JPH08193690A - 断熱容器 - Google Patents
断熱容器Info
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- JPH08193690A JPH08193690A JP7004679A JP467995A JPH08193690A JP H08193690 A JPH08193690 A JP H08193690A JP 7004679 A JP7004679 A JP 7004679A JP 467995 A JP467995 A JP 467995A JP H08193690 A JPH08193690 A JP H08193690A
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- Japan
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- support ring
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【構成】温度が異なる2点の温度の間に配置したサポー
トリングから、低温側の管を繊維状の紐で支持する。 【効果】繊維状の紐の断面積は数十分の一平方mmと小さ
く、したがってサポートを通じて侵入する熱量を小さく
し、取付作業を容易にすることができる。
トリングから、低温側の管を繊維状の紐で支持する。 【効果】繊維状の紐の断面積は数十分の一平方mmと小さ
く、したがってサポートを通じて侵入する熱量を小さく
し、取付作業を容易にすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極低温冷媒を輸送する
真空断熱管に係り、特に、断熱性能に優れた極低温管サ
ポートの構造に関する。
真空断熱管に係り、特に、断熱性能に優れた極低温管サ
ポートの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】断熱容器、例えば、液体ヘリウムや液体
窒素等の極低温冷媒を輸送する真空断熱管では、輸送す
る冷媒が輸送する途中で蒸発しないように、断熱管を真
空断熱する。断熱管は最外体,最外管の常温の真空チュ
ーブ内を真空排気し、その中に極低温体,極低温管を設
ける。この極低温管内に液体ヘリウムや液体窒素等の極
低温冷媒を輸送する。したがって、極低温管を最外管か
ら支持するサポートは熱を伝え難くい構造にして、最外
管から極低温管に熱が侵入しないようにする必要があ
る。従来のサポートの構造は 低温工学ハンドブック
(内田老鶴圃新社出版昭和57年9月15日 第1版発
行)第284頁から285頁に記載されている。従来の
サポートはリング状の平板で構成され、温度が異なる2
点のサポート間はできるだけ伝熱距離を長くとってい
る。しかし、サポートは長尺の極低温管を少ない点数で
支持しなければならず、平板で構成すれば剛性を得るた
め、温度差方向、すなわち、熱伝導方向に直角の方向の
断面積が数十平方mmとならざるを得ない。
窒素等の極低温冷媒を輸送する真空断熱管では、輸送す
る冷媒が輸送する途中で蒸発しないように、断熱管を真
空断熱する。断熱管は最外体,最外管の常温の真空チュ
ーブ内を真空排気し、その中に極低温体,極低温管を設
ける。この極低温管内に液体ヘリウムや液体窒素等の極
低温冷媒を輸送する。したがって、極低温管を最外管か
ら支持するサポートは熱を伝え難くい構造にして、最外
管から極低温管に熱が侵入しないようにする必要があ
る。従来のサポートの構造は 低温工学ハンドブック
(内田老鶴圃新社出版昭和57年9月15日 第1版発
行)第284頁から285頁に記載されている。従来の
サポートはリング状の平板で構成され、温度が異なる2
点のサポート間はできるだけ伝熱距離を長くとってい
る。しかし、サポートは長尺の極低温管を少ない点数で
支持しなければならず、平板で構成すれば剛性を得るた
め、温度差方向、すなわち、熱伝導方向に直角の方向の
断面積が数十平方mmとならざるを得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】熱伝導量は熱伝導方向
に直角の方向の断面積に比例する。しかし平板で構成し
たサポートは剛性を得るため断面積を大きくする必要が
あり、このためサポートを通じて侵入する熱量が大きく
なる。
に直角の方向の断面積に比例する。しかし平板で構成し
