JPH08190973A - ランプソケット - Google Patents

ランプソケット

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JPH08190973A
JPH08190973A JP351395A JP351395A JPH08190973A JP H08190973 A JPH08190973 A JP H08190973A JP 351395 A JP351395 A JP 351395A JP 351395 A JP351395 A JP 351395A JP H08190973 A JPH08190973 A JP H08190973A
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lamp
socket
pin
hole
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Satoshi Watanabe
智 渡邉
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、交換される直管形けい光ランプのラ
ンプ長さのばらつきを吸収して前記ランプを支持できる
安価なランプソケットを得ることにある。 【構成】直管形けい光ランプ17を支持する挟み込み形ラ
ンプソケット16を前提とする。ソケット筐体21に内蔵さ
れた一対の接触導電体23が、一体に連ねられたピン挟み
片部44とばね片部43とを有し、その挟み片部44間にラン
プピン18が通される回転作動体22を回転可能に支持す
る。回転作動体22は、挟み片部44で挟まれる胴部35の一
端に口金受け部36を連ね、他端にストッパ部37を設け連
ねてなる。この作動体22は、ばね片部43の弾性力で、口
金受け部36をソケット筐体21の通孔29より常に外部に突
出する方向に常に付勢され、ソケット筐体21内に軸方向
移動可能に内蔵される。それにより、接触導電体23の弾
性変形を伴って回転作動体22を軸方向に移動させ、ラン
プ長さのばらつきを吸収することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直管形けい光ランプを
支持する挟み込み形のランプソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】挟み込み形のランプソケットは、ソケッ
トボディとソケットカバーとからなるソケット筐体内
に、回転作動体とこれを挟む一対の接触導電体とを内蔵
しており、その回転作動体が、ソケットボディの正面壁
から突出するものも、また、突出しないものもあるが、
いずれにしても一般的には、回転作動体は周方向の回転
のみが可能であって、軸方向には移動不能に設けられて
いる。
【0003】ところで、直管形けい光ランプのランプ長
さ、言い換えれば、バルブの長手方向両端に夫々取付け
られた口金の端面間の寸法はJISに規定されており、
例えば40W(ワット)の直管形けい光ランプのランプ
長さは、(1198± 1.5)mmであり、その寸法公差 1.5mm
は20Wの直管形けい光ランプでも同じである。したが
って、40Wおよび20Wの直管形けい光ランプのラン
プ長さは、最大で3mmのばらつきがある。また、同様に
110Wの直管形けい光ランプにおいても応分の公差が規
定されている。
【0004】しかし、既述のように回転作動体がその軸
方向に移動不能な従来のランプソケットによれば、対向
して設けられる一対のランプソケットの正面壁間の離間
寸法、或いは対向して設けられる一対のランプソケット
の正面壁から突出された対向する作動体の正面間の離間
寸法が一定に固定されているから、前記公差によるラン
プ長さのばらつきを吸収できない。
【0005】そのため、一対のランプソケットの取付け
位置によりばらつく前記離間寸法に対して、ランプ長さ
が長い直管形けい光ランプが組み合わされる場合には、
このランプの取付けができないことがある。また、この
逆に、ランプ長さが短い直管形けい光ランプが組み合わ
される場合には、ランプピンのランプソケット内への挿
入深さが減少するから、接触導電体とランプピンとの接
触が少なくなって、接触安定性が低下する。そのため、
