JPH08199418A - ヘルメットのシールド取付構造 - Google Patents

ヘルメットのシールド取付構造

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JPH08199418A
JPH08199418A JP1864395A JP1864395A JPH08199418A JP H08199418 A JPH08199418 A JP H08199418A JP 1864395 A JP1864395 A JP 1864395A JP 1864395 A JP1864395 A JP 1864395A JP H08199418 A JPH08199418 A JP H08199418A
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shield
helmet
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base
mounting structure
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JP1864395A
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Masaya Hirayama
雅也 平山
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ヘルメットのシールド取付構造を、各部品を
紛失することなく簡単にカバー部材とシールドの係脱が
できると共に、カバー部材の表面を平滑にし、走行中に
カバー部材の表面で乱流に起因する騒音の発生を防止す
る。 【構成】 シールドベース13の表面から凸設されたシ
ールド支承軸部53に対して、シールドを係脱自在で且
つ回動自在に支承させると共に、カバー部材の裏面に
は、シールド支承軸部13の軸周面の位置に対応して係
止爪を凸設し、シールドベース13には、シールド支承
軸部53の軸周面5の位置に係止爪の係止部60,61
を凹設して、ヘルメット本体に対するシールドの開閉角
度が一定角度であるときにのみ、シールドの回動軸孔に
形成された切欠き部を通って、カバー部材の係止爪がシ
ールドベースの爪係止部60,61に対して係脱可能と
なるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車等に乗車す
る際に着用するヘルメットに関し、特に、そのようなヘ
ルメットにおけるシールドの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車に乗車する際には必ずヘルメ
ットを着用することが義務づけられており、そのための
ヘルメットとして、別途にゴーグルを着用するジェット
タイプのものが一部使用されているものの、ヘルメット
着用者の眼前を風防するためのシールドが開閉自在に装
備されたフルフェースタイプあるいはジェットタイプの
ものが多く使用されており、このシールド付ヘルメット
におけるシールド取付構造としては、従来、シールドの
左右側部とシールドの節度開閉を行うための各部品が、
ネジ止めによって固定されるカバー部材を介して、ヘル
メット本体に定着されているものが一般的であった。
【0003】ところが、上記のような従来のシールド取
付構造では、シールドの交換や清掃のためにシールド取
付部分を分解したような場合に、止めネジを外してカバ
ー部材をヘルメット本体から外すと、節度開閉を行うた
めの各部品がバラバラに飛び出して部品の紛失を招くこ
とがあることから、この問題を解決するために、ヘルメ
ット本体にネジ止めされる基板とシールド押えカバーを
ヒンジで結合し、シールド押えカバーを基板に対してス
ナップ作用で係脱自在として、シールドの節度手段に対
応する節度手段を基板またはシールド押えカバーに形成
したシールド取付構造というものが従来公知となってい
る。(特公平4−61084号公報参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来公知のヘルメットのシールド取付構造によれば、
シールドを係脱自在に保持できると共に、シールド押え
カバーを外してもシールドを支持する各部品がバラバラ
に飛び出すことなく安心してシールドの係脱を行うこと
