JPH08196581A - 医療用寝台装置 - Google Patents
医療用寝台装置Info
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- JPH08196581A JPH08196581A JP7034231A JP3423195A JPH08196581A JP H08196581 A JPH08196581 A JP H08196581A JP 7034231 A JP7034231 A JP 7034231A JP 3423195 A JP3423195 A JP 3423195A JP H08196581 A JPH08196581 A JP H08196581A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 天板の昇降速度をほぼ一定にすることができ
るとともに、簡易な構成で昇降駆動機構を構成すること
ができる医療用寝台装置を提供する。 【構成】 昇降駆動機構は、X型リンク機構を構成する
第1の昇降リンク部材11および第2の昇降リンク部材
13と、ジャッキ20と、第1のストッパー15と、圧
縮コイルバネ21と、第2のストッパー18で構成され
ている。ジャッキ20は、一端部が第2の昇降リンク部
材13のベース1側の支点13bに接続されるととも
に、他端部20aが中間支点13aと、第1の昇降リン
ク部材11の天板支持枠2側の支点11aとの間に回動
自在に連結されている。ジャッキ20の斜め方向に伸縮
するネジ軸20bを伸縮させることにより、第1の昇降
リンク部材11を斜め方向に昇降する。
るとともに、簡易な構成で昇降駆動機構を構成すること
ができる医療用寝台装置を提供する。 【構成】 昇降駆動機構は、X型リンク機構を構成する
第1の昇降リンク部材11および第2の昇降リンク部材
13と、ジャッキ20と、第1のストッパー15と、圧
縮コイルバネ21と、第2のストッパー18で構成され
ている。ジャッキ20は、一端部が第2の昇降リンク部
材13のベース1側の支点13bに接続されるととも
に、他端部20aが中間支点13aと、第1の昇降リン
ク部材11の天板支持枠2側の支点11aとの間に回動
自在に連結されている。ジャッキ20の斜め方向に伸縮
するネジ軸20bを伸縮させることにより、第1の昇降
リンク部材11を斜め方向に昇降する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線CT装置や磁気
共鳴断層撮影装置(MRI装置)、ポジトロン放射トモ
グラフィ装置(PET装置)などに利用される医療用寝
台装置に係り、特に床面に設置されるベースと、前記ベ
ースの上方に配設された天板支持枠と、前記ベースに対
して前記天板支持枠を昇降させる昇降駆動機構とからな
る基台と、前記天板支持枠に水平移動自在に支持された
被検体載置用の天板と、前記天板支持枠に対して前記天
板を水平移動させる水平移動機構とを備え、前記昇降駆
動機構がX型リンク機構を有する医療用寝台装置に関す
る。
共鳴断層撮影装置(MRI装置)、ポジトロン放射トモ
グラフィ装置(PET装置)などに利用される医療用寝
台装置に係り、特に床面に設置されるベースと、前記ベ
ースの上方に配設された天板支持枠と、前記ベースに対
して前記天板支持枠を昇降させる昇降駆動機構とからな
る基台と、前記天板支持枠に水平移動自在に支持された
被検体載置用の天板と、前記天板支持枠に対して前記天
板を水平移動させる水平移動機構とを備え、前記昇降駆
動機構がX型リンク機構を有する医療用寝台装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の医療用寝台装置は、図4
に示すように、床面に設置されるベース1と、天板支持
枠2と、ベース1に対して天板支持枠2を昇降させるた
めの〔後述する〕昇降駆動機構であるX型リンク機構か
らなる基台3と、天板支持枠2に水平移動自在に支持さ
れた被検体載置用の天板4と、天板支持枠2に対して天
板4を水平移動させるための図示しない水平移動機構と
を備えて構成されている。
に示すように、床面に設置されるベース1と、天板支持
枠2と、ベース1に対して天板支持枠2を昇降させるた
めの〔後述する〕昇降駆動機構であるX型リンク機構か
らなる基台3と、天板支持枠2に水平移動自在に支持さ
れた被検体載置用の天板4と、天板支持枠2に対して天
板4を水平移動させるための図示しない水平移動機構と
を備えて構成されている。
【0003】この装置の昇降駆動機構であるX型リンク
機構は、第1の昇降リンク部材11と、第2の昇降リン
ク部材13とでX型のリンク機構を構成したことを特徴
とするものである。第2の昇降リンク部材13は、第1
の昇降リンク部材11の中点と、第2の昇降リンク部材
13の中点とが回動自在に連結された中間支点13a
と、ベース1側の端部がベース1に対して回動自在で水
平移動自在の支点13bとを有し、天板支持枠2側の端
部13cは、天板支持枠2に回動自在で水平移動自在に
連結されている。また、第1の昇降リンク部材11は、
ベース1側の端部がベース1に対して回動自在で水平移
動自在に連結された支点11bを有し、天板支持枠2側
の端部11aは、天板支持枠2に回動自在に連結されて
いる。
機構は、第1の昇降リンク部材11と、第2の昇降リン
ク部材13とでX型のリンク機構を構成したことを特徴
とするものである。第2の昇降リンク部材13は、第1
の昇降リンク部材11の中点と、第2の昇降リンク部材
13の中点とが回動自在に連結された中間支点13a
と、ベース1側の端部がベース1に対して回動自在で水
平移動自在の支点13bとを有し、天板支持枠2側の端
部13cは、天板支持枠2に回動自在で水平移動自在に
連結されている。また、第1の昇降リンク部材11は、
ベース1側の端部がベース1に対して回動自在で水平移
動自在に連結された支点11bを有し、天板支持枠2側
の端部11aは、天板支持枠2に回動自在に連結されて
いる。
【0004】ジャッキ14は、第2の昇降リンク部材1
3のベース1側の支点13bと第1のリンク部材11の
ベース1側の端部11bとの間に配設され、このジャッ
