JPH0818964A - 画像縮小回路 - Google Patents
画像縮小回路Info
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- JPH0818964A JPH0818964A JP6171771A JP17177194A JPH0818964A JP H0818964 A JPH0818964 A JP H0818964A JP 6171771 A JP6171771 A JP 6171771A JP 17177194 A JP17177194 A JP 17177194A JP H0818964 A JPH0818964 A JP H0818964A
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Landscapes
- Studio Circuits (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像圧縮・伸張回路を、折返し歪み防止のた
めのフィルタリング処理回路として利用し、安価で高速
な画像縮小回路を提供すること。 【構成】 折返し歪み防止のためのフィルタ処理回路1
1は、JPEGの圧縮・伸張ブロックである、離散コサ
イン変換(DCT)回路12、量子化回路13,14、
逆離散コサイン変換(IDCT)回路15、及び量子化
ステップ値設定回路16から成る。量子化ステップ値設
定回路16は、折返し歪み防止のために減衰させたい周
波数領域に対して、圧縮時と伸張時とで、設定する量子
化ステップ値を異なる値とする。これにより、高速動作
の圧縮・伸張ブロック(近年安価に提供されている)を
フィルタ処理回路として動作させることができ、画像縮
小回路を安価に実現できる。
めのフィルタリング処理回路として利用し、安価で高速
な画像縮小回路を提供すること。 【構成】 折返し歪み防止のためのフィルタ処理回路1
1は、JPEGの圧縮・伸張ブロックである、離散コサ
イン変換(DCT)回路12、量子化回路13,14、
逆離散コサイン変換(IDCT)回路15、及び量子化
ステップ値設定回路16から成る。量子化ステップ値設
定回路16は、折返し歪み防止のために減衰させたい周
波数領域に対して、圧縮時と伸張時とで、設定する量子
化ステップ値を異なる値とする。これにより、高速動作
の圧縮・伸張ブロック(近年安価に提供されている)を
フィルタ処理回路として動作させることができ、画像縮
小回路を安価に実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縮小画像を得るための
画像縮小回路に関し、最近、安価に販売されている画像
圧縮・伸張回路を、折返し歪み防止のためのフィルタリ
ング処理回路として利用し、安価で高速な画像縮小回路
を提供することを目的としている。
画像縮小回路に関し、最近、安価に販売されている画像
圧縮・伸張回路を、折返し歪み防止のためのフィルタリ
ング処理回路として利用し、安価で高速な画像縮小回路
を提供することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】記録されている静止画像を検索する時
や、番組のタイトルを静止画として記録しておき番組目
次を表示する時に、視覚的な目次表示手段として、静止
画像を縮小画像にして一画面に複数枚表示する方法が用
いられている。
や、番組のタイトルを静止画として記録しておき番組目
次を表示する時に、視覚的な目次表示手段として、静止
画像を縮小画像にして一画面に複数枚表示する方法が用
いられている。
【0003】縮小画像を作成する処理では、単純な間引
き処理をすると折返し歪みが発生するので、折返し防止
のためのフィルタリング処理をしてから間引き処理をし
た方が高品位な縮小画像が得られる。(縮小画像の元画
像は既にデジタル化されているが、縮小画像を作成する
ということは各サンプリング値を間引くことなので、等
価的にサンプリング周波数が低くなったことになる。元
画像の周波数帯域をそのままにすると、サンプリング周
波数が低くなることに相当するだけ、いわゆる折返し歪
みが発生する。)
き処理をすると折返し歪みが発生するので、折返し防止
のためのフィルタリング処理をしてから間引き処理をし
た方が高品位な縮小画像が得られる。(縮小画像の元画
像は既にデジタル化されているが、縮小画像を作成する
ということは各サンプリング値を間引くことなので、等
価的にサンプリング周波数が低くなったことになる。元
画像の周波数帯域をそのままにすると、サンプリング周
