JPH08193341A - 無限軌道走行体の泥よけ装置 - Google Patents
無限軌道走行体の泥よけ装置Info
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- JPH08193341A JPH08193341A JP2087495A JP2087495A JPH08193341A JP H08193341 A JPH08193341 A JP H08193341A JP 2087495 A JP2087495 A JP 2087495A JP 2087495 A JP2087495 A JP 2087495A JP H08193341 A JPH08193341 A JP H08193341A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプロケットの歯部に入り込むのを抑制す
る。 【構成】 スプロケット30が連結されているサイドフ
レーム37には、履帯31の非接地面側の下部及び接地
面側の上部の各位置に、それぞれ履帯31のブッシュ3
5を設けた位置の上部を覆う泥よけカバー43,52を
備えた上部泥よけ装置40及び下部泥よけ装置50が設
けられ、上方から泥等が落下すると、これら両泥よけ装
置40,50の泥よけカバー43,52によって、ブッ
シュ35の部位に泥が落下するのを防止できるようにな
る。
る。 【構成】 スプロケット30が連結されているサイドフ
レーム37には、履帯31の非接地面側の下部及び接地
面側の上部の各位置に、それぞれ履帯31のブッシュ3
5を設けた位置の上部を覆う泥よけカバー43,52を
備えた上部泥よけ装置40及び下部泥よけ装置50が設
けられ、上方から泥等が落下すると、これら両泥よけ装
置40,50の泥よけカバー43,52によって、ブッ
シュ35の部位に泥が落下するのを防止できるようにな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等のよう
に、無限軌道走行体を有する車両において、その履帯の
駆動輪への噛み合い部に泥が堆積するのを防止するため
の無限軌道走行体の泥よけ装置に関するものである。
に、無限軌道走行体を有する車両において、その履帯の
駆動輪への噛み合い部に泥が堆積するのを防止するため
の無限軌道走行体の泥よけ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無限軌道走行体を備えた車両の代表的な
ものとして、図7に示したような油圧ショベルがある。
油圧ショベルは、下部走行体1に上部旋回体2を旋回可
能に設けてなるものであって、この上部旋回体2には、
オペレータが搭乗する運転室3及びフロント作業機構4
が設けられている。フロント作業機構4は、上部旋回体
2に俯仰動作可能に設けたブーム5と、このブーム5の
先端に上下方向に回動可能に連結したアーム6とを有
し、アーム6にはフロントアタッチメントとして、例え
ばバケット7が着脱可能に連結される。
ものとして、図7に示したような油圧ショベルがある。
油圧ショベルは、下部走行体1に上部旋回体2を旋回可
能に設けてなるものであって、この上部旋回体2には、
オペレータが搭乗する運転室3及びフロント作業機構4
が設けられている。フロント作業機構4は、上部旋回体
2に俯仰動作可能に設けたブーム5と、このブーム5の
先端に上下方向に回動可能に連結したアーム6とを有
し、アーム6にはフロントアタッチメントとして、例え
ばバケット7が着脱可能に連結される。
【0003】下部走行体1は、左右の無限軌道走行体1
0,10を備えている。この無限軌道走行体10は、下
部走行体1のサイドフレーム11に連結して設けた駆動
輪としてのスプロケット12及び従動輪としてのアイド
ラ13とを有し、スプロケット12は油圧モータにより
回転駆動される。これらスプロケット12及びアイドラ
13間には履帯14が巻回して設けられており、この履
帯14は、図8及び図9に示したように、シュー15
と、このシュー15に設けたリンク16とを有し、前後
のシュー15のリンク16間をブッシュ17及びこのブ
ッシュ17に挿通したピン18により順次枢動可能に連
結して無端状としたものである。なお、シュー15に
は、そのピン18の装着部の前後位置に泥抜き孔19が
設けられている。また、サイドフレーム11には、上下
に複数の上ローラ20及び下ローラ21が装着されてい
る。
0,10を備えている。この無限軌道走行体10は、下
部走行体1のサイドフレーム11に連結して設けた駆動
輪としてのスプロケット12及び従動輪としてのアイド
ラ13とを有し、スプロケット12は油圧モータにより
回転駆動される。これらスプロケット12及びアイドラ
