JPH08194822A - 移動物体検知装置及びその方法 - Google Patents
移動物体検知装置及びその方法Info
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- JPH08194822A JPH08194822A JP7007446A JP744695A JPH08194822A JP H08194822 A JPH08194822 A JP H08194822A JP 7007446 A JP7007446 A JP 7007446A JP 744695 A JP744695 A JP 744695A JP H08194822 A JPH08194822 A JP H08194822A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自律移動車、知能作業ロボット、画像監視等
の分野に用いられる移動物体検知装置に関するものであ
り、高速かつ安定に移動物体検知を行う。 【構成】 観測された画像中の局所領域毎の動きベクト
ルであるオプティカルフローを抽出するオプティカルフ
ロー抽出部1と、抽出したオプティカルフローからこの
オプティカルフローを延長した直線の交点であるFOE
を計算するFOE計算部2と、計算したFOEの時間的
位置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変化
量以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物体
検知部3とよりなる。
の分野に用いられる移動物体検知装置に関するものであ
り、高速かつ安定に移動物体検知を行う。 【構成】 観測された画像中の局所領域毎の動きベクト
ルであるオプティカルフローを抽出するオプティカルフ
ロー抽出部1と、抽出したオプティカルフローからこの
オプティカルフローを延長した直線の交点であるFOE
を計算するFOE計算部2と、計算したFOEの時間的
位置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変化
量以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物体
検知部3とよりなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自律移動車、知能作業
ロボット、画像監視等の分野に用いられる移動物体検知
装置及びその方法に関する。
ロボット、画像監視等の分野に用いられる移動物体検知
装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集積化技術の進歩によるTVカメ
ラなどの画像センサや処理プロセッサの小型化、高機能
化に伴い、TVカメラをセンサとして利用する自律移動
車、知能作業ロボット、高度画像監視などの研究が活発
に行われており、実用化が強く望まれている。
ラなどの画像センサや処理プロセッサの小型化、高機能
化に伴い、TVカメラをセンサとして利用する自律移動
車、知能作業ロボット、高度画像監視などの研究が活発
に行われており、実用化が強く望まれている。
【0003】これら自律移動車、知能作業ロボット、画
像監視装置等のシステムを構築する際、時々刻々変化す
る画像を処理し、移動する物体を高速かつ安定に検出す
る移動体検出装置が不可欠となる。
像監視装置等のシステムを構築する際、時々刻々変化す
る画像を処理し、移動する物体を高速かつ安定に検出す
る移動体検出装置が不可欠となる。
【0004】従来は、固定カメラ等の静止した観測系か
ら、画像差分、閾値処理により侵入した物体の領域を検
出する手法が一般的であった。しかし、この手法では自
律移動車等のように観測系が移動する場合、背景全体も
変化するため、移動物体領域を背景から安定に分離・検
出できないという問題点があった。
ら、画像差分、閾値処理により侵入した物体の領域を検
出する手法が一般的であった。しかし、この手法では自
律移動車等のように観測系が移動する場合、背景全体も
変化するため、移動物体領域を背景から安定に分離・検
出できないという問題点があった。
【0005】画像から動きの情報を直接検出する技術
は、画像情報処理技術におけるオプティカルフロー抽出
の問題として活発に研究されている。このオプティカル
フローは3次元空間における動きが画像平面上に投影さ
れたものであり、画像中の局所領域毎の動きベクトルと
して求められるため、上記の変化検出手法に対し移動物
体・背景分離が安定に行うことができるという利点があ
った。
は、画像情報処理技術におけるオプティカルフロー抽出
の問題として活発に研究されている。このオプティカル
フローは3次元空間における動きが画像平面上に投影さ
れたものであり、画像中の局所領域毎の動きベクトルと
して求められるため、上記の変化検出手法に対し移動物
体・背景分離が安定に行うことができるという利点があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、観測系
が移動する場合には、この動きにより背景領域も動きを
生ずるため、移動物体が出現した場合の検知が簡便に行
えないという問題点があった。
が移動する場合には、この動きにより背景領域も動きを
生ずるため、移動物体が出現した場合の検知が簡便に行
えないという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の移動物体検知に関わる問
題点を解決し、高速かつ安定に移動物体検知を行う装置
及び方法を提供することを目的としている。
題点を解決し、高速かつ安定に移動物体検知を行う装置
及び方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の移動物体検
知装置は、移動しながら採った画像を観測する移動観測
手段と、この移動観測手段によって観測された画像中の
観測対象の動きを示す動きベクトルを複数抽出する動き
ベクトル抽出手段と、この動きベクトル抽出手段によっ
て抽出した複数の動きベクトルを延長し、これら延長し
た動きベクトルが集中する点を求める集中点計算手段
と、この集中点計算手段によって計算した集中点の時間
的位置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変
化量以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物
体検知手段とよりなる。
知装置は、移動しながら採った画像を観測する移動観測
手段と、この移動観測手段によって観測された画像中の
観測対象の動きを示す動きベクトルを複数抽出する動き
ベクトル抽出手段と、この動きベクトル抽出手段によっ
て抽出した複数の動きベクトルを延長し、これら延長し
た動きベクトルが集中する点を求める集中点計算手段
と、この集中点計算手段によって計算した集中点の時間
的位置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変
化量以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物
体検知手段とよりなる。
【0009】第2の発明の移動物体検知装置は、移動し
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段と、この
オプティカルフロー抽出手段によって抽出した複数のオ
プティカルフローを延長した直線の交点であるFOEを
計算するFOE計算手段と、このFOE計算手段によっ
て計算したFOEの時間的位置変化を解析して、この時
間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物体が存
在すると判断する移動物体検知手段とよりなる。
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段と、この
オプティカルフロー抽出手段によって抽出した複数のオ
プティカルフローを延長した直線の交点であるFOEを
計算するFOE計算手段と、このFOE計算手段によっ
て計算したFOEの時間的位置変化を解析して、この時
間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物体が存
在すると判断する移動物体検知手段とよりなる。
【0010】第3の発明の移動物体検知装置は、移動し
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段が観測した画像において移動物体が出現しない
時点の画像を蓄積する画像蓄積手段と、この画像蓄積手
段により蓄積された画像群から時間的に推移する方向に
対して水平な断面を抽出する時間断面抽出手段と、この
時間断面抽出手段により抽出された断面から直線を検出
し、この交点であるFOEを計算するFOE検出手段
と、このFOE検出手段によって計算したFOEの時間
的位置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変
化量以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物
体検知手段とよりなる。
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段が観測した画像において移動物体が出現しない
時点の画像を蓄積する画像蓄積手段と、この画像蓄積手
段により蓄積された画像群から時間的に推移する方向に
対して水平な断面を抽出する時間断面抽出手段と、この
時間断面抽出手段により抽出された断面から直線を検出
し、この交点であるFOEを計算するFOE検出手段
と、このFOE検出手段によって計算したFOEの時間
的位置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変
化量以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物
体検知手段とよりなる。