はできるが、シールド押えカバーの表面にカバー開閉の
ための操作つまみが露出しているため、高速で走行する
際に前方からの走行風が操作つまみの部分に当たって乱
流を起こすことによって騒音が発生し、しかも、当該部
分が丁度ヘルメット着用者の耳元に位置することもあっ
て、この騒音がヘルメット着用者にとって非常に煩わし
いものになるという問題が生じる。
【0005】本発明は、上記のような従来のヘルメット
のシールド取付構造の持つ不都合を解消することを目的
とするものであって、より具体的には、各部品を紛失す
ることなく簡単にカバー部材とシールドの係脱ができる
と共に、カバー部材の表面を平滑なものとすることがで
きて、走行中にカバー部材の表面で乱流が生じることな
く、そのような乱流に起因する騒音が発生することのな
いヘルメットのシールド取付構造を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決しかつ目的を達成するために、上記の請求項1に記
載したように、ヘルメット着用者の眼前を上下方向で開
閉自在に覆うためのシールドが、ヘルメット本体の左右
両側にそれぞれ固着されたシールドベースによって回動
可能に支承され、シールドを支承した各シールドベース
が、それぞれカバー部材によって覆われているヘルメッ
トにおいて、シールドベースの表面から凸設されたシー
ルド支承軸部に対して、シールドが係脱自在で且つ回動
自在に支承されていると共に、カバー部材の裏面には、
シールド支承軸部の軸周面の位置に対応して係止爪が凸
設され、シールドベースには、シールド支承軸部の軸周
面の位置に係止爪の係止部が凹設されていて、ヘルメッ
ト本体に対するシールドの開閉角度が一定角度であると
きにのみ、シールドの回動軸孔に形成された切欠き部を
通って、カバー部材の係止爪がシールドベースの爪係止
部に対して係脱可能となるように構成されていることを
特徴とするものである。
【0007】また、上記の請求項1に記載されたヘルメ
ットのシールド取付構造において、上記の請求項2に記
載したように、ヘルメット使用時のシールドの各固定位
置でシールドの回動が止まるように、シールドがシール
ド支承軸部に対して節度的に回動するように支承されて
おり、カバー部材の係止爪がシールドベースの爪係止部
に対して係脱可能となるときのシールドの開閉角度が、
ヘルメット使用時のシールドの固定位置ではない中間位
置となるように設定されていることを特徴とするもので
ある。
【0008】また、上記の請求項1に記載されたヘルメ
ットのシールド取付構造において、上記の請求項3に記
載したように、カバー部材の係脱時の位置関係を示すマ
ークが、シールドとシールドベースとカバー部材とにそ
れぞれ印されていることを特徴とするものである。
【0009】さらに、上記の請求項1に記載されたヘル
メットのシールド取付構造において、上記の請求項4に
記載したように、ヘルメットが、前面に窓孔が開口さ
れ、この窓孔をシールドが上下方向で開閉自在に覆って
いるフルフェースタイプのヘルメットであって、窓孔の
下方縁部に、位置の変更が可能なストッパーが設けられ
ていると共に、シールドの下端縁近傍に、該ストッパー
と嵌合するストッパー嵌合孔が形成されていることを特
徴とするものである。
【0010】
【作 用】上記のような構成により、カバー部材の表面
が平滑なものとなって、走行中にカバー部材の表面で乱
流が発生することがなく、そのような乱流に起因する騒
音の発生もない。
【0011】しかも、シールドをヘルメット本体に対し
て一定の角度とした状態で始めてカバー部材をシールド
ベースから係脱させる操作を行うことが可能となるた
め、使用中に誤ってカバー部材が開動してしまう可能性
はきわめて少ない。
【0012】なお、上記の請求項2に記載された構成に
よれば、ヘルメットの使用時に誤ってカバー部材が開動
されるようなことは殆どなくなり、しかも、万が一ヘル
メットの使用中にカバー部材がシールドベースから脱落
したとしても、シールド自体はシールドベースに対して
節度的に回動できるように係合されているため、シール
ドの開度調節手段はそのまま機能して、シールドがシー
ルドベースから脱落するようなことはない。
【0013】また、上記の請求項3に記載された構成に
よれば、カバー部材の表面には開動操作のための操作部