波数が低くなることに相当するだけ、いわゆる折返し歪
みが発生する。)
【0004】高品位な縮小画像を得るための従来の画像
縮小回路を図2に示す。この画像縮小回路は、折返し歪
みのもととなる高周波成分を減衰させるためのフィルタ
(以下アンダーサンプリングフィルタ)処理回路1と間
引き回路2から成る。通常、縮小画像はH(水平)方向
とV(垂直)方向に間引きが行なわれるので、アンダー
サンプリングフィルタ処理回路1は2次元フィルタにな
る。所望の縮小画像に合わせてアンダーサンプリングフ
ィルタ処理されたデータを、H方向とV方向に間引きす
れは、高品位な縮小画像が得られる。
縮小回路を図2に示す。この画像縮小回路は、折返し歪
みのもととなる高周波成分を減衰させるためのフィルタ
(以下アンダーサンプリングフィルタ)処理回路1と間
引き回路2から成る。通常、縮小画像はH(水平)方向
とV(垂直)方向に間引きが行なわれるので、アンダー
サンプリングフィルタ処理回路1は2次元フィルタにな
る。所望の縮小画像に合わせてアンダーサンプリングフ
ィルタ処理されたデータを、H方向とV方向に間引きす
れは、高品位な縮小画像が得られる。
【0005】縮小画像を得るための処理は、リアルタイ
ム処理ではないので、超高速ハードウェアを必要とする
わけではないが、ある程度の処理スピードを要求される
場合には、高価な専用高速ハードウェア(例えば特開昭
2−90867)が必要となる。フィルタリング処理を
ソフトウェアで処理する方法もあるが、時間がかかるの
で、システムのレスポンス低下を招く。
ム処理ではないので、超高速ハードウェアを必要とする
わけではないが、ある程度の処理スピードを要求される
場合には、高価な専用高速ハードウェア(例えば特開昭
2−90867)が必要となる。フィルタリング処理を
ソフトウェアで処理する方法もあるが、時間がかかるの
で、システムのレスポンス低下を招く。
【0006】また、画像の縮小処理を行わず、縮小画像
の表示のみのシステムであれば、予め必要となる縮小画
像を別のシステムで作成させて記録しておき、表示する
時に読み出して使うという方法もある。この方法は、記
録時に高品位な縮小画像を記録しておけばよいので、表
示システムに縮小画像作成ブロックを準備する必要はな
い。但し、記憶容量を犠牲にすることになる。
の表示のみのシステムであれば、予め必要となる縮小画
像を別のシステムで作成させて記録しておき、表示する
時に読み出して使うという方法もある。この方法は、記
録時に高品位な縮小画像を記録しておけばよいので、表
示システムに縮小画像作成ブロックを準備する必要はな
い。但し、記憶容量を犠牲にすることになる。
【0007】上述の手法が取れない場合には、単純な間
引き処理で縮小画像を作成することになるが、折返し歪
みにより画質の劣化した縮小画像となる。
引き処理で縮小画像を作成することになるが、折返し歪
みにより画質の劣化した縮小画像となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】H方向とV方向の間引
き処理は、簡単な回路なので問題はないが、アンダーサ
ンプリングフィルタ処理を高速専用ハードウェアで実現
するためには、多数の高速加積算回路を必要とする。こ
の高速加積算回路は、回路規模が大きく高価である。従
って、加積算回路の集合体であるアンダーサンプリング
フィルタ処理回路もかなり高価なものになってしまう。
き処理は、簡単な回路なので問題はないが、アンダーサ
ンプリングフィルタ処理を高速専用ハードウェアで実現
するためには、多数の高速加積算回路を必要とする。こ
の高速加積算回路は、回路規模が大きく高価である。従
って、加積算回路の集合体であるアンダーサンプリング
フィルタ処理回路もかなり高価なものになってしまう。
【0009】専用高速ハードウェアを用意せずに、シス
テムの中の演算処理ブロック(例えばCPU)でソフト
処理する場合には、1枚の画像に対するアンダーサンプ
リングフィルタ処理に時間がかかるので、縮小画像を得
るまでの時間が、専用ハードウェアを用意したシステム
に比べるとかなり遅くなってしまう。この時間の差は、
システム全体のレスポンスの低下を招くことになる。予
め縮小画像を記録しておく方法は、表示システムのみに
しか使用できず、さらには、縮小画像の記憶領域分だけ
記録メディアの記憶容量を減らすことになる。
テムの中の演算処理ブロック(例えばCPU)でソフト
処理する場合には、1枚の画像に対するアンダーサンプ
リングフィルタ処理に時間がかかるので、縮小画像を得