【0011】第4の発明の移動物体検知装置は、移動し
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中の観測対象の動きを
示す動きベクトルを複数抽出する動きベクトル抽出手段
と、前記画像中において小領域を設定する領域設定手段
と、この領域設定手段によって設定された小領域に含ま
れる複数の動きベクトルを前記動きベクトル抽出手段か
ら抽出し、この抽出した複数の動きベクトルを延長し、
これら延長した動きベクトルが集中する点を求める小領
域内集中点を推定する集中点推定手段と、この集中点推
定手段によって推定された小領域内集中点からその小領
域における推定残差を計算する小領域推定残差計算手段
と、この小領域推定残差計算手段によって計算された推
定残差から移動体を検出する移動体検出手段とよりな
る。
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中の観測対象の動きを
示す動きベクトルを複数抽出する動きベクトル抽出手段
と、前記画像中において小領域を設定する領域設定手段
と、この領域設定手段によって設定された小領域に含ま
れる複数の動きベクトルを前記動きベクトル抽出手段か
ら抽出し、この抽出した複数の動きベクトルを延長し、
これら延長した動きベクトルが集中する点を求める小領
域内集中点を推定する集中点推定手段と、この集中点推
定手段によって推定された小領域内集中点からその小領
域における推定残差を計算する小領域推定残差計算手段
と、この小領域推定残差計算手段によって計算された推
定残差から移動体を検出する移動体検出手段とよりな
る。
【0012】第5の発明の移動物体検知装置は、移動し
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中の観測対象の動きを
示す動きベクトルを抽出する動きベクトル抽出手段と、
前記画像中において小領域を設定する領域設定手段と、
この領域設定手段によって設定された小領域に含まれる
複数の動きベクトルを前記動きベクトル抽出手段から読
出し、この読出した複数の動きベクトルを延長し、これ
ら延長した動きベクトルが集中する点を求める小領域内
集中点を推定する集中点推定手段と、この集中点推定手
段によって推定された小領域内集中点からその小領域に
おける推定残差を計算する小領域推定残差計算手段と、
この小領域推定残差計算手段によって計算された複数の
小領域の推定残差を統合することにより、前記画像平面
上の全部又は一部の総合推定残差を計算する総合推定残
差計算手段と、この総合推定残差計算手段により計算さ
れた前記画像中における総合推定残差の分布状態より移
動体を検出する移動体検出手段とよりなる。
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中の観測対象の動きを
示す動きベクトルを抽出する動きベクトル抽出手段と、
前記画像中において小領域を設定する領域設定手段と、
この領域設定手段によって設定された小領域に含まれる
複数の動きベクトルを前記動きベクトル抽出手段から読
出し、この読出した複数の動きベクトルを延長し、これ
ら延長した動きベクトルが集中する点を求める小領域内
集中点を推定する集中点推定手段と、この集中点推定手
段によって推定された小領域内集中点からその小領域に
おける推定残差を計算する小領域推定残差計算手段と、
この小領域推定残差計算手段によって計算された複数の
小領域の推定残差を統合することにより、前記画像平面
上の全部又は一部の総合推定残差を計算する総合推定残
差計算手段と、この総合推定残差計算手段により計算さ
れた前記画像中における総合推定残差の分布状態より移
動体を検出する移動体検出手段とよりなる。
【0013】第6の発明の移動物体検知装置は、移動し
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段と、前記
画像中において小領域を設定する領域設定手段と、この
領域設定手段によって設定された小領域に含まれる複数
のオプティカルフローを前記オプティカルフロー抽出手
段から読出し、この読出した複数のオプティカルフロー
から小領域内FOEを推定するFOE推定手段と、この
FOE推定手段によって推定された小領域内FOEから
その小領域における推定残差を計算する小領域推定残差
計算手段と、この小領域推定残差計算手段によって計算
された推定残差から移動体を検出する移動体検出手段と
よりなる。
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段と、前記
画像中において小領域を設定する領域設定手段と、この
領域設定手段によって設定された小領域に含まれる複数
のオプティカルフローを前記オプティカルフロー抽出手
段から読出し、この読出した複数のオプティカルフロー
から小領域内FOEを推定するFOE推定手段と、この
FOE推定手段によって推定された小領域内FOEから
その小領域における推定残差を計算する小領域推定残差
計算手段と、この小領域推定残差計算手段によって計算
された推定残差から移動体を検出する移動体検出手段と
よりなる。
【0014】第7の発明の移動物体検知装置は、移動し
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段と、前記
画像中において小領域を設定する領域設定手段と、この
領域設定手段によって設定された小領域に含まれる複数
のオプティカルフローを前記オプティカルフロー手段か
ら読出し、この読出した複数のオプティカルフローから
小領域内FOEを推定するFOE推定手段と、このFO
E推定手段によって推定された小領域内FOEからその
小領域における推定残差を計算する小領域推定残差計算
手段と、この小領域推定残差計算手段によって計算され
た複数の小領域の推定残差を統合することにより、前記
画像平面上の全部又は一部の総合推定残差を計算する総
合推定残差計算手段と、この総合推定残差計算手段によ
り計算された前記画像中における総合推定残差の分布状
態より移動体を検出する移動体検出手段とよりなる。
ながら採った画像を観測する移動観測手段と、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段と、前記
画像中において小領域を設定する領域設定手段と、この
領域設定手段によって設定された小領域に含まれる複数
のオプティカルフローを前記オプティカルフロー手段か
ら読出し、この読出した複数のオプティカルフローから
小領域内FOEを推定するFOE推定手段と、このFO
E推定手段によって推定された小領域内FOEからその
小領域における推定残差を計算する小領域推定残差計算
手段と、この小領域推定残差計算手段によって計算され
た複数の小領域の推定残差を統合することにより、前記
画像平面上の全部又は一部の総合推定残差を計算する総
合推定残差計算手段と、この総合推定残差計算手段によ
り計算された前記画像中における総合推定残差の分布状
態より移動体を検出する移動体検出手段とよりなる。
【0015】
【作 用】第1の発明について説明する。
【0016】移動観測手段は、移動しながら採った画像
を観測する。
を観測する。
【0017】動きベクトル抽出手段は、この移動観測手
段によって観測された画像中の観測対象の動きを示す動
きベクトルを複数抽出する。
段によって観測された画像中の観測対象の動きを示す動
きベクトルを複数抽出する。
【0018】集中点計算手段は、この動きベクトル抽出
手段によって抽出した複数の動きベクトルを延長し、こ
れら延長した動きベクトルが集中する点を求める。
手段によって抽出した複数の動きベクトルを延長し、こ
れら延長した動きベクトルが集中する点を求める。
【0019】移動物体検知手段は、この集中点計算手段
によって計算した集中点の時間的位置変化を解析して、
この時間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物
体が存在すると判断する。
によって計算した集中点の時間的位置変化を解析して、
この時間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物
体が存在すると判断する。
【0020】第2の発明について説明する。
【0021】移動観測手段は、移動しながら採った画像
を観測する。
を観測する。
【0022】オプティカルフロー抽出手段は、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出する。
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出する。
【0023】FOE計算手段は、このオプティカルフロ
ー抽出手段によって抽出した複数のオプティカルフロー
を延長した直線の交点であるFOEを計算する。
ー抽出手段によって抽出した複数のオプティカルフロー
を延長した直線の交点であるFOEを計算する。
【0024】移動物体検知手段は、このFOE計算手段
によって計算したFOEの時間的位置変化を解析して、
この時間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物
体が存在すると判断する。
によって計算したFOEの時間的位置変化を解析して、
この時間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物
体が存在すると判断する。
【0025】第3の発明について説明する。
【0026】移動観測手段は、移動しながら採った画像
を観測する。
を観測する。
【0027】画像蓄積手段は、この移動観測手段が観測
した画像において移動物体が出現しない時点の画像を蓄
積する。
した画像において移動物体が出現しない時点の画像を蓄
積する。
【0028】時間断面抽出手段は、この画像蓄積手段に
より蓄積された画像群から時間的に推移する方向に対し
て水平な断面を抽出する。
より蓄積された画像群から時間的に推移する方向に対し
て水平な断面を抽出する。
【0029】FOE検出手段は、この時間断面抽出手段
