JPH0819049B2 - ジヒドロフェナンスレンカルボン酸エステルとその製造方法 - Google Patents

ジヒドロフェナンスレンカルボン酸エステルとその製造方法

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JPH0819049B2 JP1116767A JP11676789A JPH0819049B2 JP H0819049 B2 JPH0819049 B2 JP H0819049B2 JP 1116767 A JP1116767 A JP 1116767A JP 11676789 A JP11676789 A JP 11676789A JP H0819049 B2 JPH0819049 B2 JP H0819049B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なジヒドロフェナンスレンカルボン酸エ
ステルとその製造方法に関する。詳しくは7−ブロモ−
9,10−ジヒドロフェナンスレン−2−カルボン酸(モ
ノ)エステル化合物及び2,7−ジブロモ−9,10−ジヒド
ロフェナンスレンから前記モノエステル化合物と9,10−
ジヒドロフェナンスレン−2,7−ジカルボン酸ジエステ
ル化合物を選択的に合成する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、芳香族化合物のカルボニル化反応について各種
の方法が提案されている。例えばヨウ素化又は臭素化ジ
フェニルに水性溶媒中触媒の存在下一酸化炭素を反応さ
せてジフェニルカルボン酸を製造する方法(特開昭62-1
85055号)、ハロゲン化芳香族ヒドロキシ化合物にアル
コール溶媒中触媒の存在下に一酸化炭素を反応させてヒ
ドロキシ芳香族カルボン酸エステルを製造する方法(特
開昭62-187435号)、塩基及び水の存在下に触媒を使用
せずに芳香族ヨウ素化合物を一酸化炭素と反応させて芳
香族カルボン酸を製造する方法(特開昭63-5052号)、
或はハロゲン化芳香族化合物を高温、高圧下に触媒の存
在下一酸化炭素と反応させて芳香族カルボン酸エステル
を製造する方法(米国特許第3636082号)などが知られ
ている。
本発明者らもかねてより芳香族化合物のカルボニル化
反応について種々研究を重ね、特に原料、触媒、反応条
件等が生成物の収率や選択率に及ぼす影響について広範
かつ綿密な検討を行なってきた。この中で2,7−ジブロ
モジヒドロフェナンスレンのカルボニル化反応について
仔細に検討したところ、ある限られた条件下では、上記
9,10−ジヒドロフェナンスレン−2,7−ジカルボン酸ジ
エステル及び7−ブロモ−9,10−ジヒドロフエナンスレ
ンカルボン酸エステルを収率よく選択的に合成する方法
を見出して本発明に至ったものである。
〔発明の概要〕
かくて本発明は一般式(I) で表わされる7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレ
ン−2−カルボン酸エステル(式中、Rは炭素数1〜20
を有する炭化水素基を表わす)。を提供するものであ
る。
本発明はまた2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナ
ンスレンを塩基性物質及びパラジウム−ホスフィン系触
媒の存在下で一酸化炭素及び一般式(III)R-OH(式中
Rは炭素数1〜20の炭化水素基)のアルコールと反応さ
せるに当り、パラジウム対ホスフィンのモル化を調整す
ることによって、一般式(I) を有する7ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン−2
−カルボン酸エステルと一般式(II) を有する9,10−ジヒドロフェナンスレン−2,7−ジカル
ボン酸ジエステルの収率を調整することを特徴とするジ
ヒドロフェナンスレンカルボン酸エステルの製造方法を
提供するものである。
〔発明の具体的説明〕
以下本発明について詳細に説明する。
まず本発明は一般式(I) で表される7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン
−2−カルボン酸エステルに関するものである。
上記式(I)中のRは炭素数1〜20を有する炭化水素
基であり、たとえばメチル、エチル等のアルキル基、シ
クロペンチル、シクロヘキシル等のシクロアルキル基、
ベンジル、フェニル等のアリール基を含む脂肪族、脂環
族、芳香族の炭化水素基を表わす。かくて一般式(I)
で表わされる本発明に係る新規化合物としては、代表的
には、7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン−2
−カルボン酸エチルエステルをあげることができる。
このような化合物は耐熱性あるいは液晶高分子の原料
として利用可能であり、また種々の医薬品、農薬等の原
料としても利用可能である。
このような化合物は、本発明によれば2,7−ジブロモ
−9-10−ジヒドロフェナンスレンを塩基性物質及びパラ
ジウム−ホスフィン系触媒の存在下、一酸化炭素及び一
