JPH0819243B2 - 薄層の形成方法 - Google Patents

薄層の形成方法

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JPH0819243B2
JPH0819243B2 JP63183728A JP18372888A JPH0819243B2 JP H0819243 B2 JPH0819243 B2 JP H0819243B2 JP 63183728 A JP63183728 A JP 63183728A JP 18372888 A JP18372888 A JP 18372888A JP H0819243 B2 JPH0819243 B2 JP H0819243B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は長鎖側鎖基を有する有機ポリマーを有機溶媒
に溶解させ、これをラングミュア、プロジェット法によ
り水/空気界面に拡開させ、これを有機溶媒蒸散後に固
体層担体上に転位させることから成る、固体層担体上に
有機ポリマーの薄層を形成する方法に関するものであ
る。
(従来技術) 長鎖側鎖基を有する有機ポリマーの単分子層をラング
ミュア、プロジェット法により形成することはすでに公
知である。オクタデク−1−エン/マレイン酸無水物共
重合体、ポリオクタデシルアクリラート及びポリオクタ
デシルメタクリラートのラングミュア、ブロジェットフ
ィルムの研究がC.S.ウインター(Winter)ら(Thin Sol
id Films134(1985)49頁以降)によりなされている。
上述の後二者のポリマーのラングミュア、ブロジェット
層の同様の研究もS.J.マンビイ(Mumby)らにより行な
われている(Macromolecules 19(1986)1054頁以
降)。
またセルロースエステル、オクタデセン/マレイン酸
無水物共重合体及びその誘導体への転位に対する側鎖長
さ及び主鎖強度の影響に関するH.ナカハラ(Nakahara)
らの研究(Thin Solid Films133(1985)29頁以降)も
行なわれている。
さらにポリ−γ−ベンジル−L−グルタマート及びポ
リ−β−ベンジル−L−アスパラートの単分子層(S.イ
ケダ(Ikeda)及びT.イセムラ(Isemura)、Bull.Chem.
Soc.Jpn.34(1961)416頁以降)、ならびにポリ−γ−
メチル−L−グルタマートの単分子層(F.タケダ(Take
da)ら、J.Coll.Int.Sci.87(1981)、220頁以降)に関
する研究もすでに行なわれている。
このような本分野における技術的課題は、単分子層の
転位に関する改善及び恒常的な転位挙動をもたらし、改
善された反覆性をもたらす、ラングミュア、ブロジェッ
ト法による、長鎖側鎖基含有有機ポリマー薄層の形成方
法を提供することである。
(発明の要約) しかるに上述の技術的課題は、長鎖側鎖基を有する有
機ポリマーとして、もっぱらポリマー主鎖の極性基を介
して結合されている長鎖n−アルキル側鎖基を有し、こ
の長鎖n−アルキル側鎖基が部分的に短鎖n−アルキル
側鎖基により、同数の或は比較的少数の炭素原子を有す
る分枝側鎖基により、かつ/もしくは少くとも1個のC
−C多価結合を有する同長の或は比較的短かい側鎖基に
より代替されているポリマーを使用することを特徴とす
る本発明方法により解決されることができる。この場
合、同一分子内において相違する側鎖基を有するポリマ
ーが重要である。
本発明の対象は、長鎖側鎖基を有する有機ポリマーを
有機溶媒に溶解させ、これをラングミュア、ブロジェッ
ト法により水/空気界面に拡開させ、これを有機溶媒蒸
散後に固体層担体上に転位させることから成る、固体層
担体上に有機ポリマーの薄層を形成する方法において、
長鎖側鎖基を有する有機ポリマーとして、もっぱらポリ
マー主鎖の極性基を介して結合されている長鎖n−アル
キル側鎖基を有し、この長鎖n−アルキル側鎖基が部分
的に短鎖n−アルキル側鎖基により、同数の或は比較的
少数の炭素原子を有する分枝側鎖基により、かつ/もし
くは少くとも1個のC−C多価結合を有する同長の或は
比較的短かい側鎖基により代替されているポリマーを使
用することを特徴とする方法である。
上記極性基として有利な基は、 であり、ことに が好ましい。