るまでの時間が、専用ハードウェアを用意したシステム
に比べるとかなり遅くなってしまう。この時間の差は、
システム全体のレスポンスの低下を招くことになる。予
め縮小画像を記録しておく方法は、表示システムのみに
しか使用できず、さらには、縮小画像の記憶領域分だけ
記録メディアの記憶容量を減らすことになる。
【0010】この発明は、高品位な縮小画像が高速に得
られ、しかも安価な画像縮小回路を提供することを目的
としている。
られ、しかも安価な画像縮小回路を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、デジタル化された映像信号が供給
され、折返し歪み防止のためのフィルタリング処理を行
うフィルタリング処理回路と、前記フィルタリング処理
回路の出力信号を間引き、縮小画像用の信号を出力する
間引き処理回路とより成る画像縮小回路において、前記
フィルタリング処理回路を、前記デジタル化された映像
信号が供給される離散コサイン変換回路と、前記離散コ
サイン変換回路の出力信号が供給される第1の量子化回
路と、前記第1の量子化回路の出力信号が供給される第
2の量子化回路と、前記第2の量子化回路の出力信号が
供給され、前記間引き処理回路に信号を供給する逆離散
コサイン変換回路と、前記第1の量子化回路に第1の量
子化ステップ値を設定すると共に、前記第2の量子化回
路に第2の量子化ステップ値を設定する量子化ステップ
値設定回路とより構成し、前記量子化ステップ値設定回
路は、(1)前記第1の量子化回路に対し、前記デジタ
ル化された映像信号内の、折返し歪み防止のために減衰
させる周波数領域に対しては、大きな値の第1の量子化
ステップ値を設定し、減衰させない周波数領域に対して
は、小さな値の第1の量子化ステップ値を設定し、
(2)前記第2の量子化回路に対し、前記減衰させない
周波数領域に対しては、前記第1の量子化ステップ値と
同一の小さな値の第2の量子化ステップ値を設定し、前
記減衰させる周波数領域に対しては減衰量に応じて前記
第1の量子化ステップ値よりも小さな第2の量子化ステ
ップ値を設定する、ことを特徴とする画像縮小回路を提
供するものである。
するために本発明は、デジタル化された映像信号が供給
され、折返し歪み防止のためのフィルタリング処理を行
うフィルタリング処理回路と、前記フィルタリング処理
回路の出力信号を間引き、縮小画像用の信号を出力する
間引き処理回路とより成る画像縮小回路において、前記
フィルタリング処理回路を、前記デジタル化された映像
信号が供給される離散コサイン変換回路と、前記離散コ
サイン変換回路の出力信号が供給される第1の量子化回
路と、前記第1の量子化回路の出力信号が供給される第
2の量子化回路と、前記第2の量子化回路の出力信号が
供給され、前記間引き処理回路に信号を供給する逆離散
コサイン変換回路と、前記第1の量子化回路に第1の量
子化ステップ値を設定すると共に、前記第2の量子化回
路に第2の量子化ステップ値を設定する量子化ステップ
値設定回路とより構成し、前記量子化ステップ値設定回
路は、(1)前記第1の量子化回路に対し、前記デジタ
ル化された映像信号内の、折返し歪み防止のために減衰
させる周波数領域に対しては、大きな値の第1の量子化
ステップ値を設定し、減衰させない周波数領域に対して
は、小さな値の第1の量子化ステップ値を設定し、
(2)前記第2の量子化回路に対し、前記減衰させない
周波数領域に対しては、前記第1の量子化ステップ値と
同一の小さな値の第2の量子化ステップ値を設定し、前
記減衰させる周波数領域に対しては減衰量に応じて前記
第1の量子化ステップ値よりも小さな第2の量子化ステ
ップ値を設定する、ことを特徴とする画像縮小回路を提
供するものである。
【0012】
【実施例】最近、静止画を効率よく高速に圧縮・伸張す
る専用ハードウェアとして、離散コサイン変換(DC
T)回路と、第1、第2の量子化回路と、逆離散コサイ
ン変換(IDCT)回路とから成る専用ハードウェア
(例えばJPEG(Joint Potographic Expert Group)
規格のDCT方式のハードウェア)が安価に供給されて
いる。本発明者は、この圧縮・伸張専用ハードウェアを
アンダーサンプリングフィルタ処理回路として利用でき
ることを考え出し、高品位な縮小画像が高速で得られ、
しかも安価な画像縮小回路の実現を可能とした。
る専用ハードウェアとして、離散コサイン変換(DC
T)回路と、第1、第2の量子化回路と、逆離散コサイ
ン変換(IDCT)回路とから成る専用ハードウェア
(例えばJPEG(Joint Potographic Expert Group)
