JPH08197226A - 溶融金属保持炉 - Google Patents
溶融金属保持炉Info
- Publication number
- JPH08197226A JPH08197226A JP710095A JP710095A JPH08197226A JP H08197226 A JPH08197226 A JP H08197226A JP 710095 A JP710095 A JP 710095A JP 710095 A JP710095 A JP 710095A JP H08197226 A JPH08197226 A JP H08197226A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- molten metal
- holding
- replenishing
- holding chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 送湯が確実かつ簡単に行えるとともに、メン
テナンスが容易であり、かつ酸化物の発生を完全防止で
きるようにした溶融金属保持炉を提供する。 【構成】 溶湯を蓄える保持室と、この保持室と区画し
て設けられ、補給路を経て前記保持室より溶湯が補給さ
れる補給室と、これら両者の境界部に配設したタップと
から構成され、さらに、保持室および補給室にそれぞれ
溶湯を押圧送湯する第1および第2昇降フロートを設け
た。
テナンスが容易であり、かつ酸化物の発生を完全防止で
きるようにした溶融金属保持炉を提供する。 【構成】 溶湯を蓄える保持室と、この保持室と区画し
て設けられ、補給路を経て前記保持室より溶湯が補給さ
れる補給室と、これら両者の境界部に配設したタップと
から構成され、さらに、保持室および補給室にそれぞれ
溶湯を押圧送湯する第1および第2昇降フロートを設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイカストマシンの射
出スリーブにアルミニウム合金などの金属溶湯を供給す
る溶融金属保持炉に関し、特にフロート式の押込み給湯
を採用することにより給湯精度を向上し、かつ溶湯の空
気接触に伴う溶融金属の酸化を防止した溶融金属保持炉
に関するものである。
出スリーブにアルミニウム合金などの金属溶湯を供給す
る溶融金属保持炉に関し、特にフロート式の押込み給湯
を採用することにより給湯精度を向上し、かつ溶湯の空
気接触に伴う溶融金属の酸化を防止した溶融金属保持炉
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ダイカストマシンの射出スリ
ーブに溶湯を給湯する場合は、次のような方法によって
行われていた。すなわち、搬送式給湯機を用いた給湯方
法とガス加圧方式による給湯方法がある。
ーブに溶湯を給湯する場合は、次のような方法によって
行われていた。すなわち、搬送式給湯機を用いた給湯方
法とガス加圧方式による給湯方法がある。
【0003】まず、前者の搬送式給湯機を用いた給湯方
法では、図10に示すように、21aは本体、22は回
転駆動する第1アーム、23は第2アーム、13は第2
アーム23の先端部に回動自在に設けたラドル、24は
第1アーム22を回転させてラドル13を保持炉26と
射出スリーブ6との間で移動させるラドル移動用のモー
タなどの駆動源、25はラドル13を傾転させるための
モータなどの駆動源である。
法では、図10に示すように、21aは本体、22は回
転駆動する第1アーム、23は第2アーム、13は第2
アーム23の先端部に回動自在に設けたラドル、24は
第1アーム22を回転させてラドル13を保持炉26と
射出スリーブ6との間で移動させるラドル移動用のモー
タなどの駆動源、25はラドル13を傾転させるための
モータなどの駆動源である。
【0004】ラドル傾転用の駆動源25の作用により、
保持炉26から溶湯27を汲み出したらラドル13を水
平状態に戻して搬送し、射出スリーブ6の給湯口7でラ
ドル13を傾転させて射出スリーブ6へ溶湯を給湯する
のである。符号8はプランジャチップを示す。
保持炉26から溶湯27を汲み出したらラドル13を水
平状態に戻して搬送し、射出スリーブ6の給湯口7でラ
ドル13を傾転させて射出スリーブ6へ溶湯を給湯する
のである。符号8はプランジャチップを示す。
【0005】次に、後者のガス加圧方式による給湯方法
では、図11に示すように、給湯口31に開閉自在な蓋
体32を設けた貯留室34に貯留された溶湯27を、こ
の貯留室34に隣接して配設された圧力室36にタップ
38を上下動することにより貯留室34と圧力室36と
を通路41を介して連通させ得る構造となっている。符
号46はレベル計を示す。
では、図11に示すように、給湯口31に開閉自在な蓋
体32を設けた貯留室34に貯留された溶湯27を、こ
の貯留室34に隣接して配設された圧力室36にタップ
38を上下動することにより貯留室34と圧力室36と
を通路41を介して連通させ得る構造となっている。符
号46はレベル計を示す。
【0006】このようなガス加圧方式による給湯方法の
場合、まず、前もってレベル計46を調整しておき、次
にフロート40を下方へ押圧下動させながら貯留室34
内に貯留された溶湯27を、隣室の圧力室36へ一定量
の送湯を行うが、このフロート40の下動により溶湯2
7の湯面レベルが上昇しレベル計46の先端部に接触し
た時が、所望する圧力室36への送湯量となる。
場合、まず、前もってレベル計46を調整しておき、次
にフロート40を下方へ押圧下動させながら貯留室34
内に貯留された溶湯27を、隣室の圧力室36へ一定量
の送湯を行うが、このフロート40の下動により溶湯2
7の湯面レベルが上昇しレベル計46の先端部に接触し
た時が、所望する圧力室36への送湯量となる。
【0007】この状態でタップ38を下動させて通路4
1を閉止するとともに、不活性ガス供給口45から不活
性ガスを導入し溶湯27の湯面を押圧すると圧力室36
内の溶湯27は射出スリーブ6側へ送湯される。
1を閉止するとともに、不活性ガス供給口45から不活
性ガスを導入し溶湯27の湯面を押圧すると圧力室36
