JPH08193584A - ロータリ式圧縮機 - Google Patents
ロータリ式圧縮機Info
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- JPH08193584A JPH08193584A JP418295A JP418295A JPH08193584A JP H08193584 A JPH08193584 A JP H08193584A JP 418295 A JP418295 A JP 418295A JP 418295 A JP418295 A JP 418295A JP H08193584 A JPH08193584 A JP H08193584A
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- cylinder chamber
- roller
- discharge port
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、組立て性を損なうことなく吐出弁を
不要化して、吐出ポートの開閉ロスの低減化を図り、い
わゆるCOPの向上と低騒音化を図ったロータリ式圧縮
機を提供する。 【構成】ロータリ式圧縮機において、ローラ9端面と吐
出ポート18が設けられる主軸受具12のシリンダ室1
4内面との間に介在され、かつ回転軸3の偏心部3aに
嵌着されて回転軸と一体にシリンダ室内を回転する吐出
用円板10と、この吐出用円板に設けられ、所定の回転
角度において上記吐出ポートに連通する吐出案内孔25
とを具備した。
不要化して、吐出ポートの開閉ロスの低減化を図り、い
わゆるCOPの向上と低騒音化を図ったロータリ式圧縮
機を提供する。 【構成】ロータリ式圧縮機において、ローラ9端面と吐
出ポート18が設けられる主軸受具12のシリンダ室1
4内面との間に介在され、かつ回転軸3の偏心部3aに
嵌着されて回転軸と一体にシリンダ室内を回転する吐出
用円板10と、この吐出用円板に設けられ、所定の回転
角度において上記吐出ポートに連通する吐出案内孔25
とを具備した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリ式圧縮機にお
いて、特にシリンダ室から高圧ガスを吐出する吐出ポー
ト構造の改良に関する。
いて、特にシリンダ室から高圧ガスを吐出する吐出ポー
ト構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば空気調和機や、冷蔵庫などを構
成する冷凍サイクル装置に用いられるロータリ式圧縮機
は、従来、図4に示すような圧縮機構部から構成され
る。図中aは回転軸であり、この上部に図示しない電動
機部が設けられる。回転軸aには偏心部bが一体に設け
られていて、ここにローラcが嵌合される。ローラc
は、シリンダdと主,副軸受具e,fとから形成される
シリンダ室g内で偏心回転するようになっている。
成する冷凍サイクル装置に用いられるロータリ式圧縮機
は、従来、図4に示すような圧縮機構部から構成され
る。図中aは回転軸であり、この上部に図示しない電動
機部が設けられる。回転軸aには偏心部bが一体に設け
られていて、ここにローラcが嵌合される。ローラc
は、シリンダdと主,副軸受具e,fとから形成される
シリンダ室g内で偏心回転するようになっている。
【0003】上記ローラc周面に、図示しないブレード
の先端部が弾性的に当接してシリンダ室g内が区分され
る。上記シリンダdには吸込み管hが接続され、シリン
ダ室内に吸込みポートiが連通する。
の先端部が弾性的に当接してシリンダ室g内が区分され
る。上記シリンダdには吸込み管hが接続され、シリン
ダ室内に吸込みポートiが連通する。
【0004】上記主軸受具eには吐出ポートjが設けら
れていて、シリンダ室g内に連通する。そして、吐出ポ
ートj上面に対向する主軸受具e上には弁受けkおよび
吐出弁mが開閉自在に設けられている。これら弁受けk
および吐出弁mを囲撓するようにして、主軸受具eには
バルブカバーnが設けられていて、案内孔pを介して図
示しない密閉ケース内部に連通する。