たサポートは剛性を得るため断面積を大きくする必要が
あり、このためサポートを通じて侵入する熱量が大きく
なる。
【0004】本発明の目的は、侵入熱が小さく、取付作
業の容易なサポートを提供することにある。
業の容易なサポートを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、温度が異な
る2点の温度の間に配置したサポートリングから、低温
側の管を繊維状の紐で支持することにより達成する。
る2点の温度の間に配置したサポートリングから、低温
側の管を繊維状の紐で支持することにより達成する。
【0006】
【作用】温度が異なる外管と内管からなる2重管にサポ
ートを配置する場合、外管と内管の間にサポートリング
を設置する。このサポートリングからこの内側にある内
管を繊維状の紐で2箇所以上の部分を引っ張り支持す
る。一方サポートリングは外管内壁面と接触することで
支持される。このため外管内径とサポートリング外径と
の寸法差は小さくして外管とサポートリングのがたを小
さくする。
ートを配置する場合、外管と内管の間にサポートリング
を設置する。このサポートリングからこの内側にある内
管を繊維状の紐で2箇所以上の部分を引っ張り支持す
る。一方サポートリングは外管内壁面と接触することで
支持される。このため外管内径とサポートリング外径と
の寸法差は小さくして外管とサポートリングのがたを小
さくする。
【0007】内管に極低温流体を流した場合、熱変形等
でサポートリングに荷重が作用すると複数箇所の繊維状
の紐の少なくとも1箇所の部分には張力が働き、内管を
支持する。繊維状の紐の断面積は数十分の一平方mmと小
さく、したがってサポートを通じて侵入する熱量を小さ
くすることができる。
でサポートリングに荷重が作用すると複数箇所の繊維状
の紐の少なくとも1箇所の部分には張力が働き、内管を
支持する。繊維状の紐の断面積は数十分の一平方mmと小
さく、したがってサポートを通じて侵入する熱量を小さ
くすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2により
説明する。図1は真空断熱管の長手直角方向の縦断面図
であり、図2は長手方向の横断面図である。液体ヘリウ
ムや液体窒素等の極低温冷媒を輸送する真空断熱管は、
以下の部品によって構成する。長尺の最外管1内は真空
空間であり、最外管1は常温である。最外管1の中央部
には最も温度の低い液体ヘリウムの長尺の極低温の供給
管2,復路の回収管3を配置し、その外側に最外管1の
内壁面から極低温の供給管2,回収管3に侵入する輻射
熱を吸収する長尺の輻射シールド管4、この輻射シール
ド管4を冷却するため輻射シールド管4に一体化された
長尺の液体窒素供給管5,復路の回収管6を配置する。
説明する。図1は真空断熱管の長手直角方向の縦断面図
であり、図2は長手方向の横断面図である。液体ヘリウ
ムや液体窒素等の極低温冷媒を輸送する真空断熱管は、
以下の部品によって構成する。長尺の最外管1内は真空
空間であり、最外管1は常温である。最外管1の中央部
には最も温度の低い液体ヘリウムの長尺の極低温の供給
管2,復路の回収管3を配置し、その外側に最外管1の
内壁面から極低温の供給管2,回収管3に侵入する輻射
熱を吸収する長尺の輻射シールド管4、この輻射シール
ド管4を冷却するため輻射シールド管4に一体化された
長尺の液体窒素供給管5,復路の回収管6を配置する。
【0009】極低温の供給管2,回収管3を囲うように
金属もしくは樹脂製の短尺のサポートリング7を配置す
る。短尺のサポートリング7には、金属もしくは非金属
製の繊維状の紐を通す複数個の孔を設けている。繊維状
の紐を通す方法は、先ず繊維状の紐の一端をサポートリ
ング7の外表面にエポキシ樹脂系の接着剤で固定する。
固定後孔8から供給管2に紐9を渡し供給管2の外側を
回して通し紐10の状態にして再び孔8を通す。その後
サポートリング7の外側を回し、孔11を通し紐12の
状態にして供給管2の外側を回して通し紐13の状態に
して再び孔11を通す。次にサポートリング7の外側を
回し、孔14を通し紐15の状態にして供給管2の外側
を回して通し紐16の状態にして再び孔14を通す。そ
してその端部に張力を加えながら繊維状の紐の最終端を
サポートリング7の外表面にエポキシ樹脂系の接着剤で
固定する。
金属もしくは樹脂製の短尺のサポートリング7を配置す
る。短尺のサポートリング7には、金属もしくは非金属
製の繊維状の紐を通す複数個の孔を設けている。繊維状