内の溶湯27は射出スリーブ6側へ送湯される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
搬送式給湯機の場合には、駆動源24を駆動すると第1
アーム22が回転しラドル13を保持炉26と射出スリ
ーブ6との間で移動するとともに、駆動源25を駆動す
るとラドル13が適宜な角度まで傾転して保持炉26内
の溶湯27を射出スリーブ6へ給湯できるのであるが、
ラドル13で汲んだ溶湯27を保持炉26と射出スリー
ブ6間を搬送往復動する、いわゆる給湯サイクルが20
秒以下になりにくく、さらに、溶湯27をラドル13で
汲んで保持炉26と射出スリーブ6間を搬送する途中に
空気に曝されて新たな酸化物の生成を惹起するといった
問題がある。
搬送式給湯機の場合には、駆動源24を駆動すると第1
アーム22が回転しラドル13を保持炉26と射出スリ
ーブ6との間で移動するとともに、駆動源25を駆動す
るとラドル13が適宜な角度まで傾転して保持炉26内
の溶湯27を射出スリーブ6へ給湯できるのであるが、
ラドル13で汲んだ溶湯27を保持炉26と射出スリー
ブ6間を搬送往復動する、いわゆる給湯サイクルが20
秒以下になりにくく、さらに、溶湯27をラドル13で
汲んで保持炉26と射出スリーブ6間を搬送する途中に
空気に曝されて新たな酸化物の生成を惹起するといった
問題がある。
【0009】また、後者のガス加圧方式による給湯方法
の場合には、例えば高圧力を有したN2 ガスのような不
活性ガスを不活性ガス供給口45から導入して圧力室3
6内に貯留された溶湯27表面に付加して射出スリーブ
6へ送湯する場合と、低圧力の不活性ガスのガス量を変
えて圧力室36内の溶湯27を射出スリーブ6側へ送湯
する場合の2通りの方法があるものの、この両方の送湯
の場合とも溶融金属を比重差の大きいガス圧またはガス
量で送湯しようとすると安定した送湯を行いにくい上
に、繰返し送湯を行っていると図11に示すように密閉
された圧力室36内の内壁面に積層物47が付着生成
し、この付着生成した積層物47によって圧力室36内
に計量される溶湯27量が変化(減少)してしまうとい
う問題があった。
の場合には、例えば高圧力を有したN2 ガスのような不
活性ガスを不活性ガス供給口45から導入して圧力室3
6内に貯留された溶湯27表面に付加して射出スリーブ
6へ送湯する場合と、低圧力の不活性ガスのガス量を変
えて圧力室36内の溶湯27を射出スリーブ6側へ送湯
する場合の2通りの方法があるものの、この両方の送湯
の場合とも溶融金属を比重差の大きいガス圧またはガス
量で送湯しようとすると安定した送湯を行いにくい上
に、繰返し送湯を行っていると図11に示すように密閉
された圧力室36内の内壁面に積層物47が付着生成
し、この付着生成した積層物47によって圧力室36内
に計量される溶湯27量が変化(減少)してしまうとい
う問題があった。
【0010】このような圧力室36の内壁面への積層物
47の付着生成を防止するためには、前記内壁面に積層
物47の付着生成が少ない例えばセラミックスのような
材質で覆う必要がある。ところが、このようなセラミッ
クス材質を前記圧力室36の内壁面の表面に焼結すると
給湯機30そのものが高価となり、さらに、貯留された
圧力室36の上部は密封状態にあるため内壁面に付着生
成した積層物47の除去が行いにくいといった問題があ
る。
47の付着生成を防止するためには、前記内壁面に積層
物47の付着生成が少ない例えばセラミックスのような
材質で覆う必要がある。ところが、このようなセラミッ
クス材質を前記圧力室36の内壁面の表面に焼結すると
給湯機30そのものが高価となり、さらに、貯留された
圧力室36の上部は密封状態にあるため内壁面に付着生
成した積層物47の除去が行いにくいといった問題があ
る。
【0011】さらに、給湯機30の製作毎に各部の寸法
が少しずつ異なるため、給湯機30の使用開始前に前も
ってレベル計46位置と圧力室36内の貯留量との相関
データをとっておく必要があるなど使用に際しては作業
手順が煩雑である。
が少しずつ異なるため、給湯機30の使用開始前に前も
ってレベル計46位置と圧力室36内の貯留量との相関
データをとっておく必要があるなど使用に際しては作業
手順が煩雑である。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、本発明の目的は送湯が確実かつ簡単に行えるととも
に、メンテナンスが容易であり、かつ酸化物の発生を完
全防止できるようにした溶融金属保持炉を提供するもの
である。
で、本発明の目的は送湯が確実かつ簡単に行えるととも
に、メンテナンスが容易であり、かつ酸化物の発生を完
全防止できるようにした溶融金属保持炉を提供するもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明に係る第1の発明では、溶湯を蓄える保
持室と、この保持室と区画して設けられ、補給路を経て
前記保持室より溶湯が補給される補給室と、前記補給室
には射出スリーブへ送湯可能に前方方向に延在するノズ
ル部を設けるとともに、前記保持室と補給室との境界部
に配設されて上下動自在なタップを設け、前記保持室に
はこの保持室内に貯留された溶融金属を前記補給室へ押
圧送湯する上下動自在な第1の昇降フロートを遊嵌状に
配設し、かつ前記補給室に貯留された溶融金属を前記ノ
ズル部を介して射出スリーブへ押圧送湯する上下動自在
な第2の昇降フロートを遊嵌状に配設し、第2の発明で
は、保持室と補給室にそれぞれ不活性ガスを供給する不
活性ガス注入口を設け、また、第3の発明では、補給室
から射出スリーブへ送湯する際、ノズル部先端と射出ス
リーブ間からの空気の侵入を防止する耐熱シートをノズ
ル部の先端に取付けた。さらに、第4の発明では、溶湯
を蓄える保持室と、この保持室と区画して設けられ、補
給路を経て前記保持室より溶湯が補給される補給室と、
前記補給室には射出スリーブへ送湯可能に前方方向に延
在するノズル部を設けるとともに、前記保持室と補給室
との境界部に配設されて上下動自在なタップを設け、前
記保持室にはこの保持室内に貯留された溶融金属を前記
補給室へガス圧によって押圧送湯する不活性ガス注入口
を設け、かつ前記補給室に貯留された溶融金属を前記ノ