れていて、シリンダ室g内に連通する。そして、吐出ポ
ートj上面に対向する主軸受具e上には弁受けkおよび
吐出弁mが開閉自在に設けられている。これら弁受けk
および吐出弁mを囲撓するようにして、主軸受具eには
バルブカバーnが設けられていて、案内孔pを介して図
示しない密閉ケース内部に連通する。
【0005】しかして、回転軸aの回転にともなって吸
込み管hから吸込みポートiを介して被圧縮ガスがシリ
ンダ室g内に吸込まれる。シリンダ室g内では、回転軸
aの偏心部bとともにローラcが偏心回転し、かつロー
ラ周面にブレード先端部が摺接してシリンダ室内を区分
する。
込み管hから吸込みポートiを介して被圧縮ガスがシリ
ンダ室g内に吸込まれる。シリンダ室g内では、回転軸
aの偏心部bとともにローラcが偏心回転し、かつロー
ラ周面にブレード先端部が摺接してシリンダ室内を区分
する。
【0006】シリンダ室g内に吸込まれたガスは、区分
されたシリンダ室内の容積低減にともなって徐々に圧縮
され、ついには高圧化する。所定圧まで上昇したところ
で、区分されたシリンダ室が吐出ポートjに連通すると
ともに、これを閉成していた吐出弁mが開放する。高圧
ガスは、シリンダ室g内から吐出ポートjを介してバル
ブカバーn内に吐出され、さらに案内孔pから密閉ケー
ス内に導出されることになる。
されたシリンダ室内の容積低減にともなって徐々に圧縮
され、ついには高圧化する。所定圧まで上昇したところ
で、区分されたシリンダ室が吐出ポートjに連通すると
ともに、これを閉成していた吐出弁mが開放する。高圧
ガスは、シリンダ室g内から吐出ポートjを介してバル
ブカバーn内に吐出され、さらに案内孔pから密閉ケー
ス内に導出されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにして作用す
るロータリ式圧縮機であるが、主たる欠点として、シリ
ンダ室g内で圧縮された高圧ガスが、この圧力で吐出弁
mを押し上げて吐出ポートjから吐出されるところか
ら、吐出弁mの開閉動作の安定性を欠き易い。
るロータリ式圧縮機であるが、主たる欠点として、シリ
ンダ室g内で圧縮された高圧ガスが、この圧力で吐出弁
mを押し上げて吐出ポートjから吐出されるところか
ら、吐出弁mの開閉動作の安定性を欠き易い。
【0008】すなわち、吐出弁mを必要とするので、圧
縮機としての体積効率が低く、吐出弁の動作ロスがあっ
て、いわゆるCOP(成績係数)に悪影響を及ぼしてい
る。そして、吐出弁mの開閉にともなって開閉音が生
じ、運転騒音の要因となる。
縮機としての体積効率が低く、吐出弁の動作ロスがあっ
て、いわゆるCOP(成績係数)に悪影響を及ぼしてい
る。そして、吐出弁mの開閉にともなって開閉音が生
じ、運転騒音の要因となる。
【0009】本発明は、上述した事情に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、組立て性を損なう
ことなく吐出弁を不要化して、いわゆるCOPの向上と
低騒音化を図ったロータリ式圧縮機を提供しようとする
ものである。
のであり、その目的とするところは、組立て性を損なう
ことなく吐出弁を不要化して、いわゆるCOPの向上と
低騒音化を図ったロータリ式圧縮機を提供しようとする
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明のロータリ式圧縮機は、請求項1として、回転軸
の偏心部にローラを嵌合し、このローラをシリンダと軸
受具とから形成されるシリンダ室内で偏心回転させると
ともに、ローラ周面にブレード端部を弾性的に当接して
シリンダ室内を区分し、上記シリンダに設けられる吸込
みポートからシリンダ室内に吸込まれた被圧縮ガスを圧
縮して上記軸受具に設けられる吐出ポートから吐出する
ロータリ式圧縮機において、上記ローラ端面と吐出ポー
トが設けられる軸受具のシリンダ室内面との間に介在さ
れ、かつ上記回転軸に嵌着されて回転軸と一体にシリン
ダ室内を回転する吐出用円板と、この吐出用円板に設け
られ、所定の回転角度において上記吐出ポートと連通す
る吐出案内孔とを具備したことを特徴とする。
本発明のロータリ式圧縮機は、請求項1として、回転軸