規格のDCT方式のハードウェア)が安価に供給されて
いる。本発明者は、この圧縮・伸張専用ハードウェアを
アンダーサンプリングフィルタ処理回路として利用でき
ることを考え出し、高品位な縮小画像が高速で得られ、
しかも安価な画像縮小回路の実現を可能とした。
【0013】ここで、上記したJPEGアルゴリズムの
圧縮方式の一つであるDCT方式のベースラインプロセ
ス(必須機能)について図3と共に簡単に説明する。
(詳細は、CQ出版社発行の「インターフェース」1991
年12月号:「カラー静止画像の国際標準符号化方式」の
P160〜P167参照)
圧縮方式の一つであるDCT方式のベースラインプロセ
ス(必須機能)について図3と共に簡単に説明する。
(詳細は、CQ出版社発行の「インターフェース」1991
年12月号:「カラー静止画像の国際標準符号化方式」の
P160〜P167参照)
【0014】デジタル映像信号である8×8ブロック画
像データをDCT処理して、その出力を量子化ステップ
値に応じて量子化し、エントロピー符号化することによ
り圧縮処理を行い、その逆の処理をすることにより伸張
を行う。8×8ブロックのDCT処理は、ブロック内の
データを2次元周波数分解したことになり、これを人間
の目の特性に合わせて量子化処理することにより情報量
を減らすことになるため、次段の符号化処理でデータ圧
縮することが可能になる。
像データをDCT処理して、その出力を量子化ステップ
値に応じて量子化し、エントロピー符号化することによ
り圧縮処理を行い、その逆の処理をすることにより伸張
を行う。8×8ブロックのDCT処理は、ブロック内の
データを2次元周波数分解したことになり、これを人間
の目の特性に合わせて量子化処理することにより情報量
を減らすことになるため、次段の符号化処理でデータ圧
縮することが可能になる。
【0015】DCT回路から出力されたデータをQテー
ブルで規定されるステップ値で線形量子化するというこ
とは、 rUV=ROUND(SUV/QUV) ROUND:もっとも近い整数への整数化 rUV:量子化された係数 SUV:DCTから出力された係数 QUV:Qテーブルで規定される量子化ステップ値 U,V:DCT係数の位置 で表される。また、伸張時行なう逆量子化は、
ブルで規定されるステップ値で線形量子化するというこ
とは、 rUV=ROUND(SUV/QUV) ROUND:もっとも近い整数への整数化 rUV:量子化された係数 SUV:DCTから出力された係数 QUV:Qテーブルで規定される量子化ステップ値 U,V:DCT係数の位置 で表される。また、伸張時行なう逆量子化は、
【0016】S’UV=rUV×QUV S’UV:逆量子化された係数 で表わされる。例えば、SUV=126、QUV=5だった
とすると、rUV=25,S’UV=125となる。SUVと
S’UVとで値が異なっているが、ほぼ近い値に戻ってい
る。これを、IDCT(逆DCT)処理すれば原画に近
い8×8ブロックに伸張される。SUVとS’UVとの差が
原画を完全には再現できない主な要因であり、JPEG
のベースラインプロセスは、この意味では不可逆圧縮処
理の中に含まれる。当然、量子化ステップを大きくして
いけばそれだけ誤差が大きくなることになる。
とすると、rUV=25,S’UV=125となる。SUVと
S’UVとで値が異なっているが、ほぼ近い値に戻ってい
る。これを、IDCT(逆DCT)処理すれば原画に近
い8×8ブロックに伸張される。SUVとS’UVとの差が
原画を完全には再現できない主な要因であり、JPEG
のベースラインプロセスは、この意味では不可逆圧縮処
理の中に含まれる。当然、量子化ステップを大きくして
いけばそれだけ誤差が大きくなることになる。
【0017】画像の圧縮・伸張処理により、原画とかけ
はなれた映像にするわけにはいかないので、圧縮時に使
用するQUVと伸張時に使用するQUVは同じ値を使うこと
がJPGEの中で規定されている。また、Qテーブルの
値により圧縮比と伸張時の画質が決まるので、Qテーブ
ルの値は、ユーザーが任意に設定できることも規定され
ている。
はなれた映像にするわけにはいかないので、圧縮時に使
用するQUVと伸張時に使用するQUVは同じ値を使うこと
がJPGEの中で規定されている。また、Qテーブルの
値により圧縮比と伸張時の画質が決まるので、Qテーブ
ルの値は、ユーザーが任意に設定できることも規定され
ている。
【0018】ここで、上述したDCT処理は2次元の周
波数分解を行っていることより、本発明者は、減衰させ
たい周波数の係数を小さくしてIDCT処理すれば、フ
