JPH08190211A - 電子写真用感光体 - Google Patents
電子写真用感光体Info
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- JPH08190211A JPH08190211A JP236195A JP236195A JPH08190211A JP H08190211 A JPH08190211 A JP H08190211A JP 236195 A JP236195 A JP 236195A JP 236195 A JP236195 A JP 236195A JP H08190211 A JPH08190211 A JP H08190211A
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- Japan
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- iii
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】感光体の特性を損なうことなく長期にわたる諸
特性の安定した電子写真用感光体を得る。 【構成】式(I),(II)または(III )で示された添
加剤を感光層に用いる。 (一般式[I],[II]または[III]で示される化合
物のうちR1,R2,R3,R4,R5,R6はそれぞ
れ水素原子、または炭素原子が1ないし30の直鎖又は
分岐したアルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、水
酸基を表す。X1,X2はそれぞれ酸素原子または硫黄
原子を表す。また一般式[I],[II],[III]で示
される化合物は、原子間の結合を回転することによって
得られる化合物をも含む。)
特性の安定した電子写真用感光体を得る。 【構成】式(I),(II)または(III )で示された添
加剤を感光層に用いる。 (一般式[I],[II]または[III]で示される化合
物のうちR1,R2,R3,R4,R5,R6はそれぞ
れ水素原子、または炭素原子が1ないし30の直鎖又は
分岐したアルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、水
酸基を表す。X1,X2はそれぞれ酸素原子または硫黄
原子を表す。また一般式[I],[II],[III]で示
される化合物は、原子間の結合を回転することによって
得られる化合物をも含む。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真用感光体の感光
層に係り、特に感光層に使用される添加剤に関する。
層に係り、特に感光層に使用される添加剤に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体は、導電性基体上に光
導電性を有する感光層を積層した構造を採る。そのうち
でも、電荷の発生や輸送を担う機能成分として有機化合
物を含有する有機電子写真用感光体は物質の選択性が高
く、塗工法による生産性も良好で安定性に優れるなどの
利点を持つ。とりわけ電荷輸送層、電荷発生層などの機
能層を積層した積層型の有機電子写真用感光体は機能性
が高く、材料設計が容易であるなどの点から複写機およ
び各種プリンター等への適用が活発に進められている。
導電性を有する感光層を積層した構造を採る。そのうち
でも、電荷の発生や輸送を担う機能成分として有機化合
物を含有する有機電子写真用感光体は物質の選択性が高
く、塗工法による生産性も良好で安定性に優れるなどの
利点を持つ。とりわけ電荷輸送層、電荷発生層などの機
能層を積層した積層型の有機電子写真用感光体は機能性
が高く、材料設計が容易であるなどの点から複写機およ
び各種プリンター等への適用が活発に進められている。
【0003】近年、電荷発生物質としてアゾ化合物、電
荷輸送物質としてスチルベン誘導体などが開発されるに
および感光体の高感度化が図られ、高速複写機への実用
化が急速に展開されている。しかしながら、従来製品化
されている積層型の有機電子写真用感光体は実用条件で
長時間使用すると、帯電電位の低下,残電電位の上昇,
感度の低下などの問題が発生する。これらの諸問題の原
因とメカニズムはいまだ完全に解明されていないがこれ
らの原因として、いくつかの外的要因を挙げることがで
きる。先ず放電帯電プロセスで発生するオゾンに有機感
光体が曝されること、そしてメンテナンス時に強い外光
