JPH08196141A - 植物の育成方法及び植物育成用支持体 - Google Patents

植物の育成方法及び植物育成用支持体

Info

Publication number
JPH08196141A
JPH08196141A JP7179179A JP17917995A JPH08196141A JP H08196141 A JPH08196141 A JP H08196141A JP 7179179 A JP7179179 A JP 7179179A JP 17917995 A JP17917995 A JP 17917995A JP H08196141 A JPH08196141 A JP H08196141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
growing
support
activated carbon
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7179179A
Other languages
English (en)
Inventor
Seitai Cho
成泰 趙
Sumio Takigawa
純男 滝川
Ryoichi Ueda
亮一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP7179179A priority Critical patent/JPH08196141A/ja
Priority to KR1019950026849A priority patent/KR100277836B1/ko
Priority to US08/562,874 priority patent/US5675929A/en
Publication of JPH08196141A publication Critical patent/JPH08196141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G24/00Growth substrates; Culture media; Apparatus or methods therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G31/00Soilless cultivation, e.g. hydroponics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G22/00Cultivation of specific crops or plants not otherwise provided for
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G22/00Cultivation of specific crops or plants not otherwise provided for
    • A01G22/20Cereals
    • A01G22/22Rice
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G24/00Growth substrates; Culture media; Apparatus or methods therefor
    • A01G24/20Growth substrates; Culture media; Apparatus or methods therefor based on or containing natural organic material

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 植物の苗や成体植物を生長のむらがなく健や
かに育成させる方法、及びそのような育成方法を実施す
るために用いるのに適した植物育成用支持体を提供する
こと。 【構成】 小石と活性炭とを樹脂を結着剤として透水性
を保って硬化させた上層11と、透水性のALC材から
なり補強材として用いられる下層12とを積層一体化し
て植物育成用支持体を形成する。この植物育成用支持体
上に植物育成用培地13を載置し、その植物育成用培地
13にて水稲の苗などを育成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植物の苗や成体植物を
育成する方法に関する。また、この植物の育成方法を実
施するために用いるのに適した植物育成用支持体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】これまで水稲の苗を育てる際には、例え
ば図10に示されているようにまず、載置台40に載置
した保温性の良好な発泡スチロール製ボード41を選択