の紐を通す方法は、先ず繊維状の紐の一端をサポートリ
ング7の外表面にエポキシ樹脂系の接着剤で固定する。
固定後孔8から供給管2に紐9を渡し供給管2の外側を
回して通し紐10の状態にして再び孔8を通す。その後
サポートリング7の外側を回し、孔11を通し紐12の
状態にして供給管2の外側を回して通し紐13の状態に
して再び孔11を通す。次にサポートリング7の外側を
回し、孔14を通し紐15の状態にして供給管2の外側
を回して通し紐16の状態にして再び孔14を通す。そ
してその端部に張力を加えながら繊維状の紐の最終端を
サポートリング7の外表面にエポキシ樹脂系の接着剤で
固定する。
【0010】このようにして供給管2を3方向からサポ
ートリング7で支持する。同様に、他の繊維状の紐の一
端をサポートリング7の外表面にエポキシ樹脂系の接着
剤で固定する。固定後孔17から回収管3に紐18を渡
し回収管3の外側を回して通し紐19の状態にして再び
孔17を通す。その後、サポートリング7の外側を回
し、孔20を通し紐21の状態にして回収管3の外側を
回して通し紐22の状態にして再び孔20を通す。次
に、サポートリング7の外側を回し、孔23を通し紐2
4の状態にして回収管3の外側を回して通し紐25の状
態にして再び孔23を通す。そしてその端部に張力を加
えながら繊維状の紐の最終端をサポートリング7の外表
面にエポキシ樹脂系の接着剤で固定する。このようにし
て供給管2を3方向からサポートリング7で支持する。
ートリング7で支持する。同様に、他の繊維状の紐の一
端をサポートリング7の外表面にエポキシ樹脂系の接着
剤で固定する。固定後孔17から回収管3に紐18を渡
し回収管3の外側を回して通し紐19の状態にして再び
孔17を通す。その後、サポートリング7の外側を回
し、孔20を通し紐21の状態にして回収管3の外側を
回して通し紐22の状態にして再び孔20を通す。次
に、サポートリング7の外側を回し、孔23を通し紐2
4の状態にして回収管3の外側を回して通し紐25の状
態にして再び孔23を通す。そしてその端部に張力を加
えながら繊維状の紐の最終端をサポートリング7の外表
面にエポキシ樹脂系の接着剤で固定する。このようにし
て供給管2を3方向からサポートリング7で支持する。
【0011】短尺のサポートリング7は、長尺の輻射シ
ールド管4の内壁面の一部に接触させてサポートする。
ールド管4の内壁面の一部に接触させてサポートする。
【0012】一方、一体化された熱シールド体を構成す
る長尺の輻射シールド管4と長尺の液体窒素供給管5,
復路の回収管6を囲うように金属もしくは樹脂製の短尺
のサポートリング26を配置する。短尺のサポートリン
グ26には、繊維状の紐を通す複数個の孔を設けてい
る。繊維状の紐を通す方法は、先ず繊維状の紐の一端を
サポートリング26の外表面にエポキシ樹脂系の接着剤
で固定する。固定後孔27から熱シールド体に紐28を
渡し熱シールド体の外側を回して通し紐29の状態にし
て孔30を通す。その後、サポートリング26の外側を
回し、孔31を通し紐32の状態にして熱シールド体の
外側を回して通し紐33の状態にして再び孔34を通
す。次にサポートリング26の外側を回し、孔35を通
し紐36の状態にして熱シールド体の外側を回して通し
紐37の状態にして再び孔38を通す。そしてその端部
に張力を加えながら繊維状の紐の最終端をサポートリン
グ26の外表面にエポキシ樹脂系の接着剤で固定する。
る長尺の輻射シールド管4と長尺の液体窒素供給管5,
復路の回収管6を囲うように金属もしくは樹脂製の短尺
のサポートリング26を配置する。短尺のサポートリン
グ26には、繊維状の紐を通す複数個の孔を設けてい
る。繊維状の紐を通す方法は、先ず繊維状の紐の一端を
サポートリング26の外表面にエポキシ樹脂系の接着剤
で固定する。固定後孔27から熱シールド体に紐28を
渡し熱シールド体の外側を回して通し紐29の状態にし
て孔30を通す。その後、サポートリング26の外側を
回し、孔31を通し紐32の状態にして熱シールド体の
外側を回して通し紐33の状態にして再び孔34を通
す。次にサポートリング26の外側を回し、孔35を通
し紐36の状態にして熱シールド体の外側を回して通し
紐37の状態にして再び孔38を通す。そしてその端部
に張力を加えながら繊維状の紐の最終端をサポートリン
グ26の外表面にエポキシ樹脂系の接着剤で固定する。
【0013】このようにして熱シールド体を3方向から
