JPH0819261B2 - 農業用合成樹脂表面改質剤 - Google Patents
農業用合成樹脂表面改質剤Info
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- JPH0819261B2 JPH0819261B2 JP18163987A JP18163987A JPH0819261B2 JP H0819261 B2 JPH0819261 B2 JP H0819261B2 JP 18163987 A JP18163987 A JP 18163987A JP 18163987 A JP18163987 A JP 18163987A JP H0819261 B2 JPH0819261 B2 JP H0819261B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は農業用合成樹脂の表面に優れた防曇性と防霧
性を付与する表面改質剤に関する。
性を付与する表面改質剤に関する。
従来の技術 農作物等の生産性や市場性を高めるために合成樹脂フ
ィルム等を使用するハウス栽培やトンネル栽培等の施設
栽培が従来から盛んにおこなわれている。
ィルム等を使用するハウス栽培やトンネル栽培等の施設
栽培が従来から盛んにおこなわれている。
この場合、ハウスやトンネルの内部の合成樹脂フィル
ム等の表面に付着する水滴を速やかに流下させて日光の
透過率の低下を防止するために、ソルビタン脂肪酸エス
テルやグリセリン脂肪酸エステル等の防曇剤が該合成樹
脂に配合されているが、ハウスやトンネルの内部と外部
との温度差が大きくなって内部の表面近傍に霧が発生す
るという問題がある。即ち、このようにして発生する霧
は栽培する農作物の病害発生の原因となるだけでなく、
濡れた作物を乾燥させるために余分のコストがかかり、
さらに見通しが悪くなって作業能率の低下をもたらす。
ム等の表面に付着する水滴を速やかに流下させて日光の
透過率の低下を防止するために、ソルビタン脂肪酸エス
テルやグリセリン脂肪酸エステル等の防曇剤が該合成樹
脂に配合されているが、ハウスやトンネルの内部と外部
との温度差が大きくなって内部の表面近傍に霧が発生す
るという問題がある。即ち、このようにして発生する霧
は栽培する農作物の病害発生の原因となるだけでなく、
濡れた作物を乾燥させるために余分のコストがかかり、
さらに見通しが悪くなって作業能率の低下をもたらす。
このような問題を解決するために、防霧剤としての含
フッ素化合物を防曇剤と併用する方法が提案されている
が(例えば特公昭59−35573号公報および特開昭61−152
745号公報参照)、実用上十分に満足すべき防曇防霧効
果は得られていない。
フッ素化合物を防曇剤と併用する方法が提案されている
が(例えば特公昭59−35573号公報および特開昭61−152
745号公報参照)、実用上十分に満足すべき防曇防霧効
果は得られていない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、農業用合成樹脂の表面に実用上十分満足す
べき防曇防霧性を付与する表面改質剤を提供するために
なされたものである。
べき防曇防霧性を付与する表面改質剤を提供するために
なされたものである。
問題点を解決するための手段 即ち本発明は、一般式(I): [式中、Rfはペルフルオロアルケニル基C6F11もしくはC
9F17を示し、Rは分枝鎖を有することもある炭素原子数
1〜18のアルキル基もしくは (式中、R′は水素原子もしくは分枝鎖を有することも
ある炭素原子数1〜12のアルキル基を示す)を示し、l
は1もしくは2の数を示し、mおよびnは各々独立に0
もしくは1〜30の数を示す(但し、m+n≧1)] で表わされる含フッ素芳香族カルボン酸エステルを含有
する農業用合成樹脂表面改質剤に関する。
9F17を示し、Rは分枝鎖を有することもある炭素原子数
1〜18のアルキル基もしくは (式中、R′は水素原子もしくは分枝鎖を有することも
ある炭素原子数1〜12のアルキル基を示す)を示し、l
は1もしくは2の数を示し、mおよびnは各々独立に0
もしくは1〜30の数を示す(但し、m+n≧1)] で表わされる含フッ素芳香族カルボン酸エステルを含有
する農業用合成樹脂表面改質剤に関する。
上記の一般式(I)において、ペルフルオロアルケニ
ル基C6F11もしくはC9F17は一般的にはヘキサフルオロプ
