JPH08199540A - 水門昇降ハンドル - Google Patents

水門昇降ハンドル

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Publication number
JPH08199540A
JPH08199540A JP3174595A JP3174595A JPH08199540A JP H08199540 A JPH08199540 A JP H08199540A JP 3174595 A JP3174595 A JP 3174595A JP 3174595 A JP3174595 A JP 3174595A JP H08199540 A JPH08199540 A JP H08199540A
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JP
Japan
Prior art keywords
ball
torque
hub boss
casing
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP3174595A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hikari
和男 光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANYO KOGYO KK
Sanyo Industries Ltd
Original Assignee
SANYO KOGYO KK
Sanyo Industries Ltd
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Publication date
Application filed by SANYO KOGYO KK, Sanyo Industries Ltd filed Critical SANYO KOGYO KK
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Publication of JPH08199540A publication Critical patent/JPH08199540A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドルの回転トルクを水門に伝達するトル
ク伝達機構を破壊から守ることを目的とする。 【構成】 ハブボス部4は、伝達軸2に外嵌して固着さ
れると共に、外周に切欠部5を有している。また、該ハ
ブボス部4は、ハンドル本体1に固着される円筒状ケー
シング3内に回動自在に収納される。上記ハブボス部4
と、ケーシング3と、上記切欠部5に係合可能なボール
7と、該ボール7をハブボス部4の内径方向へ弾発付勢
する弾発部材8と、からなるトルク制御機構Aを設け
る。さらに、切欠部5の左右傾斜面の各々のボール接触
角度を互いに異ならしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水門昇降ハンドルに関
する。
【0002】
【従来の技術】支川や排水路の合流地点等に設けられ、
水の流出入を調節する水門の昇降方法として、円盤状の
ハンドルを人力によって回転させ、その回転トルクをハ
ンドルに連結する伝達軸とトルク伝達機構を介して水門
に伝達し、水門の昇降を行う方法が知られている。この
トルク伝達機構は、一般に、複数の歯車を組み合わせ、
伝達軸から水門に動力を伝えるもので、ラックとピニオ
ンからなるものや、スクリューシャフトとナットからな
るもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記トルク
伝達機構の一部には大きな減速比の減速機構が組み込ま
れているため、手動のハンドル操作力は極めて軽く行い
得る。そのため、ハンドル操作によって水門を上昇させ
る際に、その上限に水門が達しているにも拘わらず、さ
らにハンドルを回し回転トルクを付加させて上記トルク
伝達機構を破壊に至らしめることがある。また、水門を
下降させる際には、水門の自重により上昇時よりも軽く
ハンドルを操作し得るため、ハンドルを勢いよく回転さ
せる虞があり、水門の下限位置に達しているにも拘わら
ずハンドルが回転してトルク伝達機構を破壊させる危険
性が上昇時よりも高い。
【0004】そこで、本発明は、上述の問題を解決し
て、水門の上限又は下限位置でハンドルを回転させても
トルク伝達機構を破壊に至らしめることなく使用可能な
水門昇降ハンドルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る水門昇降ハンドルは、ハンドル本体
の回転トルクを伝達軸とトルク伝達機構を介して水門に
伝達して水門の昇降を行う水門昇降ハンドルであって、
上記伝達軸に外嵌して固着されると共に外周に切欠部を
有するハブボス部を、円筒状ケーシング内に回動自在に
収納し、かつ、該ハブボス部と、上記ケーシングと、該
ケーシングの径方向の孔に収納されて上記切欠部に係合
可能なボールと、該ボールをハブボス部の内径方向へ弾
発付勢する弾発部材と、からなるトルク制御機構を設
け、さらに、上記伝達軸の軸心方向から見た切欠部の左
右傾斜面の各々のボール接触角度を互いに異ならしめ
た。
【0006】
【作用】切欠部に係合可能なボールは、弾発部材によっ
てハブボス部の内径方向へ常時押圧されている。該ボー
ルが切欠部に係合する状態に於いて、ケーシングとハブ
ボス部は連結され、ハンドル本体に固着されるケーシン
グと、ハブボス部は、一体状となって回転し、回転トル
クを伝達軸に伝達し得る。また、水門の上限又は下限位
置でハンドル本体に更に大きい回転トルクを付加させる
と、ボールが切欠部の左右傾斜面から受ける反力によっ
て、弾発部材を圧縮方向へ押圧しつつ切欠部から離脱す
