JPH0819644B2 - 路上切削混合機 - Google Patents

路上切削混合機

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JPH0819644B2
JPH0819644B2 JP1340505A JP34050589A JPH0819644B2 JP H0819644 B2 JPH0819644 B2 JP H0819644B2 JP 1340505 A JP1340505 A JP 1340505A JP 34050589 A JP34050589 A JP 34050589A JP H0819644 B2 JPH0819644 B2 JP H0819644B2
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伸一郎 内山
哲夫 小川
義満 橋本
美喜二 松井
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
日本鋪道株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、路上表層再生工法によって舗装路面の修
復を行う場合に用いられる路上切削混合機に係り、合材
の供給量を制御する合材供給量制御装置に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来、路上表層再生工法によって、既設のアスファル
ト舗装路面の修復を行う場合、路上切削混合機が使用さ
れるが、この路上切削混合機は、舗装路面を切削して
掻き起こすカッタ装置(ロータリスカリファイア)と、
ダンプトラック等から投入された新規合材を受け入れ
るホッパ装置と、カッタ装置によって掻きほぐされた
掻きほぐし材とホッパ装置内の新規合材とを所定量ずつ
搬送するフィーダ装置と、このフィーダ装置によって
搬送された掻きほぐし材と新規合材とを混合するミキサ
装置と、ミキサ装置によって混合された混合材を路面
上に均等に送り出す撒き出し装置と、路面上に撒き出
された混合材を敷き固める敷き均し装置とを自走車両に
搭載した構成となっている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の路上切削混合機において
は、フィーダ装置の単位時間当たりの搬送量(搬送速
度)を手動で調整することによって、ミキサ装置へ供給
される新規合材の供給量が調整されるようになっていた
ので、操作員が常時目視によりミキサ装置への新規合材
の供給状態を監視しつつ、フィーダ装置の搬送量を手動
調整しなければならず、操作に熟練を要すると共に、多
大な作業労力が費やされてしまうという問題があった。
また、操作員の熟練度が低く、ミキサ装置へ供給される
新規合材の供給量が適正でなかった場合、ミキサ装置で
混合され、撒き出し装置によって路面上に送り出される
混合材の供給量が一定とならず、この結果、再生された
路面の平坦性が損なわれてしまい、道路の品質が低下し
てしまうという問題もあった。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであっ
て、路面上に送り出される混合材の供給量を適正な量に
保って、一定品質の道路を施工できるとともに、混合材
中の掻きほぐし材の割合が所定値以上になることを防止
して、道路の品質低下を防止できる路上切削混合機の提
供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために本発明では、 カッタによって掻きほぐした掻きほぐし材の一部を車
両の側方に押し退ける抜き出し装置と、 該抜き出し装置によって押し退けられなかった掻きほ
ぐし材を掬い上げて搬送する旧合材用フィーダ装置と、 新規合材を搬送するとともに該新規合材の搬送量を任
意に設定可能な新規合材用フィーダ装置と、 旧合材用フィーダ装置を通じて供給された掻きほぐし
材と、新規合材用フィーダ装置によって供給された新規
合材とを混合するミキサ装置と、 ミキサ装置によって混合された混合材を路面上に敷き
固める敷き均し装置とを有する路上切削混合機であっ
て、 前記ミキサ装置に供給される新規合材の供給量を計量
する計量手段と、 施工開始位置から現在位置までの施工積算距離を算出
する距離算出手段と、 事前調査によって予め得られた施工予定経路に沿う予
想新規合材供給積算量を施工積算距離に対応させて記憶