的にビニール製シート42で覆ってから、同シート42
上に透水性の良好な砂43を載置し、植物育成用支持体
を形成する。そして、この支持体の上にケイ酸カルシウ
ム系繊維に窒素成分、リン成分、カリウム成分等を混入
させて成形された水稲育成用成形培地44を載せて育苗
床を形成し、ここに種を蒔いて発芽・発根させて、苗に
生長させる手法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記育苗床で
は時として発芽、発根、あるいは苗の生長に生育むらが
みられることがあった。そして水稲育成用成形培地44
を載置する支持体が発泡スチロール製ボード41とその
上に載置した砂43とからなるため充分な強度がなく、
また、発泡スチロール41は透水性に乏しいため砂43
を通った水は発泡スチロール41の内部を通って良好に
排出されず、特に発泡スチロール41をビニール製シー
ト42で覆った場合には水の排出が発泡スチロール41
の周囲からしか行ええないため水の排出が遅く、根腐れ
を生じるなどの問題が発生することがあった。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は上記課題を解決するため
になされたもので、植物の苗や成体植物を生長のむらが
なく健やかに育成させる方法、及びそのような育成方法
を実施するために用いるのに好適な植物育成用支持体を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本発明の植物の育成方法は、非誘電性かつ非
磁性の粒状物と活性炭とを樹脂を結着剤として透水性を
保って硬化させた層の上面に配設された植物育成用培地
にて植物を育成することを特徴とする。そしてこの粒状
物として小石を用いることが好ましい。
【0006】また上記目的を達成するためになされた本
発明の植物育成用支持体は、上述の植物の育成方法を実
施するために用いるのに好適ななものであり、非誘電性
かつ非磁性の粒状物と活性炭とを樹脂を結着剤として透
水性を保って硬化させた層からなることを特徴とする。
【0007】また上記目的を達成するためになされた本
発明のもう一つの植物育成用支持体も、上述の育成方法
を実施するために用いるのに好適なものであり、非誘電
性かつ非磁性の粒状物と活性炭とを樹脂を結着剤として
透水性を保って硬化させた上層と、透水性の補強材から
なる下層とが積層一体化されたものであることを特徴と
する。
【0008】そしてこの粒状物として小石を用いるとよ
い。この際、小石に対して活性炭が、0.5〜1.0倍
の割合で混入されていることが好ましい。
【0009】またこの植物育成用支持体の層に混入され
ている活性炭は、層全体に混入されていなくてもよく、
少なくとも上表面に付与されていればよい。
【0010】さらに本発明の植物育成用支持体の好まし
い一つの態様は、前記上層及び下層を円形または方形に
形成することである。
【0011】
【発明の作用・効果】このように構成された本発明の植
物育成方法により、及び本発明の植物育成用支持体上に
植物育成用培地を載置したり、同培地を入れた鉢、プラ
ンタ等の容器を載置することにより、植物を育成すれ
ば、植物育成用支持体の透水性が優れているため根腐り
などの不具合が起こることがない。そしてこの植物育成
用支持体を用いて植物苗を育成すると発芽・発根が良好
で生長が早く、そのうえ生長した成体植物は丈夫にな
る。
【0012】本発明によればなぜ植物の生長が良好にな
るのかその理論的根拠ははっきりとはわからないが、小
石などの粒状物に混入した活性炭の作用が好影響を与え
ているものと後述する対照実験により判明している。
【0013】植物の生育が良好になる理由としては例え
ば、本発明では植物育成用支持体の上に配設した植物育
成用培地、または同支持体の上に載せた鉢、プランター
などの容器内に入れた植物育成用培地で植物が育成され
るので、植物育成用支持体に混入されている活性炭と植
物の根とは離れており、育成過程で冠根から発生する毛
根は植物育成用支持体の活性炭に向かって生長し(毛根
の指向性)、その結果毛根の量が多くなることが考えら
れる。なお毛根の指向性が毛根の量に好影響を与えるこ
とは、本発明のように活性炭を植物育成用支持体に混入
した場合の方が、活性炭を植物育成用培地に混入した場
合よりも毛根の量が多くなることより明らかである。
【0014】またこの植物育成用支持体は透水性が優れ
ていることから余分な水分を除去でき、植物育成用培地
の温度低下を防止する効果や地表面の温度変化を断熱す
る効果も奏するものと考えられる。その一方でこの植物
育成用支持体は保水性にも優れており、植物の根を過度
に乾燥させてしまうこともない。また活性炭の空気浄化
効果が根の腐食防止に作用しているものと考えられる。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例として水稲の育成を採用