が全く設けられていないにもかかわらず、ヘルメット本
体に対するシールドの着脱操作を間違いなく行うことが
できる。
【0014】さらに、上記の請求項4に記載された構成
によれば、ストッパーの位置をスライドさせることによ
って走行状況に応じたシールドのロック位置を変えるこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のヘルメットのシールド取付構
造の実施例について図面に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明のシールド取付構造の一実
施例が適用されているフルフェースタイプのヘルメット
の外観を示し、図2は、図1に示したヘルメットの分解
状態を示すものであって、ヘルメット1のシェル部分と
なる本体2は、FRP(ガラス繊維強化プラスチッ
ク),ポリカーボネイト樹脂,ABS樹脂,ポリプロピ
レン樹脂等の合成樹脂からなり、その前面には窓孔3が
開設されていて、本体2の内面の大部分には、衝撃を吸
収するための発泡スチロール等からなる衝撃吸収ライナ
ー4が固着されており、両側の衝撃吸収ライナー部分に
は、ヘルメット1を頭部に固定するための顎紐5が固定
されている。
【0017】ヘルメット1の本体2には、外装部品とし
て、窓孔3の下方縁部の片側に、ストッパー7の位置変
更が可能なストッパー部材6がネジ8で固定されてお
り、窓孔3の中央下方に、空気をヘルメット1内に導入
するためのアンダーエアインテーク9がネジ10によっ
て固定されている。
【0018】また、ヘルメット本体2の窓孔3に対し
て、この窓孔3を上下方向で開閉するシールド11が、
ヘルメット1の左右両側でそれぞれ本体2にネジ12で
固定されたシールドベース13を介して、節度的に回動
可能な状態で支承されていて、シールドベース13によ
るシールド11の左右の取付部分は、それぞれサイドカ
バー14によって覆われている。
【0019】ヘルメット1の内部には、ヘルメット1を
頭部にフィットさせたりするための内装部品として、頭
頂部に空気通路が形成された全周パッド15,片側に空
気孔17が開口された顎パッド16,頬パッドカバー1
8によって包まれた左右の頬パッド19,顎パッド16
の下端部に付設されるアンダースポイラー20,顎パッ
ド16の上端部に付設されるブレスガード21,ヘルメ
ットの下端縁内側に設けられるネッククッション22等
が、衝撃吸収ライナー4が固着された状態のヘルメット
本体2の内面に対して面ファスナーによって着脱自在に
取り付けられている。
【0020】なお、図示していないが、左右の頬パッド
19,19には、それぞれの頬パッド19内に挟み込ま
れてエアバッグが内包されおり、アンダースポイラー2
0内には、リリースボタンの付いたエアポンプが内蔵さ
れていて、エアポンプから一方のエアバッグにエアホー
スが連結され、該エアバッグから他方のエアバッグに折
り返しエアホースが連結されている。
【0021】これによって、アンダースポイラー20を
繰り返し押圧することによって、エアポンプから各エア
バッグ内に空気を供給し、リリースボタンを押すことに
よって、各エアバッグ内から空気を抜くことができて、
頬パッド19のフィット感が調節可能なものとなってい
る。
【0022】ヘルメット本体2の外装部品として窓孔3
の下方にネジ10で固定されたアンダーエアインテーク
9と共に、前方からの走行風をヘルメット1内に送り込
むために、シールド11の中央上端部には、上下方向に
開閉自在なアッパーエアインテーク23が一体的に取り
付けられている。
【0023】アンダーエアインテーク9は、図15およ
び図16に示すように、左右対称的に2個の開口部25
が開口され、各開口部25の間に1個の押しボタン部2
6が形成されていて、それぞれの開口部25は、アンダ
ーエアインテーク9の裏側で枢支部28のバネ29によ
って閉方向に付勢されているシャッター27によってそ
れぞれ閉じられており、押しボタン部26は、アンダー
エアインテーク9の裏面に両端が固定された弾性板部材
30の中央に支持され、弾性板部材30の弾力によって
前方に復帰可能な状態に付勢されていて、各シャッター
27の裏側と押しボタン部26の裏側間には、バネ29
の弾性に抗してシャッター27を閉じた状態に保つため
に、係合突起31と係合受部32とからなるシャッター
