JPH08192108A - シラス干しの風選装置 - Google Patents

シラス干しの風選装置

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JPH08192108A
JPH08192108A JP7024674A JP2467495A JPH08192108A JP H08192108 A JPH08192108 A JP H08192108A JP 7024674 A JP7024674 A JP 7024674A JP 2467495 A JP2467495 A JP 2467495A JP H08192108 A JPH08192108 A JP H08192108A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被選別魚Fであるシラス干しの通過路に風を当
てゝ夾雑物を吹き飛ばす、いわゆる風選装置において、
シラス干しに作用する風力を可及的に均一にする構造簡
単な装置を得ることを目的とする。 【構成】被選別魚Fの通過路を横断して配置された送風
筒51を設け、その送風筒51の端部を送風源へ接続す
ると共に軸方向へ伸びる細長いスリット状の噴口53を
設け、その噴口53を含む噴口53と送風筒51との間
に通風量を設定する均分手段54を設け、噴口53の長
手方向の流量を局部的に設定したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシラス干しの風選装置
に関するもので、特に、茹で上げられたシラスをコンベ
アで搬送しつゝ、あるいはコンベアから落下させつゝ、
これに風を当てゝ形や寸方の異なるものを選別排除する
風選装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、海で採れた小魚を茹でて天日に
干して乾燥させる、いわゆる「シラス干し」の製法は現
在でも使用されている。この製法では、原料たる「シラ
ス」の中に混じる、「小えびや小蟹、あるいは針状のプ
ランクトンなど」を風選法によって除去し、製品の品質
を向上することが行われている。
【0003】従来の風選法は、釜から取り出され乾燥さ
せた小魚を上方から落下させつゝ、あるいは網目の搬送
ベルトを持つコンベアの上に小魚を載せ、それら小魚に
向けてノズルから送風し、大きさの割りに軽い小えびや
小蟹を吹き飛ばして選別し除去している。そして、その
被選別魚に対して空気を吹き付ける送風ノズルNが図6
で示すように、送風源に接続された筒状の送風筒51の
側面に、長手方向に沿って設けられた平行なスリット状
に開口させてあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのた
め送風ノズルの送風源へ接続された端部から遠ざかるに
つれて、前記スリット状から噴出する風量や風速が減
じ、比重の小さい小えびや小蟹などの夾雑物も遠くへ吹
き飛ばすことができなくなり、殊に、コンベアベルト上
に載せられた被選別魚の層の厚さが均一でないとき、そ
の傾向が強く、選別の精度が低下する不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するため、被選別魚の通過路を横断して配置された送
風筒を設け、その送風筒の端部を送風源へ接続すると共
に軸方向へ伸びる細長いスリット状の噴口を設け、その
噴口を含む噴口と送風筒との間に通風量を設定する均分
手段を設け、噴口の長手方向の流量を局部的に設定した
ものである。具体的には、前記送風筒の側壁に送風ノズ
ルを突設し、その先端部に細長いスリット状の噴口を設
け、その噴口の背部に送風筒の長手方向に沿って区画板
を配し、送風筒の内部と噴口との間に形成される送風路
を複数に分離してある。また、前記送風筒の両端部をそ
れぞれ送風源へ接続すると共に、前記細長いスリット状
の噴口の形状を長手方向中央部の幅が両端部の幅に比し
て小さいものに形成してもよく、さらに、前記送風筒の
一端を送風源へ接続し他端を閉じると共に、前記細長い
スリット状の噴口の形状を前記送風源に通じる一側から
他側に向けて幅が拡大するものに形成してもよい。そし
て、前記スリット状の噴口の幅が変化するものでは、幅
狭部の幅と幅広部の幅とを、およそ1:2の割合に形成
したものである。
【0006】
