JPH08192013A - 浴槽水浄化装置 - Google Patents

浴槽水浄化装置

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JPH08192013A
JPH08192013A JP7003097A JP309795A JPH08192013A JP H08192013 A JPH08192013 A JP H08192013A JP 7003097 A JP7003097 A JP 7003097A JP 309795 A JP309795 A JP 309795A JP H08192013 A JPH08192013 A JP H08192013A
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water
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impeller
bathtub
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JP7003097A
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Kazuo Tsuruoka
和男 鶴岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浄化に際しての熱損失を小さくする。ポンプ
の出力を小さくて済むようにする。 【構成】 本体1を浴槽内の角部に設置し、本体1全体
が浴槽水中に沈むようにする。本体1は、下部に吸入口
11を有するとともに、上部に吐出口80を有する。本体1
には、水中ポンプ22および浄化材25,26を内蔵してあ
る。水中ポンプ22は、防水ケース38に内蔵した電動モー
タ41の出力軸51にインペラ58を固定してある。このイン
ペラ58は、インペラカバー36により形成した第1の集水
室61内に位置しているが、この第1の集水室61からの流
出口64は2つある。 【効果】 本体1全体が浴槽水中に沈むので、本体1自
体を保熱でき、この本体1内を浴槽水が通る間の熱損失
を小さくできる。流路抵抗が小さいことから、小さい出
力のポンプ22で大量の送水ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽水を循環しながら
浄化する浴槽水浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭63-69949号公報に記
載されているように、浴槽水を循環しながら浄化する浴
槽水浄化装置が知られている。そして、従来の浴槽水浄
化装置は、浴槽水を吸い込む吸入口および浄化した水を
浴槽内に戻す吐出口を除く本体部を浴槽外、例えば浴槽
の上側に設置するようにしていた。前記本体部は、浴槽
水循環用のポンプ、浄化材を内蔵している。
【0003】しかし、本体部を浴槽外に配する前記従来
の浴槽水浄化装置では、浴槽水が外気に触れるため、放
熱が大きくなり、熱損失が大きい問題があった。すなわ
ち、浴槽水浄化装置を通るうちに浴槽水の温度が大きく
低下する。なお、浴槽水浄化装置自体にヒータを備えた
ものもあるが、ヒータにより加熱を行うのでは、燃料費
もかさむ。また、本体部を浴槽外に配するのでは、吸入
口から浄化材およびポンプを経て吐出口に至る配管が長
くなり、この配管内での摩擦損失が大きくなるため、出
力の大きいポンプが要求され、装置の小型化やコストの
面で不利である。
【0004】さらに、特にポンプを有する本体部を浴槽
の上側に配する場合、ポンプの揚水距離が長くなるた
め、出力の大きいポンプが要求される。
【0005】また、従来の浴槽水浄化装置では、ポンプ
からの流出口が1か所のみになっている。そのため、こ
の1つの流出口に水圧が集中し、その結果、出力の大き
いポンプが要求されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
浴槽水浄化装置では、本体部を浴槽外に設置するように
していたため、熱損失が大きいとともに、配管内での摩
