JPH08194624A - 実行形式プログラム作成方法 - Google Patents

実行形式プログラム作成方法

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JPH08194624A
JPH08194624A JP7007077A JP707795A JPH08194624A JP H08194624 A JPH08194624 A JP H08194624A JP 7007077 A JP7007077 A JP 7007077A JP 707795 A JP707795 A JP 707795A JP H08194624 A JPH08194624 A JP H08194624A
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JP
Japan
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loop
array
program
range
value
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JP7007077A
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English (en)
Inventor
Sadao Kurosawa
定夫 黒沢
Fumiharu Oogoshi
文晴 大越
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実行形式プログラムの作成方法に関し,添字
範囲チェックもしくは未定義変数チェック等を高速に処
理できるようにすることを目的とする。 【構成】 ソースプログラムの翻訳部と翻訳されたプロ
グラムを検査する検査手段を備える実行形式プログラム
作成手段により,プログラム検査可能な実行形式プログ
ラムを作成する方法において,翻訳部は,ソースプログ
ラムを解析して中間テキストを生成し,中間テキストに
おいて繰り返し処理を求め,該繰り返し処理の開始値も
しくは終了値のみで検査可能な該要素の検査手段は繰り
返し処理の外に設ける構成を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は,ソースプログラムをコンパイル
して生成される実行形式プログラムの作成方法に関し,
特に,配列等の添字範囲の検査もしくは未定義配列,未
定義変数等の検査を高速に処理する実行形式プログラム
作成方法に関する。
【0002】FORTRAN等の高級プログラム言語
は,コンパイラにより生成された中間テキストに対し
て,処理で使用される配列要素が,定義された配列の大
きさの範囲内にあるかないかの検査をする添字範囲チェ
ック(FORTRANでは一般的にSUBCHKでサポ
ートされている),もしくは配列または変数が定義され
ないで代入文の右辺やWRITE文の出力並びに記述さ
れているかいないかをチェックする未定義変数チェック
(FORTRANでは一般的にUNDEFにおいてサポ
ートされている)ができるようになっている。
【0003】ソースプログラムにDOループのような繰
り返し処理で使用される配列要素,変数等に対して添字
チェック,未定義チェックを行う場合には,DOループ
の中にSUBCHK,UNDEF等が組み込まれるた
め,実行時のプログラム検査に長時間を必要とした。
【0004】本発明は,添字範囲チェックもしくは未定
義変数チェック等を高速に処理できる実行形式プログラ
ムを提供する。
【0005】
【従来の技術】図9は従来技術の説明図1であって,F
ORTRAN77の場合を示す。図9において,200
はソースプログラムの例であって,DOループの記述で
ある。
【0006】201はコンパイルにより生成される命令
列であって,ソースプログラム200に対してSUBC
HK,UNDEFを指定して配列の添字範囲チェック,
未定義変数チェックをするようにコンパイルした場合に
生成される実行形式プログラムである。
【0007】図10は従来の技術の説明図2である。図
10はDOループで使用される配列のパラメータリスト
を示す。220はパラメータリストであって,配列の名
前のポインタ,配列A(Aは配列名)の宣言部(配列の
最小値が1,最大値が100であることを示す)および
