JPH0819341A - 杭打ち装置 - Google Patents

杭打ち装置

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JPH0819341A
JPH0819341A JP15768494A JP15768494A JPH0819341A JP H0819341 A JPH0819341 A JP H0819341A JP 15768494 A JP15768494 A JP 15768494A JP 15768494 A JP15768494 A JP 15768494A JP H0819341 A JPH0819341 A JP H0819341A
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JP
Japan
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driving
tool
pile
traveling
detecting means
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JP15768494A
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Hiroshi Imoo
裕志 芋生
Hisatake Fujioka
久武 藤岡
Arinobu Ishida
有伸 石田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 打込み具を昇降する打込み機構の人為操作具
と、打込み具が下死点にあるか否かを検出する下限検出
手段と、上死点にあるか否かを検出する上限検出手段と
を備え、人為操作具による打込み具の下降で下限検出手
段が作動すると打込み具が上昇され、打込み具の上昇に
よって上限検出手段が作動すると打込み具が停止すると
ともに人為操作具が元の位置に復帰するよう、打込み機
構と人為操作具と下限検出手段と上限検出手段とを連係
する走行連係手段を設ける。走行距離検出手段56によ
る検出走行距離が所定値になると自動的に車輪3への動
力を断つよう、主クラッチCと走行距離検出手段56と
を連係する走行連係手段57を設け、かつ、人為操作用
のクラッチレバー58を設ける。 【効果】 所定距離走行に伴う機体の自動停止に伴って
打込み操作具を操作するだけの簡単なワンタッチ操作の
みで、倒れたりすることなく真っ直ぐに杭打ちできる杭
打ち装置を提供できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム張設用の逆U
字状杭といった杭の打込み装置に係り、詳しくは、多数
の杭を並べて支持する杭搭載部を備えるとともに、この
杭搭載部から送り出される単一の杭を、上方の待機位置
と下方の打込み位置とに亘って駆動昇降される打込み具
によって地面に打込み可能な打込み機構を備えてある杭
打ち装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、例えば、実開平3‐3183
9号公報に示されるように、杭を並べて支持する支持部
の送出し方向終端部に杭を打込み待機位置に向けて1本
ずつ強制的に送出す送出し具を設けるとともに、打込み
具に対して杭を受止め保持する係止保持機構を備える構
成のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、既
に地中に打込んだ杭との接触によって作動するスイッチ
(符号30)を設けることによって、進行方向で等間隔に
杭を打込めるように工夫されている。しかしながら、前
記公報が開示する内容からは、打込み作動中でも機体が
進行していると見られ、杭が前倒れ傾斜してしまうと
か、走行速度と打込み速度との関係によっては杭が折れ
るといったおそれのあるものであり、改善の余地があ
る。本発明の目的は、上記不具合点を解消し、杭の損傷
なく真っ直ぐに杭を打込める杭打ち装置を提供する点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、多
数の杭を並べて支持する杭搭載部を備えるとともに、こ
の杭搭載部から送り出される単一の杭を、上方の待機位
置と下方の打込み位置とに亘って駆動昇降される打込み