係止部33がそれぞれ形成されている。
【0024】このようなアンダーエアインテーク9で
は、押しボタン部26を押圧することにより、シャッタ
ー係止部33の係合状態が解除され、各シャッター27
はバネ29の付勢力により枢支部28を回動軸として上
下方向に回動して、開口部25は上下方向に開かれるこ
ととなり(なお、押しボタン部26を左右何れか一方に
偏った状態で押圧することにより左右何れか一方の開口
部25のみを開くように操作することも可能である)、
開かれた開口部25は、開口部25から突出したシャッ
ター27の端を摘んでシャッター27を閉じることによ
り、弾性板部材30によって前方に付勢された押しボタ
ン部26の係合突起31にシャッター27の係合受部3
2が係合して、シャッター27は再び閉じた状態に維持
されることとなる。
【0025】アンダーエアインテーク9の各開口部25
から導入された空気はシールド11の内側に導入される
ものであるが、左右の開口部25,25の内の一方が、
図17に示すような顎パッド16の左右一方に偏って開
口された空気孔17の位置に対応するものとなっている
ため、該開口部25から導入された空気の一部は、顎パ
ッド16の空気孔17からヘルメット着用者の口もとに
導入される。
【0026】一方、シールド11のアッパーエアインテ
ーク23から導入される空気は、全周パッド15の頭頂
部に形成された空気通路に導入されることとなって、ヘ
ルメット本体2のアンダーエアインテーク9とシールド
11のアッパーエアインテーク23を開くことによっ
て、前方からの走行風は、図18に示すように、ヘルメ
ット1内を流れることとなる。
【0027】ヘルメット本体2の外装部品として窓孔3
の下方縁部にネジ8で固定されたストッパー部材6に対
応して、シールド11の下端縁近傍には、ストッパー部
材6のストッパー7が嵌合する孔部36が形成され、シ
ールド11の孔部36下方は、下方に突出したつまみ部
37となっている。
【0028】ストッパー部材6は、図21に示すよう
に、そのストッパー7の位置を、微小開ロックポジショ
ン7aと全閉ロックポジション7bとレースロックポジ
ション7cの3段階に変えることができるもので、図1
9に示すようなシールド11の全開状態から、シールド
11の孔部36にストッパー7が完全に嵌まり込むまで
シールド11を押し下げることによってロックされ、図
20に示すように、シールド11の孔部36下方のつま
み部37を指で外側に広げるようにしてシールド11を
押し上げることによりロックが解除されるものである。
【0029】上記のような構造を有する本実施例のヘル
メット1において、シールド11の左右両側をヘルメッ
ト本体2に対して回動可能に支承するために、本体2に
ネジ12で固定される左右それぞれのシールドベース1
3については、何れも、図3〜図5に示すように、上方
部材13aと下方部材13bの2部材に分割された状態
に形成されているものである。
【0030】このシールドベース13によって回動可能
に支承されるシールド11の両側部には、それぞれ、図
6に示すように、回動軸孔40が形成されており、回動
軸孔40には、切り離し部41の両側がストッパー部分
42とストッパー部分43に形成されていて、回動軸孔
40の内周縁には、節度付与面44と切欠き部45が形
成されている。
【0031】また、シールドベース13を覆うサイドカ
バー14の裏面には、図7に示すように、上方に係止爪
47が、下方の左右にそれぞれ案内凸条48,49と係
合部50,51が、それぞれ一体的に凸設されている。
【0032】シールドベース13の上方部材13aに
は、シールド11を回動軸孔40で回動可能に支承する
シールド支承軸部53が基板52上に凸設されており、
シールド支承軸部53の中心位置には、当該部材13a
をヘルメット本体2にネジで固定するためのネジ貫通孔
55が貫通されていて、シールド11の回動軸孔40の
内周部が接触するシールド支承軸部53の軸周面54に
は、シールド11が全開状態のときにシールド11の節
度付与面44と当接する節度付与面56と、シールド1
1が全閉状態のときにシールド11の節度付与面44と
当接する節度付与面57とがそれぞれ形成されており、
シールド支承軸部53の軸周面54の外端(基板54側
から離れた側)には、シールド11をシールド支承軸部
53から簡単に脱落させないための突起58が形成され
