JPH0819729B2 - 開閉式屋根 - Google Patents

開閉式屋根

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JPH0819729B2
JPH0819729B2 JP7926089A JP7926089A JPH0819729B2 JP H0819729 B2 JPH0819729 B2 JP H0819729B2 JP 7926089 A JP7926089 A JP 7926089A JP 7926089 A JP7926089 A JP 7926089A JP H0819729 B2 JPH0819729 B2 JP H0819729B2
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roofs
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廣毅 村本
健一 杉崎
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Shimizu Corp
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shimizu Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、スタジアム、コンサートホール等の大規
模施設の上方に架設されて好適な開閉式屋根に係り、特
に構造が簡易で円滑な開閉動作を実現しうる開閉式屋根
に関するものである。
「従来の技術」 開閉式屋根は、屋外の解放感や陽光、新鮮な空気等を
得られ、かつ雨天による弊害をも排除できるといった相
反する要求を満たすことが可能で、既に様々な構成のも
のが提供、あるいは提案されている。
このような開閉式屋根で最も留意すべき点は、数十t
〜数百tもの重量を有する屋根をいかに支持し、かつ、
必要に応じてこれを円滑に移動させるかにある。
第7図は、従来の開閉式屋根の支持部の一例を示す図
である。図において、符号1は移動屋根であり、その端
部がピン2を介して台車3に支持され、かつ、この台車
3の車輪4が支持構造物5の斜面5a上に架設された1対
のレール6、6上に走行自在に載置されることで、この
支持構造物5に沿って移動自在に構成されている。ま
た、支持構造物5には、そのレール6、6間に溝7が刻
設されていると共に、台車3には溝7内に突出するガイ
ドローラ8が設けられ、さらに、このガイドローラ8を
挾むように溝7内に1対のガイドレール9、9が敷設さ
れることで、水平力及び引張力に拮抗して移動屋根1を
円滑に移動させる構成となっている。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、前記従来の開閉式屋根では、移動屋根1がピ
ン2を介して台車3に支持されているため、この移動屋
根1が大規模な構成となってピン2に作用する荷重が過
大なものとなる場合はピン2の構造を強固にせねばなら
ず、このため、移動部全体の重量増を招いて可動装置が
複雑なものとなる。また、移動屋根1自体が複雑な構造
を有することでピン2に多様な方向の荷重が作用したり
する場合は、移動屋根1の支持、移動に対する信頼性が
十分に確保できないおそれがあった。
一方、開閉式屋根に限らず、一般に大重量の構造物を
移動させる機構は、その構造が複雑であり、経済性及び
信頼性の面で開閉式屋根への適用が困難であった。
この発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、大
規模な屋根への適用が可能であり、かつ、簡易な構造で
円滑な開閉動作を実現しうる開閉式屋根の提供を目的と
している。
「課題を解決するための手段」 そこでこの発明は、一方向に延在された状態で相対向
して設けられた支持構造体間に架設され、この支持構造
体の延在方向に移動自在に支持された移動屋根を有する
開閉式屋根において、前記支持構造体にその延在方向に
延びる斜面及びこの左右に立ち上がった側面を有する条
溝を形成し、この条溝内にその斜面及び側面にそれぞれ
支持されて条溝内を移動可能とされた台車を配置すると
共に、前記移動屋根の端部をこの台車に枢支させること
で、前記課題を解決している。
「実施例」 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明
する。第1図ないし第6図は、この発明の開閉式屋根を
スタジアムに適用した一実施例を示し、これらの図にお
いて全体として符号12で表されるものがスタジアムであ
り、符号13で示すものが、このスタジアム12上方を覆
う、本発明に係る開閉式屋根である。
スタジアム12は、例えば競技場の周囲に観客席が多数
設けられてなるものであり、本実施例におけるスタジア
ム12は、全体として長円状に形成されたものとなってい