具によって地面に打込み可能な打込み機構を備えてある
杭打ち装置において、打込み具が打込み位置に向けて下
降移動される状態に打込み機構を人為操作で起動可能な
打込み操作具と、打込み具が打込み位置に存在するか否
かを検出する下限検出手段と、打込み具が待機位置に存
在するか否かを検出する上限検出手段とを備え、打込み
操作具の操作に伴う打込み具の下降移動によって下限検
出手段が作動すると打込み具が上昇駆動され、かつ、打
込み具の上昇移動によって上限検出手段が作動すると打
込み具の移動が停止するとともに打込み操作具が元の位
置に復帰するように、打込み機構と打込み操作具と下限
検出手段と上限検出手段とを連係する打込み連係手段を
設け、さらに、走行装置への動力を断続自在な伝動断続
手段と、走行距離を検出可能な走行距離検出手段とを備
え、この走行距離検出手段による検出走行距離が所定値
になると自動的に走行装置への動力を断絶させるよう
に、伝動断続手段と走行距離検出手段とを連係する走行
連係手段を設けるとともに、伝動断続手段を人為操作で
伝動接続可能とする走行操作具を設けてある点にある。
又、走行距離検出手段を、走行装置の駆動車軸の単位時
間当たりの回転数を読取るパルスカウント装置から構成
してあると好都合である。
【0005】
【作用】請求項1の構成によれば、打込み連係手段の働
きにより、打込み操作具を操作するだけで、杭を打込む
べく打込み具の下降と打込具の上昇、及び停止の一連の
打込み作動が行われるように、すなわち、杭打ちするに
は打込み操作具のワンタッチ操作のみ行えば良いものと
なる。そして、走行連係手段の働きによって、所定距離
走行すれば自動的に機体が停止するから、その機体停止
時に上記のワンタッチ操作を行うことによって、前倒れ
傾斜したり折れたりといった不都合なく垂直に杭を地中
に打込むことが可能になる。加えて、機体停止時におい
て走行操作具を作動させるだけで再走行させることがで
きるから、走行及び停止操作もワンタッチ操作で行える
ものとなる。つまり、2種のワンタッチ操作を交互に操
作するだけで、杭を進行方向に等間隔で、かつ、歪むこ
となく真っ直ぐに打込めるようになる。
【0006】請求項2の構成では、実際の進行速度に最
も近く、かつ、安定して回転作動する車軸から速度検出
することにより、杭の打込み間隔を誤差少なく極力等し
いものに設定できるようになるとともに、パルスカウン
ト式故に、打込み間隔の変更調節設定を確実・容易に行
えるようになる。
【0007】
【発明の効果】その結果、請求項1及び2記載のいずれ
の杭打ち装置でも、所定距離走行に伴う機体の自動停止
に伴って打込み操作具を操作するだけの簡単なワンタッ
チ操作のみで、倒れたりすることなく真っ直ぐに杭打ち
できる杭打ち装置を提供できた。又、請求項2記載の杭
打ち装置では、進行方向での杭打込み間隔の等分化を高
い精度で行えるとともに、その変更設定を確実で容易に
行える利点がある。
【0008】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に、歩行型走行機体1に杭打ち装置2を装着した作業車
を示している。走行機体1は、左右一対の走行車輪3,
3を軸承したフレーム兼用のミッションケース4に対し
て、片持ち状に取付けたエンジンフレーム5にエンジン
6を搭載支持してあり、このエンジン6の動力がベルト
テンション式の主クラッチCを兼ねるベルト伝動機構
7、静油圧式無段変速装置8及びミッションケース4を
介して走行車輪3,3に伝えられ、機体を走行駆動する
よう伝動系を構成するとともにエンジン6の動力をベル
ト伝動機構9及び図示しない作業クラッチを介して、後
述する油圧打込み機構の油圧ポンプ用としての図示しな
い動力取出し軸に直接供給するよう作業装置駆動用伝動
系を構成してある。
【0009】ミッションケース4の上部から斜め上方に
向けて操縦ハンドル11を延設し、この操縦ハンドル1
1を握り操作しながら、ハンドル延設方向側〔図面右
側〕に向けて機体を走行させて杭打ち作業を行うよう構
成してある。前記操縦ハンドル11は、機体進行方向に
沿う姿勢と、斜め後方側に傾けた姿勢とに姿勢切り換え
自在に構成してある。杭打ち装置2は、圃場にトンネル
状にマルチシートを張設するための逆U字状の杭Kを所
定間隔〔約1メートル〕おきに地面に打ち込んでいく作
業を行う。