ズル部を介して射出スリーブへ押圧送湯する上下動自在
な昇降フロートを遊嵌状に配設した構成にする。
るため、本発明に係る第1の発明では、溶湯を蓄える保
持室と、この保持室と区画して設けられ、補給路を経て
前記保持室より溶湯が補給される補給室と、前記補給室
には射出スリーブへ送湯可能に前方方向に延在するノズ
ル部を設けるとともに、前記保持室と補給室との境界部
に配設されて上下動自在なタップを設け、前記保持室に
はこの保持室内に貯留された溶融金属を前記補給室へ押
圧送湯する上下動自在な第1の昇降フロートを遊嵌状に
配設し、かつ前記補給室に貯留された溶融金属を前記ノ
ズル部を介して射出スリーブへ押圧送湯する上下動自在
な第2の昇降フロートを遊嵌状に配設し、第2の発明で
は、保持室と補給室にそれぞれ不活性ガスを供給する不
活性ガス注入口を設け、また、第3の発明では、補給室
から射出スリーブへ送湯する際、ノズル部先端と射出ス
リーブ間からの空気の侵入を防止する耐熱シートをノズ
ル部の先端に取付けた。さらに、第4の発明では、溶湯
を蓄える保持室と、この保持室と区画して設けられ、補
給路を経て前記保持室より溶湯が補給される補給室と、
前記補給室には射出スリーブへ送湯可能に前方方向に延
在するノズル部を設けるとともに、前記保持室と補給室
との境界部に配設されて上下動自在なタップを設け、前
記保持室にはこの保持室内に貯留された溶融金属を前記
補給室へガス圧によって押圧送湯する不活性ガス注入口
を設け、かつ前記補給室に貯留された溶融金属を前記ノ
ズル部を介して射出スリーブへ押圧送湯する上下動自在
な昇降フロートを遊嵌状に配設した構成にする。
【0014】
【作用】溶融金属保持炉に供給された高温の溶融金属
は、タップの上動に伴い第1昇降フロートを下動すると
保持炉内の溶湯は補給路を介して補給室へ送湯され、保
持炉内に設けたレベル計に溶湯の湯面が接触した時点で
補給室へ所望の溶湯が送湯されることになる。この後、
タップを下動して補給路の開口部を閉鎖した後、補給室
に設けた第2昇降フロートを下動し、溶湯を押圧すると
補給室内の溶湯はオーバーフローによりノズル部を介し
て所望の溶湯が射出スリーブへ送湯できるようにしたの
で、サイクル短縮が実現でき、酸化物の生成を最小にで
きるとともに、給湯精度を一段と向上できる。
は、タップの上動に伴い第1昇降フロートを下動すると
保持炉内の溶湯は補給路を介して補給室へ送湯され、保
持炉内に設けたレベル計に溶湯の湯面が接触した時点で
補給室へ所望の溶湯が送湯されることになる。この後、
タップを下動して補給路の開口部を閉鎖した後、補給室
に設けた第2昇降フロートを下動し、溶湯を押圧すると
補給室内の溶湯はオーバーフローによりノズル部を介し
て所望の溶湯が射出スリーブへ送湯できるようにしたの
で、サイクル短縮が実現でき、酸化物の生成を最小にで
きるとともに、給湯精度を一段と向上できる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係る溶融金属保持炉の具体
的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
的実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1中、50は固定プラテン、51はこの
固定プラテンに取付けられた固定金型である。固定プラ
テン50には射出スリーブ6が嵌挿されている。この射
出スリーブ6の一端部は固定プラテン50外面より突出
しており、この端部の上部には給湯口52が形成されて
いる。
固定プラテンに取付けられた固定金型である。固定プラ
テン50には射出スリーブ6が嵌挿されている。この射
出スリーブ6の一端部は固定プラテン50外面より突出
しており、この端部の上部には給湯口52が形成されて
いる。
【0017】射出スリーブ6にはプランジャチップ53
が摺動自在に収納されている。このプランジャチップ5
3は、例えば油圧シリンダ装置(図示略)のロッド54
に連結されておりこの油圧シリンダ装置の作動により移
動するようになっている。
が摺動自在に収納されている。このプランジャチップ5
3は、例えば油圧シリンダ装置(図示略)のロッド54
に連結されておりこの油圧シリンダ装置の作動により移
動するようになっている。
【0018】他方、55は可動プラテンであり、この可
動プラテン55には前記固定金型51に対向する可動金
型56が設けられている。
動プラテン55には前記固定金型51に対向する可動金
型56が設けられている。
【0019】この可動金型56が固定金型51に接合し
た状態でこれら固定金型51、可動金型56間には、キ
ャビティ57が形成されるようになっている。
た状態でこれら固定金型51、可動金型56間には、キ
ャビティ57が形成されるようになっている。
【0020】このキャビティ57は、その下部において
前記した射出スリーブ6に湯道58および流通面積の小
なるゲート59を介して連通している。
前記した射出スリーブ6に湯道58および流通面積の小
なるゲート59を介して連通している。
【0021】また、このキャビティ57の上部には、ゲ
ート60を介して連通するようにして空気逃げ部61が
形成されている。
ート60を介して連通するようにして空気逃げ部61が
形成されている。
【0022】次に、前記射出スリーブ6の給湯口52を
介して溶湯27を給湯する溶融金属保持炉62について
以下に述べる。
介して溶湯27を給湯する溶融金属保持炉62について
以下に述べる。
【0023】溶融金属保持炉62は走行レール63上を
走行する車輪63aを有している。この溶融金属保持炉
62内は外部から給湯口64を介して給湯された溶湯2
7を貯留する保持室65と、下部に補給路69を有した
隔壁66によって画成されるとともに前記保持室65か
ら補給された溶湯27を一旦貯留する補給室67とから
構成されている。なお、給湯口64には開閉自在な蓋体
64aが配設されている。
走行する車輪63aを有している。この溶融金属保持炉
62内は外部から給湯口64を介して給湯された溶湯2
7を貯留する保持室65と、下部に補給路69を有した
隔壁66によって画成されるとともに前記保持室65か
ら補給された溶湯27を一旦貯留する補給室67とから