13間には履帯14が巻回して設けられており、この履
帯14は、図8及び図9に示したように、シュー15
と、このシュー15に設けたリンク16とを有し、前後
のシュー15のリンク16間をブッシュ17及びこのブ
ッシュ17に挿通したピン18により順次枢動可能に連
結して無端状としたものである。なお、シュー15に
は、そのピン18の装着部の前後位置に泥抜き孔19が
設けられている。また、サイドフレーム11には、上下
に複数の上ローラ20及び下ローラ21が装着されてい
る。
【0004】以上のように構成することによって、スプ
ロケット12を回転駆動すると、履帯14のピン18が
挿通されているブッシュ17がこのスプロケット12の
歯と噛み合って、スプロケット12の回転に応じて送ら
れることになって、車両が走行することになる。スプロ
ケット12を図7の矢印s方向に回転させると、車両が
前進し、矢印t方向に回転させると、車両は後進する。
ロケット12を回転駆動すると、履帯14のピン18が
挿通されているブッシュ17がこのスプロケット12の
歯と噛み合って、スプロケット12の回転に応じて送ら
れることになって、車両が走行することになる。スプロ
ケット12を図7の矢印s方向に回転させると、車両が
前進し、矢印t方向に回転させると、車両は後進する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧ショベ
ル等は、舗装道路を走行するものではなく、建設現場そ
の他において、土砂等の上を走行するものであるから、
下部走行体1を構成する履帯14には泥が付着する。履
帯14に泥が付着しても、大半の個所では問題とはなら
ないが、ブッシュ17の部位に泥が付着したままスプロ
ケット12に巻き込まれると、図10に示したように、
泥Dがスプロケット12の歯部12aに押し付けられる
ことになる。ここで、粘土質の泥等の場合には、ブッシ
ュ17によってスプロケット12の歯部12aに押し付
けられた泥Dは、この歯部12a内で押し固められて、
こびりついてしまう。そして、走行中に泥Dの堆積量が
増大すると、履帯14のスプロケット12への噛み合い
ピッチ円が見かけ上大径化すると共に、歯底が浅くな
る。この結果、スプロケット12とブッシュ17との噛
み合い不良が生じて、スプロケット12とブッシュ17
との間で歯飛びが発生して、振動や騒音が大きくなり、
また歯飛びが頻発すると、スプロケット12の損傷に至
らしめるおそれもある等といった問題点がある。
ル等は、舗装道路を走行するものではなく、建設現場そ
の他において、土砂等の上を走行するものであるから、
下部走行体1を構成する履帯14には泥が付着する。履
帯14に泥が付着しても、大半の個所では問題とはなら
ないが、ブッシュ17の部位に泥が付着したままスプロ
ケット12に巻き込まれると、図10に示したように、
泥Dがスプロケット12の歯部12aに押し付けられる
ことになる。ここで、粘土質の泥等の場合には、ブッシ
ュ17によってスプロケット12の歯部12aに押し付
けられた泥Dは、この歯部12a内で押し固められて、
こびりついてしまう。そして、走行中に泥Dの堆積量が
増大すると、履帯14のスプロケット12への噛み合い
ピッチ円が見かけ上大径化すると共に、歯底が浅くな
る。この結果、スプロケット12とブッシュ17との噛
み合い不良が生じて、スプロケット12とブッシュ17
との間で歯飛びが発生して、振動や騒音が大きくなり、
また歯飛びが頻発すると、スプロケット12の損傷に至
らしめるおそれもある等といった問題点がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、泥がスプロケットの歯
部に入り込むのを極力抑制できるようにすることにあ
る。
あり、その目的とするところは、泥がスプロケットの歯
部に入り込むのを極力抑制できるようにすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、それぞれフレームの端部に連結して
設けた駆動輪と従動輪との間に履帯を巻回して設けてな
る無限軌道走行体の履帯の駆動輪への噛み合い部に泥が
付着するのを防止するために、この履帯の接地側におけ
る駆動輪への巻き込み部近傍の上部を覆う泥よけカバー
を設けて、この泥よけカバーを駆動輪に近接する位置ま
で延在させる構成としたことをその特徴とするものであ
る。
ために、本発明は、それぞれフレームの端部に連結して
設けた駆動輪と従動輪との間に履帯を巻回して設けてな
る無限軌道走行体の履帯の駆動輪への噛み合い部に泥が
付着するのを防止するために、この履帯の接地側におけ
る駆動輪への巻き込み部近傍の上部を覆う泥よけカバー
を設けて、この泥よけカバーを駆動輪に近接する位置ま
