媒体
は、ナトリウム、水銀、カリウム、リチウム、銀及びセ
シウムの金属元素から選ばれる1種以上、又はアンモニ
ウム塩及び水から選ばれる1種以上、又はアンモニア、
フレオン、ペンタン、アセトン、メタン、メタノール、
エタノールから選ばれる1種以上である。更に、前記電
気絶縁材は酸化マグネシウム粉末である。
体素子がニクロム合金等のNi基合金で構成されてい
る。また、前記ヒートパイプ中に封入されている熱媒体
は、ナトリウム、水銀、カリウム、リチウム、銀及びセ
シウムの金属元素から選ばれる1種以上、又はアンモニ
ウム塩及び水から選ばれる1種以上、又はアンモニア、
フレオン、ペンタン、アセトン、メタン、メタノール、
エタノールから選ばれる1種以上である。更に、前記電
気絶縁材は酸化マグネシウム粉末である。
【0009】
【作用】この発明による発熱体構造は、上記のように構
成されており、次のように作用する。即ち、この発熱体
構造は、コネクタが配設された本体から突出して発熱部
を構成する耐熱耐食材から成る発熱パイプが取り付けら
れ、該発熱パイプ内に前記コネクタに接続された発熱体
素子が配置され、該発熱体素子が位置する前記発熱パイ
プ内に電気絶縁材が充填され、前記発熱体素子が位置す
る前記発熱パイプ内に耐熱金属製ヒートパイプが埋設さ
れているので、前記発熱部において高温領域と低温領域
が発生すれば、特に、電圧負荷初期における発熱部の高
温領域における過剰発熱量が前記ヒートパイプで低温領
域へ移送され、前記発熱部全体が均一な温度に調整さ
れ、発熱体自体の溶損、破損を防止できる。
成されており、次のように作用する。即ち、この発熱体
構造は、コネクタが配設された本体から突出して発熱部
を構成する耐熱耐食材から成る発熱パイプが取り付けら
れ、該発熱パイプ内に前記コネクタに接続された発熱体
素子が配置され、該発熱体素子が位置する前記発熱パイ
プ内に電気絶縁材が充填され、前記発熱体素子が位置す
る前記発熱パイプ内に耐熱金属製ヒートパイプが埋設さ
れているので、前記発熱部において高温領域と低温領域
が発生すれば、特に、電圧負荷初期における発熱部の高
温領域における過剰発熱量が前記ヒートパイプで低温領
域へ移送され、前記発熱部全体が均一な温度に調整さ
れ、発熱体自体の溶損、破損を防止できる。
【0010】この発熱体構造は、図3に示すように、前
記発熱部における高温領域Aと低温領域Bが発生すれ
ば、高温領域Aにおける過剰発熱量が前記ヒートパイプ
で低温領域Bへ移送され、従来のものに比較して高温領
域Aと低温領域Bとの温度差が小さくなっており、時間
経過と共に安定していることが分かる。
記発熱部における高温領域Aと低温領域Bが発生すれ
ば、高温領域Aにおける過剰発熱量が前記ヒートパイプ
で低温領域Bへ移送され、従来のものに比較して高温領
域Aと低温領域Bとの温度差が小さくなっており、時間
経過と共に安定していることが分かる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明による発熱
体構造の実施例を説明する。図1はこの発明による発熱
体構造の一実施例を示す断面図である。
体構造の実施例を説明する。図1はこの発明による発熱
体構造の一実施例を示す断面図である。
【0012】この発熱体構造10は、絶縁部材4を介し
てコネクタ2が配設された中空状本体1を有し、中空状
本体1から突出して取り付けられた耐熱性、耐食性に優
れる材料から成る発熱パイプ3で発熱部11を構成して
いる。発熱パイプ3内には、コネクタ2に接続されたヒ
ータコイル等の発熱体素子5が配置されている。発熱体
素子5が位置する発熱パイプ3内には、電気絶縁材6が
充填されている。この発熱体構造10は、特に、発熱体
素子5が位置する発熱パイプ3内にヒートパイプ7が埋
設されていることを特徴としている。ヒートパイプ7
は、例えば、アルミニウム合金、ステンレス鋼、銅等の
材料から成る耐熱金属製パイプ8の内側にガラス繊維、
セラミックス繊維、網状の銅線で作製したウイック材
(図示せず)が配置され、パイプ8内を減圧し、パイプ
内に封入されたナトリウム、フレオン、アンモニア、水
等の熱媒体9を封入したものであり、パイプ8内での熱
媒体9の蒸気の移動と熱媒体9の蒸発潜熱のパイプ8内
での授受によって熱移送するものである。
てコネクタ2が配設された中空状本体1を有し、中空状
本体1から突出して取り付けられた耐熱性、耐食性に優
れる材料から成る発熱パイプ3で発熱部11を構成して
いる。発熱パイプ3内には、コネクタ2に接続されたヒ
ータコイル等の発熱体素子5が配置されている。発熱体
素子5が位置する発熱パイプ3内には、電気絶縁材6が
充填されている。この発熱体構造10は、特に、発熱体