添字式の値(I)が格納される領域により構成される。
添字式の値Iは,1から100までの値である。それ以
外なら実行時にエラーとなる。
【0008】221は,配列Aの名前の領域であり,パ
ラメータリスト220の配列の名前のポインタで指定さ
れる領域である。配列を割り付ける領域のポインタを持
つ。222は配列Aの割り付け領域であって,配列の名
前Aの領域221のポインタで指定される領域である。
【0009】図9のプログラムの動作の説明をする。ソ
ースプログラム200のDOループの記述に対して,S
UBCHK,UNDEFを指定してコンパイルすると実
行形式プログラム201が作成される。
【0010】CALL SUBCHK(A(I))等は
SUBCHKを呼び出す命令である。CALL UND
EF(B(I))等はUNDEFを呼び出す命令であ
る。t1はコンパイラにより生成されるテンポラリであ
る。
【0011】実行形式プログラム201を実行すると,
DOループの処理のI=1〜50において,Iの取る各
値毎にA(I),B(I),C(I)が定義されたAの
配列1〜100,Bの配列1〜100,Cの配列1〜1
00の範囲にあるかないかがSUBCHKで検査され
る。また,演算式A=B+Cの右辺のB,Cが定義され
た範囲のものであるかどうかがUNDEFにおいて検査
される。そして,SUBCHKでは添字が定義範囲外
(例えば,配列(101)等)の配列が生成されたり,
もしくはUNDEFでは未定義の配列要素名や変数名が
代入文の右辺に存在したり,未定義でWRITE文の出
力並びに使用されたりしているとエラーとして扱われ,
実行時にエラーメッセージが出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の添字範囲チェッ
ク,未定義変数チェックは,例えばDOループ等の繰り
返し処理で使用される配列要素,変数を検査する場合,
DOループの中に検査手段が組み込まれる。そのため,
DOループで順次指定される配列要素毎に定義範囲と比
較していたので,実行処理に長時間を要した。
【0013】本発明は,DOループに含まれる配列要素
の添字範囲チェック(SUBCHK),未定義の配列要
素名(A(I),B(I),C(I)等)や変数名又は
配列要素の検査(UNDEF)を高速に処理できる実行
形式プログラムの作成方法を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は,DOループに
含まれる配列要素の添字範囲チェック,未定義の配列要
素や変数のチェックをDOループの外に設けることによ
り,添字範囲チェック,未定義の配列要素や変数チェッ
クを高速に行うことができるようにした。
【0015】図1の本発明の基本構成を説明する前に,
図11(本発明の技術の説明図)により本発明の添字式
について説明する。図11において,230はパラメー
タリストである。図10のパラメータリストとの違い
は,DOループの開始値,終了値,増分値を添字式の値
部に持つ点である。
【0016】231は配列Aの名前の領域である。23
2は配列Aの割り付け領域でる。図1は本発明の基本構
成を示す。
【0017】図1において,1はソースプログラムであ
って,DOループ等の繰り返し処理を含むものである。
【0018】2は処理の要素Aの定義(定義範囲)の記
述を表す。3は要素Aを含む繰り返し処理の記述を表す
(DOループ等の開始値,終了値等を含む)。
【0019】10は翻訳部であって,ソースプログラム
1を実行形式プログラムに翻訳(コンパイル)するもの
である。11は中間テキスト生成部であって,翻訳され
た中間テキストを作成するものである。
【0020】12は繰り返し情報テーブル作成部であっ
て,繰り返し処理の開始値,終了値等を含む繰り返し情
報テーブルを作成するものである。13は繰り返し情報
テーブルである。
【0021】14は検査手段挿入命令作成部であって,
検査手段保持部15から検査手段を呼び込む命令を作成
するものである。15は検査手段保持部であって,添字
範囲チェック,未定義の配列要素や変数チェック等の検
査プログラムを保持するものである。
【0022】16は実行形式プログラム作成部であっ
て,複数の中間テキストを結合したり,検査手段を中間
テキストに組み込むものである。21は検査手段であっ
て,配列の定義範囲検査等の繰り返し処理の開始値,終
了値及び増分値で検査できるものである(例えば,SU
