JPH0819485B2 - 粉コークス、無煙炭の造粒方法及び焼結鉱の製造方法 - Google Patents

粉コークス、無煙炭の造粒方法及び焼結鉱の製造方法

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JPH0819485B2
JPH0819485B2 JP41828090A JP41828090A JPH0819485B2 JP H0819485 B2 JPH0819485 B2 JP H0819485B2 JP 41828090 A JP41828090 A JP 41828090A JP 41828090 A JP41828090 A JP 41828090A JP H0819485 B2 JPH0819485 B2 JP H0819485B2
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granulating
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陽三 細谷
正樹 矢野
正 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発発明は、粉コークス及び無煙
炭の造粒を可能とし、粉コークスと無煙炭の燃焼効率を
大幅に改善して焼結生産能率や成品歩留りの向上、焼結
鉱品質向上、NOxの大幅低減を実現する、微粉コーク
スと微粉無煙炭の造粒方法と、焼結鉱製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から焼結鉱の製造には、粉コークス
や無煙炭と焼結原料、副原料を配合して混合し、その配
合原料を造粒機で造粒したのち焼結機に装入し、焼結層
の通気を良好にして操業している。通気を良好にするに
は微粉原料を少なくするのが良く、配合原料の造粒強化
以外に、粉コークスの0.5mm以下を少なくする整粒
強化が図られたり、粉コークスそのものの微粉部分の造
粒もこれまで試みられてきた。しかし今日まで実用化さ
れた例は少ない。例えば、特公昭63−62558号に
は、粒径が0.3mm以下の微細粉を15重量%以上含
む粉コークスに水とセメントを配合した配合原料を転動
造粒するに際して、粒径が1mm以上の粗粒粉コークス
を微細粉量の30重量%以上前記配合材料中に含有せし
める方法が記載されている。しかし、造粒法は従来法と
同様のドラム型或はディスク型転動造粒機であるので造
粒物の強度は弱く、造粒粉コークスと焼結原料を混合、
造粒する過程で造粒粉コークスは崩壊し、その造粒効果
を十分に発揮できない欠点を有している。また、特公昭
63−13475号には、粒径7mm未満100重量%
の粉コークスにセメントと水を加えて混合してこの混合
物を積付けし、セメントの水和反応により形成された水
和物でコークス粒子間が結合されるまで養生し、この積
付け養生物を粒径0.5mm未満が40重量%以下とな
るように解砕することを特徴とする鉄鉱石焼結用粉コー
クスの製造方法が記載されている。しかし、この方法で
は水和物でコークス粒子間が結合されるまでの養生期間
が必要であり、また積付け養生物の解砕時に粒径0.5
mm未満の微粉がかなり発生する欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点に対
処するもので、焼結用粉コークス及び無煙炭の微粉部分
をセメントを使用することなく造粒して、粒度分布をシ
ャープにして粒径0.25mm以下の微粉を少なくし、
焼結プロセスの生産性、歩留り、焼結鉱品質を向上さ
せ、NOxを低減させる微粉コークス造粒方法及び微粉
無煙炭造粒方法と焼結鉱製造方法を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、
(1)粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉コーク
スまたは無煙炭を、含有水分が10〜28wt%になる
ように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機を用い
て50rpm以上しかもトータル回転数が100〜70
0回転で造粒することを特徴とする粉コークス・無煙炭
の造粒方法、(2)粒径1.0mm以下が70wt%以
上の粉コークスまたは無煙炭に、生石灰を全体の1〜3
0wt%添加し、含有水分が10〜28wt%になるよ
うに水分調整しながら遠心力を利用した造粒機を用いて
50rpm以上しかもトータル回転数が100〜700
回転で造粒することを特徴とする粉コークス・無煙炭の
造粒方法、(3)粒径1.0mm以下が70wt%以上
の粉コークスまたは無煙炭に、T.Feが30wt%以
上含有する焼結原料を全体の10〜50wt%になるよ
うに配合したのち、含有水分が10〜28wt%になる
ように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機を用い
て50rpm以上しかもトータル回転数が100〜70
0回転で造粒することを特徴とする粉コークス・無煙炭
の造粒方法、(4)粒径1.0mm以下が70wt%以
上の粉コークスまたは無煙炭に、150〜400℃の熱
風を粉コークス表面に吹き付け、含有水分が10〜28
wt%になるように水分調整しながら遠心力を利用した
造粒機を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が
100〜700回転で造粒することを特徴とする粉コー
クス・無煙炭の造粒方法、(5)粒径1.0mm以下が
70wt%以上の粉コークスまたは無煙炭を、含有水分
が10〜28wt%になるように水分調整しながら遠心
力を利用した造粒機を用いて50rpm以上しかもトー
タル回転数が100〜700回転で造粒しながら、0.