素子5が位置する発熱パイプ3内にヒートパイプ7が埋
設されていることを特徴としている。ヒートパイプ7
は、例えば、アルミニウム合金、ステンレス鋼、銅等の
材料から成る耐熱金属製パイプ8の内側にガラス繊維、
セラミックス繊維、網状の銅線で作製したウイック材
(図示せず)が配置され、パイプ8内を減圧し、パイプ
内に封入されたナトリウム、フレオン、アンモニア、水
等の熱媒体9を封入したものであり、パイプ8内での熱
媒体9の蒸気の移動と熱媒体9の蒸発潜熱のパイプ8内
での授受によって熱移送するものである。
【0013】また、発熱体素子5は、ニウロム線、ニク
ロム合金等のNi基合金、或いはタングステン線で作製
されており、正の温度抵抗係数を有する材料で作製して
自己電流制御型グロープラグを構成することができる。
また、ヒートパイプ7は、耐熱金属から作製されたパイ
プ8及びパイプ8内に封入された熱媒体9から構成さ
れ、パイプ8の内面にはガラス繊維、セラミックス繊
維、網状の銅線等のウイック材が配置されている。使用
される熱媒体9としては、ナトリウム、水銀、カリウ
ム、リチウム、銀及びセシウムのうちより選ばれる1種
以上の金属元素を使用することができる。或いは、熱媒
体9としては、アンモニウム塩及び水から選ばれる1種
以上を使用することができる。また、熱媒体9として
は、アンモニア、フレオン、ペンタン、アセトン、メタ
ン、メタノール、エタノールから選ばれる1種以上を使
用することができる。
ロム合金等のNi基合金、或いはタングステン線で作製
されており、正の温度抵抗係数を有する材料で作製して
自己電流制御型グロープラグを構成することができる。
また、ヒートパイプ7は、耐熱金属から作製されたパイ
プ8及びパイプ8内に封入された熱媒体9から構成さ
れ、パイプ8の内面にはガラス繊維、セラミックス繊
維、網状の銅線等のウイック材が配置されている。使用
される熱媒体9としては、ナトリウム、水銀、カリウ
ム、リチウム、銀及びセシウムのうちより選ばれる1種
以上の金属元素を使用することができる。或いは、熱媒
体9としては、アンモニウム塩及び水から選ばれる1種
以上を使用することができる。また、熱媒体9として
は、アンモニア、フレオン、ペンタン、アセトン、メタ
ン、メタノール、エタノールから選ばれる1種以上を使
用することができる。
【0014】更に、電気絶縁材6は、酸化マグネシウム
粉末、SiC等のセラミックス繊維、TiO2 ,TiN
2 を含有するSi3 N4 の無収縮セラミックス等の電気
絶縁材を使用し、発熱パイプ3内に充填されている。発
熱パイプ3は、インコロイ903、Ni−Cr系の耐熱
性、耐食性に優れる材料で作製できるが、耐熱性、高強
度のSi3 N4 等のセラミックスで作製することもでき
る。
粉末、SiC等のセラミックス繊維、TiO2 ,TiN
2 を含有するSi3 N4 の無収縮セラミックス等の電気
絶縁材を使用し、発熱パイプ3内に充填されている。発
熱パイプ3は、インコロイ903、Ni−Cr系の耐熱
性、耐食性に優れる材料で作製できるが、耐熱性、高強
度のSi3 N4 等のセラミックスで作製することもでき
る。
【0015】この発熱体構造10は、上記のように構成
されており、次のような機能を有している。この発熱体
構造10は、ヒートパイプ7を設けたことによって、ヒ
ートパイプを設けていない従来の発熱体構造20に比較
して次のように特性が異なることが分かった。本発明品
の発熱体構造10と従来品の発熱体構造20とにそれぞ
れ15Vの電圧をかけ、発熱体構造10と発熱体構造2
0との時間経過に対する温度変化を放射温度計によって
温度測定した。電圧負荷初期VSにおける発熱体構造1
0の高温領域A点及び低温領域B点、並びに発熱体構造
20の高温領域C点及び低温領域D点の温度変化は、図
3に示すような結果になった。この発熱体構造10は、
ヒートパイプ7を発熱パイプ3内に埋設しているので、
電圧負荷初期VSにおける高温領域A点の温度過上昇が
低くなり、低温領域B点の温度がその分上昇し、全体で
均一に加熱されて温度差が余りない温度領域になってい
ることが分かる。
されており、次のような機能を有している。この発熱体
構造10は、ヒートパイプ7を設けたことによって、ヒ
ートパイプを設けていない従来の発熱体構造20に比較
して次のように特性が異なることが分かった。本発明品
の発熱体構造10と従来品の発熱体構造20とにそれぞ
れ15Vの電圧をかけ、発熱体構造10と発熱体構造2
0との時間経過に対する温度変化を放射温度計によって
温度測定した。電圧負荷初期VSにおける発熱体構造1
0の高温領域A点及び低温領域B点、並びに発熱体構造
20の高温領域C点及び低温領域D点の温度変化は、図
3に示すような結果になった。この発熱体構造10は、