る。よって、ハンドル本体の回転トルクは、設定値以上
のトルクがハブボス部に伝達されず、トルク伝達機構を
破壊に至らしめることがない。
【0007】また、切欠部の左右傾斜面の各々のボール
接触角度を互いに異ならしめたため、ボールが各々の傾
斜面から受ける弾発部材を押圧する力は、回転方向によ
って相違する。
【0008】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0009】図1に本発明に係る水門昇降ハンドルを示
し、ハンドル本体1を手で把持して回転させ、その回転
トルクを伝達軸2と、図示しないトルク伝達機構を介し
て水門に伝達して水門の昇降を行う水門昇降ハンドルで
ある。なお、本発明に於いて、「トルク伝達機構」は、
ラックとピニオン、ウォームとウォームホイール等のよ
うな歯車機構の組み合わせから構成したもの、或いはス
クリューシャフトとナット、若しくは、チェーンとスプ
ロケット等からなるものであって、伝達軸2から水門に
動力を伝達して水門を昇降させる。ハンドル本体1は、
中央の取付ボス部と、外周輪と、両者を連結する径方向
アーム部と、から成る。
【0010】上記ハンドル本体1は、その取付ボス部が
円筒状のケーシング3にボルト等の固着具にて固着され
一体状とされており、ハンドル本体1の回転に合わせ
て、ケーシング3は軸心廻りに回転する。また、該ケー
シング3内に、伝達軸2に外嵌して固着されるハブボス
部4が内設される。該ハブボス部4とケーシング3は、
その間隙部にベアリング11,11を備え、各々が相互に回
動自在とされている。
【0011】図2は、図1のC−C断面図であって、上
記ハブボス部4の外周に、(伝達軸2の軸心方向から見
て)略V字型の切欠部5…を有している。また、上記ケ
ーシング3には、径方向へ向かって孔6…が穿設されて
おり、該孔6…にボール7…が収納される。
【0012】上記ボール7…は、ワッシャ9…を介して
弾発部材8…にてハブボス部4の内径方向へ弾発付勢さ
れている。この弾発部材8…は、プラグ10…にて規定の
圧縮状態に保持され、常時ボール7 …をハブボス部4の
内径方向へ押圧して上記切欠部5…にボール7を係合可
能としている。
【0013】しかして、ハブボス部4と、ケーシング部
3と、該ケーシング3の径方向の孔6に収納されて切欠
部5に係合可能なボール7と、該ボール7をハブボス部
4の内径方向へ弾発付勢する弾発部材8と、からなるト
ルク制御機構Aが構成される。
【0014】次に、図3は要部拡大図であって、上述し
たように、ボール7は、弾発部材8によってハブボス部
4の内径方向へ弾発付勢され、切欠部5に係合する。ま
た、伝達軸の軸心方向から見た切欠部5の左右傾斜面5
a、5bの各々のボール接触角度θ1 、θ2 を互いに異
ならしめた。該ボール接触角度θ1 、θ2 は、図例の如
く、ボール7の中心を通り、かつ、孔6の軸心に垂直方
向、つまり、ケーシング3に作用されて力の働く方向─
──図例では、矢印M方向又はM′方向───に対す
る、ボール7の中心から傾斜面5a、5bに下ろした垂
線の角度である、と定義する。
【0015】しかして、水門を昇降させる際に、ハンド
ル本体1を回せば、ハンドル本体1の取付ボス部に固着
されたケーシング3が矢印M又は矢印M′方向へ回転す
る。上述したように、ボール7が切欠部5に係合し、ハ
ブボス部4がケーシング3と連動して回転し、(ハブボ
ス部4に固着された)伝達軸に回転トルクを伝達して、
水門の昇降を行い得る。
【0016】一方、水門が上限又は下限位置に達した後
もハンドル本体1を回転し続けた場合、例えば、上限位
置でケーシング3を矢印M方向へ回転させると、ボール
7は、傾斜面5aから反力Nを受け、この反力Nによっ
て、図4に示す如く、ボール7が弾発部材8を圧縮方向
へ押圧して切欠部5から離脱する。
【0017】即ち、ボール7は、弾発部材8にてハブボ
ス部4の内径方向の弾発力Wを受けているが、傾斜面5
aから反力Nを受けて、弾発部材8の圧縮方向の反力N
の分力Sが、弾発部材8の弾発力Wを上回ったとき、ボ
ール7は、弾発部材8を押圧して切欠部5から離脱す
る。
【0018】同様に、下限位置でケーシング3を矢印
M′方向へ回転させ、水門が上限又は下限位置に達した
瞬間、ボール7は反力N′を受け、この反力N′によっ
て、ボール7が弾発部材8を圧縮方向へ押圧して切欠部
5から離脱する。このように、水門が上限又は下限位置
に達してハブボス部4が回転不能となった際に、ハンド
ル本体1に過剰な外力を付加してしまった場合であって
も、ボール7が切欠部5から離脱して所定値以上の外力
(回転トルク)がハブボス部4(伝達軸)に伝達しない
ように構成する。
【0019】ところで、切欠部5の傾斜面5a、5bの
各々のボール接触角度θ1 、θ2 を異ならしめており、
ボール接触角度θ2 がボール接触角度θ1 よりも大きく
設定されている。つまり、同一回転トルクで、矢印M方
向と矢印M′方向へ夫々回転させた場合、傾斜面5a、
5bから受ける反力N、N′は等しいが、弾発部材8を
圧縮する分力S′は、(ボール接触角度の大きい方が大
であって)、分力Sよりも大きい。従って、同一回転ト
ルクを夫々の回転方向へ付加させた場合、ケーシング3
を矢印M′方向へ回転させた場合の方が、ボール7は切
欠部5から容易に離脱することができる。
【0020】よって、ボール7がボール接触角度を大き
くして切欠部5の傾斜面に接触する矢印M′方向へ回転
させた時に、水門が下降するように設定する。つまり、
水門の下降時には、水門の自重によってハンドル本体1
は回転し易く、ハンドル本体1を回転させる速度が自然
と速くなり、水門が下限位置に達して停止した際の伝達
軸やトルク伝達機構に加わる力が過大となろうとする
が、容易にハンドル本体1が空転状態となるように構成
し、トルク伝達機構等を破壊に至らせるような過大な回
転力が加わらないようにした。