ている。
【0033】さらに、シールド支承軸部53の軸周面5
4の一部と基板52とにわたって、サイドカバー14の
裏面に形成された係止爪47が挿通可能な孔部60が開
口されており、シールドベース13の裏側で孔部60の
下方に爪係止部61が形成されている。
【0034】シールドベース13の下方部材13bに
は、当該部材13bをヘルメット本体2にネジで固定す
るためのネジ貫通孔63が開口されており、ストッパー
部分の乗り上げ面64が形成されていて、下方部材13
bの両側面は、サイドカバー14の左右の案内凸条4
8,49によって挟まれる案内面65,66に形成され
ていて、各案内面65,66の内側下方には、それぞ
れ、サイドカバー14の係合部50,51と係合する係
合部67,68が形成されている。
【0035】上記のようなシールド11,シールドベー
ス13,サイドカバー14によって形成される本実施例
のシールド取付構造について、そのシールド11の着脱
操作を図8〜図13によって以下に説明する。
【0036】シールドの組付けについては、まず、図8
に示すように、ストッパー部分43をシールドベース下
方部材13bの下に差し込んで、シールド11の切欠き
部45とシールド支承軸部53の突起58が一致するよ
うにシールドベース13に対してシールド11を配置
し、Aの部分を押さえながらシールド支承軸部53の突
起58の下にシールド11が入り込むようにシールド1
1を矢印方向に回動して、図9に示すように、シールド
11の切欠き部45とシールドベース13の孔部60を
位置合わせする。
【0037】なお、シールド11の切欠き部45とシー
ルドベース13の孔部60が位置合わせされるときに
は、シールド11の節度付与面44は、シールド支承軸
部53の軸周面54に形成された何れの節度付与面5
6,57とも合致しておらず、すなわち、このときのシ
ールド11の位置は、ヘルメット使用時のシールド11
の位置ではない中間位置となっている。
【0038】シールド11を一定角度として切欠き部4
5と孔部60を位置合わせした後、サイドカバー14の
左右の案内凸条48,49の下端部の間にシールドベー
ス13の左右の案内面65,66の上端部を挟み込んだ
状態で、案内凸条49と案内面65,案内凸条48と案
内面66をそれぞれ摺接させて、サイドカバー14を下
方に押し下げていくと、まず、図14(A)に示すよう
に、サイドカバー14の係止爪47が、シールド11の
切欠き部45を通って、シールドベース13の孔部60
に嵌まり込んでから、ついで、図14(B)に示すよう
に、係止爪47が爪係止部61に係合すると共に、サイ
ドカバー14の係合部50,51とシールドベース13
の係合部67,68は、図14(D)に示すように係合
する。
【0039】なお、サイドカバー14の左右の案内凸条
48,49とシールドベース13の左右の案内面65,
66の位置合わせについては、図10に示すように、サ
イドカバー14の表面下縁付近にマーク71が印され、
シールドベース13の下方部材13bの下端付近にマー
ク72が印されていて、このマーク71,72同士を合
わせることによって、案内凸条48,49がサイドカバ
ー14の裏面にあって見えないにもかかわらず、間違い
なく確実に行うことができる。
【0040】サイドカバー14の係止爪47がシールド
ベース13の爪係止部61に係合されると、係止爪47
の上面47aはシールド支承軸部53の軸周面54の一
部となり、その後シールド11が回動されることによっ
て、図14(C)に示すように、サイドカバー14の係
止爪47は、シールドベース13の孔部60から抜き出
し不能の状態に保持される。
【0041】シールド11の取り外しについては、上記
のシールドの組付けの場合とは逆に、まず、シールド1
1の切欠き部45をシールドベース11の孔部60に位
置合わせするためにシールド11を一定の開閉角度とす
るが、そのためにシールド11にはマーク73が印され
ており、図11に示すように、このマーク73をサイド
カバー14の前端縁14aに合わせることにより、シー
ルド11の切欠き部45とシールドベース13の孔部6
0がサイドカバー14に隠されて見えないにもかかわら
ず、確実にその位置合わせを行うことができる。
【0042】それから、サイドカバー14を図11に示
すように矢印方向に押し上げると、図14(B)に示す