長鎖側鎖基含有有機ポリマーとして、共重合体ならび
に重縮合物も使用され得る。
本発明方法は、単分子層の改善された転位と恒常的な
転位挙動、ならびに改善された反覆可能性をもたらす。
本発明方法は、例えば光学的目的のためのフィルター
の製造、材料摩擦特性の改保護層の形成、その他これら
に関連する目的のために有用である。
(発明の構成) 本発明方法に使用される層担体は、場合により共重合
体単分子転位前に疏水性化されることができる。層担体
の疏水性化は相当する共重縮合体単分子層転位の場合に
有利である。
本発明方法及びポリマー構成について以下に個々的に
詳述する。
共重合体としては以下のものが例示される。
すなわち、直鎖オクタデシル基が部分的にヘキサデシ
ル基、ドデシル基、デシル基、ノニル乃至オクチル基、
ヘキシル基、n−ブチル乃至イソブチル基により代替さ
れている、例えばポリビニルオクタデシルエーテルのよ
うなn−アルキル鎖に13乃至36個の炭素原子を有するポ
リビニルアルキルエーテル、或は 異なる鎖長を有するポリビニルアルキルケトンの担当
する共重合体、或は 長鎖n−アルキル基が12乃至36個の炭素原子を有し、
部分的にこれより短かい鎖長のn−アルキル残基或は分
枝アルキル残基により代替されることができる、ポリ−
N−アルキル−アクリルアミド或はポリ−N−アルキル
−メタクリルアミド、或は アクリル酸、メタクリル酸或はその他の少くとも12
個、好ましくは16乃至36個の炭素原子を有する直鎖アル
キル基を有する共重合可能のα,β−エチレン系不飽和
モノカルボン酸のポリマーエステルであって、その長鎖
n−アルキル基の一部が、少くとも1個、好ましくは2
乃至8個の炭素原子を有する短かいアルキル残基によ
り、同数もしくは少数の炭素原子をアルキル残基中に有
する分枝アルキル基により、或は同数もしくは少数の炭
素原子を有し、1個或は複数個のC−C多価結合、例え
ば−HC=CH、−C≡−C基を有する炭化水素残基により
代替されているエステルポリマーである。(このC−C
多価結合の導入は重合類似反応により有利に行なわれ得
る。) 長鎖n−アルキル(メタ)アクリラート(a)として
は、例えばドコシル(メタ)アクリラート、アイコシル
(メタ)アクリラート、オクタデシル(メタ)アクリラ
ート、ヘキサデシル(メタ)アクリラート、テトラデシ
ル(メタ)アクリラート及びドデシル(メタ)アクリラ
ートが挙げられる。
本発明により使用される共重合体において、このよう
な長鎖n−アルキル(メタ)アクリラートは、部分的に
短かいn−アルキル残基により、分子アルキル残基によ
り或は−C−C多価結合を有するアルキル残基により置
換される。
共重合体の単独重合単位としての構成分(a)及び
(b)の割合は、広い範囲で変えられ得るが、一般に
(a)が50乃至99.5モル%、(b)が0.5乃至50モル%
である。
好ましい共重合体の構成は、(a)が80乃至99.5モル
%、ことに85乃至99モル%、(b)が0.5乃至20モル
%、ことに1乃至15モル%である。
ことに好ましい共重合体は、オクタデシル(メタ)ア
クリラートと、ヘキサデシル(メタ)アクリラート、ド
デシル(メタ)アクリラート、デシル(メタ)アクリラ
ート、ノニル(メタ)アクリラート、オクチル乃至イソ
オクチル(メタ)アクリラート、ヘキシル(メタ)アク
リラート、ブチル(メタ)アクリラート或はまたメチル
(メタ)アクリラートとの共重合体である。
共重合体変性作用コモノマー(b)の量はその鎖長に
より変えることもできる。
(メタ)アクリル酸エステル共重合体が特に好まし
い。
本発明に使用される共重合体は、一般に10乃至200の
重合度を有する。イソタクチック構造のものが好まし
い。
相違する側鎖長の重縮合物としては、例えばポリエス
テル、ことにポリアミドが挙げられる。この共重合体に
おいては、側鎖の選択及び組合せが有効である。ポリア
ミドとしては、ことにγ−位において異なる種々のエス
テル基を有するポリグルタマートが挙げられる。ことに
ポリ(γ−オクタデシル−L−グルタマート)であっ
て、そのオクタデシル基が18個より少ない、ことに1乃
至16個の炭素原子を有するn−アルキル基或は相当する
分枝アルキル残基或はC−C多価結合を有する炭化水素
残基により、部分的に、例えば2乃至20モル%代替され
ているものが好ましい。