ロペンのダイマーもしくはトリマーから誘導される残基
であり、Rは分枝鎖を有することもある炭素原子数1〜
18のアルキル基、好ましくはメチル基、エチル基、ドデ
シル基、オクタデシル基等もしくは (式中、R′は水素原子もしくは分枝鎖を有することも
ある炭素原子数1〜12のアルキル基、好ましくは水素原
子、オクチル基、ノニル基等を示す)を示し、lは1も
しくは2の数を示し、mおよびnは各々独立に0もしく
は1〜30、好ましくは7〜20の数を示す(但し、m+n
≧1)。
ル基C6F11もしくはC9F17は一般的にはヘキサフルオロプ
ロペンのダイマーもしくはトリマーから誘導される残基
であり、Rは分枝鎖を有することもある炭素原子数1〜
18のアルキル基、好ましくはメチル基、エチル基、ドデ
シル基、オクタデシル基等もしくは (式中、R′は水素原子もしくは分枝鎖を有することも
ある炭素原子数1〜12のアルキル基、好ましくは水素原
子、オクチル基、ノニル基等を示す)を示し、lは1も
しくは2の数を示し、mおよびnは各々独立に0もしく
は1〜30、好ましくは7〜20の数を示す(但し、m+n
≧1)。
また、一般式(I)においてエチレンオキシド基およ
びプロピレンオキシド基はブロック状に結合していても
よく、あるいは両者がランダムに結合していてもよい。
びプロピレンオキシド基はブロック状に結合していても
よく、あるいは両者がランダムに結合していてもよい。
一般式(I)で表わされる含フッ素芳香族カルボン酸
エステルのうちで特に好適なエステルは次の一般式(I
a)および(I b)で表わされるものである: (式中、Rf、R、mおよびnは前記と同意義) 例えば次の様な化合物が挙げられる。
エステルのうちで特に好適なエステルは次の一般式(I
a)および(I b)で表わされるものである: (式中、Rf、R、mおよびnは前記と同意義) 例えば次の様な化合物が挙げられる。
一般式(I)で表わされる含フッ素芳香族カルボン酸
エステルの製造方法は特に限定的ではないが、次の2つ
の簡便な方法が例示される。
エステルの製造方法は特に限定的ではないが、次の2つ
の簡便な方法が例示される。
第1の方法は一般式(II): (式中、Rfとlは前記と同意義) で表わされるペルフルオロアルケニルオキシ芳香族カル
ボン酸塩化物、例えばp−(ペルフルオロノネニルオキ
シ)安息香酸塩化物または5−(ペルフルオロノネニル
オキシ)イソフタル酸塩化物を塩基性化合物、例えばピ
リジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン等の有機
塩基または炭酸カリウム、水酸化ナトリウム等の無機塩
基等の存在下に一般式(III): HO(CH2CH2O)nR (III) (式中、Rおよびnは前記と同意義) で表わされるポリエチレングリコールモノエーテルおよ
び/または一般式(IV): (式中、Rおよびmは前記同意義) で表わされるポリプロピレングリコールモノエーテル反
応させる方法である。
ボン酸塩化物、例えばp−(ペルフルオロノネニルオキ
シ)安息香酸塩化物または5−(ペルフルオロノネニル
オキシ)イソフタル酸塩化物を塩基性化合物、例えばピ
リジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン等の有機
塩基または炭酸カリウム、水酸化ナトリウム等の無機塩
基等の存在下に一般式(III): HO(CH2CH2O)nR (III) (式中、Rおよびnは前記と同意義) で表わされるポリエチレングリコールモノエーテルおよ
び/または一般式(IV): (式中、Rおよびmは前記同意義) で表わされるポリプロピレングリコールモノエーテル反
応させる方法である。
第2の方法は一般式(V): (式中、Rfおよびlは前記と同意義) で表わされるペルフルオロアルケニルオキシ芳香族カル
ボン酸、例えばp−(ペルフルオロノネニルオキシ)安
息香酸または5−(ペルフルオロノネニルオキシ)イソ
フタル酸を酸触媒、例えばp−トルエンスルホン酸、濃
硫酸、濃塩酸、強酸性イオン交換樹脂等の存在下に上記
一般式(III)で表わされるポリエチレングリコールモ
ノエーテルおよび/または一般式(IV)で表わされるポ
リプロピレングリコールモノエーテルと反応させる方法
である。
ボン酸、例えばp−(ペルフルオロノネニルオキシ)安
息香酸または5−(ペルフルオロノネニルオキシ)イソ
フタル酸を酸触媒、例えばp−トルエンスルホン酸、濃