キ14の水平方向に伸縮するネジ軸14aの先端部が、
第2の昇降リンク部材13のベース側の支点13bに連
結されている。ジャッキ14のネジ軸14aを伸縮させ
ることにより、第2の昇降リンク部材13のベース1側
の支点13bを水平移動させるように構成されている。
3のベース1側の支点13bと第1のリンク部材11の
ベース1側の端部11bとの間に配設され、このジャッ
キ14の水平方向に伸縮するネジ軸14aの先端部が、
第2の昇降リンク部材13のベース側の支点13bに連
結されている。ジャッキ14のネジ軸14aを伸縮させ
ることにより、第2の昇降リンク部材13のベース1側
の支点13bを水平移動させるように構成されている。
【0005】第1のストッパー15は、第2の昇降リン
ク部材13のベース1側の支点13bが、第1のリンク
部材11のベース1側の端部11b方向へ所定距離水平
移動された場合にその移動を規制するものである。
ク部材13のベース1側の支点13bが、第1のリンク
部材11のベース1側の端部11b方向へ所定距離水平
移動された場合にその移動を規制するものである。
【0006】圧縮コイルバネ16は、第1のストッパー
15とジャッキ14との間に配設されており、第2の昇
降リンク部材13のベース1側の支点13bの第1のス
トッパー15側への水平移動方向に、ジャッキ14を付
勢(図中の一点鎖線の矢印で示す方向に付勢)してい
る。
15とジャッキ14との間に配設されており、第2の昇
降リンク部材13のベース1側の支点13bの第1のス
トッパー15側への水平移動方向に、ジャッキ14を付
勢(図中の一点鎖線の矢印で示す方向に付勢)してい
る。
【0007】連結部材17は、第1の昇降リンク部材1
1のベース1側の端部11bとジャッキ14とを連結し
ており、ジャッキ14の水平移動に連動して、第1の昇
降リンク部材11のベース1側の端部11bが水平移動
されるように構成されている。第2のストッパー18
は、第1の昇降リンク部材11のベース1側の端部11
bの、第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点1
3bと同じ方向(図では左方向)への水平移動を規制す
る。
1のベース1側の端部11bとジャッキ14とを連結し
ており、ジャッキ14の水平移動に連動して、第1の昇
降リンク部材11のベース1側の端部11bが水平移動
されるように構成されている。第2のストッパー18
は、第1の昇降リンク部材11のベース1側の端部11
bの、第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点1
3bと同じ方向(図では左方向)への水平移動を規制す
る。
【0008】このように昇降駆動機構が構成された医療
用寝台装置では、まず、図5に示すように、ジャッキ1
4がネジ軸14aを収縮させることにより、第2の昇降
リンク部材13のベース1側の支点13bを第1のスト
ッパー15側へと水平移動させ、第1の昇降リンク部材
11のベース1側の端部11bを中心として第1の昇降
リンク部材11を半径とした円弧に沿って移動させる。
さらにジャッキ14がネジ軸14aを収縮させることに
より、第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点1
3bは、第1のストッパー15によってその動きが規制
される。その結果、天板支持枠2(天板4)は斜め上方
(水平方向に距離d1、垂直方向に距離h1)に上昇す
る。
用寝台装置では、まず、図5に示すように、ジャッキ1
4がネジ軸14aを収縮させることにより、第2の昇降
リンク部材13のベース1側の支点13bを第1のスト
ッパー15側へと水平移動させ、第1の昇降リンク部材
11のベース1側の端部11bを中心として第1の昇降
リンク部材11を半径とした円弧に沿って移動させる。
さらにジャッキ14がネジ軸14aを収縮させることに
より、第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点1
3bは、第1のストッパー15によってその動きが規制
される。その結果、天板支持枠2(天板4)は斜め上方
(水平方向に距離d1、垂直方向に距離h1)に上昇す
る。
【0009】さらにジャッキ14がネジ軸14aを収縮
していくと、ジャッキ14は、圧縮コイルバネ16の付
勢力に反発しながら、第2の昇降リンク部材13のベー
ス1側の支点13bの第1のストッパー15側への水平
移動方向と逆方向(図では右方向)に水平移動される。
したがって、ジャッキ14に連結された第1の昇降リン
ク部材11のベース1側の端部11bは、ジャッキ14
の水平移動方向と同じ方向に水平移動される。これによ
り第1/第2のリンク部材11,13は、斜めの状態か
ら立設される状態に変位していき、天板支持枠2を水平
状態を保ちながら、垂直方向に上昇させていく。その結
果、図6に示すように、天板支持枠2(天板4)が垂直
方向(垂直方向に距離h2)に上昇する。
していくと、ジャッキ14は、圧縮コイルバネ16の付
勢力に反発しながら、第2の昇降リンク部材13のベー
ス1側の支点13bの第1のストッパー15側への水平
移動方向と逆方向(図では右方向)に水平移動される。
したがって、ジャッキ14に連結された第1の昇降リン
ク部材11のベース1側の端部11bは、ジャッキ14
の水平移動方向と同じ方向に水平移動される。これによ
り第1/第2のリンク部材11,13は、斜めの状態か
ら立設される状態に変位していき、天板支持枠2を水平
状態を保ちながら、垂直方向に上昇させていく。その結
果、図6に示すように、天板支持枠2(天板4)が垂直
方向(垂直方向に距離h2)に上昇する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、水平方向への変位が大きな第2の昇降
リンク部材13のベース1側の支点13bと、第1の昇
降リンク部材11のベース1側の支点11bとを水平移
動させることによって、天板支持枠2を昇降させるの
で、最下降位置から天板支持枠2が上昇していくにした
がって天板支持枠2の垂直方向への上昇速度が低下する
という、X型リンク機構の状態によって昇降速度が変化
