JPH08200013A - 蒸気タービンのグランド蒸気排気装置 - Google Patents
蒸気タービンのグランド蒸気排気装置Info
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- JPH08200013A JPH08200013A JP680795A JP680795A JPH08200013A JP H08200013 A JPH08200013 A JP H08200013A JP 680795 A JP680795 A JP 680795A JP 680795 A JP680795 A JP 680795A JP H08200013 A JPH08200013 A JP H08200013A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】蒸気タービンのロータのグランドから漏れるグ
ランド蒸気をグランド蒸気復水器内に吸引し、この復水
器内の非凝縮ガスを排出する排風機が事故等により運転
不能になっても前記グランド蒸気を吸引してグランド蒸
気復水器に導き、この復水器内の非凝縮ガスを外部に排
出してグランド蒸気がグランドから大気に漏出するのを
防止できる蒸気タービンのグランド蒸気排気装置を提供
する。 【構成】グランド蒸気復水器10内の非凝縮ガスを排出
する非凝縮ガス排出管23の排風機20の入口側配管か
ら分岐し、バルブ30,絞り31を備え、復水器3内の
非凝縮ガスを蒸気エゼクタ6に吸引させる非凝縮ガス抽
出管7に接続し、排風機20の運転不能のとき、グラン
ド蒸気を蒸気エゼクタ6により吸引させてグランド蒸気
復水器10内に導き、この復水器10内の非凝縮ガスを
蒸気エゼクタ6から排出する。
ランド蒸気をグランド蒸気復水器内に吸引し、この復水
器内の非凝縮ガスを排出する排風機が事故等により運転
不能になっても前記グランド蒸気を吸引してグランド蒸
気復水器に導き、この復水器内の非凝縮ガスを外部に排
出してグランド蒸気がグランドから大気に漏出するのを
防止できる蒸気タービンのグランド蒸気排気装置を提供
する。 【構成】グランド蒸気復水器10内の非凝縮ガスを排出
する非凝縮ガス排出管23の排風機20の入口側配管か
ら分岐し、バルブ30,絞り31を備え、復水器3内の
非凝縮ガスを蒸気エゼクタ6に吸引させる非凝縮ガス抽
出管7に接続し、排風機20の運転不能のとき、グラン
ド蒸気を蒸気エゼクタ6により吸引させてグランド蒸気
復水器10内に導き、この復水器10内の非凝縮ガスを
蒸気エゼクタ6から排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、復水器を備える蒸気タ
ービンのロータの両端部がケーシングを貫通する箇所に
設けられるグランドから漏れるグランド蒸気を吸引して
グランド蒸気復水器に導いて復水にするとともに、この
復水器内の非凝縮ガスを外部に排出する蒸気タービンの
グランド蒸気排気装置に関する。
ービンのロータの両端部がケーシングを貫通する箇所に
設けられるグランドから漏れるグランド蒸気を吸引して
グランド蒸気復水器に導いて復水にするとともに、この
復水器内の非凝縮ガスを外部に排出する蒸気タービンの
グランド蒸気排気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸気タービンにおいては、ロータの両端
部がケーシングを貫通する箇所に設けたラビリンスパッ
キン等からなるグランドからタービン内の蒸気が大気に
漏出するのを防ぐため、グランドから漏れるグランド蒸
気を排風機によりグランド蒸気復水器に吸込み、この復
水器にてグランド蒸気を冷却,凝縮して復水にし、復水
器内の非凝縮ガスを排風機により排出してグランド部を
大気圧より若干低い負圧にしている。
部がケーシングを貫通する箇所に設けたラビリンスパッ
キン等からなるグランドからタービン内の蒸気が大気に
漏出するのを防ぐため、グランドから漏れるグランド蒸
気を排風機によりグランド蒸気復水器に吸込み、この復