ィルタ処理したことと同等の処理が実現できることを見
い出した。
波数分解を行っていることより、本発明者は、減衰させ
たい周波数の係数を小さくしてIDCT処理すれば、フ
ィルタ処理したことと同等の処理が実現できることを見
い出した。
【0019】例えば、QUVを設定できる最大値(8bi
tの場合は255)にすると、rUVは0か1になる。こ
れを逆量子化すると0か255になる。しかし、逆量子
化の際に使用するQUVの値を最大値ではなく最小値つま
り1にすると逆量子化の結果得られる値は、0か1とな
る。これは、IDCT処理に入力する係数を小さくした
ことと同等である。
tの場合は255)にすると、rUVは0か1になる。こ
れを逆量子化すると0か255になる。しかし、逆量子
化の際に使用するQUVの値を最大値ではなく最小値つま
り1にすると逆量子化の結果得られる値は、0か1とな
る。これは、IDCT処理に入力する係数を小さくした
ことと同等である。
【0020】従って、アンダーサンプリングフィルタ処
理で減衰させたい周波数領域のQUVの値を大きな値、減
衰させたくない領域のQUVは小さな値にして圧縮する。
伸張時に使用するQ’UVは減衰させたくない領域は圧縮
時と同じ値、減衰させたい領域は減衰量(Q’UV/QU
V)に合わせてQUVより小さな値に設定する。この処理
をして得られるIDCTの値はアンダーサンプリングフ
ィルタ処理をして得られる値にほぼ等しい。
理で減衰させたい周波数領域のQUVの値を大きな値、減
衰させたくない領域のQUVは小さな値にして圧縮する。
伸張時に使用するQ’UVは減衰させたくない領域は圧縮
時と同じ値、減衰させたい領域は減衰量(Q’UV/QU
V)に合わせてQUVより小さな値に設定する。この処理
をして得られるIDCTの値はアンダーサンプリングフ
ィルタ処理をして得られる値にほぼ等しい。
【0021】以上の結果、安価で高速なJPEGの圧縮
・伸張ブロックをアンダーサンプリングフィルタ処理ブ
ロックとして使用することが可能となる。JPEGの圧
縮・伸張ブロックより出力されるデータを間引き処理す
ることにより、アンダーサンプリングフィルタ処理が施
され折返し歪みの除去された高品位な縮小画像が得られ
る。
・伸張ブロックをアンダーサンプリングフィルタ処理ブ
ロックとして使用することが可能となる。JPEGの圧
縮・伸張ブロックより出力されるデータを間引き処理す
ることにより、アンダーサンプリングフィルタ処理が施
され折返し歪みの除去された高品位な縮小画像が得られ
る。
【0022】本発明の第1実施例のブロック構成を図1
に示す。アンダーサンプリングフィルタ処理回路11
は、JPEGの圧縮・伸張ブロックである、離散コサイ
ン変換(DCT)回路12、量子化回路13,14、逆
離散コサイン変換(IDCT)回路15、及び量子化ス
テップ値設定回路16から成る。
に示す。アンダーサンプリングフィルタ処理回路11
は、JPEGの圧縮・伸張ブロックである、離散コサイ
ン変換(DCT)回路12、量子化回路13,14、逆
離散コサイン変換(IDCT)回路15、及び量子化ス
テップ値設定回路16から成る。
【0023】量子化ステップ値設定回路16は、圧縮時
の量子化を行う量子化回路13に、アンダーサンプリン
グフィルタ処理で減衰させたい周波数領域に対しては大
きな値のQUV(量子化ステップ値)を設定し、減衰させ
たくない周波数領域に対しては小さな値のQUVを設定す
る。また、量子化ステップ値設定回路16は、伸張時の
逆量子化を行う量子化回路14に、減衰させたくない周
波数領域に対しては圧縮時と同じ値のQ’UV(量子化ス
テップ値)を設定し、減衰させたい周波数領域に対して
は減衰量(Q’UV/QUV)に合わせてQUVより小さな値
のQ’UVを設定する。
の量子化を行う量子化回路13に、アンダーサンプリン
グフィルタ処理で減衰させたい周波数領域に対しては大
きな値のQUV(量子化ステップ値)を設定し、減衰させ
たくない周波数領域に対しては小さな値のQUVを設定す
る。また、量子化ステップ値設定回路16は、伸張時の
逆量子化を行う量子化回路14に、減衰させたくない周
波数領域に対しては圧縮時と同じ値のQ’UV(量子化ス
テップ値)を設定し、減衰させたい周波数領域に対して
は減衰量(Q’UV/QUV)に合わせてQUVより小さな値
のQ’UVを設定する。
【0024】IDCT回路15から出力されたデータを
間引き処理回路2に供給することにより、間引き処理回
路2の出力信号として、アンダーサンプリングフィルタ
処理が施され折返し歪みの除去された高品位な縮小画像
