JPH08190875A - 偏向ヨーク及びその製造方法 - Google Patents
偏向ヨーク及びその製造方法Info
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- JPH08190875A JPH08190875A JP1875395A JP1875395A JPH08190875A JP H08190875 A JPH08190875 A JP H08190875A JP 1875395 A JP1875395 A JP 1875395A JP 1875395 A JP1875395 A JP 1875395A JP H08190875 A JPH08190875 A JP H08190875A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/56—Correction of beam optics
- H01J2229/568—Correction of beam optics using supplementary correction devices
- H01J2229/5681—Correction of beam optics using supplementary correction devices magnetic
- H01J2229/5684—Magnetic materials, e.g. soft iron
- H01J2229/5685—Cross-arms field shaper
Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インライン電子銃に装備すべき偏向ヨークに
おいて、ラスターの上下ピン歪が小さく、適度なバレル
形磁界分布が実現出来る偏向ヨークを提供する。 【構成】 本発明の偏向ヨークは、コイルセパレータ5
の外周面に一対の垂直偏向コイルを設置すると共に、コ
イルセパレータ5の内周面には一対のサドル型水平偏向
コイル1、1を互いに突き合せて設置している。コイル
セパレータ5の拡大開口側の裾部にはクロスアーム6が
配置され、該裾部の外周面には、クロスアーム6を係止
するための切欠きが形成されると共に、該裾部の内周面
には、前記切欠きを覆う絶縁リブ53が突設され、一対の
水平偏向コイル1、1の突合せ面の夫々には、大径部側
の端部に、絶縁リブ53の外形に沿う凹部14が形成され、
大径部の両端部には、コイルセパレータ5の裾部内周壁
に沿う凸部15が形成されている。
おいて、ラスターの上下ピン歪が小さく、適度なバレル
形磁界分布が実現出来る偏向ヨークを提供する。 【構成】 本発明の偏向ヨークは、コイルセパレータ5
の外周面に一対の垂直偏向コイルを設置すると共に、コ
イルセパレータ5の内周面には一対のサドル型水平偏向
コイル1、1を互いに突き合せて設置している。コイル
セパレータ5の拡大開口側の裾部にはクロスアーム6が
配置され、該裾部の外周面には、クロスアーム6を係止
するための切欠きが形成されると共に、該裾部の内周面
には、前記切欠きを覆う絶縁リブ53が突設され、一対の
水平偏向コイル1、1の突合せ面の夫々には、大径部側
の端部に、絶縁リブ53の外形に沿う凹部14が形成され、
大径部の両端部には、コイルセパレータ5の裾部内周壁
に沿う凸部15が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビジョン受
像機等のインライン電子銃に装備すべき偏向ヨーク、及
び該偏向ヨークの製造方法に関するものである。
像機等のインライン電子銃に装備すべき偏向ヨーク、及
び該偏向ヨークの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラーテレビジョン受像機の
インライン電子銃には、図16に示す偏向ヨーク(8)が
装備されている。該偏向ヨーク(8)においては、インラ
イン電子銃の配列方向に偏向を行なう一対のサドル型水
平偏向コイル(2)(2)がコイルセパレータ(5)の内周面
に設置されると共に、コイルセパレータ(5)の外周面に
は、フェライトコア(71)に直接に導線を巻き付けた一対
の垂直偏向コイル(7)(7)が設置されている。又、コイ
ルセパレータ(5)の拡大開口側の裾部には、磁界補正の
ためのクロスアーム(6)が取り付けられている。
インライン電子銃には、図16に示す偏向ヨーク(8)が
