JPH0819598B2 - 無杼織機における緯糸測長貯留装置 - Google Patents
無杼織機における緯糸測長貯留装置Info
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- JPH0819598B2 JPH0819598B2 JP17742186A JP17742186A JPH0819598B2 JP H0819598 B2 JPH0819598 B2 JP H0819598B2 JP 17742186 A JP17742186 A JP 17742186A JP 17742186 A JP17742186 A JP 17742186A JP H0819598 B2 JPH0819598 B2 JP H0819598B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は緯糸測長貯留装置、より詳細には緯糸巻取
用のドラムを複数個の分割片にて構成した無杼織機にお
ける緯糸測長貯留装置に関するものである。
用のドラムを複数個の分割片にて構成した無杼織機にお
ける緯糸測長貯留装置に関するものである。
(従来の技術) この種の緯糸測長貯留装置として特開昭57−25444号
公報に開示されるものがあり、この緯糸測長貯留装置で
は緯糸を測長貯留するためのドラムが複数個の分割片に
て拡径並びに縮径可能に形成されている。各分割片は傾
斜面及び水平面よりなり、所定の分割片と係合する第1
の緯糸係止体の係止作用により傾斜面上に巻付貯留され
た緯糸が同傾斜面上を摺動下降して水平面へと移動する
ようになっている。そして、所定の分割片の水平面上に
接離可能に係合する第2の緯糸係止レバーにより緯糸の
緯入れを規定するとともに、係止レバーが前記所定の分
割片の水平面から離間すると、緯入れが開始され緯糸が
メインノズルから緯糸開口内に射出されるようになって
いる。
公報に開示されるものがあり、この緯糸測長貯留装置で
は緯糸を測長貯留するためのドラムが複数個の分割片に
て拡径並びに縮径可能に形成されている。各分割片は傾
斜面及び水平面よりなり、所定の分割片と係合する第1
の緯糸係止体の係止作用により傾斜面上に巻付貯留され
た緯糸が同傾斜面上を摺動下降して水平面へと移動する
ようになっている。そして、所定の分割片の水平面上に
接離可能に係合する第2の緯糸係止レバーにより緯糸の
緯入れを規定するとともに、係止レバーが前記所定の分
割片の水平面から離間すると、緯入れが開始され緯糸が
メインノズルから緯糸開口内に射出されるようになって
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した緯糸測長貯留装置では、第1の緯糸係止体が
所定の分割片の傾斜面から離間すると、同傾斜面上の緯
糸が第1の緯糸係止体から解放され、傾斜面を摺動して
水平面側へ移行する。この巻糸の移行は巻糸同士の絡み
のない整列状態で行われることが緯入れ安定性を得る上
で必要であり、巻糸の移行状態は緯糸と傾斜面との間の
摩擦力に依存している。この摩擦力は同一部材の分割片
においても緯糸の太さや素材によって異なり、緯糸の摺
動動作に悪影響を与えることがある。すなわち、傾斜面
の摩擦係数が緯糸に適合しないときには、緯糸は傾斜面
上でもつれたり絡みあったりして、整列状態で摺動しな
いことがあり、緯糸の円滑な引き出しが阻害され緯入れ
ミスを誘発する。ところが、緯糸の摺動状態をもっぱら
左右するのは緯糸係止体と係脱関係にある分割片であ
り、この分割片は1種類しか設けられておらず、前記し
た問題が生ずる。
所定の分割片の傾斜面から離間すると、同傾斜面上の緯
糸が第1の緯糸係止体から解放され、傾斜面を摺動して
水平面側へ移行する。この巻糸の移行は巻糸同士の絡み
のない整列状態で行われることが緯入れ安定性を得る上
で必要であり、巻糸の移行状態は緯糸と傾斜面との間の
摩擦力に依存している。この摩擦力は同一部材の分割片
においても緯糸の太さや素材によって異なり、緯糸の摺
動動作に悪影響を与えることがある。すなわち、傾斜面
の摩擦係数が緯糸に適合しないときには、緯糸は傾斜面
上でもつれたり絡みあったりして、整列状態で摺動しな
いことがあり、緯糸の円滑な引き出しが阻害され緯入れ
ミスを誘発する。ところが、緯糸の摺動状態をもっぱら
左右するのは緯糸係止体と係脱関係にある分割片であ
り、この分割片は1種類しか設けられておらず、前記し