構成されている。なお、給湯口64には開閉自在な蓋体
64aが配設されている。
【0024】また、前記補給室67には、一旦貯留され
た溶湯27を射出スリーブ6へ送湯可能に補給室67の
上部から前方方向に延在するノズル68が設けられてい
る。
た溶湯27を射出スリーブ6へ送湯可能に補給室67の
上部から前方方向に延在するノズル68が設けられてい
る。
【0025】前記補給路69は一端を保持室65に開口
するとともに、他端を補給室67に開口した開口部70
を有した構成を成し、この開口部70を上下動自在なタ
ップ71によって開放または閉鎖するようになってい
る。
するとともに、他端を補給室67に開口した開口部70
を有した構成を成し、この開口部70を上下動自在なタ
ップ71によって開放または閉鎖するようになってい
る。
【0026】すなわち、この溶融金属保持炉62では、
保持室65に蓄えられている溶湯27が、タップ71の
上動により開放される補給路69を経て補給室67内に
保持室65と同一湯面レベルにまで充填され、次に、タ
ップ71の下動により補給路69が閉鎖されるようにな
っている。
保持室65に蓄えられている溶湯27が、タップ71の
上動により開放される補給路69を経て補給室67内に
保持室65と同一湯面レベルにまで充填され、次に、タ
ップ71の下動により補給路69が閉鎖されるようにな
っている。
【0027】このタップ71の上方端はタップ移動シリ
ンダ72とロッド72aを介して接続されている。
ンダ72とロッド72aを介して接続されている。
【0028】保持室65について詳述すると、保持室6
5を構成する側壁65aや底面部65bに面した保持炉
本体74内には、図4から図8に示すようなガス燃焼室
73が配設されている。
5を構成する側壁65aや底面部65bに面した保持炉
本体74内には、図4から図8に示すようなガス燃焼室
73が配設されている。
【0029】前記ガス燃焼室73の外周側壁部には保持
室65に向けて、この保持室65内に貯留された溶湯2
7を一定温度に保持する溶湯温度保持用バーナ(図示
略)が配設されており、この溶湯温度保持用バーナで燃
焼して生じた加熱ガスによって例えばアルミニウム合金
溶湯27の温度を一定に保持可能に構成されている。
室65に向けて、この保持室65内に貯留された溶湯2
7を一定温度に保持する溶湯温度保持用バーナ(図示
略)が配設されており、この溶湯温度保持用バーナで燃
焼して生じた加熱ガスによって例えばアルミニウム合金
溶湯27の温度を一定に保持可能に構成されている。
【0030】なお、本実施例のように溶湯温度保持用バ
ーナを用いてガスを燃焼するようにしてもよいが、他の
燃焼装置などで発生した燃焼ガスを配管を介してガス燃
焼室73に導入して保持室65内に貯留した溶湯27を
一定温度になるように保温してもよい。
ーナを用いてガスを燃焼するようにしてもよいが、他の
燃焼装置などで発生した燃焼ガスを配管を介してガス燃
焼室73に導入して保持室65内に貯留した溶湯27を
一定温度になるように保温してもよい。
【0031】また、この溶湯温度保持用バーナは、保持
室65内の溶湯27の温度を一定に保つために、温度セ
ンサ75で検出された溶湯27の温度を温度信号発生部
76を介して燃焼度合が自動的にコントロールされるよ
うになっている。
室65内の溶湯27の温度を一定に保つために、温度セ
ンサ75で検出された溶湯27の温度を温度信号発生部
76を介して燃焼度合が自動的にコントロールされるよ
うになっている。
【0032】保持室65の天井部65cには前記温度セ
ンサ75より離間してレベル計77が取付けられてい
る。このレベル計77は、タップ71の上動により補給
路69を経て補給室67内に保持室65と同一湯面レベ
ルになっているかどうかの充填確認、すなわち補給室6
7内の溶湯27の湯深を一定の高さに保持するものであ
る。このようにレベル計77によって検出された湯面が
絶えず一定となるように湯面レベル信号発生部78を介
して第1駆動モータ81を回動し、第1昇降フロート8
0の停止位置を調整するようになっている。
ンサ75より離間してレベル計77が取付けられてい
る。このレベル計77は、タップ71の上動により補給
路69を経て補給室67内に保持室65と同一湯面レベ
ルになっているかどうかの充填確認、すなわち補給室6
7内の溶湯27の湯深を一定の高さに保持するものであ
る。このようにレベル計77によって検出された湯面が
絶えず一定となるように湯面レベル信号発生部78を介
して第1駆動モータ81を回動し、第1昇降フロート8
0の停止位置を調整するようになっている。
【0033】また、保持室65の天井部65cには開孔
部79が設けられ、この保持室65内に貯留された溶湯
27を補給室67側へ補給路69を介して押圧送湯する
ための第1昇降フロート80が前記開孔部79と遊嵌状
に配設されている。
部79が設けられ、この保持室65内に貯留された溶湯
27を補給室67側へ補給路69を介して押圧送湯する
ための第1昇降フロート80が前記開孔部79と遊嵌状
に配設されている。
【0034】この第1昇降フロート80の外周面は例え
ば平滑で、かつ表面張力の小さなセラミックスなどで焼
結成形されている。第1昇降フロート80の上方には第
1駆動モータ81が配設され、この第1駆動モータ81
軸に駆動輪82が装着され、この駆動輪82と対をなす
可動輪83が離間して配設されている。
ば平滑で、かつ表面張力の小さなセラミックスなどで焼
結成形されている。第1昇降フロート80の上方には第
1駆動モータ81が配設され、この第1駆動モータ81
軸に駆動輪82が装着され、この駆動輪82と対をなす
可動輪83が離間して配設されている。
【0035】このような駆動輪82と可動輪83にチェ
ーン84を掛架し、このチェーン84の一端に前記第1
昇降フロート80を取付けるとともに、他端にカウンタ
ウエイト85が取付けて両者をバランス可能に配設して
ある。
ーン84を掛架し、このチェーン84の一端に前記第1
昇降フロート80を取付けるとともに、他端にカウンタ
ウエイト85が取付けて両者をバランス可能に配設して
ある。
【0036】第1駆動モータ81の正逆回転により第1
昇降フロート80を上下動させ、下動時には保持室65