水器にてグランド蒸気を冷却,凝縮して復水にし、復水
器内の非凝縮ガスを排風機により排出してグランド部を
大気圧より若干低い負圧にしている。
【0003】上記のグランド蒸気復水器を備え、復水器
を備えた蒸気タービン設備として図3に示す系統のもの
が知られている。図3において、蒸気により駆動される
蒸気タービン1は排気管2を介して接続する復水器3を
備えている。復水器3は冷却水が通流する伝熱管4を内
蔵し、また、復水器3の抽出口5と蒸気エゼクタ6の非
凝縮ガス入口とに接続して復水器3内の非凝縮ガスを導
く非凝縮ガス抽出管7が設けられている。蒸気エゼクタ
6には駆動蒸気が供給される蒸気供給管8と、駆動蒸気
及びこの駆動蒸気により非凝縮ガス抽出管7を経て吸込
まれた非凝縮ガスを排出する排出管9とが接続して設け
られている。
を備えた蒸気タービン設備として図3に示す系統のもの
が知られている。図3において、蒸気により駆動される
蒸気タービン1は排気管2を介して接続する復水器3を
備えている。復水器3は冷却水が通流する伝熱管4を内
蔵し、また、復水器3の抽出口5と蒸気エゼクタ6の非
凝縮ガス入口とに接続して復水器3内の非凝縮ガスを導
く非凝縮ガス抽出管7が設けられている。蒸気エゼクタ
6には駆動蒸気が供給される蒸気供給管8と、駆動蒸気
及びこの駆動蒸気により非凝縮ガス抽出管7を経て吸込
まれた非凝縮ガスを排出する排出管9とが接続して設け
られている。
【0004】グランド蒸気復水器10は、図示しない冷
却水が通流する伝熱管を内蔵し、蒸気タービン1のロー
タ11の両端部がケーシングを貫通する箇所に設けられ
たグランド12,13から漏れるグランド蒸気が流入す
るバルブ14を備えたグランド蒸気入口15と、グラン
ド蒸気復水器10内の非凝縮ガスを排出する排出口16
とを備えている。
却水が通流する伝熱管を内蔵し、蒸気タービン1のロー
タ11の両端部がケーシングを貫通する箇所に設けられ
たグランド12,13から漏れるグランド蒸気が流入す
るバルブ14を備えたグランド蒸気入口15と、グラン
ド蒸気復水器10内の非凝縮ガスを排出する排出口16
とを備えている。
【0005】蒸気タービン1のグランド12,13と、
グランド蒸気復水器10のグランド蒸気入口15に取付
けたバルブ14とに接続してグランド蒸気排気管17が
設けられている。また、グランド蒸気復水器10の排出
口16に接続して排風機20と、この吸込側にバルブ2
1,吐出側にバルブ22を備えた非凝縮ガス排出管23
が設けられている。
グランド蒸気復水器10のグランド蒸気入口15に取付
けたバルブ14とに接続してグランド蒸気排気管17が
設けられている。また、グランド蒸気復水器10の排出
口16に接続して排風機20と、この吸込側にバルブ2
1,吐出側にバルブ22を備えた非凝縮ガス排出管23
が設けられている。
【0006】グランド蒸気大気放出管25はバルブ26
を備え、グランド蒸気排気管17とバルブ22の下流側
の非凝縮ガス排出管23とに接続して設けられている。
このような構成により、蒸気タービン1に流入した蒸気
はロータ11を回転させて仕事をし、仕事をした後の排
気蒸気は排気管2を経て復水器3に流入する。復水器3
に流入した蒸気は伝熱管4を通流する冷却水により冷
却,凝縮して復水になる。この際、蒸気エゼクタ6に駆
動蒸気を蒸気供給管8を経て供給することにより、復水
器3内の非凝縮ガスは復水器3の抽出口5から非凝縮ガ
ス抽出管7を経て蒸気エゼクタ6に吸込まれ、駆動蒸気
とともに排出管9から排出され、この非凝縮ガスの抽出
により復水器3内は真空近くの圧力に保持される。
を備え、グランド蒸気排気管17とバルブ22の下流側
の非凝縮ガス排出管23とに接続して設けられている。
このような構成により、蒸気タービン1に流入した蒸気
はロータ11を回転させて仕事をし、仕事をした後の排
気蒸気は排気管2を経て復水器3に流入する。復水器3
に流入した蒸気は伝熱管4を通流する冷却水により冷
却,凝縮して復水になる。この際、蒸気エゼクタ6に駆