【0010】杭打ち装置2における枠体12は、図3、
図4に示すように、走行機体1よりも幅広に形成され、
前記エンジンフレーム5及びミッションケース4に設け
られた作業装置連結部13に固定連結支持してある。前
記走行車輪3,3はこの枠体12の左右外方側〔杭列の
左右外方側〕に位置することになるから、ミッションケ
ース4の車輪駆動軸14から延長軸15を介して車軸1
6に連結する構成としてあり、前記延長軸15は作業装
置の荷重に起因して撓み変形するのを防止するために左
右2個ずつのピローブロック17により支持されてい
る。又、前記枠体12における機体連結部と反対側端部
は高さ調節自在な左右一対のキャスター輪18により接
地支持されている。杭打ち装置2は、多数の杭を傾斜姿
勢で並べて支持する杭搭載部19、この杭搭載部19か
ら1本ずつ杭を送出す送出し機構20、送出された杭K
を地面に打込む打込み機構21を備え、各部は枠体12
により支持される。
【0011】杭搭載部19は、図2、図9に示すよう
に、4本の支持レール22a,22bを機体前後方向に
沿う傾斜姿勢で、かつ、杭Kの屈曲姿勢に沿う状態で左
右方向に並設し、各支持レール22a,22bに多数の
杭Kを並列状態で載置支持するよう構成し、各杭列の上
方側は浮き上がりを阻止するために3本の押え杆23に
よって押え支持するよう構成してある。この支持レール
22a,22bの傾斜角度は自重で滑り落ちる程度の角
度〔水平姿勢から25度〜30度傾斜程度〕に設定して
ある。押え杆23は前後両側部において連結具23a,
23bで一体連結され、下方側端部において、押え姿勢
と上方に開放する姿勢とに横軸芯X1 周りで回動自在に
枠体12に枢支してある。
【0012】各杭Kは、丸棒を略逆U字状に屈曲形成し
て構成するとともに、図9、図10に示すように、断面
が口窄まり逆U字状に形成された合成樹脂製ホルダー2
4をその弾性によって挟持係止される状態で杭Kに外嵌
固定してある。このホルダー24の左右端部は、中央側
の2本の支持レール22aに接当して左右への位置ずれ
を阻止する係止部としてある。又、ホルダー24自身の
弾性のみでは上手く固定されない場合には、図14、図
15に示すように、バネ線材によるスプリング部材26
を装着させても良い。
【0013】次に、送出し機構20について説明する。
上述したように傾斜姿勢の支持レール22a,22bに
載置され、自重で滑り落ちようとする杭列を複数の受止
め具を電磁ソレノイドによって、受止め作用位置と受止
め支持を解除する退避位置とに出退自在に設けてある。
詳述すると、図1、図9、図10に示すように、摺動落
下案内される多数の杭列の最前端位置、前端側から2番
目の杭の前部位置、及び、杭列の中間位置の夫々におい
て、左右一対ずつ受止め具27,28,29を配置し、
走行機体1が設定距離〔約1メートル〕進む毎に順次1
本ずつ杭Kが送り出されるように、且つ、杭列の全体の
荷重が、各受止め具27,28,29のいずれかの1つ
に掛からないように、各受止め具27,28,29を順
次出退切り換え制御するよう構成してある。
【0014】すなわち、図1、図11に示すように、延
長軸15の途中部に取付けたスプロケット30と上方側
固定支軸31に遊端外嵌したスプロケット32に亘り無
端チェーン33を巻回し、このチェーン33に適宜間隔
をあけて接当片34を付設し、車輪3が約1メートル走
行する毎に回動軌跡に近接させて配置した3個のリミッ
トスイッチSW1 ,SW2 ,SW3 にこの接当片34が
接当作用して各リミットスイッチSW1 ,SW2 ,SW
3 を順次的に入り作動させるよう構成してある。そし
て、第1番目に作動するリミットスイッチSW1 が入り
作動すると、最前端位置に配置した一対の受止め具27
が受止め姿勢から所定短時間だけ解除姿勢に切り換わる
よう第1電磁ソレノイドSL1 を励磁し、以下、同様に
して、第2番目及び第3番目に作動するリミットスイッ
チSW2 ,SW3 が入り作動すると、2番目の杭Kの前
部位置に配置した一対の受止め具28及び杭列の中間位
置配置した一対の受止め具29が順次、所定短時間だけ
解除姿勢に切り換わるように順次的に、第2、第3電磁
ソレノイドSL2 ,SL3 を励磁駆動するようにしてあ
る。
【0015】このようにタイミングを設定することで、
図10に示すように、前端受止め具27が解除姿勢にな