る。
このスタジアム12上方を覆う前記開閉式屋根13は、ス
タジアム12を挾んで相対向して並設された一対の支持構
造体11、11間に架設され、全体を閉じた状態でこのスタ
ジアム12全体を覆う外形略長円状に形成されている。
この開閉式屋根13は、第2図に示すように、円筒分割
体たるアーチ状に形成され、スタジアム12の左右部をそ
れぞれ覆う一対の固定式屋根13a、13aと、スタジアム12
の中央部を覆う移動式屋根とに分割され、さらに移動式
屋根は、固定式屋根13a上にオーバーラップされる形状
の第1の移動式屋根13b、13bと、この第1の移動式屋根
13b、13b上にさらにオーバーラップされる形状の第2の
移動式屋根13c、13cとに4分割されて構成されている。
そして、これら移動式屋根13b、13c、…は、前記支持構
造体11、11の延在方向に移動自在な状態で、その両端が
支持構造体11、11に支持されている。なお、この実施例
の開閉式屋根13は、例えば鉄骨トラス構造等の軽量構造
であることが好ましく、さらにはトラス材にプレストレ
スを導入することで、架設時の部材の撓みを抑制するこ
とが好ましい。
次に、第3図ないし第6図を参照して、この移動式屋
根13b、13cの支持部について説明すれば、前記支持構造
体11には、第3図に示すように、各移動式屋根13b、…
に対応して条溝14、…が形成されている。この条溝14
は、支持構造体11の延在方向に沿って延在され、移動式
屋根13b、13c端部の円弧曲面の接線に略直交する法線方
向に沿う底面(斜面)15と、この底面15の左右から立ち
上がり、前記接線方向に沿う側面16、16とを有してい
る。この底面15には、第3図に示すように、支持構造体
11の方向に沿って延在する一対のレール17、17が敷設さ
れていると共に、これら一対のレール17、17には、これ
に沿って移動可能とされたボギー車18が配置されてい
る。
ボギー車18は、第4図及び第6図に示すように、条溝
14内に収納可能な大きさに形成された外形略箱状の基台
19と、前記レール17上に載置されてこのレール17と係合
する複数個の車輪20、…と、この車輪20、…に駆動力を
与える電動式駆動装置21とから概略構成されている。こ
の駆動機構21は、周知の遠隔操作により、駆動及びその
停止が適宜制御可能とされている。
また、前記条溝14の側面16、16にも、それぞれ支持構
造体11の延在方向に沿って延在するレール22、…が敷設
されていると共に、第3図ないし第4図に示すように、
各ボギー車18の基台19側面には、これらレール22、…に
沿って転動自在な車輪23、…が設けられている。以上の
構成から、ボギー車18は条溝14内を安定して移動するこ
とができ、かつ、移動式屋根13b、13cからの水平力、引
張力によってもボギー車18が転倒するおそれがなくな
る。
そして、前記移動式屋根13b(または13c)の端部に位
置する主要部材27には、第6図に示すようにその下部に
球面体24が配置されていると共に、前記ボギー車18の基
台19上面には、この球面体24を転動自在に支持する受け
部25が設けられ、これら球面体24及び受け部25によりピ
ボット26が形成されることで、移動式屋根13b、13cの端
部がボギー車18、…に枢支されている。これにより、移
動式屋根13b、13cには、支持構造体11、11の延在方向に
沿って移動自在とされている。
なお、第4図ないし第6図に示すように、ボギー車1
8、…は、移動式屋根13b、13cの移動方向端部において
密に配置されていると共に、移動方向端部に位置するボ
ギー車18、18には車輪20、…が8個、それ以外のボギー
車18、…には車輪20、…が4個備えられた構成とされ、
これにより、移動式屋根13b、13cからの反力を有効に受
けうるようになっている。
次に、以上のような構成を有する開閉式屋根3の開閉
作用について説明する。
移動式屋根13b、13c、…が、第1図に示すように、ス
タジアム12中央部に位置した状態にある場合は、これら
移動式屋根13b、13c、…及び固定式屋根13a、…が一体
的にスタジアム12上方を覆い、スタジアム12上に一つの
大屋根を形成する。これにより、スタジアム12は雨風を
しのげるものとなり、悪天候時においても、人々は競技
及び観戦を存分に楽しむことができるようになるわけで
ある。
一方、開閉式屋根13をあけるためには、移動式屋根13
b、13c、…の端部に位置するボギー車18、…の駆動機構
21、…の作動を開始するべく、遠隔操作により指令す
る。これにより、ボギー車18、…が固定式屋根13a、…
に向ってレール17、22、…上を移動することで、移動式
屋根13b、13cもこれに連れて移動し、結果的に固定式屋
根13a上に移動式屋根13b、13cがそれぞれ重なるところ
まで移動する。これにより、固定式屋根13a、13a間の間