し、その育成方法、育成に用いた植物育成用支持体、及
び育成の効果について以下に詳述する。
【0016】この第1実施例の植物育成用支持体は、図
1に示すように載置台10に載置して用いられる上下二
層11,12からなるボード状成形体であって、縦横の
長さがそれぞれ605cmと1820cm、下層12の
厚みが35mm、上層11の厚みが4〜5mmの寸法の
成形体である。下層12は透水性の良好な補強材であっ
て、セメントと砂を発泡剤を加えて混合し、空気を注入
しながら固化させたALC板(autoclaved lightweight
concrete)である。上層12は乾燥した小石3.5k
gと活性炭2.5kgとを混合(1.4:1の割合)
し、ここにウレタン系樹脂230gと硬化剤90gを混
入して前述のALC板の上表面に約4〜5mmの厚みに
なるように載置し、そのまま硬化させた透水性の良好な
層である。
【0017】なお、前記ウレタン系樹脂の代わりに、エ
ポキシ系樹脂を前記と同量だけ用いてもよいし、ウレタ
ン系樹脂とエポキシ系樹脂とを混在させるようにしても
よい。この場合、ウレタン系樹脂を用いた場合には上層
12は弾力性に富んで変形し易くなり、エポキシ系樹脂
を用いた場合には上層12は固くて変形し難くなるの
で、用途に応じて使い分けるようにすればよい。また、
エポキシ系樹脂を用いた場合の方が樹脂の臭いを抑える
ことができる。
【0018】なお小石に対する活性炭の混合割合は、
0.5〜1.0培であることが好ましいが、特に水稲の
場合では0.6〜0.8培であると好適な結果が得られ
る。小石の含有量以上に活性炭が多いと上層11は脆く
なり、逆に活性炭の量が0.5培よりも少ないと水稲の
苗の生育に対する効果が期待できない。ただし植物の種
類によっては活性炭の量を加減することが可能である。
また結着剤として用いる樹脂及びその硬化剤の混合量が
多いと上層の機械的強度は大きくなる。しかしコストの
上昇は避けられないうえ、過度にこれらを混合すれば透
水性を低下させることになるので好ましくない。樹脂及
び硬化剤は通常、ほぼ1:0.4の割合で混合して用い
られ、そのそれぞれの混合量は小石と活性炭の合計量に
対して約6%〜約11%であることが好ましい。
【0019】次に本発明の植物の育成方法の第1実施例
として、上述の支持体を用いて水稲の苗を育成した場合
の育成方法について説明するとともに、その結果を比較
例と対比して説明する。なおこの第1実施例(以下、試
験例1、試験例2、及び試験例3とする。)及び比較例
にかかる水稲の育成は、愛知県渥美郡渥美町大字中山字
北郷に設置された同一のビニールハウス育苗室にて、平
成6年4月15日より開始(播種)した。
【0020】試験例1〜3ではまず、図1に示すように
載置台10に載置された上述の支持体の上に水稲育苗用
成形培地(新日鐵化学株式会社製、商品名「エースマッ
ト」)13を載置して苗床をセットする。これに対して
比較例では、図10に示すように、載置台40上の発泡
スチロール41に透水性の砂43を敷き[なお、砂の厚
みは前記支持体の厚み(35mm+(4〜5mm))と同
程度]、その上に試験例と同じ水稲育成用成形培地44
を配設する。こうしてセットされた試験例1〜3と比較
例のそれぞれの水稲育成用成形培地13,44に、平成
6年4月15日に種籾(品種名「コシヒカリ」)を同様
に播き、朝夕に充分に散水を行って発芽・発根を促し
た。
【0021】播種後8日たった時点で苗の発育状況を調
べたところ、試験例1〜3は共に発芽・発根に生長むら
がなく生育は良好であり、冠根及び毛根がかなり生長し
ていた。これに対して比較例の苗は、根の生長にむらが
あり、種子根の生長は早いものの、概して冠根及び毛根
の生長は試験例1〜3の苗に比べて劣っていた。なお、
水稲の栽培において、種子根だけでなく冠根や毛根の発
達が稲の収穫量に大きな影響を与えることは当業者には
よく知られていることである。また試験例1〜3の苗
は、比較例の苗に比べて、葉(完全葉)の形態も整って
いた。
【0022】播種後31日たった時点(田植時)での稲
の苗の生育状況は、比較例の背(葉側)の高さは9〜1
0cmであるのに対し、試験例1及び試験例2の苗の背
の高さは共に14〜15cm、試験例3の苗では13〜
14cmであった。また根の張り具合いも、試験例1〜
3の方が比較例よりも良好であった。更に試験例1〜3
では比較例よりも完全葉の開き角度が大きく、即ち炭酸
同化作用が活発で、葉に甘味があり、また葉の厚みが厚
くかつ弾力性にも富んでいた。
【0023】ところで水稲収穫量の多少は、従来より
「苗半作」なる言葉で当業者(水稲作成者)に言い表さ
れているように、苗の品質によってかなり左右されるこ
とが知られている。そこで、この第1実施例(試験例1
及び試験例2)によって育成した苗の効果を確認すべ