動蒸気を蒸気供給管8を経て供給することにより、復水
器3内の非凝縮ガスは復水器3の抽出口5から非凝縮ガ
ス抽出管7を経て蒸気エゼクタ6に吸込まれ、駆動蒸気
とともに排出管9から排出され、この非凝縮ガスの抽出
により復水器3内は真空近くの圧力に保持される。
【0007】なお、上記の蒸気タービンの運転中、グラ
ンド蒸気復水器10のグランド蒸気入口のバルブ14は
開,非凝縮ガス排出管23のバルブ21,22は開,グ
ランド蒸気大気放出管25のバルブ26は閉になってい
る。したがって、蒸気タービン1のグランド12,13
から漏れるグランド蒸気は、排風機20を駆動すること
により吸込まれ、グランド蒸気排気管17を経てグラン
ド蒸気復水器10に流入する。そして流入した蒸気は図
示しない伝熱管を流れる冷却水により冷却されて復水と
なり、一方非凝縮ガスは排風機20により大気に放出さ
れ、グランド12,13から漏れるグランド蒸気、すな
わちグランド部は大気圧より若干低い負圧に保持され
る。したがって、グランド蒸気はグランド12,13か
ら大気に漏出しない。
ンド蒸気復水器10のグランド蒸気入口のバルブ14は
開,非凝縮ガス排出管23のバルブ21,22は開,グ
ランド蒸気大気放出管25のバルブ26は閉になってい
る。したがって、蒸気タービン1のグランド12,13
から漏れるグランド蒸気は、排風機20を駆動すること
により吸込まれ、グランド蒸気排気管17を経てグラン
ド蒸気復水器10に流入する。そして流入した蒸気は図
示しない伝熱管を流れる冷却水により冷却されて復水と
なり、一方非凝縮ガスは排風機20により大気に放出さ
れ、グランド12,13から漏れるグランド蒸気、すな
わちグランド部は大気圧より若干低い負圧に保持され
る。したがって、グランド蒸気はグランド12,13か
ら大気に漏出しない。
【0008】しかしながら、排風機20が事故や保守に
より運転が不能になった場合には、グランド蒸気復水器
10のグランド蒸気入口のバルブ14を閉,排風機20
の吸込側,吐出側にあるバルブ21,22を閉にし、グ
ランド蒸気大気放出管25のバルブ26を開にすれば、
グランド蒸気排気管17を流れるグランド蒸気は、グラ
ンド蒸気復水器10を通過せず、グランド蒸気大気放出
管25を経てこの大気放出管25に接続する非凝縮ガス
排出管23から大気に放出される。この場合、グランド
蒸気は排風機20が運転されてないので、タービンの内
圧により押し出されるように流れる。
より運転が不能になった場合には、グランド蒸気復水器
10のグランド蒸気入口のバルブ14を閉,排風機20
の吸込側,吐出側にあるバルブ21,22を閉にし、グ
ランド蒸気大気放出管25のバルブ26を開にすれば、
グランド蒸気排気管17を流れるグランド蒸気は、グラ
ンド蒸気復水器10を通過せず、グランド蒸気大気放出
管25を経てこの大気放出管25に接続する非凝縮ガス
排出管23から大気に放出される。この場合、グランド
蒸気は排風機20が運転されてないので、タービンの内
圧により押し出されるように流れる。
【0009】なお、上記の従来例では排風機を1台にし
ているが、2台並列に配設されることも知られている。
この場合、排風機の1台が事故や保守により駆動が不能
になれば他の排風機を運転することにより、グランド1
2,13から漏れるグランド蒸気、すなわちグランド部
は前述と同様にして大気圧より若干低い負圧に保たれ、
グランド蒸気はグランド12,13から大気に漏出しな
い。
ているが、2台並列に配設されることも知られている。
この場合、排風機の1台が事故や保守により駆動が不能
になれば他の排風機を運転することにより、グランド1
2,13から漏れるグランド蒸気、すなわちグランド部
は前述と同様にして大気圧より若干低い負圧に保たれ、
グランド蒸気はグランド12,13から大気に漏出しな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図3の従来例のように
排風機20が1台の場合、排風機20が事故や保守によ