する記憶手段と、 前記距離算出手段によって算出された現在の施工積算
距離に対応する予想新規合材供給積算量を前記記憶手段
から読み出し、この予想新規合材供給積算量と、前記計
量手段の計量結果を積算することにより求めた実際の新
規合材供給積算量とを比較し、この比較結果に基づき、
前記新規合材用フィーダ装置による新規合材の搬送量を
制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
「作用」 本発明の路上切削混合機によれば、予め施工前の事前
調査によって得られた施工予定経路に沿う予想新規合材
供給積算量を、施工積算距離に対応させて記憶手段に記
憶させておくことにより、実際の施工時においては、路
面修復作業の進行に応じて、記憶手段から現在の施工積
算距離に対応する予想新規合材供給積算量が読み出さ
れ、この予想新規合材供給積算量と、実際の新規合材供
給積算量とが比較され、この比較結果に基づいて新規合
材用フィーダ装置の搬送量が制御されるようになってい
るので、ミキサ装置に供給される新規合材の供給量、お
よび路面上に送り出される混合材の供給量が、実際の路
面状態に応じた適正な量に調整され、この結果、操作員
が常時新規合材の供給状態を監視しつつ、新規合材用フ
ィーダ装置の搬送速度を手動調整するといったような熟
練を要する操作技術が不要となり、作業労力が軽減され
る。
また、操作員の熟練度に拘らず、ミキサ装置へ供給さ
れる新規合材の供給量が常に適正な量に保たれ、この結
果、再生された路面の平坦化及び配合の安定化が図ら
れ、道路の品質が向上する。
また、旧合材用フィーダ装置では、抜き出し装置によ
って一部が車両側方に押し退けられた後の掻きほぐし材
を、ミキサ装置に投入するようにしているので、このよ
うな抜き出し装置の駆動によって、混合材中の掻きほぐ
し材の割合が所定値以上にならないようにして、道路の
品質低下を防止することができる。一例をあげれば、道
路上に、パッチングと呼ばれる一部が盛り上がった部分
補償が行われていた場合に、カッタによって掻きほぐさ
れる掻きほぐし材の量が一時的に増加するが、このと
き、抜き出し装置によって、該掻きほぐし材の一部を車
両の側方に押し退けるようにすれば、混合材中の掻きほ
ぐし材の割合が所定値以上になることを防止でき、道路
の品質低下を防止することができる。
「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明
する。
第1図はこの発明の一実施例による路上切削混合機の
合材供給量制御装置の電気および油圧回路の構成を示す
ブロック図、第2図は同実施例による路上切削混合機の
構成を示す側面図である。
ここで、まず最初に、第2図を参照して路上切削混合
機の外観構成について説明する。第2図において、1は
先行する自走車両、2は後続の自走車両であり、これら
2台の自走車両1,2は、舗装路面修復作業時において
は、同図に示すように、縦方向に並び、常に一定距離を
隔てた状態で矢印F(前進)方向へ低速走行し、また、
輸送用トレーラ等から積み降ろされて作業現場に向かう
場合や、作業現場から輸送用トレーラに戻る場合などの
回送時においては、各々単独で走行するようになってい
る。
先行する自走車両1の前部には、ダンプトラック等に
よって投入された新規合材を受け入れるホッパ装置3が
設けられており、このホッパ装置3は、上方へ向って開
閉自在に取り付けられた左右一対のウイング4,4と、こ
れらウイング4,4の開閉角度を調整する油圧駆動機構等
によって構成されている。
自走車両1の幅方向中央部には、ホッパ装置3の下方
から後方斜め上方へ延びるフィーダ装置5が設けられて
おり、このフィーダ装置5によって、ホッパ装置3に投
入された新規合材が後方へ搬送されるようになってい
る。このフィーダ装置5は、後述する油圧モータ5a(第
1図参照)によって搬送チェーンを駆動するようになっ
ており、この油圧モータ5aに供給される作動油の流量を
増減することによって、新規合材の搬送量が一定の範囲
内で任意に設定可能となっている。
ホッパ装置3の下方の車両フレームには左右一対の前
車輪6,6が各々回転自在に、かつ水平面内において旋回
自在に取り付けられており、これら前車輪6,6は運転席
に設けられたハンドル7の回転操作に応じて動作する油
圧駆動機構によって、その方向が変化し、これにより進
行方向が変化するようになっている。