く、この苗と比較例で育成した苗とを同条件で平成6年
5月17日に田植えを行い、平成6年8月27に刈り取
って、その収穫量等を比較した。その結果を表1に示
す。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示されたデータより、試験例1及び
試験例2による収穫量は比較例の収穫量に比べてそれぞ
れ157%及び119%であった。そして試験例1及び
2によって収穫された玄米の歩どまり(モミに対する粘
実玄米の量)はそれぞれ0.59及び0.57であり、
比較例によって収穫された玄米の歩どまり0.54より
も良く、即ち稔実度が高かった。また試験例1及び2に
よって育てられた水稲は、下位節間である第五節が平均
2.9cm、第四節が平均9.2cmと充実して太くて
固く、これに対して穂とそのすぐ下の第一節は平均3
7.7cmとよく伸びており、多収穫の稲の特徴をよく
備えていた。
【0026】このように上記第1実施例の植物育成用培
地13の植物育成用支持体を用いて水稲の苗を育成する
と、植物育成用支持体の透水性が優れているため根腐り
などの不具合が起こることもなく、多収穫の水稲を育て
るための一つの条件である「品質の良い苗」を育苗する
ことができる。即ちこの植物育成用支持体を用いて水稲
の苗を育成すると発芽・発根が良好で生長が早く、その
うえ生長した水稲は丈夫で実りが多い。
【0027】次に本発明の第2実施例としてカーネーシ
ョンの栽培を採用し、その育成方法、育成に用いた植物
育成用支持体、及び育成の効果について以下に説明す
る。この第2実施例(以下、試験例4とする。)及び比
較例にかかるカーネーションの栽培は、愛知県知多郡東
浦町に設置されたK氏所有の育苗用ビニールハウスで行
った。
【0028】第2実施例の試験例4で用いる植物育成用
支持体は第1実施例で用いたものと同じものである。こ
の植物育成用支持体上に草花育成用成形培地(商品名
「パーライト」)を載置して苗床をセットする。これに
対して比較例では、上記第1実施例と同様に、載置台上
の発泡スチロールに透水性の砂を敷き、その上に試験例
と同じ草花育成用成形培地を配設する。こうしてセット
された試験例4と比較例のそれぞれの草花育成用成形培
地に、平成6年6月20日頃にカーネーションの差し芽
を行い、以後自動散水装置を用いて培地の保水を管理し
た。
【0029】差し芽後10日あまりたった時点(平成6
年7月初旬)で茎下部が発根し、定植期になった。この
際の植物の発育状況を調べたところ、試験例4は比較例
よりも発根が多く、特に毛根が比較例に比べて2〜3倍
程度も発生していた。
【0030】続いて定植後2カ月余り経過した時点で
は、試験例4のカーネーションは比較例のものよりも茎
全体が堅くしまり、かつ根元の弾力性が優れてたくまし
く生長していた。更に12月上旬にはピンク系の大輪
(試験例4における花径は約9cm)が咲き始め、出荷
時期を迎えると、試験例4で栽培されたカーネーション
は、比較例で栽培されたカーネーションに比べて背丈が
揃い、生育が平均化していて不良品が少なかった。そし
て試験例4のカーネーションはがくが強いために出荷に
際してテーピングを行わなくても割れが生じず、作業の
手間を省くことが可能になった。また花びらの香りも優
れており、商品価値の高いカーネーションに生育してい
た。
【0031】このように上記第2実施例の植物育成用支
持体を用いた植物育成用培地でカーネーションを育成す
ると、従来に比べて格段の育成効果を挙げることができ
る。
【0032】なお、上記第1及び第2実施例においては
下層12を構成する補強材としてALC板を用いたが、
透水性にはやや問題があるが木質板や合板を用いてもよ
い。また孔などを形成して透水性をもたせた発泡スチロ
ールを採用すると強度が弱いことが欠点であるが、軽量
であり保温性に優れている点では評価できる。さらにプ
ラスチック材料等も考えられるが、透水性をもたせるた
めに孔を形成したり、格子形状にしたりする工夫が必要
である。
【0033】また、上記第1及び第2実施例においては
非誘電性かつ非磁性の粒状物として小石を採用したが、
ガラスや陶磁器、セラミックなどの無機材料の破砕物
を、適宜破砕面の鋭角を研磨、削り取りなどの処理を行
って安全性を考慮したうえで用いてもよい。同様に、プ
ラスチックやガラスウール系材料、尿素樹脂系材料など
の高分子化合物の破砕物も、適宜前記無機材料に対して
行ったのと同様の安全性を考慮した処理を施して用いる
ことができる。
【0034】また上記第1及び第2実施例においては、
植物育成用支持体を活性炭を混入した上層11と下層
(透水性の補強材)12とで構成したが、例えば植物を
育成する場所で上層を構成する材料(小石等の粒状物、
活性炭、樹脂、硬化剤)を混合・硬化することによっ
て、植物育成用培地を載置するための植物育成用支持体