り運転不能の場合、グランド蒸気は前述のようにグラン
ド12,13からタービンの内圧に押し出されるように
してグランド蒸気大気放出管25を経て外部に排出され
るが、排風機20の吸引力がないため、若干のグランド
蒸気がグランド蒸気排気管17を通らずにグランド1
2,13から大気に漏出する。この漏出した蒸気は蒸気
タービンの付近にある他の機器や補機類に錆を発生させ
る等の悪影響を与える。
排風機20が1台の場合、排風機20が事故や保守によ
り運転不能の場合、グランド蒸気は前述のようにグラン
ド12,13からタービンの内圧に押し出されるように
してグランド蒸気大気放出管25を経て外部に排出され
るが、排風機20の吸引力がないため、若干のグランド
蒸気がグランド蒸気排気管17を通らずにグランド1
2,13から大気に漏出する。この漏出した蒸気は蒸気
タービンの付近にある他の機器や補機類に錆を発生させ
る等の悪影響を与える。
【0011】また、地熱蒸気タービンの場合、タービン
を駆動する蒸気は地熱蒸気であるので、この地熱蒸気に
含まれる有害なガスが運転に従事する作業者に有害な影
響を及ぼすという問題がある。また、グランド12,1
3から大気に漏出したグランド蒸気は、グランド12,
13の近くにあり、負圧に保持されるタービン軸受台内
部に引き込まれ、油配管内部を伝わってタービンの潤滑
油系に水分として含有され、潤滑作用に悪影響を与える
という問題がある。
を駆動する蒸気は地熱蒸気であるので、この地熱蒸気に
含まれる有害なガスが運転に従事する作業者に有害な影
響を及ぼすという問題がある。また、グランド12,1
3から大気に漏出したグランド蒸気は、グランド12,
13の近くにあり、負圧に保持されるタービン軸受台内
部に引き込まれ、油配管内部を伝わってタービンの潤滑
油系に水分として含有され、潤滑作用に悪影響を与える
という問題がある。
【0012】なお、排風機を2台並列にした場合、1台
が事故等により運転不能になれば、他の排風機に切替え
て駆動すればよいが、排風機が2台とも運転不能になっ
たり、あるいは排風機の動力源である電源が落ちたりし
て排風機が2台とも運転不能になれば、前述の排風機が
1台の場合と同じくグランド蒸気の大気への漏出が生
じ、前述と同じ問題が生じる。
が事故等により運転不能になれば、他の排風機に切替え
て駆動すればよいが、排風機が2台とも運転不能になっ
たり、あるいは排風機の動力源である電源が落ちたりし
て排風機が2台とも運転不能になれば、前述の排風機が
1台の場合と同じくグランド蒸気の大気への漏出が生
じ、前述と同じ問題が生じる。
【0013】上記の問題を解決するため、本出願人は特
開平3−233114号にて排風機の運転不能のとき、
グランド蒸気復水器からの非凝縮ガスを絞りにより抵抗
を与えた管路を経て真空に近い圧力の復水器、又は復水
器に連通している復水回収器に導いてグランド蒸気がグ
ランドから大気に漏出するのを防止することについて開
示しているが、さらに前記問題を解決する手段について
検討を加えた。
開平3−233114号にて排風機の運転不能のとき、
グランド蒸気復水器からの非凝縮ガスを絞りにより抵抗
を与えた管路を経て真空に近い圧力の復水器、又は復水
器に連通している復水回収器に導いてグランド蒸気がグ
ランドから大気に漏出するのを防止することについて開
示しているが、さらに前記問題を解決する手段について
検討を加えた。
【0014】本発明の目的は、グランド蒸気復水器に備
えられた排風機の運転が不能になっても、蒸気タービン
のグランドから漏れるグランド蒸気を吸込んでグランド
からグランド蒸気が大気に漏出せずに、グランド蒸気を
グランド蒸気復水器に導くことのできる蒸気タービンの
グランド蒸気排気装置を提供することである。
えられた排風機の運転が不能になっても、蒸気タービン
のグランドから漏れるグランド蒸気を吸込んでグランド
からグランド蒸気が大気に漏出せずに、グランド蒸気を
グランド蒸気復水器に導くことのできる蒸気タービンの