25〜3.0mmの造粒粉が80wt%以上になるよう
に調整してから、配合原料全体の0.1〜5wt%にな
るように焼結原料に混合し、そして配合原料全体を造粒
したのち焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法、
(6)粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉コーク
スまたは無煙炭を、含有水分が10〜28wt%になる
ように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機を用い
て50rpm以上しかもトータル回転数が100〜70
0回転で造粒しながら、0.25〜3.0mmの造粒粉
が80wt%以上になるように調整してから、配合原料
全体の0.1〜5wt%になるように焼結原料に混合
し、そして配合原料全体を造粒したのち焼結ベッドの層
高を700〜1000mmの高層厚に維持しながら焼結
することを特徴とする焼結鉱製造方法、(7)粒径1.
0mm以下が70wt%以上の粉コークスまたは無煙炭
を、含有水分が10〜28wt%になるように水分調整
しながら遠心力を利用した造粒機を用いて50rpm以
上しかもトータル回転数が100〜700回転で造粒し
ながら、0.25〜3.0mmの造粒粉が80wt%以
上になるように調整してから配合原料全体の0.1wt
%〜5wt%になるように焼結原料に混合し、かつそれ
以外に焼結原料に配合する粗粒粉コークスの3mm以上
を20wt%以下に調整してから配合原料全体を焼結す
ることを特徴とする焼結鉱製造方法、(8)粒径1.0
mm以下が70wt%以上の粉コークスまたは無煙炭
に、生石灰を1〜30wt%添加して、含有水分が10
〜28wt%になるように水分調整しながら遠心力を利
用した造粒機を用いて50rpm以上しかもトータル回
転数が100〜700回転で造粒しながら0.25〜
3.0mmの造粒粉が80wt%以上になるように調整
してから、配合原料全体の0.1〜5wt%になるよう
に焼結原料に混合し、そして配合原料全体を造粒したの
ち焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法、(9)粒
径1.0mm以下が70wt%以上の粉コークスまたは
無煙炭に、FeOが10wt%以上含有する焼結原料を
全体の10〜50wt%配合したのち、含有水分が10
〜28wt%になるように水分調整しながら遠心力を利
用した造粒機を用いて50rpm以上しかもトータル回
転数が100〜700回転で造粒してから、配合原料全
体の0.1〜5wt%になるように焼結原料に混合し、
そして造粒したのち焼結することを特徴とする焼結鉱製
造方法、(10)粒径1.0mm以下が70wt%以上
の粉コークスまたは無煙炭に、150〜400℃の熱風
を粉コークス表面に吹き付け、含有水分が10〜28w
t%になるように水分調整しながら遠心力を利用した造
粒機を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が1
00〜700回転で造粒してから、配合原料全体の0.
