JPH0819329B2 - 常温硬化性ポリシロキサン組成物 - Google Patents

常温硬化性ポリシロキサン組成物

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JPH0819329B2
JPH0819329B2 JP29549986A JP29549986A JPH0819329B2 JP H0819329 B2 JPH0819329 B2 JP H0819329B2 JP 29549986 A JP29549986 A JP 29549986A JP 29549986 A JP29549986 A JP 29549986A JP H0819329 B2 JPH0819329 B2 JP H0819329B2
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和也 田中
貴明 酒井
重實 湖浜
晴 中澤
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Osaka Soda Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般建築用コーティング材に関する。更に詳
しくは透明性,耐候性,耐水性,耐汚染性に優れたポリ
シロキサン系コーティング材に関するものである。
(従来の技術) 従来より常温硬化性のポリシロキサン系コーティング
材に関しては多数の組成物が開示されている。
これらの組成物は一般建築用コーティング材として使
用する場合一般式Si(OR2)4又は一般式R1Si(OR2)3(R1,R
2はアルキル基)で表わされるアルコキシシランの加水
分解による低縮合物を予め調整しておき、使用前にこの
ような低縮合物をさらに縮重合硬化させる。この際使用
される触媒としては酸,アルカリ,アミン類、例えば塩
酸,パラトルエンスルホン酸等の無機酸,有機酸;亜
鉛、コバルト,錫等のオクテン酸塩,ナフテン酸塩;酢
酸ナトリウム,チオシアン酸ナトリウム等のアルカリ金
属塩;トリエタノールアミン,コリンヘキソエート,ト
リエチレンテトラミン,テトラエチレンペンタミン等の
脂肪族ポリアミン;テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド,トリメチルベンジルアンモニウムヒドロキシド等
の第4級アンモニウム塩;テトラブチルホスホニウムヒ
ドロキシド,1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン
−7等が挙げられる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のごとく従来品は造膜させるために2段階の反応
が必要である。また常温硬化の際の乾燥時間が永く、硬
化後も帯電性が大きいため静電的吸引作用により空気中
の塵埃を吸着しやすい。さらに表面硬度が低いため表面
に傷が入りやすい等の問題点があった。
本発明の目的は以上のような問題点を改良し、乾燥時
間が短く、導電性,透明性,耐水性,耐汚染性,耐候性
に優れ、表面硬度の大きいポリシロキサン系液性コーテ
ィング材を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは種々検討の結果、アルコキシシランを周
期律表第IVB族のオキシ化合物を触媒として加水分解さ
せることにより上記諸特性が改善されるとともに製法面
においても有利なコーティング材が得られることを見出
し本発明を完成した。本発明はすなわち (a)一般式R1Si(OR2)3で示される化合物を必須成分と
し、一般式▲R1 2▼Si(OR2)2,一般式Si(OR2)4で示され
る化合物を任意成分とするアルコキシシラン(式中R1
炭素数1〜4のアルキル基もしくはフェニル基,R2は炭
素数1〜4のアルキル基を表わす), (b)水, (c)上記(a)成分のアルコキシ基1モルに対し周期
律表第IVB族のオキシ化合物0.05〜5モル%, 上記(a)(b)(c)を含むことを特徴とする常温硬
化性ポリシロキサン組成物である。
上記アルコキシシランとしてR1Si(OR2)3に対し▲R1 2
▼Si(OR2)2は15モル%以下、Si(OR2)4は20モル%以下の
範囲で加えることができ、またSi(OR2)4の代りにその部
分加水分解縮合物、たとえば市販のエチルシリケート40
(商品名)等も加えることができる。
▲R1 2▼Si(OR2)2を加えると塗膜にクラックが入り難く
なるが、上記範囲を超えると乾燥時間が長くなり造膜性
に劣るようになる。またSi(OR2)4を加えることにより塗
膜の硬度が大きくなり乾燥時間が短縮されるが、上記範
囲を超えるとクラックが発生し易くなる。
一般式R1Si(OR2)3で示される化合物としてはメチルト
リメトキシシラン,メチルトリエトキシシラン,エチル
トリメトキシシラン,エチルトリエトキシシラン,メチ
ルトリi−プロポキシシラン,エチルトリn−ブトキシ
シラン,フェニルトリメトキシシラン,フェニルトリエ
トキシシラン等、一般式R1Si(OR2)2で示される化合物と
してはジメチルジメトキシシラン,ジメチルジエトキシ
シラン,ジエチルジエトキシシラン,ジメチルトリi−
プロポキシシラン,ジフェニルn−ブトキシシラン等、
一般式Si(OR2)4で示される化合物としてはテトラエトキ
シシラン,テトラメトキシシラン,テトラi−プロポキ
シシラン等が挙げられる。