ヒートパイプ7を発熱パイプ3内に埋設しているので、
電圧負荷初期VSにおける高温領域A点の温度過上昇が
低くなり、低温領域B点の温度がその分上昇し、全体で
均一に加熱されて温度差が余りない温度領域になってい
ることが分かる。
【0016】ここで、発熱体構造10と発熱体構造20
への電圧を上昇させたところ、発熱体構造10は32V
まで発熱体素子5のニウロム線が断線しなかったが、発
熱体構造20は24Vで発熱体素子25のニウロム線が
断線した。即ち、発熱体構造10は、ヒートパイプ7に
よって発熱部の温度が均一にされ、発熱体素子5に局部
的な過熱状態が発生せず、耐久性を向上させたものと推
測できる。これに対して、発熱体構造20は発熱体素子
25が高温領域で局部的な過熱状態が発生して発熱体素
子25が断線したものと推測される。
への電圧を上昇させたところ、発熱体構造10は32V
まで発熱体素子5のニウロム線が断線しなかったが、発
熱体構造20は24Vで発熱体素子25のニウロム線が
断線した。即ち、発熱体構造10は、ヒートパイプ7に
よって発熱部の温度が均一にされ、発熱体素子5に局部
的な過熱状態が発生せず、耐久性を向上させたものと推
測できる。これに対して、発熱体構造20は発熱体素子
25が高温領域で局部的な過熱状態が発生して発熱体素
子25が断線したものと推測される。
【0017】
【発明の効果】この発明による発熱体構造は、上記のよ
うに構成されており、次のような効果を有する。即ち、
この発熱体構造は、耐熱耐食材から成る発熱パイプ内に
コネクタに接続された発熱体素子を配置し、該発熱体素
子が位置する前記発熱パイプ内に電気絶縁材が充填され
ると共にヒートパイプが埋設されているので、簡単な構
造で発熱部を均一な温度分布に加熱することができ、局
部的な過熱状態が発生せず、前記発熱部を最適温度で安
定させることができ、しかも耐久性に富んだものであ
る。この発熱体構造は、通電発熱を行う発熱体に利用で
き、発熱体素子の材料を選定することによって自己電流
制御型機能を有する発熱体を構成することができ、特
に、ディーゼルエンジンの始動補助装置のグロープラグ
として利用することができる。
うに構成されており、次のような効果を有する。即ち、
この発熱体構造は、耐熱耐食材から成る発熱パイプ内に
コネクタに接続された発熱体素子を配置し、該発熱体素
子が位置する前記発熱パイプ内に電気絶縁材が充填され
ると共にヒートパイプが埋設されているので、簡単な構
造で発熱部を均一な温度分布に加熱することができ、局
部的な過熱状態が発生せず、前記発熱部を最適温度で安
定させることができ、しかも耐久性に富んだものであ
る。この発熱体構造は、通電発熱を行う発熱体に利用で
き、発熱体素子の材料を選定することによって自己電流
制御型機能を有する発熱体を構成することができ、特
に、ディーゼルエンジンの始動補助装置のグロープラグ
として利用することができる。
【図1】この発明による発熱体構造の一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】従来の発熱体構造の一例を示す断面図である。
【図3】この発明による発熱体構造と従来の発熱体構造
との発熱部の温度上昇状態を示すグラフである。
との発熱部の温度上昇状態を示すグラフである。
1 中空状本体 2 コネクタ 3 発熱パイプ 4 絶縁部材 5 発熱体素子 6 電気絶縁材 7 ヒートパイプ 8 耐熱金属製パイプ 9 熱媒体 10 発熱体構造
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁部材を介してコネクタが配設された
本体、該本体から突出して取り付けられた発熱部を構成
する耐熱耐食材から成る発熱パイプ、該発熱パイプ内に
配置され且つ前記コネクタに接続された発熱体素子、該
発熱体素子が位置する前記発熱パイプ内に充填された電
気絶縁材、及び前記発熱体素子が位置する前記発熱パイ
プ内に埋設されたヒートパイプ、から構成したことを特
徴とする発熱体構造。 - 【請求項2】 前記発熱体素子がニクロム合金等のNi
基合金であることを特徴とする請求項1に記載の発熱体
構造。 - 【請求項3】 前記ヒートパイプ中に封入されている熱
媒体は、ナトリウム、水銀、カリウム、リチウム、銀及
びセシウムの金属元素から選ばれる1種以上、又はアン
モニウム塩及び水から選ばれる1種以上、又はアンモニ
ア、フレオン、ペンタン、アセトン、メタン、メタノー
ル、エタノールから選ばれる1種以上であることを特徴
とする請求項1に記載の発熱体構造。 - 【請求項4】 前記電気絶縁材は酸化マグネシウム粉末