硫酸、濃塩酸、強酸性イオン交換樹脂等の存在下に上記
一般式(III)で表わされるポリエチレングリコールモ
ノエーテルおよび/または一般式(IV)で表わされるポ
リプロピレングリコールモノエーテルと反応させる方法
である。
上記一般式(I)で表わされる含フッ素芳香族カルボ
ン酸エステルは所望により2種以上併用してもよい。
ン酸エステルは所望により2種以上併用してもよい。
本発明による農業用合成樹脂表面改質剤には所望によ
り従来から当該分野において常用されている防曇剤を適
宜配合して防曇効果を高めてもよい。
り従来から当該分野において常用されている防曇剤を適
宜配合して防曇効果を高めてもよい。
このような防曇剤としてはソルビタン系界面活性剤
(例えば、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ソルビタンモノベヘネート等)、グリ
セリン系界面活性剤(例えば、グリセリンモノラウレー
ト、グリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステ
アレート等)、ポリエチレングリコール系界面活性剤
(例えば、ポリエチレングリコールモノステアレート、
ポリエチレングリコールモノパルミテート等)、トリメ
チロールプロパン系界面活性剤(例えば、トリメチロー
ルプロパンモノステアレート等)、ペンタエリスリトー
ル系界面活性剤(例えば、ペンタエリスリトールモノパ
ルミテート等)等が挙げられる。
(例えば、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ソルビタンモノベヘネート等)、グリ
セリン系界面活性剤(例えば、グリセリンモノラウレー
ト、グリセリンモノパルミテート、グリセリンモノステ
アレート等)、ポリエチレングリコール系界面活性剤
(例えば、ポリエチレングリコールモノステアレート、
ポリエチレングリコールモノパルミテート等)、トリメ
チロールプロパン系界面活性剤(例えば、トリメチロー
ルプロパンモノステアレート等)、ペンタエリスリトー
ル系界面活性剤(例えば、ペンタエリスリトールモノパ
ルミテート等)等が挙げられる。
本発明による農業用合成樹脂表面改質剤にはさらに所
望により常套の添加剤、例えば紫外線吸収剤、可塑剤、
安定剤、滑剤、酸化防止剤、着色剤、等を適宜配合して
もよい。
望により常套の添加剤、例えば紫外線吸収剤、可塑剤、
安定剤、滑剤、酸化防止剤、着色剤、等を適宜配合して
もよい。
本発明による表面改質剤は前記の一般式(I)で表わ
される含フッ素芳香族カルボン酸エステルおよび所望に
よる防曇剤やその他の添加剤を適当な溶剤、例えばイソ
プロピルアルコール、クロロホルム、塩化メチレン、四
塩化炭素、フロン113等に溶解または分散させた溶液ま
たは分散液として調製し、これの農業用合成樹脂表面に
噴霧塗装、浸漬塗装、ロール塗装、刷毛塗り等によって
塗布してもよい。
される含フッ素芳香族カルボン酸エステルおよび所望に
よる防曇剤やその他の添加剤を適当な溶剤、例えばイソ
プロピルアルコール、クロロホルム、塩化メチレン、四
塩化炭素、フロン113等に溶解または分散させた溶液ま
たは分散液として調製し、これの農業用合成樹脂表面に
噴霧塗装、浸漬塗装、ロール塗装、刷毛塗り等によって
塗布してもよい。
この場合、含フッ素芳香族カルボン酸エステルの濃度
は通常0.01〜3.0重量%、好ましくは0.1〜2.0重量%で
あり、また、防曇剤の濃度は通常0.01〜2.0重量%、好
ましくは0.1〜1.0重量%である。
は通常0.01〜3.0重量%、好ましくは0.1〜2.0重量%で
あり、また、防曇剤の濃度は通常0.01〜2.0重量%、好
ましくは0.1〜1.0重量%である。
あるいは本発明による表面改質剤は基材樹脂やその他
の配合成分と共に混練し、該混練物からフィルムやシー
ト等の成形材料を調製する態様で使用してもよい。
の配合成分と共に混練し、該混練物からフィルムやシー
ト等の成形材料を調製する態様で使用してもよい。
基材樹脂としては塩化ビニル、エチレン、プロピレ
ン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等のモ
ノマーのホモポリマーまたはコポリマー等が例示される
が、塩化ビニル系樹脂、即ちポリ塩化ビニルおよび塩化
ビニル成分を50重量%以上含むコポリマー、例えば酢酸