信号が得られる。なお、図1に示した例では、量子化回
路13,14を直結したが、もちろん直結しなくてもよ
い。例えば、量子化回路13の出力をエントロピー符号
化回路(図3参照)を介して、一旦、メモリ等に記憶さ
せ、そのメモリから読み出したデータをエントロピー復
号化回路(図3参照)を介して量子化回路14に供給す
るようにしてもよい。
間引き処理回路2に供給することにより、間引き処理回
路2の出力信号として、アンダーサンプリングフィルタ
処理が施され折返し歪みの除去された高品位な縮小画像
信号が得られる。なお、図1に示した例では、量子化回
路13,14を直結したが、もちろん直結しなくてもよ
い。例えば、量子化回路13の出力をエントロピー符号
化回路(図3参照)を介して、一旦、メモリ等に記憶さ
せ、そのメモリから読み出したデータをエントロピー復
号化回路(図3参照)を介して量子化回路14に供給す
るようにしてもよい。
【0025】以上の方法により得られる縮小画像は高品
位な画質を有するものであるが、圧縮と伸張との2つの
処理をしなければならない。次に述べる第2実施例は、
既にJPEG圧縮(DCT方式のベースラインプロセス
での圧縮)されている映像信号を入力として、伸張処理
のみである程度良好な画質の縮小画像を得るものであ
る。
位な画質を有するものであるが、圧縮と伸張との2つの
処理をしなければならない。次に述べる第2実施例は、
既にJPEG圧縮(DCT方式のベースラインプロセス
での圧縮)されている映像信号を入力として、伸張処理
のみである程度良好な画質の縮小画像を得るものであ
る。
【0026】JPEG圧縮は不可逆圧縮であることは既
に述べた。ある意味でこの不可逆圧縮であるために高い
圧縮率が得られるともいえる。不可逆圧縮であるから伸
張しても原画像を完全には再現できない。しかし、原画
像との差が人間の目で見てあまりにもはっきりしていた
のでは実用上使用することはできない。よって、人間の
目に検出されにくいところで原画像との差をだしていく
しかない。人間の目はローパスフィルタに似た特性を持
っていることから、JPEGのDCT方式のベースライ
ンプロセスで使用されるQテーブル(量子化ステップ値
テーブル)は、高周波の部分のステップ値が大きくなっ
ていることが多い。
に述べた。ある意味でこの不可逆圧縮であるために高い
圧縮率が得られるともいえる。不可逆圧縮であるから伸
張しても原画像を完全には再現できない。しかし、原画
像との差が人間の目で見てあまりにもはっきりしていた
のでは実用上使用することはできない。よって、人間の
目に検出されにくいところで原画像との差をだしていく
しかない。人間の目はローパスフィルタに似た特性を持
っていることから、JPEGのDCT方式のベースライ
ンプロセスで使用されるQテーブル(量子化ステップ値
テーブル)は、高周波の部分のステップ値が大きくなっ
ていることが多い。
【0027】よって、一度圧縮され記録されている画像
データを伸張する際に、減衰させたくない周波数領域の
QUVは圧縮データで指示されている値を使用し、減衰さ
せたい周波数領域のQUVはできるだけ小さい値を使用す
る。伸張結果から得られる画像データを間引き処理すれ
ば縮小画像が得られる。この縮小画像は、折返しの原因
となる領域の周波数成分が十分とは言えないがある程度
減衰されてから間引き処理された画像であるので、単純
間引きした縮小画像に比べれば良好な画質となってい
る。
データを伸張する際に、減衰させたくない周波数領域の
QUVは圧縮データで指示されている値を使用し、減衰さ
せたい周波数領域のQUVはできるだけ小さい値を使用す
る。伸張結果から得られる画像データを間引き処理すれ
ば縮小画像が得られる。この縮小画像は、折返しの原因
となる領域の周波数成分が十分とは言えないがある程度
減衰されてから間引き処理された画像であるので、単純
間引きした縮小画像に比べれば良好な画質となってい
る。
【0028】第2実施例の構成は、図1に示した第1実
施例から圧縮ブロックである、DCT回路12と量子化
回路13とを除いたものである。既にJPEG圧縮(D
CT方式のベースラインプロセスでの圧縮)により、D
CT処理と量子化処理とがなされている映像信号(圧縮
データ)を、伸張ブロックの量子化回路14に供給す
る。量子化ステップ値設定回路16は、この量子化回路
14に、減衰させたくない周波数領域に対しては供給さ
れる圧縮データで指示されている値のQUVを設定し、減
衰させたい周波数領域に対してはできるだけ小さい値の
QUVを設定する。量子化回路14の出力をIDCT回路