外部振動が作用した時などに接触導電体とランプピンと
の接触が一瞬離れてランプの消灯を招くことがある。
【0006】そこで、以上のようなランプ長さのばらつ
きを吸収して直管形けい光ランプを取付けることができ
る技術が実公昭58−32235号公報で知られてい
る。この公報に記載の技術は、図5(A)および図5
(B)に示されるようにランプ挿入部1の両側部下端に
ソケット取付け台2(図5C参照)に嵌込まれる切欠部
3を設け、この切欠部3を後端程広く形成するととも
に、前記挿入部1を蓋する裏蓋板4に弾性を有する端部
5を設けている。
【0007】この構成のランプソケットは、図5(C)
の実線に示されるようにソケット取付け台2に弾性を有
した前記端部5を当接してソケット挿入部1を前傾させ
た状態で取付けられる。それにより、ランプ長さが長い
を直管形けい光ランプ6を支持する場合には、図5
(C)の2点鎖線に示されるように前記弾性を有した端
部5の弾性力に抗してランプ挿入部1を、その前面がソ
ケット取付け台2に対して直角となる位置まで起きるよ
うに変位させて、長いランプ長さを吸収して前記ランプ
6を取付けることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報に記
載の技術では、ランプ長さが長いランプ6を取付けた時
に、ランプ挿入部1が起き上がることに伴い、裏蓋板4
の弾性を有した端部5がソケット取付け台2に強く押し
当たるので、ソケット取付け台2の板厚が薄い場合に
は、この台2の前記端部5が押し当てられる部分が変形
を起こし易い。
【0009】こうした変形が起こると、前記端部5の弾
性変形が少なくなり、或いは消失するので、ランプ交換
のために使用していた長い直管形けい光ランプを外す
と、ランプ挿入部1を所定の前傾状態にすることができ
なくなる。したがって、継続して前記ランプ長さのばら
つきを吸収する信頼性に欠けるという問題がある。
【0010】しかも、前記公報に記載の技術では、ソケ
ットの裏蓋板4に弾性を有した端部5を一体に形成する
ための形状的工夫が必要であるとともに、裏蓋板4の内
面に回転作動体を保持する構造も必要であるため、裏蓋
板4の構造が複雑である。それに伴い、裏蓋板4を成形
するための金型の構造が複雑であるので、コスト高であ
るという問題もある。
【0011】本発明の目的は、交換される直管形けい光
ランプのランプ長さのばらつきを吸収して前記ランプを
支持できる安価なランプソケットを得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、2本のランプ
ピンが突設された口金をバルブの長手方向両端に夫々有
した直管形けい光ランプを支持する挟み込み形のランプ
ソケットを前提とする。
【0013】そして、前記目的を達成するために、正面
壁に通孔が設けられ、かつ、この通孔と連通するピン挿
脱溝が前記正面壁とこれに連なる周壁に渡って設けられ
たソケットボディ、およびこのソケットボディにその開
放された背面を塞いで連結されたソケットカバーを備え
てなるソケット筐体と、このソケット筐体に内蔵される
胴部の一端に前記通孔に通される口金受け部を連ね、他
端にストッパ部を連ねるとともに、前記ピン挿脱溝を通
った前記ランプピンが通されるピン通し溝を前記胴部と
口金受け部けとに渡って有した回転作動体と、前記ソケ
ット筐体に内蔵され、かつ、弾性を有した導電性金属板
製であって、前記胴部を弾性的に挟んで前記回転作動体
を支持するとともに前記ピン挿脱溝を通った前記ランプ
ピンに弾性的に接触するピン挟み片部と、このピン挟み
片部に一体に連なり前記正面壁方向に向けて弾性力を及
ぼすばね片部とを有した一対の接触導電体とを具備し、
前記一対の接触導電体により、前記ストッパ部と前記ソ
ケットカバーの内面との間に前記ソケットカバー方向へ
の前記回転作動体の移動を許す隙間を設けるとともに、
前記口金受け部を前記通孔より突出させて前記回転作動
体を支持したものである。
【0014】
【作用】前記構成のランプソケットに対する直管形けい
光ランプの取付け作業は、その2本のランプピンをソケ
ットボディのピン挿脱溝に通すとともに、そのうちの初
めに挿通させた一方のランプピンを回転作動体のピン通
し溝に通した後に、これら2本のランプピンを介して一
