JPH08200263A - スクロール流体機械の軸受給油装置 - Google Patents

スクロール流体機械の軸受給油装置

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Publication number
JPH08200263A
JPH08200263A JP1349695A JP1349695A JPH08200263A JP H08200263 A JPH08200263 A JP H08200263A JP 1349695 A JP1349695 A JP 1349695A JP 1349695 A JP1349695 A JP 1349695A JP H08200263 A JPH08200263 A JP H08200263A
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JP
Japan
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bearing
oil supply
groove
oil
scroll
Prior art date
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Pending
Application number
JP1349695A
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English (en)
Inventor
Mototsugu Omori
基次 大森
Tomoaki Inoue
知昭 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】モータ駆動のクランク部9bの中心部分に穿設
された給油路19を通して、流体力によって生じる半径
方向荷重の作用線に対応した角位置に、軸表面の一部を
フラットにカットして設けた軸方向の給油溝21に冷媒
の溶解した潤滑油の供給装置において、給油溝21の周
方向の側縁に潤滑油導入用のくさび状溝60を設けた。
つまり、潤滑油が荷重方向のすきま部に入り込もうとす
る場合、くさび状溝60が設けてあるので、給油溝21
の側縁エッジと軸受内周とによる堰止め作用の発生がな
く、潤滑油は円滑にせまい軸受すきま内に流れ得る。 【効果】軸受の損傷のない耐荷重性の高いスクロール流
体機械の給油装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍空調用などの冷媒圧
縮機,膨張機あるいは流体ポンプ等などに用いられるス
クロール流体機械に係り、特に、その軸受給油装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の給油装置を備えたスクロー
ル流体機械の縦断面図を示す(特開昭57−76201号公
報)。図4において、2は固定スクロール、3は旋回ス
クロールであり、固定スクロール2と旋回スクロール3
にはそれぞれ円板状の鏡板4,5とこれに直立して形成
された渦巻状のラップ6,7とを備え、互いに対向して
噛み合わせられ、これらは吸入ポート16及び吐出ポー
ト18を有するチャンバ1の内部に納められている。旋
回スクロール3にはその背面側に円筒状のすべり型の旋
回軸受8が装着されており、旋回軸受8はクランクシャ
フト9のシャフト部9aの中心に対して偏心しているク
ランク部9bが遊嵌されている。クランクシャフト9の
シャフト部9aはフレーム10に装着されたすべり型の
上側軸受11及び下側軸受12によって支承されてい
る。軸受11,12への給油は、チャンバ1の底部の油
が油溜43の圧力と、フレーム10,細孔32及び旋回
スクロール3で形成される背圧室25の圧力との圧力差
により、クランクシャフト9内に穿設された給油路19
を上昇し、給油路19に通じる給油孔33及び26、さ
らにクランクシャフト9の外表面の円弧面をフラットに
カットして設けた給油溝34及び27により供給され
る。また、給油路19を上昇した油はクランクシャフト
9の最上端の上部にある油室20へ流入し、次いでクラ
ンク部9bの外表面をフラットにカットして設けた軸受
潤滑のための給油溝21に流入し、旋回スクロールの旋
回軸受8を潤滑する。旋回軸受8を潤滑した油は旋回軸
受8の下部に一体に成形したスラスト軸受24を、上側
軸受11を潤滑した油は上側軸受11の下部に一体に成
形したスラスト軸受29をそれぞれ潤滑した後、背圧室
25に排出される。また、上側軸受11から排出された
油の一部及び下側軸受12から排出された油の一部は排
油孔31を通してチャンバ1に排出される。なお、各軸
受に供給される油は冷媒ガスが溶解している冷媒混合油
である。
【0003】クランクシャフト9はモータ13により駆
動される。クランクシャフト9の回転により、旋回スク
ロール3はオルダムリング14とオルダムキー15によ
り、自転のない旋回運動をする。この運動により、吸入
ポート16から吸入したガスは旋回スクロール3と固定
スクロール2との内部で圧縮され、出口17を介して吐
出ポート18から吐出される。この場合、流体の圧縮作
用によるガス力がクランク部9b及びクランクシャフト
9を介して各軸受8,11,12に作用する。この場
合、各軸受はクランクシャフトに同期して回転する一定
の荷重を受ける。このため、各軸受8,11,12に給
油・潤滑するためのクランクシャフト9の表面に設けた
給油溝21,27,34の角位置は、給油された油が速
やかに負荷面に引き込まれるように最大荷重の方向より
90°程度の進み位置に設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、クラン
クシャフト9に設けた給油溝21,27,34に潤滑油
を供給しているが、軸受すきまが小さくかつ高速回転の
場合には、給油溝21,27,34に入った油は溝端部
と狭い軸受すきまへの入り口による堰止め作用により、
潤滑油が軸受すきま内に入る割合が小さく、給油溝2
1,27,34の開放端へ多く流れる。このため、軸受
すきま内への油量が十分にまた時間的に安定しては供給
されず、軸受の耐負荷能力が低下するという問題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、軸受内に常に適正な油膜
圧力を発生させ、軸受の損傷を防止することができるス
クロール流体機械の給油装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、本発明ではクランクシャフトの軸方向溝の側縁に
周方向の短いくさび状の溝を設けた。
【0007】
【作用】本発明によれば、軸方向溝に入った油はその側
縁に設けられたくさび状の溝により、狭いすきまによる
堰止め作用がなく、軸方向溝の潤滑油は軸方向溝から狭
い軸受すきまへ円滑にかつ確実に入る。したがって軸受
のすきまへは潤滑油が十分に供給されて必要な油膜厚さ
が確保でき、軸受の損傷を防止することができる。この
ため耐荷重性の高い軸受で回転軸を支承することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例をクランク部に適用
した場合を示す図1ないし図3により説明する。
【0009】図1及び図2において、クランクシャフト
9の上端の偏心軸であるクランク部9bは、モータ13
で回転駆動を受けてスクロール部9bとこれに旋回軸受