1〜5wt%になるように焼結原料の混合し、そして造
粒したのち焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法、
(11)粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉コー
クスまたは無煙炭を、含有水分が10〜28wt%にな
るように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機を用
いて50rpm以上しかもトータル回転数が100〜7
00回転で造粒しながら、配合原料全体の0.1〜5w
t%になるように焼結原料に混合し、また副原料として
焼結原料に配合する石灰石の1mm以下を30%以下に
して混合し、そしてこれらの配合原料全体を造粒したの
ち焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法、である。
【0005】
【作 用】以下、図面にもとづいて本発明を具体的に説
明する。図1は、本発明を実施する装置の一例を示す工
程図である。造粒コークスや造粒無煙炭1を含む粉コー
クスや無煙炭2と主原料(鉱石等)、副原料(石灰石、
蛇紋岩等)からなる焼結原料3は、1次ミキサー4で混
合したのち2次ミキサー5で造粒し、焼結機6で焼成す
る。これらのミキサー4,5にはドラム型か皿型の造粒
機が多く使われている。本発明では、粒径1mm以下が
70%以上の粉コークスや無煙炭、具体的には篩分け装
置で篩分けられた微粉コークスと微粉無煙炭、コークス
乾式消化設備から発生する集塵粉(一般にはCDQ粉と
称する)、通常の粉コークスまたは無煙炭を1mm以下
が70wt%以上に粉砕したもの等、を遠心力を利用し
た特定の造粒条件下で造粒したのち、他の粗粒部分の粉
コークスや無煙炭を、主としてコンベヤー上やホッパー
内で混合し、そして1次ミキサー4で他の焼結原料と混
合してから、2次ミキサー5で配合原料全体を造粒す
る。本発明でいう、遠心力を利用した造粒機7とは、造
粒対象粒子に高速回転力を付与して、粒子内の水分がそ
の遠心力によって粒子表層に向かう状態を発現する態様
を呈するものをいい、例えば、特公昭41−563号公
報や、造粒便覧(日本粉体工業協会)P422〜425
等にマルメライザー法として示されている高速転動方式
の造粒機が最も良く、それに次いで、高速回転羽根によ
る撹拌とパンの回転により造粒するアイリッヒミキサー
〔混合混錬技術(日本粉体工業協会)P209〜21
0〕や、回転数を高く出来るコンクリートミキサー〔混
合混錬技術(日本粉体工業協会)P185〜186〕な
どの造粒機が良い。アイリッヒミキサーの場合は、高速
回転羽根の回転がマルメライザー底部の円盤の回転とほ
ぼ同じ効果を発揮すると考えられるので、高速回転羽根
の回転数を本発明で表示している造粒機の回転数に置き
換えることは可能である。遠心力を利用した造粒機7の
代表的構造は、図2(a),(b)に示すように、固定
円筒10の底部において凹凸のある、または平面状のプ
レート9が高速回転するものである。底の円盤9を高速
で回転させ、粒子8を流動化させることにより壁10と
粒子7間摩擦力で粒子8が回転する。この粒子8自体の
回転により粒子内の水分はつねに粒子表層に向かっては
じき出されるので、強固な造粒物11の生成が可能とな
る。本発明の粉コークスや無煙炭を造粒するに際して、
該粒子の含有水分は10〜28wt%に調節するもので
あり、含有水分が10wt%未満では所定粒径範囲の強
固な造粒物にならず、また、含有水分が28wt%を越
えると造粒対象粒子が造粒機壁面に付着堆積し造粒効率
を阻害する。造粒機の回転数について種々の検討をした
結果、50rpm以上でないと遠心力が十分に働かな
い。また転動距離を増やさないと造粒効果が出てこない
ので100回転以上は必要で、700回転を越えると効
果が飽和する傾向が見られた。当然ながら回転半径が大
きくなるほど遠心力は増加する。回転半径を150mm
から2000mmまで変化させて造粒効果を確認する試
験を実施したが、2000mmの回転半径でも50rp
m以下では遠心力の働きは十分でなく、そしてトータル
の回転数も100回転以上が必要であった。またいずれ
の回転半径の試験でも、トータルの回転数が700回転
を越えると造粒効果は飽和した。本試験では600Фの
マルメライザーを使用して、300rpmで1.5分間
の造粒をした。この造粒法では、当然ながら生石灰を全
体の1wt%以上添加すると粒子表層に出てきた水分を
生石灰が吸収するので、水分の浸透性が増して粒子内の
水分が多く表層部に出てくるようになるので強固な造粒
物をより生成し易くなる。但し、生石灰が全体の30w