に曝されることである。これらの外的要因が上述諸特性
へ与える影響は、該感光体をオゾン雰囲気に放置するか
あるいは所定光量を照射するといった実験的手法で確認
することができる。
荷輸送物質としてスチルベン誘導体などが開発されるに
および感光体の高感度化が図られ、高速複写機への実用
化が急速に展開されている。しかしながら、従来製品化
されている積層型の有機電子写真用感光体は実用条件で
長時間使用すると、帯電電位の低下,残電電位の上昇,
感度の低下などの問題が発生する。これらの諸問題の原
因とメカニズムはいまだ完全に解明されていないがこれ
らの原因として、いくつかの外的要因を挙げることがで
きる。先ず放電帯電プロセスで発生するオゾンに有機感
光体が曝されること、そしてメンテナンス時に強い外光
に曝されることである。これらの外的要因が上述諸特性
へ与える影響は、該感光体をオゾン雰囲気に放置するか
あるいは所定光量を照射するといった実験的手法で確認
することができる。
【0004】上述した問題を解決するために酸化防止剤
や紫外線吸収剤として知られる所謂添加剤を感光層に含
有させる試みが種々なされている。その中でもいわゆる
フェノール構造を有する酸化防止剤が有効であることが
報告されている(例えば特開昭62−105151号公
報, 特開昭63−18366号公報)が、未だ全ての要
求特性を満足する感光体は存在しないのが現状である。
や紫外線吸収剤として知られる所謂添加剤を感光層に含
有させる試みが種々なされている。その中でもいわゆる
フェノール構造を有する酸化防止剤が有効であることが
報告されている(例えば特開昭62−105151号公
報, 特開昭63−18366号公報)が、未だ全ての要
求特性を満足する感光体は存在しないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題に対する対
策として、例えば特開昭62−105151号公報で示
される酸化防止剤の添加が行われることがある。この例
では酸化防止剤の量を増加させるほどオゾン雰囲気に対
する耐性が向上するが、その一方で添加量を増加させる
ことによって感光体としての感度が低減する。
策として、例えば特開昭62−105151号公報で示
される酸化防止剤の添加が行われることがある。この例
では酸化防止剤の量を増加させるほどオゾン雰囲気に対
する耐性が向上するが、その一方で添加量を増加させる
ことによって感光体としての感度が低減する。
【0006】この発明は上述の点に鑑みてなされその目
的は感光体の特性を損なうことなく長期にわたる諸特性
の安定した電子写真用感光体を提供することにある。
的は感光体の特性を損なうことなく長期にわたる諸特性
の安定した電子写真用感光体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的はこの発明に
よれば、導電性基体上に感光層を有し、感光層は添加剤
として下記一般式[I],[II]または[III ]で示さ
れる化合物を含むとすることにより達成される。
よれば、導電性基体上に感光層を有し、感光層は添加剤
として下記一般式[I],[II]または[III ]で示さ
れる化合物を含むとすることにより達成される。
【0008】
【化2】
【0009】(一般式[I],[II]または[III ]で
示される化合物のうちR1 、R2 、R 3 、R4 、R5 、
R6 はそれぞれ水素原子,または炭素原子が1ないし3
0の直鎖又は分岐したアルキル基,ハロゲン原子,アル
コキシ基,水酸基を表す。X1、X2 はそれぞれ酸素原
子または硫黄原子を表す。また一般式[I],[II],
[III ]で示される化合物は、原子間の結合を回転する
ことによって得られる化合物をも含む。) 上記した原子間の結合の回転は二重結合の回りのシス―
トランス互変異性,単結合の回りの複素5員環の回転が
含まれる。
示される化合物のうちR1 、R2 、R 3 、R4 、R5 、
R6 はそれぞれ水素原子,または炭素原子が1ないし3
0の直鎖又は分岐したアルキル基,ハロゲン原子,アル
コキシ基,水酸基を表す。X1、X2 はそれぞれ酸素原
子または硫黄原子を表す。また一般式[I],[II],
[III ]で示される化合物は、原子間の結合を回転する
ことによって得られる化合物をも含む。) 上記した原子間の結合の回転は二重結合の回りのシス―
トランス互変異性,単結合の回りの複素5員環の回転が
含まれる。
【0010】本発明で用いられる一般式[I][II]
[III ]で示される化合物の具体例がそれぞれ化学式
