JPH08196547A - 義歯固定装置 - Google Patents
義歯固定装置Info
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- JPH08196547A JPH08196547A JP1090995A JP1090995A JPH08196547A JP H08196547 A JPH08196547 A JP H08196547A JP 1090995 A JP1090995 A JP 1090995A JP 1090995 A JP1090995 A JP 1090995A JP H08196547 A JPH08196547 A JP H08196547A
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Landscapes
- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アバットメントに一体の比較的細い抜け止め
軸を歯槽骨に打ち込むことで、そのアバットメントを歯
槽骨上で十分な保持力にて支持可能にする。 【構成】 口腔側に臨む上部歯槽骨11a上部に打ち込
まれる複数本の抜け止め軸2と、これを下端に一体に突
設しており、かつ上部には義歯8が装着されるアバット
メント1とを設ける。
軸を歯槽骨に打ち込むことで、そのアバットメントを歯
槽骨上で十分な保持力にて支持可能にする。 【構成】 口腔側に臨む上部歯槽骨11a上部に打ち込
まれる複数本の抜け止め軸2と、これを下端に一体に突
設しており、かつ上部には義歯8が装着されるアバット
メント1とを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、義歯を口腔側に臨む
上部歯槽骨上に固定するのに利用する義歯固定装置に関
する。
上部歯槽骨上に固定するのに利用する義歯固定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、歯根がなくなった顎の骨の一
部に、人工的に歯根を埋め込んで、この歯根を土台にし
て、これの上に人工の歯である義歯を取り付ける人工歯
根治療法が、歯科医療分野で広く実施されている。
部に、人工的に歯根を埋め込んで、この歯根を土台にし
て、これの上に人工の歯である義歯を取り付ける人工歯
根治療法が、歯科医療分野で広く実施されている。
【0003】また、この人工的に作られる人工歯根はイ
ンプラントと呼ばれ、外科的に歯槽骨上の歯肉を切除し
た後、予め精密検査して得たサイズの上記インプラント
が局部麻酔の状態で、上記歯槽骨に植え込まれる。
ンプラントと呼ばれ、外科的に歯槽骨上の歯肉を切除し
た後、予め精密検査して得たサイズの上記インプラント
が局部麻酔の状態で、上記歯槽骨に植え込まれる。
【0004】さらに、上記インプラントの植え込み処理
後、例えば上顎での歯槽骨では6ヶ月、下顎の歯槽骨で
は3ヶ月の放置期間をおいて、インプラントと歯槽骨が
完全につくのを待つ。
後、例えば上顎での歯槽骨では6ヶ月、下顎の歯槽骨で
は3ヶ月の放置期間をおいて、インプラントと歯槽骨が
完全につくのを待つ。
【0005】こうして、このインプラントと歯槽骨とが
完全についたら口の粘膜に埋まっている上記インプラン
トの頭を出して、その上にアバットメントと呼ばれる土
台を取り付けて外科的処理が終了する。
完全についたら口の粘膜に埋まっている上記インプラン
トの頭を出して、その上にアバットメントと呼ばれる土
台を取り付けて外科的処理が終了する。
【0006】次に、予め精密な型どりがされて色,形,
寸法が選択された義歯を、上記アバットメントに対しね
じ込みやマグネットによる吸着力あるいはスプリング部
材による嵌合力によって取り付けることで、インプラン
ト義歯の完成となる。
寸法が選択された義歯を、上記アバットメントに対しね
じ込みやマグネットによる吸着力あるいはスプリング部
材による嵌合力によって取り付けることで、インプラン
ト義歯の完成となる。
【0007】ところで、かかる従来のインプラントは通
常各義歯ごとに一本宛植え込まれるため、所望強度を得
るのにある程度の太さのものが用いられている。また、
このインプラントは海綿骨を包む殻状の薄くて硬い歯槽
骨のうち口腔側に臨む上部歯槽骨を突き抜け、さらに、
歯槽骨内部の海綿骨に支持されるように植え込まれてい