サポートリング26で支持する。
サポートリング26で支持する。
【0014】短尺のサポートリング26は、長尺の最外
管1の内壁面の一部に接触させてサポートする。
管1の内壁面の一部に接触させてサポートする。
【0015】最外管1から熱シールド体への伝導による
熱の移動経路は、約300Kの常温の最外管1の内壁面
から短尺のサポートリング26にその接触面を通じ熱が
伝わり、サポートリング26を介して固定した繊維状の
紐28,29,32,33,36,37から約80Kの
液体窒素温度の熱シールド体に熱が伝わる。それぞれの
紐は、熱シールド体の接線方向に渡されているのでその
熱移動距離を長くとれる。また、紐の断面積は非常に小
さくとれるのでサポートを平板で構成するよりも侵入す
る熱量を小さくできる。
熱の移動経路は、約300Kの常温の最外管1の内壁面
から短尺のサポートリング26にその接触面を通じ熱が
伝わり、サポートリング26を介して固定した繊維状の
紐28,29,32,33,36,37から約80Kの
液体窒素温度の熱シールド体に熱が伝わる。それぞれの
紐は、熱シールド体の接線方向に渡されているのでその
熱移動距離を長くとれる。また、紐の断面積は非常に小
さくとれるのでサポートを平板で構成するよりも侵入す
る熱量を小さくできる。
【0016】一方、輻射シールド管4からそれぞれ供給
管2,回収管3への伝導による熱の移動経路は、約80
Kの輻射シールド管4の内壁面から短尺のサポートリン
グ7にその接触面を通じ熱が伝わり、サポートリング7
を介して固定した繊維状の紐9,10,12,13,1
5,16から約4Kの供給管2に、また紐18,19,
21,22,24,25から約4Kの回収管3体に熱が
伝わる。それぞれの紐は、それぞれの管の接線方向に渡
されているのでその熱移動距離を長くとれる。また、紐
の断面積は非常に小さくとれるので本実施例によればサ
ポートを平板で構成するよりも侵入する熱量を小さくで
きる。
管2,回収管3への伝導による熱の移動経路は、約80
Kの輻射シールド管4の内壁面から短尺のサポートリン
グ7にその接触面を通じ熱が伝わり、サポートリング7
を介して固定した繊維状の紐9,10,12,13,1
5,16から約4Kの供給管2に、また紐18,19,
21,22,24,25から約4Kの回収管3体に熱が
伝わる。それぞれの紐は、それぞれの管の接線方向に渡
されているのでその熱移動距離を長くとれる。また、紐
の断面積は非常に小さくとれるので本実施例によればサ
ポートを平板で構成するよりも侵入する熱量を小さくで
きる。
【0017】本発明の他の実施例を図3に示す。本図が
図2と異なる点は、サポートリング7,サポートリング
26の外面の円周にそれぞれの孔に接するそれぞれの溝
39,40を設けた点にある。それぞれの溝39,40
の深さはそれぞれの紐の外径よりも深くし、サポートリ
ング7,サポートリング26を輻射シールド管4,最外
管1内に挿入する際や冷却により熱変形が生じた際に、
それぞれのサポートリングの外面に巻き付けた紐が輻射
シールド管4,最外管1の内壁面に挟まれて切断しない
構造とした所にある。本実施例によれば、サポートリン
グの外面に巻き付けた紐が切断されないので供給管2,
回収管3,輻射シールド管4,液体窒素供給管5や復路
の回収管6を最外管1の内壁面からさらに信頼性高く保
持することができる。
図2と異なる点は、サポートリング7,サポートリング
26の外面の円周にそれぞれの孔に接するそれぞれの溝
39,40を設けた点にある。それぞれの溝39,40
の深さはそれぞれの紐の外径よりも深くし、サポートリ
ング7,サポートリング26を輻射シールド管4,最外
管1内に挿入する際や冷却により熱変形が生じた際に、
それぞれのサポートリングの外面に巻き付けた紐が輻射
シールド管4,最外管1の内壁面に挟まれて切断しない
構造とした所にある。本実施例によれば、サポートリン
グの外面に巻き付けた紐が切断されないので供給管2,
回収管3,輻射シールド管4,液体窒素供給管5や復路
の回収管6を最外管1の内壁面からさらに信頼性高く保
持することができる。
【0018】本発明の他の実施例を図4に示す。本図が
図3と異なる点は、サポートリング7の孔8,11,1
4,17,20,23の代わりにサポートリング7の一
端に開放したスリット41を設け、一方、サポートリン
グ26の孔27,30,31,34,35,38の代わ
りにサポートリング26の一端に開放したスリット42