対の接触導電体のピン挟み片部を弾性変形させながら前
記けい光ランプを90゜回わすことで行なわれる。そうす
ると、一対のピン挟み片部が2本のランプピンをその並
び方向両側から弾性的に挟持するので、それによって、
けい光ランプがランプソケットに支持される。
【0015】ところで、回転作動体を挟持した一対の接
触導電体は、そのばね片部の弾性力により回転作動体を
ソケットボディの通孔から突出するように常に付勢して
いる。そのため、回転作動体の前記通孔から突出した部
分は、直管形けい光ランプの口金のランプピンが突設さ
れた端面に押し当てられ、それによって、支持された前
記ランプをその軸方向に対して動き止めする。
【0016】そして、前記ランプの取付けにおいて、ラ
ンプ長さのばらつきに合わせて、ランプ長さが短い場合
には、ソケットボディの通孔からの回転作動体の突出長
さがより大きくなるように回転作動体はその正面方向に
移動し、かつ、ランプ長さが長い場合には、一対の接触
導電体のばね片部の弾性力に抗してソケットボディの通
孔からの回転作動体の突出長さが短くないしは消失する
ように回転作動体はその背面方向、言い換えれば、ソケ
ットカバー側に移動する。このカバー側への移動は、ば
ね片部を有した一対の接触導電体に挟持された回転作動
体とソケットカバーとの間に、隙間を設けたことにより
許される。
【0017】こうして回転作動体をその軸方向に移動さ
せてランプ長さのばらつきを吸収するから、このばらつ
き吸収動作に伴いランプソケットの取付け部に変形を起
こすことがなく、したがって、ランプ長さのばらつき吸
収性能を損なうことがない。
【0018】さらに、以上のようなランプ長さのばらつ
き吸収動作により、ランプピンと接触導電体のピン挟み
片部との位置関係、言い換えれば、接触状態が常に一定
となるので、ランプ長さが短いランプでも長いランプで
も、ランプピンと接触導電体との接触信頼性の低下がな
く所定の接触状態を保持して、外部から作用する振動に
拘らずランプが消灯される恐れをなくすことができる。
【0019】しかも、以上のようにしてランプ長さのば
らつきを吸収するので、ソケットカバーにソケット全体
を前傾させるための弾性変形可能な端部を構成する必要
がないとともに、一対の接触導電体を利用して回転作動
体を支持したから、ソケットカバーに回転作動体を支持
する構成が不要である。したがって、ソケットカバーの
構成が簡単であり、それに伴い、このカバーを成形する
金型を簡単にできる。
【0020】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1は本発明の一実施例に係るランプソ
ケットを備える天井直付け形の照明器具の構成を示す断
面図であって、同図中11は下面が開放された細長い箱
状をなす器具本体であって、これは天井等に取付けられ
る。器具本体11内には、その長手方向両端部に位置し
て夫々ソケット取付け台12が取付けられているととも
に、これら取付け台12間に位置して端子台13と放電
灯安定器などの点灯装置14とが取付けられている。こ
れら各器具内部品は図示しないリード線を介して電気的
に接続されている。
【0021】器具本体11にはその開放された下面を覆
った反射板15が取付けられている。反射板15の長手
方向両端部には、夫々ソケット取付け台12と対向して
ソケット通孔15aが設けられている。
【0022】ソケット取付け台12には夫々本実施例に
係るランプソケット16が取付けられている。これらソ
ケット16は、後述するように挟み込み形のものであっ
て、ソケット通孔15aを通って配置され器具本体11
の外部において直管形のけい光ランプ17を着脱可能に
支持する。一対の相対向するランプソケット16間に支
持されたけい光ランプ17は反射板15の直下に対向し
て配置される。図2に示されるようにけい光ランプ17
は、2本のランプピン18(一方のみ図示)が突設され
た口金19を、バルブ20の長手方向両端に、夫々設け
た構成を備えている。2本のランプピン18はバルブ2
0の直径方向に並設して突設されている。
【0023】図2〜図4に示されるようにランプソケッ
ト16は、合成樹脂製のソケット筐体21と、合成樹脂
製の回転作動体22と、弾性を有した導電性金属板から