で延在させる構成としたことをその特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】履帯に泥が付着しても、その駆動輪への噛み合
い部以外であれば、格別問題となることはない。また、
駆動輪への噛み合い部に泥が付着したとしても、泥抜き
孔を設ける等の構成を採用しておけば、この駆動輪に巻
き込まれる前の段階で履帯が振動する等により泥は自然
に落下する。しかしながら、履帯の内面側、即ち駆動輪
と直接接触する部位に泥が付着することがあり、このよ
うに泥が付着したまま駆動輪に巻き込まれて、駆動輪の
噛み合い部に移行すると、泥は駆動輪の歯部に押し付け
られる。ここで、履帯の内面側における駆動輪への噛み
合い部の手前で泥が付着する最も大きな理由としては、
履帯が接地側から駆動輪に巻き込まれる方向に走行する
際に、駆動輪から離脱した非接地側の部位における表面
側に泥が付着していると、この泥が振動等に起因して落
下するからである。泥抜き穴が設けられている場合に
は、この泥抜き穴から落下することになるが、泥抜き穴
以外においても、シューとシューとの間の隙間からも泥
が落下する。そこで、この部位に上方から落下する泥等
を履帯の噛み合い部の位置に落下するのを防止するため
の泥よけカバーを設けるようにした。この泥よけカバー
は、泥が落下した時に、その方向を変えて、履帯の噛み
合い部の配設位置以外の部位に導くためのものであっ
て、その形状としては、山状または坂状に傾斜する傾斜
面を持たせるようにするのが好ましい。
い部以外であれば、格別問題となることはない。また、
駆動輪への噛み合い部に泥が付着したとしても、泥抜き
孔を設ける等の構成を採用しておけば、この駆動輪に巻
き込まれる前の段階で履帯が振動する等により泥は自然
に落下する。しかしながら、履帯の内面側、即ち駆動輪
と直接接触する部位に泥が付着することがあり、このよ
うに泥が付着したまま駆動輪に巻き込まれて、駆動輪の
噛み合い部に移行すると、泥は駆動輪の歯部に押し付け
られる。ここで、履帯の内面側における駆動輪への噛み
合い部の手前で泥が付着する最も大きな理由としては、
履帯が接地側から駆動輪に巻き込まれる方向に走行する
際に、駆動輪から離脱した非接地側の部位における表面
側に泥が付着していると、この泥が振動等に起因して落
下するからである。泥抜き穴が設けられている場合に
は、この泥抜き穴から落下することになるが、泥抜き穴
以外においても、シューとシューとの間の隙間からも泥
が落下する。そこで、この部位に上方から落下する泥等
を履帯の噛み合い部の位置に落下するのを防止するため
の泥よけカバーを設けるようにした。この泥よけカバー
は、泥が落下した時に、その方向を変えて、履帯の噛み
合い部の配設位置以外の部位に導くためのものであっ
て、その形状としては、山状または坂状に傾斜する傾斜
面を持たせるようにするのが好ましい。
【0009】以上のように、泥よけカバーを構成する泥
よけ装置は、適宜の固定部に取り付けられるが、それを
適正な位置、即ち駆動輪への巻き込み部の直前の位置に
設けることによって、駆動輪に泥が巻き込まれて、その
歯部の内部に押し付けられるようなことがなくなり、歯
底に泥が堆積して浅くなったり、また駆動輪と履帯との
噛み合いピッチ円が見かけ上拡大するようなことはな
く、適正な噛み合い状態に保たれて、歯飛び等の不都合
は確実に防止できる。
よけ装置は、適宜の固定部に取り付けられるが、それを
適正な位置、即ち駆動輪への巻き込み部の直前の位置に
設けることによって、駆動輪に泥が巻き込まれて、その
歯部の内部に押し付けられるようなことがなくなり、歯
底に泥が堆積して浅くなったり、また駆動輪と履帯との
噛み合いピッチ円が見かけ上拡大するようなことはな
く、適正な噛み合い状態に保たれて、歯飛び等の不都合
は確実に防止できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。而して、図1乃至図4に本発明の第1の実
施例を示す。まず、図1及び図2において、30は駆動
輪としてのスプロケット、31は履帯を示す。履帯31
は、前述した従来技術のものと同様、シュー32にリン
ク33を連設し、このリンク33にピン34及びブッシ
ュ35を装着して相隣接するシュー32,32間を順次
枢動可能に連結することによって、無端状に形成したも
のである。ここで、以下の説明においては、車両の前進
時において、履帯31がスプロケット30に巻き込まれ
る前で、地面に接している側の部位を接地面側、スプロ
ケット30への噛み合いが外れて、上部側に位置する部
位を非接地面側と言う。
に説明する。而して、図1乃至図4に本発明の第1の実
施例を示す。まず、図1及び図2において、30は駆動
輪としてのスプロケット、31は履帯を示す。履帯31
