JPH08190912A - 非水二次電池の負極用合剤の製造方法 - Google Patents

非水二次電池の負極用合剤の製造方法

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JPH08190912A
JPH08190912A JP7021051A JP2105195A JPH08190912A JP H08190912 A JPH08190912 A JP H08190912A JP 7021051 A JP7021051 A JP 7021051A JP 2105195 A JP2105195 A JP 2105195A JP H08190912 A JPH08190912 A JP H08190912A
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Japan
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negative electrode
group
mixture
secondary battery
surfactant
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JP7021051A
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English (en)
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Masanori Abe
雅則 阿部
Hideki Tomiyama
秀樹 富山
Takayuki Sano
貴之 佐野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負極活物質、導電剤及び結着剤が均一に分散
されて、高粘度で凝集物がほとんどない、非水二次電池
の負極用合剤を製造する方法を提供する。 【構成】 負極活物質、導電剤及び結着剤を、界面活性
剤の存在下に溶媒中に添加し、そして混練分散すること
からなる非水二次電池の負極用合剤の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非水二次電池の負極用
合剤の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】二次電池としては、従来から鉛蓄電池、
ニッケル−カドミウム系などのアルカリ蓄電池が知られ
ている。最近、さらに高エネルギー密度、高エネルギー
効率の二次電池として非水二次電池(特にリチウム二次
電池)が注目されている。
【0003】非水二次電池においては、負極活物質とし
てリチウム金属やリチウム合金が代表的である。この場
合、負極にはリチウム金属を主として使用するため、負
極合剤の製造の必要はないが、正極合剤を製造する必要
がある。正極合剤は、通常、二酸化マンガン粉末等の正
極活物質と、アセチレンブラック粉末及びグラファイト
粉末の導電剤とを、ポリビニルアルコール(PVA)等
の増粘剤水溶液に加えて混合し、ニーダー中に投入して
混練し、得られた混練物にポリテトラフルオロエチレン
ディスパージョン等の結着剤を添加して再度混練し、そ
して真空脱気して製造される。他の方法として、特開昭
63−236258号公報には、界面活性剤と消泡剤と
を添加した増粘剤溶液に活物質、導電剤と結着剤とを加
えた後、混練して正極合剤を製造する方法が開示されて
いる。更に、特開平1−32067号公報には、正極活
物質、導電剤と増粘剤を、予め乾式混合し、その後この
混合物に希釈剤と結着剤を別個に、あるいは一緒に加え
て混練して正極合剤を製造する方法が開示されている。
【0004】負極活物質としてリチウム金属やリチウム
合金を用いる非水二次電池においては、充放電中にリチ
ウム金属が樹枝状に成長し、内部ショートしたり、その
樹枝状金属自体の活性が高く、発火する危険をはらんで
いる。これに対して、最近、このような危険性を回避し
たリチウムを吸蔵・放出することができる金属化合物や
炭素質材料が実用化されるようになってきた。負極活物
質として金属化合物や炭素質材料を使用する場合の非水
二次電池の負極合剤は、前記と同様に負極活物質等を結
着剤中に分散させることにより得られる。例えば、負極
活物質、鱗片状黒鉛(導電剤)、結着剤としてポリ弗化
ビニリデン及び溶媒を混合分散した合剤を使用して、負
極シートを作製している(例、特開平2−265167
号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の検討によ
り、負極活物質、導電剤及び結着剤を溶媒に添加し、混
練分散することにより得られる非水二次電池の負極用合
剤を、例えばセパレーターに塗布し、ローラーによるプ
レス処理を行なって得られる負極シートの表面に、粗大
な凝集物が残存する場合や、凝集物の脱落による塗膜欠
陥の発生があることが明らかになった。そして、これは
負極用合剤中に存在する導電剤や結着剤の凝集物に起因
することも明らかとなった。本発明者の検討によると、