装備されている。該偏向ヨーク(8)においては、インラ
イン電子銃の配列方向に偏向を行なう一対のサドル型水
平偏向コイル(2)(2)がコイルセパレータ(5)の内周面
に設置されると共に、コイルセパレータ(5)の外周面に
は、フェライトコア(71)に直接に導線を巻き付けた一対
の垂直偏向コイル(7)(7)が設置されている。又、コイ
ルセパレータ(5)の拡大開口側の裾部には、磁界補正の
ためのクロスアーム(6)が取り付けられている。
【0003】ここで、クロスアーム(6)をコイルセパレ
ータ(5)に固定する手段として、例えば実開昭59−7
4658号公報に提案されている係止構造が採用出来
る。図14及び図15は、上記係止構造と基本的には同
一の係止構造を示すものであって、クロスアーム(6)に
は、開口部(62)を有する突片(61)が形成される一方、コ
イルセパレータ(5)には、切欠き(51)によってバネ性が
与えられた舌片(52)が形成され、コイルセパレータ(5)
の舌片(52)をクロスアーム(6)の突片(61)の開口部(62)
へ係合させることによって、コイルセパレータ(5)に対
してクロスアーム(6)が係止される。
ータ(5)に固定する手段として、例えば実開昭59−7
4658号公報に提案されている係止構造が採用出来
る。図14及び図15は、上記係止構造と基本的には同
一の係止構造を示すものであって、クロスアーム(6)に
は、開口部(62)を有する突片(61)が形成される一方、コ
イルセパレータ(5)には、切欠き(51)によってバネ性が
与えられた舌片(52)が形成され、コイルセパレータ(5)
の舌片(52)をクロスアーム(6)の突片(61)の開口部(62)
へ係合させることによって、コイルセパレータ(5)に対
してクロスアーム(6)が係止される。
【0004】尚、図14及び図15に示す係止構造にお
いては、コイルセパレータ(5)に切欠き(51)が開設され
ることによって、水平偏向コイル(1)と垂直偏向コイル
(7)の間の絶縁性が低下するので、これを防止するため
に、図15の如くコイルセパレータ(5)の裾部内周面に
は、切欠き(51)を覆う絶縁リブ(53)が突設される(図1
6参照)。
いては、コイルセパレータ(5)に切欠き(51)が開設され
ることによって、水平偏向コイル(1)と垂直偏向コイル
(7)の間の絶縁性が低下するので、これを防止するため
に、図15の如くコイルセパレータ(5)の裾部内周面に
は、切欠き(51)を覆う絶縁リブ(53)が突設される(図1
6参照)。
【0005】ところで特公昭57−13097号公報に
は、一対の水平偏向コイルの突合せ部の夫々に、へこみ
部を形成して、バレル形の磁界形状を実現する技術が開
示されている。
は、一対の水平偏向コイルの突合せ部の夫々に、へこみ
部を形成して、バレル形の磁界形状を実現する技術が開
示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8は、コイルセパレ
ータ(5)に装着された一対の水平偏向コイル(2)(2)を
大径部側から見た図であって、一対の水平偏向コイル
(2)(2)の突合せ部の両端部(24)(24)においては、コイ
ルセパレータ(5)に形成された前述の絶縁リブ(53)との
干渉を避け得るコイル形状となっている。即ち、水平偏
向コイル(2)を設計する段階で、コイルセパレータ(5)
への組立て時にコイル端部(24)が絶縁リブ(53)に当らな
い様、コイル形状が決定されるのである。このコイル端
部(24)におけるコイル形状を図9に拡大して示す。図示
の如く、絶縁リブ(53)との干渉を避けた結果、水平偏向
コイル(2)の端部(24)とコイルセパレータ(5)の間に
は、大きな隙間が生じている。
ータ(5)に装着された一対の水平偏向コイル(2)(2)を
大径部側から見た図であって、一対の水平偏向コイル
(2)(2)の突合せ部の両端部(24)(24)においては、コイ
ルセパレータ(5)に形成された前述の絶縁リブ(53)との
干渉を避け得るコイル形状となっている。即ち、水平偏
向コイル(2)を設計する段階で、コイルセパレータ(5)
への組立て時にコイル端部(24)が絶縁リブ(53)に当らな
い様、コイル形状が決定されるのである。このコイル端
部(24)におけるコイル形状を図9に拡大して示す。図示
の如く、絶縁リブ(53)との干渉を避けた結果、水平偏向