t%を越えると効果は横這いから下降傾向になり、生石
灰の廻りに粉コークスや無煙炭が付着したり生石灰反応
熱による粉コークスや無煙炭水分の蒸発量が多くなるた
め造粒物の強度が低下する悪影響が顕著になる。この生
石灰添加法では、生石灰反応熱により粉コークスや無煙
炭水分の一部が蒸発したり生石灰の結晶水として吸収さ
れたりするので造粒過程でこれらの水分量の70%以上
の水を補給するのがより好ましい。生石灰の代替として
150〜400℃の熱風を粉コークスや無煙炭表面へ吹
き付けた場合も水分の浸透性を増加させる効果がみられ
た。この方法も蒸発水分の70%程度の水分を補給する
方法が好ましい。また、T.Feが30wt%以上の焼
結原料や、FeOを10wt%以上含有するスケール・
磁鉄鉱系鉄鉱石を10wt%以上添加すると、造粒物の
比重が増して遠心力が増加し、水分の浸透性の増加によ
り強固な造粒物が形成された。この場合は50wt%以
上の添加になると効果は横這いになった。FeOが10
wt%以上含有するスケール・磁鉄鉱系鉄鉱石を10w
t%以上添加する場合はNox低減効果が顕著に見られ
た。造粒コークスや造粒無煙炭の添加量を変化させたと
ころ、0.1wt%以上から効果が見られ始め、5.0
wt%以上になるとその他の熱源の発熱量も加わって熱
過剰になり、むら焼けなどの悪影響が顕著になった。粗
粒粉コークスの3mm以上を20%以下に調整してから
焼結原料に添加すると、成品歩留りはより向上した。層
高については、焼結過程の通気性が改善される場合は層
厚を増加できる。層厚を増加するとさらに効果が増し、
層厚を700mm以上にすると成品歩留りが顕著に向上
し始め、1000mmを越えると通気性が逆に悪化し始
めて成品歩留りが低下する傾向となった。また微粉であ
る1mm以下が30%未満になるように整粒した石灰石
を焼結時に同時に配合すると、焼結過程の通気性改善に
相乗効果が見られ生産能率や成品歩留が向上した。
【0006】
【実施例】遠心力を利用した造粒機として、不二電機工
業▲株式会社▼のマルメライザー(製品名)を使用して
次の条件で粉コークスと無煙炭の造粒効果を調べた。ま
ず空気吹き付けによる分級法で粉コークスと無煙炭を篩
分けて1mm以下70wt%以上の微粉コークスまたは
微粉無煙炭を作成し、含有水分が10wt%以上28w
t%以下の範囲に調整しながらマルメライザーで1.5
分間造粒した。なお、含有水分が10wt%未満では水
分不足で強固な造粒物が出来ず、また28wt%を越え
ると水分過剰による造粒機側壁への付着が激しくなる現
象が見られた。1mm以下の微粉量の多少で最適水分量
は変動するが、その水分量はすべてが10wt%以上2
8wt%以下の範囲であつた。また生石灰を1wt%以
上添加すると造粒効果が増し25wt%までは直線的に
その効果が増し、それから30wt%までは効果が横這
い傾向になり30wt%を越えると横這いから下降傾向
となった。造粒度を向上させるには生石灰配合を増加さ
せると良いがバインダーコストが高くなるので、操業改
善効果を考慮しながら生石灰配合はできるだけ少ない値
に維持するのが好ましい。したがって、実施例での生石
灰配合は5wt%とした。造粒前後の微粉コークスと微
粉無煙炭の粒度分布改善の一例を、図3(a),(b)
に示した。粉コークスならびに無煙炭を本発明法にもと
づいて造粒すると、粉コークスならびに無煙炭の粒度分
布は極めてシャープになり、かつ0.25mm未満が零
に近くなるので粒度分布の改善は顕著である。表1に鍋
試験に使用した配合原料の配合割合、表2に粉コークス
・無煙炭の造粒方法、表3に鍋試験の各水準、表4
(1),(2)に鍋試験に使用した粉コークスと無煙炭
の粒度分布、表5に石灰石の粒度分布を示した。造粒コ
ークス・造粒無煙炭に生石灰やスケールを添加する場合
は、表1に示す配合割合を守って、表2に示す条件でそ
の一部を造粒コークスに回した。 図4(a)には粉コークス造粒鍋試験結果の生産率、成
品歩留り、コークス原単位、TI(冷間強度、JISM
8712により測定)、RDI(還元粉化性、製銑部会
法)、RI(還元率、JISM8713)粉コークスの
燃焼効率、及び排ガス中NOxを示した。図4(b)に
は無煙炭造粒鍋試験結果の生産率、成品歩留り、無煙炭
原単位、TI(冷間強度、JISM8712により測
定)、RDI(還元粉化性、製銑部会法)、RI(還元
率、JISM8713)、無煙炭の燃燃焼効率、及び排
ガス中NOxを示した。図5(a)には焼結過程の粉コ
ークス燃焼状況の一例、図5(b)には焼結過程の無煙
炭の燃焼状況の一例を示した。その結果、微粉コークス
ならびに微粉無煙炭の造粒により次の効果が示された。 (1)粉コークス・無煙炭の粒度分布がシャープになっ
て焼結ベッドの通気性が改善し、生産性が大幅に向上す