は、前述した従来技術のものと同様、シュー32にリン
ク33を連設し、このリンク33にピン34及びブッシ
ュ35を装着して相隣接するシュー32,32間を順次
枢動可能に連結することによって、無端状に形成したも
のである。ここで、以下の説明においては、車両の前進
時において、履帯31がスプロケット30に巻き込まれ
る前で、地面に接している側の部位を接地面側、スプロ
ケット30への噛み合いが外れて、上部側に位置する部
位を非接地面側と言う。
【0011】スプロケット30は、油圧モータ36と共
にサイドフレーム37に連結されており、このサイドフ
レーム37には、履帯31の非接地面側の下部及び接地
面側の上部の各位置に上部泥よけ装置40及び下部泥よ
け装置50が設けられている。上部泥よけ装置40は、
図3に示したように、サイドフレーム37にボルト等の
固着手段で固定されるベース41を有し、このベース4
1には、支持板42が立設されている。そして、泥よけ
カバー43は、中空の三角柱状の部材からなり、この泥
よけカバー43は、その頂角部43aを上方に向け、左
右に傾斜面43b,43bを備えた山状に取り付けられ
ている。泥よけカバー43の先端部は下方から上方に向
けてベース41から遠ざかる方向に傾斜しており、その
端部には方形の傾斜板44が取り付けられている。
にサイドフレーム37に連結されており、このサイドフ
レーム37には、履帯31の非接地面側の下部及び接地
面側の上部の各位置に上部泥よけ装置40及び下部泥よ
け装置50が設けられている。上部泥よけ装置40は、
図3に示したように、サイドフレーム37にボルト等の
固着手段で固定されるベース41を有し、このベース4
1には、支持板42が立設されている。そして、泥よけ
カバー43は、中空の三角柱状の部材からなり、この泥
よけカバー43は、その頂角部43aを上方に向け、左
右に傾斜面43b,43bを備えた山状に取り付けられ
ている。泥よけカバー43の先端部は下方から上方に向
けてベース41から遠ざかる方向に傾斜しており、その
端部には方形の傾斜板44が取り付けられている。
【0012】また、下部泥よけ装置50も、図4に示し
たように、サイドフレーム37に固定されるベース51
を有し、このベース51には泥よけカバー52が固着し
て設けられている。泥よけカバー52は中空の三角柱と
なった部材で形成されて、その頂角部52aが上方を向
き、左右に傾斜面52b,52bを備えた山状となって
いる。そして、この泥よけカバー52の先端部は上方か
ら下方に向けてベース51から遠ざかる方向に傾斜して
おり、その先端部には、三角形状の傾斜板53が連結さ
れている。
たように、サイドフレーム37に固定されるベース51
を有し、このベース51には泥よけカバー52が固着し
て設けられている。泥よけカバー52は中空の三角柱と
なった部材で形成されて、その頂角部52aが上方を向
き、左右に傾斜面52b,52bを備えた山状となって
いる。そして、この泥よけカバー52の先端部は上方か
ら下方に向けてベース51から遠ざかる方向に傾斜して
おり、その先端部には、三角形状の傾斜板53が連結さ
れている。
【0013】ここで、上部泥よけ装置40の高さ位置は
できるだけ上方、即ち履帯31の非接地面の部位の近く
に配置され、しかもスプロケット30にできるだけ近い
位置にまで延在されている。しかも、泥よけカバー43
の幅は、少なくとも履帯31におけるブッシュ35を設
けた領域を完全に覆っている。また、下部泥よけ装置5
0は、その泥よけカバー52が履帯31の接地面に近接
し、かつその先端部はスプロケット30に極めて近い位
置に延在されて、泥よけカバー52の幅は履帯31にお
けるブッシュ35の部位を完全に覆っている。
できるだけ上方、即ち履帯31の非接地面の部位の近く
に配置され、しかもスプロケット30にできるだけ近い
位置にまで延在されている。しかも、泥よけカバー43
の幅は、少なくとも履帯31におけるブッシュ35を設
けた領域を完全に覆っている。また、下部泥よけ装置5
0は、その泥よけカバー52が履帯31の接地面に近接
し、かつその先端部はスプロケット30に極めて近い位
置に延在されて、泥よけカバー52の幅は履帯31にお
けるブッシュ35の部位を完全に覆っている。
【0014】以上のように構成することによって、スプ
ロケット30を回転駆動して、履帯31を送ることによ
り車両を走行させるが、この走行時には、履帯31は接
地面側からスプロケット30の巻回部を経て非接地面側
に移行する。従って、履帯31の表面において、接地面
側において泥が付着した状態となっていると、地面から
離れてスプロケット30に巻回される際に、泥はある程
度は脱落するが、なお履帯31の表面に付着して残るこ
ともある。履帯31がスプロケット30から非接地面側