コイル(2)の端部(24)とコイルセパレータ(5)の間に
は、大きな隙間が生じている。
【0007】この様に、コイルセパレータ(5)に絶縁リ
ブ(53)を形成することに伴って、水平偏向コイル(2)の
形状は、絶縁リブ(53)を設けていない場合よりも、大径
部の両端部の張り出しを小さくせざるを得ない。この結
果、図11(b)の如く過度なバレル形の磁界分布(94)と
なり、これによって、図11(a)に示す如くラスター
(9)の上下ピン歪(92)が大きくなる。
ブ(53)を形成することに伴って、水平偏向コイル(2)の
形状は、絶縁リブ(53)を設けていない場合よりも、大径
部の両端部の張り出しを小さくせざるを得ない。この結
果、図11(b)の如く過度なバレル形の磁界分布(94)と
なり、これによって、図11(a)に示す如くラスター
(9)の上下ピン歪(92)が大きくなる。
【0008】本発明の目的は、インライン電子銃に装備
すべき偏向ヨークにおいて、コイルセパレータに絶縁リ
ブを突設した場合にも、ラスターの上下ピン歪が小さ
く、適度なバレル形磁界分布が実現出来る水平偏向コイ
ルを具えた偏向ヨークと、該偏向ヨークの製造方法を提
供することである。
すべき偏向ヨークにおいて、コイルセパレータに絶縁リ
ブを突設した場合にも、ラスターの上下ピン歪が小さ
く、適度なバレル形磁界分布が実現出来る水平偏向コイ
ルを具えた偏向ヨークと、該偏向ヨークの製造方法を提
供することである。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る偏向ヨーク
は、メガホン状に形成されたコイルセパレータ(5)の外
周面に一対の垂直偏向コイル(7)(7)を設置すると共
に、コイルセパレータ(5)の内周面に一対のサドル型水
平偏向コイル(1)(1)を設置している。各水平偏向コイ
ル(1)は、大径部(11)と小径部(12)の両端部を一対の中
間部(13)(13)で連結して構成される。コイルセパレータ
(5)の拡大開口側の裾部には、磁界補正のためのクロス
アーム(6)が取り付けられ、該裾部の外周面には、クロ
スアーム(6)を係止するための切欠き(51)を具えた係止
部が形成されると共に、該裾部の内周面には、前記切欠
き(51)を覆う絶縁リブ(53)が突設されている。一対の水
平偏向コイル(1)(1)の突合せ面の夫々には、大径部(1
1)側の端部に、前記絶縁リブ(53)の外形に沿う凹部(14)
が形成され、大径部(11)の両端部には、コイルセパレー
タ(5)の裾部内周壁に沿う凸部(15)が、前記凹部(14)に
連続して形成されている。
は、メガホン状に形成されたコイルセパレータ(5)の外
周面に一対の垂直偏向コイル(7)(7)を設置すると共
に、コイルセパレータ(5)の内周面に一対のサドル型水
平偏向コイル(1)(1)を設置している。各水平偏向コイ
ル(1)は、大径部(11)と小径部(12)の両端部を一対の中
間部(13)(13)で連結して構成される。コイルセパレータ
(5)の拡大開口側の裾部には、磁界補正のためのクロス
アーム(6)が取り付けられ、該裾部の外周面には、クロ
スアーム(6)を係止するための切欠き(51)を具えた係止
部が形成されると共に、該裾部の内周面には、前記切欠
き(51)を覆う絶縁リブ(53)が突設されている。一対の水
平偏向コイル(1)(1)の突合せ面の夫々には、大径部(1
1)側の端部に、前記絶縁リブ(53)の外形に沿う凹部(14)
が形成され、大径部(11)の両端部には、コイルセパレー
タ(5)の裾部内周壁に沿う凸部(15)が、前記凹部(14)に
連続して形成されている。
【0010】又、本発明に係る偏向ヨークの製造方法
は、水平偏向コイルのコイル巻線工程にて、雌型(31)と
雄型(32)を組み合せて巻線を積み重ねるべきサドル状空
間を形成する。ここで、該サドル状空間へ進入させるべ
き整形金具(4)には、上記コイルセパレータ(5)の絶縁
リブ(53)の外形に応じた突起部(43)が形成されている。
そして、該整形金具(4)を前記サドル状空間内の巻線層
に押し付けることによって、水平偏向コイル(1)の突合
せ面の大径部(11)側の端部に、前記絶縁リブ(53)の外形
に沿う凹部(14)を形成すると共に、大径部(11)の両端部
には、前記凹部(14)に連続して、コイルセパレータ(5)
の裾部内周壁に沿う凸部(15)を形成する。
は、水平偏向コイルのコイル巻線工程にて、雌型(31)と
