JPH08189985A - 原子炉遮蔽壁 - Google Patents
原子炉遮蔽壁Info
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- JPH08189985A JPH08189985A JP7001330A JP133095A JPH08189985A JP H08189985 A JPH08189985 A JP H08189985A JP 7001330 A JP7001330 A JP 7001330A JP 133095 A JP133095 A JP 133095A JP H08189985 A JPH08189985 A JP H08189985A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 原子炉圧力容器1を取り囲む遮蔽壁本体22
と、配管10が貫通するように遮蔽壁本体22に設けた
開口部23と、開口部23の左右に連なるように遮蔽壁
本体22の内部に設けたプラグ収納部24と、放射線を
遮蔽する部材により形成され且つ開口部23とプラグ収
納部24との間を移動し得るように配置された一対の移
動プラグ29と、放射線を遮蔽する部材により形成され
且つ遮蔽壁本体22のプラグ収納部24に対応する部分
に取り付けられた中性子線遮蔽用部材34及び鉛板35
とを備え、配管10の形状に応じた半円形状の切欠部を
各移動プラグ29の互いに対峙する端部に設けている。 【効果】 移動プラグ29が遮蔽壁本体22の外方にも
内方にも突出しないので、遮蔽壁本体22の近傍におけ
る機器配置の自由度が向上する。
と、配管10が貫通するように遮蔽壁本体22に設けた
開口部23と、開口部23の左右に連なるように遮蔽壁
本体22の内部に設けたプラグ収納部24と、放射線を
遮蔽する部材により形成され且つ開口部23とプラグ収
納部24との間を移動し得るように配置された一対の移
動プラグ29と、放射線を遮蔽する部材により形成され
且つ遮蔽壁本体22のプラグ収納部24に対応する部分
に取り付けられた中性子線遮蔽用部材34及び鉛板35
とを備え、配管10の形状に応じた半円形状の切欠部を
各移動プラグ29の互いに対峙する端部に設けている。 【効果】 移動プラグ29が遮蔽壁本体22の外方にも
内方にも突出しないので、遮蔽壁本体22の近傍におけ
る機器配置の自由度が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉格納設備に設け
られる原子炉遮蔽壁に関するものである。
られる原子炉遮蔽壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は原子炉格納設備の一例を示すもの
で、1は原子炉圧力容器、2は鋼板ライナを有する鉄筋
コンクリート構造の原子炉格納容器本体であり、原子炉
圧力容器1は、原子炉格納容器本体2の内部に立設され
た円筒状のペデスタル3に支持され、原子炉圧力容器1
の下方のペデスタル3により囲まれる下部ドライウエル
4には、制御棒駆動機構(図示せず)等が設置されてい
る。
で、1は原子炉圧力容器、2は鋼板ライナを有する鉄筋
コンクリート構造の原子炉格納容器本体であり、原子炉
圧力容器1は、原子炉格納容器本体2の内部に立設され
た円筒状のペデスタル3に支持され、原子炉圧力容器1
の下方のペデスタル3により囲まれる下部ドライウエル
4には、制御棒駆動機構(図示せず)等が設置されてい
る。
【0003】また、原子炉格納容器本体2の内部には、
該原子炉格納容器本体2の内壁からペデスタル3の上端
へ略水平に延びるダイヤフラム5が一体的に設けられて
おり、ダイヤフラム5の下方の原子炉格納容器本体2の
内壁とペデスタル3の外周面との間のサプレッションチ
ェンバ6には、水7が貯留され、また、ダイヤフラム5
の上方の原子炉格納容器本体2の内壁により囲まれる上
部ドライウエル8には、種々の機器(図示せず)が設置
されている。
該原子炉格納容器本体2の内壁からペデスタル3の上端
へ略水平に延びるダイヤフラム5が一体的に設けられて
おり、ダイヤフラム5の下方の原子炉格納容器本体2の
内壁とペデスタル3の外周面との間のサプレッションチ
ェンバ6には、水7が貯留され、また、ダイヤフラム5
の上方の原子炉格納容器本体2の内壁により囲まれる上
部ドライウエル8には、種々の機器(図示せず)が設置
されている。