に離脱した時に、この履帯31の表面の泥が泥ぬき孔や
シューとシューとの間から落下する。
ロケット30を回転駆動して、履帯31を送ることによ
り車両を走行させるが、この走行時には、履帯31は接
地面側からスプロケット30の巻回部を経て非接地面側
に移行する。従って、履帯31の表面において、接地面
側において泥が付着した状態となっていると、地面から
離れてスプロケット30に巻回される際に、泥はある程
度は脱落するが、なお履帯31の表面に付着して残るこ
ともある。履帯31がスプロケット30から非接地面側
に離脱した時に、この履帯31の表面の泥が泥ぬき孔や
シューとシューとの間から落下する。
【0015】しかしながら、落下した泥はまず上部泥よ
け装置40の泥よけカバー43上に当って、その大半が
泥よけカバー43の傾斜面43b,43bに沿って流れ
落ちる。ここで、上部泥よけ装置40の泥よけカバー4
3は履帯31の接地面側におけるブッシュ35の部位の
上部に位置しているから、泥はこの泥よけカバー43の
傾斜面43b,43bに沿ってブッシュ35から外れた
部位に向けて落下する。また、この上部泥よけ装置40
の下方位置には、さらに下部泥よけ装置50が設けられ
て、ブッシュ35の部位はこの下部泥よけ装置50の泥
よけカバー52を構成する傾斜面52b,52bと、そ
の先端における傾斜板53とにより覆われているから、
履帯31におけるブッシュ35の部位に泥が落下するこ
とはない。また、上部泥よけ装置40はスプロケット3
0の一部分を覆っており、かつその先端に傾斜板44が
設けられているから、履帯31の非接地面側の部位から
落下する泥はスプロケット30に付着することもない。
この結果、確実に泥よけ機能が発揮されて、スプロケッ
ト30の歯部内に泥が押し付けられてこびりつくのを確
実に防止できるようになり、このスプロケット30にお
けるピッチ円が見かけ上拡大したり、歯底が浅くなるお
それがなく、スプロケット30とブッシュ35との噛み
合いが良好な状態に保持される。
け装置40の泥よけカバー43上に当って、その大半が
泥よけカバー43の傾斜面43b,43bに沿って流れ
落ちる。ここで、上部泥よけ装置40の泥よけカバー4
3は履帯31の接地面側におけるブッシュ35の部位の
上部に位置しているから、泥はこの泥よけカバー43の
傾斜面43b,43bに沿ってブッシュ35から外れた
部位に向けて落下する。また、この上部泥よけ装置40
の下方位置には、さらに下部泥よけ装置50が設けられ
て、ブッシュ35の部位はこの下部泥よけ装置50の泥
よけカバー52を構成する傾斜面52b,52bと、そ
の先端における傾斜板53とにより覆われているから、
履帯31におけるブッシュ35の部位に泥が落下するこ
とはない。また、上部泥よけ装置40はスプロケット3
0の一部分を覆っており、かつその先端に傾斜板44が
設けられているから、履帯31の非接地面側の部位から
落下する泥はスプロケット30に付着することもない。
この結果、確実に泥よけ機能が発揮されて、スプロケッ
ト30の歯部内に泥が押し付けられてこびりつくのを確
実に防止できるようになり、このスプロケット30にお
けるピッチ円が見かけ上拡大したり、歯底が浅くなるお
それがなく、スプロケット30とブッシュ35との噛み
合いが良好な状態に保持される。
【0016】特に、上部泥よけ装置40の泥よけカバー
43はその上部がスプロケット30側に張り出し、また
下部泥よけ装置50は下部側がスプロケット30側に張
り出して、それぞれその先端に傾斜板44,53が連結
されているので、履帯31におけるブッシュ35を設け
た部位がスプロケット30に巻き込まれる直前の位置ま
で泥が付着しない状態に確実に保持できる。
43はその上部がスプロケット30側に張り出し、また
下部泥よけ装置50は下部側がスプロケット30側に張
り出して、それぞれその先端に傾斜板44,53が連結
されているので、履帯31におけるブッシュ35を設け
た部位がスプロケット30に巻き込まれる直前の位置ま
で泥が付着しない状態に確実に保持できる。
【0017】次に、図5及び図6は本発明の第2の実施
例を示すものであって、この実施例においては、上部泥
よけ装置60は図5に示したように構成され、下部泥よ
け装置70は図6に示したように構成される。なお、こ
れら上部泥よけ装置60及び下部泥よけ装置70の取り
付け構造は、前述した第1の実施例と同様である。
例を示すものであって、この実施例においては、上部泥
よけ装置60は図5に示したように構成され、下部泥よ
け装置70は図6に示したように構成される。なお、こ
れら上部泥よけ装置60及び下部泥よけ装置70の取り
付け構造は、前述した第1の実施例と同様である。
【0018】上部泥よけ装置60は、そのベース61に