た問題が生ずる。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は上記した問題点を解決するために、複数個
の分割片によって緯糸を巻取る測長ドラムを形成し、同
測長ドラム周面に対し係脱して緯糸を計測貯留する緯糸
係止体を設けるとともに、前記複数個の分割片の表面を
互いに摩擦係数が異なるように形成し、さらにこれら分
割片と緯糸係止体とを対向保持する回転位相切換機構に
より側長ドラムを回動可能に支持したものである。
の分割片によって緯糸を巻取る測長ドラムを形成し、同
測長ドラム周面に対し係脱して緯糸を計測貯留する緯糸
係止体を設けるとともに、前記複数個の分割片の表面を
互いに摩擦係数が異なるように形成し、さらにこれら分
割片と緯糸係止体とを対向保持する回転位相切換機構に
より側長ドラムを回動可能に支持したものである。
(作用) この発明は上記した手段を採用したことにより、緯糸
の種類に応じて、この緯糸に適応する摩擦係数を備えた
分割片を適宜選択し、この分割片を緯糸係止体と対応す
る位置に移動するように側長ドラムを回動させることが
できる。このため、該分割片の第1傾斜面と同第1傾斜
面上を摺動下降する緯糸との間には緯糸が整列して摺動
するのに適合する摩擦力が付与される。
の種類に応じて、この緯糸に適応する摩擦係数を備えた
分割片を適宜選択し、この分割片を緯糸係止体と対応す
る位置に移動するように側長ドラムを回動させることが
できる。このため、該分割片の第1傾斜面と同第1傾斜
面上を摺動下降する緯糸との間には緯糸が整列して摺動
するのに適合する摩擦力が付与される。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を第1,2図に従
って詳述する。
って詳述する。
第1図に示すように織機のサイドフレーム1に固着さ
れた環状ブラケット2には回転支持軸3が回転可能に貫
通装着されており、その軸心部にはチーズ等の緯糸供給
源から供給される緯糸Yを導く緯糸案内孔3aが形成され
ている。環状ブラケット2の前面側(第1図右側)にお
いて回転支持軸3には糸巻付管4が緯糸案内孔3aに連通
するように取着されており、その先端が測長ドラムDの
外周面近傍に開口している。なお、回転支持軸3は機台
駆動モータに作動連結されており、支持軸3の回転にと
もなって糸巻付管4が回転され、この回転により測長ド
ラムD上に緯糸Yを巻付貯留するようになっている。回
転支持軸3の先端部には支持体5が相対回転可能に支持
されており、その前面には円板状の支持板6が回転支持
軸3に対して相対回転可能に固着されている。
れた環状ブラケット2には回転支持軸3が回転可能に貫
通装着されており、その軸心部にはチーズ等の緯糸供給
源から供給される緯糸Yを導く緯糸案内孔3aが形成され
ている。環状ブラケット2の前面側(第1図右側)にお
いて回転支持軸3には糸巻付管4が緯糸案内孔3aに連通
するように取着されており、その先端が測長ドラムDの
外周面近傍に開口している。なお、回転支持軸3は機台
駆動モータに作動連結されており、支持軸3の回転にと
もなって糸巻付管4が回転され、この回転により測長ド
ラムD上に緯糸Yを巻付貯留するようになっている。回
転支持軸3の先端部には支持体5が相対回転可能に支持
されており、その前面には円板状の支持板6が回転支持
軸3に対して相対回転可能に固着されている。
第2図に示すように、前記支持板6の前面周縁部には
測長ドラムDを構成する4つの第1,2,3,4の分割片7,8,
9,10が支持板6のほぼ半径方向へ位置調節可能に締付固
定されており、これら第1〜4の分割片7〜10は互いに
異なる表面処理が施され、表面の摩擦係数が異ものであ
る。すなわち、第1及び第2分割片7,8の表面にはそれ
ぞれクロムメッキが平滑状及び梨地状に施され、さらに
第3及び第4分割片9,10にはそれぞれアルマイト処理及
びテフロンコーティングが施されて、これらの摩擦係数
は第1〜4分割片7〜10の順に低くなっている。
測長ドラムDを構成する4つの第1,2,3,4の分割片7,8,
9,10が支持板6のほぼ半径方向へ位置調節可能に締付固
定されており、これら第1〜4の分割片7〜10は互いに
異なる表面処理が施され、表面の摩擦係数が異ものであ
る。すなわち、第1及び第2分割片7,8の表面にはそれ
ぞれクロムメッキが平滑状及び梨地状に施され、さらに
第3及び第4分割片9,10にはそれぞれアルマイト処理及