ビニル、プロピレン、ビニルエーテル、アクリル酸エス
テルおよびメタクリル酸エステルから成る群から選択さ
れる1種もしくは2種以上と塩化ビニルとのコポリマー
が耐候性、光透過性、強度およびコスト等の点で好まし
い。
ン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等のモ
ノマーのホモポリマーまたはコポリマー等が例示される
が、塩化ビニル系樹脂、即ちポリ塩化ビニルおよび塩化
ビニル成分を50重量%以上含むコポリマー、例えば酢酸
ビニル、プロピレン、ビニルエーテル、アクリル酸エス
テルおよびメタクリル酸エステルから成る群から選択さ
れる1種もしくは2種以上と塩化ビニルとのコポリマー
が耐候性、光透過性、強度およびコスト等の点で好まし
い。
前記一般式(I)で表わされる含フッ素芳香族カルボ
ン酸エステルの配合量は基材樹脂100重量部に対して通
常0.01〜3.0重量部、好ましくは0.05〜1.0重量部であ
り、0.01重量部以下では本発明の初期の目的を達成する
ことは困難であり、また、あまり多量配合すると成形フ
ィルムやシート等に白濁を生じて透明性を損なうので好
ましくない。
ン酸エステルの配合量は基材樹脂100重量部に対して通
常0.01〜3.0重量部、好ましくは0.05〜1.0重量部であ
り、0.01重量部以下では本発明の初期の目的を達成する
ことは困難であり、また、あまり多量配合すると成形フ
ィルムやシート等に白濁を生じて透明性を損なうので好
ましくない。
前記の防曇剤の配合量は基材樹脂100重量部に対して
通常1〜5重量部、好ましくは1.5〜3.0重量部である。
通常1〜5重量部、好ましくは1.5〜3.0重量部である。
さらに上記成分のほかに所望により各種の樹脂用添加
剤、例えば可塑剤(例えば、ジ−n−オクチルフタレー
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジイソデシル
フタレート等のフタル酸誘導体、ジイソオクチルイソフ
タレート等のイソフタル酸誘導体、ジ−n−ブチルアジ
ペート等のアジピン酸誘導体、トリクレジルホスフェー
ト、エポキシ化大豆油等)、熱安定剤(例えば、ステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バ
リウム、亜リン酸エステル等)、滑剤(例えば、ステア
リン酸、ポリエチレンワックス等)、紫外線吸収剤(例
えば、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート系、ベンゾ
フェノン系、シアノアクリレート系、フェニルサリシレ
ート系等)、着色剤(例えば、カーボンブラック、フタ
ロシアニンブルー、酸化チタン等)等を適宜配合しても
よい。
剤、例えば可塑剤(例えば、ジ−n−オクチルフタレー
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジイソデシル
フタレート等のフタル酸誘導体、ジイソオクチルイソフ
タレート等のイソフタル酸誘導体、ジ−n−ブチルアジ
ペート等のアジピン酸誘導体、トリクレジルホスフェー
ト、エポキシ化大豆油等)、熱安定剤(例えば、ステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸バ
リウム、亜リン酸エステル等)、滑剤(例えば、ステア
リン酸、ポリエチレンワックス等)、紫外線吸収剤(例
えば、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート系、ベンゾ
フェノン系、シアノアクリレート系、フェニルサリシレ
ート系等)、着色剤(例えば、カーボンブラック、フタ
ロシアニンブルー、酸化チタン等)等を適宜配合しても
よい。
以上の配合成分を常套を配合機もしくは混合機、例え
ばリボンブレンダー、スーパーミキサー、バンバリーミ
キサー等を用いて混練した後、自体公知の成形方法、例
えば溶融押出法、カレンダー法、プレス法またはキャス
ティング法等によってフィルムやシート等の農業用成形
材料を製造できる。
ばリボンブレンダー、スーパーミキサー、バンバリーミ
キサー等を用いて混練した後、自体公知の成形方法、例
えば溶融押出法、カレンダー法、プレス法またはキャス
ティング法等によってフィルムやシート等の農業用成形
材料を製造できる。
この場合、成形フィルムやシートの厚さは特に限定的