8を介して固着されている旋回スクロール3を前述のよ
うに旋回運動をさせる。50は旋回軸受8がスクロール
による流体の圧縮作用によって受ける荷重方向であり、
51はクランク部9bの回転方向である。21は旋回軸
受8に対応するクランク部9bの軸外表面の円弧面を一
部フラットにカットして軸受に潤滑油を供給するための
軸方向の給油溝であり、給油溝21は旋回軸受8に作用
する流体力の位置より回転方向に90°程度進んだ角位
置に設けられている。60は軸方向の給油溝21の周方
向側縁を周方向に行くにしたがい浅くなるように削り取
って、給油溝21からの潤滑油が軸受の狭いすきま内へ
円滑に供給するために設けたくさび状溝である。
【0010】このような構成において、いまクランク部
9bが回転すると旋回軸受には流体の圧縮作用による力
が加わり、この方向の軸受すきまが小さくなる。これら
の力はクランク部9bの回転と同期して回転する一定荷
重であるため、クランク部9bに加わる力の角位置は変
化しない。このため、これらの力の作用位置に対し常に
回転方向に90°程度進んだ角位置にある給油溝21に
より供給された潤滑油は、荷重方向50の油膜圧力が最
大でかつすきまが最小に近いすきま部に入り込もうとす
るが、給油溝21の側縁から軸受すきま内に流入する部
分にくさび状溝35が設けてあるので、給油溝21の側
縁エッジと軸受内周とによる堰止め作用の発生がなく、
潤滑油は円滑にせまい軸受すきま内に流れ得る。このた
め、軸受すきま内への油量が十分にまた時間的にも安定
して供給され、したがって、軸受の負荷方向の軸受すき
まには荷重を支持し得るに十分な給油がなされ、荷重に
対抗する油膜圧力を発生させることができる。
【0011】本実施例によれば、クランクシャフト上の
給油溝の側縁にくさび状溝を設けたことによりすべり軸
受すきま内部に対する給油が十分に行えるので、軸受内
における油膜圧力生成が十分に行われ軸受の耐荷重性つ
まり負荷能力を著しく高める効果が得られる。
【0012】図3は本発明の第2の実施例を示したもの
である。本発明が前述した第一の実施例と異なるところ
は、クランク部9bの軸方向給油溝21の側縁における
くさび状溝を複数個に分けて分割くさび状溝61として
設けたことである。この場合には、軸方向給油溝の側縁
から軸受すきま内部への潤滑油の流れを軸受の幅方向に
わたって均一化ができるので、軸受内における油膜圧力
生成がより十分に行われ軸受の耐荷重性つまり負荷能力
をさらに高める効果が得られる。
【0013】以上は本発明の実施例を旋回軸受に対して
適用した場合について述べたが、図4における上側軸受
及び下側軸受も旋回軸受と同様な軸受であるので、上・
下軸受に適用した場合も全く同じ作用・効果が得られ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、軸受すきま内に潤滑油
を円滑にかつ十分に供給することができるので、軸受の
損傷を防止できる耐荷重性の高い軸受を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油装置の一実施例をクランク部に適
用した場合を示す斜視図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】本発明の給油装置の第2の実施例をクランク部
に適用した場合を示す斜視図。
【図4】従来のスクロール流体機械の縦断面図。
【符号の説明】
8…旋回軸受、9b…クランク部、19…給油路、21
…給油溝、50…荷重、60…くさび状溝、61…分割
くさび状溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】渦巻状の歯を有する固定スクロールと、こ
    れに対向しかつ噛み合わされた旋回スクロールの背面に
    結合された円筒型のすべり軸受に遊嵌されたクランクシ
    ャフトのクランクと、フレームに固着された軸受で支承
    された前記クランクシャフトのシャフトと、前記クラン
    クシャフトを回転駆動するモータと、前記クランクシャ
    フト及びクランク部の中心部分に穿設された給油路を備
    え、前記クランク部の上端の端面空間及び前記クランク
    シャフトの半径方向に設けた給油孔を通して、流体力に
    よって生じる半径方向荷重の作用線に対応した角位置に
    あたる軸表面の一部をフラットにカットして設けた軸方
    向給油溝に冷媒の溶解した潤滑油の供給装置において、
    前記軸方向給油溝の周方向の側縁に潤滑油導入用のくさ
    び状溝を設けたことを特徴とするスクロール流体機械の
    軸受給油装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記軸方向給油溝の周
    方向の側縁に複数個のくさび状溝を設けてなるスクロー
    ル流体機械の軸受給油装置。
JP1349695A 1995-01-31 1995-01-31 スクロール流体機械の軸受給油装置 Pending JPH08200263A (ja)

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JP1349695A JPH08200263A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 スクロール流体機械の軸受給油装置

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JP1349695A JPH08200263A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 スクロール流体機械の軸受給油装置

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JPH08200263A true JPH08200263A (ja) 1996-08-06

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ID=11834734

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JP1349695A Pending JPH08200263A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 スクロール流体機械の軸受給油装置

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JP (1) JPH08200263A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017145281A1 (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機
CN117570026A (zh) * 2023-12-07 2024-02-20 广东美的环境科技有限公司 曲轴、涡旋压缩机以及制冷设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017145281A1 (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機
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