びテフロンコーティングが施されて、これらの摩擦係数
は第1〜4分割片7〜10の順に低くなっている。
前記分割片7〜10は第1傾斜面7a,8a,9a,10aと、これ
らより勾配が緩やかな第2傾斜面7b,8b,9b,10bとにより
構成され、第1傾斜面7a〜10aにはそれぞれ透孔7c,8c,9
c,10cが、第2傾斜面7b〜10bには透孔7d,8d,9d,10dが形
成されている。これら透孔7c〜10cは90゜の回転位相差
をもって等間隔に設定されており、透孔7d〜10dも同様
の関係に設定されている。なお、第2傾斜面は平行面で
形成してのよい。
らより勾配が緩やかな第2傾斜面7b,8b,9b,10bとにより
構成され、第1傾斜面7a〜10aにはそれぞれ透孔7c,8c,9
c,10cが、第2傾斜面7b〜10bには透孔7d,8d,9d,10dが形
成されている。これら透孔7c〜10cは90゜の回転位相差
をもって等間隔に設定されており、透孔7d〜10dも同様
の関係に設定されている。なお、第2傾斜面は平行面で
形成してのよい。
第2図に示すように測長ドラムDの外周面の側方には
機台駆動モータに作動連結された駆動軸11が回転支持軸
3と平行に配設され、各軸3,11に止着されたタイミング
プーリ12,13がタイミングベルト14にて作動連結されて
いる。回転支持軸3と駆動軸11との間には支持軸15が平
行に配設され、第1傾斜面7a〜10a及び第2傾斜面7b〜1
0bに対応する位置には一対のカムレバー16,17が回動可
能に支持されている。そして、これらカムレバー16,17
をそれぞれ引き上げ付勢する引張ばね20,21と駆動軸11
に止着したカム18,19との協働によりカムレバー16,17が
支持軸15を中心として揺動するようになっている。
機台駆動モータに作動連結された駆動軸11が回転支持軸
3と平行に配設され、各軸3,11に止着されたタイミング
プーリ12,13がタイミングベルト14にて作動連結されて
いる。回転支持軸3と駆動軸11との間には支持軸15が平
行に配設され、第1傾斜面7a〜10a及び第2傾斜面7b〜1
0bに対応する位置には一対のカムレバー16,17が回動可
能に支持されている。そして、これらカムレバー16,17
をそれぞれ引き上げ付勢する引張ばね20,21と駆動軸11
に止着したカム18,19との協働によりカムレバー16,17が
支持軸15を中心として揺動するようになっている。
これらカムレバー16,17の先端部にはそれぞれ第1及
び第2の緯糸係止体22,23が取付けられており、第1緯
糸係止体22が分割片7〜10の第1傾斜面7a〜10aの透孔7
c,8c,9c,10cと、また第2緯糸係止体23が第2傾斜面7b
〜10bの透孔7d,8d,9d,10dとそれぞれ対向してほぼ交互
に係脱するようになっている。
び第2の緯糸係止体22,23が取付けられており、第1緯
糸係止体22が分割片7〜10の第1傾斜面7a〜10aの透孔7
c,8c,9c,10cと、また第2緯糸係止体23が第2傾斜面7b
〜10bの透孔7d,8d,9d,10dとそれぞれ対向してほぼ交互
に係脱するようになっている。
第1図に示すように、環状ブラケット2の前面には糸
巻付管4を覆うカバー24が止着されており、同カバー24
側には4つ(3つのみ図示)の磁石25,26,27が90゜の回
転位相差をもって配設されているとともに、各磁石25〜
27の先端側が同一磁極に設定されている。また、支持板
6側には4つの磁石28,29,30,31が同様の回転位相差を
もって、かつカバー24側の磁石25〜27と対向した場合に
緯糸係止体22,23と分割片7〜10のいずれかの透孔7c〜1
0c,7d〜10dと対向するように配設されており、それらの
先端側が前記とは異磁極に設定されている。従って、織
機運転とともに回転支持軸3及び糸巻付管4が回転し、
糸巻付管4から緯糸Yが分割片7〜10上に供給される
が、カバー24側の磁石25〜27と支持板6側の磁石28〜31
との吸引作用により支持板6は回転することなく静止状
態に保持される。なお、環状ブラケット2側の磁石は1
箇所のみでもよく、また磁石の取付位置は測長ドラムD
の半径方向に設けるようにしてもよい。
巻付管4を覆うカバー24が止着されており、同カバー24
側には4つ(3つのみ図示)の磁石25,26,27が90゜の回
転位相差をもって配設されているとともに、各磁石25〜