ではないが、例えば塩化ビニル系樹脂フィルムの厚さは
強度、透明性、作業性等の観点から約20〜400μmにす
るのが好ましい。
ではないが、例えば塩化ビニル系樹脂フィルムの厚さは
強度、透明性、作業性等の観点から約20〜400μmにす
るのが好ましい。
以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例1〜9 表−1の配合処方による混合物を160℃に加熱した2
本ロールを用いて3分間混練した後、170℃に加熱した
プレス機を用いて厚さ100μのフィルム1(実施例
1)、2(実施例2)、3(実施例3)、4(実施例
4)、5(実施例5)、6(実施例6)、7(実施例
7)、8(実施例8)および9(実施例9)とした。
本ロールを用いて3分間混練した後、170℃に加熱した
プレス機を用いて厚さ100μのフィルム1(実施例
1)、2(実施例2)、3(実施例3)、4(実施例
4)、5(実施例5)、6(実施例6)、7(実施例
7)、8(実施例8)および9(実施例9)とした。
これらのフィルムの防曇性、防霧性および水との接触
角を次の様にして調べ、結果を表−1に示す。
角を次の様にして調べ、結果を表−1に示す。
(1)防曇性の評価 温水(50℃)150ccをビーカー(300cc)に入れ、口部
を上記のフィルムを用いて覆い、輪ゴムとテープで密閉
した。この密閉したビーカーを50℃の乾燥器内に約1時
間静置した後、5℃の恒温室へ移し、60分間放置後のフ
ィルム内部表面における水の付着状態を肉眼で観察し
た。
を上記のフィルムを用いて覆い、輪ゴムとテープで密閉
した。この密閉したビーカーを50℃の乾燥器内に約1時
間静置した後、5℃の恒温室へ移し、60分間放置後のフ
ィルム内部表面における水の付着状態を肉眼で観察し
た。
防曇性の評価基準は次の通りである: 5:水は膜状に付着するが、水滴は見られない、 4:水は膜状に付着するが、一部に大きな水滴が見られ
る、 3:水が膜状に付着するが、大粒もしくは小粒の水滴が見
られる、 2:大粒の水滴と小粒の水滴が見られる、 1:一面に小さな水滴が付着してビーカーの底部は見えな
い。
る、 3:水が膜状に付着するが、大粒もしくは小粒の水滴が見
られる、 2:大粒の水滴と小粒の水滴が見られる、 1:一面に小さな水滴が付着してビーカーの底部は見えな
い。
(2)防霧性の評価 1cm角の角材を用いてフレームを作り、天井を30゜に
傾斜させ、側面と天井に上記のフィルムを張り、底面を
水槽に浸した霧評価箱を50℃の水浴中に2昼夜放置した
後、5℃の恒温室へ移し、15分後にフィルム内部表面近
傍における霧の発生状態を観察した。
傾斜させ、側面と天井に上記のフィルムを張り、底面を
水槽に浸した霧評価箱を50℃の水浴中に2昼夜放置した
後、5℃の恒温室へ移し、15分後にフィルム内部表面近
傍における霧の発生状態を観察した。
防霧性の評価基準は次の通りである: 5:霧は発生しない、 4:わずかに霧が発生する、 3:霧が発生する、 2:少し濃い霧が発生する、 1:非常に濃い霧が発生する。
(3)水との接触角の測定 上記の防曇性の評価試験に用いたフィルムを乾燥さ
せ、この乾燥フィルムについて、エルマ光学(株)製ゴ
ニオメータ式G−1型接触角測定器を用いて1分後の水
との接触角を測定した。
せ、この乾燥フィルムについて、エルマ光学(株)製ゴ
ニオメータ式G−1型接触角測定器を用いて1分後の水
との接触角を測定した。
なお、表−1の化合物1〜9は次の化合物を示す: 比較例1および2 実施例1〜9に準拠し、表−1の配合処方によって調
製したフィルム1′(比較例1)および2′(比較例
2)の防曇性、防霧性および水との接触角を調べ、結果
を表−1に示す。
製したフィルム1′(比較例1)および2′(比較例
2)の防曇性、防霧性および水との接触角を調べ、結果
を表−1に示す。
発明の効果 本発明による表面改質剤を塗布した合成樹脂製フィル
ムもしくはシート等、または該表面改質剤を配合した合
成樹脂製フィルムもしくはシート等をハウスやトンネル
等の栽培施設に展張することによって、優れた防曇防霧
効果に基づいて、栽培する農作物の病害発生等の従来の
前記問題点は解消される。
ムもしくはシート等、または該表面改質剤を配合した合
成樹脂製フィルムもしくはシート等をハウスやトンネル
等の栽培施設に展張することによって、優れた防曇防霧
効果に基づいて、栽培する農作物の病害発生等の従来の