る。
常各義歯ごとに一本宛植え込まれるため、所望強度を得
るのにある程度の太さのものが用いられている。また、
このインプラントは海綿骨を包む殻状の薄くて硬い歯槽
骨のうち口腔側に臨む上部歯槽骨を突き抜け、さらに、
歯槽骨内部の海綿骨に支持されるように植え込まれてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のインプラントの支持構造では、上記歯槽骨内部の
海綿骨がその歯槽骨よりも柔らかく、例えば釘を石膏ボ
ードに打ち込んだ状態と同様に、海綿骨によるインプラ
ントの支持は不十分であり、強い衝撃を受けた場合には
インプラントがぐらつき、従って義歯をインプラント上
に安定保持できなくなるという問題点があった。
従来のインプラントの支持構造では、上記歯槽骨内部の
海綿骨がその歯槽骨よりも柔らかく、例えば釘を石膏ボ
ードに打ち込んだ状態と同様に、海綿骨によるインプラ
ントの支持は不十分であり、強い衝撃を受けた場合には
インプラントがぐらつき、従って義歯をインプラント上
に安定保持できなくなるという問題点があった。
【0009】なお、実験によっても、上記インプラント
周辺には海綿骨による硬化像は観測されていない。
周辺には海綿骨による硬化像は観測されていない。
【0010】この発明は上記のような従来の問題点に着
目してなされたものであり、アバットメントに一体の複
数本の比較的細い抜け止め軸を上部歯槽骨に打ち込むこ
とで、そのアバットメントを硬くて薄い歯槽骨上で十分
な保持力にて、しかも抜けることなく支持できる義歯固
定装置を得ることを目的とする。
目してなされたものであり、アバットメントに一体の複
数本の比較的細い抜け止め軸を上部歯槽骨に打ち込むこ
とで、そのアバットメントを硬くて薄い歯槽骨上で十分
な保持力にて、しかも抜けることなく支持できる義歯固
定装置を得ることを目的とする。
【0011】また、この発明は従来インプラントと歯槽
骨とを完全につくのを数ヶ月間待ってアバットメントを
取り付けていたものを、直ちにアバットメントを取り付
けるようにすることを目的とする。
骨とを完全につくのを数ヶ月間待ってアバットメントを
取り付けていたものを、直ちにアバットメントを取り付
けるようにすることを目的とする。
【0012】さらに、この発明は抜け止め軸の歯槽骨へ
の打ち込みを容易化でき、さらに抜け止め軸によるアバ
ットメントの歯槽骨における結着力を十分に高めること
ができる義歯固定装置を得ることを目的とする。
の打ち込みを容易化でき、さらに抜け止め軸によるアバ
ットメントの歯槽骨における結着力を十分に高めること
ができる義歯固定装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る義
歯固定装置は、口腔側に臨む上部歯槽骨に打ち込まれる
抜け止め軸と、これを下端に一体に突設しており、かつ
上部には義歯が装着されるアバットメントとから構成し
たものである。
歯固定装置は、口腔側に臨む上部歯槽骨に打ち込まれる
抜け止め軸と、これを下端に一体に突設しており、かつ
上部には義歯が装着されるアバットメントとから構成し
たものである。
【0014】請求項2の発明に係る義歯固定装置は、複
数本の抜け止め軸が、これらの先端および外周の長手方
向の複数箇所に抜け止め用の返り突起を有するものとし
たものである。
数本の抜け止め軸が、これらの先端および外周の長手方
向の複数箇所に抜け止め用の返り突起を有するものとし
たものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明における義歯固定装置は、アバ
ットメントの下端に設けられた複数本の抜け止め軸を、
歯肉を切除した部位の上部歯槽骨上面に位置決めし、さ
らに上記アバットメントを上から軽打または流体圧によ
り圧下することによって、上記各抜け止め軸を上部歯槽
骨内にそれぞれ打ち込むことで、抜け止め軸を薄くて硬
い歯槽骨の上部に喰い込ませ、上記アバットメントを上
記歯槽骨上に安定保持させる。
ットメントの下端に設けられた複数本の抜け止め軸を、
歯肉を切除した部位の上部歯槽骨上面に位置決めし、さ
らに上記アバットメントを上から軽打または流体圧によ
り圧下することによって、上記各抜け止め軸を上部歯槽
骨内にそれぞれ打ち込むことで、抜け止め軸を薄くて硬