このような重縮合物としては、ポリ(γ−メチル−L
−グルタマート−コ−γ−オクタデシル−L−グルタマ
ート)が挙げられる。このような共重縮合物は、単独重
縮合物の重合類似反応により、例えばポリ−γ−メチル
−L−グルタマートのステアリルアルコールとの部分的
反応により製造される(J.ワタナベ、Y.フクダ、R.ゲハ
ニ(Gehani)及びI.ネマチン(Nematyn)の論稿、Macro
molecules17(1984)1004頁以降参照)。
ラングミュア、ブロジェット法、これに適する装置、
これを実施するための諸条件は公知であって、例えばIn
soluble Monolagers at Liquid−Gas−Interfaces(196
6年Interscience Publishers社刊)におけるG.L.ゲイン
ズ(Gaines)の論稿、ことに44乃至68頁、336乃至340頁
及び326乃至330頁に記載されている。
単分子層の転位は一般に「流動類似状態」で行なわれ
る。
有機ポリマーは、易揮発性溶媒、例えばメチレンクロ
リド、クロロホルム、ベンゼン、ヘキサン或はエチルア
セタートに0.01乃至1重量%の濃度に溶解させ、水面上
に載置されたポリマー溶液から溶媒を蒸散させ、単分子
層を固体層担体上に転位する前に慣用法で予備濃縮す
る。
処理は一般に5乃至35℃、ことに10乃至30℃の温度で
行なわれる。
本発明による、層単位のため有機ポリマーの、明確な
構造の薄層を担持する層担体としては、種々の材料から
成る任意の固体状寸法安定性良好な基体が使用される。
この層担体たるべき基体は、例えば透明な或は光不透過
性の、導電性或は電気絶縁性のものである。有機ポリマ
ー薄層を担持するべきその表面は疏水性であることがで
きる。担体を疏水材料で構成し、或は有機溶媒薄層転位
前にその表面を適当な前処理により疏水性化することが
できる。積層されるべき疏水性担体表面は、薄層、こと
に良好な単分子乃至多分子の層構造に悪影響を与えない
ようになるべく清潔純粋であることが望ましい。例えば
基体の積層されるべき表面に表面活性剤を使用して良好
な単分子乃至多分子の層構造形成を防害しないようにす
る。或はまた有機ポリマー薄層の転位前に層担体として
の基体の積層されるべき表面と有機ポリマー層との間に
まず中間層を例えば高接着性剤により形成することもで
きる。
層担体として作用する基体の構成材料としては、例え
ば金、白金、ニッケル、パラジウム、アルミニウム、ク
ロム、ニオブ、タンタル、チタン、スチールのような金
属が使用され得る。基体用の他の適当な材料としては、
例えばポリエステル、ポリエチレンテレフタラート乃至
ポリブチレンテレフタラート、ポリビニルクロリド、ポ
リビニリデンクロリド、ポリテトラフルオルエチレンの
ような合成樹脂が挙げられる。
基体材料として珪素、ガラス、二酸化珪素、セラミッ
ク材料、セルロース材料なども同様に使用され得る。ガ
ラス基体面は必要であれば、それ自体公知の方法で、例
えばアルキルシランと反応させて疏水性化され得る。基
体材料の選択は、本発明による層単位の使用目的に応じ
てなされる。光学的単位のためには原則的に透明、光透
過性の層担体が使用される。層単位が例えばエレクトロ
ニクス用に或は電気化学的処理のために使用される場合
には、層担体乃至基体としては、例えば金属或はその他
の導電性材料、ことに金属蒸着合成樹脂のような導電性
材料が使用される。
本発明による層単位のための層担体作用をする基体
は、使用目的に応じて任意の種々の形態をとることがで
きる。例えば、フィルム、シート、板体、テープ状であ
ることができ、或は円筒状その他任意の他の形態である
ことができる。一般には平坦平面を有する、フィルム、
シート、板体、薄板、テープが使用される。積層される
べき基体表面は、明確な構造の薄層、ことに単分子乃至
多分子層を形成するため平滑であるのが好ましい。フィ
ルム、シート、板体などの扁平、平坦基体の場合には、
有機ポリマーの明確な構造の薄層は基体の一方面或は両
面に単に転位せしめられる。
水面から基体への単分子層の転位直後に、本発明によ
る層単位は、高温において、一般に50乃至200℃、こと
に100乃至150℃でテンパリング処理されるのが有利であ
る。このようなテンパリング処理は、本発明層単位の種
類及び厚さに応じて例えば数分から数時間にわたり行な