る。 (2)焼結ベッドの通気性改善と粉コークス・無煙炭の
燃焼速度向上により、特に第5図(1),(2)に示す
ように焼結過程前半の粉コークス。無煙炭の燃焼速度が
増すため上層部への熱量供給が増え、焼結ベッド上層部
の歩留りが大幅に改善されて成品歩留りとTI(冷間強
度)が向上する。コークス原単位も大幅に低減する。 (3)焼結ベッドの通気性改善と上層から下層までの均
一焼成により、RDI(還元粉化性)ならびにRI(還
元率)が向上する。RIの向上は高炉燃料比を大幅に低
減させ、高炉安定操業のみならず出銑比向上にも寄与す
る。 (4)粉コークス・無煙炭の燃焼性改善により、カーボ
ンの燃焼効率が増して排ガス中COが低減し、かつ排ガ
ス中NOxが大幅に低減される。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、粉コークスならびに無
煙炭の微粉部分の造粒により粉コークス・無煙炭の粒度
分布がシャープになって焼結過程の通気性と粉コークス
・無煙炭の燃焼性が改善され、焼結プロセスの生産性、
成品歩留り、焼結鉱品質が大幅に向上し、さらに排ガス
中NOxも大幅に低減した。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の一例の工程図である 図2の(a)はマルメライザーの立面図、(b)はマル
メライザー内の粒子自転状況を示す図である。 図3(a)は粉コークスの粒度分布を示す実験結果、
(b)は無煙炭の粒度分布を示す実験結果である。 図4(a)は粉コークス造粒の鍋試験結果、(b)は無
煙炭造粒の鍋試験結果を示すグラフである 図5(a)は焼結過程の粉コークスの燃焼状況を示す
図、(b)は焼結過程の無煙炭の燃焼状況を示す図であ
る。 符号の説明 1は造粒コークス・造粒無煙炭、2は粉コークス・無煙
炭、3は焼結原料、4は1次ミキサー、5は2次ミキサ
ー、6は焼結機、7は遠心力を利用した造粒機、8は粒
子、9は回転円盤、10は壁面。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭を、含有水分が10〜28wt%
    になるように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機
    を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が100
    〜700回転で造粒することを特徴とする粉コークス・
    無煙炭の造粒方法。
  2. 【請求項2】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭に、生石灰を全体の1〜30wt
    %添加し、含有水分が10〜28wt%になるように水
    分調整しながら遠心力を利用した造粒機を用いて50r
    pm以上しかも回転数が100〜700回転で造粒する
    ことを特徴とする粉コークス・無煙炭の造粒方法。
  3. 【請求項3】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭に、T.Feが30wt%以上含
    有する焼結原料を全体の10〜50wt%になるように
    配合したのち、含有水分が10〜28wt%になるよう
    に水分調整しながら遠心力を利用した造粒機を用いて5
    0rpm以上しかもトータル回転数が100〜700回
    転で造粒することを特徴とする粉コークス・無煙炭の造
    粒方法。
  4. 【請求項4】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭に、150〜400℃の熱風を粉
    コークス表面に吹き付け、含有水分が10〜28wt%
    になるように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機
    を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が100
    〜700回転で造粒することを特徴とする粉コークス・
    無煙炭の造粒方法。
  5. 【請求項5】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭を、含有水分が10〜28wt%
    になるように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機
    を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が100
    〜700回転で造粒しながら、0.25〜3.0mmの