により抽出された断面から直線を検出し、この交点であ
るFOEを計算する。
により抽出された断面から直線を検出し、この交点であ
るFOEを計算する。
【0030】移動物体検知手段は、このFOE検出手段
によって計算したFOEの時間的位置変化を解析して、
この時間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物
体が存在すると判断する。
によって計算したFOEの時間的位置変化を解析して、
この時間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物
体が存在すると判断する。
【0031】第4の発明について説明する。
【0032】移動観測手段は、移動しながら採った画像
を観測する。
を観測する。
【0033】動きベクトル抽出手段は、この移動観測手
段によって観測された画像中の観測対象の動きを示す動
きベクトルを複数抽出する。
段によって観測された画像中の観測対象の動きを示す動
きベクトルを複数抽出する。
【0034】領域設定手段は、前記画像中において小領
域を設定する。
域を設定する。
【0035】集中点推定手段は、この領域設定手段によ
って設定された小領域に含まれる複数の動きベクトルを
前記動きベクトル抽出手段から抽出し、この抽出した複
数の動きベクトルを延長し、これら延長した動きベクト
ルが集中する点を求める小領域内集中点を推定する。
って設定された小領域に含まれる複数の動きベクトルを
前記動きベクトル抽出手段から抽出し、この抽出した複
数の動きベクトルを延長し、これら延長した動きベクト
ルが集中する点を求める小領域内集中点を推定する。
【0036】小領域推定残差計算手段は、この集中点推
定手段によって推定された小領域内集中点からその小領
域における推定残差を計算する。
定手段によって推定された小領域内集中点からその小領
域における推定残差を計算する。
【0037】移動体検出手段は、この小領域推定残差計
算手段によって計算された推定残差から移動体を検出す
る。
算手段によって計算された推定残差から移動体を検出す
る。
【0038】第5の発明について説明する。
【0039】移動観測手段は、移動しながら採った画像
を観測する。
を観測する。
【0040】動きベクトル抽出手段は、この移動観測手
段によって観測された画像中の観測対象の動きを示す動
きベクトルを抽出する。
段によって観測された画像中の観測対象の動きを示す動
きベクトルを抽出する。
【0041】領域設定手段は、前記画像中において小領
域を設定する。
域を設定する。
【0042】集中点推定手段は、この領域設定手段によ
って設定された小領域に含まれる複数の動きベクトルを
前記動きベクトル抽出手段から読出し、この読出した複
数の動きベクトルを延長し、これら延長した動きベクト
ルが集中する点を求める小領域内集中点を推定する。
って設定された小領域に含まれる複数の動きベクトルを
前記動きベクトル抽出手段から読出し、この読出した複
数の動きベクトルを延長し、これら延長した動きベクト
ルが集中する点を求める小領域内集中点を推定する。
【0043】小領域推定残差計算手段は、この集中点推
定手段によって推定された小領域内集中点からその小領
域における推定残差を計算する。
定手段によって推定された小領域内集中点からその小領
域における推定残差を計算する。
【0044】総合推定残差計算手段は、この小領域推定
残差計算手段によって計算された複数の小領域の推定残
差を統合することにより、前記画像平面上の全部又は一
部の総合推定残差を計算する。
残差計算手段によって計算された複数の小領域の推定残
差を統合することにより、前記画像平面上の全部又は一
部の総合推定残差を計算する。
【0045】移動体検出手段は、この総合推定残差計算
手段により計算された前記画像中における総合推定残差
の分布状態より移動体を検出する。
手段により計算された前記画像中における総合推定残差
の分布状態より移動体を検出する。
【0046】第6の発明について説明する。
【0047】移動観測手段は、移動しながら採った画像
を観測する。
を観測する。
【0048】オプティカルフロー抽出手段は、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出する。
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出する。
【0049】領域設定手段は、前記画像中において小領
域を設定する。
域を設定する。
【0050】FOE推定手段は、この領域設定手段によ
って設定された小領域に含まれる複数のオプティカルフ
ローを前記オプティカルフロー抽出手段から読出し、こ
の読出した複数のオプティカルフローから小領域内FO
Eを推定する。
って設定された小領域に含まれる複数のオプティカルフ
ローを前記オプティカルフロー抽出手段から読出し、こ
の読出した複数のオプティカルフローから小領域内FO
Eを推定する。
【0051】小領域推定残差計算手段は、このFOE推
定手段によって推定された小領域内FOEからその小領
域における推定残差を計算する。
定手段によって推定された小領域内FOEからその小領
域における推定残差を計算する。
【0052】移動体検出手段は、この小領域推定残差計
算手段によって計算された推定残差から移動体を検出す
る。
算手段によって計算された推定残差から移動体を検出す
る。
【0053】第7の発明について説明する。
【0054】移動観測手段は、移動しながら採った画像
を観測する。
を観測する。
【0055】オプティカルフロー抽出手段は、この移動
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出する。
観測手段によって観測された画像中のオプティカルフロ
ーを複数抽出する。
【0056】領域設定手段は、前記画像中において小領
域を設定する。
域を設定する。
【0057】FOE推定手段は、この領域設定手段によ
って設定された小領域に含まれる複数のオプティカルフ
ローを前記オプティカルフロー手段から読出し、この読
出した複数のオプティカルフローから小領域内FOEを
推定する。
って設定された小領域に含まれる複数のオプティカルフ
ローを前記オプティカルフロー手段から読出し、この読
出した複数のオプティカルフローから小領域内FOEを
推定する。
【0058】小領域推定残差計算手段は、このFOE推
定手段によって推定された小領域内FOEからその小領
域における推定残差を計算する。
定手段によって推定された小領域内FOEからその小領
域における推定残差を計算する。
【0059】総合推定残差計算手段は、この小領域推定
残差計算手段によって計算された複数の小領域の推定残
差を統合することにより、前記画像平面上の全部又は一
部の総合推定残差を計算する。
残差計算手段によって計算された複数の小領域の推定残
差を統合することにより、前記画像平面上の全部又は一
部の総合推定残差を計算する。
【0060】移動体検出手段は、この総合推定残差計算
手段により計算された前記画像中における総合推定残差
の分布状態より移動体を検出する。
手段により計算された前記画像中における総合推定残差
の分布状態より移動体を検出する。
【0061】
【実施例】第1〜3の発明 以下、図1〜図9に基づき本発明の一実施例について説
明を行う。
明を行う。
【0062】図1に本実施例の全体の構成及び情報の流
れを示し、図2にこれら構成の情報の流れに対応した処
理の流れ(方式)を示す。
れを示し、図2にこれら構成の情報の流れに対応した処
理の流れ(方式)を示す。
【0063】なお、本実施例では、観測系が直線運動を
するとする。この場合、環境に静止した背景領域のオプ
ティカルフローは1点(FOE)から沸きだす直線上に
存在する。
するとする。この場合、環境に静止した背景領域のオプ
ティカルフローは1点(FOE)から沸きだす直線上に
存在する。
【0064】オプティカルフロー抽出部1では、観測系
の持つTVカメラ画像の時間変化を解析することによ
り、局所領域単位の動きであるオプティカルフローを抽
出する(図2のステップa1参照)。
の持つTVカメラ画像の時間変化を解析することによ
り、局所領域単位の動きであるオプティカルフローを抽
出する(図2のステップa1参照)。
【0065】FOE計算部2では、このオプティカルフ
ローを直線の方程式に変換し、これらを連立させて解く
ことにより、観測系の直進運動の方向の投影点であるF
OE位置を求め、記憶する(図2のステップa2参
照)。
ローを直線の方程式に変換し、これらを連立させて解く
ことにより、観測系の直進運動の方向の投影点であるF
OE位置を求め、記憶する(図2のステップa2参
照)。
【0066】移動物体検知部3では、まず、移動物体が
存在しない時点でのFOEの位置を読出す(図2のステ
ップa3参照)。次に、現時点のFOEと記憶領域に格
納された移動物体が存在しない時点でのFOEの位置の
差を解析することにより、移動物体の出現検知を行う
(図2のステップa4参照)。
存在しない時点でのFOEの位置を読出す(図2のステ
ップa3参照)。次に、現時点のFOEと記憶領域に格
納された移動物体が存在しない時点でのFOEの位置の
差を解析することにより、移動物体の出現検知を行う
(図2のステップa4参照)。
【0067】移動物体が存在しない場合は、FOEは前
時点の位置の近傍に存在する(図2のステップa5参
照)。
時点の位置の近傍に存在する(図2のステップa5参
照)。
【0068】これに対し、移動物体が出現した場合は、
画像中にこの物体による異なる動きが生じ、このオプテ
ィカルフローを含んだ上記連立方程式の解は、移動物体
が存在しない場合に比べて大きく変化するため、この変
化量を解析することにより、移動物体の出現検知が実現
できる(図2のステップa6参照)。
画像中にこの物体による異なる動きが生じ、このオプテ
ィカルフローを含んだ上記連立方程式の解は、移動物体
が存在しない場合に比べて大きく変化するため、この変
化量を解析することにより、移動物体の出現検知が実現
できる(図2のステップa6参照)。
【0069】次に、各構成要素の詳細について説明す