負極活物質、導電剤及び結着剤を溶媒に添加して混練分
散した場合、粘度が低下し易いため、上記凝集物が発生
することが明らかとなった。即ち、粘度が低下した状態
では充分な混練分散を行なうことができないことから、
粘度低下後は分散状態がほとんど良化しないためであ
る。本発明の界面活性剤の使用により、粘度低下させる
ことなく比較的短時間で良好な分散状態が得られること
が分かった。本発明の目的は、負極活物質、導電剤及び
結着剤が均一に分散されて、高粘度で、凝集物がほとん
どない非水二次電池の負極用合剤を製造する方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、負極活物
質、導電剤及び結着剤を、界面活性剤の存在下に溶媒中
に添加し、そして混練分散することからなる非水二次電
池負極用合剤の製造方法により達成することができる。
【0007】本発明の上記製造方法の好ましい態様は下
記のとおりである。 1)界面活性剤が、ノニオン系界面活性剤である上記の
製造方法。 2)界面活性剤が、下記の一般式(I): R−(S−A)n ・・・(I) [但し、Rは疎水基または疎水性重合体の基を表わし、
nは1又は2を表わし、そしてAは下記の(1)〜
(3):
【0008】
【化2】
【0009】(但し、R1 は水素原子または炭素原子数
1〜6のアルキル基を表わし、R2 は水素原子または炭
素原子数1〜10のアルキル基を表わし、R3 は水素原
子またはメチル基を表わし、R4 は水素原子、メチル
基、−CH2COOM1(ただしM1は水素原子、−NH4 又はアル
カリ金属を表わす)またはシアノ基を表わし、Xは水素
原子、−COOM1 (ただしM1は上記と同義である)または
−CONH2 を表わし、Yは、−COOM1 (ただしM1は上記と
同義である)、−SO3M1 (ただしM1は上記と同義であ
る)、−OSO3M1(ただしM1は上記と同義である)、−CH
2SO3M1(ただしM1は上記と同義である)、−CONHC(CH3)
2CH2SO3M1 (ただしM1は上記と同義である)または−CO
NHCH2CH2CH2N+(CH3)3Cl-を表わす。)で表わされる繰返
し単位からなる群より選ばれる少なくとも一種を表わ
す。]で表わされる化合物である請求項1に記載の非水
二次電池負極用合剤の製造方法。
【0010】3)溶媒が、上記界面活性剤を溶媒100
重量部に対して0.01〜0.1重量部の割合で含有し
ている上記の製造方法。 4)溶媒が、水である上記の製造方法。 5)溶媒が、さらにカルボキシメチルセルロース等の増
粘剤を含んでいる上記の製造方法。 6)負極活物質が、下記の一般式(II): MBm ・・・(II) [但し、MはSi、 Ge、 Sn、 Pb、 Bi、 Sb、 P、 B、 Al及びAs
からなる群より選ばれる少なくとも一種を表わし、Bは
O、 S、 Se及び Te からなる群より選ばれる少なくとも一
種を表わし、そしてmは1〜10の範囲にある]で表わ
される化合物である上記の製造方法。 7)結着剤が、ポリ弗化ビニリデン等の弗素樹脂である
上記の製造方法。 8)導電着剤が、天然黒鉛(鱗状黒鉛、鱗片状黒鉛、土
状黒鉛など)、人工黒鉛、カ−ボンブラック及び/又は
アセチレンブラックである上記の製造方法。 9)負極活物質、導電剤及び結着剤の界面活性剤の存在
下での溶媒中への添加が、負極活物質、導電剤及び結着
剤を、界面活性剤を含有する溶媒に添加することにより
行なわれる上記の製造方法。
【0011】本発明の製造方法は、正極活物質、負極活
物質及びリチウム塩を含む非水電解質からなる非水二次
電池の、負極活物質を含む負極を形成するために使用さ
れる負極合剤の製造方法である。本発明の製造方法も例
を、図1を参照しながら説明する。分散タンク4内に、
界面活性剤を含有する溶媒を投入し、さらに負極活物
質、導電剤及び結着剤を投入し、次いで攪拌機1の分散
用の攪拌翼3及びアンカー翼2を回転させて混練分散を
行なう。一般に攪拌は20分〜2時間行なう。得られた
分散液(負極合剤)はバルブ5を開いて取り出される。
分散液は、一般に、100〜1000mPa・S(25
℃)の粘度を有する。
【0012】本発明で使用される界面活性剤は、ノニオ
ン系、アニオン系あるいはカチオン系など、どのような
ものでも使用することができる。本発明ではノニオン系
界面活性剤が好ましい。あるいは、上記界面活性剤は、
下記の一般式(I)の化合物であることが好ましい。 R−(S−A)n ・・・(I) [但し、Rは疎水基または疎水性重合体の基を表わし、
nは1又は2(好ましくは1)を表わし、そしてAは下
記の(1)〜(3):
【0013】
【化3】
【0014】(但し、R1 は水素原子または炭素原子数
1〜6のアルキル基を表わし、R2 は水素原子または炭
素原子数1〜10のアルキル基を表わし、R3 は水素原
子またはメチル基を表わし、R4 は水素原子、メチル
基、−CH2COOM1(ただしM1は水素原子、−NH4 又はアル
カリ金属を表わす)またはシアノ基を表わし、Xは水素
原子、−COOM1 (ただしM1は上記と同義である)または
−CONH2 を表わし、Yは、−COOM1 (ただしM1は上記と