ように爪係止部61に係合していた係止爪47は、図1
4(A)に示すように爪係止部61との係合が解除され
ると同時に、図14(D)に示すように係合していたサ
イドカバー14の係合部50,51とシールドベース1
3の係合部67,68との係合は解除され、さらにサイ
ドカバー14を押し上げることによって、サイドカバー
14の係止爪47は、シールドベース13の孔部60上
縁とシールド11の切欠き部45上縁に押圧されて弾性
変形しつつ、シールドベース13の孔部60およびシー
ルド11の切欠き部45から外方に抜け出して、サイド
カバー14はシールドベース13から取り外される。
【0043】その後、図12に示すように、シールド1
1のBの部分を指で押さえながら、シールド11のスト
ッパー部分42をシールドベース下方部材13bの乗り
上げ部64に乗り上げるようにシールド11を矢印方向
に回動していき、図13に示すように、ストッパー部分
42がシールドベース13の乗り上げ部64に乗り上げ
てシールド11の切欠き部45とシールド支承軸部53
の突起58とが位置合わせされた状態で、シールド11
のCの部分を指で持ち上げながら矢印方向にシールド1
1を押すと、シールド11はシールドベース13から取
り外される。
【0044】以上に説明したような本実施例のシールド
取付構造によれば、シールド取付部分の構造がシンプル
で、シールド11の着脱を部品を紛失する恐れなく簡単
に行うことができると共に、何ら操作部材が形成されて
いない表面が平滑なサイドカバー14によってシールド
11の取付部分が覆われているため、走行中にサイドカ
バー14の表面で乱流が発生することがなく、乱流に起
因する騒音が発生することはない。
【0045】また、シールド11がヘルメット1使用時
の位置にない状態で、シールド11の切欠き部45とシ
ールドベース13の孔部60の位置が合わされて、サイ
ドカバー11の係脱が始めて可能となるため、ヘルメッ
ト1の使用時に誤ってサイドカバー11を外すようなこ
とが殆どない。
【0046】その上、万が一ヘルメットの使用中にサイ
ドカバー14がシールドベース13から脱落したとして
も、シールド11は、ストッパー部分43がシールドベ
ース下方部材13bの乗り上げ部64の裏側に入り込ん
でおり、回動軸孔40付近が突起58によってシールシ
ールド支承軸部53に保持されているため、シールドベ
ース13に対する節度的な回動状態が維持された状態の
ままで、シールドベース13から脱落するようなことは
ない。
【0047】また、サイドカバー11の着脱時における
関連各部品11,13,14の位置合わせについては、
サイドカバー11の裏側に隠れて見えない部分であるに
もかかわらず、各部品11,13,14に位置合わせの
ためのマーク71,72,73がそれぞれ印されている
ため、サイドカバー11の着脱操作を間違いなく行うこ
とができる。
【0048】さらに、ヘルメット本体2の窓孔3の下方
縁部に3段階に位置変更可能なストッパー7が設けら
れ、シールド11の下端縁近傍に該ストッパー7と嵌合
する孔部36が形成されているため、ストッパー7の位
置をスライドさせることによって走行状況に応じてシー
ルド11のロック位置を変えることができ、シールド1
1に曇りが生じる時には、シールド11を微小開ロック
ポジション7aでロックしておき、通常走行時には、シ
ールド11を全閉ロックポジション7bでロックしてお
き、サーキット走行時には、シールド11をレースロッ
クポジション7cでロックしておくことができる。
【0049】以上、本発明のヘルメットのシールド取付
構造をフルフェースタイプのヘルメットによる一実施例
によって説明したが、本発明は、そのような具体的な構
造にのみ限定されるものではなく、例えば、シールドベ
ースを1部材で形成することも可能であり、また、請求
項1〜3に記載された発明についてはジェットタイプの
ヘルメットに対しても適用可能である等、適宜設計変更
可能なものであることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したような本発明のヘルメッ
トのシールド取付構造によれば、各部品を紛失すること
なく簡単にカバー部材とシールドの係脱を行うことがで
きると共に、カバー部材の表面を平滑なものとすること
ができて、走行中にカバー部材の表面で乱流が生じるこ