擦損失が大きくなるため、出力の大きいポンプが要求さ
れる問題があった。また、ポンプからの流出口が1か所
のみになっていたため、出力の大きいポンプが要求され
る問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、熱損失が小さいとともに、小さい出力の
ポンプで大量の送水ができる小型の浴槽水浄化装置を提
供することを目的とする。さらに、浴槽水を平均的に撹
拌できる浴槽水浄化装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
前者の目的を達成するために、浴槽内の角部に設置され
る箱状の本体を備え、この本体の外面部に吸入口および
吐出口を設け、前記本体内に吸入口から吐出口に通じる
通水路を設けるとともに、この通水路中に水中ポンプお
よび浄化材を設けたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の浴槽
水浄化装置において、本体の下部に吸入口を設け、本体
の上部に吐出口を設け、本体内の上部に水中ポンプを設
けるとともに、本体内で水中ポンプよりも吸入口側に浄
化材を設けたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の浴槽水浄化装置において、前記後者の目的をも達成
するために、前記水中ポンプは、防水ケースに内蔵され
たモータと、前記防水ケースから水密に上方へ突出した
モータの回転出力軸に固定されたインペラと、このイン
ペラを覆って内部に第1の集水室を形成する第1のカバ
ーとを備え、この第1のカバーの上面部で前記インペラ
の回転中心軸と同軸的な位置に、前記吸入口に通じる流
入口を設けるとともに、前記第1のカバーの上面部で流
入口を囲む複数か所に流出口を設け、前記第1のカバー
の上方に、前記流出口が通じる第2の集水室を内部に形
成する第2のカバーを設け、この第2のカバーの側面部
に前記吐出口を設けたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明の浴槽水浄化装置は、その箱状
の本体を浴槽内の角部に設置し、本体全体を浴槽水中に
沈めて使用する。そして、浴槽水は、本体内の水中ポン
プの駆動により、吸入口から本体内の通水路に流入し、
浄化材を通って浄化された後、吐出口から浴槽内に還流
される。このとき、本体全体が浴槽水中に沈んでいるこ
とにより、本体自体が浴槽水によって保熱され、したが
って、浴槽水が浄化装置を通る間の熱損失が小さい。ま
た、本体自体が浴槽内に配されるものであるため、吸入
口から吐出口までの水路長を短くできる。
【0012】さらに、請求項2の発明の浴槽水浄化装置
では、浴槽水が、本体内の上部に設けられた水中ポンプ
の駆動により、本体の下部の吸入口から流入し、まず浄
化材を通り、その後、水中ポンプを経て本体の上部の吐
出口から流出する。このとき、水中ポンプは、本体内の
上部にあることから、浴槽内の水面下浅いところに位置
しており、揚水距離が短くて済む。
【0013】また、請求項3の発明の浴槽水浄化装置で
は、水中ポンプにおいて、防水ケースに内蔵されたモー
タにより、送水用のインペラが回転駆動されるが、イン
ペラを覆う第1のカバー内の第1の集水室には、第1の
カバーの上面部でインペラの回転中心軸と同軸的に位置
した流入口から浴槽水が流入する。また、第1の集水室
からは、前記第1のカバーの上面部で流入口を囲む複数
か所にある流出口から上方の第2の集水室に浴槽水が流
出し、この第2の集水室からは、その側面部の吐出口を
介して浴槽水が流出する。これら複数か所の流出口およ
び第2の集水室により、吐出圧力が分散されるとともに
平均化される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の浴槽水浄化装置の一実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。1は箱状の本体
で、この本体1は、下面を開口したプラスチック製の本
体ケース2と、この本体ケース2の下面にねじ3により
着脱自在に取り付けられたプラスチック製のベースカバ