グランド蒸気排気装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によれば蒸気タービンから排出される蒸気
を冷却,凝縮して復水にする復水器と、この復水器の抽
出口から復水器内の非凝縮ガスを抽出して復水器内を真
空近くの圧力にする蒸気エゼクタと、蒸気タービンのロ
ータがケーシングを貫通する箇所に設けられるグランド
から漏れるグランド蒸気を冷却,凝縮して復水にするグ
ランド蒸気復水器と、グランド蒸気をグランド蒸気復水
器に吸込み、さらにこの復水器内の非凝縮ガスを排出す
る排風機とを備える蒸気タービンのグランド蒸気排気装
置において、グランド蒸気復水器の非凝縮ガス出口と蒸
気エゼクタの非凝縮ガス入口とに接続し、バルブと絞り
とを備えた非凝縮ガス抜き管を設けるものとする。
めに、本発明によれば蒸気タービンから排出される蒸気
を冷却,凝縮して復水にする復水器と、この復水器の抽
出口から復水器内の非凝縮ガスを抽出して復水器内を真
空近くの圧力にする蒸気エゼクタと、蒸気タービンのロ
ータがケーシングを貫通する箇所に設けられるグランド
から漏れるグランド蒸気を冷却,凝縮して復水にするグ
ランド蒸気復水器と、グランド蒸気をグランド蒸気復水
器に吸込み、さらにこの復水器内の非凝縮ガスを排出す
る排風機とを備える蒸気タービンのグランド蒸気排気装
置において、グランド蒸気復水器の非凝縮ガス出口と蒸
気エゼクタの非凝縮ガス入口とに接続し、バルブと絞り
とを備えた非凝縮ガス抜き管を設けるものとする。
【0016】
【作用】蒸気タービンから排出される蒸気を冷却水によ
り冷却,凝縮して復水にする復水器においては、復水器
内の非凝縮ガスを復水器の抽出口から蒸気エゼクタによ
り抽出して外部に排出することにより、復水器内の圧力
を真空近くの圧力に保持している。
り冷却,凝縮して復水にする復水器においては、復水器
内の非凝縮ガスを復水器の抽出口から蒸気エゼクタによ
り抽出して外部に排出することにより、復水器内の圧力
を真空近くの圧力に保持している。
【0017】非凝縮ガス抜き管は、グランド蒸気復水器
の非凝縮ガス出口と蒸気エゼクタの非凝縮ガス入口とに
接続して、バルブと絞りとを備えて設けられている。と
ころで、タービン運転時、蒸気タービンのロータの両端
部がケーシングを貫通する箇所に設けられたグランドか
ら漏れるグランド蒸気は、排風機により吸込まれてグラ
ンド蒸気復水器で冷却,凝縮して復水になり、非凝縮ガ
スは排風機により大気に放出され、グランドから漏れる
グランド蒸気、すなわちグランド部は大気圧より若干低
い負圧に保たれるが、排風機が事故や保守により運転不
能の場合には、非凝縮ガス抜き管のバルブを開にすれ
ば、蒸気エゼクタの吸引作用により復水器内の非凝縮ガ
スが吸引されるとともに、ロータのグランドから漏れる
グランド蒸気はグランド蒸気復水器に吸込まれて冷却,
凝縮して復水になり、非凝縮ガスは非凝縮ガス抜き管を
経て蒸気エゼクタから外部に排出されるので、ロータの
グランドから漏れるグランド蒸気、すなわちグランド部
は大気圧より若干低い圧力に保持され、グランド蒸気は
グランドから大気に漏出しない。なお、このとき、非凝
縮ガス抜き管を経て蒸気エゼクタに吸込まれるグランド
蒸気復水器からの非凝縮ガスの圧力は高いので、復水器
内の圧力の上昇を来す。この圧力上昇を防ぐため、非凝
縮ガス排出管に設けた絞りの抵抗の調整により復水器の
内圧を適切に保つようにする。
の非凝縮ガス出口と蒸気エゼクタの非凝縮ガス入口とに
接続して、バルブと絞りとを備えて設けられている。と
ころで、タービン運転時、蒸気タービンのロータの両端
部がケーシングを貫通する箇所に設けられたグランドか
ら漏れるグランド蒸気は、排風機により吸込まれてグラ
ンド蒸気復水器で冷却,凝縮して復水になり、非凝縮ガ
スは排風機により大気に放出され、グランドから漏れる
グランド蒸気、すなわちグランド部は大気圧より若干低
い負圧に保たれるが、排風機が事故や保守により運転不
能の場合には、非凝縮ガス抜き管のバルブを開にすれ