前記問題点は解消される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 藤人 滋賀県甲賀郡甲西町大池町1の1 株式会 社ネオス内 (56)参考文献 特公 昭60−17364(JP,B2)
Claims (3)
- 【請求項1】一般式(I): [式中、Rfはペルフルオロアルケニル基C6F11もしくはC
9F17を示し、Rは分枝鎖を有することもある炭素原子数
1〜18のアルキル基もしくは (式中、R′は水素原子もしくは分枝鎖を有することも
ある炭素原子数1〜12のアルキル基を示す)を示し、l
は1もしくは2の数を示し、mおよびnは各々独立に0
もしくは1〜30の数を示す(但し、m+n≧1)] で表わされる含フッ素芳香族カルボン酸エステルを含有
する農業用合成樹脂表面改質剤。 - 【請求項2】一般式(I)で表わされる化合物が一般式
(I a): (式中、Rf、R、mおよびnは前記と同意義)で表わさ
れる化合物である第1項記載の農業用合成樹脂表面改質
剤。 - 【請求項3】一般式(I)で表わされる化合物が一般式
(I b): で表わされる化合物である第1項記載の農業用合成樹脂
表面改質剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18163987A JPH0819261B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 農業用合成樹脂表面改質剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18163987A JPH0819261B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 農業用合成樹脂表面改質剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6424834A JPS6424834A (en) | 1989-01-26 |
| JPH0819261B2 true JPH0819261B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=16104277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18163987A Expired - Fee Related JPH0819261B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 農業用合成樹脂表面改質剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819261B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01193336A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-08-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | 防霧剤、防霧性合成樹脂フィルムおよびそれ用いた霧の抑制方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6017364B2 (ja) | 2013-03-29 | 2016-10-26 | Jx金属株式会社 | リチウムイオン電池用正極活物質、リチウムイオン電池用正極、及び、リチウムイオン電池 |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP18163987A patent/JPH0819261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6017364B2 (ja) | 2013-03-29 | 2016-10-26 | Jx金属株式会社 | リチウムイオン電池用正極活物質、リチウムイオン電池用正極、及び、リチウムイオン電池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6424834A (en) | 1989-01-26 |
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