する問題点がある。すなわち、最初は大きく上昇変位す
る(小さく下降変位する)がその後は、小さく上昇変位
する(大きく下降変位する)という不都合が生じる。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、水平方向への変位が大きな第2の昇降
リンク部材13のベース1側の支点13bと、第1の昇
降リンク部材11のベース1側の支点11bとを水平移
動させることによって、天板支持枠2を昇降させるの
で、最下降位置から天板支持枠2が上昇していくにした
がって天板支持枠2の垂直方向への上昇速度が低下する
という、X型リンク機構の状態によって昇降速度が変化
する問題点がある。すなわち、最初は大きく上昇変位す
る(小さく下降変位する)がその後は、小さく上昇変位
する(大きく下降変位する)という不都合が生じる。
【0011】また、ジャッキ14の水平方向への移動に
第1の昇降リンク部材11のベース1側の支点11bが
連動するようにするために、これとジャッキ14とを連
結する連結部材17が必要になり昇降駆動機構が複雑に
なるという問題点がある。
第1の昇降リンク部材11のベース1側の支点11bが
連動するようにするために、これとジャッキ14とを連
結する連結部材17が必要になり昇降駆動機構が複雑に
なるという問題点がある。
【0012】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、天板の昇降速度をほぼ一定にするこ
とができるとともに、簡易な構成で昇降駆動機構を構成
することができる医療用寝台装置を提供することを目的
とする。
れたものであって、天板の昇降速度をほぼ一定にするこ
とができるとともに、簡易な構成で昇降駆動機構を構成
することができる医療用寝台装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明に係る医療用寝台装置は、床面に設置され
るベースと、前記ベースの上方に配設された天板支持枠
と、前記ベースに対して前記天板支持枠を昇降させる昇
降駆動機構とからなる基台と、前記天板支持枠に水平移
動自在に支持された被検体載置用の天板と、前記天板支
持枠に対して前記天板を水平移動させる水平移動機構と
を備え、前記昇降駆動機構が、前記ベースと前記天板支
持枠との間に斜めに配設され、その一端部が前記天板支
持枠に回動自在に連結され、他端部が前記ベースに回動
自在で水平移動自在に連結された第1の昇降リンク部材
と、前記第1の昇降リンク部材と交差され、前記第1の
昇降リンク部材に回動自在に連結された中間支点と、一
端部が前記天板支持枠に回動自在で水平移動自在に連結
され、他端部が前記ベースに回動自在で水平移動自在に
連結された第2の昇降リンク部材とからなるX型リンク
機構を有する医療用寝台装置において、前記昇降駆動機
構が、(a)一端部が前記第2の昇降リンク部材のベー
ス側の支点に接続されるとともに、他端部が前記中間支
点と第1の昇降リンク部材の天板支持枠側の支点との間
に回動自在に接続されたアクチュエータと、(b)前記
第2の昇降リンク部材のベース側の支点が前記第1の昇
降リンク部材のベース側の他端部方向へ所定距離水平移
動されたとき、その移動を規制する第1のストッパー
と、(c)前記第2の昇降リンク部材のベース側の支点
の前記第1のストッパー側への水平移動方向に、前記第
1の昇降リンク部材のベース側の支点を付勢する付勢手
段と、(d)前記第1の昇降リンク部材のベース側の支
点の、前記第2の昇降リンク部材のベース側の支点と同
じ方向への水平移動を規制する第2のストッパーとを含
む機構で構成されたことを特徴とするものである。
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明に係る医療用寝台装置は、床面に設置され
るベースと、前記ベースの上方に配設された天板支持枠
と、前記ベースに対して前記天板支持枠を昇降させる昇
降駆動機構とからなる基台と、前記天板支持枠に水平移
動自在に支持された被検体載置用の天板と、前記天板支
持枠に対して前記天板を水平移動させる水平移動機構と
を備え、前記昇降駆動機構が、前記ベースと前記天板支
持枠との間に斜めに配設され、その一端部が前記天板支
持枠に回動自在に連結され、他端部が前記ベースに回動
自在で水平移動自在に連結された第1の昇降リンク部材
と、前記第1の昇降リンク部材と交差され、前記第1の
昇降リンク部材に回動自在に連結された中間支点と、一
端部が前記天板支持枠に回動自在で水平移動自在に連結
され、他端部が前記ベースに回動自在で水平移動自在に
連結された第2の昇降リンク部材とからなるX型リンク
機構を有する医療用寝台装置において、前記昇降駆動機
構が、(a)一端部が前記第2の昇降リンク部材のベー
ス側の支点に接続されるとともに、他端部が前記中間支
点と第1の昇降リンク部材の天板支持枠側の支点との間
に回動自在に接続されたアクチュエータと、(b)前記
第2の昇降リンク部材のベース側の支点が前記第1の昇
降リンク部材のベース側の他端部方向へ所定距離水平移
動されたとき、その移動を規制する第1のストッパー
と、(c)前記第2の昇降リンク部材のベース側の支点
の前記第1のストッパー側への水平移動方向に、前記第
1の昇降リンク部材のベース側の支点を付勢する付勢手
段と、(d)前記第1の昇降リンク部材のベース側の支
点の、前記第2の昇降リンク部材のベース側の支点と同
じ方向への水平移動を規制する第2のストッパーとを含
む機構で構成されたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。天板が降
下された状態、すなわち、ベースと天板支持枠とが最も
近接した状態では、第1の昇降リンク部材のベース側の
端部と、第1の昇降リンク部材と中間支点で交差した第
2の昇降リンク部材のベース側の支点とは最も離れてい
る。このとき第1の昇降リンク部材のベース側の端部は
第2のストッパーによってその水平方向への移動が規制
されている。
下された状態、すなわち、ベースと天板支持枠とが最も
近接した状態では、第1の昇降リンク部材のベース側の
端部と、第1の昇降リンク部材と中間支点で交差した第