BCHK)。あるいは,初期値(デフォルト値)と比較
することにより検査できる未定義配列要素や変数チェッ
ク等(例えば,UNDEF)を行うものである。
【0023】22は繰り返し処理の実行形式プログラム
である。23は繰り返し情報保持部であって,繰り返し
情報テーブル13から取り込んだ繰り返し情報を保持す
るものである。
【0024】
【作用】図1の本発明の基本構成の動作を説明する。翻
訳部10はソースプログラム1を入力する。そして,中
間テキスト生成部11はソースプログラム1を翻訳し,
中間テキストを作成する。その際,繰り返し情報テーブ
ル作成部12は中間テキストに含まれるDOループ等の
繰り返し処理を求め,その記述から繰り返し処理の開始
値,終了値等を含む繰り返し情報テーブル13を作成す
る。さらに,検査手段挿入命令作成部14は検査手段を
中間テキストに挿入するための命令を作成する。その
時,繰り返し要素で使用される配列要素に加算,乗算等
の演算子が含まれていなければ,繰り返し処理の外に検
査手段を配置する。
【0025】実行形式プログラム作成部16は,複数の
中間テキストを結合し,検査手段挿入命令に基づいて検
査手段保持部15から検査手段を取り出し,指定された
箇所に検査手段を挿入し,実行形式プログラムを作成す
る。
【0026】実行形式プログラム20を実行させると,
検査手段21は,繰り返し情報保持部23に含まれる繰
り返し処理の開始値と終了値を参照し,実行処理におい
て生成される配列の範囲が定義された範囲内にあるかな
いかを判定する,また,未定義変数の検査も変数定義の
初期値(変数のデフォルト値)の変更の有無に基づいて
判定する。さらに,繰り返し処理の実行形式プログラム
22等のプログラムが実行される。検査手段21の検査
の判定結果によりエラーが判定された場合には,エラー
を表示する。
【0027】本発明によれば,DOループ等の繰り返し
処理に含まれる配列要素,変数等の検査を高速に処理で
きるようになる。以下,本発明についてFORTRAN
のDO文(ループ)を例として説明するが,本発明はF
ORTRAN90のWHERE文によるループ,C言語
のFOR文等の他の言語もしくは繰り返し処理に対して
も適用できるものである。
【0028】
【実施例】図2は本発明の実行形式プログラム作成手段
の実施例構成を示す。図2において,1はソースプログ
ラムである。
【0029】5は実行形式プログラム作成手段である
(一般的にコンバイラと呼ばれているものである)。1
6は実行形式プログラム作成部である(一般的に結合編
集処理と呼ばれている処理を行うものである)。
【0030】20は実行形式プログラム(ロードモジュ
ール)である。30は構文解析部であって,ソースプロ
グラムの字句解析,構文解析を行い,中間テキストを作
成するものである。また,DOループを含む中間テキス
トにフラグを付加する(フラグのかわりに入れ子(NE
ST)を指示するものでも良い)。そして,構文解析部
において,DOループ情報作成部(図1の繰り返し情報
テーブル作成部に相当する)はフラグもしくは入れ子の
識別子(NEST)によりDOループを識別し,DOル
ープ情報テーブルを作成する。
【0031】31は意味解析部であって,中間テキスト
の意味解析(演算子,代入文の識別等)を行い,範囲S
UBCHK(配列要素の範囲検査をDOループの外にお
いて配列要素の検査をする手段)か要素SUBCHK
(配列要素の範囲検査をDOループの中において検査す
る手段(従来のSUBCHK))を挿入する命令を作成
するものである。UNDEFについても同様であり,範
囲UNDEF(DOループの外において未定義かどうか
を一括してチェックする手段)をDOループ文の外に配
置するか要素UNDEF(従来のUNDEFに同じ)を
DOループ文の中に作成する。(以後,範囲SUBCH
Kと要素SUBCHKについて説明するが,範囲UND
EF,要素UNDEFについても同様であるので省略す
る)。
【0032】32は,番地割付け部であって,変数,定
数,配列等に領域(番地)を割りつけるものである。ま
た,DOループで使用される配列のパラメータリスト
(図1の繰り返し情報保持部に保持された情報に相当す
る)を作成し,番地を割り付けるものである。
【0033】(図1の中間テキスト生成部,繰り返し情
報テーブル作成部は構文解析部30,意味解析部31を