15を介して間引き処理回路2に供給する。
施例から圧縮ブロックである、DCT回路12と量子化
回路13とを除いたものである。既にJPEG圧縮(D
CT方式のベースラインプロセスでの圧縮)により、D
CT処理と量子化処理とがなされている映像信号(圧縮
データ)を、伸張ブロックの量子化回路14に供給す
る。量子化ステップ値設定回路16は、この量子化回路
14に、減衰させたくない周波数領域に対しては供給さ
れる圧縮データで指示されている値のQUVを設定し、減
衰させたい周波数領域に対してはできるだけ小さい値の
QUVを設定する。量子化回路14の出力をIDCT回路
15を介して間引き処理回路2に供給する。
【0029】第2実施例は、第1実施例に比べて画質は
劣るものの、より低コスト化、小型化が図れる。さら
に、第2実施例は、アンダーサンプリングフィルタ処理
時間が、伸張処理時間に相当する時間のみでよいので、
さらに高速に処理することが可能である。
劣るものの、より低コスト化、小型化が図れる。さら
に、第2実施例は、アンダーサンプリングフィルタ処理
時間が、伸張処理時間に相当する時間のみでよいので、
さらに高速に処理することが可能である。
【0030】近年、静止画を扱うシステムでは、JPE
G(DCT方式のベースラインプロセス)圧縮機能を持
っているものが多くなっているが、本発明を用いれば簡
単な間引き処理(ソフトウェア処理またはハードウェア
処理)を追加するだけで縮小画像作成機能を追加でき
る。
G(DCT方式のベースラインプロセス)圧縮機能を持
っているものが多くなっているが、本発明を用いれば簡
単な間引き処理(ソフトウェア処理またはハードウェア
処理)を追加するだけで縮小画像作成機能を追加でき
る。
【0031】
【発明の効果】以上の通り、本発明の画像縮小回路は次
の効果を有する。 (イ)本発明者は、安価に販売されている圧縮・伸張を
高速で行う回路を、折返し歪み防止のためのフィルタリ
ング処理(アンダーサンプリングフィルタ処理)を行う
フィルタリング処理回路に利用できるようにしたので、
請求項1記載の画像縮小回路は安価に実現でき、しか
も、高速処理で高品位な縮小画像が得られる。
の効果を有する。 (イ)本発明者は、安価に販売されている圧縮・伸張を
高速で行う回路を、折返し歪み防止のためのフィルタリ
ング処理(アンダーサンプリングフィルタ処理)を行う
フィルタリング処理回路に利用できるようにしたので、
請求項1記載の画像縮小回路は安価に実現でき、しか
も、高速処理で高品位な縮小画像が得られる。
【0032】(ロ)請求項2記載の画像縮小回路は、請
求項1記載の画像縮小回路に比べて画質は劣るものの、
より低コスト化、小型化が図れ、また、アンダーサンプ
リングフィルタ処理を行わず単純間引きした縮小画像に
比べれば良好な画質がえられる。さらに、この画像縮小
回路は、アンダーサンプリングフィルタ処理時間が、伸
張処理時間に相当する時間のみでよいので、さらに高速
に処理することが可能となる。
求項1記載の画像縮小回路に比べて画質は劣るものの、
より低コスト化、小型化が図れ、また、アンダーサンプ
リングフィルタ処理を行わず単純間引きした縮小画像に
比べれば良好な画質がえられる。さらに、この画像縮小
回路は、アンダーサンプリングフィルタ処理時間が、伸
張処理時間に相当する時間のみでよいので、さらに高速
に処理することが可能となる。
【図1】第1実施例のブロック構成を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
【図3】JPEGアルゴリズムのDCT方式のベースラ
インプロセスを説明するための図である。
インプロセスを説明するための図である。
2 間引き処理回路 11 アンダーサンプリングフィルタ処理回路 12 離散コサイン変換(DCT)回路 13,14 量子化回路 15 逆離散コサイン変換(IDCT)回路 16 量子化ステップ値設定回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/262
Claims (2)
- 【請求項1】デジタル化された映像信号が供給され、折
返し歪み防止のためのフィルタリング処理を行うフィル
タリング処理回路と、 前記フィルタリング処理回路の出力信号を間引き、縮小
画像用の信号を出力する間引き処理回路とより成る画像
縮小回路において、 前記フィルタリング処理回路を、 前記デジタル化された映像信号が供給される離散コサイ
ン変換回路と、 前記離散コサイン変換回路の出力信号が供給される第1