2の昇降リンク部材のベース側の支点とは最も離れてい
る。このとき第1の昇降リンク部材のベース側の端部は
第2のストッパーによってその水平方向への移動が規制
されている。
【0015】この状態でアクチュエータが第1の昇降リ
ンク部材の中間支点と天板支持枠側の支点との間を斜め
上方に押し上げる。すると第1の昇降リンク部材のベー
ス側の端部は第2のストッパーによって水平方向の移動
が規制されているので、これを中心とし、第1の昇降リ
ンク部材を半径とした円弧に沿って第1の昇降リンク部
材の天板支持枠側の端部が移動する。これにより天板支
持枠はベースに対して、斜め方向(垂直方向と水平方向
とを合成した方向)に持ち上げられる。
ンク部材の中間支点と天板支持枠側の支点との間を斜め
上方に押し上げる。すると第1の昇降リンク部材のベー
ス側の端部は第2のストッパーによって水平方向の移動
が規制されているので、これを中心とし、第1の昇降リ
ンク部材を半径とした円弧に沿って第1の昇降リンク部
材の天板支持枠側の端部が移動する。これにより天板支
持枠はベースに対して、斜め方向(垂直方向と水平方向
とを合成した方向)に持ち上げられる。
【0016】そしてアクチュエータをさらに駆動してい
くと、やがて第2の昇降リンク部材のベース側の支点
は、アクチュエータの端部とともに第1のストッパーに
よってその移動が規制される。これ以降、第1の昇降リ
ンク部材のベース側の支点は、付勢手段の付勢力に反発
しながら、第2の昇降リンク部材のベース側の支点の第
1のストッパー側への水平移動方向とは逆方向に水平移
動される。これにより、第1の昇降リンク部材は斜めの
状態から立設される状態に変位していき、天板支持枠を
さらに上昇させていく。なお、このときアクチュエータ
の〔第2の昇降リンク部材のベース側の〕支点は、第1
のストッパーによってその水平方向への移動が規制され
ているので、上記のような作用力を与えない。
くと、やがて第2の昇降リンク部材のベース側の支点
は、アクチュエータの端部とともに第1のストッパーに
よってその移動が規制される。これ以降、第1の昇降リ
ンク部材のベース側の支点は、付勢手段の付勢力に反発
しながら、第2の昇降リンク部材のベース側の支点の第
1のストッパー側への水平移動方向とは逆方向に水平移
動される。これにより、第1の昇降リンク部材は斜めの
状態から立設される状態に変位していき、天板支持枠を
さらに上昇させていく。なお、このときアクチュエータ
の〔第2の昇降リンク部材のベース側の〕支点は、第1
のストッパーによってその水平方向への移動が規制され
ているので、上記のような作用力を与えない。
【0017】すなわち、この発明の昇降駆動機構は、ま
ず、天板支持枠を斜め方向(垂直方向と水平方向とを合
成した方向)に上昇させ、次いで天板支持枠をさらに上
昇させる2段階の上昇動作を行なう。このとき、変位の
大きな第1および第2の昇降リンク部材のベース側の両
支点をアクチュエータで移動させる代わりに、変位の小
さい第1の昇降リンク部材の中間支点と天板支持枠側の
支点との間を斜め上方に押し上げるので、天板支持枠を
斜め方向に上昇させる場合と、天板支持枠を上昇させる
場合の上下方向への移動速度をほぼ一定にすることがで
きる。
ず、天板支持枠を斜め方向(垂直方向と水平方向とを合
成した方向)に上昇させ、次いで天板支持枠をさらに上
昇させる2段階の上昇動作を行なう。このとき、変位の
大きな第1および第2の昇降リンク部材のベース側の両
支点をアクチュエータで移動させる代わりに、変位の小
さい第1の昇降リンク部材の中間支点と天板支持枠側の
支点との間を斜め上方に押し上げるので、天板支持枠を
斜め方向に上昇させる場合と、天板支持枠を上昇させる
場合の上下方向への移動速度をほぼ一定にすることがで
きる。
【0018】また、天板の降下動作は、上述と逆の動作
により行なわれる。まず、天板が上昇された状態からア
クチュエータを上昇時と逆方向に駆動すると、付勢手段
の反発力により第1の昇降リンク部材のベース側の端部
は付勢手段が付勢する方向に水平移動し、第2の昇降リ
ンク部材のベース側の支点と離れる方向に水平移動す
る。したがって、天板は降下していく。そして、第1の
昇降リンク部材のベース側の端部が第2のストッパーに
よってその水平移動が規制されると、第2の昇降リンク
部材のベース側の支点は、第1の昇降リンク部材のベー
ス側の端部から離れる方向に水平移動される。したがっ
て、天板は斜め方向に降下していく。
により行なわれる。まず、天板が上昇された状態からア
クチュエータを上昇時と逆方向に駆動すると、付勢手段
の反発力により第1の昇降リンク部材のベース側の端部
は付勢手段が付勢する方向に水平移動し、第2の昇降リ
ンク部材のベース側の支点と離れる方向に水平移動す
る。したがって、天板は降下していく。そして、第1の
昇降リンク部材のベース側の端部が第2のストッパーに
よってその水平移動が規制されると、第2の昇降リンク
部材のベース側の支点は、第1の昇降リンク部材のベー
ス側の端部から離れる方向に水平移動される。したがっ
て、天板は斜め方向に降下していく。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、実施例に係る医療用寝台装置の要部
の構成を示す正面図である。なお、図1は、天板(天板
支持枠)が最下降位置にある状態を示している。
説明する。図1は、実施例に係る医療用寝台装置の要部
の構成を示す正面図である。なお、図1は、天板(天板
支持枠)が最下降位置にある状態を示している。
【0020】図中、符号1は、床面に設置されるベース
を、符号2はベース1の上方に配置される天板支持枠を
示し、ベース1に対する天板支持枠2の昇降を行なうた
めの後述するX型リンク機構からなる昇降駆動機構が、
ベース1と天板支持枠2との間に設けられている。これ
らベース1、天板支持枠2、昇降駆動機構によって基台
3が構成されている。また、天板支持枠2には、被検体
載置用の天板4が水平移動自在に支持されており、昇降
支持枠2に対して天板4を水平移動させるための図示し
ない水平駆動機構(従来から用いられている機構と同様
の機構)も配設されている。これらの基台3(ベース