同義である)、−SO3M1 (ただしM1は上記と同義であ
る)、−OSO3M1(ただしM1は上記と同義である)、−CH
2SO3M1(ただしM1は上記と同義である)、−CONHC(CH3)
2CH2SO3M1 (ただしM1は上記と同義である)または−CO
NHCH2CH2CH2N+(CH3)3Cl-を表わす。)で表わされる繰返
し単位からなる群より選ばれる少なくとも一種を表わ
す。]
【0015】上記一般式(I)のRの疎水基としては、
脂肪族炭化水素基(例、アルキル、アルケニル及びアル
キニル)、芳香族炭化水素基(例、フェニル及びナフチ
ル)、脂環式炭化水素基、及び置換基を有するこれらの
基を挙げることができる。置換基としては、脂肪族炭化
水素基、芳香族炭化水素基、脂環式炭化水素基、複素環
基、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基、ニトロ基、N−
置換スルファモイル基、カルバモイル基、アシルアミノ
基、アルキルスルホニルアミノ基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、アラルキル基及びアシル基を挙げること
ができる。上記Rは、アルキル基が好ましく、特に置換
基を持たないアルキル基およびフェニル基で置換された
アルキル基が好ましい。アルキル基の炭素原子数は、3
〜70が一般的で、4〜50が好ましく、特に8〜24
が好ましい。更に、Rは、脂肪族炭化水素基、芳香族炭
化水素基、脂環式炭化水素基、及び置換基を有するこれ
らの基、そして疎水性重合体基の場合が、得られる分散
液の分散安定性が向上し、好ましい。
【0016】上記疎水性重合体基の疎水性重合体として
は、ポリスチレン、スチレンを含む共重合体、ポリメタ
クリル酸エステル(例、ポリメチルメタクリレート)、
メタクリル酸エステルを含む共重合体、ポリアクリル酸
エステル、アクリル酸エステルを含む共重合体、ポリブ
テン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリバーサチ
ック酸ビニル等の水不溶性重合体、バーサチック酸ビニ
ルを含む水不溶性共重合体、ポリオキシプロピレンやポ
リオキシテトラメチレン等の水不溶性ポリオキシアルキ
レン類、水不溶性のポリアミド及び水不溶性のポリエス
テルを挙げることができる。これらの中で、ポリスチレ
ン、スチレンを含む共重合体、ポリメタクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステルを含む共重合体、ポリアクリ
ル酸エステル、アクリル酸エステルを含む共重合体及び
ポリ塩化ビニルが好ましい。これらの重合体の重合度
は、2〜500が好ましく、さらに2〜200が好まし
く、特に2〜100が好ましい。
【0017】上記一般式(I)のRの疎水基の好ましい
例として下記のものを挙げることができる。
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】
【化10】
【0025】
【化11】
【0026】
【化12】
【0027】上記一般式(I)におけるAは、上記の
(1)〜(3)のいずれかで表わされる重合体である。
重合体Aを構成する繰返し単位(1)としては、ビニル
アルコール単位(すなわち、ビニルアルコールが重合体
となった時に形成されるビニルアルコールモノマー一個
に相当する単位)、α−メチルビニルアルコール単位お
よびα−プロピルビニルアルコール単位を挙げることが
できる。ビニルアルコール単位が好ましい。重合体Aを
構成する繰返し単位(2)としては、酢酸ビニル単位、
蟻酸ビニル単位、プロピオン酸ビニル単位およびこれら
のα置換体単位を挙げることができる。酢酸ビニル単位
が好ましい。重合体Aを構成する繰返し単位(3)とし
ては、アクリル酸単位、メタクリル酸単位、クロトン酸
単位、マレイン酸単位、イタコン酸単位、ビニルスルホ
ン酸単位、ビニル硫酸単位、アクリルスルホン酸単位、
メタクリルスルホン酸単位、2−アクリルアミド−3−
メチルプロパンスルホン酸(以上の酸はアンモニウム
塩、Na、K等の金属塩でも良い)単位、アクリルアミ
ドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド単位及びメ
タクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリ
ド単位等のイオンを解離することができる単量体単位を
挙げることができる。カルボン酸又はスルホン酸を有す
る単量体単位が好ましい。
【0028】重合体Aを構成する繰返し単位(1)〜
(3)は、重合体Aを構成する全単位の50〜100モ
ル%を占めることが好ましく、更に80〜100モル%
が好ましい。また繰返し単位(3)が1モル%の場合、
繰返し単位(1)は、重合体Aが水分散性乃至水溶性を
有するように、重合体Aを構成する全単位の50〜10
0モル%を占めることが好ましく、更に80〜100モ
ル%が好ましい。
【0029】上記一般式(1)で表わされる界面活性剤
は、水溶性から水分散性までの種々な性質のものを含ん