般式(III)R-OH(Rは上記のとおり)のアルコールと
反応させることによって製造することができ、その際、
パラジウムに対するホスフィン化合物のモル比を調整す
ることによって一般式(II) (Rは上記とおり)で表わされる9,10−ジヒドロフェナ
ンスレン−2,7−ジカルボン酸ジエステル化合物ととも
に選択的に合成すること、即ち両化合物の収率を調整す
ることができる。
本発明の原料として使用する2,7−ジブロモ−9,10−
ジヒドロフェナンスレンは種々の方法で容易に得ること
が出来る。例えば9,10−ジヒドロフェナンスレンをトリ
メチルホスフェイト溶媒中、臭素存在下で反応させるこ
とにより高収率で得られる(D.E.Pearson,U.S.Pat.3,98
8,369(1976))。
本発明で用いる塩基性物質は反応を著しく促進する効
果を有しており、これを添加することにより反応時間の
短縮、反応温度の低減化が図られる。この塩基性物質と
して有機塩基、無機塩基のどちらも用いることができ
る。即ち、反応の途中で生成する臭化水素を捕捉出来る
ものであればよい。例えば、脂肪酸アミン、芳香族アミ
ン、水酸化第四級アンモニウム、アルカリ金属アルコラ
ート、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、ア
ルカリ土類金属アルコラート、アルカリ土類金属水酸化
物、アルカリ土類金属炭酸塩等が挙げられる。使用量
は、反応させる2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナ
ンスレンの臭素量に対して0.01〜10モル当量、好ましく
は0.3〜5モル当量である。
本発明で用いる触媒としては、パラジウム−ホスフィ
ン系触媒である。パラジウムとしては塩化パラジウム、
硫酸パラジウム等、ホスフィンとしては、トリフェニル
ホスフィン、トリトリルホスイフィン、トリアニシルホ
スフィン等の芳香族ホスフィン類、トリブチルホスフィ
ン、トリプロピルホスフィン、トリイソプロピルホスフ
ィン、等のアルキルホスフィン類、1,2−ビスジフェニ
ルホスフィノメタン、1,3−ビスジフェニルホスフィノ
プロパン等のジホスフィン類等が挙げられる。これらの
ホスフィン類はパラジウム錯体として反応系中に加えら
れても良いし、また例えば塩化パラジウム等の塩類とホ
スフィンとを一緒に反応器中に充填して系中で両者の錯
体を形成するようにしても良い。パラジウム化合物の使
用量は反応させる2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェ
ナンスレンに対して、1/10〜1/1000モル当量、好ましく
は1/20〜1/200モル当量が適当である。ホスフィン化合
物はパラジウムに対して0.5〜30モル当量、好ましくは
1〜25モル当量が適当である。ホスフィン化合物の添加
量が少ない場合には7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナ
ンスレン−2−カルボン酸エステルが主生成物となり、
また多い場合には9,10−ジヒドロフェナンスレン−2,7
−ジカルボン酸ジエステルが主生成物となる。
本発明で用いるアルコールは、一般式(III)R-OH
(Rは上述のとおり)で表わされるものであり、目的に
応じて選択して使用出来る。脂肪族アルコール、脂環族
アルコール、芳香族アルコール類等いずれも使用出来
る。好ましくは、脂肪族アルコールでは、メタノール、
エタノール、プロパノール、脂環族アルコールではシク
ロペンタノール、シクロヘキサノール、芳香族アルコー
ル類では、ベンジルアルコール、フェノールである。ア
ルコールの使用量は、反応させる2,7−ジブロモ−9,10
−ジヒドロフェナンスレンの臭素に対してモル当量以上
あれば良い。
反応装置としては、通常用いられる流通式あるいは回
分式高圧反応装置が適当であるが、これらに限定される
ものではない。反応は一酸化炭素加圧下で行う。一酸化
炭素ガスの圧力は、ゲージ圧5〜200kg/cm2、好ましく
は50〜150kg/cm2が適当である。一酸化炭素は一般にか
なり過剰の量用いられる。反応温度は、反応速度の点で
50〜200℃、好ましくは100〜180℃が適当であり、200℃
以上では副反応が多くなる。
このようにして液晶高分子の原料等として利用可能で
ある一般式(I)、(II)で表わされる化合物が得られ
るのであるが、通常同時に各種副生成物も生成しやすい
ので各種条件を調整することによって、たとえば他の条
件を一定とする場合、比較的塩基性物質の量が低いと
き、一酸化炭素の圧力が低いとき、温度が低いときに各
種副生成物の生成を抑制して、主生成物として上記化合
物を高い収率、選択率で得ることができる。しかしこれ
らをすべて満足させるときは却って反応速度の低下等を
招くことになるのでこれを防ぐよう調整を図ることが必
要である。
そして本発明によれば、前述のようにパラジウム対ホ
スフィンのモル比を調整することによって一般式
(I),(II)の化合物の収率を調整することができる
のであり、他の条件を同一にしてパラジウムに対するホ