い歯槽骨の上部に喰い込ませ、上記アバットメントを上
記歯槽骨上に安定保持させる。
【0016】また、請求項2の発明における義歯固定装
置は、複数本の抜け止め軸に設けられた返り突起が、抜
き方向の力を受けるとさらに歯槽骨内に深く喰い込むこ
とで、上記抜け止め軸の歯槽骨からの脱抜を確実に阻止
し、この抜け止め軸上のアバットメントおよびこのアバ
ットメント上の義歯を安定保持する。
置は、複数本の抜け止め軸に設けられた返り突起が、抜
き方向の力を受けるとさらに歯槽骨内に深く喰い込むこ
とで、上記抜け止め軸の歯槽骨からの脱抜を確実に阻止
し、この抜け止め軸上のアバットメントおよびこのアバ
ットメント上の義歯を安定保持する。
【0017】
【実施例】以下に、この発明の一実施例を図について説
明する。図1はこの発明の義歯固定装置を義歯とともに
示す斜視図であり、これが筒状のアバットメント1の下
面に抜け止め軸2を一体に設けたものからなる。
明する。図1はこの発明の義歯固定装置を義歯とともに
示す斜視図であり、これが筒状のアバットメント1の下
面に抜け止め軸2を一体に設けたものからなる。
【0018】また、この抜け止め軸2は図2に示すよう
に、歯槽骨11のうち口腔側に臨む上部歯槽骨11aの
硬くて薄い肉厚部内に打ち込まれ、この実施例ではアバ
ットメント1の下面に3本設けられ、これがチタン,
金,銀,またはこれらを含む2種以上の合金やセラミッ
クなど、骨や歯ぐきの粘膜との適合性が良い線状材料に
よって作られている。
に、歯槽骨11のうち口腔側に臨む上部歯槽骨11aの
硬くて薄い肉厚部内に打ち込まれ、この実施例ではアバ
ットメント1の下面に3本設けられ、これがチタン,
金,銀,またはこれらを含む2種以上の合金やセラミッ
クなど、骨や歯ぐきの粘膜との適合性が良い線状材料に
よって作られている。
【0019】なお、上記アバットメント1も上記抜け止
め軸2と同一または類似する材料により円筒状に成形さ
れ、これの中心部には上端に開口するねじ孔3が設けら
れている。
め軸2と同一または類似する材料により円筒状に成形さ
れ、これの中心部には上端に開口するねじ孔3が設けら
れている。
【0020】一方、そのアバットメント1の上部外周に
は、後述の抜け止め軸2からのレンチカット時にレンチ
を係止させるための複数の偏平なレンチ係止面4が形成
されている。そして、上記アバットメント1および抜け
止め軸2によってこの発明の義歯固定装置が形成されて
いる。
は、後述の抜け止め軸2からのレンチカット時にレンチ
を係止させるための複数の偏平なレンチ係止面4が形成
されている。そして、上記アバットメント1および抜け
止め軸2によってこの発明の義歯固定装置が形成されて
いる。
【0021】また、上記ねじ孔3には、磁石や磁性材料
からなるもう一つのアバットメントとしての義歯取付部
材5のねじ棒6がねじ込み固定可能となっており、さら
にその義歯取付部材5上面の中央部には係合穴7が形成
されている。
からなるもう一つのアバットメントとしての義歯取付部
材5のねじ棒6がねじ込み固定可能となっており、さら
にその義歯取付部材5上面の中央部には係合穴7が形成
されている。
【0022】そして、この係合穴7には、予め成形され
た義歯8下部に取り付けられた磁石からなる突子9が嵌
合可能となっており、この嵌合状態が磁石により吸着保
持されるようになっている。
た義歯8下部に取り付けられた磁石からなる突子9が嵌
合可能となっており、この嵌合状態が磁石により吸着保
持されるようになっている。
【0023】ここで、上記アバットメント1は海綿骨を
包む殻状の歯槽骨のうち上部歯槽骨11a上の歯肉12
内に設置されるものであるため、予め顎骨の形状、厚さ
や太さに応じて寸法設定がなされ、例えば直径が5m
m、高さが0.3mm〜1.0mmに形成され、また、
抜け止め軸2の長さは5mm〜7mmに設定されてい
る。
包む殻状の歯槽骨のうち上部歯槽骨11a上の歯肉12
内に設置されるものであるため、予め顎骨の形状、厚さ
や太さに応じて寸法設定がなされ、例えば直径が5m
m、高さが0.3mm〜1.0mmに形成され、また、
抜け止め軸2の長さは5mm〜7mmに設定されてい
る。
【0024】一方、上記各抜け止め軸2は線状材料の先
端および外周の長手方向の複数箇所に、先端が尖鋭な抜
け止め用の返り突起2aが設けられている。なお、上記
先端は槍の穂先と略同様の形状をなしている。