ると、最前端部の杭Kが1本だけ前方側に滑り落ちて摺
動落下案内され、前端受止め具27が受止め姿勢に戻
り、第2受止め具28が解除姿勢になれば杭列の前半側
部分が滑り落ち、前端受止め具27により受止め支持さ
れる。そして、中間位置の受止め具29が解除姿勢にな
れば後半側の杭列が滑り落ち、1本ずつ前半側に移動し
て不足分が供給され、その後すぐに受止め姿勢になり、
後半側杭列の荷重を受止めることになる。無端チェーン
33の駆動側スプロケット30と延長車軸15との間に
一方向回転クラッチ36を介装するとともに、チェーン
33の回動途中部には逆転防止機構37を設け、走行機
体1が所定方向〔図1中右方向〕に走行する場合にのみ
チェーン33が回動し、反対方向への走行時にはチェー
ン33が回動しないようにしてある。
【0016】打込み機構21について説明する。図3、
図4に示すように、打込み機構21は、杭搭載部19か
ら送り出される単一の杭Kを、上方の待機位置と下方の
打込み位置とに亘って駆動昇降される打込み具41によ
って地面に打込み可能にして構成されている。詳述する
と、枠体12の機体進行方向上手側の左右両側における
縦姿勢の支柱部12aに設けた左右のガイドレール38
に沿って、左右両側の3個のガイドローラ39を備えた
左右の摺動案内部40を上下移動自在に摺接支持し、こ
れら両摺動案内部40に亘る正面視門側に形成された打
込み具41を架設することで、この打込み具41を上下
方向で昇降自在に摺動案内してある。打込み具41は、
その左右中央部に枢支連結された連動ロッド46と、枠
体12に支承された油圧シリンダ47のピストンロッド
47aに枢支連結されたL字アーム48とを枢支連結し
てあり、油圧シリンダ47の伸長動で駆動下降され、短
縮動で駆動上昇される。
【0017】そして、打込み具41が打込み位置に向け
て下降移動される状態に打込み機構21を人為操作で起
動可能な打込み操作具42と、打込み具41が打込み位
置に存在するか否かを検出する下限検出手段43と、打
込み具41が待機位置に存在するか否かを検出する上限
検出手段44とを備え、打込み操作具42の操作に伴う
打込み具41の下降移動によって下限検出手段43が作
動すると打込み具41が上昇駆動され、かつ、打込み具
41の上昇移動によって上限検出手段44が作動すると
打込み具41の移動が停止するとともに打込み操作具4
2が元の位置に復帰するように、打込み機構21と打込
み操作具42と下限検出手段43と上限検出手段44と
を連係する打込み連係手段45を設けてある。
【0018】詳述すると、図3〜図7に示すように、打
込み操作具42は、油圧シリンダ47のロータリー式制
御弁49を切換操作する操作レバーで構成され、下限検
出手段43は、枠体12の下部に揺動可能に取付けられ
た第1アームで構成され、上限検出手段44は、枠体1
2の上部中央に揺動可能に取付けられた第2アームで構
成されるとともに、制御弁49の被操作アーム49aと
操作レバー42とを連動する第1ワイヤ50、被操作ア
ーム49aと第2アーム44とを連動する第2ワイヤ5
1、及び操作レバー42と第1アーム43とを連動する
第3ワイヤ52とで打込み連係手段45が構成されてい
る。
【0019】制御弁49は、下降位置Dと中立位置Nと
上昇位置Uとの3位置切換式であり、被操作アーム49
aに引張り作用する戻しバネ53によって常に上昇位置
Uに戻し付勢されているに対し、操作レバー42は下降
位置dと上昇位置uとの2位置切換式であり、デッドポ
イントバネ54によって各位置d,uに付勢維持される
デッドッポイント構造に構成されている。つまり、下降
及び上昇のいずれの位置d,uにおいても、デッドポイ
ントバネ54によるレバー引張りラインがレバー支点Y
からずれるようにしてある。又、第1ワイヤ50と第3
ワイヤ52の夫々は、融通バネ55,55を介して操作
レバー42の操作片42aに連結することで、寸法誤差
の吸収や機構の保護が図れるようにしてある。
【0020】打込み連係手段45の作用を説明する。先
ず、図6に示すように、操作レバー42を下降位置dに
人為操作すると、制御弁49が下降位置Dに操作されて
油圧シリンダ47が伸長駆動し、杭Kを打込むべく打込
み具41を下降駆動する。このとき、第1アーム43は
図中反時計回り方向に揺動した状態に切換わるととも