スフィンのモル比を漸次多くしていくに従って一般式
(II)のジエステル化合物を高い収率で得ることができ
るのである。得られた化合物の混合物はカラム分離によ
り夫々純粋な化合物に単離することができる。
〔実施例〕
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
〔実施例1〕 2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン8.45g
(25mmol)トリエチルアミン6.07g(60mol、塩化パラジ
ウム44.3mg(0.25mmol)、トリフェニルホスフィン656m
g(2.5mmol)、エタノール20ml、ベンゼン20mlをオート
クレーブに仕込み、次いで一酸化炭素を50kg/cm2仕込ん
だ。次に120℃に昇温させて5時間反応させた。反応
後、未反応の一酸化炭素をパージした後、反応液を取り
出し、ガスクロマトグラフィーにより分析を行った。そ
の結果、仕込んだ2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェ
ナンスレンのうち99.7%が反応した。主生成物として9,
10−ジヒドロフェナンスレン−2,7−ジカルボン酸ジエ
チルエステルが7.84g(24.2mmol)(選択率97%)得ら
れた。(融点109.0℃〜111.0℃、元素分析C=74.0%、
H=6.1%、O=19.9%)生成物のIRスペクトル及びマ
ススペクトルを各第1図及び第2図に示す。このほかに
副生成物として、7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナン
スレン−2−カルボン酸エチルエステルが82mg(6mmo
l)(選択率1%)が得られた。(融点75.3℃〜77.3
℃、元素分析C=61.5%、H=4.4%、O=9.8%、Br=
24.3%)生成物のIRスペクトル及びマススペクトルを各
第3図及び第4図に示す。
〔実施例2〕 2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン8.45g
(25mmol)、トリエチルアミン6.07g(60mmol)、塩化
パラジウム44.3mg(0.25mmol)、トリフェニルホスフィ
ン262.4mg(1mmol)、エタノール20ml、ベンゼン20mlを
オートクレーブに仕込み、次いで一酸化炭素を50kg/cm2
仕込んだ。次に180℃に昇温させて5時間反応させた。
反応後、未反応の一酸化炭素をパージした後、反応液を
取り出し、ガスクロマトグラフィーにより分析を行っ
た。その結果、仕込んだ2,7−ジブロモ−9,10−ジヒド
ロフェナンスレンのうち98.5%が反応した。主生成物と
して9,10−ジヒドロフェナンスレン−2,7−ジカルボン
酸ジエチルエステルが7.22g(22.3mmol)(選択率90.4
%)得られた。このほかに副生成物として、7−ブロモ
−9,10−ジヒドロフェナンスレン−2−カルボン酸エチ
ルエステルが363mg(1.1mmol)(選択率4.5%)が得ら
れた。
〔実施例3〕 2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン8.45g
(25mmol)、トリエチルアミン6.07g(60mmol)、塩化
パラジウム44.3mg(0.25mmol)、トリフェニルホスフィ
ン65.6mg(0.25mmol)、エタノール20ml、ベンゼン20ml
をオートクレーブに仕込み、次いで一酸化炭素を50kg/c
m2仕込んだ。次に180℃に昇温させて5時間反応させ
た。反応後、未反応の一酸化炭素をパージした後、反応
液を取り出し、ガスクロマトグラフィーにより分析を行
った。その結果、仕込んだ2,7−ジブロモ−9,10−ジヒ
ドロフェナンスレンのうち72%が反応した。主生成物と
して7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン−2−
カルボン酸エチルエステルが3.64g(11mmol)(選択率5
9%)得られた。このほかに副生成物として、9,10−ジ
ヒドロフェナンスレン−2,7−ジカルボン酸ジエチルエ
ステルが1.95mg(6mmol)(選択率33%)が得られた。
〔実施例4〕 2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン4.23g
(12.5mmol)、トリエチルアミン1.52g(15mmol)、塩
化パラジウム22.2mg(0.125mmol)、トリフェニルホス
フィン65.6mg(0.25mmol)、エタノール10ml、ベンゼン
20mlをオートクレーブに仕込み、温度150℃、一酸化炭
素圧力50kg/cm2の条件で実施例1と同様の方法で3時間
反応させた。その結果、仕込んだ2,7−ジブロモ−9,10
−ジヒドロフェナンスレンのうち70%反応し、主生成物
として7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン−2
−カルボン酸エチルエステルが1.85g(5.6mmol)(選択