端および外周の長手方向の複数箇所に、先端が尖鋭な抜
け止め用の返り突起2aが設けられている。なお、上記
先端は槍の穂先と略同様の形状をなしている。
【0025】次に、かかる構成になる義歯固定装置の使
用方法について説明する。まず、図2に示すように義歯
を装着しようとする部位の歯槽骨11のうち上部歯槽骨
11a上の歯肉12を局部麻酔下でメスにより切除した
り、押し抜き刃などにより一定の領域に亘って押し抜
き、ピンセットや粘膜除去具を用いて除去する。なお、
歯槽骨11は上部歯槽骨11aと下部歯槽骨11bによ
って囲まれた内部は保持強度の低い海綿骨13となって
いる。
用方法について説明する。まず、図2に示すように義歯
を装着しようとする部位の歯槽骨11のうち上部歯槽骨
11a上の歯肉12を局部麻酔下でメスにより切除した
り、押し抜き刃などにより一定の領域に亘って押し抜
き、ピンセットや粘膜除去具を用いて除去する。なお、
歯槽骨11は上部歯槽骨11aと下部歯槽骨11bによ
って囲まれた内部は保持強度の低い海綿骨13となって
いる。
【0026】続いて、この歯肉12を除去した部位に露
出する上部歯槽骨11a上に、上記各抜け止め軸2の先
端を接触させながら位置決めし、位置決め終了後、アバ
ットメント1の上面をハンマーにより軽打し、その抜け
止め軸2を、硬くて薄い上部歯槽骨11a内に打ち込ん
でいく。
出する上部歯槽骨11a上に、上記各抜け止め軸2の先
端を接触させながら位置決めし、位置決め終了後、アバ
ットメント1の上面をハンマーにより軽打し、その抜け
止め軸2を、硬くて薄い上部歯槽骨11a内に打ち込ん
でいく。
【0027】なお、上記抜け止め軸2の位置決めは、例
えば予め上部歯槽骨11aの肉厚の1/3に予め別途用
意したヤリ状の外科治療用突切具によって3つの細孔を
穿設してガイド穴を設けておき、これらのガイド穴に各
抜け止め軸2の先端を挿し込むようにしても行われる。
えば予め上部歯槽骨11aの肉厚の1/3に予め別途用
意したヤリ状の外科治療用突切具によって3つの細孔を
穿設してガイド穴を設けておき、これらのガイド穴に各
抜け止め軸2の先端を挿し込むようにしても行われる。
【0028】これにより、遂には上記アバットメント1
の底部が上記上部歯槽骨11a上面に停止し、このと
き、各抜け止め軸2の返り突起2aが上部歯槽骨11a
上部の肉厚内に、アンカー機能によって着実に喰い込
み、アバットメント1に対し、何らかの原因により抜き
方向の力が作用した場合にも、あるいは咬合圧などを受
けた場合にも、上記喰い込みがさらに大きく強くなり、
そのアバットメント1の歯槽骨11からの脱抜がさらに
十分に阻止される。
の底部が上記上部歯槽骨11a上面に停止し、このと
き、各抜け止め軸2の返り突起2aが上部歯槽骨11a
上部の肉厚内に、アンカー機能によって着実に喰い込
み、アバットメント1に対し、何らかの原因により抜き
方向の力が作用した場合にも、あるいは咬合圧などを受
けた場合にも、上記喰い込みがさらに大きく強くなり、
そのアバットメント1の歯槽骨11からの脱抜がさらに
十分に阻止される。
【0029】このようなアバットメント1の上部歯槽骨
11aに対する装着後、義歯取付部材5のねじ棒6をア
バットメント1のねじ孔3内にねじ込む。このアバット
メントは義歯取付部材5とともに即日歯槽骨に取り付け
ることも可能である。
11aに対する装着後、義歯取付部材5のねじ棒6をア
バットメント1のねじ孔3内にねじ込む。このアバット
メントは義歯取付部材5とともに即日歯槽骨に取り付け
ることも可能である。
【0030】続いて、このねじ込まれた義歯取付部材5
上の係合穴7内に、予め精密加工された人工歯としての
義歯8下面の突子9を嵌め込み、磁石からなるこの突子
9を磁性材料などからなる義歯取付部材5に吸着させ
て、義歯8のアバットメント1に対する装着が終了する
こととなる。
上の係合穴7内に、予め精密加工された人工歯としての
義歯8下面の突子9を嵌め込み、磁石からなるこの突子
9を磁性材料などからなる義歯取付部材5に吸着させ
て、義歯8のアバットメント1に対する装着が終了する
こととなる。
【0031】この場合において、上記抜け止め軸2は図
2に示すように、上部歯槽骨11aの薄くて硬い肉厚内
にあるが、これらが1本以上、この実施例では3本が3
箇所で打ち込まれているため、アバットメント1の歯槽