【0004】更に、前記ペデスタル3の上端部には、原
子炉圧力容器1の炉心部付近を周方向に取り囲むように
遮蔽壁本体9が設けられており、この遮蔽壁本体9によ
って、原子炉圧力容器1の炉心部から上部ドライウエル
8へ放出される放射線を遮蔽するようになっている。
子炉圧力容器1の炉心部付近を周方向に取り囲むように
遮蔽壁本体9が設けられており、この遮蔽壁本体9によ
って、原子炉圧力容器1の炉心部から上部ドライウエル
8へ放出される放射線を遮蔽するようになっている。
【0005】原子炉圧力容器1に接続されている主蒸気
管等の配管10は、上部ドライウエル8を経て原子炉格
納容器本体2の外部の機器(図示せず)に接続されるの
で、遮蔽壁本体9には、配管10を挿通させるために、
遮蔽壁本体9をその径方向に略水平に貫通する開口部1
1が設けられている。
管等の配管10は、上部ドライウエル8を経て原子炉格
納容器本体2の外部の機器(図示せず)に接続されるの
で、遮蔽壁本体9には、配管10を挿通させるために、
遮蔽壁本体9をその径方向に略水平に貫通する開口部1
1が設けられている。
【0006】この開口部11には、図7及び図8に示す
ようなシールドプラグ装置が設けられている。
ようなシールドプラグ装置が設けられている。
【0007】12は左右一対の鋼製プラグ(γ線遮蔽用
プラグ)であり、該鋼製プラグ12には、保温材21に
より被覆された配管10に外嵌し得るすり鉢状断面の切
欠部13が形成され、配管10の左側及び右側に位置す
るように開口部11にはまり込むことができるようにな
っている。
プラグ)であり、該鋼製プラグ12には、保温材21に
より被覆された配管10に外嵌し得るすり鉢状断面の切
欠部13が形成され、配管10の左側及び右側に位置す
るように開口部11にはまり込むことができるようにな
っている。
【0008】開口部11に鋼製プラグ12がはめ込まれ
た状態において、遮蔽壁本体9の外側から見て左側に位
置する鋼製プラグ12の外側面左側の上下部分、及び遮
蔽壁本体9の外側から見て右側に位置する鋼製プラグ1
2の外側面右側の上下部分には、それぞれアーム14が
固着されている。
た状態において、遮蔽壁本体9の外側から見て左側に位
置する鋼製プラグ12の外側面左側の上下部分、及び遮
蔽壁本体9の外側から見て右側に位置する鋼製プラグ1
2の外側面右側の上下部分には、それぞれアーム14が
固着されている。
【0009】また、遮蔽壁本体9の外側から見て開口部
11の左側縁部近傍及び右側縁部近傍には、それぞれ略
垂直に延びる支持軸16がブラケット15を介して遮蔽
壁本体9の外側面に枢支されている。
11の左側縁部近傍及び右側縁部近傍には、それぞれ略
垂直に延びる支持軸16がブラケット15を介して遮蔽
壁本体9の外側面に枢支されている。
【0010】更に、左右の鋼製プラグ12のアーム14
は、左右の支持軸16に固着されており、開口部11に
設けた一対の鋼製プラグ12は、それぞれ前記の支持軸
16を中心として両開き扉のように開閉できるようにな
っている。
は、左右の支持軸16に固着されており、開口部11に
設けた一対の鋼製プラグ12は、それぞれ前記の支持軸
16を中心として両開き扉のように開閉できるようにな
っている。
【0011】17は上下一対の鋼製プラグ(γ線遮蔽用
プラグ)であり、該鋼製プラグ17は、開口部11に鋼
製プラグ12をはめ込むのに先立って、開口部11の両
鋼製プラグ12がはめ込まれるべき部分の間に、配管1
0の上方及び下方に位置するように遮蔽壁本体9の外側
からはめ込まれるようになっている。
プラグ)であり、該鋼製プラグ17は、開口部11に鋼
製プラグ12をはめ込むのに先立って、開口部11の両
鋼製プラグ12がはめ込まれるべき部分の間に、配管1
0の上方及び下方に位置するように遮蔽壁本体9の外側
からはめ込まれるようになっている。
【0012】18は左右一対のコンクリート製プラグ
(中性子線遮蔽用プラグ)であり、該コンクリート製プ
ラグ18は、配管10の左側及び右側に位置するよう
に、遮蔽壁本体9の内側から開口部11にはまり込むこ
とが可能な形状に形成されている。
(中性子線遮蔽用プラグ)であり、該コンクリート製プ
ラグ18は、配管10の左側及び右側に位置するよう
に、遮蔽壁本体9の内側から開口部11にはまり込むこ
とが可能な形状に形成されている。
【0013】19は上下一対のコンクリート製プラグ