雄型(32)を組み合せて巻線を積み重ねるべきサドル状空
間を形成する。ここで、該サドル状空間へ進入させるべ
き整形金具(4)には、上記コイルセパレータ(5)の絶縁
リブ(53)の外形に応じた突起部(43)が形成されている。
そして、該整形金具(4)を前記サドル状空間内の巻線層
に押し付けることによって、水平偏向コイル(1)の突合
せ面の大径部(11)側の端部に、前記絶縁リブ(53)の外形
に沿う凹部(14)を形成すると共に、大径部(11)の両端部
には、前記凹部(14)に連続して、コイルセパレータ(5)
の裾部内周壁に沿う凸部(15)を形成する。
【0011】整形金具(4)の具体的構成においては、突
起部(43)に、水平偏向コイル(1)の突合せ面に対して所
定の傾斜角度を有する斜面(44)と、該斜面(44)から前記
突合せ面に対して略平行に伸びる逃し面(45)とを形成す
る。
起部(43)に、水平偏向コイル(1)の突合せ面に対して所
定の傾斜角度を有する斜面(44)と、該斜面(44)から前記
突合せ面に対して略平行に伸びる逃し面(45)とを形成す
る。
【0012】
【作用及び効果】上記本発明の偏向ヨークにおいては、
各水平偏向コイル(1)(1)の突合せ部の端部に、コイル
セパレータ(5)の絶縁リブ(53)の外形及びコイルセパレ
ータ(5)の裾部内周壁に沿う凹凸形状が付与されること
によって、従来ではコイルセパレータ(5)との間に生じ
ていた空間へ、水平偏向コイル(1)の端部が張り出すこ
とになる。この結果、ラスターの上下ピン歪が減小し、
適度なバレル形磁界分布が実現される。
各水平偏向コイル(1)(1)の突合せ部の端部に、コイル
セパレータ(5)の絶縁リブ(53)の外形及びコイルセパレ
ータ(5)の裾部内周壁に沿う凹凸形状が付与されること
によって、従来ではコイルセパレータ(5)との間に生じ
ていた空間へ、水平偏向コイル(1)の端部が張り出すこ
とになる。この結果、ラスターの上下ピン歪が減小し、
適度なバレル形磁界分布が実現される。
【0013】上記本発明の偏向ヨークの製造方法におい
ては、雌型(31)と雄型(32)の間のサドル状空間内へ巻線
を積み重ねた後、該空間内の巻線層へ整形金具(4)を押
し付けることによって、巻線層は鞍形に整形される。こ
の際、整形金具(4)の突起部(43)によって押圧される部
分は凹み、これに伴ってサドル状空間の余裕のある部分
へ巻線層が押し出され、大径部(11)の両端部には、前記
凹部に連続して、凸部が形成される。この様にして形成
された水平偏向コイル(1)をコイルセパレータ(5)の内
周面に装着することによって、水平偏向コイル(1)の前
記凹部はコイルセパレータ(5)の絶縁リブ(53)に沿い、
前記凸部はコイルセパレータ(5)の裾部内周壁に沿うこ
とになる。この結果、上記本発明に係る偏向ヨークが得
られる。
ては、雌型(31)と雄型(32)の間のサドル状空間内へ巻線
を積み重ねた後、該空間内の巻線層へ整形金具(4)を押
し付けることによって、巻線層は鞍形に整形される。こ
の際、整形金具(4)の突起部(43)によって押圧される部
分は凹み、これに伴ってサドル状空間の余裕のある部分
へ巻線層が押し出され、大径部(11)の両端部には、前記
凹部に連続して、凸部が形成される。この様にして形成
された水平偏向コイル(1)をコイルセパレータ(5)の内
周面に装着することによって、水平偏向コイル(1)の前
記凹部はコイルセパレータ(5)の絶縁リブ(53)に沿い、
前記凸部はコイルセパレータ(5)の裾部内周壁に沿うこ
とになる。この結果、上記本発明に係る偏向ヨークが得
られる。
【0014】整形金具(4)の起部(43)に斜面(44)及び逃
し面(45)を形成した具体的構成においては、前記サドル
状空間内の巻線層が、整形金具(4)の突起部(43)によっ
て押圧されて凹部(14)が形成される際、巻線層が突起部
(43)の逃し面(45)に沿って膨らみ、凹部(14)に連続して
凸部(15)が形成される。
し面(45)を形成した具体的構成においては、前記サドル
状空間内の巻線層が、整形金具(4)の突起部(43)によっ
て押圧されて凹部(14)が形成される際、巻線層が突起部
(43)の逃し面(45)に沿って膨らみ、凹部(14)に連続して
凸部(15)が形成される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。図1は、本発明の偏向ヨークに装備すべき