前車輪6,6の後方の車両フレームには、既設のアスフ
ァルト舗装路面を予め加熱する加熱装置8が昇降自在に
支持されており、この加熱装置8は油圧シリンダ9によ
って昇降されるようになっている。
加熱装置8の後方の車両フレームには、加熱装置8に
よって予め加熱されたアスファルト舗装路面を切削して
掻きほぐすカッタ装置10が設けられている。このカッタ
装置10は、掻きほぐし幅を変更可能とするために自走車
両1の幅方向へ接離自在とされた一対の伸縮カッタ11,1
1と、これら伸縮カッタ11,11の後方に設けられた固定カ
ッタ12とを有しており、これら伸縮カッタ11,11と固定
カッタ12は車両フレームに昇降自在に設けられた支持部
材13によって各々回転自在に支持されている。この支持
部材13は油圧シリンダ16によって昇降されるようになっ
ており、これにより掻きほぐし深さが調整できるように
なっている。上記伸縮カッタ11,11は、円筒状の回転ド
ラムの周面に多数のビットを固定してなるもので、回転
ドラムの回転軸に直結されたモータによって回転駆動さ
れるようになっている。同様に、上記固定カッタ12は、
円筒状の回転ドラムの周面に多数のビットを固定してな
るもので、回転ドラムの回転軸に直結されたモータによ
って、伸縮カッタ11,11とは逆方向に回転駆動されるよ
うになっている。
カッタ装置10の後方の車両フレームには、左右一対の
駆動車輪14,14が各々回転自在に設けられており、これ
ら駆動車輪14,14は図示せぬ油圧モータと後輪駆動機構
によって回転駆動されるようになっている。
さらに、自走車両1の後部には、前述したフィーダ装
置5によって搬送された新規合材を後続の自走車両2へ
受け渡す乗継フィーダ装置18が設けられている。この乗
継フィーダ装置18は、油圧シリンダ19によってその後端
の排出部18aの高さを調整できるようになっており、舗
装路面修復作業時においては、乗継フィーダ装置18の排
出部18aが後続の自走車両2の投入シュート20の上方に
位置している。
一方、後続の自走車両2の前端部には、先行する自走
車両1のカッタ装置10によって掻きほぐされた掻きほぐ
し材を路面の側方へ押し退ける抜き出し装置21と、掻き
ほぐし材をすくい上げるピックアップフィーダ22が設け
られている。
なお、道路上に、パッチングと呼ばれる一部が盛り上
がった部分補修が行われていた場合に、カッタ装置10に
よって掻きほぐされる掻きほぐし材の量が一時的に増加
するが、このとき、抜き出し装置によって、該掻きほぐ
し材の一部を路面の側方に押し退けるようにすれば、混
合材中の掻きほぐし材の割合が所定値以上になることを
防止できるものである。
このピックアップフィーダ22によってすくい上げられ
た掻きほぐし材は、ケーシング23内を後方斜め上方へ向
けて搬送され、ケーシング23の後端部に形成された開口
部から排出されるようになっている。
ピックアップフィーダ22の後方には、ケーシング23の
開口部から排出された掻きほぐし材を後方斜め上方へ向
けて搬送すると共に、搬送中の掻きほぐし材の重量(=
搬送量もしくは供給量)を計量する計量フィーダ装置24
が設けられている。この計量フィーダ装置24は、その前
端部24aが車両フレームに上下に回動自在に取り付けら
れ、その後端部24bが計量用ロードセルを有する計量機
構25を介して支持されている。
計量フィーダ装置24の上方には、乗継フィーダ装置18
から排出された新規合材を後方斜め上方へ向けて搬送す
ると共に、搬送中の新規合材の重量(=搬送量もしくは
供給量)を計量する計量フィーダ装置26が設けられてい
る。この計量フィーダ装置26は、計量フィーダ装置24と
同様に、その前端部26aが車両フレームに上下に回動自
在に取り付けられ、その後端部26bが計量用ロードセル2
7a(第1図参照)を有する計量機構27を介して支持され
ている。
そして、これら計量フィーダ装置24,26によって各々
搬送されてきた掻きほぐし材と新規合材は、各計量フィ
ーダ装置24,26の後方に設けられたミキサ装置28に投入
される。このミキサ装置28は、2軸パグミル・コンティ
ニアス・ミキサと呼ばれるもので、ケーシング内に設け
られた車両前後方向に延びる2本の回転軸に、複数のパ
ドルを放射状に突出させてなり、これら2本の回転軸を
回転駆動することによって、投入シュート29に投入され
た掻きほぐし材と新規合材をパドルによって混合し、そ