に、第2アーム44も図中反時計回り方向に揺動した最
上昇位置に切換わる。
【0021】この杭Kを打込むべく打込み具41の下死
点到達に伴い、図7に示すように、第1アーム43を図
中時計回り方向に強制揺動させることになり、第3ワイ
ヤ52を介して操作レバー42をデッドポイントバネ5
4の付勢力に抗して下降位置dから上昇位置uに強制切
換する。すると、第1ワイヤ50が弛んで戻しバネ53
が機能し、制御弁49が中立位置Nを通り越して上昇位
置Uに操作されることになり、直ちに油圧シリンダ47
が短縮駆動され、打込み具41が上昇駆動されるととも
に、第2アーム44が図中時計回り方向に揺動移動し、
最下降位置に切換わる。
【0022】そして、図5に示すように、上死点到達に
伴って第2アーム44が図中反時計回り方向に強制揺動
されて、上下中間で丁度水平となる状態に切換わり、被
操作アーム49aを上昇位置Uから中立位置Nに迄戻す
ことにより、油圧シリンダ47が最も短縮した状態で停
止し、打込み具41は上昇した待機位置に維持されるこ
とになる。このときには、第1ワイヤ50が弛むように
なるが、デッドポイントバネ54の付勢力によって操作
レバー42は上昇位置uに維持されるようになる。つま
り、打込み機構21の1サイクルによって杭Kの打込み
が終了すると、操作レバー42は必ず上昇位置uにあ
り、従って、杭Kの打込み操作としては操作レバー42
を下降位置dに向けて操作するだけのワンタッチ操作で
良いように、打込み連係手段45が機能するのである。
【0023】又、図8に示すように、走行装置3への動
力を断続自在な伝動断続手段Cと、走行距離を検出可能
な走行距離検出手段56とを備え、この走行距離検出手
段56による検出走行距離が所定値になると自動的に走
行装置3への動力を断絶させるように、伝動断続手段C
と走行距離検出手段56とを連係する走行連係手段75
を設けるとともに、伝動断続手段Cを人為操作で伝動接
続可能とする走行操作具58を設けて、所定距離走行す
ると自動的に走行を停止する自動走行停止装置を備えて
ある。
【0024】すなわち、ベルト伝動機構7をテンション
アーム57で緊緩することによる主クラッチで伝動断続
手段Cが構成され、走行車輪3の車軸3aに取付けられ
た略ギヤ状の回転部材59とミッションケースに取付け
られたピックアップ60とで成るパルスカウント装置P
で走行距離検出手段56が構成され、2位置スイッチ又
はポテンショメータ等のレバー位置検出センサと、操作
レバー58aを駆動揺動移動可能なレバー操作機構とを
備えて成る操作機構58Kを備えたクラッチレバーで走
行操作具58が構成されるとともに、テンションアーム
57を駆動揺動するギヤードモータ61を設け、これら
ピックアップ60とギヤードモータ61とクラッチレバ
ー58とを連係する制御装置で走行連係手段75が構成
されている。制御装置75には、各種のランプ類が備え
られた操作パネル62、及びバッテリー63が接続され
ている。
【0025】走行連係手段の作用を説明すると、クラッ
チレバー58aが入り操作されての走行中では、ピック
アップ60によるパルスカウント信号が常時制御装置7
5に入力されており、前回の機体走行開始からのカウン
ト数が所定値になると、ギヤードモータ61を駆動して
の主クラッチC切り操作で機体を停止させるとともに、
操作機構58Kが作動してクラッチレバー58aを切り
位置に戻すのである。このギヤードモータ61の強制停
止操作による機体停止状態から機体を再度走行させるに
は、切り位置にあるクラッチレバー58aを入り位置に
人為操作するだけのワンタッチ操作で良く(このときで
は操作機構58Kはレバー操作を妨げないようになって
いる)、その入り操作に伴う機体走行開始時から、前述
したピックアップ60によるパルスカウントの読取りが
開始されるようになっている。
【0026】次に、上述した如く1本ずつ送り出される
杭Kを、打込み具41による打ち込み待機位置に姿勢乱
れなく案内させるための案内部について説明する。図2
に示すように、杭搭載部19における左右外方側に位置
する一対の支持レール22bの杭送り出し方向終端側
は、送り出された1本の杭Kを摺動落下案内するため
に、側面視で滑らかな円弧状を描くように打込み具41
の待機位置の近傍まで延設させてある。又、打込み具4
1の左右打ち込み作用部41a,41aには、図12に