[I−1]〜化学式[I−31]、化学式[II−1]〜
化学式[II−31]、化学式[III −1]〜化学式[II
I −31]に示される。
[III ]で示される化合物の具体例がそれぞれ化学式
[I−1]〜化学式[I−31]、化学式[II−1]〜
化学式[II−31]、化学式[III −1]〜化学式[II
I −31]に示される。
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【作用】上述の手段によって感光体にオゾン雰囲気で放
置したりあるいは強光照射等のストレスを与えても、電
位特性および感度特性に変動は見られないことが確認さ
れた。そして該感光層を形成する有機物質は、帯電プロ
セスで発生するオゾンにより酸化劣化することがなくま
たメンテナンス時に強力な外光に曝されても光反応劣化
することがない。これは以下のように推定される。即ち
本発明の添加剤は電荷輸送物質と直接反応することはな
い。しかしオゾンや紫外線が電荷輸送物質と反応してで
きたラジカル(これはトラップとして働く)と反応しこ
れを安定な化合物に変化させるものである。
置したりあるいは強光照射等のストレスを与えても、電
位特性および感度特性に変動は見られないことが確認さ
れた。そして該感光層を形成する有機物質は、帯電プロ
セスで発生するオゾンにより酸化劣化することがなくま
たメンテナンス時に強力な外光に曝されても光反応劣化
することがない。これは以下のように推定される。即ち
本発明の添加剤は電荷輸送物質と直接反応することはな
い。しかしオゾンや紫外線が電荷輸送物質と反応してで
きたラジカル(これはトラップとして働く)と反応しこ
れを安定な化合物に変化させるものである。
【0015】
【実施例】次にこの発明を図面に基づいて説明する。本
発明の感光体は以上のような化合物を感光層中に含有さ
せたことを特徴としている。図1はこの発明の実施例に
係る正帯電単層型感光体を示す断面図である。
発明の感光体は以上のような化合物を感光層中に含有さ
せたことを特徴としている。図1はこの発明の実施例に
係る正帯電単層型感光体を示す断面図である。
【0016】この感光体は支持体である導電性基体1と
感光層20より構成される。感光層20は電荷発生物質
3と電荷輸送物質5と添加剤2を含む。図2はこの発明
の実施例に係る負帯電積層型感光体を示す断面図であ
る。この感光体は導電性基体1、電荷発生層4、電荷輸
送層6より構成される。電荷発生層4と電荷輸送層6は
感光層21を構成する。電荷輸送層6は添加剤2を含
む。
感光層20より構成される。感光層20は電荷発生物質
3と電荷輸送物質5と添加剤2を含む。図2はこの発明
の実施例に係る負帯電積層型感光体を示す断面図であ
る。この感光体は導電性基体1、電荷発生層4、電荷輸
送層6より構成される。電荷発生層4と電荷輸送層6は
感光層21を構成する。電荷輸送層6は添加剤2を含
む。
【0017】図3はこの発明の実施例に係る正帯電積層
型感光体を示す断面図である。この感光体は導電性基体
1、電荷輸送層6、電荷発生層4、被覆層7より構成さ
れている。電荷輸送層6、電荷発生層4、被覆層7は感
光層22を構成している。電荷輸送層6は添加剤2を含
む。以下、負帯電型の積層型感光体に適用した場合につ
いて述べる。但し本実施例は本発明の請求範囲を限定す
るものではない。
型感光体を示す断面図である。この感光体は導電性基体
1、電荷輸送層6、電荷発生層4、被覆層7より構成さ
れている。電荷輸送層6、電荷発生層4、被覆層7は感
光層22を構成している。電荷輸送層6は添加剤2を含
む。以下、負帯電型の積層型感光体に適用した場合につ
いて述べる。但し本実施例は本発明の請求範囲を限定す
るものではない。
【0018】支持体である導電性基体1としてはアルミ
ニウム製円筒やアルミニウム蒸着のフィルム等の導電性
基体あるいは該導電性基体の表面をアルマイト化したも
の,あるいは樹脂被膜などによる表面修飾を施したもの
が用いられる。本実施例では該導電性基体としてアルミ
ニウム製の肉厚1mm、長さ310mm、外形60mm
の円筒基体を洗浄、乾燥したものを用いた。表面修飾に
用いられる高分子分散被膜としてはカゼイン,ポリビニ
ルアルコール,ナイロン,ポリアミド,メラニン,セル
ロースなどの絶縁性高分子あるいはポリチオフェン,ポ
リピロール,ポリアニリンなどの導電性高分子、あるい
はこれら高分子に金属酸化物粉末,低分子化合物を含有
せしめたものが用いられる。
ニウム製円筒やアルミニウム蒸着のフィルム等の導電性