る。
る。
【0070】[オプティカルフロー抽出部1]図3に、
オプティカルフロー抽出部1の具体化構成の一例を示
す。本例では、画像中の特徴点の局所相関によるオプテ
ィカルフロー検出の実現例について説明する。また、図
4に、オプティカルフロー抽出部1の各構成要素に対応
した処理の流れを示す。これは、図2のステップa1の
処理の流れにおける具体化方式に対応している。
オプティカルフロー抽出部1の具体化構成の一例を示
す。本例では、画像中の特徴点の局所相関によるオプテ
ィカルフロー検出の実現例について説明する。また、図
4に、オプティカルフロー抽出部1の各構成要素に対応
した処理の流れを示す。これは、図2のステップa1の
処理の流れにおける具体化方式に対応している。
【0071】候補点検出部4で、基準画像におけるオプ
ティカルフローを求める候補点群を検出する(図4のス
テップb1参照)。
ティカルフローを求める候補点群を検出する(図4のス
テップb1参照)。
【0072】具体的には、画像中にN画素×N画素の局
所領域を設定し、この領域内の濃度分散値を計算する処
理を、移動物体が出現する可能性のある領域全域に渡っ
て行う。領域の大きさNは、検出する対象の種類、大き
さに応じて設定する定数である。分散値が小さい点は、
濃度的に平坦な部分領域に含まれオプティカルフロー抽
出の精度が大幅に低下するため、候補点から排除し、分
散値が予め定めた閾値以上の点のみを、候補点として順
次選択し、この候補点の位置を局所相関値検出部5に送
信する。
所領域を設定し、この領域内の濃度分散値を計算する処
理を、移動物体が出現する可能性のある領域全域に渡っ
て行う。領域の大きさNは、検出する対象の種類、大き
さに応じて設定する定数である。分散値が小さい点は、
濃度的に平坦な部分領域に含まれオプティカルフロー抽
出の精度が大幅に低下するため、候補点から排除し、分
散値が予め定めた閾値以上の点のみを、候補点として順
次選択し、この候補点の位置を局所相関値検出部5に送
信する。
【0073】局所相関値検出部5では、基準画像におけ
る上記候補点(Xo,Yo)を中心とするM画素×M画
素の局所領域と、次時点の画像の上記候補点近傍領域内
部の各点の周囲のM画素×M画素の局所領域との間の相
関値を順次計算する(図4のステップb2参照)。近傍
領域の大きさは、移動物体の速度に応じて設定する。
又、相関窓の大きさMは、検出する対象の種類、大き
さ、及び速度に応じて設定する定数である。
る上記候補点(Xo,Yo)を中心とするM画素×M画
素の局所領域と、次時点の画像の上記候補点近傍領域内
部の各点の周囲のM画素×M画素の局所領域との間の相
関値を順次計算する(図4のステップb2参照)。近傍
領域の大きさは、移動物体の速度に応じて設定する。
又、相関窓の大きさMは、検出する対象の種類、大き
さ、及び速度に応じて設定する定数である。
【0074】相関値Sは、以下の式で計算される。ここ
で、I(x,y),J(x,y)は各々基準画像、次時
点の画像の点(x,y)の画素濃度値、I,Jは各々基
準画像、次時点の画像中の候補点近傍領域内の平均濃度
である。
で、I(x,y),J(x,y)は各々基準画像、次時
点の画像の点(x,y)の画素濃度値、I,Jは各々基
準画像、次時点の画像中の候補点近傍領域内の平均濃度
である。
【0075】
【数1】 最大相関点位置検出部6では、この相関値が最大となる
次時点画像上の点の位置(Xs,Ys)を求める(図4
のステップb3参照)。
次時点画像上の点の位置(Xs,Ys)を求める(図4
のステップb3参照)。
【0076】オプティカルフロー計算部7では、両者の
差(vx,vy)=(Xs−Xo,Ys−Yo)を計算
し、これを基準画像の点(Xo,Yo)におけるオプテ
ィカルフローベクトルとして、オプティカルフローメモ
リ8に書き込む(図4のステップb4参照)。
差(vx,vy)=(Xs−Xo,Ys−Yo)を計算
し、これを基準画像の点(Xo,Yo)におけるオプテ
ィカルフローベクトルとして、オプティカルフローメモ
リ8に書き込む(図4のステップb4参照)。
【0077】移動観測系が直線的に運動する場合、環境
に対し静止した物体のオプティカルフローは、図5に示
すように1点から沸きだすオプティカルフローとして得
られる。この点をFOEと呼び、各オプティカルフロー
を延長した直線の交点として求めることができる。
に対し静止した物体のオプティカルフローは、図5に示
すように1点から沸きだすオプティカルフローとして得
られる。この点をFOEと呼び、各オプティカルフロー
を延長した直線の交点として求めることができる。
【0078】[FOE計算部2]図6に、FOE計算部
2の具体化構成の一例を示す。また、図7に、FOE計
算部2の各構成要素に対応した処理の流れを示す。これ
は、図2のステップa2の処理の流れにおける具体化方
式に対応している。
2の具体化構成の一例を示す。また、図7に、FOE計
算部2の各構成要素に対応した処理の流れを示す。これ
は、図2のステップa2の処理の流れにおける具体化方
式に対応している。
【0079】オプティカルフロー・直線変換部11で
は、前記オプティカルフローメモリ8に格納された各オ
プティカルフローベクトルから、直線の方程式を求める
(図7のステップc1参照)。
は、前記オプティカルフローメモリ8に格納された各オ
プティカルフローベクトルから、直線の方程式を求める
(図7のステップc1参照)。
【0080】点(Xo,Yo)においてオプティカルフ
ローベクトル(vx,vy)が得られたとすると、この
直線の方程式は、
ローベクトル(vx,vy)が得られたとすると、この
直線の方程式は、
【数2】 として与えられる。
【0081】連立方程式管理部12では、これら直線の
交点を求めるため、連立方程式の係式行列A、定式行列
Bを記憶領域に設定する(図7のステップc2参照)。
A、Bは以下で与える。Lは、オプティカルフローベク
トルが得られた点の総式である。
交点を求めるため、連立方程式の係式行列A、定式行列
Bを記憶領域に設定する(図7のステップc2参照)。
A、Bは以下で与える。Lは、オプティカルフローベク
トルが得られた点の総式である。
【0082】
【数3】
【数4】 求解部13では、この行列を読み込み、方程式
【数5】 をLU分解法、特異値分解法等の式値計算手法を用いて
解x(FOE値(XF,YF))を求め、FOEメモリ
16に格納する(図7のステップc3参照)。
解x(FOE値(XF,YF))を求め、FOEメモリ
16に格納する(図7のステップc3参照)。
【0083】[移動物体検知部3]図8に、移動物体検
知部3の具体化構成の一例を示す。また、図9に、移動
物体検知部3の各構成要素に対応した処理の流れを示
す。これは、図2のステップa3,a4の処理の流れに
おける具体化方式に対応している。
知部3の具体化構成の一例を示す。また、図9に、移動
物体検知部3の各構成要素に対応した処理の流れを示
す。これは、図2のステップa3,a4の処理の流れに
おける具体化方式に対応している。
【0084】FOE変位計算部17では、前記FOEメ
モリ16に格納された、移動物体が存在しない時点での
FOE値(XFo,YFo)を読出し(図9のステップ
d1参照)、これと現時点のFOE値(XF,YF)の
位置の差Dを求める(図9のステップd2参照)。
モリ16に格納された、移動物体が存在しない時点での
FOE値(XFo,YFo)を読出し(図9のステップ
d1参照)、これと現時点のFOE値(XF,YF)の
位置の差Dを求める(図9のステップd2参照)。
【0085】具体的には、
【数6】 の式を用いて計算する。
【0086】移動物体出現判定部18は、この変位量D
と予め設定した閾値とを比較し、閾値より大きければ移
動物体が出現したためFOE値が変動したと判定する
(図9のステップd3参照)。
と予め設定した閾値とを比較し、閾値より大きければ移
動物体が出現したためFOE値が変動したと判定する
(図9のステップd3参照)。
【0087】以上に述べた各構成要素の構成例を図1に
基づき組み合わせることにより、移動物体検知装置の一
例を作成することが可能となる。
基づき組み合わせることにより、移動物体検知装置の一
例を作成することが可能となる。
【0088】[変更例]なお、本発明は上述した実施例
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
【0089】例えば、FOE計算部2において、オプテ
ィカルフロー・直線変換部11及び連立方程式管理部1
2、求解部13による構成により、FOE位置を随時計
算する処理について述べたが、図10に示すように、こ
の構成に更に画像蓄積部19、3次元メモリ20、断面
抽出部21、直線交点検出部22を付加することによ
り、移動物体が存在しない場合の背景領域の動きによる
FOE値の推定を精度よく行うことができる。
ィカルフロー・直線変換部11及び連立方程式管理部1
2、求解部13による構成により、FOE位置を随時計
算する処理について述べたが、図10に示すように、こ
の構成に更に画像蓄積部19、3次元メモリ20、断面
抽出部21、直線交点検出部22を付加することによ
り、移動物体が存在しない場合の背景領域の動きによる
FOE値の推定を精度よく行うことができる。
【0090】画像蓄積部19は、前記移動物体出現判定
部18の結果を用いて、観測系のTVカメラ画像のうち
移動物体が存在しない場合の画像を3次元メモリ20に
格納する。
部18の結果を用いて、観測系のTVカメラ画像のうち
移動物体が存在しない場合の画像を3次元メモリ20に
格納する。
【0091】断面抽出部21は、この3次元メモリに蓄
積された動画像系列から、時間軸方向に平行な断面を抽
出する。
積された動画像系列から、時間軸方向に平行な断面を抽
出する。
【0092】この断面上で、環境に静止した物体は直線
の軌跡を描き、この交点がFOEの水平位置となる。F
OEの垂直位置は、観測系が平面上を移動する場合は、
画像中心と等しい値を持つため、推定する必要はない。
図11に、この様子を模式的に示す。断面は、画像中心