【作用】送風筒は被選別魚を搬送するコンベアやコンベ
アから落下する被選別魚の側方など、被選別魚の通過路
を横断して配置される。送風筒には送風源から空気が圧
送され、送り込まれた空気は送風筒に設けられたスリッ
ト状の噴口から前記通過路の幅全体に亘って吹き出す。
噴口から吹き出す空気量は、均分手段によって長手方向
の位置毎に予め設定され、スリット状の噴口の長さ方向
全体に亘って略同一の強さで吹き出すことゝなる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によってこの発明を説明
する。図1において、10はシラス干しの風選装置であ
る。風選装置10はキャスタ車輪11によって支持され
た選別台車20と、選別台車20に支持したベルトコン
ベア30とを有する。選別台車20には図2で示すよう
に、底板21の両側に側板22、22が設けられ、これ
に上板23と下板24とを支持して空気通路Dが形成し
てある。そして、前記ベルトコンベア30はその空気通
路Dを貫通させ、且つ、若干傾斜させて取り付けられて
いる。12は風選装置10へ被選別魚Fを供給するため
の供給コンベアであり、図示してない茹で釜から取り出
された直後のものや、半日程度の天日干しを経たものが
載せられ搬送されベルトコンベア30上に落下させる。
【0008】前記ベルトコンベア30は上向きコ字形を
なすフレーム31の長手方向の一端と他端とに、駆動ロ
ーラ32と従動ローラ33とが支持され、それらの間に
コンベアベルト34を巻回したものである。また、ベル
トコンベア30は選別台車20に対して支軸35と、そ
れよりやゝ離隔して設けた加振器36とによって上下に
傾動し振動するように支持されている。よって、ベルト
コンベア30は前記支軸35を軸として短い周期で上下
に回動させ、被選別魚Fをコンベアベルト34上から浮
上させる。駆動ローラ32はベルト38を介して電動機
37に連結されており、一定の速度で回転する。また、
コンベアベルト34はポリエステル網あるいは小孔の多
数を穿設したステンレス板からなり、それらは被選別魚
Fの寸法の大小によって選択され、掛け替えられる。
【0009】前記空気通路Dは側方形状が図1で示すよ
うに、ベルトコンベア30の上流側すなわち、下方側に
向けて断面積が増す略三角形をなしており、その狭い側
には下方へ向けて空気を噴出し被選別魚Fから雑魚分別
除去するための選別ノズル16が設けられ、更に、コン
ベアベルト34の下面にも上方へ向けて跳ね上げノズル
17が設けられている。それら 選別ノズル16と跳ね
上げノズル17とは図示してない空気ダクトを介して送
風源たる送風機に接続されており、その空気ダクトには
電熱器その他、そこを空気を加熱し乾燥させるための手
段が設けられている。
【0010】斯くて、跳ね上げノズル17から吹き出す
空気はコンベアベルト34を通して被選別魚Fの下面に
作用し、前記ベルトコンベア30が上昇から下降へ転ず
るのを利用して被選別魚Fをコンベアベルト34の面か
ら跳ね上げ浮き上がらせる。そして、跳ね上げられた被
選別魚Fは前記選別ノズル16から吹き出す空気によっ
てコンベアベルト34の下流側へ向けて吹き飛ばされ、
再び、コンベアベルト34上へ落下する。なお、選別ノ
ズル16から吹き出した圧縮空気は吹き出し方向先方の
空気通路Dが拡げられ、それに伴って膨張し急速に速度
が低下して被選別魚Fが遠くまで飛び過ぎないようにな
っている。また、跳ね上げノズル17を通過するシラス
の重さはの設定は、前記選別ノズル16から吹き出され
る空気の風量や、加振器36へ入力する電力を増減する
ことによって行う。
【0011】搬送ノズル18、19は、コンベアベルト
34の下面から斜め上方を向けて開口している。よっ
て、供給コンベア12からコンベアベルト34上へ落下
した被選別魚Fに向けて下方から空気を吹き付け、前記
選別ノズル16の作用で吹き飛ばされた被選別魚Fのう
ち、遠方まで飛ばされたもの、すなわち、雑魚を更にス
トッパ板13へ向けて逐次に吹き飛ばし、雑魚受け箱1
4の中へ落下させる。
【0012】40は静電装置である。静電装置40は電
気式集塵機の電極を転用したもので、具体的には各10
本のステンレス製電線で構成された正極41と、負極4
2とを備え、それらはコンベアベルトを挟んで約5万ボ
ルトの高圧を印加可能に構成されている。これによっ