を設けた所にある。サポートリングの外面の円周のそれ
ぞれの溝39,40は、それぞれのスリットに接する。
本実施例によれば、それぞれのサポートリングと供給管
2,回収管3,輻射シールド管4,液体窒素供給管5,
回収管6の間に紐を巻き付け支持する場合、サポートリ
ングの一端面から紐をスリット41,42に挿入して溝
39,40の底面に沿って巻き付けることができるた
め、孔に通して巻き付ける場合よりも短時間で作業を終
えることができる。したがって、供給管5や復路の回収
管6を最外管1の内壁面からさらに信頼性高く保持する
ことができる。また、供給管2,回収管3,輻射シール
ド管4,液体窒素供給管5,回収管6に巻き付けたそれ
ぞれの紐の全長は長くなるため紐の熱収縮は大きくな
る。この際、スリット41,42があればサポートリン
グの紐巻き付け側の半径方向の剛性小さくなり、紐の熱
収縮量をサポートリングの弾性範囲内でサポートリング
の弾性変形で吸収できる。このため、紐の熱収縮時にこ
の収縮のためにサポートリングや紐が塑性変形し、冷媒
輸送終了後に断熱管を加温する場合、紐が緩んで支持位
置がずれてしまうことがなく、供給管2,回収管3,輻
射シールド管4,液体窒素供給管5や復路の回収管6を
最外管1の内壁面からさらに信頼性高く保持することが
できる。
図3と異なる点は、サポートリング7の孔8,11,1
4,17,20,23の代わりにサポートリング7の一
端に開放したスリット41を設け、一方、サポートリン
グ26の孔27,30,31,34,35,38の代わ
りにサポートリング26の一端に開放したスリット42
を設けた所にある。サポートリングの外面の円周のそれ
ぞれの溝39,40は、それぞれのスリットに接する。
本実施例によれば、それぞれのサポートリングと供給管
2,回収管3,輻射シールド管4,液体窒素供給管5,
回収管6の間に紐を巻き付け支持する場合、サポートリ
ングの一端面から紐をスリット41,42に挿入して溝
39,40の底面に沿って巻き付けることができるた
め、孔に通して巻き付ける場合よりも短時間で作業を終
えることができる。したがって、供給管5や復路の回収
管6を最外管1の内壁面からさらに信頼性高く保持する
ことができる。また、供給管2,回収管3,輻射シール
ド管4,液体窒素供給管5,回収管6に巻き付けたそれ
ぞれの紐の全長は長くなるため紐の熱収縮は大きくな
る。この際、スリット41,42があればサポートリン
グの紐巻き付け側の半径方向の剛性小さくなり、紐の熱
収縮量をサポートリングの弾性範囲内でサポートリング
の弾性変形で吸収できる。このため、紐の熱収縮時にこ
の収縮のためにサポートリングや紐が塑性変形し、冷媒
輸送終了後に断熱管を加温する場合、紐が緩んで支持位
置がずれてしまうことがなく、供給管2,回収管3,輻
射シールド管4,液体窒素供給管5や復路の回収管6を
最外管1の内壁面からさらに信頼性高く保持することが
できる。
【0019】本発明の他の実施例を図5に示す。本図が
図3と異なる点は、サポートリング7の孔8,11,1
4,17,20,23の代わりにサポートリング43の
両端に開放したスリット41を設け、一方、サポートリ
ング26の孔27,30,31,34,35,38の代
わりにサポートリング44の一端に開放したスリット4
2を設けた所にある。サポートリングの両端外面の円周
のそれぞれの溝39,40は、それぞれのスリットに接
する。本実施例によれば、それぞれのサポートリング4
3,44と供給管2,回収管3,輻射シールド管4,液
体窒素供給管5,回収管6の間に紐を巻き付け支持する
場合、サポートリングの両端面から紐をスリット41,
42に挿入して溝39,40の底面に沿って巻き付け、
長手方向の2箇所で支持することができる。このため、
最外管1から輻射シールド管4,液体窒素供給管5,回
収管6の熱シールド体への伝導による熱の移動経路及び
熱シールド体から供給管2,回収管3への伝導による熱
の移動経路は2倍となり侵入する熱量は2倍に増える
が、サポートリングの両端部で熱シールド体および供給
管2,回収管3を支持するので、熱シールド体および供
給管2,回収管3が長手方向軸に対して傾く変形を防止
することができ、さらにセット時の半径方向位置を正確
に保持することができる。
図3と異なる点は、サポートリング7の孔8,11,1
4,17,20,23の代わりにサポートリング43の
両端に開放したスリット41を設け、一方、サポートリ
ング26の孔27,30,31,34,35,38の代