    造粒粉が80wt%以上になるように調整してから、配
    合原料全体の0.1〜5wt%になるように焼結原料に
    混合し、そして配合原料全体を造粒したのち焼結するこ
    とを特徴とする焼結鉱製造方法。
  6. 【請求項6】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭を、含有水分が10〜28wt%
    になるように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機
    を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が100
    〜700回転で造粒しながら、0.25〜3.0mmの
    造粒粉が80wt%以上になるように調整してから、配
    合原料全体の0.1〜5wt%になるように焼結原料に
    混合し、そして配合原料全体を造粒したのち焼結ベッド
    の層高を700〜1000mmの高層厚に維持しながら
    焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法。
  7. 【請求項7】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭を、含有水分が10〜28wt%
    になるように水分調整しながら遠心力を利用した造粒機
    を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が100
    〜700回転で造粒しながら、0.25〜3.0mmの
    造粒粉が80wt%以上になるように調整してから配合
    原料全体の0.1〜5wt%になるように焼結原料に混
    合し、かつそれ以外に焼結原料に配合する粗粒粉コーク
    スの3mm以上を20wt%以下に調整してから配合原
    料全体を焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法。
  8. 【請求項8】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭に、生石灰を1〜30wt%添加
    して、含有水分が10〜28wt%になるように水分調
    整しながら遠心力を利用した造粒機を用いて50rpm
    以上しかもトータル回転数が100〜700回転で造粒
    しながら0.25〜3.0mmの造粒機が80wt%以
    上になるように調整してから、配合原料全体の0.1〜
    5wt%になるように焼結原料に混合し、そして配合原
    料全体を造粒したのち焼結することを特徴とする焼結製
    造方法。
  9. 【請求項9】粒径1.0mm以下が70wt%以上の粉
    コークスまたは無煙炭に、FeOが10wt%以上含有
    する焼結原料を全体の10〜50wt%配合したのち、
    含有水分が10〜28wt%になるように水分調整しな
    がら遠心力を利用した造粒機を用いて50rpm以上し
    かもトータル回転数が100〜700回転で造粒してか
    ら、配合原料全体の0.1〜5wt%になるように焼結
    原料に混合し、そして造粒したのち焼結することを特徴
    とする焼結鉱製造方法。
  10. 【請求項10】粒径1.0mm以下が70wt%以上の
    粉コークスまたは無煙炭に、150〜400℃の熱風を
    粉コークス表面に吹き付け、含有水分が10〜28wt
    %になるように水分調整しながら遠心力を利用した造粒
    機を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が10
    0〜700回転で造粒してから、配合原料全体の0.1
    〜5wt%になるように焼結原料に混合し、そして造粒
    したのち焼結すことを特徴とする焼結鉱製造方法。
  11. 【請求項11】粒径1.0mm以下が70wt%以上の
    粉コークスまたは無煙炭を、含有水分が10〜28wt
    %になるように水分調整しながら遠心力を利用した造粒
    機を用いて50rpm以上しかもトータル回転数が10
    0〜700回転で造粒しながら、配合原料全体の0.1
    〜5wt%になるように焼結原料に混合し、また副原料
    として焼結原料に配合する石灰石の1mm以下を30%
    以下にして混合し、そしてこれらの配合原料全体を造粒
    したのち焼結することを特徴とする焼結鉱製造方法。
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