われる。本発明による層単位の製造に続いて行なわれる
テンパリング処理により、層単位の特性を安定化し、目
的に応じて変性させることができる。
以下の実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例において使用される部及びパーセントは明示のな
い限りすべて重量に関するものである。
ポリメタクリラートの合成 アタクチック構造のポリオクタデシルメタクリラー
ト、単独重合体及び共重合体を、常法の通り、ラジカル
重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを使用
し、60乃至80℃においてトルエン中でラジカル重合によ
り製造した。重合後、ポリマーをメタノール中に沈降さ
せて再処理し、トルエンからメタノールへ切換えを複数
回行なって精製した。次いでポリマーは室温において減
圧下に乾燥された。
イソタクチック構造のポリオクタデシルメタクリラー
ト、単独重合体及び共重合体は、重合開始剤としてフェ
ニルマグネシウムブロミドを使用して陰イオン重合によ
り製造された(J.Pol.Sc.46、317(1960)及び47、75
(1960)のW.E.グーデ(Goode)らの方法による)。再
処理はアタクチックポリマーにおけると同様にして行な
われた。
ポリペプチドの合成 (1)γ−メチル−L−グルタマート及びγ−ステアリ
ル−L−グルタマートからの共重合縮合物 L−グルタミン酸のω−メチルエステルのN−カルボ
キシアンヒドリド化合物から、開始剤としてのジオキサ
ン中において室温で重合させて、ポリ−γ−メチル−L
−グルタマートを製造した。N−カルボキシアンヒドリ
ド化合物はL−グルタミン酸のω−メチルエステルをジ
オキサン中においてホスゲン化することにより製造され
た(Int.J.Biol.Macromol.5、94(1983)中、J.L.ホウ
ベン(Houben)、A.フィッシ(Fissi)、D.バクローラ
(Baccrola)、N.ロサト(Rosato)、O.ピエローニ(Pi
eroni)及びF.シアルデリ(Ciardelli)の論稿参照)。
ステアリル置換度(ステアリル基35%)に元素分析で確
認した。
共重縮合物はポリ−γ−メチル−L−グルタマートか
ら60℃においてステアリルアルコールとの反応により製
造された。p−トルエンスルホン酸が触媒作用を果した
(Macromolecules 17、1004(1984)、J.ワタナベ、Y.
フクダ、R.ゲハニ(Gehani)及びI.ネマチュ(Nematy
u)の論稿参照)。分子量(12000)がポリスチレンを参
照してGPCにより確認された。
(2)ポリ(γ−ステアリル−L−グルタマート) この単独重合体がポリ−γ−メチル−L−グルタマー
トと同様にして製造された。L−グルタミン酸のω−ス
テアリルエステルは、L−グルタミン酸とステアリルア
ルコールとからt−ブタノール中80℃で製造された(触
媒として農硫酸使用)(Neth.Appln.6,500、089、1965
年7月7日、CA64、2159g(1966)。
実施例1 ラウダ、ラングミュアのフィルム水平器の水面上に、
95モル%のオクタデシルメタクリラート及び5モル%の
ヘキサデシルメタクリラートから成るイソタクチック共
重合体の1%クロロホルム溶液(Uvasol質)を常法によ
り28℃において拡開させた。溶媒蒸散後、形成層を表面
圧15mN/mとなるまで圧縮した。この圧で層は安定(約1
時間)せしめられた。表面がコンスタントとなるよう
に、ヘキサメチルジシラザンで疏水性化した石英薄片を
ラングミュア、ブロジェット法により垂直に浸漬し、50
mm/分の速度で引上げた。引上げにより第1層が転位し
たが、次の層は浸漬するとすぐに転位した(Y転位)。
次のサイクルで転位はすぐに続いた。この場合休止時間
を設定した。浸漬34秒間、水面上に引上げ68秒間。この
ようにして少くとも49層を定常的な転位挙動で形成する
ことができた。
比較実験例1 実施例1と同様にして、ただしポリマーとして側鎖
の、従って分子量の不統一性を持たない、イソタクチッ
クポリ−オクタデシルメタクリラートを使用して処理し
たところ、迅速に低減するZ転位が生じた。
比較実験例2 実施例1と同様にして、ただし温度32℃で、表面圧を
30mN/mとして処理した。低減Z転位をもたらした。