基体あるいは該導電性基体の表面をアルマイト化したも
の,あるいは樹脂被膜などによる表面修飾を施したもの
が用いられる。本実施例では該導電性基体としてアルミ
ニウム製の肉厚1mm、長さ310mm、外形60mm
の円筒基体を洗浄、乾燥したものを用いた。表面修飾に
用いられる高分子分散被膜としてはカゼイン,ポリビニ
ルアルコール,ナイロン,ポリアミド,メラニン,セル
ロースなどの絶縁性高分子あるいはポリチオフェン,ポ
リピロール,ポリアニリンなどの導電性高分子、あるい
はこれら高分子に金属酸化物粉末,低分子化合物を含有
せしめたものが用いられる。
【0019】電荷発生層4は電荷発生物質3と樹脂バイ
ンダーより構成される。電荷発生物質3の具体例として
は化学式[IV−1]〜化学式[IV−6]に示す各種フタ
ロシアニン化合物,化学式[IV−7]〜化学式[IV−1
8]に示すアゾ化合物,化学式[IV−19]〜化学式
[IV−26]に示す多環キノン化合物,化学式[IV−2
7]〜化学式[IV−34]に示すスクエリアリウム化合
物およびこれらの誘導体が挙げられる。
ンダーより構成される。電荷発生物質3の具体例として
は化学式[IV−1]〜化学式[IV−6]に示す各種フタ
ロシアニン化合物,化学式[IV−7]〜化学式[IV−1
8]に示すアゾ化合物,化学式[IV−19]〜化学式
[IV−26]に示す多環キノン化合物,化学式[IV−2
7]〜化学式[IV−34]に示すスクエリアリウム化合
物およびこれらの誘導体が挙げられる。
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】
【化10】
【0025】電荷発生層用のバインダーとしてはポリカ
ーボネート,ポリエステル,ポリアミド,ポリウレタ
ン,エポキシポリビニルブチラール,ポリビニルアセタ
ール,フェノキシ樹脂,セルロース樹脂,若しくはこれ
らの共重合体またはこれらのハロゲン化物,シアノエチ
ル化合物が用いられる。電荷輸送層6は電荷輸送物質5
と樹脂バインダーから構成される。電荷輸送物質として
は化学式[V−1]ないし化学式[V−10]に具体例
を示す各種ヒドラゾン系化合物およびその誘導体、化学
式[VI−1]ないし化学式[VI−8]に具体例を示す各
種ブタジエン系化合物およびその誘導体、化学式[VII
−1]ないし化学式[VII −14]に具体例を示す各種
アミン系化合物およびその誘導体、化学式[VIII−1]
ないし化学式[VIII−10]に具体例を示す各種スチリ
ル系化合物およびその誘導体、化学式[IX−1]ないし
化学式[IX−16]に具体例を示す各種ジスチリル系化
合物およびその誘導体を単独または組合わせて用いるこ
とができる。
ーボネート,ポリエステル,ポリアミド,ポリウレタ
ン,エポキシポリビニルブチラール,ポリビニルアセタ
ール,フェノキシ樹脂,セルロース樹脂,若しくはこれ
らの共重合体またはこれらのハロゲン化物,シアノエチ
ル化合物が用いられる。電荷輸送層6は電荷輸送物質5
と樹脂バインダーから構成される。電荷輸送物質として
は化学式[V−1]ないし化学式[V−10]に具体例
を示す各種ヒドラゾン系化合物およびその誘導体、化学
式[VI−1]ないし化学式[VI−8]に具体例を示す各
種ブタジエン系化合物およびその誘導体、化学式[VII
−1]ないし化学式[VII −14]に具体例を示す各種
アミン系化合物およびその誘導体、化学式[VIII−1]
ないし化学式[VIII−10]に具体例を示す各種スチリ
ル系化合物およびその誘導体、化学式[IX−1]ないし
化学式[IX−16]に具体例を示す各種ジスチリル系化
合物およびその誘導体を単独または組合わせて用いるこ
とができる。
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】
【化13】
【0029】
【化14】
【0030】
【化15】
【0031】
【化16】
【0032】
【化17】
【0033】
【化18】
【0034】
【化19】
【0035】電荷輸送層用の樹脂バインダーとしては、
化学式[X−1]ないし化学式[Xー6]に具体例を示
す各種ポリカーボネート,ポリスチレン,ポリフェニレ
ンエーテル,アクリル樹脂等を用いることができる。
化学式[X−1]ないし化学式[Xー6]に具体例を示
す各種ポリカーボネート,ポリスチレン,ポリフェニレ
ンエーテル,アクリル樹脂等を用いることができる。
【0036】
【化20】
【0037】実施例1 数平均分子量数十万のポリアミド(商品名:T171、