を通る水平面を選択する。A、B、C、Dを各々画像中
の背景領域とすれば、この断面上の軌跡は、FOEから
放射状に延びる直線となるため、これらの交点を求める
ことによりFOEのX座標が推定できる。
の軌跡を描き、この交点がFOEの水平位置となる。F
OEの垂直位置は、観測系が平面上を移動する場合は、
画像中心と等しい値を持つため、推定する必要はない。
図11に、この様子を模式的に示す。断面は、画像中心
を通る水平面を選択する。A、B、C、Dを各々画像中
の背景領域とすれば、この断面上の軌跡は、FOEから
放射状に延びる直線となるため、これらの交点を求める
ことによりFOEのX座標が推定できる。
【0093】直線交点検出部22では、この断面画像か
ら直線を検出し、この交点を求めることにより、FOE
のX座標を推定し、垂直位置と合わせて前記FOEメモ
リ16に格納する。
ら直線を検出し、この交点を求めることにより、FOE
のX座標を推定し、垂直位置と合わせて前記FOEメモ
リ16に格納する。
【0094】また、前記移動物体検知部3におけるFO
E変位計算部17において、
E変位計算部17において、
【数7】 を用いてFOE変位量を計算したが、観測系が回転運動
を含む場合、背景領域のオプティカルフローから求めた
FOE位置は水平方向に移動するが、垂直位置は変化し
ない。これに対し、移動物体が出現した場合は、FOE
の垂直位置も変化する。このため、上式の代わりに、
を含む場合、背景領域のオプティカルフローから求めた
FOE位置は水平方向に移動するが、垂直位置は変化し
ない。これに対し、移動物体が出現した場合は、FOE
の垂直位置も変化する。このため、上式の代わりに、
【数8】 なる式を用いて変位量を求めることにより、回転運動を
含む場合にも安定に移動物体検出を行うことができる。
上式で、Wx,Wyは各々FOEの水平位置変化、垂直
位置変化に対する重み係式で、Wxに比べWyを充分大
きく設定することにより、上記の効果が実現できる。
含む場合にも安定に移動物体検出を行うことができる。
上式で、Wx,Wyは各々FOEの水平位置変化、垂直
位置変化に対する重み係式で、Wxに比べWyを充分大
きく設定することにより、上記の効果が実現できる。
【0095】以上、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施することが可能である。
で種々変形して実施することが可能である。
【0096】第4〜7の発明 以下、図12から図24に基づき本発明の一実施例につ
いて説明を行う。
いて説明を行う。
【0097】図12に本実施例の全体の構成を示し、こ
の処理の流れを図13に示す。
の処理の流れを図13に示す。
【0098】なお、本実施例では観測系が直線運動をす
るとする。この場合、環境に静止した背景領域のオプテ
ィカルフローは1点(FOE)から沸きだす直線上に存
在することになる。
るとする。この場合、環境に静止した背景領域のオプテ
ィカルフローは1点(FOE)から沸きだす直線上に存
在することになる。
【0099】オプティカルフロー抽出部112では、観
測系の持つTVカメラ画像の時間変化を解析することに
より、局所領域単位の動きであるオプティカルフローを
抽出する(図13のステップe1参照)。
測系の持つTVカメラ画像の時間変化を解析することに
より、局所領域単位の動きであるオプティカルフローを
抽出する(図13のステップe1参照)。
【0100】移動体分離制御部111は、小領域が画像
上(オプティカルフロー場上)の一部または全てを覆う
ように、領域制御情報を生成し領域設定部113に順次
転送する。移動体分離部116で行われる処理を除き、
以下の処理は領域設定部113で設定される小領域毎に
行われる。
上(オプティカルフロー場上)の一部または全てを覆う
ように、領域制御情報を生成し領域設定部113に順次
転送する。移動体分離部116で行われる処理を除き、
以下の処理は領域設定部113で設定される小領域毎に
行われる。
【0101】領域設定部113では、移動体分離制御部
112から転送される領域制御情報に基づき、FOEを
推定する単位となる小領域を設定する(図13のステッ
プe2参照)。
112から転送される領域制御情報に基づき、FOEを
推定する単位となる小領域を設定する(図13のステッ
プe2参照)。
【0102】FOE推定部114では、オプティカルフ
ロー抽出部112で得られるオプティカルフローを領域
設定部113で設定される小領域でクリッピングし、小
領域内のオプティカルフローを直線の方程式に変換し、
これらを連立させて解くことにより、観測系の直進運動
の方向の投影点であるFOE位置を求める(図13のス
テップe3参照)。
ロー抽出部112で得られるオプティカルフローを領域
設定部113で設定される小領域でクリッピングし、小
領域内のオプティカルフローを直線の方程式に変換し、
これらを連立させて解くことにより、観測系の直進運動
の方向の投影点であるFOE位置を求める(図13のス
テップe3参照)。
【0103】総合推定残差計算部115では、FOE推
定部114で推定されたFOEと推定パラメータより、
推定残差を計算する。更に、前記領域設定部113で設
定された領域内を推定残差値で一定とし、順次領域毎に
これを積算しながら記憶する(図13のステップe4参
照)。
定部114で推定されたFOEと推定パラメータより、
推定残差を計算する。更に、前記領域設定部113で設
定された領域内を推定残差値で一定とし、順次領域毎に
これを積算しながら記憶する(図13のステップe4参
照)。
【0104】領域設定部113で生成された小領域が最
後の小領域であれば、積算された推定残差値を積算回数
で除し、総合推定残差値として記憶する(図13のステ
ップe5参照)。
後の小領域であれば、積算された推定残差値を積算回数
で除し、総合推定残差値として記憶する(図13のステ
ップe5参照)。
【0105】移動体分離部116は、画像(図24
(a)参照)中の総合推定残差値が大きい点ではその近
傍で背景画像と異なるFOEを持つ物体が存在すること
から、これを閾値処理することにより移動体領域を分離
し、領域情報を記憶する(図13のステップe6、図2
4(b)参照)。また、総合推定残差値が小さい点では
背景画像のみが存在していることとなる(図24(c)
参照)。これら領域情報は、制御情報などとして利用さ
れる。
(a)参照)中の総合推定残差値が大きい点ではその近
傍で背景画像と異なるFOEを持つ物体が存在すること
から、これを閾値処理することにより移動体領域を分離
し、領域情報を記憶する(図13のステップe6、図2
4(b)参照)。また、総合推定残差値が小さい点では
背景画像のみが存在していることとなる(図24(c)
参照)。これら領域情報は、制御情報などとして利用さ
れる。
【0106】次に、本実施例の各構成要素の詳細につい
て説明する。
て説明する。
【0107】[オプティカルフロー抽出部112]この
実施例では、複数の時空間フィルタ出力の各々に、濃度
勾配の拘束条件である
実施例では、複数の時空間フィルタ出力の各々に、濃度
勾配の拘束条件である
【数9】 を適用し、次式を解くことによってオプティカルフロー
を求める。
を求める。
【0108】
【数10】 Iixはi番目の時空間フィルタ出力の微分係数、v=
(u,v)T は求めたいオプティカルフローである。こ
こでは、(10)式を変形し、
(u,v)T は求めたいオプティカルフローである。こ
こでは、(10)式を変形し、
【数11】 左辺の観測行列[A|It ]を特異値分解することによ
り、次式を用いて推定を行う。
り、次式を用いて推定を行う。
【0109】
【数12】 ここで、λ3 は観測行列の最小の固有値である。
【0110】時空間フィルタとしては分離型フィルタを
用い、空間方向にはガウス関数とそれと直交する方向に
その一次または二次微分関数の積をとったフィルタと、
LOG(Laplacian Of Gaussian )フィルタを用いる。
時間フィルタはガウス(のピークから半分)型フィルタ
である。
用い、空間方向にはガウス関数とそれと直交する方向に
その一次または二次微分関数の積をとったフィルタと、
LOG(Laplacian Of Gaussian )フィルタを用いる。
時間フィルタはガウス(のピークから半分)型フィルタ
である。
【0111】推定は複数のスケールで独立に行い、固有
値の比λ3 /λ2 に対し拘束条件を設定し、適当なスケ
ールの結果をこの逆数で重み付けして統合することによ
り、(12)式で再度推定を行う。
値の比λ3 /λ2 に対し拘束条件を設定し、適当なスケ
ールの結果をこの逆数で重み付けして統合することによ
り、(12)式で再度推定を行う。
【0112】オプティカルフロー抽出部112の構成に
ついて図14に基いて説明する。この構成要素に対応し
たオプティカルフロー抽出の処理の流れを図15に示
す。
ついて図14に基いて説明する。この構成要素に対応し
たオプティカルフロー抽出の処理の流れを図15に示
す。
【0113】フレームメモリ131には、時々刻々とT
Vカメラで撮像される画像を蓄積する。
Vカメラで撮像される画像を蓄積する。
【0114】時空間フィルタリング処理部132では、
フレームメモリ131に蓄積された画像に対し前記の時
空間フィルタを用いフィルタリング処理する。この処理
は2時点で行われる(図15のステップf1参照)。
フレームメモリ131に蓄積された画像に対し前記の時
空間フィルタを用いフィルタリング処理する。この処理
は2時点で行われる(図15のステップf1参照)。
【0115】勾配計算部133では、各フィルタ出力の
空間勾配及び時間勾配を計算し、連立方程式管理部13
4に転送する(図15のステップf2参照)。
空間勾配及び時間勾配を計算し、連立方程式管理部13
4に転送する(図15のステップf2参照)。
【0116】連立方程式管理部134では、各フィルタ
出力の勾配について、(10)式の行列A及びベクトルIt
を求め、推定パラメータメモリ135に書き込む(図1
5のステップf3参照)。
出力の勾配について、(10)式の行列A及びベクトルIt
を求め、推定パラメータメモリ135に書き込む(図1