27の先端側が同一磁極に設定されている。また、支持板
6側には4つの磁石28,29,30,31が同様の回転位相差を
もって、かつカバー24側の磁石25〜27と対向した場合に
緯糸係止体22,23と分割片7〜10のいずれかの透孔7c〜1
0c,7d〜10dと対向するように配設されており、それらの
先端側が前記とは異磁極に設定されている。従って、織
機運転とともに回転支持軸3及び糸巻付管4が回転し、
糸巻付管4から緯糸Yが分割片7〜10上に供給される
が、カバー24側の磁石25〜27と支持板6側の磁石28〜31
との吸引作用により支持板6は回転することなく静止状
態に保持される。なお、環状ブラケット2側の磁石は1
箇所のみでもよく、また磁石の取付位置は測長ドラムD
の半径方向に設けるようにしてもよい。
さて、上記のように構成した緯糸貯留装置の作用につ
いて以下に述べる。
いて以下に述べる。
第1図に示すように測長ドラムDの第2分割片8が両
緯糸係止体22,23に対向する位置にあり、測長ドラムD
上に測長貯留される緯糸Yとして細デニール(40d〜75
d)のフィラメント糸が使用されている。同図では第1
緯糸係止体22は突出位置にあり第2分割片8の第1傾斜
面8aの透孔8c内に進入して、第1傾斜面8a上に巻付貯留
された緯糸Yを所定貯留位置に係止保持し、第2緯糸係
止体23は退出位置にある。そして、カムレバー16,17の
揺動にともない、これら緯糸係止体22,23がそれぞれ退
出位置及び突出位置に移動する。
緯糸係止体22,23に対向する位置にあり、測長ドラムD
上に測長貯留される緯糸Yとして細デニール(40d〜75
d)のフィラメント糸が使用されている。同図では第1
緯糸係止体22は突出位置にあり第2分割片8の第1傾斜
面8aの透孔8c内に進入して、第1傾斜面8a上に巻付貯留
された緯糸Yを所定貯留位置に係止保持し、第2緯糸係
止体23は退出位置にある。そして、カムレバー16,17の
揺動にともない、これら緯糸係止体22,23がそれぞれ退
出位置及び突出位置に移動する。
第1緯糸係止体22が退出位置に移動すると、第2分割
片8の第1傾斜面8a上において、緯糸Yの係止が解除さ
れる。細デニールのフィラメント糸からなる緯糸Yは第
2分割片8の摩擦係数と適合しているため、緯糸Yはも
つれ等を生ずることなく整列状態で所定貯留位置から下
降して第2傾斜面8bへと摺動する。緯糸Yが第2傾斜面
8b上に達した後、第1緯糸係止体22が突出位置に移動す
るとともに、第2緯糸係止体23が退出位置に移動して緯
糸Yの巻戻しが行われ、緯入れが開始される。第1傾斜
面7a〜10a上に巻付けられた緯糸のうち、第2分割片8
以外の分割片7,9,10と対応する部分は係止作用を受けて
いないことから第1緯糸係止体22が退出するまでに第2
傾斜面7b,9b,10b側へ順次移行しており、緯入れ状態に
影響を与えるのはもっぱら第2分割片8上の巻糸部分で
ある。従って、第2分割片8の第1傾斜面8a上の巻糸部
分が整列移行することにより良好な緯入れが達成され
る。
片8の第1傾斜面8a上において、緯糸Yの係止が解除さ
れる。細デニールのフィラメント糸からなる緯糸Yは第
2分割片8の摩擦係数と適合しているため、緯糸Yはも
つれ等を生ずることなく整列状態で所定貯留位置から下
降して第2傾斜面8bへと摺動する。緯糸Yが第2傾斜面
8b上に達した後、第1緯糸係止体22が突出位置に移動す
るとともに、第2緯糸係止体23が退出位置に移動して緯
糸Yの巻戻しが行われ、緯入れが開始される。第1傾斜
面7a〜10a上に巻付けられた緯糸のうち、第2分割片8
以外の分割片7,9,10と対応する部分は係止作用を受けて
いないことから第1緯糸係止体22が退出するまでに第2
傾斜面7b,9b,10b側へ順次移行しており、緯入れ状態に
影響を与えるのはもっぱら第2分割片8上の巻糸部分で
ある。従って、第2分割片8の第1傾斜面8a上の巻糸部
分が整列移行することにより良好な緯入れが達成され
る。
さて、緯糸Yを例えば標準番手(6s〜60s)のスパン
糸に交換するときには、両緯糸係止体22,23の先端を測
長ドラムDの表面から離間させた状態において主導で支
持板6を第2図の状態から右側へ90゜回動させ、新たに
交換する糸と適合する摩擦係数を備えた第3分割片9を
両緯糸係止体22,23に対向する位置に配置する。緯糸Y
は測長ドラムDの各分割片7〜10の第1傾斜面7a〜10a
上に巻付けられた後、第1係止体22の退出にともなって