を補強材と一体化されていない構造に構成してもよい。
【0035】また上記第1及び第2実施例においては上
層11の全体に活性炭を混入したが、活性炭を上層の上
表面のみに付与したり、上層の上方だけに混入したりし
てもよい。特に、植物育成用支持体を厚みのある一層で
形成するような場合には、コストの低減を考慮して、層
の下部には活性炭を混入しないように構成しても充分な
効果は得られる。
【0036】なお上記第1及び第2実施例にかかる植物
の育成方法、及びその育成方法を実施するための植物育
成用支持体は、それぞれ水稲の苗の育成に関するもの及
びカーネーションの栽培に関するものであるが、本発明
は水稲以外の植物の苗やカーネーション以外の成体植物
の育成方法及び育成用支持体としても適用することがで
きる。例えば、イチゴやメロン、トマト、ブドウなどの
果樹、野菜類等の育成方法及び育成用床材としても適用
できるし、菊や洋らん、オモトなどの草花ないし観葉植
物などの鉢物に対しても適用できる。図2及び図3には
そのような植物の育成形態例、即ち他の実施例を説明す
るための正面断面図が示されている。図2においては載
置台20の上に電熱シート21を配設し、その上に本発
明にかかる植物育成用支持体(活性炭を混入した上層2
2と補強材としての下層23からなる)が配設されてい
る。そして鉢植え等の植物は、この植物育成用支持体上
に載置して育成される。また図3においては、載置台3
0の上に側壁を設けた容器状の本発明にかかる植物育成
用支持体(活性炭を混入した上層(即ち内壁)32と補
強材としての下層(即ち外壁)33とからなる)が載置
されている。そしてこの植物育成用支持体の中に植物育
成用培地34を充填し、そこで植物の栽培が行われる。
【0037】次に、鉢、プランタなどの容器で観賞用植
物を栽培するのに適した本発明にかかる観賞用植物のた
めの植物育成用支持体について説明する。
【0038】観賞用植物のための植物育成用支持体の一
つの例は、図4に示すように、円盤状に形成した上下二
層51,52からなるボード状成形体であって、その直
径は種々の大きさの鉢に対応して例えば約60mm,9
0mm,120mm,150mm等に設定されている。
上層51の厚みは約10mmであり、下層52の厚みは
約3〜5mmである。下層52は、不織布、フェルト、
毛せん、化学繊維に熱を加えてシート状に固めた繊維シ
ートなどの断熱性、保温性、透水性、保水性などの良好
な材料で成形されている。この場合、複数の材料を積層
して円盤状に構成してもよい。上層51は、小石、活性
炭、ウレタン系又はエポキシ系樹脂、硬化剤により上述
した各実施例と同様な材料及び同様な方法で下層52の
直径より若干小さく成形され、下層52の中央部上面に
固着されている。
【0039】次に、この植物育成用支持体を用いた観賞
用植物の育成方法について図面を用いて説明する。第1
の観賞用植物の育成方法は、図5に示すように、円錐台
状の鉢53の内底面上に下層52を下にして植物育成用
支持体を置き、その上に植物育成用培地54を入れて、
同培地54に草花、木など観賞用植物を植える。そし
て、このようにして観賞用植物を植えた鉢53を屋内、
ベランダなどに置く場合には、鉢53を水受け用の皿5
5上に載せる。第2の観賞用植物の育成方法は、図6に
示すように、この植物育成用支持体上に、植物育成用培
地54を入れて草花、木などの観賞用植物を植えた鉢5
3を置くようにする。また、前記と同様に必要に応じ
て、植物育成用支持体の下に水受け用の皿55を敷いて
置く。
【0040】また、観賞用植物のための植物育成用支持
体の他の例は、図7に示すように、方形状に形成した上
下二層61,62からなるボード状成形体であって、縦
横の長さは方形状のプランタなどの植物育成用の容器に
対応して例えば120mmと240mmに設定されてい
る。上下両層61,62は前記した上下両層51,52
と同様な材料及び方法で同じ厚みに成形されており、下
層61より若干小さく成形した上層62は下層61の中
央部上面に固着されている。
【0041】この他の例にかかる植物育成用支持体を用
いた植物の育成方法について図面を用いて説明する。こ
の場合も、図8,9に示すように、方形状のプランタ6
3の内底面上に下層62を下にして植物育成用支持体を
置き、その上に植物育成用培地64を入れて、同培地6
4に草花、木などの観賞用植物を植える。そして、この
ようにして観賞用植物を植えたプランタ63を屋内、ベ
ランダなどに置く場合には、プランタ63を水受け用の
皿65上に載せる。また、この他の例にかかる植物育成
用支持体を、前述した円形の植物育成用支持体の場合と
同様に、プランタ65の下に敷くようにしてもよい。
【0042】これらの観賞用植物のための植物育成用支
持体を用いて上述のようにして観賞用植物を育成した場
合と、同支持体を用いないで鉢、プランタ等の容器で観