内に貯留された溶湯27中に押込んで補給室67側へ溶
湯27を押圧送湯するようになっている。
昇降フロート80を上下動させ、下動時には保持室65
内に貯留された溶湯27中に押込んで補給室67側へ溶
湯27を押圧送湯するようになっている。
【0037】保持室65の天井部65cには、例えばN
2 ガスなどの不活性ガス注入口86が設けてあり、この
不活性ガス注入口86から保持室65内に貯留された溶
湯27の上部空間部にN2 ガスを連続して吹込むことに
より空気とN2 ガスが置換され、溶湯27の上部空間部
は絶えずN2 ガス雰囲気を形成するようになっている。
2 ガスなどの不活性ガス注入口86が設けてあり、この
不活性ガス注入口86から保持室65内に貯留された溶
湯27の上部空間部にN2 ガスを連続して吹込むことに
より空気とN2 ガスが置換され、溶湯27の上部空間部
は絶えずN2 ガス雰囲気を形成するようになっている。
【0038】これら不活性ガス注入口86から連続吹込
みされたN2 ガスは遊嵌状に形成された第1昇降フロー
ト80の外周面と開孔部79間の環状隙間87を通って
外部へ自然放出されるようになっている。
みされたN2 ガスは遊嵌状に形成された第1昇降フロー
ト80の外周面と開孔部79間の環状隙間87を通って
外部へ自然放出されるようになっている。
【0039】次に補給室67について詳述する。
【0040】補給室67の上部には射出スリーブ6に向
かって水平方向に延在するノズル部68が補給室67に
対して段差状に配設され、この補給室67とノズル部6
8とで同一空間部を形成している。
かって水平方向に延在するノズル部68が補給室67に
対して段差状に配設され、この補給室67とノズル部6
8とで同一空間部を形成している。
【0041】この補給室67とノズル部68との外周面
には補給室67に一時的に貯留された溶湯27を所望の
温度に保持するための加熱ヒータ88が配設されてい
る。
には補給室67に一時的に貯留された溶湯27を所望の
温度に保持するための加熱ヒータ88が配設されてい
る。
【0042】補給室67の天井部67aには前述した保
持室65と同様に開孔部89が設けられ、この補給室6
7内に一時的に貯留された溶湯27をノズル部68を介
して射出スリーブ6へ押圧送湯するための第2昇降フロ
ート90が前記開孔部89と遊嵌状に配設されている。
持室65と同様に開孔部89が設けられ、この補給室6
7内に一時的に貯留された溶湯27をノズル部68を介
して射出スリーブ6へ押圧送湯するための第2昇降フロ
ート90が前記開孔部89と遊嵌状に配設されている。
【0043】この第2昇降フロート90の外周面は、第
1昇降フロート80と同様にセラミックスなどで焼結形
成されている。
1昇降フロート80と同様にセラミックスなどで焼結形
成されている。
【0044】この第2昇降フロート90の上部には上方
へ延在するラック93が固着されている。一方、第2昇
降フロート90の上方には第2駆動モータ92が配設さ
れこの第2駆動モータ92軸にピニオン94が軸着され
ている。
へ延在するラック93が固着されている。一方、第2昇
降フロート90の上方には第2駆動モータ92が配設さ
れこの第2駆動モータ92軸にピニオン94が軸着され
ている。
【0045】ピニオン94と同軸的にロータリエンコー
ダ95が配設され、第2駆動モータ92の正逆回転によ
る第2昇降フロート90の上下動が正確に計測可能とな
っている。
ダ95が配設され、第2駆動モータ92の正逆回転によ
る第2昇降フロート90の上下動が正確に計測可能とな
っている。
【0046】補給室67の天井部67aには、N2 ガス
などの不活性ガス注入口96が設けてあり、保持室65
と同様に、不活性ガス注入口96から連続吹込みされた
N2ガスは補給室67とノズル部68をN2 ガス雰囲気
にした後遊嵌状に形成された第2昇降フロート90の外
周面と開孔部89間の環状隙間97を通って外部へ自然
放出されるようになっている。
などの不活性ガス注入口96が設けてあり、保持室65
と同様に、不活性ガス注入口96から連続吹込みされた
N2ガスは補給室67とノズル部68をN2 ガス雰囲気
にした後遊嵌状に形成された第2昇降フロート90の外
周面と開孔部89間の環状隙間97を通って外部へ自然
放出されるようになっている。
【0047】また、ノズル部68の先端部に耐熱シート
98の一端部が焼結してある。これは、補給室67に貯
留された溶湯27を射出スリーブ6へ給湯する際に、ノ
ズル部68と射出スリーブ6間に生じる隙間から空気が
侵入するのを防止するためである。このような空気の侵
入は不活性ガス注入口96から吹込まれたN2 ガスによ
り行われ、一部のN2 ガスは耐熱シート98と射出スリ
ーブ6間との隙間から外部へ自然放出されるのである。
98の一端部が焼結してある。これは、補給室67に貯
留された溶湯27を射出スリーブ6へ給湯する際に、ノ
ズル部68と射出スリーブ6間に生じる隙間から空気が
侵入するのを防止するためである。このような空気の侵
入は不活性ガス注入口96から吹込まれたN2 ガスによ
り行われ、一部のN2 ガスは耐熱シート98と射出スリ
ーブ6間との隙間から外部へ自然放出されるのである。
【0048】前記構成の溶融金属保持炉の作動について
説明する。
説明する。
【0049】図4の状態はタップ71を一旦上動して開
口部70を開放した後第1昇降フロート80を保持室6
5内へ垂下、浸漬後溶湯27を保持室65から補給室6
7へ押圧送湯し補給室67内の溶湯27が所定の湯面レ
ベルを保持したことを確認してタップ71を下動し開口
部70を閉鎖した状態を示す。
口部70を開放した後第1昇降フロート80を保持室6
5内へ垂下、浸漬後溶湯27を保持室65から補給室6
7へ押圧送湯し補給室67内の溶湯27が所定の湯面レ
ベルを保持したことを確認してタップ71を下動し開口
部70を閉鎖した状態を示す。
【0050】なお、保持室65には不活性ガス注入口8
6から、また、補給室67には不活性ガス注入口96か
らそれぞれN2 ガスまたはArのような不活性ガスが連
続的に吹込まれ保持炉65の溶湯27の上部空間部は空
気と置換された不活性ガス雰囲気になっている。
6から、また、補給室67には不活性ガス注入口96か