ば、蒸気エゼクタの吸引作用により復水器内の非凝縮ガ
スが吸引されるとともに、ロータのグランドから漏れる
グランド蒸気はグランド蒸気復水器に吸込まれて冷却,
凝縮して復水になり、非凝縮ガスは非凝縮ガス抜き管を
経て蒸気エゼクタから外部に排出されるので、ロータの
グランドから漏れるグランド蒸気、すなわちグランド部
は大気圧より若干低い圧力に保持され、グランド蒸気は
グランドから大気に漏出しない。なお、このとき、非凝
縮ガス抜き管を経て蒸気エゼクタに吸込まれるグランド
蒸気復水器からの非凝縮ガスの圧力は高いので、復水器
内の圧力の上昇を来す。この圧力上昇を防ぐため、非凝
縮ガス排出管に設けた絞りの抵抗の調整により復水器の
内圧を適切に保つようにする。
【0018】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の実施例による蒸気タービンの
グランド蒸気排気装置の系統図である。なお、図1及び
後述する図2において図3の従来例と同一部品には同じ
符号を付し、その説明を省略する。図1において従来例
と異なるのは、グランド蒸気大気放出管25を取除き、
グランド蒸気復水器10の排出口16と排風機20の吸
込側のバルブ21との間の非凝縮ガス排出管23から分
岐し、バルブ30と絞り31とを備えて復水器3の抽出
口5から蒸気エゼクタ6に至る非凝縮ガス抽出管7に合
流する非凝縮ガス抜き管32を設けたことである。な
お、絞り31の抵抗は、グランド蒸気復水器10内の非
凝縮ガスが絞り31の通過によりその圧力が低下されて
復水器3内の圧力が高くなるのを防ぐことができる大き
さとする。
説明する。図1は本発明の実施例による蒸気タービンの
グランド蒸気排気装置の系統図である。なお、図1及び
後述する図2において図3の従来例と同一部品には同じ
符号を付し、その説明を省略する。図1において従来例
と異なるのは、グランド蒸気大気放出管25を取除き、
グランド蒸気復水器10の排出口16と排風機20の吸
込側のバルブ21との間の非凝縮ガス排出管23から分
岐し、バルブ30と絞り31とを備えて復水器3の抽出
口5から蒸気エゼクタ6に至る非凝縮ガス抽出管7に合
流する非凝縮ガス抜き管32を設けたことである。な
お、絞り31の抵抗は、グランド蒸気復水器10内の非
凝縮ガスが絞り31の通過によりその圧力が低下されて
復水器3内の圧力が高くなるのを防ぐことができる大き
さとする。
【0019】このような構成により、排風機20が事故
や保守により運転不能になれば、排風機20の吸込側の
バルブ21を閉にし、非凝縮ガス抜き管32のバルブ3
0を開にする。こうすることにより、蒸気タービン1の
ロータ11のグランド12,13から漏れるグランド蒸
気は、蒸気エゼクタ6の作動により、グランド蒸気排気
管17を経てグランド蒸気復水器10に吸引される。こ
の吸引されたグランド蒸気はグランド蒸気復水器10に
て復水にされるとともに、非凝縮ガスはグランド蒸気復
水器10の排出口16から非凝縮ガス抜き管32を経、
絞り31により減圧されて蒸気エゼクタ6により復水器
3からの非凝縮ガスとともに吸引され、排出管9から外
部に排出される。
や保守により運転不能になれば、排風機20の吸込側の
バルブ21を閉にし、非凝縮ガス抜き管32のバルブ3
0を開にする。こうすることにより、蒸気タービン1の
ロータ11のグランド12,13から漏れるグランド蒸
気は、蒸気エゼクタ6の作動により、グランド蒸気排気
管17を経てグランド蒸気復水器10に吸引される。こ
の吸引されたグランド蒸気はグランド蒸気復水器10に
て復水にされるとともに、非凝縮ガスはグランド蒸気復
水器10の排出口16から非凝縮ガス抜き管32を経、
絞り31により減圧されて蒸気エゼクタ6により復水器
3からの非凝縮ガスとともに吸引され、排出管9から外
部に排出される。
【0020】したがって、蒸気タービン1のロータ11
のグランド12,13から漏れるグランド蒸気、すなわ
ちグランド部は大気圧より若干低い圧力に保持される。