立設した支持板62に取り付けた泥よけカバー63は山
状のものではなく、片側にのみ傾斜する傾斜面63aを
備えた坂状となり、この傾斜面63aの頂点部は上方に
向いている。また、下部泥よけ装置70も、そのベース
61に取り付けた泥よけカバー72が片側にのみ傾斜す
る傾斜面72aを備えた坂状となり、この傾斜面72a
の頂点部を上方に向けている。そして、これら上部泥よ
け装置60の泥よけカバー63及び下部泥よけ装置70
の泥よけカバー72は、共に履帯の接地面側において、
スプロケットに巻き込まれる部位の近傍におけるブッシ
ュの上部が覆われることは、前述した第1の実施例と同
様である。このように構成すれば、やはりスプロケット
に泥等が巻き込まれて歯部に押し込まれた状態でこびり
つくおそれはない。
立設した支持板62に取り付けた泥よけカバー63は山
状のものではなく、片側にのみ傾斜する傾斜面63aを
備えた坂状となり、この傾斜面63aの頂点部は上方に
向いている。また、下部泥よけ装置70も、そのベース
61に取り付けた泥よけカバー72が片側にのみ傾斜す
る傾斜面72aを備えた坂状となり、この傾斜面72a
の頂点部を上方に向けている。そして、これら上部泥よ
け装置60の泥よけカバー63及び下部泥よけ装置70
の泥よけカバー72は、共に履帯の接地面側において、
スプロケットに巻き込まれる部位の近傍におけるブッシ
ュの上部が覆われることは、前述した第1の実施例と同
様である。このように構成すれば、やはりスプロケット
に泥等が巻き込まれて歯部に押し込まれた状態でこびり
つくおそれはない。
【0019】なお、前述の各実施例においては、上部泥
よけ装置及び下部泥よけ装置を設けるように構成した
が、これによってより確実に泥よけ機能を発揮するが、
必ずしも上下に泥よけ装置を設けなく共、いずれか一方
が設けられておれば、スプロケットに泥が巻き込まれる
のを防止できる。また、この泥よけ装置はサイドフレー
ム以外にも、例えば油圧モータの外壁部等に装着しても
良い。
よけ装置及び下部泥よけ装置を設けるように構成した
が、これによってより確実に泥よけ機能を発揮するが、
必ずしも上下に泥よけ装置を設けなく共、いずれか一方
が設けられておれば、スプロケットに泥が巻き込まれる
のを防止できる。また、この泥よけ装置はサイドフレー
ム以外にも、例えば油圧モータの外壁部等に装着しても
良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
履帯の接地側における駆動輪への巻き込み部近傍の上部
を覆う泥よけカバーを設けて、この泥よけカバーを駆動
輪に近接する位置まで延在させる構成としたので、スプ
ロケットの歯部に入り込むのを極力抑制できて、駆動輪
と履帯との噛み合いピッチ円が見かけ上拡大するような
ことはなく、適正な状態に保たれて、歯飛び等の不都合
は確実に防止できる等の効果を奏する。
履帯の接地側における駆動輪への巻き込み部近傍の上部
を覆う泥よけカバーを設けて、この泥よけカバーを駆動
輪に近接する位置まで延在させる構成としたので、スプ
ロケットの歯部に入り込むのを極力抑制できて、駆動輪
と履帯との噛み合いピッチ円が見かけ上拡大するような
ことはなく、適正な状態に保たれて、歯飛び等の不都合
は確実に防止できる等の効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す泥よけ装置を設け
た無限軌道走行体の要部正面図である。
た無限軌道走行体の要部正面図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【図3】上部泥よけ装置の外観図である。
【図4】下部泥よけ装置の外観図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す上部泥よけ装置の
外観図である。
外観図である。
【図6】第2の実施例における下部泥よけ装置の外観図
である。
である。
【図7】無限軌道走行体が設けられる車両の一例として
の油圧ショベルを示す正面図である。
の油圧ショベルを示す正面図である。
【図8】履帯の平面図である。
【図9】履帯の側面図である。
【図10】従来技術による無限軌道走行体のスプロケッ
トに泥が付着した状態を示す作用説明図である。
トに泥が付着した状態を示す作用説明図である。
30 スプロケット 31 履帯 32 シュー 33 リンク 34 ピン 35 ブッシュ 37 サイドフレーム 40,60 上部泥よけ装置 41,61 ベース 42,62 支持板 43,63 泥よけカバー 50,70 下部泥よけ装置 51,71 ベース 52,72 泥よけカバー
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれフレームの端部に連結して設け