でいる。従って、一般式(1)の界面活性剤は、水分散
性乃至水溶性を有する限り他の単量体単位を含んでいて
も良い(好ましくは上記の範囲内で)。他の単量体単位
としては、エチレン単位、プロピレン単位、イソブテン
単位、アクリロニトリル単位、アクリルアミド単位、メ
タクリルアミド単位、N−ビニルピロリドン単位、塩化
ビニル単位及びフッ化ビニル単位を挙げることができ
る。重合体Aの重合度は、10〜3500の範囲が一般
的で、10〜2000の範囲が好ましく、更に10〜1
000の範囲が好ましく、特に10〜500の範囲が好
ましい。
【0030】繰返し単位(2)におけるR2 のアルキル
基としては、炭素原子数1〜10のアルキル基(例、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル及びブチル(そ
の異性体))を挙げることができ、特にメチル基が好ま
しい。また、アルキル基は水酸基、アミド基、カルボキ
シル基、スルホン酸基、スルフィン酸基またはスルホン
アミド基で置換されていても良い。
【0031】繰返し単位(3)において、R3 は水素原
子が好ましく、R4 は水素原子または−CH2COOM1(ただ
しM1は水素原子またはNaが好ましい)が好ましい。X
は水素原子または−COOM1 (ただしM1は水素原子または
Naが好ましい)が好ましく、Yは、−COOM1 (ただし
M1は水素原子またはNaが好ましい)または−CONHC(CH
3)2CH2SO3M1 (ただしM1は水素原子またはNaが好まし
い)が好ましい。
【0032】上記一般式(1)で表わされる界面活性剤
においては、Rで表わされる部分の分子量とAで表わさ
れる部分の分子量との関係が、0.01≦R/P≦2を
満足することが好ましく、特に0.01≦R/P≦1を
満足することが好ましい。このような界面活性剤の使用
は、分散物中の凝集物の減少、分散安定性の向上に特に
大きく寄与する。
【0033】上記一般式(1)で表わされる界面活性剤
の好ましい例を下記の表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】上記界面活性剤を溶解又は分散させる溶媒
としては、水、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロ
リドン、メタノールなどを挙げることができる。水が好
ましい。また溶媒は、上記界面活性剤を溶媒100重量
部に対して0.01〜1重量部の割合で含有しているこ
とが好ましく、特に0.01〜0.1重量部の割合が好
ましい。
【0039】上記界面活性剤を含有する溶媒中に、結着
剤、負極活物質及び導電剤が分散される。結着剤として
は、多糖類、熱可塑性樹脂及びゴム弾性を有するポリマ
ーを一種またはこれらの混合物を用いることができる。
例えば、エチレン性不飽和モノマーの重合体、ポリエス
テル、ポリウレタン、ポリエーテル、ポリアミド、ポリ
ウレア、ポリウレタン、ポリシロキサン、ポリカーボネ
ート、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、セルロース類、
糖類及び糖類誘導体を挙げることができる。好ましい例
として、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ弗化ビニリ
デン、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン/プロピレン/環状ジエンポリマー(EPDM)、ス
チレン/ブタジエン共重合体(SBR)、ポリメタクリ
ル酸メチル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリメチルビ
ニルエーテル、ポリアクリルアミド、ポリヒドロキシエ
チルメタクリレート、ポリエチレンアジペート、ポリビ
ニルアセタール、ポリビニルブチラール(以上エチレン
性不飽和モノマーの重合体)、ヘキサメチレンジイソシ
アネート/ブタンジオール縮合体(以上ポリウレタ
ン)、ヘキサメチレンジイソシアネート/ヘキサメチレ
ンジアミン縮合体(以上ポリウレア)、ポリエチレンオ
キサイド、ポリプロピレンオキサイド(以上ポリエーテ
ル)、ポリジメチルシロキサン(以上ポリシロキサ
ン)、ビスフェノールA/エピクロルヒドリン付加重合
体(以上エポキシ樹脂)、フェノール/ホルマリン縮合
体(以上フェノール樹脂)、アルギン酸、キチン、キト
サン、アガロース、ゼラチン(以上糖類及び糖類誘導
体)及びカルボキシメチルセルロース、酢酸セルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース(以上セルロース
類)を挙げることができる。上記以外にも、上記エチレ
ン性不飽和モノマーの重合体例を構成するモノマーと他
のモノマーとの共重合体で良い。また上記結着剤は単独
で使用しても、二種以上混合して使用しても良い。結着
剤の溶媒中への添加時の形態は、粉末状、溶液及び分散
物(ディスパージョン、エマルジョン)のいずれであっ
ても良い。結着剤の添加量は、合剤全重量に対して0.