賞用植物を育成した場合とを比較すると、前者の場合に
おいては、後者に比べて観賞用植物の育成状態における
次のような効果が確認された。
【0043】観賞用植物の育苗時においては、同植物の
根(特に毛根)の生長ホルモン(オーキシン、サイトカ
イニン)の働きが活発になり、健康な白くみずみずしい
根が多くなり、かつ茎全体が堅くしまって力強いものに
なる。これらの主な理由は、地中における安定した温度
の確保と、地中の空気及び水の浄化作用によるものと考
えられる。また、天候が不順であっても、その影響を受
けずに、観賞用植物が丈夫に育った。
【0044】また、観賞用植物の生長時においては、同
植物の葉、芽、花のつやが良好になるとともに、葉、花
の先端がみずみずしく美しくなり、花特有の香りも良好
になった。これらの主な理由は、根腐りなどがなくなる
とともに根が丈夫になったために、根からの水、肥料の
吸収が多くなったことによるものと考えられる。また、
観賞用植物の日持ちが長くなるとともに、肥料を少な目
にしても前記効果が確認された。
【0045】さらに、上述した観賞用植物のための植物
育成用支持体は鉢、プランタなどの大きさに応じて小さ
く設定されているので、可搬性が良好であるとともに、
使用にも便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例である水稲苗の育成方法
を説明するための正面断面図である。
【図2】 本発明の他の実施例である植物の育成方法を
説明するための正面断面図である。
【図3】 本発明の更に他の実施例である植物の育成方
法を説明するための正面断面図である。
【図4】 本発明にかかる観賞用植物のための植物育成
用支持体の一例を示す斜視図である。
【図5】 同植物育成用支持体を用いた観賞用植物の育
成方法の一例を示す断面図である。
【図6】 同植物育成用支持体を用いた観賞用植物の育
成方法の他の例を示す断面図である。
【図7】 本発明にかかる観賞用植物のための植物育成
用支持体の他の例を示す斜視図である。
【図8】 同植物育成用支持体を用いた観賞用植物の育
成方法の一例を示す断面図である。
【図9】 同植物育成用支持体を用いた観賞用植物の育
成方法の他の例を示す断面図である。
【図10】従来の水稲苗の育成方法を説明するための正
面断面図である。
【符号の説明】
10,20,30,40…載置台、11,22,32,
51,61…上層、12,23,33,52,62…下
層、13,34,54,63…育成用培地、53…鉢、
63…プランタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝川 純男 愛知県豊明市阿野町黒部18番地の53 (72)発明者 上田 亮一 愛知県名古屋市昭和区車田町2丁目33番地

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非誘電性かつ非磁性の粒状物と活性炭と
    を樹脂を結着剤として透水性を保って硬化させた層の上
    面に配設された植物育成用培地にて植物を育成すること
    を特徴とする植物の育成方法。
  2. 【請求項2】 小石と活性炭とを樹脂を結着剤として透
    水性を保って硬化させた層の上面に配設された植物育成
    用培地にて植物を育成することを特徴とする植物の育成
    方法。
  3. 【請求項3】 小石に対して活性炭が、0.5〜1.0
    倍の割合で混入されていることを特徴とする請求項2に
    記載の植物の育成方法。
  4. 【請求項4】 非誘電性かつ非磁性の粒状物と活性炭と
    を樹脂を結着剤として透水性を保って硬化させた層から
    なることを特徴とする植物育成用支持体。
  5. 【請求項5】 小石と活性炭とを樹脂を結着剤として透
    水性を保って硬化させた層からなることを特徴とする植
    物育成用支持体。
  6. 【請求項6】 小石に対して活性炭が、0.5〜1.0
    倍の割合で混入されていることを特徴とする請求項5に
    記載の植物育成用支持体。
  7. 【請求項7】 前記活性炭が、前記層の少なくとも上表
    面に付与されていることを特徴とする請求項4または請
    求項5に記載の植物育成用支持体。
  8. 【請求項8】 非誘電性かつ非磁性の粒状物と活性炭と
    を樹脂を結着剤として透水性を保って硬化させた上層
    と、透水性の補強材からなる下層とが積層一体化されて
    いることを特徴とする植物育成用支持体。
  9. 【請求項9】 小石と活性炭とを樹脂を結着剤として透
    水性を保って硬化させた上層と、透水性の補強材からな
    る下層とが積層一体化されていることを特徴とする植物
    育成用支持体。
  10. 【請求項10】 小石に対して活性炭が、0.5〜1.