なる一対の接触導電体23とを備えている。
【0024】ソケット筐体21は、背面が開放されたソ
ケットボディ24と、平板状をなしてソケットボディ2
4にその開放された背面を塞いで連結されたソケットカ
バー25とを有している。図2〜図4中26はソケット
ボディ24の周壁24a内面に形成された係止溝、27
はソケットカバー25の周部内面に突設された係止爪で
あって、これらを係合させることによりソケットボディ
24とソケットカバー25とが連結されて、ソケット筐
体21が組み立てられる。
【0025】ソケット筐体21の周壁における両側部外
面には、この筐体21の厚み方向に沿って延びる取付け
溝28が夫々形成されている。取付け溝28は前記ソケ
ット取付け台12が有する図示しないソケット取付け孔
の孔縁に嵌合されるものであって、この嵌合により、ラ
ンプソケット16がソケット取付け台12に位置決めし
て取付けられるようになっている。
【0026】前記周壁24aに直角に連なるソケットボ
ディ24の正面壁24bには、取付け溝28が設けられ
た側とは反対側、言い換えれば、ランプソケット16の
先端側に位置して円形状の通孔29が設けられている。
この通孔29の直径は前記口金19の直径より小さい。
さらに、ソケットボディ24には、通孔29と連通する
ピン挿脱溝30が正面壁24bとこれに連なった周壁2
4aとに渡って設けられている。図3に示されるように
ピン挿脱溝30は、ソケットボディ24の厚み方向に延
びているとともに、ランプピン18を容易に導入できる
ようにするために、周壁24aの外面側程幅が狭く、ソ
ケットボディ24の内部に配置込む程幅が次第に狭く形
成されている。
【0027】図4に示されるようにソケットボディ24
の内部には、取付け溝28が設けられた取付け側の端部
に位置して、周壁24aの両側部内面間に渡る仕切りベ
ース壁31と、これから直角に突出して周壁24aの両
側部間に位置される仕切り壁32とが一体に設けられて
いる。仕切り壁32と周壁24aの両側部とには、夫々
相対向する導電体取付け部としての溝条33が設けられ
ている。これら溝条33はソケットボディ24の厚み方
向に延びて形成されている。
【0028】図2および図3に示されるように回転作動
体22は、長さが短い円柱状の胴部35の一端に口金受
け部36を一体に設けるとともに、他端にストッパ部3
7を設け、さらに、胴部35と口金受け部け36とに渡
るピン通し溝38を設けて形成されている。
【0029】胴部35は一対のランプピン18の中心線
間の離間寸法と同径である。この胴部35よりも大径な
口金受け部36は、通孔29を通る主部36aの後端に
通孔29よりも大径な鍔部36bを設けてなり、その主
部36aの周部は、けい光ランプ17を取付けける際に
口金19との接触に伴い回転作動体22の軸方向移動を
円滑にするために、球面状をなしている。この口金受け
部36の後面に胴部35が同心的に連続されている。ス
トッパ部37は胴部35より大径例えば鍔部36bと同
径である。ランプピン18が挿通可能な幅を有したピン
通し溝38は、回転作動体29の直径方向に沿って設け
られたスリット状の切欠溝であって、胴部35の周面2
か所および口金受け部36の正面および周面にわたり夫
々開放されている。
【0030】図2〜図4に示されるように一対の接触導
電体23は、取付けベース41と、鎖錠片42と、ばね
片部43と、ピン挟み片部44とから形成されている。
【0031】詳しくは、取付けベース41は平板状であ
り、その両側縁は相対向する溝条33に圧入気味に挿入
して固定される。それにより、接触導電体23がソケッ
ト筐体21に内蔵される。なお、図2および図3中34
はソケットカバー25の内面に一体に突設された押さえ
凸部で、この先端は接触導電体23に当接し、それによ
り、接触導電体23が溝条33内の所定の挿着位置から
動かないように外れ止めされる。
【0032】鎖錠片42は取付けベース41の挿入側の
一端から直角に折り曲げられた基部と、この基部の先端
から取付けベース41に次第に近付くように斜めに折り
返された鎖錠片部分とからなり、前記基部にはリード線
通孔42aが設けられている。
【0033】ソケットボディ24の正面壁24bには、
図3に示されるようにリード線通孔42aと対向するリ