1〜20重量%が好ましく、特に0.5〜10重量%が
好ましい。上記ポリマーは正極合剤用の結着剤としても
適宜選択することにより使用することができる。負極合
剤用の結着剤としては、特にポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリ弗化ビニリデン、テトラフルオロエチレン/ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体などの弗素樹脂を使用
することが好ましい。溶媒が水の場合は、溶媒中にカル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の水
溶性樹脂を増粘剤として含有させ、これに水不溶性の結
着剤及び他の材料を分散させることが好ましい。
【0040】本発明で用いられる電極活物質(負極活物
質及び正極活物質)は、H+ 、Li+ 、Na+ 、K+
挿入(吸蔵)・放出できる化合物であれば良く、遷移金
属酸化物、遷移金属カルコゲナイド、炭素質材料、周期
律表IVB又はVB族の半金属を主とする酸化物を挙げ
ることができる。特に、、リチウム含有遷移金属酸化
物、遷移金属酸化物、炭素質材料、周期律表IVB又は
VB族の半金属を主とする酸化物を挙げることができる
(遷移金属としては、Mn、Co、Ni、V及びFeが
好ましく、周期律表IVB又はVB族の半金属として
は、Ge、Sn、Pb、Bi及びSiが好ましい)。
【0041】正極活物質としてはリチウム含有遷移金属
酸化物及び遷移金属酸化物が好ましく、その例として、
LiCoO2 、LiNiO2 、LiCo0.5 Ni0.5
2 、LiMn2 4 、LiCoVO4 、LiNiV
4 、LiCo0.9 Sn0.12、LiCo0.9 Ti0.1
2 、LiCo0.9 Al0.12 、LiCo0.9 In
0. 12 、LiCo0.90.12 、LiCo0.9 Ce
0.12 、Fe34 、V613及びV25 を挙げる
ことができる。負極活物質としては炭素質材料及び周期
律表IVB又はVB族の半金属を主とする化合物が好ま
しい。炭素質材料としては、X線回折スペクトルにおい
て002面の面間隔が3.35〜3.80Åで密度が
1.1〜1.7g/cm3 の材料が好ましく、例えば、黒
鉛、石油コークス、クレゾール樹脂焼成炭素、フラン樹
脂焼成炭素、ポリアクリロニトリル繊維焼成炭素、気相
成長炭素及びメソフェーズピッチ焼成炭素を挙げること
ができる。周期律表IVB又はVB族の半金属を主とす
る化合物としては、SnO、SnO2 、GeO、GeO
2 、SnS、Li2 SnO3 、SiSnO3 、SiGe
3 、SiPbO3 、SnSi0.9 Ge0.13 、Sn
Si0.8 Ge0.23 、SnSi0.5 Ge0.53 、S
nSi0.9 Pb0.13 、SnSi0.8 Pb0.23
SnSi0.5 Pb0.53 、SnGe0.9 Si0.1
3 、SnGe0.8 Si0.23 、SnPb0.9 Si0.1
3 、SnPb0.8 Si0.23 、SnSi0. 8 Pb
0.1 Ge0.13 、SnSi0.80.23.1 、SnS
0.80.2 Al0.23.4 、SnSi0.60.4
3.2 、SnSi0.60.4 Al0.23.5 、SnSi
0.80.4 Sb0.13.25、SnSi0.60.2 Ge
0.1 Al0.13. 05、SnP27 、SnP2 Al0.2
7.3 及びSnSi0.20.8 Al0.23.7 を挙げる
ことができる。
【0042】負極活物質は、下記の一般式(II): MBm ・・・(II) [但し、MはSi、 Ge、 Sn、 Pb、 Bi、 Sb、 P、 B、 Al及びAs
からなる群より選ばれる少なくとも一種を表わし、Bは
O、 S、 Se及び Te からなる群より選ばれる少なくとも一
種を表わし、そしてmは1〜10の範囲にある]で表わ
される化合物であることが好ましい。好まし化合物とし
ては、上記周期律表IVBまたはVB族の半金属を主と
する化合物の例のものを挙げることができる。
【0043】負極合剤には、負極活物質及び結着剤に加
えて導電剤(所望によりフィラーなど)を添加すること
ができる。正極合剤の場合も同様に製造することができ
るが、一般に上記界面活性剤の使用は必ずしも必要がな
い。導電剤は、構成された電池において、化学変化を起
こさない電子伝導性材料であれば何でもよい。通常、天
然黒鉛(鱗状黒鉛、鱗片状黒鉛、土状黒鉛など)、人工
黒鉛、カ−ボンブラック、アセチレンブラック、ケッチ
ェンブラック、炭素繊維や金属(銅、ニッケル、アルミ
ニウム、銀(特開昭63−148554号公報)など)
粉、金属繊維あるいはポリフェニレン誘導体(特開昭5
9−20971号公報)などの導電性材料を1種または
これらの混合物として含ませることができる。黒鉛とア
セチレンブラックの併用がとくに好ましい。その添加量
は、特に限定されないが、負極合剤の1〜50重量%が
好ましく、特に2〜30重量%が好ましい。カーボンや
黒鉛では、2〜15重量%が特に好ましい。また、Sn
2 にSbをドープさせたように、電極活物質の前駆体
に電子導電性を持たせた場合は、導電剤を減らすことが
できる。この場合、0〜10重量%が好ましい。
【0044】フィラーは、構成された電池において、化
学変化を起こさない繊維状材料であれば何でも用いるこ