わりにサポートリング44の一端に開放したスリット4
2を設けた所にある。サポートリングの両端外面の円周
のそれぞれの溝39,40は、それぞれのスリットに接
する。本実施例によれば、それぞれのサポートリング4
3,44と供給管2,回収管3,輻射シールド管4,液
体窒素供給管5,回収管6の間に紐を巻き付け支持する
場合、サポートリングの両端面から紐をスリット41,
42に挿入して溝39,40の底面に沿って巻き付け、
長手方向の2箇所で支持することができる。このため、
最外管1から輻射シールド管4,液体窒素供給管5,回
収管6の熱シールド体への伝導による熱の移動経路及び
熱シールド体から供給管2,回収管3への伝導による熱
の移動経路は2倍となり侵入する熱量は2倍に増える
が、サポートリングの両端部で熱シールド体および供給
管2,回収管3を支持するので、熱シールド体および供
給管2,回収管3が長手方向軸に対して傾く変形を防止
することができ、さらにセット時の半径方向位置を正確
に保持することができる。
【0020】本発明の他の実施例を図6に示す。本図が
図4と異なる点は、サポートリング26の代わりにサポ
ートリング45の両端にリングの半径方向外側に凸状の
縁46を設け最外管1の内壁面とサポートリング45の
外周面の隙間をより小さくしてサポートリング45を最
外管1の内壁面で支持する際、セット時の半径方向位置
を正確に保持することができる。さらに、凸状の縁46
の部分に放射状のスリットを設け縁46の部分に弾性を
もたせても同様な効果が生じる。なお、この縁46は全
周に設ける必要はなく外周に数箇所に設けるのみで同様
な効果を生じる。また、この縁46の代わりにサポート
リング45に付加的に設けた例えばサポートリング45
の外周数箇所にねじ孔を設けそれにボルトを差し込み、
ボルト先端が最外管1の内壁面に接触することでサポー
トリング45を支持するようにしても同様な効果を生じ
る。
図4と異なる点は、サポートリング26の代わりにサポ
ートリング45の両端にリングの半径方向外側に凸状の
縁46を設け最外管1の内壁面とサポートリング45の
外周面の隙間をより小さくしてサポートリング45を最
外管1の内壁面で支持する際、セット時の半径方向位置
を正確に保持することができる。さらに、凸状の縁46
の部分に放射状のスリットを設け縁46の部分に弾性を
もたせても同様な効果が生じる。なお、この縁46は全
周に設ける必要はなく外周に数箇所に設けるのみで同様
な効果を生じる。また、この縁46の代わりにサポート
リング45に付加的に設けた例えばサポートリング45
の外周数箇所にねじ孔を設けそれにボルトを差し込み、
ボルト先端が最外管1の内壁面に接触することでサポー
トリング45を支持するようにしても同様な効果を生じ
る。
【0021】また、上記の全実施例では断熱管を構成す
る管が直管の場合を示しているが、断熱管を構成する管
がベロー管である場合であっても同様な効果を生じる。
る管が直管の場合を示しているが、断熱管を構成する管
がベロー管である場合であっても同様な効果を生じる。
【0022】また、上記の全実施例では断熱容器が冷却
冷媒を輸送する断熱管である場合を示したが、断熱容器
が冷却冷媒を貯蔵する極低温貯蔵容器である場合であっ
ても同様な効果を生じる。
冷媒を輸送する断熱管である場合を示したが、断熱容器
が冷却冷媒を貯蔵する極低温貯蔵容器である場合であっ
ても同様な効果を生じる。
【0023】また、上記の実施例では断熱容器の最外管
内の断熱空間を真空空間で構成した場合を示したが、断
熱空間を例えばパーライト充填空間の様な熱伝導率の小
さな物質を充填した空間で構成する場合であっても同様
な効果を生じる。
内の断熱空間を真空空間で構成した場合を示したが、断
熱空間を例えばパーライト充填空間の様な熱伝導率の小
さな物質を充填した空間で構成する場合であっても同様
な効果を生じる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、温度が異なる2点の温
度の間に配置したサポートリングから、低温側の管を繊
維状の紐で支持することができるので、侵入熱が小さ
く、かつ高い信頼性で支持でき、取付作業の容易なサポ
ートを提供することができる。
度の間に配置したサポートリングから、低温側の管を繊
維状の紐で支持することができるので、侵入熱が小さ
く、かつ高い信頼性で支持でき、取付作業の容易なサポ
ートを提供することができる。
【図1】本発明の一実施例のサポート構造を説明する断