ード線導入孔45が設けられている。これらの孔45、
42aを順次挿通する図示しないリード線の芯線は、前
記鎖錠部分の弾性力で、これと取付けベース41との間
に挟着されて、前記リード線と接触導電体23との機械
的および電気的接続がされるようになっている。
【0034】ばね片部43は、その弾性力が正面壁24
b方向に作用するように取付けベース41の他端から直
角に折り曲げられた部分である。このばね片部43の折
り曲げ基部には押さえ凸部34が当接される。
【0035】ピン挟み片部44は、ばね片部43の先端
部から折り曲げられて、ばね片部43に対して90゜向き
を変えて連なっているとともに、ばね片部43の延び方
向に延長されている。ピン挟み片部44は、胴部35の
長さより僅かに短い幅を有しているとともに、その延出
先端部側に胴部35の周面に沿う湾曲部44a(図4参
照)を有している。
【0036】このような構成の一対のピン挟み片部44
は、その湾曲部44aを回転作動体22の胴部35に弾
性的に接触させるとともに、胴部35を径方向両側から
挟んで、回転作動体22をその周方向に回転可能に支持
している。こうして一対の接触導電体23に支持された
回転作動体22は、無負荷状態、言い換えれば、けい光
ランプ17を支持していない状態では、ばね片部43の
弾性力により、口金受け部36の主部36aをソケット
ボディ24の通孔29から外部に最大に突出させて設け
られている。
【0037】前記ランプ17が支持されない状態では、
ばね片部43の弾性力で通孔29の孔縁に口金受け部3
6の鍔36bが押し当てられており、回転作動体22の
後端とソケットカバー25の内面との間に、回転作動体
22のソケットカバー25方向への移動を許す隙間G
(図2参照)が設けられている。
【0038】そして、前記ランプ17が支持されない状
態での主部36aの最大の出幅Aは、前記ランプ17の
ランプ長さのばらつきの最大吸収寸法であって、前記ラ
ンプ18が40Wの場合には、そのランプ長さの寸法公
差以上、この好ましくは( 1.5〜 2.0)mmに定められ
る。したがって、前記隙間Gも同様に定められるが、こ
の隙間Gは余裕をもって最大出幅Aよりも大きくするこ
とが望ましい。
【0039】なお、前記構成の一対のランプソケット1
6は、既述のソケット取付け台12への取付けにおい
て、相対向する一対のランプソケット16の正面壁24
bから最大に突出された回転作動体22の正面(前面)
間の離間距離Bが、ランプ長さの最小値(例えば40W
のけい光ランプ17の場合には1198mmに最大公差 1.5mm
を引算した寸法値)と同じになるように夫々位置決めし
て取付けられる。
【0040】前記構成のランプソケット16を組み立て
るには、まず、一対の接触導電体23のピン挟み片部4
4間に回転作動体22の胴部35を挟み、その状態で両
接触導電体23をソケットボディ24に組み込む。この
組み込みは、接触導電体23の取付けベース41の両側
縁を相対向する溝条33に夫々挿入することにより実施
され、その際、接触導電体具23は,その鎖錠片42お
よび挟持した回転作動体22の口金受け部36とを先頭
側にして行なう。
【0041】こうして、一対の接触導電体23とともに
回転作動体22をソケットボディ24に内蔵することに
より、回転作動体22の口金受け部36が、ばね片部4
3の弾性力により最大の出幅Aをもってソケットボディ
24の通孔29を通って外部に突出されるとともに、鎖
錠片42のリード線通孔42aが正面壁24bのリード
線導入孔45に近接して対向配置される。
【0042】次に、ソケットボディ24の背面にソケッ
トカバー25を被せて、これらを係止溝26と係止爪2
7との係合により連結する。そうすると、ソケット筐体
21が組み立てられるとともに、ソケットカバー25の
一対の押え凸部34が、接触導電体23のばね片部43
の根元に夫々当接して、これら接触導電体23を固定す
る。すなわち、以上のようにしてランプソケット16の
組み立てが完了する。
【0043】そして、器具本体11に取付けられた前記
構成のランプソケット16に直管形けい光ランプ17を
支持するには、まず、けい光ランプ17を、その口金1
9が備える一対のランプピン18が上下方向に並設され
る姿勢として、これらのピン18を両ランプソケット1