とができる。通常、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
のオレフィン系ポリマー、ガラス、炭素などの繊維が用
いられる。フィラーの添加量は特に限定されないが、負
極合剤の0〜30重量%が好ましい。
【0045】本発明の製造方法は、上記界面活性剤を含
有する溶媒に、上記負極活物質、上記導電剤及び上記結
着剤を投入して、前記図1の分散機を用いて混練分散す
ることにより行なわれる。上記混合分散に用いられる混
合分散機としては、水平円筒形混合機、V形混合機、二
重円錐形混合機、パドル形混合機、リボン混合機、遊星
運動形混合機、スクリュー形混合機、高速流動形混合
機、水平単軸形混練機及び水平複軸混練機を挙げること
ができる。具体的には、縦形リボン形混合機、横形リボ
ン形混合機、縦形スクリュー混合機、横形スクリュー混
合機、ボールミル、ピンミキサー、双腕形ニーダ、加圧
ニーダ、サンドグラインダ、万能ミキサ及びらいかい機
を挙げることができる。特にボールミルが好ましい。こ
れらの混合分散機は単独で使用しても、組み合わせて使
用しても良い。
【0046】上記で得られた負極合剤、正極合剤は、集
電体に塗布すること等により、電極(シート)を作成
し、下記の電解質、セパレーターとを用いて電池を作成
する。
【0047】電解質は、一般に、溶媒と、その溶媒に溶
解するリチウム塩(アニオンとリチウムカチオン)とか
ら構成されている。溶媒としては、プロピレンカ−ボネ
−ト、エチレンカーボネ−ト、ブチレンカーボネート、
ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、γ−ブ
チロラクトン、ギ酸メチル、酢酸メチル、1,2−ジメ
トキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラ
ヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、1,3−ジオキ
ソラン、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、ジオキ
ソラン、アセトニトリル、ニトロメタン、エチルモノグ
ライム、リン酸トリエステル(特開昭60−23973
号公報)、トリメトキシメタン(特開昭61−4170
号公報)、ジオキソラン誘導体(特開昭62−1577
1号公報、特開昭62−22372号公報、特開昭62
−108474号公報)、スルホラン(特開昭62−3
1959号公報)、3−メチル−2−オキサゾリジノン
(特開昭62−44961号公報)、プロピレンカーボ
ネート誘導体(特開昭62−290069号公報、同6
2−290071号公報)、テトラヒドロフラン誘導体
(特開昭63−32872号公報)、エチルエーテル
(特開昭63−62166号公報)、1,3−プロパン
サルトン(特開昭63−102173号公報)などの非
プロトン性有機溶媒を挙げることができ、これらの一種
または二種以上を混合して使用する。これらの溶媒に溶
解するリチウム塩のカチオンとしては、例えば、ClO
4 - 、BF4 - 、PF6 - 、CF3 SO3 - 、CF3
2 - 、AsF6 - 、SbF6 - 、(CF3 SO2 2
- 、B10Cl10 2-(特開昭57−74974号公
報)、(1,2−ジメトキシエタン)2 ClO4 - (特
開昭57−74977号公報)、低級脂肪族カルボン酸
イオン(特開昭60−41773号公報)、AlCl4
- 、Cl- 、Br- 、I- (特開昭60−247265
号公報)、クロロボラン化合物のアニオン(特開昭61
−165957号公報)、四フェニルホウ酸イオン(特
開昭61−214376号公報)を挙げることができ、
これらの一種または二種以上を使用することができる。
なかでも、プロピレンカ−ボネ−トあるいはエチレンカ
ボートと1,2−ジメトキシエタンおよび/あるいはジ
エチルカーボネートの混合液にLiCF3 SO3 、Li
ClO4 、LiBF4 および/あるいはLiPF6 を含
む電解質が好ましい。
【0048】これら電解質を電池内に添加する量は、特
に限定されないが、正極活物質や負極活物質の量や電池
のサイズによって必要量用いることができる。
【0049】セパレーターとしては、大きなイオン透過
度を持ち、所定の機械的強度を持ち、絶縁性の薄膜が用
いられる。耐有機溶剤性と疎水性からポリプレピレンな
どのオレフィン系ポリマーあるいはガラス繊維あるいは
ポリエチレンなどからつくられたシートや不織布が用い
られる。セパレーターの孔径は、一般に電池用として用
いられる範囲が用いられる。例えば、0.01〜10μ
mが用いられる。セパレターの厚みは、一般に電池用の
範囲で用いられる。例えば、5〜300μmが用いられ
る。
【0050】電極活物質の集電体としては、構成された
電池において化学変化を起こさない電子伝導体であれば
何でもよい。例えば、正極には、材料としてステンレス
鋼、ニッケル、アルミニウム、チタン、焼成炭素などの
他に、アルミニウムやステンレス鋼の表面にカーボン、
ニッケル、チタンあるいは銀を処理させたもの、負極に
は、材料としてステンレス鋼、ニッケル、銅、チタン、
アルミニウム、焼成炭素などの他に、銅やステンレス鋼