第3分割片9の第1傾斜面9a上を整列状態で摺動する。
糸に交換するときには、両緯糸係止体22,23の先端を測
長ドラムDの表面から離間させた状態において主導で支
持板6を第2図の状態から右側へ90゜回動させ、新たに
交換する糸と適合する摩擦係数を備えた第3分割片9を
両緯糸係止体22,23に対向する位置に配置する。緯糸Y
は測長ドラムDの各分割片7〜10の第1傾斜面7a〜10a
上に巻付けられた後、第1係止体22の退出にともなって
第3分割片9の第1傾斜面9a上を整列状態で摺動する。
このように緯糸Yの種類に応じて第1緯糸係止体22に
対向する分割片7〜10を切換使用することによって、緯
糸係止体から解放された緯糸Yが第2傾斜面7b〜10b上
に整列した状態で移行し、常に円滑な緯糸引き出しが行
われ、良好な緯入れが達成される。すなわち、分割片7
〜10の摩擦係数が高くなるほど緯糸Yとしては滑りの良
い糸を使用することができ、例えば第1分割片7には標
準デニール(75d〜150d)のフィラメント糸が、第2分
割片8には前記したように細デニールのフィラメント糸
が使用される。また、第3及び第4分割片9,10にはスパ
ン糸や加工糸が使用され、第3分割片9には前記のよう
に標準番手のものが、第4分割片10には細番手(60s〜1
00s)のものが使用される。しかも、この実施例では測
長ドラムDを構成する分割片7〜10が磁石の吸引作用に
より回動可能に静止保持されているため、測長ドラムD
表面から緯糸係止体22,23の先端を離間させておけば測
長ドラムD側を回動するのみという極めて簡単な操作で
第1緯糸係止体22に対向する分割片7〜10の切換を行な
うことができる。また、この実施例では分割片7〜10を
支持板6の半径方向における取付位置を変更することに
より、緯糸Yの測長量を微調整することができる。
対向する分割片7〜10を切換使用することによって、緯
糸係止体から解放された緯糸Yが第2傾斜面7b〜10b上
に整列した状態で移行し、常に円滑な緯糸引き出しが行
われ、良好な緯入れが達成される。すなわち、分割片7
〜10の摩擦係数が高くなるほど緯糸Yとしては滑りの良
い糸を使用することができ、例えば第1分割片7には標
準デニール(75d〜150d)のフィラメント糸が、第2分
割片8には前記したように細デニールのフィラメント糸
が使用される。また、第3及び第4分割片9,10にはスパ
ン糸や加工糸が使用され、第3分割片9には前記のよう
に標準番手のものが、第4分割片10には細番手(60s〜1
00s)のものが使用される。しかも、この実施例では測
長ドラムDを構成する分割片7〜10が磁石の吸引作用に
より回動可能に静止保持されているため、測長ドラムD
表面から緯糸係止体22,23の先端を離間させておけば測
長ドラムD側を回動するのみという極めて簡単な操作で
第1緯糸係止体22に対向する分割片7〜10の切換を行な
うことができる。また、この実施例では分割片7〜10を
支持板6の半径方向における取付位置を変更することに
より、緯糸Yの測長量を微調整することができる。
なお、本発明は前記実施例に拘束されるものではな
く、例えば、 (1)測長ドラムDの分割片7〜10を線材にて折り曲げ
形成し、これら分割片7〜10の摩擦係数が互いに異なる
ように表面処理を施す。
く、例えば、 (1)測長ドラムDの分割片7〜10を線材にて折り曲げ
形成し、これら分割片7〜10の摩擦係数が互いに異なる
ように表面処理を施す。
(2)測長ドラムDの各分割片7〜10を静止保持する手
段として磁石による吸引に替えて、歯車及び遊星歯車に
よる保持装置を採用する。
段として磁石による吸引に替えて、歯車及び遊星歯車に
よる保持装置を採用する。
(3)各分割片7〜10をそれらの第1傾斜面7a〜10aの
傾斜度が互いに異なるように形成し、これらの上を摺動
する緯糸Yの滑りを調節して、より多くの種類の緯糸Y
に対応し得るようにする。
傾斜度が互いに異なるように形成し、これらの上を摺動
する緯糸Yの滑りを調節して、より多くの種類の緯糸Y
に対応し得るようにする。
(4)各分割片7〜10の第1傾斜面7a〜10aのみに表面
処理を施し、これらの摩擦係数を互いに異なるように構
成する。
処理を施し、これらの摩擦係数を互いに異なるように構
成する。
(5)緯糸係止体22,23を第1傾斜面に対向させて突
出、退出させるようにした緯糸測長貯留装置、或いは第
1傾斜面に対向した緯糸糸係止体22のみを用いて測長す