合わせた構成の中に含まれる)。33はコード生成部
(図1の検査手段挿入命令作成部に相当する)であっ
て,レジスタの割り付けと中間テキストをハード命令
(機械語の命令)に変換するものである。また,範囲S
UBCHKと要素SUBCHKの中間テキストからそれ
ぞれの検査手段を持つライブラリ呼出し命令を作成する
ものである。
【0034】34はライブラリ(図1の検査手段保持部
に相当する)であり,範囲SUBCHK,要素SUBC
HKの機能を持ち,結合編集時に結合される。図3は構
文解析部の実施例を示す。
【0035】図3において,30は構文解析部である。
40は中間テキスト作成部である。
【0036】41,42,43は,それぞれ中間テキス
ト作成部40で作成された中間テキスト1,中間テキス
ト2,DOループ中間テキスト43である。44はDO
ループの中間テキストを表し,フラグを持つものであ
る。フラグの代わりNEST(入れ子の識別子)を持た
せるようにしても良い。
【0037】50はDOループ情報テーブルであって,
次のDOループ情報テーブル51を示すNEXT,DO
ループの開始値,終了値,増分値を持つ定数テーブルを
指定するデータ,DOループ文の先頭シーケンス番号,
DOループ文の最終シーケンス番号を持つものである
(DOループ文の先頭シーケンス番号と最終シーケンス
番号については図1のソースプログラム1参照)。DO
ループ文の先頭シーケン番号と最終シーケンス番号によ
りDOループ文の範囲を検出する。
【0038】51は次のDOループ情報テーブルであ
る。52は定数テーブルであって,DOループ情報テー
ブル50で指定された開始値,終了値,増分値(標準は
1)を持つものである。
【0039】図4は本発明の意味解析部の実施例であ
る。図4において,31は意味解析部である。
【0040】60はSUBCHK設定手段である。61
は範囲SUBCHK(配列要素の範囲検査をDOループ
文の外において配列要素の検査をする手段)か要素SU
BCHK(配列要素の範囲検査をDOループ部の中にお
いて検査する手段)を挿入する命令を作成するか判定す
るものである。
【0041】62はSUBCHK挿入命令作成部であっ
て,範囲SUBCHKを必要とする箇所に範囲SUBS
HKを呼び出す命令を作成し,要素SUBCHKを必要
とする箇所に要素SUBCHKを呼び出す命令を作成す
るものである。
【0042】63は中間テキストであって,意味解析部
で生成された中間テキストを表す。64は範囲SUBC
HKの挿入命令である。65はDOループ処理開始行の
記述を表す。
【0043】66は要素SUBCHK挿入命令である。
67はDOループ処理終了行の記述を表す。図4の構成
において,SUBCHK挿入命令作成部は,DOループ
の中間テキストの添字式が単純式(例えば,変数だけか
定数だけで構成された場合)であるかないかを判定し,
単純式であれば,範囲SUBCHKがDOループの外に
配置されるように範囲SUBCHKを取り出す命令を作
成する。また,SUBCHK挿入命令作成部は,DOル
ープの中間テキストの添字式が複雑であれば,要素SU
BCHKがDOループの中に配置されるように要素SU
BCHKを取り出す命令を作成する。
【0044】中間テキスト63はそのようにして配置さ
れた範囲SUBCHKと要素SUBCHKの配置を示
す。範囲SUBCHKはDOループの外に配置され,要
素SUBCHKはDOループの中に配置される。
【0045】図5は本発明のソースプログラムと中間テ
キストの例を示す。図5において,1はソースプログラ
ムの例であって,DOループの記述である。
【0046】70は中間テキストであって,SUBCH
Kを指定されてソースプログラム1を翻訳したものであ
る。71は範囲SUBCHK(HSUBCHK)の呼び
出し命令の挿入である。
【0047】72は要素SUBCHK(YSUBCH
K)の呼び出し命令の挿入である。配列A(I),C
(I)の配列の添字範囲検査は要素に演算子が含まれて
いないので範囲SUBCHKの呼び出し命令「CALL
HSUBCHK(A,1,100,1,50,
1)」,「CALL HSUBCHK(C,1,10
0,1,50,1 )」により繰り返し処理の外に配置
されるように配置する(厳密には,命令は属性,次元数
も含むが,本説明では省略する)。
【0048】配列B(I)のSUBCHKは配列Bの添
字式(I+1)が単純式でないので要素SUBCHKの