とのないものとすることができ、そのような乱流に起因
する騒音が発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド取付構造の一実施例が適用さ
れているヘルメットを示す斜視図。
【図2】図1に示したヘルメットの本体に付設されてい
る内・外装部品を示す分解斜視図。
【図3】図1に示したヘルメットのシールドベースの部
分を示す側面図。
【図4】図3に示したシールドベースの上方部材を示す
側面図。
【図5】図3に示したシールドベースの下方部材を示す
側面図。
【図6】図1に示したヘルメットのシールドの要部を示
す側面図。
【図7】図1に示したヘルメットのカバー部材の裏面を
示す側面図。
【図8】図1に示したヘルメットにおけるシールドとカ
バー部材の組付け手順を示す説明図。
【図9】図1に示したヘルメットにおけるシールドとカ
バー部材の組付け手順を示す説明図。
【図10】図1に示したヘルメットにおけるシールドと
カバー部材の組付け手順を示す説明図。
【図11】図1に示したヘルメットにおけるシールドと
カバー部材の取り外し手順を示す説明図。
【図12】図1に示したヘルメットにおけるシールドと
カバー部材の取り外し手順を示す説明図。
【図13】図1に示したヘルメットにおけるシールドと
カバー部材の取り外し手順を示す説明図。
【図14】図1に示したヘルメットのシールドとカバー
部材の組付け、取り外し時におけるカバー部材,シール
ド,シールドベースの係脱状態を示す要部断面図。
【図15】図1に示したヘルメットのアンダーエアイン
テークを示す正面図。
【図16】図15に示したアンダーエアインテークの裏
面図。
【図17】図1に示したヘルメットの顎パッドを示す正
面図。
【図18】図1に示したヘルメットにおける走行風の取
り入れ状態を示す説明図。
【図19】図1に示したヘルメットにおけるシールドの
ロック方法を示す説明図。
【図20】図1に示したヘルメットにおけるシールドの
ロック解除方法を示す説明図。
【図21】図1に示したヘルメットにおけるシールドロ
ック用ストッパーの切り替え位置を示す説明図。
【符号の説明】
1 ヘルメット 2 ヘルメット本体 3 窓孔 7 ストッパー 11 シールド 13 シールドベース 14 カバー部材(サイドカバー) 36 ストッパー嵌合孔 40 回動軸孔(シールドの) 45 切欠き部(シールドの) 47 係止爪(カバー部材の) 53 シールド支承軸部(シールドベースの) 54 軸周面(シールド支承軸部の) 61 爪係止部(シールドベースの) 71 マーク(カバー部材の) 72 マーク(シールドベースの) 73 マーク(シールドの)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来公知のヘルメットのシールド取付構造によれば、
シールドを係脱自在に保持できると共に、シールド押え
カバーを外してもシールドを支持する各部品がバラバラ
に飛び出すことなく安心してシールドの係脱を行うこと
はできるが、シールド押えカバーの表面にはカバー開閉
のための操作つまみが露出しているため、高速で走行す
る際に、前方からの走行風が操作つまみの部分に衝突し
て、当該部分で騒音を発するような乱流が起きることと
なり、しかも、当該部分が丁度ヘルメット着用者の耳元
に位置することもあって、この騒音がヘルメット着用者
にとっては非常に煩わしいものとなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図1は、本発明のシールド取付構造の一実
施例が適用されているフルフェースタイプのヘルメット
の外観を示し、図2は、図1に示したヘルメットの分解
状態を示すものであって、ヘルメット1のシェル部分と
なる本体2は、FRP(ガラス繊維強化プラスチッ
ク),ポリカーボネイト樹脂,ABS樹脂,ポリプロピ
レン樹脂等の合成樹脂からなり、その前面には窓孔3が
開設されていて、本体2の内面の大部分には、衝撃を吸
収するための発泡スチロール等からなる衝撃吸収ライナ
ー4が固着されており、本体2の両側の下方には、ヘル
メット1を頭部に固定するための顎紐5が固定されてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】ヘルメット1の内部には、ヘルメット1を