らそれぞれN2 ガスまたはArのような不活性ガスが連
続的に吹込まれ保持炉65の溶湯27の上部空間部は空
気と置換された不活性ガス雰囲気になっている。
【0051】このような状態により、補給室67内の溶
湯27を射出スリーブ6へノズル部68を介して給湯す
るには、、第2駆動モータ92を回動して第2昇降フロ
ート90を下動させ、補給室67内の溶湯27を押圧し
オーバフローさせるのである。
湯27を射出スリーブ6へノズル部68を介して給湯す
るには、、第2駆動モータ92を回動して第2昇降フロ
ート90を下動させ、補給室67内の溶湯27を押圧し
オーバフローさせるのである。
【0052】なお、第2昇降フロート90の下動距離に
ついては、あらかじめ決められた射出スリーブ6への送
湯量、すなわち第2昇降フロート90の下動によって補
給室67内の溶湯27を排除する量との相関関係をテス
トデータによって前もって得ておくのである。さらに、
第2昇降フロート90の下動距離については第2駆動モ
ータ92の回転数をロータリエンコーダ95で計測しな
がら行うのである。
ついては、あらかじめ決められた射出スリーブ6への送
湯量、すなわち第2昇降フロート90の下動によって補
給室67内の溶湯27を排除する量との相関関係をテス
トデータによって前もって得ておくのである。さらに、
第2昇降フロート90の下動距離については第2駆動モ
ータ92の回転数をロータリエンコーダ95で計測しな
がら行うのである。
【0053】このような第2昇降フロート90の下動下
降限位置で数秒間停止したままの状態にして射出スリー
ブ6へ送湯するのである。なお、保持室65側について
は第1昇降フロート80の下部を保持室65内に貯留さ
れた溶湯27中に浸漬すると、保持室65内の溶湯27
の湯面レベルは上昇するのであるが、この湯面がレベル
計77の下端に接触した段階で第1昇降フロート80の
下降は停止される(図5)。
降限位置で数秒間停止したままの状態にして射出スリー
ブ6へ送湯するのである。なお、保持室65側について
は第1昇降フロート80の下部を保持室65内に貯留さ
れた溶湯27中に浸漬すると、保持室65内の溶湯27
の湯面レベルは上昇するのであるが、この湯面がレベル
計77の下端に接触した段階で第1昇降フロート80の
下降は停止される(図5)。
【0054】第2昇降フロート90の下動に伴って補給
室67に貯留された溶湯27が射出スリーブ6側へ所望
の溶湯27が押圧送湯されると再度、第2駆動モータ9
2を回動して湯切りのために第2昇降フロート90を上
昇限まで上昇させるのである(図6)。
室67に貯留された溶湯27が射出スリーブ6側へ所望
の溶湯27が押圧送湯されると再度、第2駆動モータ9
2を回動して湯切りのために第2昇降フロート90を上
昇限まで上昇させるのである(図6)。
【0055】次にタップ移動シリンダ72に圧油を導入
してタップ71を上動させ、開口部70を開放すると保
持室65内に貯留された溶湯27は補給路69、開口部
70を経て補給室67へ送湯される(図7)。
してタップ71を上動させ、開口部70を開放すると保
持室65内に貯留された溶湯27は補給路69、開口部
70を経て補給室67へ送湯される(図7)。
【0056】保持室65から補給室67への溶湯27の
一部の移動により保持室65内の湯面レベルが下がり、
湯面とレベル計77下端部が離間するのに伴って第1駆
動モータ81が再度駆動され第1昇降フロート80は下
動するのである。この下動は保持室65の溶湯27の湯
面がレベル計77の下端部に接触するまで行われる(図
8)。
一部の移動により保持室65内の湯面レベルが下がり、
湯面とレベル計77下端部が離間するのに伴って第1駆
動モータ81が再度駆動され第1昇降フロート80は下
動するのである。この下動は保持室65の溶湯27の湯
面がレベル計77の下端部に接触するまで行われる(図
8)。
【0057】この状態で保持室65と補給室67は同一
湯面レベルとなるのでタップ71が下動されて開口部7
0が閉鎖され、保持室65から補給室67への所望の送
湯は完了するのである。
湯面レベルとなるのでタップ71が下動されて開口部7
0が閉鎖され、保持室65から補給室67への所望の送
湯は完了するのである。
【0058】図9は本発明の実施例に類似した他の実施
例であり、前述した本発明の実施例と異なる部分につい
て説明する。
例であり、前述した本発明の実施例と異なる部分につい
て説明する。
【0059】給湯口64を介して保持室65内に貯留さ
れた溶湯27を、タップ71を上動して補給室67へ送
湯するのであるが、保持室65から補給室67への溶湯
27の送湯については、不活性ガス注入口86から吹込
む圧縮不活性ガスのガス圧を利用して行われるようにな
っている。
れた溶湯27を、タップ71を上動して補給室67へ送
湯するのであるが、保持室65から補給室67への溶湯
27の送湯については、不活性ガス注入口86から吹込
む圧縮不活性ガスのガス圧を利用して行われるようにな
っている。
【0060】補給室67へ送湯される溶湯27の量は補
給室67の天井部67aに設けたレベル計77で検知さ
れるようになっており、湯面を検知するとタップ71は
下動し開口部70を閉塞するようになっている。
給室67の天井部67aに設けたレベル計77で検知さ
れるようになっており、湯面を検知するとタップ71は
下動し開口部70を閉塞するようになっている。
【0061】一方、保持室65内に貯留された溶湯27
の湯面レベルはフロート式レベル計100が湯面の上昇
限を規定する上部リミットスイッチ101か、または湯
面の下降限を規定する下部リミットスイッチ102間に
位置するようになっており、フロート式レベル計100
が上部リミットスイッチ101をけることによって外部
から給湯口64へ給湯される溶湯27量は停止される。
そして、下部リミットスイッチ102をけることにより
溶湯27を逐次補給する別装置から給湯口64へ再度給
湯が開始されるのである。
の湯面レベルはフロート式レベル計100が湯面の上昇
限を規定する上部リミットスイッチ101か、または湯
面の下降限を規定する下部リミットスイッチ102間に
位置するようになっており、フロート式レベル計100