ー4とにより外殻部が構成されている。このベースカバ
ー4には、前記ねじ3を有する3つのゴム製の脚5が下
方へ突出させて取り付けられている。そして、前記本体
1は、ほぼ3角柱形状になっていて、互いに直交する2
つの側面を有し、図2に示すように、これら側面を浴槽
A内の互いに直交する2つの側面に沿わせて、浴槽A内
の角部に設置できるようになっている。
【0015】前記ベースカバー4には格子状の吸入口11
が開口形成されているとともに、この吸入口11を下側か
ら覆う浄化材であるプレフィルター12が下面に着脱自在
に取り付けられている。このプレフィルター12は、プラ
スチック製のフィルター枠13にスポンジ状のフィルター
材14を着脱自在に保持したもので、フィルター枠13に
は、前記吸入口11と直交する方向性を有する格子状の通
水口15が開口形成されている。一方、ベースカバー4の
下面には、吸入口11を挟んで左右一対のガイドレール16
が突出形成されており、これらガイドレール16間に前記
フィルター枠13が水平に差し入れられて、プレフィルタ
ー12が取り付けられるようになっている。そして、ベー
スカバー4に取り付けられたプレフィルター12の下面
は、前記脚5の下面よりも高く位置し、したがって、本
体1を置いたままの状態で、プレフィルター12の着脱が
できるようになっている。
【0016】また、前記本体1内は前記吸入口11に通じ
る通水路21となっているが、この通水路21内の上側中央
部に水中ポンプ22が吊支状態で設けられている。そし
て、通水路21において、本体ケース2内の最下部には、
浄化材である目の粗いスポンジ状の第1の1次フィルタ
ー23と、その上側に重なった浄化材である目の細かいス
ポンジ状の第2の1次フィルター24とが着脱自在に嵌合
されている。また、本体ケース2内において、1次フィ
ルター24と水中ポンプ22との間およびこの水中ポンプ22
の外周側には第1の浄化材25および第2の浄化材26がそ
れぞれ着脱自在に充填されている。これら浄化材25,26
は、それぞれ通水性を有するネット27,28内に粒状の多
孔質吸着材29,30を詰めたものである。これら多孔質吸
着材29,30は、水中の有機物などの夾雑物を分解、吸着
するものである。多孔質吸着材29,30としては、麦飯石
などの天然石あるいはセラミックスなどを用いられる。
また、特に水中ポンプ22の外周側の第2の浄化材26にお
いては、多孔質吸着材30に銀イオンあるいは銅イオンを
添加して、抗菌作用をもたせている。なお、抗菌のため
には、有機防黴剤なども用いられるが、金属を利用した
方が、効果の継続性などにおいて有利である。
【0017】前記水中ポンプ22は、第1のカバーである
下面を開口したプラスチック製のインペラカバー36がね
じ37により本体ケース2の上面部の下側に固定されてい
る。そして、インペラカバー36内の下部には、プラスチ
ック製の防水ケース38の上部が嵌合されて固定されてい
る。この防水ケース38は、下面を開口した上ケース部材
39と、この上ケース部材39の下面部に接着などにより水
密に固定された下カバー40とからなり、出力12W程度の
電動モータ41を内蔵している。この電動モータ41は、そ
の中央部の鍔部42においてねじ43により上ケース部材39
に固定されている。また、前記下カバー40には、上方へ
向かって細くなるテーパー状のコード通孔44が形成され
ている。そして、このコード通孔44には、弾性を有する
ゴム製のブッシング45の先端部のテーパー状の楔部46が
テーパー嵌合されているが、このブッシング45内を電動
モータ41への給電用の防水コード47が通っている。ま
た、下カバー40の下面にはブッシング押さえ48がねじ49
により固定されているが、このブッシング押さえ48がブ
ッシング45の楔部46を上方へ押すことにより、この楔部
46がコード通孔44の周面とコード47とに密着している。
これにより、コード通孔44における水密性が確実に確保
されている。
【0018】前記電動モータ41の回転出力軸51は、防水
ケース38の上面部を水密に嵌合して上方へ突出している
が、電動モータ41内への浸水を確実に防止するために、