て、コンベアベルト34上の被選別魚Fを負に帯電さ
せ、正極41に吸引させることにより、加振器36によ
るベルトコンベア30の振動、および、跳ね上げノズル
17の作用と共働して、コンベアベルト34上から浮上
させる。43は静電装置40のための高圧電源であり、
2個の碍子44、44によって絶縁した状態で電線状の
正極41に接続されている。45は前記碍子44に向け
て空気を噴射し碍子を乾燥状態に保つための乾燥ノズル
である。
【0013】前記ストッパ板13の下方には雑魚受け箱
14が置かれ、小えび、小蟹、プランクトン、あるいは
形の崩れたシラスなどが被選別魚Fの中から除外されて
投入される。15はベルトコンベア30の終端下方に置
かれた製品たるシラスを受けるためのシラス受け箱であ
る。
【0014】斯くして、コンベアベルト34の面から跳
ね上げられた被選別魚Fは前記選別ノズル16から吹き
出す空気によってコンベアベルト34の下流側へ向けて
吹き飛ばされ、ベルト34の幅方向へ薄く広く分散させ
ると共に、遠方まで飛ばされたもの、すなわち、軽量の
雑魚をストッパ板13へ向けて吹き飛ばし、雑魚受け箱
14の中へ落下させる。
【0015】こゝで、前記選別ノズル16と跳ね上げノ
ズル17、および搬送ノズル18、19など、所定の通
過路を移動する被選別魚Fに向けて選別風を送る送風ノ
ズル50について説明する。これら送風ノズル50は前
記被選別魚Fの通過路を横断して配置された送風筒51
に付設されている。
【0016】図3において、送風筒51は略円筒状をな
し、その端部には送風機(図示してない)に連なるホー
ス52が接続されている。そして、前記送風ノズル50
は送風筒51の側面から接線方向に伸びる上下の板材5
0aとその両端を連結する側方の板材50bとによって
形成され、通気孔51aを通じて送風筒51の内部に通
じるとともに、その外端に軸方向へ伸びる細長いスリッ
ト状の噴口53が設けられている。さらに、その噴口5
3と送風筒51との間には送風ノズル50から吹き出す
風力が、被選別魚Fの通過路の幅全面に均一に作用する
べく、均分手段54が設けられている。こゝで、均分手
段54は噴口53の形状を長手方向中央部の幅wが両端
部の幅Wに比して小さいものとし、その比率はおよそ
1:2の割合に設定したものである。斯くて、噴口53
から噴出する風量は送風ノズル50の長手方向各部にお
いて大略均等となる。
【0017】さらに、図4においては、送風筒51は一
側にのみホース52が接続され他側が閉じられている。
そして、同様に送風筒51の側壁には送風ノズル50が
突設され、その先端に開口する噴口53はホース52を
接続された側の幅wが他側の幅Wに比して小さいものと
され、その間が所定の割合で変化させてある。また、前
記幅wと幅Wの比率は、図3の場合と同様に概ね1:2
の割合に設定されている。斯くて、噴口53から噴出す
る風量は送風ノズル50の長手方向各部において大略均
等となる。
【0018】さらに、図5においては、送風筒51の一
側あるいは両側にホース52が接続され、かつ、送風筒
51の側壁には送風ノズル50が突設され、その先端部
に細長いスリット状の噴口53が設けられている。そし
て、噴口53の背部には送風筒51の長手方向に沿って
多数の区画板54a、54aを配し、送風筒51から噴
口53に通じる通路を複数に分離してある。斯くて、そ
の区画板54a、54aの間隔を中央部が狭く端部が広
くなるように設定され、噴口53から噴出する風量は送
風ノズル50の長手方向各部において大略均等となる。
なお、区画板54aは図中、二点鎖線で示すように、一
部を外方へ屈曲させることにより、送風幅を広くするこ
とも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、シラ
ス干しを風選するべく噴口53から噴出する風は、均分
手段によって被選別魚の通過路の幅全体に亘り、大略、
均一に吹き出す。よって、被選別魚に作用する風力が一
定となり、風選の精度を向上させる。また、均分手段は
送風筒とスリットとの間に設けられ、構造が簡単なもの
であり、廉価に製造できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である風選装置の側面図で
ある。
【図2】そのII−II断面図である。
【図3】(a)は図1中の要部の拡大断面図であり、同