(株)ダイセル−ヒュルス製)4重量部とスチレン―マ
レイン酸樹脂(商品名:スプラパールAP、BASF
Japan Ltd.製)1重量部をメタノール200
重量部と1−ブタノール100重量部との混合溶媒に溶
解させ調製した樹脂被膜塗布液を用いて上述円筒基体上
に樹脂被膜を0.1μm厚さにディップ法により形成
し、支持体を作成した。
(株)ダイセル−ヒュルス製)4重量部とスチレン―マ
レイン酸樹脂(商品名:スプラパールAP、BASF
Japan Ltd.製)1重量部をメタノール200
重量部と1−ブタノール100重量部との混合溶媒に溶
解させ調製した樹脂被膜塗布液を用いて上述円筒基体上
に樹脂被膜を0.1μm厚さにディップ法により形成
し、支持体を作成した。
【0038】電荷発生物質として化学式[IV−17]に
示したビスアゾ化合物1重量部、バインダーとしてジア
リルフタレート樹脂(商品名 ダップK:大阪曹達製)
1重量部とを、メチルエチルケトン150重量部と混合
し、3時間混合機により混練を行い電荷発生層用の塗布
液を調製した。電荷輸送物質として化学式[VII −1]
に示される化合物80重量部と化学式[VII −13]に
示される化合物20重量部、バインダーとして化学式
[X−5]に示されるビスフェノールA型―ビフェニル
共重合ポリカーボネート(商品名BP−Pc:出光興産
製)100重量部、添加剤として化学式[II−1]に示
した2,2−ビニレンジフラン10重量部をジクロロメ
タン750重量部に溶解し電荷輸送層用の塗布液を調製
した。
示したビスアゾ化合物1重量部、バインダーとしてジア
リルフタレート樹脂(商品名 ダップK:大阪曹達製)
1重量部とを、メチルエチルケトン150重量部と混合
し、3時間混合機により混練を行い電荷発生層用の塗布
液を調製した。電荷輸送物質として化学式[VII −1]
に示される化合物80重量部と化学式[VII −13]に
示される化合物20重量部、バインダーとして化学式
[X−5]に示されるビスフェノールA型―ビフェニル
共重合ポリカーボネート(商品名BP−Pc:出光興産
製)100重量部、添加剤として化学式[II−1]に示
した2,2−ビニレンジフラン10重量部をジクロロメ
タン750重量部に溶解し電荷輸送層用の塗布液を調製
した。
【0039】以上の塗布液を用いて上述した支持体であ
る導電性基体上に電荷発生層、電荷輸送層を順次ディッ
プ法によって形成し、感光体を作成した。 実施例2 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を5重量
部添加する他は実施例1と同様にして感光体を作成し
た。 実施例3 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を1重量
部添加する他は実施例1と同様にして感光体を作成し
た。 実施例4 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を化学式
[II−3]で示される2,2−ビニレンジチオフェン化
合物に替えるほかは実施例1と同様にして感光体を作成
した。 実施例5 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を化学式
[II−3]で示される化合物に替え、添加量を5重量部
にするほかは実施例1と同様にして感光体を作成した。 実施例6 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を化学式
[II−3]で示される化合物に替え、添加量を1重量部
にする他は実施例1と同様にして感光体を作成した。 比較例1 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤に替えて
化学式[XI−1]で示される化合物を10重量部添加す
る他は実施例1と同様にして感光体を作成した。
る導電性基体上に電荷発生層、電荷輸送層を順次ディッ
プ法によって形成し、感光体を作成した。 実施例2 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を5重量
部添加する他は実施例1と同様にして感光体を作成し
た。 実施例3 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を1重量
部添加する他は実施例1と同様にして感光体を作成し
た。 実施例4 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を化学式