5のステップf3参照)。
【0117】求解部136では、各スケール毎に(12)式
を用いて推定を行う。この時の推定結果とλ3 /λ2 の
値をスケール統合部137に転送する。この後、スケー
ル統合部137から転送されてくる総合推定パラメータ
(A,It )について(12)式を用いて再度推定を行う。
この推定結果はオプティカルフローメモリ138に書き
込まれる(図15のステップf4参照)。
を用いて推定を行う。この時の推定結果とλ3 /λ2 の
値をスケール統合部137に転送する。この後、スケー
ル統合部137から転送されてくる総合推定パラメータ
(A,It )について(12)式を用いて再度推定を行う。
この推定結果はオプティカルフローメモリ138に書き
込まれる(図15のステップf4参照)。
【0118】スケール統合部137では、求解部136
から転送されるλ3 /λ2 の値及びフィルタのスケール
から決定される速度域により閾値処理し、信頼性の低い
スケールを除き、推定パラメータから各スケールの方程
式(10)を統合する(図15のステップf5参照)。この
統合した結果は求解部136に転送される(図15のス
テップf6参照)。
から転送されるλ3 /λ2 の値及びフィルタのスケール
から決定される速度域により閾値処理し、信頼性の低い
スケールを除き、推定パラメータから各スケールの方程
式(10)を統合する(図15のステップf5参照)。この
統合した結果は求解部136に転送される(図15のス
テップf6参照)。
【0119】[領域設定部113]図16に、領域設定
部113の具体化構成の一例を示し、この処理の流れを
図17に示す。
部113の具体化構成の一例を示し、この処理の流れを
図17に示す。
【0120】領域設定部113では、移動体分離制御部
111から転送される領域制御情報に基き、順次小領域
の設定を行う。
111から転送される領域制御情報に基き、順次小領域
の設定を行う。
【0121】初期小領域形状メモリ151は、予め決め
てある領域形状(ブロックなど)を記憶してある。
てある領域形状(ブロックなど)を記憶してある。
【0122】座標変換部152では、初期小領域形状メ
モリから初期小領域形状を読み込み(図16のステップ
g1参照)、移動体分離制御部111から転送される領
域制御情報(座標変換パラメータ)を用い座標変換を行
い、小領域形状メモリ153に書き込む(図16のステ
ップg2参照)。
モリから初期小領域形状を読み込み(図16のステップ
g1参照)、移動体分離制御部111から転送される領
域制御情報(座標変換パラメータ)を用い座標変換を行
い、小領域形状メモリ153に書き込む(図16のステ
ップg2参照)。
【0123】[FOE計算部114]図18に、FOE
推定部114の具体化構成の一例を示し、図19に各構
成要素に対応した処理の流れを示す。
推定部114の具体化構成の一例を示し、図19に各構
成要素に対応した処理の流れを示す。
【0124】オプティカルフロー選択部171では、前
記小領域形状メモリ153から領域形状を読み込む。更
に、オプティカルフローメモリ138から小領域内存在
するオプティカルフローを読み込み、オプティカルフロ
ー・直線変換部172に転送する(図19のステップh
1参照)。
記小領域形状メモリ153から領域形状を読み込む。更
に、オプティカルフローメモリ138から小領域内存在
するオプティカルフローを読み込み、オプティカルフロ
ー・直線変換部172に転送する(図19のステップh
1参照)。
【0125】オプティカルフロー・直線変換部172で
は、オプティカルフロー選択部171から得られる各オ
プティカルフローベクトルから、各オプティカルフロー
の直線の方程式を求める(図19のステップh2参
照)。
は、オプティカルフロー選択部171から得られる各オ
プティカルフローベクトルから、各オプティカルフロー
の直線の方程式を求める(図19のステップh2参
照)。
【0126】点(xi ,yi )においてオプティカルフ
ローベクトル(ui ,vi )が得られたとすると、この
直線の方程式は、
ローベクトル(ui ,vi )が得られたとすると、この
直線の方程式は、
【数13】 として与えられる。ここで
【数14】 である。
【0127】連立方程式管理部173では、これら直線
の交点を求めるため、連立方程式の係数行列A、定数ベ
クトルcを設定する(図19のステップh3参照)。こ
れらは求解部175、推定パラメータメモリ174に転
送、書き込まれる。A、cは以下で与える。nは小領域
内のオプティカルフローベクトル数である。
の交点を求めるため、連立方程式の係数行列A、定数ベ
クトルcを設定する(図19のステップh3参照)。こ
れらは求解部175、推定パラメータメモリ174に転
送、書き込まれる。A、cは以下で与える。nは小領域
内のオプティカルフローベクトル数である。
【0128】
【数15】
【数16】 求解部175では(図19のステップh4参照)、この
係数行列及び定数ベクトルから、方程式
係数行列及び定数ベクトルから、方程式
【数17】
【0129】[総合推定残差計算部115]図20は総
合推定残差計算部115の具体化構成の一例である。こ
の処理の流れを図21に示す。
合推定残差計算部115の具体化構成の一例である。こ
の処理の流れを図21に示す。
【0130】推定残差計算部191はFOE推定部11
4での推定結果x′及びA、ベクトルcより、小領域内
のオプティカルフローからFOEを推定したときの推定
残差値
4での推定結果x′及びA、ベクトルcより、小領域内
のオプティカルフローからFOEを推定したときの推定
残差値
【数18】 を計算する(図21のステップi1参照)。
【0131】 推定残差積算部192では、小領域形
状メモリより領域形状を読み込み、領域内を推定残差値
で一定として総合推定残差メモリ193に加算、記憶す
る。但し、総合推定残差メモリ193の構造は、原画像
の座標と対応が取られており、又、処理の開始時には0
で初期化されている。
状メモリより領域形状を読み込み、領域内を推定残差値
で一定として総合推定残差メモリ193に加算、記憶す
る。但し、総合推定残差メモリ193の構造は、原画像
の座標と対応が取られており、又、処理の開始時には0
で初期化されている。
【0132】なお、本実施例のオプティカルフロー抽出
部112で実装されている手法のように、オプティカル
フローが抽出されない点が存在する場合、小領域内のオ
プティカルフロー数の違いにより推定残差に著しい相違
が生じる場合がある。この場合は推定残差をオプティカ
ルフロー数(n)で除し、これを推定残差として用い
る。
部112で実装されている手法のように、オプティカル
フローが抽出されない点が存在する場合、小領域内のオ
プティカルフロー数の違いにより推定残差に著しい相違
が生じる場合がある。この場合は推定残差をオプティカ
ルフロー数(n)で除し、これを推定残差として用い
る。
【0133】 積算処理は各小領域毎に行われ、結果
として空間的に共有する領域を持つ場合には、共有領域
内でそれらの推定残差が積算されていくことになる。
として空間的に共有する領域を持つ場合には、共有領域
内でそれらの推定残差が積算されていくことになる。
【0134】 このときの積算回数も付加情報として
総合推定残差メモリ193に記憶される(図21のステ
ップi2参照)。
総合推定残差メモリ193に記憶される(図21のステ
ップi2参照)。
【0135】さらに、全ての小領域の推定残差の積算後
(図21のステップi3参照)、積算結果を各点の積算
回数で除し、総合推定残差メモリ193に書き込む(図
21のステップi4参照)。但し、積算回数が0の点は
0を書き込む。この結果を総合推定残差値と呼ぶ。
(図21のステップi3参照)、積算結果を各点の積算
回数で除し、総合推定残差メモリ193に書き込む(図
21のステップi4参照)。但し、積算回数が0の点は
0を書き込む。この結果を総合推定残差値と呼ぶ。
【0136】すなわち、この総合推定残差は、画像中に
おける二次元的な分布状態の小領域の設定に対応した三
次元的な分布状態となる。
おける二次元的な分布状態の小領域の設定に対応した三
次元的な分布状態となる。
【0137】[移動体分離部116]図22は移動体分
離部116の具体化構成の一例であり、図23にこの処
理の流れを示す。
離部116の具体化構成の一例であり、図23にこの処
理の流れを示す。
【0138】画像(図24(a)参照)上に移動体が存
在する場合には、小領域内で異なるFOEをもつオプテ
ィカルフローが存在することになるため(図24(b)
参照)、移動体上または周辺で総合推定残差値が背景上
の総合推定残差値(図24(c)参照)と比較して大き
くなる。この結果、総合推定残差値を閾値処理すること
により、移動体の背景画像からの分離が可能となる。
在する場合には、小領域内で異なるFOEをもつオプテ
ィカルフローが存在することになるため(図24(b)
参照)、移動体上または周辺で総合推定残差値が背景上
の総合推定残差値(図24(c)参照)と比較して大き
くなる。この結果、総合推定残差値を閾値処理すること
により、移動体の背景画像からの分離が可能となる。
【0139】閾値処理部211では、総合推定残差メモ
リ193から、総合推定残差値を読み出し、設定された
閾値th に対し
リ193から、総合推定残差値を読み出し、設定された
閾値th に対し
【数19】 を満たす領域を移動体領域として移動体領域メモリ21
2に記憶する(図23のステップj1参照)。ここで、
eall は総合推定残差メモリ193から読み出される総
合推定残差値である。
2に記憶する(図23のステップj1参照)。ここで、
eall は総合推定残差メモリ193から読み出される総
合推定残差値である。
【0140】この移動体領域情報は、移動体認識の認識
処理部等で用いられる制御情報などとして利用する。
処理部等で用いられる制御情報などとして利用する。
【0141】
【発明の効果】第1の発明においては、移動観測手段の
観測した画像を処理して得られる動きベクトルの集中点
を随時計算し、この時間的位置変位を求めることによ