防水ケース38内において回転出力軸51のまわりにオイル
シール52が設けられている。一方、防水ケース38外にお
いては、回転出力軸51のまわりにメカニカルシール53が
設けられている。このメカニカルシール53は、防水ケー
ス38上に水密に固定されたセラミックスなどからなる固
定環54と、回転出力軸51に固定され固定環54に摺動自在
に突き当たった金属などからなる回転環55とを備えてい
る。この回転環55は、スプリング56により下方へ押され
て固定環54に密着している。さらに、回転環55の上部
は、ゴム製になっており、スプリング57により回転出力
軸51に水密に密着している。こうして、防水ケース38に
おける回転出力軸51の貫通部の水密性が保持されてい
る。そして、回転出力軸51の上端部には、遠心ファンで
あるインペラ58が固定されている。
【0019】前記インペラカバー36は、インペラ58を覆
い、内部に第1の集水室61を形成するものである。そし
て、インペラカバー36には、上面外周部に簾状の整流壁
62が上方へ突出形成されているが、この整流壁62と本体
ケース2の上面部との間には小間隙が保持されている。
また、インペラカバー36の上面部中央には、前記回転出
力軸51と同軸的に位置して流入口63が開口形成されてい
る。そして、前記整流壁62および流入口63を介して、前
記通水路21における水中ポンプ22の外周側の部分が第1
の集水室61に通じている。さらに、インペラカバー36の
上面部には、流入口63を挟んで一対の筒状の流出口64が
上方へ突出させて形成されている。
【0020】さらに、前記インペラカバー36内の上部に
は整流板66が固定されている。この整流板66は、インペ
ラカバー36内に嵌合されていて、第1の集水室61を上下
に区画しているが、整流板66の中央部に形成された開口
部67にインペラ58が位置している。また、整流板66の上
面には環状の案内壁68が突出形成されており、この案内
壁68の上縁が本体ケース2の上面部に当たっている。案
内壁68は、浴槽水を前記開口部67から両流出口64にそれ
ぞれ滑らかに導く形状をした一対の螺旋状部69を有して
いる。さらに、これら螺旋状部69の先端部には傾斜部70
が形成されている。
【0021】また、前記本体ケース2の上面部には一対
の筒部71が下方へ突出させて形成されており、これら筒
部71が前記インペラカバー36の両流出口64にそれぞれ嵌
合している。なお、これら流出口64の外周側に嵌合され
たゴム製のOリング72がインペラカバー36の上面と前記
筒部71の下端との間に水密に挟み込まれている。
【0022】さらに、前記本体ケース2の上側には第2
のカバーであるプラスチック製の上蓋76がねじ77により
固定されている。この上蓋76の下面に突出形成された環
状の区画壁78の下端が本体ケース2の上面に当たって、
区画壁78の内側に第2の集水室79が形成されている。そ
して、この第2の集水室79に前記インペラカバー36の両
流出口64が通じている。また、区画壁78の一側面部下側
には切り欠き状の吐出口80が形成されている。なお、本
体ケース2の上面に形成された突条81が区画壁78の下部
内周側に嵌合している。
【0023】また、前記本体ケース2の上面部には、下
方へ向かって細くなるテーパー状のコード通孔86が形成
されている。そして、このコード通孔86には、弾性を有
するゴム製のブッシング87の先端部のテーパー状の楔部
88がテーパー嵌合されているが、このブッシング87内を
前記防水コード47が通っている。また、本体ケース2の
上面にはブッシング押さえ89がねじ90により固定されて
いるが、このブッシング押さえ89がブッシング87の楔部
88を上方へ押すことにより、この楔部88がコード通孔86
の周面とコード47とに密着している。こうして、防水ケ
ース38のコード通孔44と同様にして水密性が保持されて
いる。
【0024】このコード47は、浴室外に設置される電源
装置(図示していない)に接続されている。この電源装
置は、前記電動モータ41に電源を供給するものである
が、この電動モータ41の電源は、24Vの交流である。こ
の24Vの交流は、 100Vの商用交流電源から絶縁トラン