呼び出し命令「CALL YSUBCHK(B,1,1
00,t1)」により繰り返し処理の中に配置されるよ
うにする。
【0049】図6は本発明の実行形式プログラム作成手
段の実施例のフローチャートである。 S1 ソースプログラムを入力する。
【0050】S2 構文解析部はソースプログラムの字
句解析,構文解析を行い,中間テキストを作成する。そ
して,DOループにフラグもしくは入れ子の識別子(N
EST)を付加する。
【0051】S3 構文解析部はDOループ情報テーブ
ルを作成する。 S4 意味解析部は構文解析部の作成した中間テキスト
を元に意味解析をする。
【0052】S5,S6 意味解析部は,実行形式プロ
グラムにSUBCHK,UNDEFを組み込む指定がユ
ーザによりなされているか判定する。SUBCHK,U
NDEFの指定があればS7に進み,なければS10に
進む。
【0053】S7 DOループの中間テキストの繰り返
し要素が単純式であるかないかを判定する。単純式であ
ればS8に進み,単純式でなければS9に進む。 S8 意味解析部はDOループの外に範囲SUBCH
K,(および/もしくは範囲UNDEF)の呼び出し命
令を挿入する。必要により,範囲UNDEFの呼び出し
命令も挿入する。あるいは,範囲SUBCHKでなく,
範囲UNDEFを呼び出す命令のみでも良い。
【0054】S9 意味解析部はDOループの中に要素
SUBCHK,(および/もしくは要素UNDEF)の
呼び出し命令を挿入する。必要により,要素UNDEF
の呼び出し命令も挿入する。あるいは,要素SUBCH
Kでなく,要素UNDEFを呼び出す命令のみでも良
い。
【0055】S10 番地割り付け部は変数,定数,配
列に番地(領域)を割付ける。 S11 DOループで使用される配列のパラメータリス
トを作成し,番地を割り付ける。このとき,DOループ
情報テーブルより,DOループの開始値,終了値,増分
等のパラメータを取り込む。
【0056】S12 未定義配列,未定義変数を検出す
るための初期値を要素に設定する。 S13 レジスタ割り付けを行い,中間テキストをハー
ド命令に変換する。 S14 範囲SUBCHKと要素SUBCHKの中間テ
キストからそれぞれの検査手段をもつライブラリ呼び出
し命令を作成する。
【0057】例は,その命令列の例を示す。「LA
1,パラメータリスト」はパラメータリストをレジスタ
1に設定する命令である。「L 15,=V(範囲SU
BCHK)」は範囲SUBCHK名の検査手段のあるア
ドレスをレジスタ15に設定する命令である。「BAL
R 14,15」はレジスタ15に設定されているアド
レスに分岐し,その処理を終了したらレジスタ14に設
定されているアドレスに戻ることを指示する命令であ
る。
【0058】DCは16進数(X)の長さ(L)が1バ
イトの「属性」と「次元数」をパラメータリストに設定
することを指示する命令である。 S15 実行形式プログラム作成部は各中間テキストを
結合編集する。このとき,範囲SUBCHK,要素SU
BCHKを中間テキストに組み込む。
【0059】S16 実行形式プログラムを出力する。 以後,範囲SUBCHK,要素SUBCHK,範囲UN
DEF,要素UNDEFの含まれている実行形式プログ
ラムを実行する。その時,範囲SUBCHKはDOルー
プの開始値と終了値をそれぞれ配列定義の最小数と最大
数と比較する。DOループの開始値が配列の最小値より
大きく,DOループの終了値が配列定義の最大値より小
さければ,DOループで生成される配列は正しいと判定
する。
【0060】例えば,図5のソースプログラム1の場
合,DOループの開始値が1であり,終了値が50であ
るから配列の定義の最小値A(1)とA(100)の範
囲にあるから正しいとされる。しかし,DOループの初
期値がI=0とされているとすると配列の最小値はA
(1)であるからエラーとされる。また,DOループの
終了値が101とされているとすると,配列の最大値は
A(100)であるので配列定義の範囲外となりエラー
とされる。
【0061】また,範囲UNDEFチェックは配列もし
くは変数の初期値(デフォルト)は常識的には使用され
ないような数値としておくことにより,配列もしくは変
数が定義されれば,数値が変更されるので,その配列も
しくは変数の初期により未定期配列,変数の有無の検査
(UNDEF)を行うことができる。また,範囲UND