実施例2 実施例1と同様にして、ただしポリマーとしてアタク
チックポリ(オクタデシル−コ−ドデシルメタクリラー
ト)(ドデシル単位13モル%)を使用して処理した。温
度は25℃、圧力は11mN/mとした。当初はZ転位であった
が、やがて定常的転位挙動のY転位に移行した。
実施例3 実施例1と同様にして、ただし基体としてガラスに金
を蒸着したものを使用し、圧力は10mN/mとした。Y転位
をもたらし、定常的な転位挙動で49層が転位された。
対比実験例3 実施例1と同様にして、ただしポリマートとしてアタ
クチックポリ(オクタデシルメタクリラート)を使用
し、表面圧力を10mN/mとした。全く転位をもたらし得な
かった。
実施例4 実施例1と同様にして、ただしポリマーとしてγ−メ
チル−L−グルタマート及びγ−オクタデシル−L−グ
ルタマートの共重縮合物を使用し、25℃の温度、25mN/m
の表面圧力とした。100%転位で200層を形成した。
対比実験例4 実施例4のようにして、ただしポリマーとして単独重
合体ポリ(γ−オクタデシル−L−グルタマート)を使
用した。Y転位は急激に低減した。
対比実験例5 実施例4のようにして、ただし温度を30℃とした。転
位は低減し15層の形成で終った。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギーゼラ、ドゥダ ドイツ連邦共和国、6500、マインツ、フリ ッツー コール‐シュトラーセ、11 (72)発明者 トーマス、アルント ドイツ連邦共和国、6507、インゲルハイ ム、ザンクト‐キリアン‐シュトラーセ、 9

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長鎖側鎖基を有する有機ポリマーを有機溶
    媒に溶解させ、これをラングミュア、ブロジェット法に
    より水/空気界面に拡開させ、これを有機溶媒蒸散後に
    固体層担体上に転位させることから成る、固体層担体上
    に有機ポリマーの薄層を形成する方法において、長鎖側
    鎖基を有する有機ポリマーとして、もっぱらポリマー主
    鎖の極性基を介して結合されている長鎖n−アルキル側
    鎖基を有し、この長鎖n−アルキル側鎖基が部分的に短
    鎖n−アルキル側鎖基により、同数の或は比較的少数の
    炭素原子を有する分枝側鎖基により、かつ/もしくは少
    くとも1個のC−C多価結合を有する同長の或は比較的
    短かい側鎖基により代替されているポリマーを使用する
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】上記極性基が 或は であることを特徴とする、請求項(1)による方法。
  3. 【請求項3】上記長鎖側鎖基を有する有機ポリマーとし
    て共重合体が使用されることを特徴とする、請求項
    (1)による方法。
  4. 【請求項4】上記長鎖側鎖基を有するポリマーとして重
    縮合物が使用されることを特徴とする、請求項(1)に
    よる方法。
  5. 【請求項5】上記共重合体として、(a)エステル基或
    はエーテル基のアルキル残基が少くとも12個の炭素原子
    を有する、n−アルキルエステル基或はn−アルキルエ
    ーテル基含有エチレン系不飽和化合物の重合単位と、
    (b)エステル基或はエーテル基のアルキル残基が上記
    (a)におけるよりも少数の炭素原子を有する、分枝さ
    れた或は少くとも1個のC−C多価結合を有する上記
    (a)とは異なる、少くとも1種類のアルキルエステル
    基或はアルキルエーテル基含有エチレン系不飽和化合物
    の重合単位とから形成される共重合体が使用されること
    を特徴とする、請求項(3)による方法。
  6. 【請求項6】上記共重合体として、アクリル酸もしくは
    メタクリル酸のアルキルエステルを上記アルキルエステ
    ル含有エチレン系不飽和化合物として単独重合させて含
    有する共重合体が使用されることを特徴とする、請求項
    (5)による方法。
  7. 【請求項7】上記共重合体が構成分(a)として、エス
    テル基のn−アルキル残基中に16乃至36個の炭素原子を
    有する(メタ)アクリル酸エステルを単独重合させて含