(中性子線遮蔽用プラグ)であり、該コンクリート製プ
ラグ19は、開口部11にコンクリート製プラグ18を
はめ込むのに先立って、開口部11の両コンクリート製
プラグ18がはめ込まれるべき部分の間に、配管10の
上方及び下方に位置するように遮蔽壁本体9の外側から
はめ込まれるようになっている。
(中性子線遮蔽用プラグ)であり、該コンクリート製プ
ラグ19は、開口部11にコンクリート製プラグ18を
はめ込むのに先立って、開口部11の両コンクリート製
プラグ18がはめ込まれるべき部分の間に、配管10の
上方及び下方に位置するように遮蔽壁本体9の外側から
はめ込まれるようになっている。
【0014】先に述べた開口部11は、通常は、鋼製プ
ラグ12,17、コンクリート製プラグ18,19によ
って閉鎖されているが、原子炉圧力容器1の定期点検を
行うのにあたって、開口部11の閉鎖を解除する際に
は、両鋼製プラグ12を支持軸16を中心として開いた
後、鋼製プラグ17とコンクリート製プラグ19とを、
開口部11から遮蔽壁本体9の外側へ搬出し、次いで、
コンクリート製プラグ18を、開口部11から遮蔽壁本
体9の内方に設けられている作業台20に仮置きする。
ラグ12,17、コンクリート製プラグ18,19によ
って閉鎖されているが、原子炉圧力容器1の定期点検を
行うのにあたって、開口部11の閉鎖を解除する際に
は、両鋼製プラグ12を支持軸16を中心として開いた
後、鋼製プラグ17とコンクリート製プラグ19とを、
開口部11から遮蔽壁本体9の外側へ搬出し、次いで、
コンクリート製プラグ18を、開口部11から遮蔽壁本
体9の内方に設けられている作業台20に仮置きする。
【0015】更に、配管10を被覆している保温材21
を除去し、検査用ロボット(図示せず)を配管10に装
着して、該配管10に対して超音波探傷検査あるいはX
線透過検査等の非破壊検査や清掃を実施する。
を除去し、検査用ロボット(図示せず)を配管10に装
着して、該配管10に対して超音波探傷検査あるいはX
線透過検査等の非破壊検査や清掃を実施する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシー
ルドプラグ装置は、鋼製プラグ12が両開き扉のように
開閉する構造であるため、上部ドライウエル8(図6参
照)における遮蔽壁本体9の開口部11の近傍、すなわ
ち、鋼製プラグ12の旋回半径内に機器等を設置するこ
とができない。
ルドプラグ装置は、鋼製プラグ12が両開き扉のように
開閉する構造であるため、上部ドライウエル8(図6参
照)における遮蔽壁本体9の開口部11の近傍、すなわ
ち、鋼製プラグ12の旋回半径内に機器等を設置するこ
とができない。
【0017】また、開口部11を開放する際には、コン
クリート製プラグ18を作業台20に仮置きすることに
なるため、コンクリート製プラグ18により遮蔽壁本体
9の内方の通行が阻害されるとともに、開口部11に対
する鋼製プラグ17、コンクリート製プラグ18,19
の着脱作業が容易ではない。
クリート製プラグ18を作業台20に仮置きすることに
なるため、コンクリート製プラグ18により遮蔽壁本体
9の内方の通行が阻害されるとともに、開口部11に対
する鋼製プラグ17、コンクリート製プラグ18,19
の着脱作業が容易ではない。
【0018】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、遮蔽壁本体の外方における機器配置の自由度を向上
させ且つ遮蔽壁本体の内方における通行を阻害しない原
子炉遮蔽壁を提供することを目的とするものである。
で、遮蔽壁本体の外方における機器配置の自由度を向上
させ且つ遮蔽壁本体の内方における通行を阻害しない原
子炉遮蔽壁を提供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の原子炉遮蔽壁においては、原子炉圧力容器
1を取り囲むように立設した遮蔽壁本体22と、原子炉
圧力容器1に接続した配管10が貫通するように遮蔽壁
本体22に設けた開口部23と、該開口部23の左右に
連なるように遮蔽壁本体22の内部に設けた中空状のプ
ラグ収納部24と、放射線を遮蔽する部材によって形成
され且つ開口部23とプラグ収納部24との間を移動し
得るように配置された一対の移動プラグ29と、放射線
を遮蔽する部材によって形成され且つ遮蔽壁本体22の