の後、この混合材をケーシングの後部に形成された排出
口から排出するようになっている。
ミキサ装置28の後方には、このミキサ装置28のケーシ
ングの排出口から排出された混合材を路面に送り出す撒
き出し装置30が設けられている。この撒き出し装置30
は、車両の幅方向に延び、かつ回転自在なスクリュウを
車体フレームに昇降自在に支持してなるもので、このス
クリュウを回転駆動することによって、混合材を車両の
幅方向へ移送しつつ路面上に均等に送り出すようになっ
ている。
この撒き出し装置30の後方には、路面上に撒き出され
た混合材を敷き固める敷き均し装置31が設けられてい
る。
また、掻き出し装置30の前方の車両フレームには、左
右一対の駆動車輪34,34が各々回転自在に設けられてお
り、これら駆動車輪34,34は図示せぬ油圧モータと後輪
駆動機構によって回転駆動されるようになっており、さ
らに、ピックアップフィーダ22の後方の車両フレームに
は、左右一対の前車輪36,36が各々回転自在に、かつ水
平面内において旋回自在に取り付けられており、これら
前車輪36,36は、運転席に設けられたハンドル37の回転
操作に応じて動作する油圧駆動機構によって、その方向
が変化するようになっている。
次に、第1図を参照して、上述した路上切削混合機の
合材供給量制御装置の構成について説明する。第1図に
おいて、40は先行する自走車両1に搭載されたディーゼ
ルエンジンであり、このディーゼルエンジン40によって
油圧ポンプ42が駆動されるようになっている。上記油圧
ポンプ42から吐出された作動油は、圧力配管43によって
電磁比例制御弁44へ導かれ、この電磁比例制御弁44によ
って流量が調整された後、圧力配管45によってフィーダ
装置5の搬送チェーン駆動用の油圧モータ5aへ導かれ
る。また、油圧モータ5aから吐出された作動油は、戻り
配管47によって電磁比例制御弁44へ導かれた後、戻り配
管48によって作動油タンク49へ戻され、さらに、この作
動油タンク49内に貯蔵されている作動油が吸い込み配管
50によって油圧ポンプ42へ導かれるようになっている。
上記電磁比例制御弁44は、電磁石によってポペットや
スプールを移動させることにより、作動油の流量を制御
するもので、電磁力が電磁石のコイルに供給される励磁
電流の大きさに略比例する性質を利用している。すなわ
ち、一定の範囲内において、電磁比例制御弁44に供給さ
れる励磁電流が大となる程、通過する作動油の流量が大
となる。
また、56は先行車両1の各部の制御を行う先行車コン
トローラであり、各種演算等を行うCPU(中央処理装
置)と、CPUにおいて用いられるプログラムが記憶され
たROM(リードオンリメモリ)と、データ一時保持用のR
AM(ランダムアクセスメモリ)と、各種データの授受を
行うI/O(入出力)インターフェイスとからなるマイク
ロコンピュータによって主に構成され、その他、通信ケ
ーブル58を介して後続の自走車両2と各種データ伝送を
行うシリアル伝送回路、後続の自走車両2から伝送され
てきた電流指令値(ディジタル信号)Eをアナログ信号
に変換し、比例弁アンプ59へ供給するD/A(ディジタル
/アナログ)変換器等が設けられている。
上記通信ケーブル58は、両端がコネクタにより容易に
着脱可能となっており、舗装路面修復作業時においては
接続され、回送時には取り外されるようになっている。
また、比例弁アンプ59はコントローラ56から出力された
電流指令値(電圧信号)Eに応じた励磁電流を電磁比例
制御弁44へ供給するものである。
一方、60はICカード等の記憶装置であり、バッテリに
よりバックアップされたRAM、もしくはEEPROM(電気的
消去可能なプログラマブルROM)などによって構成され
ている。この記憶装置60には、施工前の事前調査によっ
て予め得られた施工予定経路に沿う予想新規合材供給積
算量Q0〔ton〕が、施工積算距離L〔m〕に対応させて
記憶されている。すなわち、事前調査によって施工予定
経路の路面情況が調査され、各路面情況に応じて必要と
される新規合材の予想量である予想新規合材供給積算量
Q0が、第3図に示すように、施工開始位置(L=0)か
らの施工積算距離Lに対応させて記憶装置60に記憶され
ている。
また、61は後述する補正率αを操作員が手動で設定す
るための補正率設定器であり、後続の自走車両2の運転
席の操作パネルに設けられている。65はインクリメンタ