スを用いて得ている。このように、電動モータ41側は、
絶縁トランスにより 100Vの電源とは完全に絶縁されて
おり、安全性を確保している。他に、過電流や過熱が生
じたときに電源を遮断する漏電遮断器などの保護装置が
ある。
【0025】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。本浴槽水浄化装置は、追い炊きのできる浴槽
で効果的に用いられる。そして、図2に示すように、本
体1を浴槽A内の角部に置く。水を張るとき、浴槽A内
の水面Bは本体1の上面より高くする。すなわち、本体
1全体を浴槽水中に沈めて使用する。
【0026】各図に使用時の浴槽水の流れを矢印で示し
てある。水中ポンプ22において、電動モータ41の駆動に
よりインペラ58が例えば毎分3000回転程度の回転数で回
転するが、これにより、浴槽水は、プレフィルター12を
介して吸入口11から本体1内の通水路21に流入する。プ
レフィルター12において、まず髪の毛などの比較的大き
な塵芥類が捕捉される。ついで、浴槽水は、通水路21に
おいて、1次フィルター23,24および浄化材25,26を順
次通っていく。1次フィルター23,24で塵芥類が捕捉さ
れ、さらに、浄化材25,26でバクテリアにより浴槽水の
ぬめりや汚れ、その他の有機物が分解、吸着される。ま
た、水道水に含まれる塩素(カルキ)も吸着される。そ
れに加えて、銀イオンを含む浄化材26では、雑菌が分解
され、抗菌効果が得られる。こうして、浴槽水が浄化さ
れ、清潔な水が得られる。さらに、浄化材35,36に天然
石を用いた場合には、この天然石から多数のミネラル類
が溶け出し、温泉的な効果も得られる。浴槽水は、浄化
材25,26を通過した後、整流壁62および流入口63を通っ
てインペラ58のある第1の集水室61内に流入する。つい
で、浴槽水は、第1の集水室61内で整流板66の案内壁68
により導かれて滑らかに両流出口64へ向かい、ここから
第2の集水室79に流入し、ここから吐出口80を経て浴槽
A内に還流される。こうして、浴槽水が浴槽Aと本体1
内とを循環して、浄化される。
【0027】ここで、前記第1の集水室61以降の浴槽水
の流れをより詳しく説明する。浴槽水は、インペラ58に
よる遠心力によってその外周側へ向かうが、このとき、
整流板66の案内壁68の2つの螺旋状部69により、滑らか
に約半周して両流出口64へ流れていく。しかも、螺旋状
部69内の先端部には傾斜部70によって勾配がついている
ので、浴槽水は滑らかに各流出口64へ上昇する。これに
より、吐出圧力が分散される。浴槽水は、さらに両流出
口64からいったん第2の集水室79に集水された後、その
側面部の吐出口80から流出するが、第2の集水室79が介
在していることにより、圧力が平均化される。
【0028】ところで、髪の毛などにより詰まりやすい
プレフィルター12は頻繁に、例えば毎日洗浄すべきであ
るが、このプレフィルター12は、本体1を浴槽A内に置
いたまま簡単に着脱でき、容易に洗浄できる。また、と
きどき、例えば3か月に1回程度1次フィルター23,24
や浄化材25,26も洗浄すべきであるが、このときは、ベ
ースカバー4を本体ケース2から外し、この本体ケース
2の下面開口を介して1次フィルター23,24および浄化
材25,26を着脱する。浄化材25,26は、粒状の多孔質吸
着材29,30を用いたものであるが、これら多孔質吸着材
29,30をネット27,28内に入れてあるので、容易に洗浄
できる。そして、セラミックスや天然石からなる多孔質
吸着材29,30を用いた浄化材25,26は、洗浄することに
より繰り返し半永久的に使える。浄化材としては、活性
炭も用いられるが、活性炭の場合、浄化作用は効果的で
あるものの、交換の必要がある。
【0029】前記実施例の構成によれば、浴槽水を浄化
して新鮮な状態に保つことにより、快適な入浴ができる
他、風呂掃除が不要になり、また、浴槽水を捨てること
なく何度でも繰り返し使えるので、大幅な節水が可能で
ある。
【0030】また、浄化装置には加熱用のヒータを設け
ておらず、必要なときに追い炊きをするようにしたの
で、燃料費がかさむことはない。そして、風呂を沸かす