1、天板支持枠2、昇降駆動機構)と天板4と水平駆動
機構によって医療用寝台装置が構成されている。
を、符号2はベース1の上方に配置される天板支持枠を
示し、ベース1に対する天板支持枠2の昇降を行なうた
めの後述するX型リンク機構からなる昇降駆動機構が、
ベース1と天板支持枠2との間に設けられている。これ
らベース1、天板支持枠2、昇降駆動機構によって基台
3が構成されている。また、天板支持枠2には、被検体
載置用の天板4が水平移動自在に支持されており、昇降
支持枠2に対して天板4を水平移動させるための図示し
ない水平駆動機構(従来から用いられている機構と同様
の機構)も配設されている。これらの基台3(ベース
1、天板支持枠2、昇降駆動機構)と天板4と水平駆動
機構によって医療用寝台装置が構成されている。
【0021】次に、この発明の要部であるX型リンク機
構からなる昇降駆動機構の構成について図1を参照して
説明する。この昇降駆動機構は、X型リンク機構を構成
する第1の昇降リンク部材11および第2の昇降リンク
部材13と、ジャッキ20と、第1のストッパー15
と、圧縮コイルバネ21と、第2のストッパー18等で
構成されている。
構からなる昇降駆動機構の構成について図1を参照して
説明する。この昇降駆動機構は、X型リンク機構を構成
する第1の昇降リンク部材11および第2の昇降リンク
部材13と、ジャッキ20と、第1のストッパー15
と、圧縮コイルバネ21と、第2のストッパー18等で
構成されている。
【0022】第1および第2の昇降リンク部材11,1
3は、ベース1と天板支持枠2との間で互いに交差する
ように斜めに配設され、第1の昇降リンク部材11の天
板支持枠2側の一端部11aは天板支持枠2に回動自在
に連結され、他端部11bはベース1に回動自在で水平
移動自在に連結されている。第2の昇降リンク部材13
は、第1の昇降リンク部材11と交差する点(中間支点
13a)にて回動自在に連結されている。さらに第2の
昇降リンク部材13の天板支持枠2側の一端部13cは
天板支持枠2に回動自在で水平移動自在に連結され、他
端部13bはベース1に回動自在で水平移動自在に連結
されている。
3は、ベース1と天板支持枠2との間で互いに交差する
ように斜めに配設され、第1の昇降リンク部材11の天
板支持枠2側の一端部11aは天板支持枠2に回動自在
に連結され、他端部11bはベース1に回動自在で水平
移動自在に連結されている。第2の昇降リンク部材13
は、第1の昇降リンク部材11と交差する点(中間支点
13a)にて回動自在に連結されている。さらに第2の
昇降リンク部材13の天板支持枠2側の一端部13cは
天板支持枠2に回動自在で水平移動自在に連結され、他
端部13bはベース1に回動自在で水平移動自在に連結
されている。
【0023】アクチュエータに相当するジャッキ20
は、一端部が第2の昇降リンク部材13のベース1側の
支点13bに接続されるとともに、他端部20aが中間
支点13aと、第1の昇降リンク部材11の天板支持枠
2側の支点11aとの間に回動自在に連結されている。
このジャッキ20の斜め方向に伸縮するネジ軸20bを
伸縮させることにより、第1の昇降リンク部材11を斜
め方向に昇降するように構成されている。
は、一端部が第2の昇降リンク部材13のベース1側の
支点13bに接続されるとともに、他端部20aが中間
支点13aと、第1の昇降リンク部材11の天板支持枠
2側の支点11aとの間に回動自在に連結されている。
このジャッキ20の斜め方向に伸縮するネジ軸20bを
伸縮させることにより、第1の昇降リンク部材11を斜
め方向に昇降するように構成されている。
【0024】第1のストッパー15は、第2の昇降リン
ク部材13のベース1側の支点13bが第1の昇降リン
ク部材11のベース1側の支点11b方向へ所定距離水
平移動されたとき、その移動を規制するために設けられ
ている。
ク部材13のベース1側の支点13bが第1の昇降リン
ク部材11のベース1側の支点11b方向へ所定距離水
平移動されたとき、その移動を規制するために設けられ
ている。
【0025】付勢手段に相当する圧縮コイルバネ21
は、第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点13
bの、第1のストッパー15への水平移動方向に、第1
の昇降リンク部材11のベース1側の支点11bを付勢
(図中の一点鎖線の矢印で示す方向に付勢)するもので
ある。
は、第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点13
bの、第1のストッパー15への水平移動方向に、第1
の昇降リンク部材11のベース1側の支点11bを付勢
(図中の一点鎖線の矢印で示す方向に付勢)するもので
ある。
【0026】第2のストッパー18は、第1の昇降リン
ク部材11のベース1側の支点11bの、第2の昇降リ
ンク部材13のベース1側の支点13bと同じ方向への
水平移動を規制するものである。
ク部材11のベース1側の支点11bの、第2の昇降リ
ンク部材13のベース1側の支点13bと同じ方向への
水平移動を規制するものである。
【0027】次に上述のように構成された装置の天板4
の昇降動作を図1ないし図3を参照して説明する。ま
ず、天板4の上昇動作について説明する。天板支持枠2
(天板4)が最下降位置にあるとき、すなわち、ベース
1と天板支持枠2とが最も接近しているとき、図1に示
すように、第1の昇降リンク部材11のベース1側の支
点11bと、第2の昇降リンク部材13のベース側の支
点13bとは最も離れている。
の昇降動作を図1ないし図3を参照して説明する。ま
ず、天板4の上昇動作について説明する。天板支持枠2
(天板4)が最下降位置にあるとき、すなわち、ベース
1と天板支持枠2とが最も接近しているとき、図1に示
すように、第1の昇降リンク部材11のベース1側の支
点11bと、第2の昇降リンク部材13のベース側の支
点13bとは最も離れている。
【0028】この状態でジャッキ20がネジ軸20bを
伸長させて第1の昇降リンク部材11の中間支点13a
と、その天板支持枠2側の支点11aとの間を斜め上方