骨11に対する保持力は極めて強力なものとなり、水平
方向への回転変位も生ずることはない。
2に示すように、上部歯槽骨11aの薄くて硬い肉厚内
にあるが、これらが1本以上、この実施例では3本が3
箇所で打ち込まれているため、アバットメント1の歯槽
骨11に対する保持力は極めて強力なものとなり、水平
方向への回転変位も生ずることはない。
【0032】なお、上記実施例では義歯8の義歯取付部
材5に対する装着保持を磁石の吸着力を利用して行うも
のを示したが、これに限らず、アバットメント1の上
部、例えば義歯取付部材の上部に球状突起を出してお
き、この突起に義歯の下部に取り付けた相対向する輪状
スプリングをスプリングの弾発力を利用して着脱自在に
保持したり、義歯下部の雄(雌)ネジとアバットメント
側の雌(雄)ネジでねじ込みにより保持したりする構成
などを任意に採用することができる。
材5に対する装着保持を磁石の吸着力を利用して行うも
のを示したが、これに限らず、アバットメント1の上
部、例えば義歯取付部材の上部に球状突起を出してお
き、この突起に義歯の下部に取り付けた相対向する輪状
スプリングをスプリングの弾発力を利用して着脱自在に
保持したり、義歯下部の雄(雌)ネジとアバットメント
側の雌(雄)ネジでねじ込みにより保持したりする構成
などを任意に採用することができる。
【0033】また、上記アバットメント1は長年の使用
によって歯槽骨11上でぐらつくような場合があるが、
このような場合には、レンチ(図示しない)をアバット
メント1上部のレンチ係止面4に嵌合し、これを水平回
動操作することにより、アバットメント1と抜け止め軸
2との連結をレンチカットにより解除する。
によって歯槽骨11上でぐらつくような場合があるが、
このような場合には、レンチ(図示しない)をアバット
メント1上部のレンチ係止面4に嵌合し、これを水平回
動操作することにより、アバットメント1と抜け止め軸
2との連結をレンチカットにより解除する。
【0034】これにより、レンチカットされた抜け止め
軸2を歯槽骨11内に残したまま、または必要に応じ脱
抜した後、上記同様の手順にて、新規のアバットメント
をその上部歯槽骨11a上に容易に据え付けることがで
きる。
軸2を歯槽骨11内に残したまま、または必要に応じ脱
抜した後、上記同様の手順にて、新規のアバットメント
をその上部歯槽骨11a上に容易に据え付けることがで
きる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、口腔側に臨む上部歯槽骨に打ち込まれる抜け止め軸
と、これを下端に一体に突設しており、かつ上部には義
歯が装着されるアバットメントとを設けたので、アバッ
トメントに一体の比較的細い抜け止め軸を硬くて薄い上
部歯槽骨に打ち込むだけで、そのアバットメントを上部
歯槽骨上に十分な保持力にて、しかも抜けることなく確
実に支持できるものが得られる効果がある。
ば、口腔側に臨む上部歯槽骨に打ち込まれる抜け止め軸
と、これを下端に一体に突設しており、かつ上部には義
歯が装着されるアバットメントとを設けたので、アバッ
トメントに一体の比較的細い抜け止め軸を硬くて薄い上
部歯槽骨に打ち込むだけで、そのアバットメントを上部
歯槽骨上に十分な保持力にて、しかも抜けることなく確
実に支持できるものが得られる効果がある。
【0036】また、この発明では従来のようにインプラ
ント材と歯槽骨がくっつく数ヶ月の期間を待つことな
く、直ぐにアバットメントを上部歯槽骨に取り付けるこ
とができる。
ント材と歯槽骨がくっつく数ヶ月の期間を待つことな
く、直ぐにアバットメントを上部歯槽骨に取り付けるこ
とができる。
【0037】請求項2の発明によれば、抜け止め軸を、
これの先端および外周の長手方向の複数箇所に抜け止め
用の返り突起を有するものとしたので、上記抜け止め軸
の歯槽骨への打ち込みを容易化でき、さらに抜け止め軸
によるアバットメントの歯槽骨における結着力を十分に
高めることができるものが得られる効果がある。
これの先端および外周の長手方向の複数箇所に抜け止め
用の返り突起を有するものとしたので、上記抜け止め軸
の歯槽骨への打ち込みを容易化でき、さらに抜け止め軸
によるアバットメントの歯槽骨における結着力を十分に