の偏心部にローラを嵌合し、このローラをシリンダと軸
受具とから形成されるシリンダ室内で偏心回転させると
ともに、ローラ周面にブレード端部を弾性的に当接して
シリンダ室内を区分し、上記シリンダに設けられる吸込
みポートからシリンダ室内に吸込まれた被圧縮ガスを圧
縮して上記軸受具に設けられる吐出ポートから吐出する
ロータリ式圧縮機において、上記ローラ端面と吐出ポー
トが設けられる軸受具のシリンダ室内面との間に介在さ
れ、かつ上記回転軸に嵌着されて回転軸と一体にシリン
ダ室内を回転する吐出用円板と、この吐出用円板に設け
られ、所定の回転角度において上記吐出ポートと連通す
る吐出案内孔とを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項2として、請求項1記載の上記吐出
用円板は、上記回転軸の偏心部に嵌着され、かつローラ
に密接することを特徴とする。請求項3として、請求項
1記載の上記吐出ポートの直径寸法は、上記吐出案内孔
の直径寸法よりも大きく設定されることを特徴とする。
用円板は、上記回転軸の偏心部に嵌着され、かつローラ
に密接することを特徴とする。請求項3として、請求項
1記載の上記吐出ポートの直径寸法は、上記吐出案内孔
の直径寸法よりも大きく設定されることを特徴とする。
【0012】請求項4として、請求項1記載の上記吐出
案内孔の直径寸法は、上記ブレードの幅寸法よりも小さ
く設定されることを特徴とする。請求項5として、上記
吐出案内孔は、複数設けられることを特徴とする。
案内孔の直径寸法は、上記ブレードの幅寸法よりも小さ
く設定されることを特徴とする。請求項5として、上記
吐出案内孔は、複数設けられることを特徴とする。
【0013】
【作用】吐出用円板がローラ端面と吐出ポートが設けら
れる軸受具のシリンダ室内面との間に介在され、かつ回
転軸と一体にシリンダ室内を回転する。この吐出用円板
に設けられる吐出案内孔が、所定の回転角度において吐
出ポートに連通して、シリンダ室内から高圧ガスを吐出
案内する。
れる軸受具のシリンダ室内面との間に介在され、かつ回
転軸と一体にシリンダ室内を回転する。この吐出用円板
に設けられる吐出案内孔が、所定の回転角度において吐
出ポートに連通して、シリンダ室内から高圧ガスを吐出
案内する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、たとえば冷凍サ
イクル装置に備えられるロータリ式圧縮機として、図面
にもとづいて説明する。図1に示す、図中1は、密閉ケ
ースである。これは、上下両端が開口する円筒状胴部1
aの上下両側の開放端に、それぞれ蓋体1b,1cを嵌
合し、かつ溶接によって完全密閉状に形成される。
イクル装置に備えられるロータリ式圧縮機として、図面
にもとづいて説明する。図1に示す、図中1は、密閉ケ
ースである。これは、上下両端が開口する円筒状胴部1
aの上下両側の開放端に、それぞれ蓋体1b,1cを嵌
合し、かつ溶接によって完全密閉状に形成される。
【0015】この密閉ケース1内には、電動圧縮機本体
2が収容される。上記電動圧縮機本体2は、垂直方向に
向けられる回転軸3の上部側に電動機部4、下部側に圧
縮機構部5が連設されて構成される。
2が収容される。上記電動圧縮機本体2は、垂直方向に
向けられる回転軸3の上部側に電動機部4、下部側に圧
縮機構部5が連設されて構成される。
【0016】密閉ケース1の内底部には潤滑油を収容す
る油溜り部6が形成されていて、上記圧縮機構部5の一
部が浸漬される。上記電動機部4は、密閉ケース1の円
筒状胴部1a内壁に固定する固定子7と、この固定子の
内周面と狭少の間隙を存して配設され、上記回転軸3に
嵌着される回転子8とからなる。
る油溜り部6が形成されていて、上記圧縮機構部5の一
部が浸漬される。上記電動機部4は、密閉ケース1の円
筒状胴部1a内壁に固定する固定子7と、この固定子の
内周面と狭少の間隙を存して配設され、上記回転軸3に
嵌着される回転子8とからなる。
【0017】上記回転軸3の圧縮機構部5部位に偏心部
3aが一体に設けられていて、この偏心部外周にローラ
9および後述する吐出用円板10が嵌合されている。ま
た、これら偏心部3aとローラ9および吐出用円板10