示すように、杭Kの入込み方向下手側側面に斜め軸芯周
りで揺動自在な受止め案内板66を枢支してあり、摺動
落下案内される杭Kの上部側が打ち込み作用部41aの
下方側、つまり、打ち込み待機位置に確実に受止め支持
されるようにしてある。
【0027】受止め案内板66は、合成樹脂材で構成さ
れ、杭Kの入り込み方向と反対側に向けての揺動が接当
規制されるとともに、バネ67により所定案内位置に位
置規制されるよう揺動付勢してある。このバネ67によ
るバネ付勢力は、杭Kが打ちこまれた後に機体が進行し
ても杭Kを押し倒すことがなく、機体進行方向と反対方
向に退避揺動自在な程度に弱めに設定してある。このよ
うに構成することで、打ち込みが終了した後、打込み具
41を所定上昇位置まで上昇させることなく機体を走行
させることができる。又、摺動落下案内される杭Kの左
右両側の下方側には、杭Kの下端部を受止め支持しなが
ら斜め下方に向けて摺接案内させるための傾斜案内板6
8を枠体12に固定状態で設けてあり、摺接落下する杭
Kの左右両側上部箇所に上方側から接当案内して落下中
に杭Kの姿勢が乱れるのを防止するために、棒体をL字
形に屈曲させたガイド杆69を枠体12に固定状態で設
けてある。更に、打ち込み待機位置に至ったとき、杭K
の左右下方側途中部に接当して打ち込み待機位置に位置
決めする左右受止め具70を固定状態で設けてある。
【0028】そして、支持レール22bの延長部には、
杭Kを打込み具41における打込み作用部41aの下方
側に入り込み案内させるための板バネ71を付設してあ
る。このように弾性体によって構成されるから、上下移
動する打込み具41の移動軌跡に出来るだけ近接させて
(あるいはラップさせて)確実に待機位置に案内させる
ことができるよう構成して、打込み具41に仮に接触し
た場合であっても弾性的に後退変位することができて損
傷するおそれが無い。
【0029】杭打ち作業手順について説明すると、操縦
ハンドル11を斜め姿勢に設定して作物畝を操縦者が踏
まないようにしながら、クラッチレバー58aを入り操
作して圃場の作物畝を跨ぐ状態で作業車を走行させる
と、走行連係手段75の作用によって機体が所定距離
〔約1メートル〕走行した後に自動的に走行を停止す
る。そして、操作レバー42を下降位置Dに操作し、送
出し機構20の作動によって打込み待機位置に摺接落下
案内されている杭Kを打込み機構21によって打込む。
このとき、上述した案内機構によって、杭Kは姿勢乱れ
なく円滑に打込み待機位置に向けて摺接落下案内される
ことになる。つまり、操縦者はクラッチレバー58aの
入り操作と、操作レバー42の下降操作を交互に繰り返
すことのみの簡単な操作で、連続して杭を所定間隔毎に
打込むことができるのである。
【0030】参考に、操作パネル62の作用を述べる
と、図8に示すように、先ず主電源をONにした状態に
おいて、連続して所定間隔毎に杭Kを打込む場合には、
「パルス読取」をON操作し、かつ、ランプ付の「走
行」ボタン65を押し操作して走行状態にセットする。
杭打ちピッチを変更するときには、ピッチ調節ダイヤル
64を回動操作する。杭打ち走行中に機体を停止させた
いときには、ランプ付の「停止」ボタン72を押し操作
すると良く、優先して機体が停止する。又、路上走行等
の走行し続けるときには、「走行」ボタン65を押し、
かつ、「パルス読取」をOFF操作して走行連係手段7
5が機能しない状態とするのである。
【0031】ところで、本実施例は作業機本体が標準地
上高状態であるもので説明したが、図13に示すよう
に、本実施例の車軸3aに相当する駆動軸74にチェー
ン連動機構73を介して走行車輪3を機体に対してより
下げたハイフロー仕様の杭打ち機に本発明を適用しても
良く、この場合は駆動軸74の回転速度をピックアップ
60で検出するものとなる。
【0032】〔別実施例〕打込み具41が上昇して上限
検出手段44が作動すると初めて、下降位置dにある打
込み操作具42を上昇位置uに戻す構造の打込み機構2
1でも良い。又、走行距離検出手段56としては、一般
的な積算計(オドメータ)を使用したもの等、種々のも
のが考えられる。
【0033】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業車の全体側面図
【図2】杭送り出し部の側面図