ル型のロータリエンコーダであり、駆動車輪34の回転速
度に応じた時間間隔でパルス信号を出力する。このパル
ス信号は、後述する後続車コントローラ66へ供給され、
このコントローラ66内の走行距離検出用カウンタによっ
て、施工開始時点以降に供給されたパルス数がカウント
され、これにより自走車両2の施工積算距離Lが検出さ
れるようになっている。
後続車コントローラ66は後続車両2の各部の制御を行
うもので、前述した先行車コントローラ56と同様に、CP
Uと、ROMと、RAMと、I/Oインターフェイスとからなるマ
イクロコンピュータによって主に構成され、その他、ロ
ータリーエンコーダ65から供給されたパルス信号を計数
し、自走車両2の走行速度に応じたカウントデータを出
力する速度検出用カウンタと、通信ケーブル58を介して
先行する自走車両1に各種データ伝送を行うシリアル伝
送回路と、計量用ロードセル27aから供給された新規合
材の計量信号(アナログ信号)をディジタル信号に変換
するA/D変換器等が設けられている。
以上のように構成された路上切削混合機の合材供給量
制御装置の動作について第4図を参照して説明する。
まず、第4図に示すステップSP1において、後続車コ
ントローラ66内のCPUは、現時点における走行距離検出
用カウンタの計数値を現在の施工積算距離Lとして取り
込み、次のステップSP2において、記憶装置60から、現
在の施工積算距離L〔m〕に対応する予想新規合材供給
積算量Q0〔ton〕を読み出す。そして、次のステップSP3
において、計量フィーダ26の計量用ロードセル27aから
供給された新規合材の計量信号に基づいて、施工開始時
から現在までの間に、ミキサ装置28に供給された新規合
材の積算量である新規受合材供給積算量Q1を算出する。
次のステップSP4において、次式(1)から修正率A
を算出する。
A=Q0/Q1 ……(1) そして、次のステップSP5において、補正率設定器61
に設定されている補正率αを取り込み、次のステップSP
6において、修正率Aに補正率αを乗算して補正後の修
正率A′を算出し、次のステップSP7において、現在の
電流指令値E0に修正率A′を乗算して、新たな電流指令
値Eを求める。
上記ステップSP7において求められた電流指令値E
は、次のステップSP8において、通信ケーブル58を介し
て先行車コントローラ56へ伝送される。
先行車コントローラ56では、後続車コントローラ66か
ら伝送されてきた電流指令値EをD/A変換器によってア
ナログ信号(電圧信号)に変換した後、比例弁アンプ59
へ供給する。この比例弁アンプ59は、電流指令値Eに対
応した励磁電流を電磁比例制御弁44へ供給するので、こ
の電磁比例制御弁44を介して油圧モータ5aへ供給される
作動油の流量が電流指令値Eに応じた値に調整される。
この結果、このフィーダ装置5によってホッパ装置3内
から搬送される新規合材の搬送量が、後続車コントロー
ラ66によって算出された新たな電流指令値Eに応じて制
御される。
このように、路面修復作業の進行に応じて、記憶装置
60から現在の施工積算距離Lに対応する予想新規合材供
給積算量Q0が読み出され、この予想新規合材供給積算量
Q0と、計量用ロードセル27aの計量信号に基づいて算出
された実際の新規合材供給積算量Q1とから修正率Aが算
出され、この修正率Aに手動調整による補正率αが乗算
され、これにより得られた補正後の修正率A′に基づい
てフィーダ装置5の搬送量を決定する電流指令値Eが制
御されるので、ミキサ装置28に供給される新規合材の供
給量が実際の路面状態に応じた適正な量に調整される。
これにより、作業員は、路面上に送り出され、敷き均し
装置31の前方に滞留する混合材の滞留情況を時々監視
し、必要に応じて補正率設定器61を手動調整し、若干の
補正を加えるだけで済み、作業労力が軽減される。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように本発明の路上切削混合機に
よれば、予め施工前の事前調査によって得られた施工予
定経路に沿う予想新規合材供給積算量を、施工積算距離
に対応させて記憶手段に記憶させておくことにより、実
際の施工時においては、路面修復作業の進行に応じて、
記憶手段から現在の施工積算距離に対応する予想新規合
材供給積算量が読み出され、この予想新規合材供給積算
量と、実際の新規合材供給積算量とが比較され、この比
較結果に基づいて新規合材用フィーダ装置の搬送量が制