は、密閉ケース1に挿嵌されるシリンダ11内に収容さ
れる。上記シリンダ11の上面には主軸受具12が設け
られ、下面には副軸受具13が設けられていて、シリン
ダの上端開口部が主軸受具12で、かつ下部開口部が副
軸受具13で閉成される。
3aが一体に設けられていて、この偏心部外周にローラ
9および後述する吐出用円板10が嵌合されている。ま
た、これら偏心部3aとローラ9および吐出用円板10
は、密閉ケース1に挿嵌されるシリンダ11内に収容さ
れる。上記シリンダ11の上面には主軸受具12が設け
られ、下面には副軸受具13が設けられていて、シリン
ダの上端開口部が主軸受具12で、かつ下部開口部が副
軸受具13で閉成される。
【0018】上記シリンダ11内周面と、主軸受具12
および副軸受具13とで囲撓される空間部をシリンダ室
14と呼ぶ。このシリンダ室14に上記ローラ9と偏心
部3aが偏心回転自在に、かつ吐出用円板10が回転自
在に収容される。
および副軸受具13とで囲撓される空間部をシリンダ室
14と呼ぶ。このシリンダ室14に上記ローラ9と偏心
部3aが偏心回転自在に、かつ吐出用円板10が回転自
在に収容される。
【0019】特に、図2にのみ示すように、上記シリン
ダ11にはブレード15が弾性的に押圧付勢された状態
で取付けられていて、この先端部は上記ローラ9周面に
のみ弾性的に当接される。したがって、このブレード1
5によってシリンダ室14内が区分される。
ダ11にはブレード15が弾性的に押圧付勢された状態
で取付けられていて、この先端部は上記ローラ9周面に
のみ弾性的に当接される。したがって、このブレード1
5によってシリンダ室14内が区分される。
【0020】再び図1に示すように、上記シリンダ11
の内周面から外周面に亘って吸込みポート16が貫通し
て設けられ、ここに外部の冷凍サイクル機器である蒸発
器に連通する吸込み管17が密閉ケース1を貫通して接
続される。
の内周面から外周面に亘って吸込みポート16が貫通し
て設けられ、ここに外部の冷凍サイクル機器である蒸発
器に連通する吸込み管17が密閉ケース1を貫通して接
続される。
【0021】一方、上記主軸受具12には吐出ポート1
8が設けられていて、シリンダ室14内に連通する。そ
して、この吐出ポート18を囲撓するようにして、主軸
受具12にはバルブカバー19が設けられている。この
バルブカバー19には案内孔20が開口されていて、密
閉ケース1内部と連通する。
8が設けられていて、シリンダ室14内に連通する。そ
して、この吐出ポート18を囲撓するようにして、主軸
受具12にはバルブカバー19が設けられている。この
バルブカバー19には案内孔20が開口されていて、密
閉ケース1内部と連通する。
【0022】上記回転軸3の下端部には給油機構21が
設けられていて、回転軸の回転にともなって油溜り部6
の潤滑油を吸い上げ、回転軸に設けられる給油路22を
介して上記主軸受具12や副軸受具13およびローラ9
の各摺動部に給油するようになっている。
設けられていて、回転軸の回転にともなって油溜り部6
の潤滑油を吸い上げ、回転軸に設けられる給油路22を
介して上記主軸受具12や副軸受具13およびローラ9
の各摺動部に給油するようになっている。
【0023】さらに、密閉ケース1の上端部に外部の冷
凍サイクル機器である凝縮器に連通する吐出管23が接
続されている。つぎに、上記吐出用円板10について詳
述する。
凍サイクル機器である凝縮器に連通する吐出管23が接
続されている。つぎに、上記吐出用円板10について詳
述する。
【0024】図3(A)に示すように、吐出用円板10
の偏心位置には取付け用開口部10aが設けられてい
て、上記回転軸3の偏心部3aに圧入嵌着される。すな
わち吐出用円板10は、ローラ9上端面と主軸受具12
のシリンダ室14内側面との間に介在され、ローラ9上
端面に密着して回転軸3と一体にシリンダ室内を回転駆
動される一方、主軸受具12内面には密に摺接するの
で、この摺接面からのガスリークを防止する。
の偏心位置には取付け用開口部10aが設けられてい
て、上記回転軸3の偏心部3aに圧入嵌着される。すな
わち吐出用円板10は、ローラ9上端面と主軸受具12