この結果、グランド蒸気はグランド12,13から大気
に漏出しない。図2は本発明の異なる実施例による蒸気
タービンのグランド蒸気排気装置の系統図である。図2
において、復水器3は蒸気タービン1の上方に設けられ
ている他は図1と同じである。なお、33はタービン内
のドレンを排出するドレン管である。
のグランド12,13から漏れるグランド蒸気、すなわ
ちグランド部は大気圧より若干低い圧力に保持される。
この結果、グランド蒸気はグランド12,13から大気
に漏出しない。図2は本発明の異なる実施例による蒸気
タービンのグランド蒸気排気装置の系統図である。図2
において、復水器3は蒸気タービン1の上方に設けられ
ている他は図1と同じである。なお、33はタービン内
のドレンを排出するドレン管である。
【0021】このような構成においても図1に示すもの
と同じ作用が得られる。
と同じ作用が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば前述の構成により、排風機が運転不能になって
もグランド蒸気復水器内の非凝縮ガスは非凝縮ガス抜き
管を経て蒸気エゼクタに吸引されて外部に排出されるの
で、蒸気タービンのロータのグランドから漏れるグラン
ド蒸気、すなわちグランド部は大気圧より若干低い圧力
に保持されてグランドからグランド蒸気が大気へ漏出す
るのを防ぐことができる。したがって、グランド蒸気の
大気への漏出の防止により他機器への錆等の発生を防止
し、また地熱蒸気タービンの場合、地熱蒸気の有害なガ
スによる作業者への悪影響を防止できる。
によれば前述の構成により、排風機が運転不能になって
もグランド蒸気復水器内の非凝縮ガスは非凝縮ガス抜き
管を経て蒸気エゼクタに吸引されて外部に排出されるの
で、蒸気タービンのロータのグランドから漏れるグラン
ド蒸気、すなわちグランド部は大気圧より若干低い圧力
に保持されてグランドからグランド蒸気が大気へ漏出す
るのを防ぐことができる。したがって、グランド蒸気の
大気への漏出の防止により他機器への錆等の発生を防止
し、また地熱蒸気タービンの場合、地熱蒸気の有害なガ
スによる作業者への悪影響を防止できる。
【0023】また、非凝縮ガス抜き管は小口径のパイ
プ,エルボ,フランジ等の配管部品や絞り,バルブで構
成されるので、排風機2台を並列に配設する場合より大
幅にコストを低減することができる。
プ,エルボ,フランジ等の配管部品や絞り,バルブで構
成されるので、排風機2台を並列に配設する場合より大
幅にコストを低減することができる。
【図1】本発明の実施例による蒸気タービンのグランド
蒸気排気装置の系統図
蒸気排気装置の系統図
【図2】本発明の異なる実施例による蒸気タービンのグ
ランド蒸気排気装置の系統図
ランド蒸気排気装置の系統図
【図3】従来の蒸気タービンのグランド蒸気排気装置の
系統図
系統図
1 蒸気タービン 3 復水器 6 蒸気エゼクタ 10 グランド蒸気復水器 11 ロータ 12 グランド 13 グランド 17 グランド蒸気排気管 20 排風機 23 非凝縮ガス排出管 30 バルブ 31 絞り 32 非凝縮ガス抜き管
Claims (1)
- 【請求項1】蒸気タービンから排出される蒸気を冷却,
凝縮して復水にする復水器と、この復水器の抽出口から
復水器内の非凝縮ガスを抽出して復水器内を真空近くの
圧力に保持する蒸気エゼクタと、蒸気タービンのロータ
がケーシングを貫通する箇所に設けられるグランドから
漏れるグランド蒸気を冷却,凝縮して復水にするグラン
ド蒸気復水器と、前記グランド蒸気をグランド蒸気復水
器に吸込み、さらにこの復水器内の非凝縮ガスを排出す
る排風機とを備える蒸気タービンのグランド蒸気排気装
置において、グランド蒸気復水器の非凝縮ガス出口と蒸
気エゼクタの非凝縮ガス入口とに接続し、バルブと絞り
とを備えた非凝縮ガス抜き管を設けたことを特徴とする