[II−3]で示される2,2−ビニレンジチオフェン化
合物に替えるほかは実施例1と同様にして感光体を作成
した。 実施例5 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を化学式
[II−3]で示される化合物に替え、添加量を5重量部
にするほかは実施例1と同様にして感光体を作成した。 実施例6 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を化学式
[II−3]で示される化合物に替え、添加量を1重量部
にする他は実施例1と同様にして感光体を作成した。 比較例1 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤に替えて
化学式[XI−1]で示される化合物を10重量部添加す
る他は実施例1と同様にして感光体を作成した。
【0040】
【化21】
【0041】比較例2 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤に替えて
化学式[XI−1]で示される化合物を5重量部添加する
他は実施例1と同様にして感光体を作成した。 比較例3 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤に替えて
化学式[XI−1]で示される化合物を1重量部添加する
他は実施例1と同様にして感光体を作成した。 比較例4 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を添加し
ない他は実施例1と同様にして感光体を作成した。 感光体の評価 上述した実施例と比較例で使用した電荷輸送層塗布液の
光による変色劣化を評価する目的で、塗布液に1000
lxの光を24時間照射し、変色の度合いを目視によ
り比較した。また作成した感光体の電子写真特性を評価
した。連続使用時における電位変動を評価する目的で、
帯電機構、露光機構、除電機構の運転条件を固定した複
写機に各種感光体を搭載し、常温常湿(20℃60%R
H)の雰囲気でA3用紙5万枚のランニング試験を行い
ランニング開始時の白紙電位(Vw)と黒紙電位(V
b)を測定、ランニング終了時の各電位変化量(ΔV
w、ΔVb)を得た。さらに対オゾン性を評価する目的
で各感光体をオゾン濃度100ppmの環境下に4時間
暴露し、暴露前後の半減露光量を測定し比較した。
化学式[XI−1]で示される化合物を5重量部添加する
他は実施例1と同様にして感光体を作成した。 比較例3 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤に替えて
化学式[XI−1]で示される化合物を1重量部添加する
他は実施例1と同様にして感光体を作成した。 比較例4 実施例1の化学式[II−1]で示される添加剤を添加し
ない他は実施例1と同様にして感光体を作成した。 感光体の評価 上述した実施例と比較例で使用した電荷輸送層塗布液の
光による変色劣化を評価する目的で、塗布液に1000
lxの光を24時間照射し、変色の度合いを目視によ
り比較した。また作成した感光体の電子写真特性を評価
した。連続使用時における電位変動を評価する目的で、
帯電機構、露光機構、除電機構の運転条件を固定した複
写機に各種感光体を搭載し、常温常湿(20℃60%R
H)の雰囲気でA3用紙5万枚のランニング試験を行い
ランニング開始時の白紙電位(Vw)と黒紙電位(V
b)を測定、ランニング終了時の各電位変化量(ΔV
w、ΔVb)を得た。さらに対オゾン性を評価する目的
で各感光体をオゾン濃度100ppmの環境下に4時間
暴露し、暴露前後の半減露光量を測定し比較した。
【0042】さらに耐強光疲労性を評価する目的で各感
光体に1000 lxの光を1時間照射し、一定帯電条
件化で照射前の初期帯電電位(Vs)を測定、照射終了
後の帯電電位変化量(ΔVs)を得た。これらの結果を
表1に示す。
光体に1000 lxの光を1時間照射し、一定帯電条
件化で照射前の初期帯電電位(Vs)を測定、照射終了
後の帯電電位変化量(ΔVs)を得た。これらの結果を
表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】以上の結果から明らかなように、比較例1
の添加剤を含んでいない感光体は、オゾン暴露あるいは
強光照射によって著しく感光体特性が低下し、実機での
ランニング試験による電位変動は実用範囲から逸脱して