のシリンダ室14内側面との間に介在され、ローラ9上
端面に密着して回転軸3と一体にシリンダ室内を回転駆
動される一方、主軸受具12内面には密に摺接するの
で、この摺接面からのガスリークを防止する。
【0025】吐出用円板10の所定位置には、小径で複
数(ここでは4個)の吐出案内孔25…が設けられる。
それぞれの吐出案内孔25の直径寸法φd1 は、上記吐
出ポート18の直径寸法φd2 よりも小さく設定され
る。
数(ここでは4個)の吐出案内孔25…が設けられる。
それぞれの吐出案内孔25の直径寸法φd1 は、上記吐
出ポート18の直径寸法φd2 よりも小さく設定され
る。
【0026】さらに、各吐出案内孔25の直径寸法φd
1 は、上記ブレード15の幅寸法s1 よりも小さく設定
される。各吐出案内孔25は、吐出用円板10の所定の
回転角度において吐出ポート18に連通する位置に設け
られている。
1 は、上記ブレード15の幅寸法s1 よりも小さく設定
される。各吐出案内孔25は、吐出用円板10の所定の
回転角度において吐出ポート18に連通する位置に設け
られている。
【0027】このようにして構成されるロータリ式圧縮
機であり、電動機部4に通電することにより回転軸3が
回転駆動され、ここに一体に設けられる偏心部3aおよ
びローラ9がシリンダ室14で偏心回転するとともに吐
出用円板10が回転する。
機であり、電動機部4に通電することにより回転軸3が
回転駆動され、ここに一体に設けられる偏心部3aおよ
びローラ9がシリンダ室14で偏心回転するとともに吐
出用円板10が回転する。
【0028】この回転にともなって、吸込み管17から
低圧の冷媒ガスが吸込みポート16を介してシリンダ室
14内に吸込まれる。図2における左側最上図に示すよ
うに、ローラ9のシリンダ室14内周面転接位置とブレ
ード15のローラ9当接位置とがほぼ一致する状態で、
シリンダ室14の空間容量が最大となる。冷媒ガスは吸
込みポート16からシリンダ室14全体に導かれ、充満
する。
低圧の冷媒ガスが吸込みポート16を介してシリンダ室
14内に吸込まれる。図2における左側最上図に示すよ
うに、ローラ9のシリンダ室14内周面転接位置とブレ
ード15のローラ9当接位置とがほぼ一致する状態で、
シリンダ室14の空間容量が最大となる。冷媒ガスは吸
込みポート16からシリンダ室14全体に導かれ、充満
する。
【0029】この状態で、主軸受具12に設けられる吐
出ポート18と吐出用円板10に設けられ吐出案内孔2
5…との位置は互いに異なっている。上記吐出ポート1
8は吐出用円板10、ローラ9上端面もしくは偏心部3
a上端面によって閉成され、かつ吐出案内孔25は主軸
受具12によって閉成される。
出ポート18と吐出用円板10に設けられ吐出案内孔2
5…との位置は互いに異なっている。上記吐出ポート1
8は吐出用円板10、ローラ9上端面もしくは偏心部3
a上端面によって閉成され、かつ吐出案内孔25は主軸
受具12によって閉成される。
【0030】以下、矢印に沿って説明すると、ローラ9
の偏心回転にともなって、ローラ9はシリンダ室14内
周面との転接位置が移動し、この転接位置から回転方向
側へブレード15のローラ当接位置までのシリンダ室1
4容積が減少する。すなわち、先にシリンダ室14に導
かれたガスが徐々に圧縮される。
の偏心回転にともなって、ローラ9はシリンダ室14内
周面との転接位置が移動し、この転接位置から回転方向
側へブレード15のローラ当接位置までのシリンダ室1
4容積が減少する。すなわち、先にシリンダ室14に導
かれたガスが徐々に圧縮される。
【0031】そして、ローラ9とともに吐出用円板10
が回転して、この吐出用円板に設けられる吐出案内孔2
5…の位置が移動する。回転軸3が継続して回転され、
シリンダ室14の容量がさらに減少して、ここに導かれ
たガスが圧縮され、所定圧まで上昇したところで、吐出
案内孔25…位置が吐出ポート18位置に一致して、互
いに連通する。
が回転して、この吐出用円板に設けられる吐出案内孔2
5…の位置が移動する。回転軸3が継続して回転され、
シリンダ室14の容量がさらに減少して、ここに導かれ
たガスが圧縮され、所定圧まで上昇したところで、吐出
