JPH08199093A - 水性顔料組成物 - Google Patents
水性顔料組成物Info
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- JPH08199093A JPH08199093A JP3009995A JP3009995A JPH08199093A JP H08199093 A JPH08199093 A JP H08199093A JP 3009995 A JP3009995 A JP 3009995A JP 3009995 A JP3009995 A JP 3009995A JP H08199093 A JPH08199093 A JP H08199093A
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Abstract
重量%と、アクリル酸エチル−メタクリル酸ブチル共重
合体エマルション等のアクリル酸エステル系エマルショ
ン5〜30重量%と、エチレングリコール、グリセリン
等の湿潤剤と、縮合ナフタレンスルホン酸塩0.1〜1
0%、 【化1】 で示す物質0.1〜10%と、水とを含むもの。 【効果】 耐水性を有する水彩絵具、ポスターカラーな
どとして色調、濃度、耐水性が良好であることは勿論、
長期間保管しても増粘が少なく、塗布性が低下しない。
Description
ーカラー、水彩絵具などに好適に用いられる水性顔料組
成物に関する。 【0002】 【従来の技術】耐水性を有するポスターカラー、水彩絵
具などとして用いられる水性顔料組成物は、顔料と、ア
クリル酸エステル系エマルジョンと、高沸点水溶性有機
溶剤と、水とよりなっていた。顔料は着色材として用い
られているものである。アクリル酸エステル系エマルジ
ョンは定着剤として用いられているものであり、塗布跡
に耐水性を付与するものである。高沸点水溶性有機溶剤
は凍結防止剤や乾燥時間調整剤として用いている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な水性顔料組成物をポスターカラー、水彩絵具として使
用した場合、発色を良くするため、もしくは濃度を上げ
るために顔料の配合量を増やすと、経時的に水性顔料組
成物が増粘し絵の具の塗布性が悪くなるという問題が発
生する。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、経時後にも増
粘が少ない水性顔料組成物を得ることを目的としたもの
であって、顔料と、アクリル酸エステル系エマルジョン
と、高沸点水溶性溶剤と、縮合ナフタレンスルホン酸塩
と、化1で示す物質と、水とを少なくとも含むことを特
徴とする水性顔料組成物を要旨とする。 【0005】顔料は、着色材として使用する。従来公知
の各種無機顔料及び有機顔料を使用できる。具体的に
は、カーボンブラック、アニリンブラック、酸化チタ
ン、ベンガラ、カドミウムレッド、レーキレッド、カー
ミン3B、同6B、黄土、バリウム黄、ハンザエロー
G、同10G、群青、フタロシアニンブルー、フタロシ
アニングリーン等が挙げられる。これらの顔料は単独若
しくは複数混合して使用でき、その使用量は水性顔料組
成物全量に対して10〜50重量%が好ましい。 【0006】アクリル酸エステル系エマルジョンは、塗
布跡に耐水性を付与するものであって、展色剤としても
使用する。具体的には、メタクリル酸メチル、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、ア
クリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソプロピル、ア
クリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル等のエステルのエ
マルジョン、又は前記アクリル酸エステルやメタクリル
酸エステルを組み合わせた共重合体のエマルジョンなど
が挙げられる。その使用量は水性顔料組成物全量に対し
て5〜30重量%が好ましい。 【0007】高沸点水溶性有機溶剤は、凍結安定剤、乾
燥調整剤などとして使用するものであって、グリセリ
ン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ソルビトール等が挙げられる。こ
の高沸点水溶性有機溶剤は、単独若しくは複数混合して
使用でき、その使用量は水性顔料組成物全量に対して1
〜10%重量が好ましい。 【0008】縮合ナフタレンスルホン酸塩は一般に顔料
分散剤として用いられ、縮合ナフタレンスルホン酸ナト
リウム塩、縮合ナフタレンスルホン酸カリウム塩、縮合
ナフタレンスルホン酸アンモニウム塩等が挙げられる。 【0009】化1で示す物質は一般にポリカルボン酸系
化合物といわれるものであって、顔料分散剤として用い
られることが知られている。 【0010】本発明においては、上記縮合ナフタレンス
ルホン酸塩と化1で示すポリカルボン酸系化合物とを併
用することによって、顔料とアクリル酸エステル系エマ
ルジョンとが含まれる組成物のゲル化を防止し、組成物
の安定性を向上することが可能となる。上記縮合ナフタ
レンスルホン酸塩と化1で示すポリカルボン酸系化合物
との使用量は、各々0.1〜10重量%が好ましい。 【0011】尚、上記成分の外、必要に応じて炭酸カル
シウム、硫酸バリウム等の体質顔料や、増粘材として、
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ヒドロキシフロピルセルロース等の水溶性高分子
を0.05〜2.0重量%用いたり、防腐・防黴剤、防
錆剤、脱泡・消泡剤などの添加剤を適宜用いても良い。 【0012】又、本発明の水性顔料組成物は、従来公知
の方法によって容易に得ることができる。例えば、上記
成分を三本ロールミルや横型ボールミル、横型ビーズミ
ル等の分散機にて混合分散するなどである。 【0013】 【作用】顔料の表面は、色々な物質を吸着する作用があ
り、発色を良くするため、又は濃度を高くするために顔
料の使用量を多くすると、定着剤として用いられている
アクリル酸エステル系エマルジョンの樹脂粒子表面の乳
化剤を顔料が吸着してしまい、アクリル酸エステル系エ
マルジョンを分解してしまう。そのため乳化剤を吸着し
た顔料の分散が悪くなり、増粘が起こる。縮合ナフタレ
ンスルホン酸塩と化1で示す物質は、各々が顔料表面に
相乗的に付着し、顔料がアクリル酸系エマルジョンの乳
化剤を吸着させない状態にすることが出来、増粘を防止
すると考えられる。 【0014】 【実施例】以下、実施例及び比較例を示すが、本発明
は、下記実施例に限定されるものではない。 【0015】実施例1 ハンザイエローG(C.I.ピグメントイエロー1) 10重量部 ポリアクリル酸エチルエマルジョン 10重量部 ヒドロキシメチルセルロース 0.5重量部 グリセリン 5重量部 縮合ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩 0.5重量部 化1で示す物質(M:ナトリウム、R:エチル基) 0.5重量部 水 33重量部 ジエタノールアミン 0.5重量部 炭酸カルシウム 40重量部 上記成分をラボミキサーに入れ15分間撹拌した後、三
本ロールミルにて2回通しを行ない黄色の水性顔料組成
物を得た。 【0016】実施例2 カーミン6B(C.I.ピグメントレッド57) 5重量部 アクリル酸エチル−メタクリル酸ブチルの共重合体エマルジョン 15重量部 グリセリン 5重量部 縮合ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩 3重量部 化1で示す物質(M:ナトリウム、R:プロピル基) 1重量部 水 40重量部 濃アンモニア水 0.5重量部 カルボキシルメチルセルロース 0.5重量部 炭酸カルシウム 30重量部 上記成分をラボミキサーに入れ15分間撹拌した後、三