の表面にカーボン、ニッケル、チタンあるいは銀を処理
させたもの)、Al−Cd合金などが用いられる。これ
らの材料の表面を酸化することも用いられる。形状は、
フォイルの他、フィルム、シート、ネット、パンチされ
たもの、ラス体、多孔質体、発泡体、繊維群の成形体な
どが用いられる。厚みは、特に限定されないが、1〜5
00μmのものが用いられる。
【0051】電池の形状はコイン、ボタン、シート、シ
リンダー、角などいずれにも適用できる。電池の形状が
コインやボタンのときは、正極活物質や負極活物質の合
剤はペレットの形状に圧縮されて主に用いられる。その
ペレットの厚みや直径は電池の大きさにより決められ
る。また、電池の形状がシート、シリンダー、角のと
き、正極活物質や負極活物質の合剤は、集電体の上に塗
布(コート)、乾燥、圧縮されて、主に用いられる。塗
布方法は、一般的な方法を用いることができる。例え
ば、リバースロール法、ダイレクトロール法、ブレード
法、ナイフ法、エクストルージョン法、カーテン法、グ
ラビア法、バー法、ディップ法及びスクイーズ法を挙げ
ることができる。ブレード法、ナイフ法及びエクストル
ージョン法が好ましい。塗布は、0.1〜100m/分
の速度で実施されることが好ましい。この際、合剤の溶
液物性、乾燥性に合わせて、上記塗布方法を選定するこ
とにより、良好な塗布層の表面状態を得ることができ
る。その塗布層の厚み、長さや巾は、電池の大きさによ
り決められるが、塗布層の厚みは、ドライ後の圧縮され
た状態で、1〜2000μmが特に好ましい。
【0052】ペレットやシートの乾燥又は脱水方法とし
ては、一般に採用されている方法を利用することができ
る。特に、熱風、真空、赤外線、遠赤外線、電子線及び
低湿風を単独あるいは組み合わせて用いることが好まし
い。温度は80〜350℃の範囲が好ましく、特に10
0〜250℃の範囲が好ましい。含水量は、電池全体で
2000ppm以下が好ましく、正極合剤、負極合剤や
電解質ではそれぞれ500ppm以下にすることがサイ
クル性の点で好ましい。ペレットやシートのプレス法
は、一般に採用されている方法を用いることができる
が、特に金型プレス法やカレンダープレス法が好まし
い。プレス圧は、特に限定されないが、0.2〜3t/
cm2 が好ましい。カレンダープレス法のプレス速度
は、0.1〜50m/分が好ましい。プレス温度は、室
温〜200℃が好ましい。
【0053】該合剤シートは、巻いたり、折ったりして
缶に挿入し、缶とシートを電気的に接続し、電解液を注
入し、封口板を用いて電池缶を形成する。このとき、安
全弁を封口板として用いることができる。安全弁の他、
従来から知られている種々の安全素子を備えつけても良
い。例えば、過電流防止素子として、ヒューズ、バイメ
タル、PTC素子などが用いられる。また、安全弁のほ
かに電池缶の内圧上昇の対策として、電池缶に切込を入
れる方法、ガスケット亀裂方法あるいは封口板亀裂方法
を利用することができる。また、充電機に過充電や過放
電対策を組み込んだ回路を具備させても良い。缶やリー
ド板は、電気伝導性をもつ金属や合金を用いることがで
きる。例えば鉄、ニッケル、チタン、クロム、モリブデ
ン、銅、アルミニウムなどの金属あるいはそれらの合金
が用いられる。キャップ、缶、シート、リード板の溶接
法は、公知の方法(例、直流又は交流の電気溶接、レー
ザー溶接、超音波溶接)を用いることができる。封口用
シール剤は、アスファルトなどの従来から知られている
化合物や混合物を用いることができる。
【0054】
【実施例】以下に具体例をあげ、本発明をさらに詳しく
説明するが、発明の主旨を越えない限り、本発明は実施
例に限定されるものではない。
【0055】[実施例1]前記図1に示す分散機を用い
て、負極合剤を作製した。分散タンク4内に、カルボキ
シメチルセルロース1重量部及び界面活性剤として下記
の化合物:
【0056】
【化13】
【0057】を0.05重量%で含む水50重量部を投
入し、増粘剤溶液を調製した。この溶液に、ポリ弗化ビ
ニリデン2量部、アセチレンブラック1量部、グラファ
イト3量部及びSiSnO3 43重量部を投入し、攪拌
機1の分散用の攪拌翼3(ディスパー翼)及びアンカー
翼2を、それぞれ2500rpm、60rpmで回転さ
せて、粘度を管理しながら60分分散を行ない、負極合
剤を得た。得られた負極合剤の固形分は50重量%で、
見かけ粘度は300mPa・S(25℃)であった。
【0058】この負極合剤を、厚さ20μmの銅箔上
に、エクストリュージョン型注入器を用いて塗布し、そ
して乾燥して負極を作製した。エクストリュージョン型
注入器による塗布は、スロットノズル先端と銅箔との間
隔は0.2mm、スロットクリアランスは0.5mm、
入口側側出口側リップ面の幅は0.1mm、搬送速度は
1m/分で行なった。
【0059】[実施例2]実施例1において、界面活性
剤として下記の化合物:
【0060】
【化14】
【0061】を同量使用した以外は、実施例1と同様に
負極合剤及び負極を作製した。
【0062】[実施例3]実施例1において、界面活性
剤として下記の化合物:
【0063】
【化15】
【0064】を同量使用し、そして攪拌機1の分散用の
攪拌翼3をディスパー翼からホモミキサーに換え、70
00rpmで回転させてた以外は、実施例1と同様に負
極合剤及び負極を作製した。