ときにも、気温より温度の低い水道水ではなく、低くて
も気温程度の水を追い炊きすればよいから、燃料費を節
約できる。
【0031】また、パイプを用いることなく、本体ケー
ス2や水中ポンプ22を利用して通水路21を本体1内に形
成していることや、本体1内での各部の配置により、本
体1自体を小型にできる上、本体1を浴槽A内の角部に
設置するものとしたので、浴室を手狭にせずに済み、設
置前との違和感もない。また、設置には、単に本体1を
浴槽A内に置き、浴室外にコード47を出して、電源装置
を既存のコンセントに接続するのみでよいから、特別な
工事は不要であり、設置が簡単である。
【0032】そして、本体1全体を浴槽水中に沈めて使
用するから、本体1自体が浴槽水によって保熱され、し
たがって、浴槽水が浄化装置を通る間の熱損失を小さく
できる。したがって、浴槽水を冷めさせずに済み、前述
のように浄化装置にヒータがなくても問題はない。
【0033】これとともに、本体1自体が浴槽A内に配
され、この浴槽A内でのみ浴槽水が循環するから、吸入
口11から吐出口80までの水路長を短くできる。したがっ
て、流路抵抗が減るので、小さい出力のポンプ22で大量
の送水ができる。これにより、ポンプ22を小型のものに
でき、装置全体も小型にできる。また、製造上コストを
低減できるとともに、使用上も、電気エネルギーが少な
くて済み、維持費を低減できる。
【0034】なお、本体1全体を浴槽水中に沈めて使用
するには、防水構造が必要であるが、電源装置を外部に
配したことにより、本体1において防水性を要求される
のは、水中ポンプ22の電動モータ41のみである。そし
て、この電動モータ41は、防水ケース38に内蔵し、この
防水ケース38のコード通孔44は、ゴム製のブッシング45
およびブッシング押さえ48により水密性を保持し、防水
ケース38における回転出力軸51の挿通部は、メカニカル
シール53およびオイルシール52を用いて水密性を保持し
たので、電動モータ41の防水性を確実に保持できる。
【0035】また、水中ポンプ22は、本体1内の上部に
懸架したことにより、浴槽A内の水面下数cmの浅いとこ
ろに位置するので、揚水距離(揚水高さ)が短くて済
む。したがって、小さな力で大量の揚水ができ、ポンプ
22の出力がいっそう小さいもので済む。
【0036】さらに、第1の集水室61を内部に形成する
インペラカバー36の上面部において、その中央部に流入
口63を形成するとともに、この流入口63を挟む2か所に
流出口64を設けたので、吐出圧力が2分され、したがっ
て、効率のよい吐水が可能であり、ポンプ22の出力がさ
らに小さいもので済む。しかも、インペラカバー36内に
設けた整流板66により、浴槽水はインペラ58のまわりを
約半周のみして滑らかに流出口64に向かうことになるの
で、内部水圧の分散がいっそう効果的になされる。それ
に加えて、流出口64の上方にさらに第2の集水室79を設
け、その側面部に吐出口80を設けたので、第1の集水室
61内で遠心力によってくせのついた圧力を平均化してか
ら、浴槽水を浴槽A内に放出でき、浴槽水を平均的に撹
拌できる。
【0037】また、銀イオンあるいは銅イオンを添加し
た浄化材26は、本体1内の通水路21において、水中ポン
プ22の下側ではなく、より狭い外周側に配したので、量
が少なくて済む。
【0038】また、本浴槽水浄化装置は、全体的に構造
が簡単であるから、安価にでき、故障も少ない。メンテ
ナンスも簡単であり、フィルター12,23,24や浄化材2
5,26の洗浄などは使用者でも容易にできる。
【0039】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、第1の集水室61から第2の集水室79へ
の流出口64を2つにしたが、流出口は3つ以上設けても
よい。ただし、流出口の数が多いと製造も難しくなり、
前記実施例のように2つでも十分な効果がある。また、
本体ケースにおける防水コードの挿通部は、厳密な水密
性は要求されないから、単なるソケットにしてもよい。
他にも、細部の構成、水中ポンプの出力、インペラの回