高めることができるものが得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による義歯固定装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の義歯固定装置の上部歯槽骨への装着状態
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 アバットメント 2 抜け止め軸 8 義歯 11 歯槽骨 11a 上部歯槽骨
Claims (2)
- 【請求項1】 歯槽骨のうち口腔側に臨む上部歯槽骨に
打ち込まれる抜け止め軸と、該抜け止め軸を下端に一体
に突設しており、かつ上部には義歯が装着されるアバッ
トメントとを備えた義歯固定装置。 - 【請求項2】 抜け止め軸が複数本からなり、これらの
先端および外周の長手方向の複数箇所に抜け止め用の返
り突起を有するものであることを特徴とする請求項1に
記載の義歯固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1090995A JPH08196547A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 義歯固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1090995A JPH08196547A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 義歯固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08196547A true JPH08196547A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11763421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1090995A Pending JPH08196547A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 義歯固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08196547A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019517848A (ja) * | 2016-04-28 | 2019-06-27 | エイエフ プラークタイカ ストマトロジックナ アルトゥール フリドリケヴィチュAf Praktyka Stomatologiczna Artur Frydrychewicz | バイオニックインプラント及びそれらの製造方法 |
| US20220175497A1 (en) * | 2016-04-28 | 2022-06-09 | Af Praktyka Stomatologicznafrydrychewicz | Bionic implants |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP1090995A patent/JPH08196547A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019517848A (ja) * | 2016-04-28 | 2019-06-27 | エイエフ プラークタイカ ストマトロジックナ アルトゥール フリドリケヴィチュAf Praktyka Stomatologiczna Artur Frydrychewicz | バイオニックインプラント及びそれらの製造方法 |
| EP3448300A4 (en) * | 2016-04-28 | 2019-12-18 | Af Praktyka Stomatologiczna Artur Frydrychewicz | BIONIC IMPLANTS AND PRODUCTION PROCESSES THEREFOR |
| US20220175497A1 (en) * | 2016-04-28 | 2022-06-09 | Af Praktyka Stomatologicznafrydrychewicz | Bionic implants |
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