本ロールミルにて2回通しを行ない赤色の水性顔料組成
物を得た。 【0017】実施例3 群青(C.I.ピグメントブルー29) 40重量部 アクリル酸ブチル−メタクリル酸メチル共重合体エマルジョン 12重量部 グリセリン 5重量部 縮合ナフタレンスルホン酸ナトリウム塩 1重量部 化1で示す物質(M:アンモニウム、R:ヘキシル基) 1重量部 水 37重量部 濃アンモニア水 0.5重量部 ヒドロキシプロピルセルロース 0.3重量部 酸化ケイ素 3重量部 上記成分をラボミキサーに入れ15分間撹拌した後、三
本ロールミルにて2回通しを行ない青色の水性顔料組成
物を得た。 【0018】実施例4 群青(C.I.ピグメントブルー29) 40重量部 アクリル酸ブチル−メタクリル酸エチルの共重合体エマルジョン 12重量部 グリセリン 5重量部 縮合ナフタレンスルホン酸アンモニウム塩 1重量部 化1で示す物質(M:カリウム、R:ヘキシル基) 1重量部 水 37重量部 濃アンモニア水 0.5重量部 ヒドロキシプロピルセルロース 0.3重量部 酸化ケイ素 3重量部 上記成分をラボミキサーに入れ15分間撹拌した後、三
本ロールミルにて2回通しを行ない青色の水性顔料組成
物を得た。 【0019】比較例1 実施例1において、縮合ナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム塩0.5重量部と化1で示す物質0.5重量部とを、
顔料分散剤として知られているポリオキシエチレンドデ
シルエーテル1重量部に代えた以外は、実施例1と同様
になして黄色の水性顔料組成物を得た。 【0020】比較例2 実施例2において、縮合ナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム塩3重量部と化1で示す物質1重量部とを、顔料分散
剤として知られているポリオキシエチレンドデシルフェ
ニルエーテル4重量部に代えた以外は、実施例2と同様
になして赤色の水性顔料組成物を得た。 【0021】比較例3 実施例3において、縮合ナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム塩1重量部と化1で示す物質1重量部とを、水2重量
部に代えた以外は、実施例3と同様になして青色の水性
顔料組成物を得た。 【0022】上記、実施例1〜4、比較例1〜3で得た
水性顔料組成物について流動特性試験を行った。結果を
表1に示す。 【0023】流動特性試験 JIS K 5101 顔料試験法 10.1 スプレ
ッドメーター法にて3回測定した値の平均値を算出し
た。単位はmm。測定は、上記、実施例1〜4、比較例
1〜3で得た水性顔料組成物について、調製直後及び保
管後に行った。保管は、各々の水性顔料組成物60ml
を蓋付試験管に入れ、密封して室温で10日放置した。 【0024】 【表1】 【0025】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る水性顔料組成物は、経時的な増粘が少なく、耐水性の
ポスターカラー、水彩絵具として特に有用に用いられ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 顔料と、アクリル酸エステル系エマルジョンと、高沸点
水溶性溶剤と、縮合ナフタレンスルホン酸塩と、 【化1】 で示す物質と、水とを少なくとも含むことを特徴とする
水性顔料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03009995A JP3702373B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 水性顔料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03009995A JP3702373B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 水性顔料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08199093A true JPH08199093A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3702373B2 JP3702373B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=12294338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03009995A Expired - Lifetime JP3702373B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 水性顔料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3702373B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003064311A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | Shachihata Inc | 絵の具 |
| JP2007009040A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 水性絵具 |
| CN101880488A (zh) * | 2010-07-16 | 2010-11-10 | 郑希林 | 一种砺金颜料及其制备方法 |
| JP2012207103A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Nippon Shokubai Co Ltd | 塗料用樹脂組成物 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP03009995A patent/JP3702373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003064311A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | Shachihata Inc | 絵の具 |
| JP2007009040A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Sumitomo Seika Chem Co Ltd | 水性絵具 |
| CN101880488A (zh) * | 2010-07-16 | 2010-11-10 | 郑希林 | 一种砺金颜料及其制备方法 |
| CN101880488B (zh) | 2010-07-16 | 2012-07-04 | 郑希林 | 一种砺金颜料及其制备方法 |
| JP2012207103A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Nippon Shokubai Co Ltd | 塗料用樹脂組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3702373B2 (ja) | 2005-10-05 |
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