水平偏向コイル(1)を示しており、大径部(11)と小径部
(12)を連結する一対の中間部(13)(13)には、大径部(11)
側の端部に、凹部(14)が形成されると共に、大径部(11)
の両端部には、凹部(14)に連続して、凸部(15)が形成さ
れている。該凸部(15)は、従来の水平偏向コイル(2)の
端部(24)の対応する箇所よりも突出している。
て詳述する。図1は、本発明の偏向ヨークに装備すべき
水平偏向コイル(1)を示しており、大径部(11)と小径部
(12)を連結する一対の中間部(13)(13)には、大径部(11)
側の端部に、凹部(14)が形成されると共に、大径部(11)
の両端部には、凹部(14)に連続して、凸部(15)が形成さ
れている。該凸部(15)は、従来の水平偏向コイル(2)の
端部(24)の対応する箇所よりも突出している。
【0016】尚、本発明の偏向ヨークは、上記水平偏向
コイル(1)の特徴的構成を除いて、他の構成は図16の
偏向ヨーク(8)と同一であって、図14及び図15に示
す様に、クロスアーム(6)には、開口部(62)を有する突
片(61)が形成される一方、コイルセパレータ(5)には、
切欠き(51)によってバネ性が与えられた舌片(52)が形成
され、従来と同様の係止構造を具えている。
コイル(1)の特徴的構成を除いて、他の構成は図16の
偏向ヨーク(8)と同一であって、図14及び図15に示
す様に、クロスアーム(6)には、開口部(62)を有する突
片(61)が形成される一方、コイルセパレータ(5)には、
切欠き(51)によってバネ性が与えられた舌片(52)が形成
され、従来と同様の係止構造を具えている。
【0017】図6は、本発明の偏向ヨークを拡大開口側
から見た図であって、一対の水平偏向コイル(1)(1)の
突合せ面の夫々に形成された凹部(14)及び凸部(15)は、
コイルセパレータ(5)の絶縁リブ(53)及び裾部内周壁に
沿った凹凸形状を呈している。該凹凸形状を拡大して図
7に示す。図7を図9と比較すれば明らかな様に、本発
明の水平偏向コイル(1)においては、従来の水平偏向コ
イル(2)ではコイルセパレータ(5)の間に生じていた空
間へ、コイル端部が大きく張り出している。この結果、
図10(b)の如く適度なバレル形の磁界分布(93)が実現
され、これによって、図10(a)に示す如くラスター
(9)の上下ピン歪(91)は従来よりも小さくなる。
から見た図であって、一対の水平偏向コイル(1)(1)の
突合せ面の夫々に形成された凹部(14)及び凸部(15)は、
コイルセパレータ(5)の絶縁リブ(53)及び裾部内周壁に
沿った凹凸形状を呈している。該凹凸形状を拡大して図
7に示す。図7を図9と比較すれば明らかな様に、本発
明の水平偏向コイル(1)においては、従来の水平偏向コ
イル(2)ではコイルセパレータ(5)の間に生じていた空
間へ、コイル端部が大きく張り出している。この結果、
図10(b)の如く適度なバレル形の磁界分布(93)が実現
され、これによって、図10(a)に示す如くラスター
(9)の上下ピン歪(91)は従来よりも小さくなる。
【0018】次に、上記本発明に係る水平偏向コイル
(1)の製造方法について説明する。図3は、水平偏向コ
イル(1)の巻線工程で用いる巻線治具(3)を示してお
り、雌型(31)及び雄型(32)は従来と同一構成である。雌
型(31)は枕片(33)を具えると共に、その両側にガイド面
(35)(35)を具えている。雄型(32)は、前記雌型(31)の枕
片(33)が嵌入すべき凹部(34)を具えると共に、その両側
にガイド面(36)(36)を具えている。そして、雌型(31)と
雄型(32)を組み合わせることによって、サドル状の巻線
空間が形成される。整形金具(4)は、ベース板(41)上
に、前記サドル状の巻線空間へ進入すべき一対の整形刃
(42)(42)を具えている。本発明の特徴として、各整形刃
(42)には、コイルセパレータ(5)の絶縁リブ(53)に対応
する形状の突起部(43)が形成されている。
(1)の製造方法について説明する。図3は、水平偏向コ
イル(1)の巻線工程で用いる巻線治具(3)を示してお
り、雌型(31)及び雄型(32)は従来と同一構成である。雌
型(31)は枕片(33)を具えると共に、その両側にガイド面
(35)(35)を具えている。雄型(32)は、前記雌型(31)の枕
片(33)が嵌入すべき凹部(34)を具えると共に、その両側