に押し上げる。すると第1の昇降リンク部材11のベー
ス1側の端部11bは、第2のストッパー18によって
水平方向の移動が規制されているので、その支点11b
を中心とし、第1の昇降リンク部材11を半径とした円
弧に沿って第1の昇降リンク部材11の天板支持枠2側
の端部11aが移動する。また、これに伴ってジャッキ
20の〔第2の昇降リンク部材13の〕ベース1側の端
部13bは、第1のストッパー15に向けて移動し、そ
の結果、第2の昇降リンク部材13の天板支持枠2側の
支点13cを押し上げる。これにより天板支持枠2は、
水平状態を保ちながら、ベース1に対して斜め方向(垂
直方向と水平方向とを合成した方向:左上方向)に持ち
上げられる。
伸長させて第1の昇降リンク部材11の中間支点13a
と、その天板支持枠2側の支点11aとの間を斜め上方
に押し上げる。すると第1の昇降リンク部材11のベー
ス1側の端部11bは、第2のストッパー18によって
水平方向の移動が規制されているので、その支点11b
を中心とし、第1の昇降リンク部材11を半径とした円
弧に沿って第1の昇降リンク部材11の天板支持枠2側
の端部11aが移動する。また、これに伴ってジャッキ
20の〔第2の昇降リンク部材13の〕ベース1側の端
部13bは、第1のストッパー15に向けて移動し、そ
の結果、第2の昇降リンク部材13の天板支持枠2側の
支点13cを押し上げる。これにより天板支持枠2は、
水平状態を保ちながら、ベース1に対して斜め方向(垂
直方向と水平方向とを合成した方向:左上方向)に持ち
上げられる。
【0029】そして、ジャッキ20がネジ軸20bをさ
らに伸長させていくと、やがてジャッキ20の〔第2の
昇降リンク部材13の〕ベース1側の端部13bは、第
1のストッパー15によってその水平方向の移動が規制
される。このとき図2に示すように、天板支持枠2は、
垂直方向にh1だけ上昇されるとともに水平方向(図で
は左方向)にd1だけ水平移動されている。
らに伸長させていくと、やがてジャッキ20の〔第2の
昇降リンク部材13の〕ベース1側の端部13bは、第
1のストッパー15によってその水平方向の移動が規制
される。このとき図2に示すように、天板支持枠2は、
垂直方向にh1だけ上昇されるとともに水平方向(図で
は左方向)にd1だけ水平移動されている。
【0030】そして、それ以降、ジャッキ20がネジ軸
20bを伸長させていくと、第1の昇降リンク部材11
のベース1側の支点11bは、圧縮コイルバネ21の付
勢力に反発しながら、第2の昇降リンク部材13のベー
ス1側の支点13bの第1のストッパー15側への水平
移動方向と逆方向(図では右方向)に水平移動される。
これにより第1の昇降リンク部材11は斜めの状態から
立設する状態に変位していき、天板支持枠2を水平状態
に保ちつつ垂直方向にh2だけ上昇させていく。なお、
図3には、最下降位置にある天板支持枠2を点線で示し
ている。
20bを伸長させていくと、第1の昇降リンク部材11
のベース1側の支点11bは、圧縮コイルバネ21の付
勢力に反発しながら、第2の昇降リンク部材13のベー
ス1側の支点13bの第1のストッパー15側への水平
移動方向と逆方向(図では右方向)に水平移動される。
これにより第1の昇降リンク部材11は斜めの状態から
立設する状態に変位していき、天板支持枠2を水平状態
に保ちつつ垂直方向にh2だけ上昇させていく。なお、
図3には、最下降位置にある天板支持枠2を点線で示し
ている。
【0031】このとき、ジャッキ20の〔第2の昇降リ
ンク部材13のベース1側の〕支点13bは、第1のス
トッパー15によりその水平方向への移動が規制されて
いるので、第1の昇降リンク部材11を支点20aを介
して左上方へ押し出す力を与えない。すなわち、このX
型リンク機構からなる昇降駆動機構は、まず、天板支持
枠2(天板4)を斜め上方(垂直方向と水平方向とを合
成した方向)に上昇させ、さらに、天板支持枠2(天板
4)を垂直方向に上昇させる、2段階の上昇動作を行な
うことができる。さらに、第1/第2の昇降リンク部材
11,13のベース1側の各支点11b,13bをジャ
ッキ20により移動させる代わりに、それに比較して変
位の小さい第1の昇降リンク部材11の中間支点13a
と、第1の昇降リンク部材11の支点11aとの間を支
点20aを介して斜め上方に押し上げるので、2段階の
上昇動作における天板支持枠2の上昇速度をほぼ等しく
することができる。
ンク部材13のベース1側の〕支点13bは、第1のス
トッパー15によりその水平方向への移動が規制されて
いるので、第1の昇降リンク部材11を支点20aを介
して左上方へ押し出す力を与えない。すなわち、このX
型リンク機構からなる昇降駆動機構は、まず、天板支持
枠2(天板4)を斜め上方(垂直方向と水平方向とを合
成した方向)に上昇させ、さらに、天板支持枠2(天板
4)を垂直方向に上昇させる、2段階の上昇動作を行な
うことができる。さらに、第1/第2の昇降リンク部材
11,13のベース1側の各支点11b,13bをジャ
ッキ20により移動させる代わりに、それに比較して変
位の小さい第1の昇降リンク部材11の中間支点13a
と、第1の昇降リンク部材11の支点11aとの間を支
点20aを介して斜め上方に押し上げるので、2段階の
上昇動作における天板支持枠2の上昇速度をほぼ等しく
することができる。
【0032】次に、天板4の下降動作について説明す
る。この下降動作は、上述の上昇動作と逆の動作により
行なわれる。すなわち、天板支持枠2(天板4)が最上
昇位置にあるとき(上述の最下降位置(図2の実線で示
した状態)から天板支持枠2(天板4)が水平方向にd
1だけ水平移動され、垂直方向に(h1+h2)だけ上
昇された状態(図3の二点鎖線で示した状態)のとき、
第1の昇降リンク部材11のベース1側の端部11bと
第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点13b
(ジャッキ20の支点でもある)とは最も近接してお
り、また第1の昇降リンク部材11のベース1側の端部
11bは圧縮コイルバネ21を最も圧縮している。
る。この下降動作は、上述の上昇動作と逆の動作により