隔部分は大きく開口し、スタジアム12はこの部分におい
て屋根の撤去されたものとなる。これにより、スタジア
ム12内の人々は開放部からの日光及びそよ風等を享受で
きるわけである。
この際、移動式屋根13b、13cの両端からは、その自重
により側方へ広がろうとする水平力及び上方へ押し上げ
ようとする引張力の合力がボギー車18、…に作用する。
しかしながら、移動式屋根13b、13cとボギー車18とがピ
ボット26を介して枢支されていることから、ピボット26
の球面体24の転動によりボギー車18へ作用する荷重が均
等化される。しかも、ボギー車18は、条溝側面16、16に
敷設されたガイドレール23、23とボギー車18側面の車輪
22、22との係合により、左右方向の移動が規制されてい
ることから、移動式屋根13b、13cからの水平力、引張力
によってもボギー車18が転倒するようなことがない。
また、移動速度の若干のずれやボギー車18、…とレー
ル17、…との摩擦力の不均衡等により、移動式屋根13
b、13cの両端が均等に移動しない場合であっても、球面
体24、…の転動によりボギー車18、…の水平度が維持さ
れ、ボギー車18、…がレール17、…から離れるようなこ
とがない。
また、この状態から第1図に示すような状態、すなわ
ち、屋根の閉状態とするには、遠隔操作によりボギー車
18、…を前述の方向と逆方向に移動させればよい。
このように、以上のような構成を有する開閉式屋根13
によれば、移動式屋根13b、13c、…を支持構造体11、11
の延在方向に移動させることにより、屋根の開閉が可能
となり、スタジアム12上方の開放及び封鎖が全く自由に
しかも簡単に行え、天候への対応が意のままとなる。
しかも、移動式屋根13b、13cの各端部をボギー車18で
枢支することで、支持構造を簡略化して軽量化を図れる
と共に、これら移動式屋根13b、13cからの荷重が複雑な
ものであっても、これを円滑にボギー車18に伝達できる
ため、移動式屋根13b、13cが大規模かつ複雑なものであ
っても、スムースかつ確実な移動をなしうる。
なお、この発明の開閉式屋根は、その細部が前記実施
例に限定されず、種々の変形例が可能である。一例とし
て、一例として移動屋根の形状等も任意であり、周知の
形状を好適に使用できる。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、一方
向に延在された状態で相対向して設けられた支持構造体
間に架設され、この支持構造体の延在方向に移動自在に
支持された移動屋根を有する開閉式屋根において、前記
支持構造体にその延在方向に延びる斜面及びこの左右に
立ち上がった側面を有する条溝を形成し、この条溝内に
その斜面及び側面にそれぞれ支持されて条溝内を移動可
能とされた台車を配置すると共に、前記移動屋根の端部
をこの台車に枢支させたので、支持構造を簡略化して軽
量化を図れると共に、これら移動屋根からの荷重が複雑
なものであっても、これを円滑に台車に伝達できるた
め、移動屋根が大規模かつ複雑なものであっても、スム
ースかつ確実な移動をなしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、この発明の一実施例である開閉
式屋根を示す図であって、第1図は全体構成を示す斜視
図、第2図は第1図のII−II′線に沿う矢視断面図、第
3図は移動式屋根の支持部を示す側面図、第4図は移動
式屋根の端部を示す平面図、第5図は同側面図、第6図
は移動式屋根の支持部を示す正面図、第7図は従来の開
閉式屋根の支持部を示す正面図である。 11……支持構造体、12……スタジアム、13……開閉式屋
根、13a……固定式屋根、13b、13c……移動式屋根、14
……条溝、15……底面(斜面)、16……側面、17……レ
ール、18……ボギー車(台車)、20、22……車輪、23…
…ガイドレール、26……ピボット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に延在された状態で相対向して設け
    られた支持構造体間に架設され、この支持構造体の延在
    方向に移動自在に支持された移動屋根を有する開閉式屋
    根であって、前記支持構造体にはその延在方向に延びる
    斜面及びこの左右に立ち上がった側面を有する条溝が形
    成され、この条溝内にはその斜面及び側面にそれぞれ支
    持されて条溝内を移動可能とされた台車が配置されてい
    ると共に、前記移動屋根の端部がこの台車に枢支されて
    いることを特徴とする開閉式屋根。
JP7926089A 1989-03-30 1989-03-30 開閉式屋根 Expired - Fee Related JPH0819729B2 (ja)

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