の量子化回路と、 前記第1の量子化回路の出力信号が供給される第2の量
子化回路と、 前記第2の量子化回路の出力信号が供給され、前記間引
き処理回路に信号を供給する逆離散コサイン変換回路
と、 前記第1の量子化回路に第1の量子化ステップ値を設定
すると共に、前記第2の量子化回路に第2の量子化ステ
ップ値を設定する量子化ステップ値設定回路とより構成
し、 前記量子化ステップ値設定回路は、 (1)前記第1の量子化回路に対し、前記デジタル化さ
れた映像信号内の、折返し歪み防止のために減衰させる
周波数領域に対しては、大きな値の第1の量子化ステッ
プ値を設定し、減衰させない周波数領域に対しては、小
さな値の第1の量子化ステップ値を設定し、 (2)前記第2の量子化回路に対し、前記減衰させない
周波数領域に対しては、前記第1の量子化ステップ値と
同一の小さな値の第2の量子化ステップ値を設定し、前
記減衰させる周波数領域に対しては減衰量に応じて前記
第1の量子化ステップ値よりも小さな第2の量子化ステ
ップ値を設定する、ことを特徴とする画像縮小回路。 - 【請求項2】離散コサイン変換処理と、第1の量子化ス
テップ値に従った第1の量子化処理とがなされたデジタ
ル映像信号が供給され、第2の量子化ステップ値に従っ
て量子化処理を行う量子化回路と、 前記量子化回路の出力信号が供給される逆離散コサイン
変換回路と、 前記量子化回路に前記第2の量子化ステップ値を設定す
る量子化ステップ値設定回路と、 前記逆離散コサイン変換回路の出力信号が供給され、間
引き処理を行い縮小画像用の信号を出力する間引き処理
回路とより構成し、 前記量子化ステップ値設定回路は、 前記デジタル映像信号内の、折返し歪み防止のために減
衰させる周波数領域に対しては、前記第1の量子化ステ
ップ値よりも小さな値の第2の量子化ステップ値を設定
し、減衰させない周波数領域に対しては、前記第1の量
子化ステップ値と同一の値の第2の量子化ステップ値を
設定することを特徴とする画像縮小回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6171771A JPH0818964A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 画像縮小回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6171771A JPH0818964A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 画像縮小回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0818964A true JPH0818964A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15929380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6171771A Pending JPH0818964A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 画像縮小回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0818964A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012156795A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Fujitsu Ltd | 画像処理装置および画像処理方法 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP6171771A patent/JPH0818964A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012156795A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Fujitsu Ltd | 画像処理装置および画像処理方法 |
| US8897584B2 (en) | 2011-01-26 | 2014-11-25 | Fujitsu Limited | Image processing apparatus and image processing method |
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