るようにした緯糸測長貯留装置に適用する。
出、退出させるようにした緯糸測長貯留装置、或いは第
1傾斜面に対向した緯糸糸係止体22のみを用いて測長す
るようにした緯糸測長貯留装置に適用する。
等、本発明の趣旨から逸脱しない限りにおいて任意の変
更は無論可能である。
更は無論可能である。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明は緯糸を巻取る測長ドラ
ムを構成する複数個の分割片の表面を互いに摩擦係数が
異なるように形成するとともに、これら分割片と緯糸係
止体とを対向保持する回転位相切換機構を設けたことに
より、緯糸の種類に応じて、この緯糸に適合する摩擦係
数を備えた分割片を緯糸係止体と対向するように選択配
置することができ、ひいては緯糸が分割片上を整列状態
で移動し、緯糸が円滑に緯入れされ得るという優れた効
果を発揮する。
ムを構成する複数個の分割片の表面を互いに摩擦係数が
異なるように形成するとともに、これら分割片と緯糸係
止体とを対向保持する回転位相切換機構を設けたことに
より、緯糸の種類に応じて、この緯糸に適合する摩擦係
数を備えた分割片を緯糸係止体と対向するように選択配
置することができ、ひいては緯糸が分割片上を整列状態
で移動し、緯糸が円滑に緯入れされ得るという優れた効
果を発揮する。
第1図はこの発明を具体化して示す側面図、第2図は第
1図の平面図、第3図は第1図の変化を示す一部破断側
面図である。 分割片7,8,9,10、緯糸係止体22,23、回転位相切換機構
を構成する磁石25,26,27,28,29,30,31、測長ドラムD、
緯糸Y。
1図の平面図、第3図は第1図の変化を示す一部破断側
面図である。 分割片7,8,9,10、緯糸係止体22,23、回転位相切換機構
を構成する磁石25,26,27,28,29,30,31、測長ドラムD、
緯糸Y。
Claims (1)
- 【請求項1】複数個の分割片によって緯糸を巻取る測長
ドラムを形成し、同測長ドラム周面と緯糸係止体との係
脱作用により緯糸を測長貯留する緯糸測長貯留装置にお
いて、前記複数個の分割片の表面を互いに摩擦係数が異
なるように形成するとともに、これら分割片と緯糸係止
体とを対向保持する回転位相切換機構により側長ドラム
を回動可能に支持したことを特徴とする無杼織機におけ
る緯糸測長貯留装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17742186A JPH0819598B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 無杼織機における緯糸測長貯留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17742186A JPH0819598B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 無杼織機における緯糸測長貯留装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6335855A JPS6335855A (ja) | 1988-02-16 |
| JPH0819598B2 true JPH0819598B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=16030632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17742186A Expired - Lifetime JPH0819598B2 (ja) | 1986-07-28 | 1986-07-28 | 無杼織機における緯糸測長貯留装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819598B2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-28 JP JP17742186A patent/JPH0819598B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6335855A (ja) | 1988-02-16 |
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