率64%)が得られた。その他副生成物として、9,10−ジ
ヒドロフェナンスレン−2,7−ジカルボン酸ジエチルエ
ステルが0.58g(1.8mmol)(選択率20%)が得られた。
〔実施例5〕 2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン4.23g
(12.5mmol)、エチルジイソプロピルアミン3.87g(30m
mol)、塩化パラジウム22.2mg(0.125mmol)、トリフェ
ニルホスフィン65.6mg(0.25mmol)、エタノール10ml、
ベンゼン20mlをオートクレーブに仕込み、温度150℃、
一酸化炭素圧力50kg/cm2で実施例1と同様の方法で3時
間反応させた。その結果、仕込んだ2,7−ジブロモ−9,1
0−ジヒドロフェナンスレンのうち41%反応し、主生成
物として7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン−
2−カルボン酸エチルエステルが1.39g(4.2mmol)(選
択率80.5%)が得られた。その他、副生成物として、9,
10−ジヒドロフェナンスレン−2,7−ジカルボン酸ジエ
チルエステルが3mg(0.01mmol)(選択率0.2%)が得ら
れた。
〔実施例6〕 2.7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン4.23g
(12.5mmol)、ブチルジメチルアミン3.03g(30mmo
l)、トリフェニルホスフィン65.6mg(0.25mmol)、塩
化パラジウム22.2mg(0.125mmoi)、エタノール10ml、
ベンゼン20mlをオートクレーブに仕込み、温度150℃、
一酸化炭素圧力50kg/cm2で実施例1と同様の方法で3時
間反応させた。仕込んだ2,7−ジブロモ−9,10−ジヒド
ロフェナンスレンのうち64%反応し、主生成物として7
−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン−2−カルボ
ン酸エチルエステルが2.09g(6.3mmol)(選択率78%)
が得られた。その他、副生成物として、9,10−ジヒドロ
フェナンスレン−2,7−ジカルボン酸ジエチルエステル
が0.52g(1.6mmol)(選択率19%)が得られた。
〔発明の効果〕
上記のところから明らかなように、本発明によれば一
般式(I)と(II)で表わされる有用な化合物を安価な
原料を用い簡単な反応工程により、高い収率、選択率で
得ることができ、本発明は誠に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は実施例1で主生成物としてえられた9,
10−ジヒドロフエナンスレン−2,7−ジカルボン酸エチ
ルエステルのIRスペクトルとマススペクトルであり、第
3図と第4図は実施例1で副生成物としてえられた7−
ブロモ−9,10−ジヒドロフエナンスレン−2−カルボン
酸エチルエステルのIRスペクトルとマススペクトルであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 義和 神奈川県横浜市磯子区磯子台20―7 (72)発明者 高木 悟 神奈川県川崎市高津区末長241 (72)発明者 土井 禎昭 神奈川県横浜市緑区しらとり台21―14 審査官 船岡 嘉彦 (56)参考文献 特開 昭59−29641(JP,A) 特開 昭62−187434(JP,A) 特開 昭61−189249(JP,A) Helv.Chim.Acta.,53 〔1〕(1970),P.141−154

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I) で表わされる7−ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレ
    ン−2−カルボン酸エステル(式中、Rは炭素数1〜20
    を有する炭化水素基を表わす)。
  2. 【請求項2】2,7−ジブロモ−9,10−ジヒドロフェナン
    スレンを塩基性物質及びパラジウム−ホスフィン系触媒
    の存在下で一酸化炭素及び一般式(III)R-OH(式I〜I
    II中Rは炭素数1〜20の炭化水素基)のアルコールと反
    応させるに当り、パラジウム対ホスフィンのモル比を調
    整することによって、一般式(I) を有する7ブロモ−9,10−ジヒドロフェナンスレン−2
    −カルボン酸エステルと一般式(II) を有する9,10−ジヒドロフェナンスレン−2,7−ジカル
    ボン酸ジエステルの収率を調整することを特徴とするジ
    ヒドロフェナンスレンカルボン酸エステルの製造方法。
JP1116767A 1989-05-10 1989-05-10 ジヒドロフェナンスレンカルボン酸エステルとその製造方法 Expired - Lifetime JPH0819049B2 (ja)

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