6のピン挿脱溝30に夫々通す。
【0044】そうすると、先にピン挿脱溝30を通った
一方のランプピン18が、ピン挿脱溝30に対向してい
る回転作動体22のピン通し溝38に通されるととも
に、他方のランプピン18の一部もピン通し溝18内に
導入される。それにより、一対のランプピン18はピン
通し溝38の両端部に夫々配置されるとともに、その半
周部分が夫々口金受け部36の外周面上に突出される。
【0045】次に、この状態からけい光ランプ17を90
゜回転させる。そうすると、同時に、一対のランプピン
18との係合を介して回転作動体22が同様に回転され
るから、回転作動体22の胴部35を弾性的に挟持して
いる接触導電体23のピン挟み片部44を、ランプピン
18が、さらに弾性変形させるとともに、これらのピン
挟み片部44に密接される。それにより一対のピン挟み
片部44が、一対のランプピン18をその並び方向両側
から弾性的に挟持するから、けい光ランプ17が相対向
する一対のランプソケット16に支持される。
【0046】前記構成のランプソケット16の構成によ
れば、その回転作動体22は、一対の接触導電体23の
ばね片部43の弾性力により、ソケットボディ24の通
孔29から突出するように常に付勢されている。そのた
め、回転作動体22の通孔29から突出した口金受け部
36の主部36aは、直管形けい光ランプ17の口金1
9のランプピン18が突設された端面に当接される。し
たがって、前記支持状態のけい光ランプ17をその軸方
向に動き止めして、このランプ17を安定して支持でき
る。
【0047】そして、前記構成のランプソケット16に
対する既述のランプ装着作業において、このランプソケ
ット16は、ランプ長さのばらつきを吸収できる。すな
わち、回転作動体22を挟持した一対の接触導電体23
のばね片部43の弾性変形を伴って、回転作動体22
は、その軸方向に移動できる。
【0048】そのため、短い長さのけい光ランプ17が
取付けられる場合には、ばね片部43の弾性力により、
ソケットボディ24の通孔29からの突出長さが大きく
なるように回転作動体22がその正面方向に移動され
る。
【0049】また、長い長さのけい光ランプ17が取付
けられる場合には、このランプ17の口金19が口金受
け部36と接して回転作動体22をソケットカバー25
方向に押すことにより、一対の接触導電体23のばね片
部43の弾性力に抗してソケットボディ24の通孔29
からの突出長さが短くないしは消失するように回転作動
体22が、ソケットカバー25側に移動される。このと
きの移動は、一対の接触導電体23に挟持された回転作
動体22とソケットカバー25との間に、隙間Gを設け
たことにより許される。
【0050】以上のように回転作動体22をその軸方向
に移動させてランプ長さのばらつきを吸収できるから、
この吸収動作に伴いランプソケット16の取付け部に変
形を起こすことがない。したがって、ランプ長さのばら
つき吸収性能を損なうことがない。そのため、交換され
るけい光ランプ17のランプ長さのばらつきに拘らず、
そのばらつき吸収性能を継続して維持できる。
【0051】さらに、前記ランプ長さのばらつき吸収動
作により、交換されるけい光ランプ17のランプ長さが
短くても長くても、ランプピン18と接触導電体23の
ピン挟み片部44との位置関係、言い換えれば、接触状
態(ランプピン18のピン挟み片部44に対する接触長
さ)を常に一定にできる。こうしてランプピン18と接
触導電体23との接触信頼性が低下することがなく、所
定の接触状態を保持できるので、ランプ支持状態におい
て外部から作用する振動に拘らず前記接触が一瞬途切れ
てけい光ランプ17が消灯される恐れをなくすことがで
きる。
【0052】しかも、以上のようにしてランプ長さのば
らつきを吸収するので、ソケットカバー25に従来のよ
うにソケット全体を前傾させるための弾性変形可能な端
部を構成する必要がない。これとともに、一対の接触導
電体23を利用して回転作動体22を支持したから、ソ
ケットカバー25に回転作動体22を支持する構成が不
要である。したがって、従来に比較してソケットカバー
25の構成が簡単であるから、このカバー25を成形す
る金型を簡単にでき、それに伴い、ソケットカバー25