案内孔25…位置が吐出ポート18位置に一致して、互
いに連通する。
【0032】厳密に言うと、吐出案内孔25…は複数設
けられているので、個々に吐出ポート18に連通するこ
とになる。吐出ポート18は開放状態になり、シリンダ
室14内の高圧ガスはバルブカバー19内に吐出され
る。
けられているので、個々に吐出ポート18に連通するこ
とになる。吐出ポート18は開放状態になり、シリンダ
室14内の高圧ガスはバルブカバー19内に吐出され
る。
【0033】先に説明したように、上記吐出ポート18
の直径寸法φd2 を、上記吐出案内孔25の直径寸法φ
d1 よりも大きく設定したから、吐出ポート18と吐出
案内孔25が互いに連通する時間を長くとることがで
き、冷媒ガスの過圧縮を防止できる。
の直径寸法φd2 を、上記吐出案内孔25の直径寸法φ
d1 よりも大きく設定したから、吐出ポート18と吐出
案内孔25が互いに連通する時間を長くとることがで
き、冷媒ガスの過圧縮を防止できる。
【0034】そして、上記吐出案内孔25の直径寸法φ
d1 を、上記ブレード15の幅寸法s1 よりも小さく設
定したから、各吐出案内孔25がブレード15を跨い
で、この両側のシリンダ室14に同時に連通することが
ない。したがって、区分されたシリンダ室14の高圧側
から低圧側へのガスリークを防止する。
d1 を、上記ブレード15の幅寸法s1 よりも小さく設
定したから、各吐出案内孔25がブレード15を跨い
で、この両側のシリンダ室14に同時に連通することが
ない。したがって、区分されたシリンダ室14の高圧側
から低圧側へのガスリークを防止する。
【0035】そして、各吐出案内孔25は必然的に直径
寸法φd1 が小となり、そのままでは流路抵抗が大にな
るが、この案内孔を複数設けることで、流路抵抗を低下
させ得る。
寸法φd1 が小となり、そのままでは流路抵抗が大にな
るが、この案内孔を複数設けることで、流路抵抗を低下
させ得る。
【0036】上記バルブカバー19内で脈動の低減と均
圧化がなされた高圧ガスは、密閉ケース1内に導かれて
充満し、ケース上部の吐出管23から吐出される。回転
軸3および吐出用円板10の回転が継続して、各吐出案
内孔25が吐出ポート18位置を通過すると、再び吐出
ポート18は吐出用円板10、ローラ9もしくは偏心部
3a上端面によって閉成され、かつ吐出案内孔25は主
軸受具12によって閉成される。
圧化がなされた高圧ガスは、密閉ケース1内に導かれて
充満し、ケース上部の吐出管23から吐出される。回転
軸3および吐出用円板10の回転が継続して、各吐出案
内孔25が吐出ポート18位置を通過すると、再び吐出
ポート18は吐出用円板10、ローラ9もしくは偏心部
3a上端面によって閉成され、かつ吐出案内孔25は主
軸受具12によって閉成される。
【0037】結局、吐出ポート18に対する開閉動作が
静粛になされることになり、何らの騒音発生もない。従
来のような吐出弁が不要となり、回転軸3の回転角の設
定によって吐出開始タイミングをとることができ、高い
体積効率が得られる。
静粛になされることになり、何らの騒音発生もない。従
来のような吐出弁が不要となり、回転軸3の回転角の設
定によって吐出開始タイミングをとることができ、高い
体積効率が得られる。
【0038】また、吐出用円板10を上記回転軸3の偏
心部3aにローラ9とともに嵌着するだけで組立てを行
うことができるので、組立て性がよい。なお上記実施例
においては、吐出用円板14に円形の吐出案内孔25を
備えたが、これに限定されるものではなく、図3(B)
に示すように、長孔状の吐出案内孔25Aであってもよ
い。
心部3aにローラ9とともに嵌着するだけで組立てを行
うことができるので、組立て性がよい。なお上記実施例
においては、吐出用円板14に円形の吐出案内孔25を
備えたが、これに限定されるものではなく、図3(B)
に示すように、長孔状の吐出案内孔25Aであってもよ
い。
【0039】この場合も、上記吐出ポート18の直径寸
法φd2 は、上記吐出案内孔25Aの幅寸法s2 および
長さ寸法l2 よりも大きく設定しなければならず、した
がって吐出ポート18と吐出案内孔25Aが互いに連通