り、移動観測手段が直線的に移動する場合も高速かつ安
定に移動物体の出現を検知することが実現でき、その実
用的効果は多大である。
観測した画像を処理して得られる動きベクトルの集中点
を随時計算し、この時間的位置変位を求めることによ
り、移動観測手段が直線的に移動する場合も高速かつ安
定に移動物体の出現を検知することが実現でき、その実
用的効果は多大である。
【0142】第2の発明においては、移動観測手段の観
測した画像を処理して得られるオプティカルフローを用
いてFOEを随時計算し、この時間的位置変位を求める
ことにより、移動観測手段が直線的に移動する場合も高
速かつ安定に移動物体の出現を検知することが実現で
き、その実用的効果は多大である。
測した画像を処理して得られるオプティカルフローを用
いてFOEを随時計算し、この時間的位置変位を求める
ことにより、移動観測手段が直線的に移動する場合も高
速かつ安定に移動物体の出現を検知することが実現で
き、その実用的効果は多大である。
【0143】第3の発明においては、移動観測手段から
得られる画像の時間的に推移する方向に水平な断面を抽
出して、この断面を処理してFOEを随時計算し、この
時間的位置変位を求めることにより、移動観測手段が直
線的に移動する場合も高速かつ安定に移動物体の出現を
検知することが実現でき、その実用的効果は多大であ
る。
得られる画像の時間的に推移する方向に水平な断面を抽
出して、この断面を処理してFOEを随時計算し、この
時間的位置変位を求めることにより、移動観測手段が直
線的に移動する場合も高速かつ安定に移動物体の出現を
検知することが実現でき、その実用的効果は多大であ
る。
【0144】第4の発明においては、移動観測手段の観
測した画像を処理して得られる動きベクトルを求め、設
定した小領域内の動きベクトルから集中点を推定し、そ
の小領域内の集中点推定残差を処理することにより、移
動観測手段が直線的に移動する場合も高速かつ安定に移
動体の分離検出をすることができ、その実用的効果は多
大である。
測した画像を処理して得られる動きベクトルを求め、設
定した小領域内の動きベクトルから集中点を推定し、そ
の小領域内の集中点推定残差を処理することにより、移
動観測手段が直線的に移動する場合も高速かつ安定に移
動体の分離検出をすることができ、その実用的効果は多
大である。
【0145】第5の発明においては、移動観測手段の観
測した画像を処理して得られる動きベクトルを求め、設
定した小領域内の動きベクトルから集中点を推定し、そ
の小領域内の集中点推定残差を小領域毎に順次積算し、
画像中におけるその積算結果である総合推定残差の分布
状態を処理することにより、移動観測手段が直線的に移
動する場合も高速かつ安定に移動体の分離検出をするこ
とができ、その実用的効果は多大である。
測した画像を処理して得られる動きベクトルを求め、設
定した小領域内の動きベクトルから集中点を推定し、そ
の小領域内の集中点推定残差を小領域毎に順次積算し、
画像中におけるその積算結果である総合推定残差の分布
状態を処理することにより、移動観測手段が直線的に移
動する場合も高速かつ安定に移動体の分離検出をするこ
とができ、その実用的効果は多大である。
【0146】第6の発明においては、移動観測手段の観
測した画像を処理して得られるオプティカルフローを求
め、設定した小領域内のオプティカルフローからFOE
を推定し、その小領域内のFOE推定残差を処理するこ
とにより、移動観測手段が直線的に移動する場合も高速
かつ安定に移動体の分離検出をすることができ、その実
用的効果は多大である。
測した画像を処理して得られるオプティカルフローを求
め、設定した小領域内のオプティカルフローからFOE
を推定し、その小領域内のFOE推定残差を処理するこ
とにより、移動観測手段が直線的に移動する場合も高速
かつ安定に移動体の分離検出をすることができ、その実
用的効果は多大である。
【0147】第7の発明においては、移動観測手段の観
測した画像を処理して得られるオプティカルフローを求
め、設定した小領域内のオプティカルフローからFOE
を推定し、その小領域内のFOE推定残差を小領域毎に
順次積算し、画像中におけるその積算結果である総合推
定残差の分布状態を処理することにより、移動観測手段
が直線的に移動する場合も高速かつ安定に移動体の分離
検出をすることができ、その実用的効果は多大である。
測した画像を処理して得られるオプティカルフローを求
め、設定した小領域内のオプティカルフローからFOE
を推定し、その小領域内のFOE推定残差を小領域毎に
順次積算し、画像中におけるその積算結果である総合推
定残差の分布状態を処理することにより、移動観測手段
が直線的に移動する場合も高速かつ安定に移動体の分離
検出をすることができ、その実用的効果は多大である。
【図1】第1〜3の発明の一実施例の全体の構成であ
る。
る。
【図2】図1における構成の処理の流れである。
【図3】オプティカルフロー抽出部の具体化構成例であ
る。
る。
【図4】オプティカルフロー抽出処理の流れである。
【図5】直線運動する観測系における背景領域のオプテ
ィカルフローとFOEとの関係である。
ィカルフローとFOEとの関係である。
【図6】FOE計算部の構成例である。
【図7】FOE計算処理の流れである。
【図8】移動物体検知部の構成例である。
【図9】移動物体検知処理の流れである。
【図10】FOE計算部の変形例である。
【図11】時間軸に平行な断面上の背景領域の軌跡であ
る。
る。
【図12】第4〜7の発明の一実施例の全体の構成であ
る。
る。
【図13】図12における構成の処理の流れである。
【図14】オプティカルフロー抽出部の構成である。
【図15】オプティカルフロー抽出処理の流れである。
【図16】領域設定部の構成である。
【図17】領域設定の処理の流れである。
【図18】FOE推定部の構成である。
【図19】FOE推定処理の流れである。
【図20】総合推定残差計算部の構成である。
【図21】総合推定残差計算の処理の流れである。
【図22】移動体分離部の構成である。
【図23】移動体分離の処理の流れである。
【図24】第3,4の発明の一実施例の説明図である。
1 オプティカルフロー抽出部 2 FOE計算部 3 移動物体検知部 111 移動体分離制御部 112 オプティカルフロー抽出部 113 領域設定部 114 FOE推定部 115 総合推定残差計算部 116 移動体分離部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 K
Claims (18)
- 【請求項1】移動しながら採った画像を観測する移動観
測手段と、 この移動観測手段によって観測された画像中の観測対象
の動きを示す動きベクトルを複数抽出する動きベクトル
抽出手段と、 この動きベクトル抽出手段によって抽出した複数の動き
ベクトルを延長し、これら延長した動きベクトルが集中
する点を求める集中点計算手段と、 この集中点計算手段によって計算した集中点の時間的位
置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変化量
以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物体検
知手段とよりなることを特徴とする移動物体検知装置。 - 【請求項2】移動しながら採った画像を観測する移動観
測手段と、 この移動観測手段によって観測された画像中のオプティ
カルフローを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段
と、 このオプティカルフロー抽出手段によって抽出した複数
のオプティカルフローを延長した直線の交点であるFO
Eを計算するFOE計算手段と、 このFOE計算手段によって計算したFOEの時間的位
置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変化量
以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物体検
知手段とよりなることを特徴とする移動物体検知装置。 - 【請求項3】前記FOE計算手段において、 前記オプティカルフロー抽出手段によって抽出した各点
のオプティカルフローから直線の方程式を求める直線方
程式算出手段と、 この直線方程式算出手段によって得られた各点毎の直線
の方程式に基いて、これら直線の交点を求め、この交点
をFOEとする解析手段を具備したことを特徴とする請
求項2記載の移動物体検知装置。 - 【請求項4】移動しながら採った画像を観測する移動観
測手段と、 この移動観測手段が観測した画像において移動物体が出
現しない時点の画像を蓄積する画像蓄積手段と、 この画像蓄積手段により蓄積された画像群から時間的に
推移する方向に対して水平な断面を抽出する時間断面抽
出手段と、 この時間断面抽出手段により抽出された断面から直線を
検出し、この交点であるFOEを計算するFOE検出手
段と、 このFOE検出手段によって計算したFOEの時間的位
置変化を解析して、この時間的位置変化が所定の変化量
以上のときに移動物体が存在すると判断する移動物体検
知手段とよりなることを特徴とする移動物体検知装置。 - 【請求項5】移動しながら採った画像を観測し、 この観測される画像中の観測対象の動きを示す動きベク
トルを複数抽出し、 この抽出した複数の動きベクトルを延長し、これら延長
した動きベクトルが集中する点を求め、 この求めた集中点の時間的位置変化を解析して、この時
間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物体が存
在すると判断することを特徴とする移動物体検知方法。 - 【請求項6】移動しながら採った画像を観測し、 この観測された画像中のオプティカルフローを複数抽出
し、 この抽出した複数のオプティカルフローを延長した直線
の交点であるFOEを計算し、 この計算したFOEの時間的位置変化を解析して、この
時間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物体が