行なわれる。すなわち、天板支持枠2(天板4)が最上
昇位置にあるとき(上述の最下降位置(図2の実線で示
した状態)から天板支持枠2(天板4)が水平方向にd
1だけ水平移動され、垂直方向に(h1+h2)だけ上
昇された状態(図3の二点鎖線で示した状態)のとき、
第1の昇降リンク部材11のベース1側の端部11bと
第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点13b
(ジャッキ20の支点でもある)とは最も近接してお
り、また第1の昇降リンク部材11のベース1側の端部
11bは圧縮コイルバネ21を最も圧縮している。
【0033】この状態で、ジャッキ20がネジ軸20b
を収縮させると、圧縮コイルバネ21の復元力により、
第1の昇降リンク部材11のベース1側の端部11b
は、第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点13
bから離れる方向(左方向)に水平移動していく。な
お、このとき第2の昇降リンク部材13のベース1側の
支点13bは固定されている。これにより上述の上昇動
作と逆に、天板支持枠2は水平状態を保ちながら垂直方
向に降下する。
を収縮させると、圧縮コイルバネ21の復元力により、
第1の昇降リンク部材11のベース1側の端部11b
は、第2の昇降リンク部材13のベース1側の支点13
bから離れる方向(左方向)に水平移動していく。な
お、このとき第2の昇降リンク部材13のベース1側の
支点13bは固定されている。これにより上述の上昇動
作と逆に、天板支持枠2は水平状態を保ちながら垂直方
向に降下する。
【0034】そして、さらに、ジャッキ20がネジ軸2
0bを収縮させていき、第1の昇降リンク部材11のベ
ース1側の端部11bが第2のストッパー18によって
その水平移動が規制されると、第2の昇降リンク部材1
3のベース1側の支点13bが第1の昇降リンク部材1
1のベース1側の端部11bから離れる方向(右方向)
に水平移動される。これによりジャッキ20が支点20
aを介して第1の昇降リンク部材11を右下方に引っ張
るように作用し、天板2は斜め方向(右下方)に降下し
ていく。
0bを収縮させていき、第1の昇降リンク部材11のベ
ース1側の端部11bが第2のストッパー18によって
その水平移動が規制されると、第2の昇降リンク部材1
3のベース1側の支点13bが第1の昇降リンク部材1
1のベース1側の端部11bから離れる方向(右方向)
に水平移動される。これによりジャッキ20が支点20
aを介して第1の昇降リンク部材11を右下方に引っ張
るように作用し、天板2は斜め方向(右下方)に降下し
ていく。
【0035】このように第1/第2の昇降リンク部材1
1,13のベース1側の各支点11b,13bをジャッ
キ20により水平方向に移動させる代わりに、変位の小
さい第1の昇降リンク部材11の中間支点13aと、第
1の昇降リンク部材13の支点11aとの間を支点20
aを介して斜め上方に押し上げる(斜め下方に引き下げ
る)ので、天板支持枠2の上昇(下降)速度(昇降速
度)をほぼ等しくすることができる。
1,13のベース1側の各支点11b,13bをジャッ
キ20により水平方向に移動させる代わりに、変位の小
さい第1の昇降リンク部材11の中間支点13aと、第
1の昇降リンク部材13の支点11aとの間を支点20
aを介して斜め上方に押し上げる(斜め下方に引き下げ
る)ので、天板支持枠2の上昇(下降)速度(昇降速
度)をほぼ等しくすることができる。
【0036】また、これによると両昇降リンク部材1
1,13をジャッキ20で連結しているので、図4に示
した従来装置のように、ジャッキ14と第1のリンク部
材11のベース1側の端部11bを連結部材17で連結
する必要がなく、簡易な構成にすることができる。ま
た、変位の小さい部分をジャッキ20で押し上げる(引
き下げる)ようにしているので、ジャッキ20のネジ軸
20bの回転数を少なくしても従来装置の天板4の昇降
速度と同じ速度で昇降させることができる。その結果、
騒音の少ない医療用寝台装置とすることができる。
1,13をジャッキ20で連結しているので、図4に示
した従来装置のように、ジャッキ14と第1のリンク部
材11のベース1側の端部11bを連結部材17で連結
する必要がなく、簡易な構成にすることができる。ま
た、変位の小さい部分をジャッキ20で押し上げる(引
き下げる)ようにしているので、ジャッキ20のネジ軸
20bの回転数を少なくしても従来装置の天板4の昇降
速度と同じ速度で昇降させることができる。その結果、
騒音の少ない医療用寝台装置とすることができる。
【0037】なお、第2の昇降リンク部材13のベース
1側の支点13bの第1のストッパー15側への水平移
動方向に、第1の昇降リンク部材11のベース1側の端
部11bを付勢するための付勢手段として圧縮コイルバ
ネ21を用いたが、圧縮コイルバネ21に代えてガスス
プリングを採用してもよい。
1側の支点13bの第1のストッパー15側への水平移
動方向に、第1の昇降リンク部材11のベース1側の端
部11bを付勢するための付勢手段として圧縮コイルバ
ネ21を用いたが、圧縮コイルバネ21に代えてガスス
プリングを採用してもよい。
【0038】また、付勢手段としては、それ以外に、例
えば、第2のストッパー18と第1の昇降リンク部材1
1の端部11bとの間に引っ張りコイルバネやゴム等を
配置して構成してもよい。
えば、第2のストッパー18と第1の昇降リンク部材1
1の端部11bとの間に引っ張りコイルバネやゴム等を
配置して構成してもよい。
【0039】また、この実施例では、アクチュエータと
してジャッキ20を用いたが、例えば、油圧シリンダ等
でアクチュエータを構成するようにしてもよい。
してジャッキ20を用いたが、例えば、油圧シリンダ等
でアクチュエータを構成するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、変位の大きな第1/第2の昇降リンク部材
のベース側の両支点をアクチュエータで移動させる代わ
りに、変位の小さい第1の昇降リンク部材の中間支点と
天板支持枠側の支点との間を斜め上方に押し上げる(斜