(b)成分の水は(a)成分のアルコキシ基1モルに
対し0.8〜2.5モル好ましくは1.5〜2モルの範囲が適当
であり、この範囲外では造膜性が無くなる。
(c)成分である周期律表第IVB族のオキシ化合物と
してはチタン,ジルコニウム,ハフニウムのオキシ化合
物が挙げられ、特にジルコニウムのオキシ化合物が好ま
しい。このような化合物の例としてはTiOCl2,ZrOCl2,Hf
OCl2,TiO(NO3)2,ZrO(NO3)2,HfO(NO3)2等が具体的に挙げ
られる。その量は(a)成分のアルコキシ基1モルに対
し0.05〜5モル%,好ましくは0.1〜3モル%であり、
この範囲を超えると可使時間(ポットライフ)が極端に
短くなり実用化に不適当である。またこの範囲未満では
反応が進行しない。上記(c)成分の代りに硫酸,塩酸
等の酸触媒を使用した場合は実用に耐える塗膜を与える
縮合物を形成しない。本発明を実施するには、(a)成
分である溶液と、(c)成分を適量の水(b)で溶解し
た溶液とを別々に調整しておき、使用時に混合攪拌して
反応させればよい。またこの塗料系に他の金属のアルコ
ラート例えばTi(OR)4,Zr(OR)4,B(OR)3,Al(OR)3等を添加
することにより、加水分解を促進させ又は耐アルカリ
性,耐薬品性等を向上させることができる。他にこの塗
料系にはエタノール,エチレングリコールモノエチルエ
ーテル等の溶剤,顔料,防カビ剤等を適宜加えることが
できる。塗装方法としてはそのままスプレー,刷毛塗
り,ロールコーター等による塗装が可能である。硬化時
間は約30分で指触乾燥,約12時間で完全乾燥を行いう
る。以下実施例,比較例により本発明を説明する。
実施例1〜3,比較例1 下記の配合によりポリシロキサン系コーティング剤を
作成した。
比較例1 CH3Si(OC2H5)3700g(3.9モル)とZrOCl28H2O1g(アル
コキシ基1モルに対し0.03モル%)を溶解した水200g
(アルコキシ基1モルに対し0.95モル)とを強制攪拌し
たがシロキサンと水とは2層に分離したまま反応は進行
しなかった。
比較例2 Si(OC2H5)4162g,(CH3)3Si(OC2H5)125g及びエチルア
ルコール187gを加え、内容物を攪拌しながら80℃に加熱
し、0.2N塩酸10gを添加し80℃で10時間反応させた(第
1次反応)。この反応生成物にトリエチルアミン10gを
添加して80℃で2時間縮合反応を行い、その後ベンゼン
100gを添加し不揮発物が40%になるまで脱溶剤を行っ
た。
上記実施例のアルコキシシランの1種又は2種以上混
合した溶液と、触媒を水で溶解した溶液とを別個に調整
しておき、両者を強制攪拌して反応させた反応生成物、
及び比較例2により得た生成物をスレート板にスプレー
ガンによる吹付け塗装を行った場合の塗膜性能を第2表
に示す。
○耐水性試験…流水中に7日間全没し艶落ち,白化,は
がれ,ふくれ等の変化を目視観察する。
○耐候性試験…南向き45°の暴露試験台上に6ケ月間放
置し、艶落ち,白化,はがれ,ふくれ等の劣化を目視観
察する。
○透明性…24時間常温乾燥後,目視観察する。
○耐汚染性試験…長さ400mのトンネルの内壁に試験板を
取りつけ6ケ月間放置し、排気ガス,汚水,泥等の汚れ
を付着させる。洗浄機で洗浄した前後の拡散反射の回復
率で評価する。
○表面硬度の測定…JIS−K−5400号に準拠して鉛筆硬
度を測定した。
(発明の効果) 本発明組成物は適当な可使時間(ボットライフ)を有
し、比較的早い時間で耐水性,耐候性,耐汚染性等の諸
特性に優れた塗膜を形成するという特徴がある。また従
来のポリシロキサン組成物のように2段階の反応を必要
としないので工程上有利である。特に透明性が高いため
建築物の外装や化粧板,トナンル内壁のトップコートと
して利用価値が高い。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)一般式R1Si(OR2)3で示される化合物
    を必須成分とし、一般式▲R1 2▼Si(OR2)2,一般式Si(O
    R2)4で示される化合物を任意成分とするアルコキシシラ
    ン(式中R1は炭素数1〜4のアルキル基もしくはフェニ
    ル基,R2は炭素数1〜4のアルキル基を表わす), (b)水, (c)上記(a)成分のアルコキシ基1モルに対し周期
    律表第IVB族のオキシ化合物0.05〜5モル%, 上記(a)(b)(c)を含むことを特徴とする常温硬
    化性ポリシロキサン組成物。
JP29549986A 1986-12-10 1986-12-10 常温硬化性ポリシロキサン組成物 Expired - Lifetime JPH0819329B2 (ja)

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JPS63146969A JPS63146969A (ja) 1988-06-18
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JP4856256B2 (ja) * 2010-03-18 2012-01-18 矢崎総業株式会社 端子金具の製造方法
JP6268605B2 (ja) 2014-10-27 2018-01-31 株式会社オートネットワーク技術研究所 アース用端子金具
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