転数などは、前記実施例のものに限らない。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外面部に吸入
口および吐出口を有するとともに水中ポンプおよび浄化
材を内蔵した箱状の本体を浴槽内の角部に設置して、本
体全体を浴槽水中に沈めるようにしたので、本体自体が
浴槽水によって保熱されることにより、浴槽水が浄化装
置を通る間の熱損失を小さくできる。また、吸入口から
吐出口までの水路長を短くできるので、小さい出力のポ
ンプで大量の送水ができ、したがって、装置全体も小型
にできるとともに、製造上も使用上もコストを低減でき
る。
【0041】さらに、請求項2の発明によれば、本体の
下部に吸入口を設け、本体の上部に吐出口を設け、本体
内の上部に水中ポンプを設けるとともに、本体内で水中
ポンプよりも吸入口側に浄化材を設けたので、水中ポン
プの揚水距離を短くでき、したがって、ポンプの出力が
いっそう小さいもので済む。
【0042】また、請求項3の発明によれば、水中ポン
プのインペラを覆って内部に第1の集水室を形成する第
1のカバーの上面部において、インペラの回転中心軸と
同軸的な位置に流入口を設けるとともに、この流入口を
囲む複数か所に流出口を設けたので、吐出圧力が分散さ
れ、したがって、効率のよい吐水が可能であり、ポンプ
の出力がさらに小さいもので済む。これとともに、前記
流出口の上方にさらに第2の集水室を設け、その側面部
に吐出口を設けたので、インペラによる遠心力によって
くせのついた圧力を平均化してから、浴槽水を浴槽内に
還流でき、浴槽水を平均的に撹拌できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴槽水浄化装置の一実施例を示す断面
図である。
【図2】同上使用状態を示す斜視図である。
【図3】同上上蓋を除いた平面図である。
【図4】同上インペラおよび整流板の斜視図である。
【符号の説明】
A 浴槽 1 本体 11 吸入口 12 プレフィルター(浄化材) 21 通水路 22 水中ポンプ 23 第1の1次フィルター(浄化材) 24 第2の1次フィルター(浄化材) 25 第1の浄化材 26 第2の浄化材 36 インペラカバー(第1のカバー) 38 防水ケース 41 電動モータ(モータ) 51 回転出力軸 58 インペラ 61 第1の集水室 63 流入口 64 流出口 76 上蓋(第2のカバー) 79 第2の集水室 80 吐出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内の角部に設置される箱状の本体を
    備え、この本体の外面部に吸入口および吐出口を設け、
    前記本体内に吸入口から吐出口に通じる通水路を設ける
    とともに、この通水路中に水中ポンプおよび浄化材を設
    けたことを特徴とする浴槽水浄化装置。
  2. 【請求項2】 本体の下部に吸入口を設け、本体の上部
    に吐出口を設け、本体内の上部に水中ポンプを設けると
    ともに、本体内で水中ポンプよりも吸入口側に浄化材を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の浴槽水浄化装
    置。
  3. 【請求項3】 前記水中ポンプは、防水ケースに内蔵さ
    れたモータと、前記防水ケースから水密に上方へ突出し
    たモータの回転出力軸に固定されたインペラと、このイ
    ンペラを覆って内部に第1の集水室を形成する第1のカ
    バーとを備え、この第1のカバーの上面部で前記インペ
    ラの回転中心軸と同軸的な位置に、前記吸入口に通じる
    流入口を設けるとともに、前記第1のカバーの上面部で
    流入口を囲む複数か所に流出口を設け、前記第1のカバ
    ーの上方に、前記流出口が通じる第2の集水室を内部に
    形成する第2のカバーを設け、この第2のカバーの側面
    部に前記吐出口を設けたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の浴槽水浄化装置。
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