御されるようになっているので、ミキサ装置に供給され
る新規合材の供給量、および路面上に送り出される混合
材の供給量が、実際の路面状態に応じた適正な量に調整
され、この結果、操作員が常時新規合材の供給状態を監
視しつつ、新規合材用フィーダ装置の搬送速度を手動調
整するといったような熟練を要する操作技術が不要とな
り、作業労力が軽減されるという効果が得られる。
また、操作員の熟練度に拘らず、ミキサ装置へ供給さ
れる新規合材の供給量が常に適正な量に保たれ、この結
果、再生された路面の平坦化及び配合の安定化が図ら
れ、道路の品質が向上するという効果が得られる。
また、旧合材用フィーダ装置では、抜き出し装置によ
って一部が車両側方に押し退けられた後の掻きほぐし材
を、ミキサ装置に投入するようにしているので、このよ
うな抜き出し装置の駆動によって、混合材中の掻きほぐ
し材の割合が所定値以上にならないようにして、道路の
品質低下を防止することができる。一例をあげれば、道
路上に、パッチングと呼ばれる一部が盛り上がった部分
補修が行われていた場合に、カッタによって掻きほぐさ
れる掻きほぐし材の量が一時的に増加するが、このと
き、抜き出し装置によって、該掻きほぐし材の一部を車
両の側方に押し退けるようにすれば、混合材中の掻きほ
ぐし材の割合が所定値以上になることを防止でき、これ
によって道路の品質低下を防止できるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による路上切削混合機の合
材供給量制御装置の電気および油圧回路の構成を示すブ
ロック図、 第2図は同路上切削混合機の外観構成を示す側面図、 第3図は同路上切削混合機に設けられた記憶装置に予め
記憶されている予想新規合材供給積算量と施工積算距離
との関係を示すグラフ、 第4図はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。 5……フィーダ装置(新規合材用フィーダ装置)、 5a……油圧モータ、 22……ピックアップフィーダ(旧合材用フィーダ装
置)、 26……計量フィーダ装置、 27a……計量用ロードセル(計量手段)、 28……ミキサ装置、 44……電磁比例制御弁、 56……先行車コントローラ、 59……比例弁アンプ、 60……記憶装置(記憶手段)、 65……ロータリエンコーダ、 66……後続車コントローラ(制御手段および距離算出手
段)。
フロントページの続き (72)発明者 橋本 義満 東京都中央区京橋1丁目19番11号 日本鋪 道株式会社内 (72)発明者 松井 美喜二 東京都中央区京橋1丁目19番11号 日本鋪 道株式会社内 (56)参考文献 実公 昭63−2485(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッタによって掻きほぐした掻きほぐし材
    の一部を車両の側方に押し退ける抜き出し装置と、 該抜き出し装置によって押し退けられなかった掻きほぐ
    し材を掬い上げて搬送する旧合材用フィーダ装置と、 新規合材を搬送するとともに該新規合材の搬送量を任意
    に設定可能な新規合材用フィーダ装置と、 旧合材用フィーダ装置を通じて供給された掻きほぐし材
    と、新規合材用フィーダ装置によって供給された新規合
    材とを混合するミキサ装置と、 ミキサ装置によって混合された混合材を路面上に敷き固
    める敷き均し装置とを有する路上切削混合機であって、 前記ミキサ装置に供給される新規合材の供給量を計量す
    る計量手段と、 施工開始位置から現在位置までの施工積算距離を算出す
    る距離算出手段と、 事前調査によって予め得られた施工予定経路に沿う予想
    新規合材供給積算量を施工積算距離に対応させて記憶す
    る記憶手段と、 前記距離算出手段によって算出された現在の施工積算距
    離に対応する予想新規合材供給積算量を前記記憶手段か
    ら読み出し、この予想新規合材供給積算量と、前記計量
    手段の計量結果を積算することにより求めた実際の新規
    合材供給積算量とを比較し、この比較結果に基づき、前
    記新規合材用フィーダ装置による新規合材の搬送量を制
    御する制御手段とを具備することを特徴とする路上切削
    混合機。
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