する時間を長くとることができ、冷媒ガスの過圧縮を防
止する。
法φd2 は、上記吐出案内孔25Aの幅寸法s2 および
長さ寸法l2 よりも大きく設定しなければならず、した
がって吐出ポート18と吐出案内孔25Aが互いに連通
する時間を長くとることができ、冷媒ガスの過圧縮を防
止する。
【0040】そして、上記吐出案内孔25Aの幅寸法s
2 を、上記ブレード15の幅寸法s1 よりも狭く設定し
たから、各吐出案内孔がブレードを跨ぐことがなく、し
たがって区分されたシリンダ室14の高圧側から低圧側
へのガスリークを防止する。そして、各吐出案内孔25
Aを複数設けることで流路抵抗を低下させ得る。
2 を、上記ブレード15の幅寸法s1 よりも狭く設定し
たから、各吐出案内孔がブレードを跨ぐことがなく、し
たがって区分されたシリンダ室14の高圧側から低圧側
へのガスリークを防止する。そして、各吐出案内孔25
Aを複数設けることで流路抵抗を低下させ得る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、吐出用円
板をローラ端面と吐出ポートが設けられる軸受具のシリ
ンダ室内面との間に介在し、かつ回転軸に嵌着する。こ
の吐出用円板に、所定の回転角度において吐出ポートに
連通する吐出案内孔を設けたものである。
板をローラ端面と吐出ポートが設けられる軸受具のシリ
ンダ室内面との間に介在し、かつ回転軸に嵌着する。こ
の吐出用円板に、所定の回転角度において吐出ポートに
連通する吐出案内孔を設けたものである。
【0042】したがって、吐出用円板を回転軸に嵌着す
るだけでよいので、組立てが容易に行える。従来のよう
な吐出弁を不要化して、吐出ポートの開閉動作ロスの低
減化を図ることができ、いわゆるCOPの向上化を得ら
れる。さらに、吐出ポート開閉にともなう開閉音がなく
なって低騒音化を図れ、静粛運転を得られるなどの効果
を奏する。
るだけでよいので、組立てが容易に行える。従来のよう
な吐出弁を不要化して、吐出ポートの開閉動作ロスの低
減化を図ることができ、いわゆるCOPの向上化を得ら
れる。さらに、吐出ポート開閉にともなう開閉音がなく
なって低騒音化を図れ、静粛運転を得られるなどの効果
を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す、ロータリ式圧縮機の
縦断面図。
縦断面図。
【図2】同実施例の、圧縮工程を順に説明する図。
【図3】(A)は、同実施例の、吐出用円板の平面図。
(B)は、他の実施例の、吐出用円板の平面図。
(B)は、他の実施例の、吐出用円板の平面図。
【図4】従来例の、ロータリ式圧縮機の要部の縦断面
図。
図。
3…回転軸、3a…偏心部,9…ローラ、12…主軸受
具、14…シリンダ室、15…ブレード、16…吸込み
ポート、18…吐出ポート、10…吐出用円板、25…
吐出案内孔。
具、14…シリンダ室、15…ブレード、16…吸込み
ポート、18…吐出ポート、10…吐出用円板、25…
吐出案内孔。
Claims (5)
- 【請求項1】回転軸の偏心部にローラを嵌合し、このロ
ーラをシリンダと軸受具とから形成されるシリンダ室内
で偏心回転させるとともに、ローラ周面にブレード端部
を弾性的に当接してシリンダ室内を区分し、上記シリン
ダに設けられる吸込みポートからシリンダ室内に吸込ま
れた被圧縮ガスを圧縮して上記軸受具に設けられる吐出
ポートから吐出するロータリ式圧縮機において、 上記ローラ端面と吐出ポートが設けられる軸受具のシリ
ンダ室内面との間に介在され、かつ上記回転軸に嵌着さ
れて回転軸と一体にシリンダ室内を回転する吐出用円板
と、 この吐出用円板に設けられ、所定の回転角度において上
記吐出ポートと連通する吐出案内孔とを具備したことを
特徴とするロータリ式圧縮機。 - 【請求項2】上記吐出用円板は、上記回転軸の偏心部に
嵌着され、かつローラに密接することを特徴とする請求
項1記載のロータリ式圧縮機。 - 【請求項3】上記吐出ポートの直径寸法φd2 は、上記
吐出案内孔の直径寸法φd1 よりも大きく設定されるこ
とを特徴とする請求項1記載のロータリ式圧縮機。 - 【請求項4】上記吐出案内孔の直径寸法φd1 は、上記