であることを特徴とする請求項1に記載の発熱体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33893994A JPH08189639A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 発熱体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33893994A JPH08189639A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 発熱体構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189639A true JPH08189639A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=18322754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33893994A Pending JPH08189639A (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 発熱体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08189639A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101144260B1 (ko) * | 2009-04-20 | 2012-05-11 | 한라공조주식회사 | 판형 열교환기 |
| JP5188506B2 (ja) * | 2007-10-29 | 2013-04-24 | 京セラ株式会社 | セラミックヒータおよびこれを備えたグロープラグ |
-
1994
- 1994-12-30 JP JP33893994A patent/JPH08189639A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5188506B2 (ja) * | 2007-10-29 | 2013-04-24 | 京セラ株式会社 | セラミックヒータおよびこれを備えたグロープラグ |
| KR101144260B1 (ko) * | 2009-04-20 | 2012-05-11 | 한라공조주식회사 | 판형 열교환기 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0098035B2 (en) | Quick heat self regulating electric glow plug heater | |
| US5218183A (en) | Self temperature control type glow plug | |
| JPH0155368B2 (ja) | ||
| EP0648978B1 (en) | Ceramic glow plug | |
| JPH04268112A (ja) | セラミックヒータ型グロープラグ | |
| EP0657698B1 (en) | Current self-control type glow plug | |
| JP3050264B2 (ja) | セラミック製グロープラグ | |
| JPH07217886A (ja) | 自己制御型セラミックグロープラグ | |
| JPH0228045B2 (ja) | ||
| JPH09303774A (ja) | グロープラグ | |
| JP3050262B2 (ja) | セラミック製グロープラグ | |
| JPH0434052B2 (ja) | ||
| JPH0133734B2 (ja) | ||
| JPS60219A (ja) | 自己制御型グロ−プラグ | |
| JPH07190361A (ja) | 自己制御型グロープラグ | |
| JPH08250262A (ja) | セラミツクヒータ | |
| JPS58106326A (ja) | セラミツクグロ−プラグ | |
| JPH0233015Y2 (ja) | ||
| JPS59157423A (ja) | 自己制御型グロ−プラグ | |
| JPS6144225A (ja) | デイ−ゼルエンジン用グロ−プラグ | |
| JPS6086325A (ja) | 自己制御型セラミツクグロ−プラグ | |
| JPS6144224A (ja) | デイ−ゼルエンジン用グロ−プラグ | |
| JPH0315094B2 (ja) | ||
| JPS6144221A (ja) | デイ−ゼルエンジン用グロ−プラグ | |
| JPS6335246Y2 (ja) |