    0倍の割合で混入されていることを特徴とする請求項9
    に記載の植物育成用支持体。
  11. 【請求項11】 前記活性炭が、前記上層の少なくとも
    上表面に付与されていることを特徴とする請求項8また
    は請求項9に記載の植物育成用支持体。
  12. 【請求項12】 前記上層及び下層を円形に形成したこ
    とを特徴とする請求項8または請求項9に記載の植物育
    成用支持体。
  13. 【請求項13】 前記上層及び下層を方形に形成したこ
    とを特徴とする請求項8または請求項9に記載の植物育
    成用支持体。
JP7179179A 1994-11-25 1995-07-14 植物の育成方法及び植物育成用支持体 Pending JPH08196141A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7179179A JPH08196141A (ja) 1994-11-25 1995-07-14 植物の育成方法及び植物育成用支持体
KR1019950026849A KR100277836B1 (ko) 1994-11-25 1995-08-28 식물의 육성방법 및 식물육성용 지지체
US08/562,874 US5675929A (en) 1994-11-25 1995-11-27 Plant culture method and support substrate applied thereto

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29161994 1994-11-25
JP6-291619 1994-11-25
JP7179179A JPH08196141A (ja) 1994-11-25 1995-07-14 植物の育成方法及び植物育成用支持体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08196141A true JPH08196141A (ja) 1996-08-06

Family

ID=26499111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7179179A Pending JPH08196141A (ja) 1994-11-25 1995-07-14 植物の育成方法及び植物育成用支持体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5675929A (ja)
JP (1) JPH08196141A (ja)
KR (1) KR100277836B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100411766B1 (ko) * 2001-12-14 2003-12-24 천문규 분재용 받침대

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3440258B2 (ja) * 1998-06-12 2003-08-25 独立行政法人農業生物資源研究所 いもち病抵抗性遺伝子
US6065601A (en) 1998-07-23 2000-05-23 Southpac Trust International, Inc. Liner with natural grass tuft
DE60027882T2 (de) * 2000-06-19 2007-07-05 Coöperatie Horticoop U.A. Verfahren, Vorrichtung und Gewächshaus zum Züchten von Nutzpflanzen und Pfropfen dazu
FR2813750B1 (fr) * 2000-09-08 2003-06-06 Tech Etancheite Ct Coussins et cellules de retention d'eau, leurs procedes de fabrication et leurs applications
JP3878968B2 (ja) * 2001-07-17 2007-02-07 有限会社にらい農場 高架栽培方法及びその高架栽培用ベッド
US20050204619A1 (en) * 2002-04-30 2005-09-22 Yoon Chang Park Method of extracting rutin from buck wheat growed by hydroponics
CN101849483B (zh) * 2003-06-13 2012-07-04 川田建设株式会社 绿化装置
US20070101646A1 (en) * 2005-11-07 2007-05-10 Licht Jeff L Modular planter system
US20080034653A1 (en) * 2006-02-10 2008-02-14 Ramsey W G Hybrid composite hydroponic substrate system
US9974249B2 (en) * 2006-02-10 2018-05-22 W. Gene Ramsey Hybrid composite hydroponic substrate system
US7739833B2 (en) * 2006-02-10 2010-06-22 Ramsey W Gene Foamed vitroeous materials for agricultural applications
FR2921791B1 (fr) * 2007-10-08 2009-12-04 Mathieu Jacobs Dalle de terreau pour la croissance des vegetaux
US7966766B2 (en) * 2009-03-24 2011-06-28 Vogler Michael R Raised garden bed kit