蒸気タービンのグランド蒸気排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP680795A JPH08200013A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 蒸気タービンのグランド蒸気排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP680795A JPH08200013A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 蒸気タービンのグランド蒸気排気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200013A true JPH08200013A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11648472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP680795A Pending JPH08200013A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 蒸気タービンのグランド蒸気排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200013A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104632309A (zh) * | 2013-11-06 | 2015-05-20 | 三菱日立电力系统株式会社 | 蒸汽轮机强制冷却装置、具备该装置的蒸汽轮机装置及蒸汽轮机强制冷却方法 |
| CN110131220A (zh) * | 2019-05-14 | 2019-08-16 | 上海宁硕节能科技有限公司 | 中高压工业供汽用可调式引射器及其调节方法 |
| WO2023176155A1 (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-21 | 三菱重工業株式会社 | 蒸気タービンプラント及びその改良方法 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP680795A patent/JPH08200013A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104632309A (zh) * | 2013-11-06 | 2015-05-20 | 三菱日立电力系统株式会社 | 蒸汽轮机强制冷却装置、具备该装置的蒸汽轮机装置及蒸汽轮机强制冷却方法 |
| CN104632309B (zh) * | 2013-11-06 | 2016-08-24 | 三菱日立电力系统株式会社 | 蒸汽轮机强制冷却装置、具备该装置的蒸汽轮机装置及蒸汽轮机强制冷却方法 |
| CN110131220A (zh) * | 2019-05-14 | 2019-08-16 | 上海宁硕节能科技有限公司 | 中高压工业供汽用可调式引射器及其调节方法 |
| WO2023176155A1 (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-21 | 三菱重工業株式会社 | 蒸気タービンプラント及びその改良方法 |
| JP2023136482A (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-29 | 三菱重工業株式会社 | 蒸気タービンプラント及びその改良方法 |
| US12372003B2 (en) | 2022-03-17 | 2025-07-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Steam turbine plant and method for improving same |
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