    有することを特徴とする、請求項(5)或は(6)によ
    る方法。
  8. 【請求項8】上記共重合体が構成分(b)として、エス
    テル基のアルキル残基中に6乃至16個の炭素原子を有す
    る(メタ)アクリル酸エステルを単独重合させて含有す
    ることを特徴とする、請求項(5)乃至(7)の何れか
    による方法。
  9. 【請求項9】上記共重合体が構成分(b)として(メ
    タ)アクリル酸エステルを単独重合させて含有し、上記
    エステル基のアルキル残基が構成分(a)のエステル基
    のn−アルキル残基よりも少くとも4炭素原子分だけ短
    いことを特徴とする、請求項(5)乃至(8)の何れか
    による方法。
  10. 【請求項10】有機ポリマーとして使用される共重合体
    が10乃至200の重合度を有することを特徴とする、請求
    項(1)乃至(9)の何れかによる方法。
  11. 【請求項11】有機ポリマーとして使用される共重合体
    がアイソタクチック構造のものであることを特徴とす
    る、請求項(1)乃至(3)及び(5)乃至(10)の何
    れかによる方法。
  12. 【請求項12】有機ポリマーとして、構成分(a)がオ
    クタデシル(メタ)アクリラート、構成分(b)がアル
    キル基中に6乃至16個の炭素原子を有するアルキル(メ
    タ)アクリラートである共重合体が使用されることを特
    徴とする、請求項(5)乃至(11)の何れかによる方
    法。
  13. 【請求項13】有機ポリマーとして、構成分(a)が50
    乃至99.5モル%、構成分(b)が0.5乃至50モル%であ
    る共重合体が使用されることを特徴とする、請求項
    (5)乃至(12)の何れかによる方法。
  14. 【請求項14】有機ポリマーとして、ビニルエーテルの
    共重合体が使用されることを特徴とする、請求項(1)
    或は(2)による方法。
  15. 【請求項15】有機ポリマーとして、少くとも2個の互
    に相違するエステル側鎖基或はエーテル側鎖基を有し、
    このエステル基乃至エーテル基の一方が少くとも12個の
    炭素原子を有するn−アルキル残基を、他方が上記より
    も少ない炭素原子の、分枝或はC−C多価結合を有する
    アルキル残基を有する重縮合が使用されることを特徴と
    する、請求項(1),(2)或は(4)による方法。
  16. 【請求項16】有機ポリマーとして、螺旋構造の重縮合
    物が使用されることを特徴とする、請求項(1),
    (2),(4)或は(15)の何れかによる方法。
  17. 【請求項17】有機ポリマーとして、γ−位において相
    違するアルキル置換コポリグルタマートから形成される
    重縮合物が使用されることを特徴とする、請求項
    (1),(2),(4),(15)或は(16)の何れかに
    よる方法。
  18. 【請求項18】重縮合物として、γ−アルキル−L−グ
    ルタマート及びγ−アルキル′−L−グルタマートから
    形成される共重縮合が使用され、上記アルキルが炭素原
    子1乃至6個のアルキル残基を、アルキル′が12乃至36
    個のアルキル残基を意味することを特徴とする、請求項
    (4)或は(15)乃至(17)の何れかによる方法。
  19. 【請求項19】重縮合物としてγ−メチル−L−グルタ
    マート及びγ−オクタデシル−L−グルタマートから形
    成される共重縮合物が使用されることを特徴とする、請
    求項(4)或は(15)乃至(18)の何れかによる方法。
  20. 【請求項20】薄層を固体層担体に転位した後、テンパ
    リング処理することを特徴とする、上記各請求項の何れ
    かによる方法。
  21. 【請求項21】層担体と、これに載置された、水と混合
    しない有機溶媒に可溶性の有機ポリマーの一方向におけ
    る均斉な分子配向を有する、均斉で規則正しい構造の少
    くとも1層の固状薄層とから成る層単位であって、請求
    項(1)乃至(20)の何れかの方法により製造されたこ
    とを特徴とする層単位。
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