熱管の縦断面図。
熱管の縦断面図。
【図2】本発明の一実施例のサポート構造を説明する断
熱管の横断面図。
熱管の横断面図。
【図3】本発明の第二の実施例のサポート構造の説明
図。
図。
【図4】本発明の第三の実施例のサポート構造の説明
図。
図。
【図5】本発明の第四の実施例のサポート構造の説明
図。
図。
【図6】本発明の第五の実施例のサポート構造の説明
図。
図。
1…最外管、2…液体ヘリウム供給管、3…回収管、4
…輻射シールド管、5…液体窒素供給管、6…回収管、
7,26,43,44…サポートリング、9,10,1
2,13,15,16,18,19,21,22,2
4,25,28,29,32,33,36,37…紐、
39,40…溝、41,42…スリット、46…縁。
…輻射シールド管、5…液体窒素供給管、6…回収管、
7,26,43,44…サポートリング、9,10,1
2,13,15,16,18,19,21,22,2
4,25,28,29,32,33,36,37…紐、
39,40…溝、41,42…スリット、46…縁。
Claims (6)
- 【請求項1】内部に真空等の断熱空間を有する容器の最
外体の前記断熱空間に、最外体よりも温度が低い極低温
冷媒を移送もしくは貯蔵する容器の極低温体を少なくと
も1個有する真空断熱容器において、前記最外体の内面
からもしくは前記内面で支持されたサポートを設け、前
記サポートから紐状の支持体で前記極低温体を支持した
ことを特徴とする断熱容器。 - 【請求項2】請求項1において、前記サポートから紐状
の支持体で複数の極低温体を支持した断熱容器。 - 【請求項3】請求項1において、前記サポートから紐状
の支持体で前記極低温体の長手方向に複数箇所で極低温
体を支持した断熱容器。 - 【請求項4】請求項1において、前記サポートの外周部
の少なくとも複数箇所に凸状の支持縁を設けた断熱容
器。 - 【請求項5】請求項1において、前記サポートの外周部
に紐状の支持体を巻き付ける溝を設けた断熱容器。 - 【請求項6】請求項1において、前記サポートの外周部
に紐状の支持体の装着スリットを設けた断熱容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004679A JPH08193690A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 断熱容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7004679A JPH08193690A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 断熱容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08193690A true JPH08193690A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11590587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7004679A Pending JPH08193690A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 断熱容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08193690A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115425485A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-12-02 | 陕西华通机电制造有限公司 | 一种高电压同轴绝缘支撑部件和高压信号轴 |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP7004679A patent/JPH08193690A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115425485A (zh) * | 2022-09-01 | 2022-12-02 | 陕西华通机电制造有限公司 | 一种高电压同轴绝缘支撑部件和高压信号轴 |
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