が上部リミットスイッチ101をけることによって外部
から給湯口64へ給湯される溶湯27量は停止される。
そして、下部リミットスイッチ102をけることにより
溶湯27を逐次補給する別装置から給湯口64へ再度給
湯が開始されるのである。
【0062】そして、補給室67へ貯留された溶湯27
は第2昇降フロート90の下部が溶湯27中に浸漬し、
オーバーフローする溶湯27量がいわゆる射出スリーブ
6への給湯量となるように行うのである。
は第2昇降フロート90の下部が溶湯27中に浸漬し、
オーバーフローする溶湯27量がいわゆる射出スリーブ
6への給湯量となるように行うのである。
【0063】なお、本実施例に用いられる溶湯27とし
ては純アルミニウム、アルミニウム合金の他、亜鉛、銅
などを溶融したものを使用することができる。
ては純アルミニウム、アルミニウム合金の他、亜鉛、銅
などを溶融したものを使用することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明では 第1および第2昇降フロートのようなフロート式と
したことにより、フロートの形状がシンプルとなり、製
作しやすいばかりでなく、フロートの外周面をセラミッ
クス材で製作するか、セラミックス材を焼結したものを
使用することにより、積層物が付着生成してもフロート
の定期交換することで事足り、メンテナンスが簡単に行
える。 不活性ガスの加圧方式と異なり射出スリーブへの正
確な送湯量が可能となる。 溶融金属保持炉内へ貯留された溶湯は射出スリーブ
へ送湯されるまで空気に曝されることがなく、酸化物な
どの生成がない。 たとえ、補給室内の内壁面に積層物が付着生成して
も第2昇降フロートを上動して開口部89を全面開放す
れば点検作業口となり、清掃が行いやすい。
に、本発明では 第1および第2昇降フロートのようなフロート式と
したことにより、フロートの形状がシンプルとなり、製
作しやすいばかりでなく、フロートの外周面をセラミッ
クス材で製作するか、セラミックス材を焼結したものを
使用することにより、積層物が付着生成してもフロート
の定期交換することで事足り、メンテナンスが簡単に行
える。 不活性ガスの加圧方式と異なり射出スリーブへの正
確な送湯量が可能となる。 溶融金属保持炉内へ貯留された溶湯は射出スリーブ
へ送湯されるまで空気に曝されることがなく、酸化物な
どの生成がない。 たとえ、補給室内の内壁面に積層物が付着生成して
も第2昇降フロートを上動して開口部89を全面開放す
れば点検作業口となり、清掃が行いやすい。
【図1】本発明の実施例に係る溶融金属保持炉を備えた
ダイカストマシンの縦一部断面図である。
ダイカストマシンの縦一部断面図である。
【図2】溶融金属保持炉の斜視図である。
【図3】溶融金属保持炉の正面図である。
【図4】溶融金属保持炉から射出スリーブへの送湯の作
業手順を示す説明図である。
業手順を示す説明図である。
【図5】図4に示した動作の続きを示す説明図である。
【図6】図5に示した動作の続きを示す説明図である。
【図7】図6に示した動作の続きを示す説明図である。
【図8】図7に示した動作の続きを示す説明図である。
【図9】本発明に係る実施例に類似したその他の実施例
の溶融金属保持炉の縦断面図である。
の溶融金属保持炉の縦断面図である。
【図10】従来の搬送式給湯機を用いた給湯機を用いた
給湯方法を示す説明図である。
給湯方法を示す説明図である。
【図11】従来のガス加圧方式による給湯方法を示す説
明図である。
明図である。
6 射出スリーブ 50 固定プラテン 51 固定金型 52 給湯口 53 プランジャチップ 54 ロッド 55 可動プラテン 56 可動金型 57 キャビティ 58 湯道 59 ゲート 60 ゲート 61 空気逃げ部 62 溶融金属保持炉 63 走行レール 63a 車輪 64 給湯口 64a 蓋体 65 保持室 65a 側壁 65b 底面部 65c 天井部 66 隔壁 67 補給室 67a 天井部 68 ノズル部 69 補給路 70 開口部 71 タップ 72 タップ移動シリンダ 72a ロッド 73 ガス燃焼室 74 保持炉本体 75 温度センサ 76 温度信号発生部 77 レベル計 78 湯面レベル信号発生部 79 開孔部 80 第1昇降フロート 81 第1駆動モータ 82 駆動輪 83 可動輪 84 チェーン 85 カウンタウエイト 86 不活性ガス注入口 87 環状隙間 88 加熱ヒータ 89 開孔部 90 第2昇降フロート 92 第2駆動モータ 93 ラック 94 ピニオン 95 ロータリエンコーダ 96 不活性ガス注入口 97 環状隙間 98 耐熱シート 100 フロート式レベル計 101 上部リミットスイッチ 102 下部リミットスイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 溶湯を蓄える保持室と、この保持室と区
画して設けられ、補給路を経て前記保持室より溶湯が補
給される補給室と、前記補給室には射出スリーブへ送湯
可能に前方方向に延在するノズル部を設けるとともに、
前記保持室と補給室との境界部に配設されて上下動自在
なタップを設け、前記保持室にはこの保持室内に貯留さ
れた溶融金属を前記補給室へ押圧送湯する上下動自在な
第1の昇降フロートを遊嵌状に配設し、かつ前記補給室
に貯留された溶融金属を前記ノズル部を介して射出スリ
ーブへ押圧送湯する上下動自在な第2の昇降フロートを
遊嵌状に配設したことを特徴とする溶融金属保持炉。 - 【請求項2】 請求項1記載の保持室と補給室にそれぞ
れ不活性ガスを供給する不活性ガス注入口を設けたこと
を特徴とする溶融金属保持炉。 - 【請求項3】 補給室から射出スリーブへ送湯する際、
ノズル部先端と射出スリーブ間からの空気の侵入を防止
する耐熱シートを請求項1記載のノズル部の先端に取付
けたことを特徴とする溶融金属保持炉。 - 【請求項4】 溶湯を蓄える保持室と、この保持室と区
画して設けられ、補給路を経て前記保持室より溶湯が補
給される補給室と、前記補給室には射出スリーブへ送湯
可能に前方方向に延在するノズル部を設けるとともに、
前記保持室と補給室との境界部に配設されて上下動自在
なタップを設け、前記保持室にはこの保持室内に貯留さ
れた溶融金属を前記補給室へガス圧によって押圧送湯す