【図3】杭打ち込み部の正面図
【図4】杭打ち込み部の正面図
【図5】打込み具が待機位置にある状態の制御系統図
【図6】打込み具が下降移動途中にある状態の制御系統
【図7】打込み具が打込み位置にある状態の制御系統図
【図8】自動走行停止装置の制御構造を示す系統図
【図9】杭支持部の一部切欠の正面図
【図10】杭搭載部の側面図
【図11】送り出し用制御部の側面図
【図12】杭打ち込み作用部の正面図
【図13】ハイフロー仕様の車軸部分の構造を示す概略
【図14】ホルダーの別構造を示す正面図
【図15】図14のホルダーの断面図
【符号の説明】
3 走行装置 3a 駆動車軸 19 杭搭載部 21 打込み機構 41 打込み具 42 打込み操作具 43 下限検出手段 44 上限検出手段 45 打込み連係手段 56 走行距離検出手段 58 走行操作具 75 走行連係手段 C 伝動断続手段 P パルスカウント装置 K 杭

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の杭(K)を並べて支持する杭搭載
    部(19)を備えるとともに、この杭搭載部(19)か
    ら送り出される単一の杭(K)を、上方の待機位置と下
    方の打込み位置とに亘って駆動昇降される打込み具(4
    1)によって地面に打込み可能な打込み機構(21)を
    備えてある杭打ち装置であって、 前記打込み具(41)が打込み位置に向けて下降移動さ
    れる状態に前記打込み機構(21)を人為操作で起動可
    能な打込み操作具(42)と、前記打込み具(41)が
    前記打込み位置に存在するか否かを検出する下限検出手
    段(43)と、前記打込み具(41)が前記待機位置に
    存在するか否かを検出する上限検出手段(44)とを備
    え、 前記打込み操作具(42)の操作に伴う前記打込み具
    (41)の下降移動によって前記下限検出手段(43)
    が作動すると該打込み具(41)が上昇駆動され、か
    つ、前記打込み具(41)の上昇移動によって前記上限
    検出手段(44)が作動すると該打込み具(41)の移
    動が停止するとともに前記打込み操作具(42)が元の
    位置に復帰するように、前記打込み機構(21)と前記
    打込み操作具(42)と前記下限検出手段(43)と前
    記上限検出手段(44)とを連係する打込み連係手段
    (45)を設け、 さらに、走行装置(3)への動力を断続自在な伝動断続
    手段(C)と、走行距離を検出可能な走行距離検出手段
    (56)とを備え、該走行距離検出手段(56)による
    検出走行距離が所定値になると自動的に前記走行装置
    (3)への動力を断絶させるように、前記伝動断続手段
    (C)と前記走行距離検出手段(56)とを連係する走
    行連係手段(75)を設けるとともに、前記伝動断続手
    段(C)を人為操作で伝動接続可能とする走行操作具
    (58)を設けてある杭打ち装置。
  2. 【請求項2】 前記走行距離検出手段(56)を、前記
    走行装置(3)の駆動車軸(3a)の単位時間当たりの
    回転数を読取るパルスカウント装置(P)から構成して
    ある請求項1記載の杭打ち装置。
JP15768494A 1994-07-08 1994-07-08 杭打ち装置 Pending JPH0819341A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001323765A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 Sanyo Kiki Co Ltd 穴あけ機
JP6051451B1 (ja) * 2015-09-03 2016-12-27 有限会社河島農具製作所 トンネルマルチ支柱の打込装置用車両

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001323765A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 Sanyo Kiki Co Ltd 穴あけ機
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