た駆動輪と従動輪との間に無端状に形成した履帯を巻回
して設けてなる無限軌道走行体において、前記履帯の前
記駆動輪への噛み合い部に泥が付着するのを防止するた
めに、この履帯の接地側における駆動輪への巻き込み部
近傍の上部を覆う泥よけカバーを設けて、この泥よけカ
バーを駆動輪に近接する位置まで延在させる構成とした
ことを特徴とする無限軌道走行体の泥よけ装置。 - 【請求項2】 前記泥よけカバーは山状または坂状の傾
斜面を持ったものであることを特徴とする請求項1記載
の無限軌道走行体の泥よけ装置。 - 【請求項3】 前記泥よけカバーは、フレームの上下に
一対設ける構成としたことを特徴とする請求項1記載の
無限軌道走行体の泥よけ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2087495A JPH08193341A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 無限軌道走行体の泥よけ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2087495A JPH08193341A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 無限軌道走行体の泥よけ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193341A true JPH08193341A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12039332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2087495A Pending JPH08193341A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 無限軌道走行体の泥よけ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193341A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6989535B2 (en) | 1998-11-20 | 2006-01-24 | Hitachi, Ltd. | Atomic force microscopy, method of measuring surface configuration using the same, and method of producing magnetic recording medium |
| CN103741746A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-23 | 柳州正菱集团有限公司 | 挖掘机下车行走马达挡泥板安装座 |
| CN112729743A (zh) * | 2021-01-07 | 2021-04-30 | 泉州恒利达工程机械有限公司 | 一种履带式挖掘机防脱链测试装置 |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP2087495A patent/JPH08193341A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6989535B2 (en) | 1998-11-20 | 2006-01-24 | Hitachi, Ltd. | Atomic force microscopy, method of measuring surface configuration using the same, and method of producing magnetic recording medium |
| CN103741746A (zh) * | 2013-12-25 | 2014-04-23 | 柳州正菱集团有限公司 | 挖掘机下车行走马达挡泥板安装座 |
| CN103741746B (zh) * | 2013-12-25 | 2016-03-30 | 柳州正菱集团有限公司 | 挖掘机下车行走马达挡泥板安装座 |
| CN112729743A (zh) * | 2021-01-07 | 2021-04-30 | 泉州恒利达工程机械有限公司 | 一种履带式挖掘机防脱链测试装置 |
| CN112729743B (zh) * | 2021-01-07 | 2023-04-28 | 泉州恒利达工程机械有限公司 | 一种履带式挖掘机防脱链测试装置 |
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