各プラグ収納部24に対応する部分に取り付けられた放
射線遮蔽用部材34,35とを備え、前記の配管10の
形状に応じた半円形状の切欠部32を各移動プラグ29
の互いに対峙する端部に設けている。
め、本発明の原子炉遮蔽壁においては、原子炉圧力容器
1を取り囲むように立設した遮蔽壁本体22と、原子炉
圧力容器1に接続した配管10が貫通するように遮蔽壁
本体22に設けた開口部23と、該開口部23の左右に
連なるように遮蔽壁本体22の内部に設けた中空状のプ
ラグ収納部24と、放射線を遮蔽する部材によって形成
され且つ開口部23とプラグ収納部24との間を移動し
得るように配置された一対の移動プラグ29と、放射線
を遮蔽する部材によって形成され且つ遮蔽壁本体22の
各プラグ収納部24に対応する部分に取り付けられた放
射線遮蔽用部材34,35とを備え、前記の配管10の
形状に応じた半円形状の切欠部32を各移動プラグ29
の互いに対峙する端部に設けている。
【0020】また、γ線を遮蔽する部材よりなるγ線遮
蔽用プラグ30と中性子線を遮蔽する部材よりなる中性
子線遮蔽用プラグ31とによって移動プラグ29を形成
し、γ線遮蔽用プラグ30と中性子線遮蔽用プラグ31
とを、それぞれ別箇にあるいは一体化して開口部23と
プラグ収納部24との間を移動し得るように構成する。
蔽用プラグ30と中性子線を遮蔽する部材よりなる中性
子線遮蔽用プラグ31とによって移動プラグ29を形成
し、γ線遮蔽用プラグ30と中性子線遮蔽用プラグ31
とを、それぞれ別箇にあるいは一体化して開口部23と
プラグ収納部24との間を移動し得るように構成する。
【0021】
【作用】本発明の原子炉遮蔽壁では、開口部23を開放
する際には、開口部23を閉鎖している左右の移動プラ
グ29のそれぞれを、プラグ収納部24へ向って水平移
動させ、各プラグ収納部24に移動プラグ29を収納し
て開口部23を開放する。
する際には、開口部23を閉鎖している左右の移動プラ
グ29のそれぞれを、プラグ収納部24へ向って水平移
動させ、各プラグ収納部24に移動プラグ29を収納し
て開口部23を開放する。
【0022】一方、開口部23を閉鎖する際には、各プ
ラグ収納部24に収納されている左右の移動プラグ29
を開口部23へ向って水平移動させ、該開口部23を各
移動プラグ29によって閉鎖する。
ラグ収納部24に収納されている左右の移動プラグ29
を開口部23へ向って水平移動させ、該開口部23を各
移動プラグ29によって閉鎖する。
【0023】移動プラグ29を、γ線遮蔽用プラグ30
と中性子線遮蔽用プラグ31とによって形成した場合に
は、γ線遮蔽用プラグ30と中性子線遮蔽用プラグ31
とを、それぞれ別箇にあるいは一体化して移動させ、開
口部23を開放あるいは閉鎖する。
と中性子線遮蔽用プラグ31とによって形成した場合に
は、γ線遮蔽用プラグ30と中性子線遮蔽用プラグ31
とを、それぞれ別箇にあるいは一体化して移動させ、開
口部23を開放あるいは閉鎖する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しつつ説明
する。
する。
【0025】図1から図5は本発明の原子炉遮蔽壁の一
実施例を示すものであり、図中、図6から図8と同一の
符号を付した部分は、同一物を表している。
実施例を示すものであり、図中、図6から図8と同一の
符号を付した部分は、同一物を表している。
【0026】22は遮蔽壁本体であり、該遮蔽壁本体2
2は、原子炉圧力容器1の炉心部付近を周方向に取り囲
む鋼製中空構造体22aと、該鋼製中空構造体22aの
内部の全般にわたって充填された放射線遮蔽材としての
コンクリート22bとから構成されており、遮蔽壁本体
22の内方には、作業台20が設けられている(図1及
び図3等参照)。
2は、原子炉圧力容器1の炉心部付近を周方向に取り囲
む鋼製中空構造体22aと、該鋼製中空構造体22aの
内部の全般にわたって充填された放射線遮蔽材としての
コンクリート22bとから構成されており、遮蔽壁本体
22の内方には、作業台20が設けられている(図1及
び図3等参照)。
【0027】この遮蔽壁本体22の所定箇所には、原子
炉圧力容器1に接続された配管10を挿通するために、
遮蔽壁本体22の外方から見て矩形形状を有し且つ遮蔽
壁本体22を略水平に貫通する開口部23と、該開口部
23の左右に連なるように遮蔽壁本体22の内部に形成