め下方に引き下げる)ので、上下方向への昇降速度をほ
ぼ一定にすることができる。
明によれば、変位の大きな第1/第2の昇降リンク部材
のベース側の両支点をアクチュエータで移動させる代わ
りに、変位の小さい第1の昇降リンク部材の中間支点と
天板支持枠側の支点との間を斜め上方に押し上げる(斜
め下方に引き下げる)ので、上下方向への昇降速度をほ
ぼ一定にすることができる。
【0041】また、第1の昇降リンク部材と第2の昇降
リンク部材との連動を、アクチュエータによって行なう
ので、それらを連動させるために特別な連結部材を必要
としない。したがって簡易な構成で昇降駆動機構を構成
することができる。
リンク部材との連動を、アクチュエータによって行なう
ので、それらを連動させるために特別な連結部材を必要
としない。したがって簡易な構成で昇降駆動機構を構成
することができる。
【図1】この発明の実施例に係る医療用寝台装置の要部
の構成を示す正面図である。
の構成を示す正面図である。
【図2】医療用寝台装置の動作説明に供する図である。
【図3】医療用寝台装置の動作説明に供する図である。
【図4】従来装置の要部の構成を示す正面図である。
【図5】従来装置の動作説明に供する図である。
【図6】従来装置の動作説明に供する図である。
1 … ベース 2 … 天板支持枠 3 … 基台 4 … 天板 11 … 第1の昇降リンク部材 13 … 第2の昇降リンク部材 15 … 第1のストッパー 18 … 第2のストッパー 20 … ジャッキ 21 … 圧縮コイルバネ
Claims (1)
- 【請求項1】 床面に設置されるベースと、前記ベース
の上方に配設された天板支持枠と、前記ベースに対して
前記天板支持枠を昇降させる昇降駆動機構とからなる基
台と、前記天板支持枠に水平移動自在に支持された被検
体載置用の天板と、前記天板支持枠に対して前記天板を
水平移動させる水平移動機構とを備え、前記昇降駆動機
構が、前記ベースと前記天板支持枠との間に斜めに配設
され、その一端部が前記天板支持枠に回動自在に連結さ
れ、他端部が前記ベースに回動自在で水平移動自在に連
結された第1の昇降リンク部材と、前記第1の昇降リン
ク部材と交差され、前記第1の昇降リンク部材に回動自
在に連結された中間支点と、一端部が前記天板支持枠に
回動自在で水平移動自在に連結され、他端部が前記ベー
スに回動自在で水平移動自在に連結された第2の昇降リ
ンク部材とからなるX型リンク機構を有する医療用寝台
装置において、前記昇降駆動機構が、(a)一端部が前
記第2の昇降リンク部材のベース側の支点に接続される
とともに、他端部が前記中間支点と第1の昇降リンク部
材の天板支持枠側の支点との間に回動自在に接続された
アクチュエータと、(b)前記第2の昇降リンク部材の
ベース側の支点が前記第1の昇降リンク部材のベース側
の他端部方向へ所定距離水平移動されたとき、その移動
を規制する第1のストッパーと、(c)前記第2の昇降
リンク部材のベース側の支点の前記第1のストッパー側
への水平移動方向に、前記第1の昇降リンク部材のベー
ス側の支点を付勢する付勢手段と、(d)前記第1の昇
降リンク部材のベース側の支点の、前記第2の昇降リン
ク部材のベース側の支点と同じ方向への水平移動を規制
する第2のストッパーとを含む機構で構成されたことを
特徴とする医療用寝台装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034231A JPH08196581A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 医療用寝台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034231A JPH08196581A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 医療用寝台装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08196581A true JPH08196581A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12408382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7034231A Pending JPH08196581A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 医療用寝台装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08196581A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006110097A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Obayashi Seisakusho:Kk | 一定トルクバネを用いたx線写真撮影装置 |
| JP2014027987A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Paramount Bed Co Ltd | Xリンク式昇降機構 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP7034231A patent/JPH08196581A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006110097A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Obayashi Seisakusho:Kk | 一定トルクバネを用いたx線写真撮影装置 |
| JP2014027987A (ja) * | 2012-07-31 | 2014-02-13 | Paramount Bed Co Ltd | Xリンク式昇降機構 |
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