EFで配列の添字の範囲については範囲SUBCHKと
同様にDOループの初期値と終了値を配列定義の最小値
と最大値と比較することにより行う。
【0062】そのようにしてエラーのない実行形式プロ
グラムが作成されたら,検査無しを指定して再度コンパ
イルすることにより検査手段を含まない実行形式プログ
ラムを作成する。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば,DOループ等の繰り返
し処理に含まれる配列要素,変数等の検査を高速に処理
できるようになる。そのため,コンパイルを能率的に行
うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の実行形式プログラム作成手段の実施例
構成を示す図である。
【図3】本発明の構文解析部の実施例を示す図である。
【図4】本発明の意味解析部の実施例を示す図である。
【図5】本発明のソースプログラムと中間テキストの例
を示す図である。
【図6】本発明の実施例の実行形式プログラム作成手段
のフローチャートを示す図である。
【図7】本発明の実施例の実行形式プログラム作成手段
のフローチャートを示す図である。
【図8】本発明の実施例の実行形式プログラム作成手段
のフローチャートを示す図である。
【図9】従来の技術の説明図1である。
【図10】従来の技術の説明図2である。
【図11】本発明の技術の説明図である。
【符号の説明】
1:ソースプログラム 2:処理の要素Aの定義(定義範囲) 3:要素Aを含む繰り返し処理(開始値,終了値) 10:翻訳部 11:中間テキスト生成部 12:繰り返し情報テーブル作成部 13:繰り返し情報テーブル 14:検査手段挿入命令作成部 15:検査手段保持部 16:実行形式プログラム作成部 20:実行形式プログラム 22:繰り返し処理の実行形式プログラム 23:繰り返し情報保持部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースプログラムの翻訳部と翻訳された
    プログラムを検査する検査手段を備える実行形式プログ
    ラム作成手段により,プログラム検査可能な実行形式プ
    ログラムを作成する方法において,翻訳部は,ソースプ
    ログラムを解析して中間テキストを生成し,中間テキス
    トにおいて繰り返し処理を求め,該繰り返し処理の開始
    値もしくは終了値のみで検査可能な該要素の検査手段は
    繰り返し処理の外に設けることを特徴とする実行形式プ
    ログラム作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,単純な式であるかな
    いかを判定し,単純な式であれば該検査手段を繰り返し
    処理の外に挿入し,単純式でなければ検査手段を繰り返
    し処理の内部に挿入し,繰り返し処理の内部に挿入され
    た検査手段は繰り返し処理毎に該要素に対して検査を行
    うものであることを特徴とする実行形式プログラム作成
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において,繰り返し
    処理はDOループであり,DOループの開始値と終了値
    を含む情報テーブルを作成し,該要素は配列要素であ
    り,繰り返し処理の外に設けられた検査手段は該情報テ
    ーブルの開始値および終了値をそれぞれ配列定義の最小
    値および最大値と比較しDOループで処理される配列の
    添字範囲が定義された配列の添字範囲の中に含まれるも
    のであるかないかを検査するものであることを特徴とす
    る実行形式プログラム作成方法。
  4. 【請求項4】 請求項1もしくは2において,繰り返し
    処理で使用される要素は代入文の右辺に代入する配列も
    しくは変数,もしくはWRITE文の出力並びの記述で
    あり,検査手段はその定義範囲もしくは定義の有無を検
    査するものであることを特徴とする実行形式プログラム
    作成方法。 【産業上の利用分野】
JP7007077A 1995-01-20 1995-01-20 実行形式プログラム作成方法 Pending JPH08194624A (ja)

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