された中空状のプラグ収納部24とが設けられており、
配管10は、開口部23の略中心に位置している(図1
及び図2等参照)。
炉圧力容器1に接続された配管10を挿通するために、
遮蔽壁本体22の外方から見て矩形形状を有し且つ遮蔽
壁本体22を略水平に貫通する開口部23と、該開口部
23の左右に連なるように遮蔽壁本体22の内部に形成
された中空状のプラグ収納部24とが設けられており、
配管10は、開口部23の略中心に位置している(図1
及び図2等参照)。
【0028】また、鋼製中空構造体22aの外側部を形
成する鋼板は、開口部23の前縁上辺において、若干下
方へ突出してストッパ25を形成している(図3参
照)。
成する鋼板は、開口部23の前縁上辺において、若干下
方へ突出してストッパ25を形成している(図3参
照)。
【0029】前記の開口部23及びプラグ収納部24の
底部26には、開口部23の中央からそれぞれのプラグ
収納部24に向って略水平に延びる一対のガイドレール
27が敷設されている。
底部26には、開口部23の中央からそれぞれのプラグ
収納部24に向って略水平に延びる一対のガイドレール
27が敷設されている。
【0030】このガイドレール27には、上面に突出す
るローラ28が所定の間隔で設けられている(図4参
照)。
るローラ28が所定の間隔で設けられている(図4参
照)。
【0031】29は左右一対の移動プラグであり、該移
動プラグ29は、鋼製プラグ(γ線遮蔽用プラグ)30
の一面に、鋼板の外皮を有するコンクリート製プラグ
(中性子線遮蔽用プラグ)31を設けたものである(図
1及び図3等参照)。
動プラグ29は、鋼製プラグ(γ線遮蔽用プラグ)30
の一面に、鋼板の外皮を有するコンクリート製プラグ
(中性子線遮蔽用プラグ)31を設けたものである(図
1及び図3等参照)。
【0032】この移動プラグ29は、鋼製プラグ30と
コンクリート製プラグ31とを一体的に固着した構成と
してもよいし、また、鋼製プラグ30とコンクリート製
プラグ31とを相互に固着させずにそれぞれを別体とし
てもよい。
コンクリート製プラグ31とを一体的に固着した構成と
してもよいし、また、鋼製プラグ30とコンクリート製
プラグ31とを相互に固着させずにそれぞれを別体とし
てもよい。
【0033】上記の移動プラグ29は、前側から見る
と、保温材21により被覆された配管10に対応する半
円形状の切欠部32を有し、配管10を取り囲んで開口
部23を閉塞し得る形状に形成されている(図2参
照)。
と、保温材21により被覆された配管10に対応する半
円形状の切欠部32を有し、配管10を取り囲んで開口
部23を閉塞し得る形状に形成されている(図2参
照)。
【0034】また、鋼製プラグ30及びコンクリート製
プラグ31の下面には、ガイドレール27に合致する溝
が設けられており、各移動プラグ29は、前記の溝がガ
イドレール27に嵌合するよう配置され、開口部23と
プラグ収納部24との間を両引扉のように移動できるよ
うになっている。
プラグ31の下面には、ガイドレール27に合致する溝
が設けられており、各移動プラグ29は、前記の溝がガ
イドレール27に嵌合するよう配置され、開口部23と
プラグ収納部24との間を両引扉のように移動できるよ
うになっている。
【0035】すなわち、図1及び図2において、右側の
移動プラグ29は、開口部23を閉鎖するように位置
し、左側の移動プラグ29は、プラグ収納部24に略収
納されるように位置しており、両移動プラグ29が開口
部23に位置することにより該開口部23の遮蔽が保た
れるようになっている。
移動プラグ29は、開口部23を閉鎖するように位置
し、左側の移動プラグ29は、プラグ収納部24に略収
納されるように位置しており、両移動プラグ29が開口
部23に位置することにより該開口部23の遮蔽が保た
れるようになっている。
【0036】また、先に述べたように、鋼製プラグ30
とコンクリート製プラグ31とを相互に固着させずにそ
れぞれを別体とした場合には、鋼製プラグ30とコンク
リート製プラグ31とを別々に移動させることができる
ので、開口部23を開放する作業及び閉鎖するのに要す
る労力が軽減される。
とコンクリート製プラグ31とを相互に固着させずにそ
れぞれを別体とした場合には、鋼製プラグ30とコンク
リート製プラグ31とを別々に移動させることができる
ので、開口部23を開放する作業及び閉鎖するのに要す