にガイド面(36)(36)を具えている。そして、雌型(31)と
雄型(32)を組み合わせることによって、サドル状の巻線
空間が形成される。整形金具(4)は、ベース板(41)上
に、前記サドル状の巻線空間へ進入すべき一対の整形刃
(42)(42)を具えている。本発明の特徴として、各整形刃
(42)には、コイルセパレータ(5)の絶縁リブ(53)に対応
する形状の突起部(43)が形成されている。
【0019】図4及び図5に示す様に、整形金具(4)の
各整形刃(42)の突起部(43)には、水平偏向コイルの中間
部(13)の突合せ面に対して傾斜する斜面(44)と、該斜面
(44)から前記突合せ面と平行に伸びる逃し面(45)とが形
成され、斜面(44)及び逃し面(45)によって凹凸整形面(4
6)が構成される。
各整形刃(42)の突起部(43)には、水平偏向コイルの中間
部(13)の突合せ面に対して傾斜する斜面(44)と、該斜面
(44)から前記突合せ面と平行に伸びる逃し面(45)とが形
成され、斜面(44)及び逃し面(45)によって凹凸整形面(4
6)が構成される。
【0020】巻線工程においては、図12に示す如く、
雌型(31)と雄型(32)を組み合わせ、雌型(31)と雄型(32)
の間の巻線空間へ巻線を施し、サドル状の巻線層(10)を
形成する。該巻線層(10)においては、図2に示す如く、
大径部(111)と小径部(112)が一対の未整形の中間部(11
3)(113)によって連結されている。次に、巻線層(10)に
通電すると同時に、整形金具(4)によって巻線層(10)を
押圧し、導線どうしを表面にて融着させて、巻線層(10)
を図1に示す水平偏向コイルに整形するのである。
雌型(31)と雄型(32)を組み合わせ、雌型(31)と雄型(32)
の間の巻線空間へ巻線を施し、サドル状の巻線層(10)を
形成する。該巻線層(10)においては、図2に示す如く、
大径部(111)と小径部(112)が一対の未整形の中間部(11
3)(113)によって連結されている。次に、巻線層(10)に
通電すると同時に、整形金具(4)によって巻線層(10)を
押圧し、導線どうしを表面にて融着させて、巻線層(10)
を図1に示す水平偏向コイルに整形するのである。
【0021】この際、巻線層(10)は、図5に示す様に、
整形金具(4)の突起部(43)によって押圧されて、中間部
(13)の大径部(11)側の端部が凹むと共に、これによって
押し出された巻線が逃し面(45)に沿って大径部(11)側へ
張り出すことになる。該張り出し量は、整形金具(4)の
逃し面(45)によって規制される。この結果、水平偏向コ
イル(1)には、従来の水平偏向コイル(2)の対応箇所と
比較して、従来よりも突出した凸部(15)が形成されるこ
とになる。
整形金具(4)の突起部(43)によって押圧されて、中間部
(13)の大径部(11)側の端部が凹むと共に、これによって
押し出された巻線が逃し面(45)に沿って大径部(11)側へ
張り出すことになる。該張り出し量は、整形金具(4)の
逃し面(45)によって規制される。この結果、水平偏向コ
イル(1)には、従来の水平偏向コイル(2)の対応箇所と
比較して、従来よりも突出した凸部(15)が形成されるこ
とになる。
【0022】図5と図7の対比から明らかな様に、整形
金具(4)の突起部(43)の斜面(44)は、コイルセパレータ
(5)の絶縁リブ(53)との干渉を避けるための凹部(14)を
形成し、整形金具(4)の逃し面(45)は、絶縁リブ(53)近
傍部における空間へコイルを張り出すための凸部(15)を
形成するために機能するのである。
金具(4)の突起部(43)の斜面(44)は、コイルセパレータ
(5)の絶縁リブ(53)との干渉を避けるための凹部(14)を
形成し、整形金具(4)の逃し面(45)は、絶縁リブ(53)近
傍部における空間へコイルを張り出すための凸部(15)を
形成するために機能するのである。
【0023】一方、図13は、図12に対応する従来の
整形工程を表わしている。従来においては、整形金具(4
0)に、本発明の整形金具(4)に形成されている突起部(4
3)が形成されていない。この場合、コイルセパレータ
(5)の絶縁リブ(53)との干渉を避けるには、図9の如き
コイル形状を付与すると共に、この部分の巻線層の厚さ
を一定限度以下に抑える必要があった。水平偏向コイル