る不活性ガス注入口を設け、かつ前記補給室に貯留され
た溶融金属を前記ノズル部を介して射出スリーブへ押圧
送湯する上下動自在な昇降フロートを遊嵌状に配設した
ことを特徴とする溶融金属保持炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP710095A JPH08197226A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 溶融金属保持炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP710095A JPH08197226A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 溶融金属保持炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197226A true JPH08197226A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11656670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP710095A Pending JPH08197226A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 溶融金属保持炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08197226A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017080799A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-05-18 | 株式会社豊栄商会 | 溶融金属の供給方法、取鍋、加圧制御装置及び取鍋の再生産方法 |
| EP4390287A1 (en) * | 2022-12-23 | 2024-06-26 | Zhejiang Hailiang Co., Ltd. | Casting furnace featuring submerged, mechanical control of liquid level |
| WO2025220248A1 (ja) * | 2024-04-17 | 2025-10-23 | 株式会社トウネツ | 出湯方法および出湯設備 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP710095A patent/JPH08197226A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017080799A (ja) * | 2015-10-22 | 2017-05-18 | 株式会社豊栄商会 | 溶融金属の供給方法、取鍋、加圧制御装置及び取鍋の再生産方法 |
| EP4390287A1 (en) * | 2022-12-23 | 2024-06-26 | Zhejiang Hailiang Co., Ltd. | Casting furnace featuring submerged, mechanical control of liquid level |
| WO2025220248A1 (ja) * | 2024-04-17 | 2025-10-23 | 株式会社トウネツ | 出湯方法および出湯設備 |
| JP2025163586A (ja) * | 2024-04-17 | 2025-10-29 | 株式会社トウネツ | 出湯方法および出湯設備 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5076724B2 (ja) | 吸引開閉式給湯方法及び給湯装置 | |
| EP3238858B1 (en) | Low-pressure casting device and low-pressure casting method | |
| JP2001321914A (ja) | 金属鋳造装置 | |
| JPH037468B2 (ja) | ||
| JP4147612B2 (ja) | 給湯用ラドルの給湯量設定方法および装置 | |
| EP1820585B1 (en) | Holding furnace for supplying fixed amount of molten metal | |
| US3280434A (en) | Vacuum centrifugal jewelry making machine | |
| JP4239160B2 (ja) | 低圧鋳造システム | |
| JPH1147905A (ja) | 給湯用ラドルおよび給湯方法 | |
| JPH08174172A (ja) | 低融点金属材料鋳造方法および鋳造機 | |
| JPH09216042A (ja) | 密閉式給湯装置の給湯方法 | |
| JPH02241650A (ja) | 溶湯注湯装置 | |
| JPH0195856A (ja) | 金属溶湯用給湯ポンプ | |
| JP3527628B2 (ja) | 給湯量制御装置 | |
| JP2983755B2 (ja) | 電磁ポンプ給湯の自動呼び水方法およびその給湯装置 | |
| JP2005118813A (ja) | ダイカストマシンの給湯方法 | |
| JPH0622528Y2 (ja) | 定湯面保持炉 | |
| JPH09206911A (ja) | 密閉式給湯装置および給湯方法 | |
| JPH07100614A (ja) | 竪型加圧鋳造機における注湯方法 | |
| JPH09206914A (ja) | 密閉式給湯装置の給湯方法 | |
| JPH07100616A (ja) | ダイカストマシンの給湯装置 | |
| JPH0257463B2 (ja) | ||
| JPH0825013A (ja) | マグネシウム給湯装置 | |
| JPS58148068A (ja) | 鋳造装置 | |
| JPH0327860A (ja) | 自動給湯装置 |