る労力が軽減される。
【0037】更に、前記の開口部23の頂部36には、
ガイドレール27と同方向に延びるストッパ33が固着
されており、該ストッパ33とガイドレール27とによ
って、移動プラグ29が開口部23から遮蔽壁本体22
の内方側へ外れないように、また、前記ストッパ25と
ガイドレール27とによって、移動プラグ29が開口部
23から遮蔽壁本体22の外方側へ外れないようになっ
ており、ストッパ25及びガイドレール27は、アニュ
ラス部(遮蔽壁本体22の内方の空間)の圧力上昇荷重
に対してのストッパ役にもなっている(図3等参照)。
ガイドレール27と同方向に延びるストッパ33が固着
されており、該ストッパ33とガイドレール27とによ
って、移動プラグ29が開口部23から遮蔽壁本体22
の内方側へ外れないように、また、前記ストッパ25と
ガイドレール27とによって、移動プラグ29が開口部
23から遮蔽壁本体22の外方側へ外れないようになっ
ており、ストッパ25及びガイドレール27は、アニュ
ラス部(遮蔽壁本体22の内方の空間)の圧力上昇荷重
に対してのストッパ役にもなっている(図3等参照)。
【0038】37は取手であり、該取手37は、各移動
プラグ29を構成する鋼製プラグ30の前面に固着され
て、移動プラグ29がプラグ収納部24へ引き込まれす
ぎないようにするストッパの役割も兼ねている(図1等
参照)。
プラグ29を構成する鋼製プラグ30の前面に固着され
て、移動プラグ29がプラグ収納部24へ引き込まれす
ぎないようにするストッパの役割も兼ねている(図1等
参照)。
【0039】34はRX277等の中性子線遮蔽用部
材、35は鉛板(γ線遮蔽用部材)であり、この中性子
線遮蔽用部材34及び鉛板35は、前記の移動プラグ2
9のプラグ収納部24への進入を妨げないように、鋼製
中空構造体22aの各プラグ収納部24の内壁を構成す
る部分にそれぞれ取り付けられており、この中性子線遮
蔽用部材34及び鉛板35によって、プラグ収納部24
の遮蔽が保たれるようになっている(図1参照)。
材、35は鉛板(γ線遮蔽用部材)であり、この中性子
線遮蔽用部材34及び鉛板35は、前記の移動プラグ2
9のプラグ収納部24への進入を妨げないように、鋼製
中空構造体22aの各プラグ収納部24の内壁を構成す
る部分にそれぞれ取り付けられており、この中性子線遮
蔽用部材34及び鉛板35によって、プラグ収納部24
の遮蔽が保たれるようになっている(図1参照)。
【0040】なお、上記の鉛板35は、図5に示すよう
に、鋼製中空構造体22aの各プラグ収納部24の裏面
にあたる部分に取り付けるようにしてもよい。
に、鋼製中空構造体22aの各プラグ収納部24の裏面
にあたる部分に取り付けるようにしてもよい。
【0041】以下、本実施例の作動を説明する。
【0042】原子炉圧力容器1の定期点検を行うのにあ
たって、開口部23の閉鎖を解除する際には、開口部2
3を閉鎖している左右の移動プラグ29のそれぞれを、
プラグ収納部24へ向って水平移動させ、各プラグ収納
部24に移動プラグ29を収納して開口部23を開放す
る。
たって、開口部23の閉鎖を解除する際には、開口部2
3を閉鎖している左右の移動プラグ29のそれぞれを、
プラグ収納部24へ向って水平移動させ、各プラグ収納
部24に移動プラグ29を収納して開口部23を開放す
る。
【0043】次いで、配管10を被覆している保温材2
1を除去し、検査用ロボット(図示せず)を配管10に
装着して、該配管10に対して超音波探傷検査あるいは
X線透過検査等の非破壊検査や清掃を実施する。
1を除去し、検査用ロボット(図示せず)を配管10に
装着して、該配管10に対して超音波探傷検査あるいは
X線透過検査等の非破壊検査や清掃を実施する。
【0044】配管10に対する非破壊検査や清掃が完了
したならば、該配管10に保温材21を装着し、更に、
各プラグ収納部24に収納されている左右の移動プラグ
29を開口部23へ向って水平移動させ、該開口部23
を各移動プラグ29によって閉鎖する。
したならば、該配管10に保温材21を装着し、更に、
各プラグ収納部24に収納されている左右の移動プラグ
29を開口部23へ向って水平移動させ、該開口部23
を各移動プラグ29によって閉鎖する。
【0045】このように、本実施例では、開口部23を
開放する際に、移動プラグ29が遮蔽壁本体22の外方