存在すると判断することを特徴とする移動物体検知方
法。 - 【請求項7】前記FOEの計算方法において、 前記抽出した各点のオプティカルフローから直線の方程
式を求め、 この得られた各点毎の直線の方程式に基いて求められた
直線の交点をFOEとすることを特徴とする請求項7記
載の移動物体検知方法。 - 【請求項8】移動しながら採った画像を観測し、 この観測した画像において移動物体が出現しない時点の
画像を蓄積し、 この蓄積された画像群から時間的に推移する方向に対し
て水平な断面を抽出し、 この抽出された断面から直線を検出し、この交点である
FOEを計算し、 この計算したFOEの時間的位置変化を解析して、この
時間的位置変化が所定の変化量以上のときに移動物体が
存在すると判断することを特徴とする移動物体検知方
法。 - 【請求項9】移動しながら採った画像を観測する移動観
測手段と、 この移動観測手段によって観測された画像中の観測対象
の動きを示す動きベクトルを複数抽出する動きベクトル
抽出手段と、 前記画像中において小領域を設定する領域設定手段と、 この領域設定手段によって設定された小領域に含まれる
複数の動きベクトルを前記動きベクトル抽出手段から抽
出し、この抽出した複数の動きベクトルを延長し、これ
ら延長した動きベクトルが集中する点を求める小領域内
集中点を推定する集中点推定手段と、 この集中点推定手段によって推定された小領域内集中点
からその小領域における推定残差を計算する小領域推定
残差計算手段と、 この小領域推定残差計算手段によって計算された推定残
差から移動体を検出する移動体検出手段とよりなること
を特徴とする移動体検出装置。 - 【請求項10】移動しながら採った画像を観測する移動
観測手段と、 この移動観測手段によって観測された画像中の観測対象
の動きを示す動きベクトルを抽出する動きベクトル抽出
手段と、 前記画像中において小領域を設定する領域設定手段と、 この領域設定手段によって設定された小領域に含まれる
複数の動きベクトルを前記動きベクトル抽出手段から読
出し、この読出した複数の動きベクトルを延長し、これ
ら延長した動きベクトルが集中する点を求める小領域内
集中点を推定する集中点推定手段と、 この集中点推定手段によって推定された小領域内集中点
からその小領域における推定残差を計算する小領域推定
残差計算手段と、 この小領域推定残差計算手段によって計算された複数の
小領域の推定残差を統合することにより、前記画像平面
上の全部又は一部の総合推定残差を計算する総合推定残
差計算手段と、 この総合推定残差計算手段により計算された前記画像中
における総合推定残差の分布状態より移動体を検出する
移動体検出手段とよりなることを特徴とする移動体検出
装置。 - 【請求項11】移動しながら採った画像を観測する移動
観測手段と、 この移動観測手段によって観測された画像中のオプティ
カルフローを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段
と、 前記画像中において小領域を設定する領域設定手段と、 この領域設定手段によって設定された小領域に含まれる
複数のオプティカルフローを前記オプティカルフロー抽
出手段から読出し、この読出した複数のオプティカルフ
ローから小領域内FOEを推定するFOE推定手段と、 このFOE推定手段によって推定された小領域内FOE
からその小領域における推定残差を計算する小領域推定
残差計算手段と、 この小領域推定残差計算手段によって計算された推定残
差から移動体を検出する移動体検出手段とよりなること
を特徴とする移動体検出装置。 - 【請求項12】移動しながら採った画像を観測する移動
観測手段と、 この移動観測手段によって観測された画像中のオプティ
カルフローを複数抽出するオプティカルフロー抽出手段
と、 前記画像中において小領域を設定する領域設定手段と、 この領域設定手段によって設定された小領域に含まれる
複数のオプティカルフローを前記オプティカルフロー手
段から読出し、この読出した複数のオプティカルフロー
から小領域内FOEを推定するFOE推定手段と、 このFOE推定手段によって推定された小領域内FOE
からその小領域における推定残差を計算する小領域推定
残差計算手段と、 この小領域推定残差計算手段によって計算された複数の
小領域の推定残差を統合することにより、前記画像平面
上の全部又は一部の総合推定残差を計算する総合推定残
差計算手段と、 この総合推定残差計算手段により計算された前記画像中
における総合推定残差の分布状態より移動体を検出する
移動体検出手段とよりなることを特徴とする移動体検出
装置。 - 【請求項13】前記総合推定残差計算手段において、 前記領域設定手段によって設定された小領域内に、前記
小領域推定残差計算手段によって計算された一つの推定
残差を与え、 複数の小領域が互いにその領域を共有する部分には、前
記複数の小領域の推定残差の積算結果、あるいは、その
積算結果を積算回数で除した結果を総合推定残差とする
ことを特徴とする請求項12記載の移動体検出装置。 - 【請求項14】移動しながら採った画像を観測し、 この観測された画像中の観測対象の動きを示す動きベク
トルを複数抽出し、 前記画像中において小領域を設定し、 この設定された小領域に含まれる複数の動きベクトルを
前記抽出した中から読出し、この読出した複数の動きベ
クトルを延長し、これら延長した動きベクトルが集中す
る点を求める小領域内集中点を推定し、 この推定された小領域内集中点からその小領域における
推定残差を計算し、 この計算された推定残差から移動体を検出することを特
徴とする移動体検出方法。 - 【請求項15】移動しながら採った画像を観測し、 この観測された画像中の観測対象の動きを示す動きベク
トルを複数抽出し、 前記画像中において小領域を設定し、 この設定された小領域に含まれる複数の動きベクトルを
前記抽出した中から読出し、この読出した複数の動きベ
クトルを延長し、これら延長した動きベクトルが集中す
る点を求める小領域内集中点を推定し、 この推定された小領域内集中点からその小領域における
推定残差を計算し、 この計算された複数の小領域の推定残差を統合すること
により、前記画像平面上の全部又は一部の総合推定残差
を計算し、 この計算された前記画像中における総合推定残差の分布
状態より移動体を検出することを特徴とする移動体検出
方法。 - 【請求項16】移動しながら採った画像を観測し、 この観測された画像中のオプティカルフローを計算し、 前記画像中において小領域を設定し、 この設定された小領域に含まれる複数のオプティカルフ
ローを読出し、この読出した複数のオプティカルフロー
から小領域内FOEを推定し、 この推定された小領域内FOEからその小領域における
推定残差を計算し、 この計算された推定残差から移動体を検出することを特
徴とする移動体検出方法。 - 【請求項17】移動しながら採った画像を観測し、 この観測された画像中のオプティカルフローを計算し、 前記画像中において小領域を設定し、 この設定された小領域に含まれる複数のオプティカルフ
ローを読出し、この読出した複数のオプティカルフロー
から小領域内FOEを推定し、 この推定された小領域内FOEからその小領域における
推定残差を計算し、 この計算された複数の小領域の推定残差を統合すること
により、前記画像平面上の全部又は一部の総合推定残差
を計算し、 この計算された前記画像中における総合推定残差の分布
状態より移動体を検出することを特徴とする移動体検出
方法。 - 【請求項18】前記総合推定残差を計算する方法におい
て、 前記設定された小領域内に、前記計算された一つの推定
残差を与え、 複数の小領域が互いにその領域を共有する部分には、前
記複数の小領域の推定残差の積算結果、あるいは、その
積算結果を積算回数で除した結果を総合推定残差とする
ことを特徴とする請求項17記載の移動体検出方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00744695A JP3435240B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 移動物体検知装置及びその方法 |
| US08/588,845 US5777690A (en) | 1995-01-20 | 1996-01-19 | Device and method for detection of moving obstacles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00744695A JP3435240B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 移動物体検知装置及びその方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08194822A true JPH08194822A (ja) | 1996-07-30 |
| JP3435240B2 JP3435240B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=11666074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00744695A Expired - Fee Related JP3435240B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 移動物体検知装置及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3435240B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010266963A (ja) * | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 消失点推定装置、消失点推定方法及び消失点推定プログラム |
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