【0065】[実施例4]実施例1において、界面活性
剤として下記の化合物:
【0066】
【化16】
【0067】を同量使用し、そして攪拌機1の分散用の
攪拌翼3をディスパー翼からホモミキサーに換え、70
00rpmで回転させてた以外は、実施例1と同様に負
極合剤及び負極を作製した。
【0068】[比較例1]実施例1において、界面活性
剤を使用しない以外は、実施例1と同様に負極合剤及び
負極を作製した。
【0069】上記実施例及び比較例で得られた負極(シ
ート)を下記のように評価した。 1)負極シート1000cm2 の表面に存在する、結着
剤凝集物の目視により数えた。その数を示す。 2)負極シート1000cm2 の表面に存在する、アセ
チレンブラック(カーボン)凝集物の数を目視により数
えた。その数を示す。 上記結果を下記の表に示す。
【0070】 表 ────────────────────────── 結着剤凝集物 カーボン凝集物 ────────────────────────── 実施例1 0 0 実施例2 0 0 実施例3 0 0 実施例4 2 1 ────────────────────────── 比較例1 36 7 ──────────────────────────
【0071】
【発明の効果】本発明の界面活性剤を用いる製造方法に
よりれば、負極合剤の粘度を低下させることなく、負極
合剤中の、結着剤凝集物、カーボン凝集物等の凝集物を
激減させることができる。また、本発明で得られる負極
合剤は、分散物の再凝集もほとんど発生することがな
く、長期保存性にも優れている。そして本発明により得
られた負極合剤を用いて作成された二次電池は、充放電
寿命が長くなるとの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法で使用することができる分散
機の例の断面図を示す。
【符号の説明】
1 攪拌機 2 アンカー翼 3 攪拌翼 4 分散タンク 5 バルブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負極活物質、導電剤及び結着剤を、界面
    活性剤の存在下に溶媒中に添加し、そして混練分散する
    ことからなる非水二次電池の負極用合剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 該界面活性剤が、ノニオン系界面活性剤
    である請求項1に記載の非水二次電池の負極用合剤の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 該界面活性剤が、下記の一般式(I): R−(S−A)n ・・・(I) [但し、Rは疎水基または疎水性重合体の基を表わし、
    nは1又は2を表わし、そしてAは下記の(1)〜
    (3): 【化1】 (但し、R1 は水素原子または炭素原子数1〜6のアル
    キル基を表わし、R2 は水素原子または炭素原子数1〜
    10のアルキル基を表わし、R3 は水素原子またはメチ
    ル基を表わし、R4 は水素原子、メチル基、−CH2COOM1
    (ただしM1は水素原子、−NH4 又はアルカリ金属を表わ
    す)またはシアノ基を表わし、Xは水素原子、−COOM1
    (ただしM1は上記と同義である)または−CONH2 を表わ
    し、Yは、−COOM1 (ただしM1は上記と同義である)、
    −SO3M1 (ただしM1は上記と同義である)、−OSO3M
    1(ただしM1は上記と同義である)、−CH2SO3M1(ただ
    しM1は上記と同義である)、−CONHC(CH3)2CH2SO3M1
    (ただしM1は上記と同義である)または−CONHCH2CH2CH
    2N+(CH3)3Cl-を表わす。)で表わされる繰返し単位から
    なる群より選ばれる少なくとも一種を表わす。]で表わ
    される化合物である請求項1に記載の非水二次電池の負
    極用合剤の製造方法。
  4. 【請求項4】 該溶媒が、界面活性剤を溶媒100重量
    部に対して0.01〜0.1重量部の割合で含有してい
    る請求項1に記載の非水二次電池の負極用合剤の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 該負極活物質が、下記の一般式(II): MBm ・・・(II) [但し、MはSi、 Ge、 Sn、 Pb、 Bi、 Sb、 P、 B、 Al及びAs
    からなる群より選ばれる少なくとも一種を表わし、Bは
    O、 S、 Se及び Te からなる群より選ばれる少なくとも一
    種を表わし、そしてmは1〜10の範囲にある]で表わ
    される化合物である請求項1に記載の非水二次電池の負
    極用合剤の製造方法。
  6. 【請求項6】 溶媒が、水である請求項1に記載の非水
    二次電池の負極用合剤の製造方法。
  7. 【請求項7】 結着剤が、弗素樹脂である請求項1に記
    載の非水二次電池の負極用合剤の製造方法。
  8. 【請求項8】 溶媒が、増粘剤を含んでいる請求項1に
    記載の非水二次電池の負極用合剤の製造方法。
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