【0021】一方、水門の上昇時には、水門の自重のた
め、ハンドル本体1の回転に大きなトルクを要するの
で、上限に達した瞬間にボール7が切欠部5から容易に
離脱しないように、ボール接触角度を小さく設定する。
【0022】次に、図5、図6に切欠部5の変形例を示
し、図5は、傾斜面5bが平面状でなく、傾斜の略中央
で折り曲げて傾斜角度を相違させており、傾斜面5bの
上方を仮想線よりさらに寝かせて傾斜させ、図3,図4
に示した実施例に比べ、ボール7が切欠部5からよりス
ムースに離脱し得るようにした。
【0023】また、図6は、傾斜面5aのボール接触角
度θ1 をゼロとし、矢印方向の回転に対してボール7が
切欠部5から離脱しないように構成されている。よっ
て、水門を上昇させる時には、十分に大きなトルクを付
加させることができ、トルク伝達機構を破壊させる危険
性の高い下降時のみ、ボール7を切欠部5から離脱させ
るようにした場合を示す。
【0024】このように本発明の水門昇降ハンドルは、
ボール接触角度θ1 、θ2 を互いに異ならしめ、回転方
向によるボール7の切欠部5から離脱条件を相違させ得
るため、水門の上昇時に大きなトルクを付加可能とし、
トルク伝達機構を破壊させる危険性の高い下降時には、
過剰な回転トルクが伝達されない。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0026】水門が上限又は下限位置に達した状態に於
いて、更にハンドル本体1を回転させることがあって
も、トルク制御機構Aが、ハンドル本体1の回転トルク
が所定値を越えるとケーシング3とハブボス部4とを切
離し、設定値以上のトルクの伝達を遮断するため、従来
のように歯車等のトルク伝達機構を破壊に至らしめるこ
となく使用することができる。
【0027】また、切欠部5の傾斜面5a、5bの各々
のボール接触角度θ1 、θ2 を互いに異ならしめたか
ら、水門の上限位置と下限位置とでは、空転開始トルク
を相違させ得る。即ち、上限位置での空転開始トルクよ
りも下限位置での空転開始トルクを小さくすることがで
きる。これによって、水門を下降させる際に、勢い余っ
てハンドル本体1を急激に回転させるようなことがあっ
ても、所定の回転トルクを越えた時点でハンドル本体1
は空転するので、下限位置で停止した際の伝達軸2やト
ルク伝達機構に作用する衝撃を和らげ、破損を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面側面図である。
【図2】図1のC−C断面図である。
【図3】要部拡大断面図である。
【図4】離脱状態の要部拡大断面図である。
【図5】切欠部の変形例である。
【図6】切欠部の変形例である。
【符号の説明】
1 ハンドル本体 2 伝達軸 3 ケーシング 4 ハブボス部 5 切欠部 6 孔 7 ボール 8 弾発部材 A トルク制御機構 θ1 ボール接触角度 θ2 ボール接触角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル本体1の回転トルクを伝達軸2
    とトルク伝達機構を介して水門に伝達して水門の昇降を
    行う水門昇降ハンドルであって、上記伝達軸2に外嵌し
    て固着されると共に外周に切欠部5を有するハブボス部
    4を、円筒状ケーシング3内に回動自在に収納し、か
    つ、該ハブボス部4と、上記ケーシング3と、該ケーシ
    ング3の径方向の孔6に収納されて上記切欠部5に係合
    可能なボール7と、該ボール7をハブボス部4の内径方
    向へ弾発付勢する弾発部材8と、からなるトルク制御機
    構Aを設け、さらに、上記伝達軸2の軸心方向から見た
    切欠部5の左右傾斜面5a、5bの各々のボール接触角
    度θ1 、θ2 を互いに異ならしめたことを特徴とする水
    門昇降ハンドル。
JP3174595A 1995-01-26 1995-01-26 水門昇降ハンドル Pending JPH08199540A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3174595A JPH08199540A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 水門昇降ハンドル

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JP3174595A JPH08199540A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 水門昇降ハンドル

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JPH08199540A true JPH08199540A (ja) 1996-08-06

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JP3174595A Pending JPH08199540A (ja) 1995-01-26 1995-01-26 水門昇降ハンドル

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017089276A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 株式会社ガードロック ハンドル操作装置
KR102028695B1 (ko) * 2019-02-20 2019-10-04 (주)대도엔텍 과부하 방지 기능을 갖는 수문개폐장치
CN119916559A (zh) * 2025-01-24 2025-05-02 浙江可胜技术股份有限公司 一种线性致动装置及定日镜

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