DE102009050715A1 (de) * 2009-10-26 2011-05-19 Wolfgang Behrens Begrüntes Bauelement für horizontale, schräge und/oder vertikale Flächen von Bauwerken
US9119351B1 (en) * 2011-02-11 2015-09-01 Richard Campbell Soil replacement method and system for seed germination and agricultural growing
EP3220734A4 (en) * 2014-11-19 2018-06-27 Lamoureux, Normand Method and system for increasing degree days for the cultivation of particular fruit bearing vines in unfavourable climatic regions
DE102016103065B3 (de) * 2016-02-22 2017-04-27 Mario Browa Trockenlegungselement für Pflanzen und dessen Verwendung
CN107509620A (zh) * 2017-09-29 2017-12-26 刘润京 一种炭基芽苗菜的培育方法
CN108575712A (zh) * 2018-04-19 2018-09-28 重庆市永川区力丰种业有限责任公司 一种水稻育苗方法
US10624281B2 (en) * 2018-09-20 2020-04-21 Chin-San Hsieh Drip irrigation device for flower pot

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820914B2 (ja) * 1975-11-21 1983-04-26 ダイセル化学工業株式会社 イクビヨウヨウバイチセイケイブツ オヨビ ソノセイゾウホウホウ
JPH01141526A (ja) * 1987-11-26 1989-06-02 Matsushita Electric Works Ltd 植物栽培土壌
JPH02124037A (ja) * 1988-11-04 1990-05-11 Kobe Steel Ltd 農業用軽量人工培養土
JPH02171617A (ja) * 1988-12-23 1990-07-03 Kubota Ltd 水位計
EP0406636A1 (de) * 1989-07-04 1991-01-09 Asea Brown Boveri Ag Strombegrenzer mit Supraleiter
US5471786A (en) * 1989-12-08 1995-12-05 Rockwool International A/S Plant growing medium containing mineral fibers
CH687128A5 (de) * 1992-10-16 1996-09-30 Eduard Jutzi Biologischer Luftfilter.
CA2158759A1 (en) * 1993-02-16 1994-09-01 Paul Thomas Adam An artificial soil made from recycled materials

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100411766B1 (ko) * 2001-12-14 2003-12-24 천문규 분재용 받침대

Also Published As

Publication number Publication date
US5675929A (en) 1997-10-14
KR100277836B1 (ko) 2001-01-15
KR960016698A (ko) 1996-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08196141A (ja) 植物の育成方法及び植物育成用支持体
US8756862B1 (en) Horticultural growth medium
US20080155894A1 (en) Soil-less seed support medium and method for germinating a seed
JP7271863B2 (ja) 育苗方法
US4023308A (en) Plant growth substrate and process for using
JP2006517414A (ja) 植物を栽培するための苗床
CN104114020A (zh) 植物生长系统以及采用所述系统的方法
KR101486249B1 (ko) 천마의 실내 시설재배용 배지
US5651214A (en) Biodegradable seed pod germination system
KR100502839B1 (ko) 종자부착형 식물 재배 블럭
JP2937876B2 (ja) 植物生育用基材及びその施工方法
WO1990001254A1 (en) Laying lawns and the like
JPH11155309A (ja) 覆土材
JPH11235131A (ja) 植物栽培用トレイ
JP2003102264A (ja) 植物栽培方法および植物栽培具
JP3721370B2 (ja) 緑樹の枝葉を原料とした育苗制御材およびこれを用いた育苗制御方法
KR100542957B1 (ko) 흙없는 잔디 매트
KR200310037Y1 (ko) 종자부착형 식물재배블럭
CN87102987A (zh) 以脲醛泡沫为基质的花卉无土栽培技术
JP2001095391A (ja) 育苗、挿し木用培養マット、ポット型培養土及びその製造方法。
JPH07111839A (ja) 栽培ベッド装置
JPH0343982Y2 (ja)
JPH0213306A (ja) 植物栽培装置
JPH1098913A (ja) 園芸用マット
JPH1094325A (ja) 園芸用育苗培土