頭部にフィットさせたりするための内装部品として、頭
頂部に空気通路が形成された全周パッド15,片側に空
気孔17が開口された顎パッド16,頬パッドカバー1
8によって包まれた左右の頬パッド19,顎パッド16
の下端部に付設されるアンダースポイラー20,顎パッ
ド16の上端部に付設されるブレスガード21,ヘルメ
ットの下端縁内側に設けられるネッククッション22等
が、衝撃吸収ライナー4が固着された状態のヘルメット
本体2の内面に対して面ファスナー,スナップ,差し込
み等の手段によって着脱自在に取り付けられている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】
【発明の効果】以上に説明したような本発明のヘルメッ
トのシールド取付構造によれば、各部品を紛失すること
なく簡単にカバー部材とシールドの係脱を行うことがで
きると共に、カバー部材の表面を平滑なものとすること
ができて、走行中にカバー部材の表面で乱流が起きない
ものとすることができ、ヘルメット着用者が走行中に耳
元の騒音によって煩わされるようなことを防止すること
ができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘルメット着用者の眼前を上下方向で開
    閉自在に覆うためのシールドが、ヘルメット本体の左右
    両側にそれぞれ固着されたシールドベースによって回動
    可能に支承され、シールドを支承した各シールドベース
    が、それぞれカバー部材によって覆われているヘルメッ
    トにおいて、シールドベースの表面から凸設されたシー
    ルド支承軸部に対して、シールドが係脱自在で且つ回動
    自在に支承されていると共に、カバー部材の裏面には、
    シールド支承軸部の軸周面の位置に対応して係止爪が凸
    設され、シールドベースには、シールド支承軸部の軸周
    面の位置に係止爪の係止部が凹設されていて、ヘルメッ
    ト本体に対するシールドの開閉角度が一定角度であると
    きにのみ、シールドの回動軸孔に形成された切欠き部を
    通って、カバー部材の係止爪がシールドベースの爪係止
    部に対して係脱可能となるように構成されていることを
    特徴とするヘルメットのシールド取付構造。
  2. 【請求項2】 ヘルメット使用時のシールドの各固定位
    置でシールドの回動が止まるように、シールドがシール
    ド支承軸部に対して節度的に回動するように支承されて
    おり、カバー部材の係止爪がシールドベースの爪係止部
    に対して係脱可能となるときのシールドの開閉角度が、
    ヘルメット使用時のシールドの固定位置ではない中間位
    置となるように設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載のヘルメットのシールド取付構造。
  3. 【請求項3】 カバー部材の係脱時の位置関係を示すマ
    ークが、シールドとシールドベースとカバー部材とにそ
    れぞれ印されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ヘルメットのシールド取付構造。
  4. 【請求項4】 ヘルメットが、前面に窓孔が開口され、
    この窓孔をシールドが上下方向で開閉自在に覆っている
    フルフェースタイプのヘルメットであって、窓孔の下方
    縁部に、位置の変更が可能なストッパーが設けられてい
    ると共に、シールドの下端縁近傍に、該ストッパーと嵌
    合するストッパー嵌合孔が形成されていることを特徴と
    する請求項1に記載のヘルメットのシールド取付構造。
JP1864395A 1995-01-10 1995-01-10 ヘルメットのシールド取付構造 Pending JPH08199418A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100339064B1 (ko) * 2000-06-16 2002-05-31 홍완기 안전헬멧
WO2020007006A1 (zh) * 2018-07-03 2020-01-09 深圳光启超材料技术有限公司 一种护目镜收纳结构和头盔

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