の総巻数は設計値で規定されているから、図13に示す
様に、中間部の内側部分の巻線層の厚さSは比較的大き
くならざるを得なかった。これに対し、図12に示す本
発明に係る整形金具(4)を用いた整形工程では、突起部
(43)によるコイル形状の規制によって、中間部の外側に
おける巻線層の厚さを従来よりも大きくすることが可能
となり、これに応じて、中間部の内側における巻線層の
厚さ(図12中のT)を、従来の厚さSよりも薄く形成す
ることが出来る。これによって、バレル形磁界を更に改
善することが可能である。
整形工程を表わしている。従来においては、整形金具(4
0)に、本発明の整形金具(4)に形成されている突起部(4
3)が形成されていない。この場合、コイルセパレータ
(5)の絶縁リブ(53)との干渉を避けるには、図9の如き
コイル形状を付与すると共に、この部分の巻線層の厚さ
を一定限度以下に抑える必要があった。水平偏向コイル
の総巻数は設計値で規定されているから、図13に示す
様に、中間部の内側部分の巻線層の厚さSは比較的大き
くならざるを得なかった。これに対し、図12に示す本
発明に係る整形金具(4)を用いた整形工程では、突起部
(43)によるコイル形状の規制によって、中間部の外側に
おける巻線層の厚さを従来よりも大きくすることが可能
となり、これに応じて、中間部の内側における巻線層の
厚さ(図12中のT)を、従来の厚さSよりも薄く形成す
ることが出来る。これによって、バレル形磁界を更に改
善することが可能である。
【0024】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図1】本発明に係る水平偏向コイルを示す斜視図であ
る。
る。
【図2】整形前のサドル形巻線層を示す斜視図である。
【図3】巻線治具の分解斜視図である。
【図4】整形金具の斜視図である。
【図5】整形金具と水平偏向コイルの関係を表わす図で
ある。
ある。
【図6】本発明の偏向ヨークを拡大開口側から見た図で
ある。
ある。
【図7】該偏向ヨークの要部を拡大して示す図である。
【図8】従来の偏向ヨークの図6に対応する図である。
【図9】従来の偏向ヨークの図7に対応する図である。
【図10】本発明の偏向ヨークにおける上下ピン歪(a)
と磁界分布(b)を示す図である。
と磁界分布(b)を示す図である。
【図11】従来の偏向ヨークにおける上下ピン歪(a)と
磁界分布(b)を示す図である。
磁界分布(b)を示す図である。
【図12】本発明におけるコイル整形工程を示す図であ
る。
る。
【図13】従来におけるコイル整形工程を示す図であ
る。
る。
【図14】クロスアームとコイルセパレータの係止構造
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図15】該係止構造の組立て状態を示す断面図であ
る。
る。
【図16】従来の偏向ヨークを示す斜視図である。
(1) 水平偏向コイル (11) 大径部 (12) 小径部 (13) 中間部 (14) 凹部 (15) 凸部 (3) 巻線治具 (31) 雌型 (32) 雄型 (4) 整形金具 (42) 整形刃 (43) 突起部 (5) コイルセパレータ (51) 切欠き (53) 絶縁リブ (6) クロスアーム
Claims (3)
- 【請求項1】 メガホン状に形成されたコイルセパレー
タ(5)の外周面に一対の垂直偏向コイル(7)(7)を設置
すると共に、コイルセパレータ(5)の内周面には一対の
サドル型水平偏向コイル(1)(1)を互いに突き合せて設
置し、各水平偏向コイル(1)は、大径部(11)と小径部(1
2)を一対の中間部(13)(13)で連結して構成され、コイル
セパレータ(5)の拡大開口側の裾部には、磁界補正のた
めのクロスアーム(6)が配置され、該裾部の外周面に
は、クロスアーム(6)を係止するための切欠き(51)を具
えた係止部が形成されると共に、該裾部の内周面には、
前記切欠き(51)を覆う絶縁リブ(53)が突設され、一対の
水平偏向コイル(1)(1)の突合せ面の夫々には、大径部
(11)側の端部に、前記絶縁リブ(53)の外形に沿う凹部(1
4)が形成され、大径部(11)の両端部には、コイルセパレ
ータ(5)の裾部内周壁に沿う凸部(15)が、前記凹部(14)
に連続して形成されていることを特徴とする偏向ヨー
ク。 - 【請求項2】 メガホン状に形成されたコイルセパレー