ブレードの幅寸法s1 よりも小さく設定されることを特
徴とする請求項1記載のロータリ式圧縮機。 - 【請求項5】上記吐出案内孔は、複数設けられることを
特徴とする請求項4記載のロータリ式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP418295A JPH08193584A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | ロータリ式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP418295A JPH08193584A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | ロータリ式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193584A true JPH08193584A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11577568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP418295A Pending JPH08193584A (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | ロータリ式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193584A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109611337A (zh) * | 2017-10-05 | 2019-04-12 | 桂林航天工业学院 | 一种滚动转子式压缩机 |
| CN109611334A (zh) * | 2017-10-05 | 2019-04-12 | 桂林航天工业学院 | 一种双排气压力滚动转子压缩机 |
| CN109611332A (zh) * | 2017-10-05 | 2019-04-12 | 桂林航天工业学院 | 一种双排气压力的滚动转子式压缩机 |
| CN109611336A (zh) * | 2017-10-05 | 2019-04-12 | 桂林航天工业学院 | 一种滚动转子式压缩机 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP418295A patent/JPH08193584A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109611337A (zh) * | 2017-10-05 | 2019-04-12 | 桂林航天工业学院 | 一种滚动转子式压缩机 |
| CN109611334A (zh) * | 2017-10-05 | 2019-04-12 | 桂林航天工业学院 | 一种双排气压力滚动转子压缩机 |
| CN109611332A (zh) * | 2017-10-05 | 2019-04-12 | 桂林航天工业学院 | 一种双排气压力的滚动转子式压缩机 |
| CN109611336A (zh) * | 2017-10-05 | 2019-04-12 | 桂林航天工业学院 | 一种滚动转子式压缩机 |
| CN109611336B (zh) * | 2017-10-05 | 2023-09-22 | 桂林航天工业学院 | 一种滚动转子式压缩机 |
| CN109611332B (zh) * | 2017-10-05 | 2023-09-22 | 桂林航天工业学院 | 一种双排气压力的滚动转子式压缩机 |
| CN109611334B (zh) * | 2017-10-05 | 2023-09-22 | 桂林航天工业学院 | 一种双排气压力滚动转子压缩机 |
| CN109611337B (zh) * | 2017-10-05 | 2023-09-26 | 桂林航天工业学院 | 一种滚动转子式压缩机 |
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