を安価に得ることができるから、ランプソケット16全
体のコストダウンを実現できる。
【0053】なお、本発明は前記一実施例に制約される
ものではなく、ソケット筐体内に、回転作動体を挟持し
た一対の接触導電体が複数組み内蔵され、例えば2灯用
の照明器具などに適するランプソケットにも適用でき
る。
【0054】
【発明の効果】以上詳記したように本発明のランプソケ
ットは、一対の接触導電体に挟まれて支持された回転作
動体を、接触導電体の弾性変形を伴って軸方向に移動さ
せてランプ長さのばらつきを吸収する挟み込み形のラン
プソケットであるから、直管形けい光ランプをそのラン
プ長さが短い場合でも長い場合でも、ランプピンと接触
導電体との接触信頼性を保証して支持できるとともに、
そのランプ長さのばらつき吸収動作においてランプソケ
ットの取付け部に変形を起こすことがないので、ランプ
長さのばらつき吸収性能をランプ交換に拘らず継続して
維持できる。さらに、ランプ長さのばらつきを吸収する
ための構成として、ソケットカバーにソケット全体を前
傾させるための弾性変形可能な端部を設けることが不要
であり、加えて回転作動体を支持する構成をソケットカ
バーに設ける必要がなく、このカバーおよびそれを成形
する金型の構造を簡単にでき、それにより、ソケットカ
バーを低コストで得て、安価なランプソケットを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るランプソケットを備え
た照明器具の構成を示す断面図。
【図2】同実施例に係るランプソケットの構成をこれに
支持されたけい光ランプの一部とともに示す断面図。
【図3】同実施例に係るランプソケットの構成を分解し
て示す斜視図。
【図4】同実施例に係るランプソケットにおける接触導
電体の取付け構造を分解して示す斜視図。
【図5】(A)は従来例に係るランプソケットの構成を
示す側面図。(B)は同従来例に係るランプソケットの
構成を示す背面図。(C)同従来例に係るランプソケッ
トにランプが取付けられた状態を示す側面図。
【符号の説明】
16…ランプソケット、 17…けい光ランプ、 18…ランプピン、 19…口金、 20…バルブ、 21…ソケット筐体、 22…回転作動体、 23…接触導電体、 24…ソケットボディ、 24a…周壁、 24b…正面壁、 25…ソケットカバー、 29…通孔、 30…ピン挿脱溝、 35…胴部、 36…口金受け部、 37…ストッパ部、 38…ピン通し溝、 43…ばね片部、 44…ピン挟み片部、 G…隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本のランプピンが突設された口金をバル
    ブの長手方向両端に夫々有した直管形けい光ランプを支
    持する挟み込み形のランプソケットにおいて、 正面壁に通孔が設けられ、かつ、この通孔と連通するピ
    ン挿脱溝が前記正面壁とこれに連なる周壁に渡って設け
    られたソケットボディ、およびこのソケットボディにそ
    の開放された背面を塞いで連結されたソケットカバーを
    備えてなるソケット筐体と、 このソケット筐体に内蔵される胴部の一端に前記通孔に
    通される口金受け部を連ね、他端にストッパ部を連ねる
    とともに、前記ピン挿脱溝を通った前記ランプピンが通
    されるピン通し溝を前記胴部と口金受け部けとに渡って
    有した回転作動体と、 前記ソケット筐体に内蔵され、かつ、弾性を有した導電
    性金属板製であって、前記胴部を弾性的に挟んで前記回
    転作動体を支持するとともに前記ピン挿脱溝を通った前
    記ランプピンに弾性的に接触するピン挟み片部と、この
    ピン挟み片部に一体に連なり前記正面壁方向に向けて弾
    性力を及ぼすばね片部とを有した一対の接触導電体とを
    具備し、 前記一対の接触導電体により、前記ストッパ部と前記ソ
    ケットカバーの内面との間に前記ソケットカバー方向へ
    の前記回転作動体の移動を許す隙間を設けるとともに、
    前記口金受け部を前記通孔より突出させて前記回転作動
    体を支持したことを特徴とするランプソケット。
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