タ(5)の外周面に一対の垂直偏向コイル(7)(7)を設置
すると共に、コイルセパレータ(5)の内周面には一対の
サドル型水平偏向コイル(1)(1)を突き合せて設置し、
各水平偏向コイル(1)は、大径部(11)と小径部(12)の両
端部を一対の中間部(13)(13)で連結して構成され、コイ
ルセパレータ(5)の拡大開口側の裾部には、磁界補正の
ためのクロスアーム(6)が配置され、該裾部の外周面に
は、クロスアーム(6)を係止するための切欠き(51)を具
えた係止部が形成されると共に、該裾部の内周面には、
前記切欠き(51)を覆う絶縁リブ(53)が突設されている偏
向ヨークの製造方法において、前記水平偏向コイルのコ
イル巻線工程では、雌型(31)と雄型(32)を組み合せて巻
線を積み重ねるべきサドル状空間を形成し、コイル整形
の際に該サドル状空間へ進入させるべき整形金具(4)に
は、前記絶縁リブ(53)の外形に応じた突起部(43)が形成
され、該整形金具(4)を前記サドル状空間内の巻線層に
押し付けて、整形を施すことを特徴とする偏向ヨークの
製造方法。 - 【請求項3】 整形金具(4)の突起部(43)には、水平偏
向コイル(1)の突合せ面に対して傾斜する斜面(44)と、
該斜面(44)から前記突合せ面に対して略平行に伸びる逃
し面(45)とが形成されている請求項2に記載の偏向ヨー
クの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1875395A JPH08190875A (ja) | 1995-01-10 | 1995-01-10 | 偏向ヨーク及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1875395A JPH08190875A (ja) | 1995-01-10 | 1995-01-10 | 偏向ヨーク及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08190875A true JPH08190875A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11980419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1875395A Pending JPH08190875A (ja) | 1995-01-10 | 1995-01-10 | 偏向ヨーク及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08190875A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040003204A (ko) * | 2002-07-02 | 2004-01-13 | 삼성전기주식회사 | 편향요크 |
| GB2396251A (en) * | 2002-12-10 | 2004-06-16 | Samsung Electro Mech | Deflection yoke having function for self correction of inner pin distortion |
-
1995
- 1995-01-10 JP JP1875395A patent/JPH08190875A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040003204A (ko) * | 2002-07-02 | 2004-01-13 | 삼성전기주식회사 | 편향요크 |
| GB2396251A (en) * | 2002-12-10 | 2004-06-16 | Samsung Electro Mech | Deflection yoke having function for self correction of inner pin distortion |
| GB2396251B (en) * | 2002-12-10 | 2005-08-24 | Samsung Electro Mech | Deflection yoke having function for self correction of inner pin distortion |
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