にも内方にも突出しないので、遮蔽壁本体22の近傍に
おける機器配置の自由度が向上し且つ遮蔽壁本体22の
内方における通行が阻害されない。
開放する際に、移動プラグ29が遮蔽壁本体22の外方
にも内方にも突出しないので、遮蔽壁本体22の近傍に
おける機器配置の自由度が向上し且つ遮蔽壁本体22の
内方における通行が阻害されない。
【0046】更に、開口部23の開放あるいは閉鎖にあ
たって、種々の部材を取り外す必要がないので、開口部
23の開放閉鎖作業を短時間で容易に行える。
たって、種々の部材を取り外す必要がないので、開口部
23の開放閉鎖作業を短時間で容易に行える。
【0047】なお、本発明の原子炉遮蔽壁は上述した実
施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において種々の変更を加え得ることは勿論
である。
施例のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において種々の変更を加え得ることは勿論
である。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の原子炉遮蔽
壁においては、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
壁においては、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
【0049】(1)本発明の請求項1及び請求項2に記
載した原子炉遮蔽壁のいずれにおいても、移動プラグ2
9を水平移動させることにより、遮蔽壁本体22に設け
た開口部23の開放あるいは閉鎖を行うので、開口部2
3の開放あるいは閉鎖にあたって、種々の部材を取り外
す必要がなく、開口部23の開放閉鎖作業を短時間で容
易に行える。
載した原子炉遮蔽壁のいずれにおいても、移動プラグ2
9を水平移動させることにより、遮蔽壁本体22に設け
た開口部23の開放あるいは閉鎖を行うので、開口部2
3の開放あるいは閉鎖にあたって、種々の部材を取り外
す必要がなく、開口部23の開放閉鎖作業を短時間で容
易に行える。
【0050】(2)本発明の請求項1及び請求項2に記
載した原子炉遮蔽壁のいずれにおいても、開口部23を
開放する際に、移動プラグ29が遮蔽壁本体22の外方
にも内方にも突出しないので、遮蔽壁本体22の近傍に
おける機器配置の自由度が向上し且つ遮蔽壁本体22の
内方における通行が阻害されない。
載した原子炉遮蔽壁のいずれにおいても、開口部23を
開放する際に、移動プラグ29が遮蔽壁本体22の外方
にも内方にも突出しないので、遮蔽壁本体22の近傍に
おける機器配置の自由度が向上し且つ遮蔽壁本体22の
内方における通行が阻害されない。
【0051】(3)本発明の請求項2に記載の原子炉遮
蔽壁においては、γ線を遮蔽する部材よりなるγ線遮蔽
用プラグ30と中性子線を遮蔽する部材よりなる中性子
線遮蔽用プラグ31とを、別々に移動させることができ
るので、開口部23を開放する作業及び閉鎖するのに要
する労力が軽減される。
蔽壁においては、γ線を遮蔽する部材よりなるγ線遮蔽
用プラグ30と中性子線を遮蔽する部材よりなる中性子
線遮蔽用プラグ31とを、別々に移動させることができ
るので、開口部23を開放する作業及び閉鎖するのに要
する労力が軽減される。
【図1】本発明の原子炉遮蔽壁の一実施例を示す部分切
断平面図である。
断平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図(部分切断正面図)で
ある。
ある。
【図3】図2のIII−III矢視図(部分切断側面
図)である。
図)である。
【図4】図1から図3に示すガイドレールの部分切断斜
視図である。
視図である。
【図5】プラグ収納部に対する放射線遮蔽部材の取付構
造の他の例を示す部分切断平面図である。
造の他の例を示す部分切断平面図である。
【図6】原子炉格納設備の一例を示す縦断面図である。
【図7】従来の原子炉遮蔽壁の一例を示す部分切断平面
図である。
図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視図(部分切断正
面図)である。
面図)である。