時に次の(b)図中のA−A断面図である。(b)はそ
の矢視B図、(c)はそのC−C断面図である。
【図4】他の実施例を示す図3相当の断面図であり、
(a)は拡大断面図、(b)はその矢視B図、(c)は
C−C断面図である。
【図5】さらに、他の実施例を示す図3相当の断面図で
あり、(a)は拡大断面図、(b)はそのB−B断面
図、(c)はC−C断面図である。
【図6】従来の装置を示す図3相当の断面図であり、
(a)はその拡大断面図、(b)はその正面図である。
【符号の説明】
10・・・・風選装置 11・・・・キャスタ車輪 12・・・・供給コンベア 13・・・・ストッパ板 14・・・・雑魚受け箱 15・・・・シラス受け箱 16・・・・選別ノズル 17・・・・跳ね上げノズル 18、19・・・・搬送ノズル 20・・・・選別台車 21・・・・底板 22・・・・側板 23・・・・上板 24・・・・下板 30・・・・ベルトコンベア 31・・・・フレーム 32・・・・駆動ローラ 33・・・・従動ローラ 34・・・・コンベアベルト 35・・・・支軸 36・・・・加振器 37・・・・電動機 38・・・・ベルト 40・・・・静電装置 41・・・・正極 42・・・・負極 43・・・・高圧電源 44・・・・碍子 45・・・・乾燥ノズル 50・・・・送風ノズル 50a・・・上下の板材 50b・・・側方の板材 51・・・・送風筒 51a・・・通気孔 52・・・・ホース 53・・・・スリット状の噴口 54・・・・均分手段 54a・・・区画板 D・・・・空気通路 F・・・・被選別魚 W、w・・・幅

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被選別魚の通過路を横断して配置された送
    風筒を設け、その送風筒の端部を送風源へ接続すると共
    に軸方向へ伸びる細長いスリット状の噴口を設け、その
    噴口を含む噴口と送風筒との間に通風量を設定する均分
    手段を設け、噴口の長手方向の流量を局部的に設定して
    なるシラス干しの風選装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記送風筒の側壁に送
    風ノズルを突設し、その先端部に細長いスリット状の噴
    口を設け、その噴口の背部に送風筒の長手方向に沿って
    区画板を配し、送風筒の内部と噴口との間に形成される
    送風路を複数に分離してなるシラス干しの風選装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記送風筒の両端部を
    それぞれ送風源へ接続すると共に、前記細長いスリット
    状の噴口の形状を長手方向中央部の幅が両端部の幅に比
    して小さいものに形成してなるシラス干しの風選装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記送風筒の一端を送
    風源へ接続し他端を閉じると共に、前記細長いスリット
    状の噴口の形状を前記送風源に通じる一側から他側に向
    けて幅が拡大するものに形成してなるシラス干しの風選
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1、請求項3、請求項4のいずれか
    において、前記スリット状の噴口は幅狭部の幅と幅広部
    の幅とを、およそ1:2の割合に形成してなるシラス干
    しの風選装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362420B1 (en) * 2002-03-05 2002-11-27 Baekcheon Co Ltd Waste separating device of reclaimed aggregate discriminator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100362420B1 (en) * 2002-03-05 2002-11-27 Baekcheon Co Ltd Waste separating device of reclaimed aggregate discriminator

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