いる。また比較例1,2,3,4に示すように添加剤に
よりオゾンないし強光の影響は低減できるが、感度が添
加の影響を受け感光体の性能低下が発生する。一方、実
施例1ないし6に示すように一般式[I],[II],
[III ]で示される化合物を添加した電子写真用感光体
は、添加量を調整することにより良好な感度特性, オゾ
ン暴露, または強光照射特性を同時に合せもつことが明
らかである。
の添加剤を含んでいない感光体は、オゾン暴露あるいは
強光照射によって著しく感光体特性が低下し、実機での
ランニング試験による電位変動は実用範囲から逸脱して
いる。また比較例1,2,3,4に示すように添加剤に
よりオゾンないし強光の影響は低減できるが、感度が添
加の影響を受け感光体の性能低下が発生する。一方、実
施例1ないし6に示すように一般式[I],[II],
[III ]で示される化合物を添加した電子写真用感光体
は、添加量を調整することにより良好な感度特性, オゾ
ン暴露, または強光照射特性を同時に合せもつことが明
らかである。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば感光層に添加剤として
一般式[I],[II]または[III ]で示される化合物
を含むので、感光体の特性を損なうことなく長期にわた
る諸特性の安定した電子写真用感光体が得られる。
一般式[I],[II]または[III ]で示される化合物
を含むので、感光体の特性を損なうことなく長期にわた
る諸特性の安定した電子写真用感光体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る正帯電単層型感光体を
示す断面図
示す断面図
【図2】この発明の実施例に係る負帯電積層型感光体を
示す断面図
示す断面図
【図3】この発明の実施例に係る正帯電積層型感光体を
示す断面図
示す断面図
1 導電性基体 2 添加剤 3 電荷発生物質 4 電荷発生層 5 電荷輸送物質 6 電荷輸送層 7 被覆層 20 感光層 21 感光層 22 感光層
Claims (1)
- 【請求項1】導電性基体上に感光層を有し、感光層は添
加剤として下記一般式[I],[II]または[III ]で
示される化合物を含むことを特徴とする電子写真用感光
体。 【化1】 (一般式[I],[II]または[III ]で示される化合
物のうちR1 、R2 、R 3 、R4 、R5 、R6 はそれぞ
れ水素原子,または炭素原子が1ないし30の直鎖又は
分岐したアルキル基,ハロゲン原子,アルコキシ基,水
酸基を表す。X1、X2 はそれぞれ酸素原子または硫黄
原子を表す。また一般式[I],[II],[III ]で示
される化合物は、原子間の結合を回転することによって
得られる化合物をも含む。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP236195A JPH08190211A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 電子写真用感光体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP236195A JPH08190211A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 電子写真用感光体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08190211A true JPH08190211A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11527127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP236195A Pending JPH08190211A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 電子写真用感光体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08190211A (ja) |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP236195A patent/JPH08190211A/ja active Pending
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