1 原子炉圧力容器 10 配管 22 遮蔽壁本体 23 開口部 24 プラグ収納部 29 移動プラグ 30 γ線遮蔽用プラグ(鋼製プラグ) 31 中性子線遮蔽用プラグ(コンクリート製プラグ) 32 切欠部 34 中性子線遮蔽用部材 35 鉛板
Claims (2)
- 【請求項1】 原子炉圧力容器(1)を取り囲むように
立設した遮蔽壁本体(22)と、原子炉圧力容器(1)
に接続した配管(10)が貫通するように遮蔽壁本体
(22)に設けた開口部(23)と、該開口部(23)
の左右に連なるように遮蔽壁本体(22)の内部に設け
た中空状のプラグ収納部(24)と、放射線を遮蔽する
部材によって形成され且つ開口部(23)とプラグ収納
部(24)との間を移動し得るように配置された一対の
移動プラグ(29)と、放射線を遮蔽する部材によって
形成され且つ遮蔽壁本体(22)の各プラグ収納部(2
4)に対応する部分に取り付けられた放射線遮蔽用部材
(34)(35)とを備え、前記の配管(10)の形状
に応じた半円形状の切欠部(32)を各移動プラグ(2
9)の互いに対峙する端部に設けたことを特徴とする原
子炉遮蔽壁。 - 【請求項2】 移動プラグ(29)が、γ線を遮蔽する
部材よりなるγ線遮蔽用プラグ(30)と中性子線を遮
蔽する部材よりなる中性子線遮蔽用プラグ(31)とに
よって形成され、γ線遮蔽用プラグ(30)と中性子線
遮蔽用プラグ(31)とが、それぞれ別箇に開口部(2
3)とプラグ収納部(24)との間を移動し得るように
構成したことを特徴とする請求項1に記載の原子炉遮蔽
壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001330A JPH08189985A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 原子炉遮蔽壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001330A JPH08189985A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 原子炉遮蔽壁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189985A true JPH08189985A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11498496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7001330A Pending JPH08189985A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 原子炉遮蔽壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08189985A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103400606A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-11-20 | 中广核工程有限公司 | 核电厂堆坑上腔主管道的中子屏蔽装置 |
| CN114846562A (zh) * | 2019-12-06 | 2022-08-02 | 劳斯莱斯Smr有限公司 | 安全壳系统 |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP7001330A patent/JPH08189985A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103400606A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-11-20 | 中广核工程有限公司 | 核电厂堆坑上腔主管道的中子屏蔽装置 |
| CN114846562A (zh) * | 2019-12-06 | 2022-08-02 | 劳斯莱斯Smr有限公司 | 安全壳系统 |
| US12315645B2 (en) | 2019-12-06 | 2025-05-27 | Rolls-Royce Smr Limited | Containment system |
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