JPH0820034B2 - 断熱体の製造方法 - Google Patents
断熱体の製造方法Info
- Publication number
- JPH0820034B2 JPH0820034B2 JP61107843A JP10784386A JPH0820034B2 JP H0820034 B2 JPH0820034 B2 JP H0820034B2 JP 61107843 A JP61107843 A JP 61107843A JP 10784386 A JP10784386 A JP 10784386A JP H0820034 B2 JPH0820034 B2 JP H0820034B2
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- Japan
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- heat insulator
- heat insulating
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、クーラボックス、冷蔵庫等に用いられる断
熱体の製造方法に関するものである。
熱体の製造方法に関するものである。
「従来技術とその問題点」 プラスチックフォーム製の断熱材をはるかに凌駕する
断熱性能を有するものとして、真空断熱材が提供されて
いる。この真空断熱材の最大の長所は、薄いものでも優
れた断熱性能を発揮する点にある。この種の真空断熱材
1は、第6図に示すように、フィルム2が周縁部3でヒ
ートシール等により張り合わされてなる包袋4の中にパ
ーライト粉末等の断熱材料よりなる芯材5が充填された
もので、包袋4内は、減圧真空状態とされている。
断熱性能を有するものとして、真空断熱材が提供されて
いる。この真空断熱材の最大の長所は、薄いものでも優
れた断熱性能を発揮する点にある。この種の真空断熱材
1は、第6図に示すように、フィルム2が周縁部3でヒ
ートシール等により張り合わされてなる包袋4の中にパ
ーライト粉末等の断熱材料よりなる芯材5が充填された
もので、包袋4内は、減圧真空状態とされている。
このような真空断熱材1の中でも、優れた断熱性能を
有するものとして、包袋4をなすフィルム2を第7図に
示すような金属箔6とプラスチックフィルムとが積層さ
れたラミネートフィルム(以下、金属箔ラミネートフィ
ルムと略称する)で形成するか、あるいはフィルム2を
金属あるいは金属酸化物の蒸着が施されたプラスチック
フィルム(以下、蒸着フィルムという)で形成したもの
がある。この真空断熱材1は、金属箔6や蒸着膜6Aによ
って水分等のガス透過が阻止されて包袋4内の減圧真空
状態が維持されるので、寿命が比較的長い利点がある。
有するものとして、包袋4をなすフィルム2を第7図に
示すような金属箔6とプラスチックフィルムとが積層さ
れたラミネートフィルム(以下、金属箔ラミネートフィ
ルムと略称する)で形成するか、あるいはフィルム2を
金属あるいは金属酸化物の蒸着が施されたプラスチック
フィルム(以下、蒸着フィルムという)で形成したもの
がある。この真空断熱材1は、金属箔6や蒸着膜6Aによ
って水分等のガス透過が阻止されて包袋4内の減圧真空
状態が維持されるので、寿命が比較的長い利点がある。
しかしながら、包袋4をなすフィルム2が蒸着フィル
ムによって形成されているものでは、このフィルム2側
からのガス透過を十分阻止できず、より長期の使用に供
されると、やはり断熱性能の低下を招く不満があった。
また、金属箔ラミネートフィルムの使用ではガスの透過
は低減されるが、張り合わせ部で熱橋が形成されるため
伝熱が生じ、断熱性能上好ましくない。
ムによって形成されているものでは、このフィルム2側
からのガス透過を十分阻止できず、より長期の使用に供
されると、やはり断熱性能の低下を招く不満があった。
また、金属箔ラミネートフィルムの使用ではガスの透過
は低減されるが、張り合わせ部で熱橋が形成されるため
伝熱が生じ、断熱性能上好ましくない。
このような不満に対処し得る断熱材として、第8図に
示すものが提案されている。この断熱体7は、蒸着フィ
ルム製の包袋4からなる真空断熱材1を外装材8に収容
し、外装材8と真空断熱材1との間に発泡ポリウレタン
層9を設けたものである。
示すものが提案されている。この断熱体7は、蒸着フィ
ルム製の包袋4からなる真空断熱材1を外装材8に収容
し、外装材8と真空断熱材1との間に発泡ポリウレタン
層9を設けたものである。
この断熱体7では、真空断熱材1の周囲が、発泡ポリ
ウレタン層9を形成する際に用いるフレオンガス雰囲気
となる。フレオンは分子量が大きく、フィルムを透過し
難い気体で、その結果、この断熱体7にあっては、真空
断熱材1の減圧真空状態が長期間維持され、長い耐用期
間を有する利点がある。
ウレタン層9を形成する際に用いるフレオンガス雰囲気
となる。フレオンは分子量が大きく、フィルムを透過し
難い気体で、その結果、この断熱体7にあっては、真空
断熱材1の減圧真空状態が長期間維持され、長い耐用期
間を有する利点がある。
ところが、この断熱体7では、真空断熱材1の周囲を
発泡ポリウレタン層9で覆わねばならないので、その厚
さが大となり、真空断熱材の最大の長所である薄さが損
なわれてしまう不満があったり、また、発泡ポリウレタ
ン内へ埋設することは真空断熱体を中心にするように空
間に支持して発泡ポリウレタンを注入する必要があり、
製造作業が繁雑となり作業性が悪かった。
発泡ポリウレタン層9で覆わねばならないので、その厚
さが大となり、真空断熱材の最大の長所である薄さが損
なわれてしまう不満があったり、また、発泡ポリウレタ
ン内へ埋設することは真空断熱体を中心にするように空
間に支持して発泡ポリウレタンを注入する必要があり、
製造作業が繁雑となり作業性が悪かった。
「問題点を解決するための手段」 本発明の断熱体の製造方法は、金属箔とプラスチック
フィルムとが積層されたラミネートフィルムと、金属あ
るいは金属酸化物の蒸着を施したプラスチックフィルム
よりなる蒸着フィルムとが周縁部で張り合わされてなる
包袋に断熱材料よりなる芯材を充填し、その包袋内部を
減圧状態として真空断熱体本体を作製し、次いでこの真
空断熱体本体を包袋のラミネートフィルム側の面がキャ
ビティ面に接するように発泡成形用金型のキャビティ内
にセットし、次いでこのキャビティ内にウレタン原液を
注入して発泡ポリウレタン層を成形することを特徴とし
ている。
フィルムとが積層されたラミネートフィルムと、金属あ
るいは金属酸化物の蒸着を施したプラスチックフィルム
よりなる蒸着フィルムとが周縁部で張り合わされてなる
包袋に断熱材料よりなる芯材を充填し、その包袋内部を
減圧状態として真空断熱体本体を作製し、次いでこの真
空断熱体本体を包袋のラミネートフィルム側の面がキャ
ビティ面に接するように発泡成形用金型のキャビティ内
にセットし、次いでこのキャビティ内にウレタン原液を
注入して発泡ポリウレタン層を成形することを特徴とし
ている。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の断熱体の製造方法を詳
しく説明する。
しく説明する。
第1図は、本発明方法により得られる断熱体を例示す
るもので、11は真空断熱体本体、符号12は発泡ポリウレ
タン層である。真空断熱体本体11は、包袋13内に芯材14
が充填されてなるものである。また、包袋13内は1×10
-1〜5×10-1Torr程度の減圧真空状態とされている。
るもので、11は真空断熱体本体、符号12は発泡ポリウレ
タン層である。真空断熱体本体11は、包袋13内に芯材14
が充填されてなるものである。また、包袋13内は1×10
-1〜5×10-1Torr程度の減圧真空状態とされている。
この断熱体の包袋13は、金属箔ラミネートフィルム15
と蒸着フィルム16とがヒートシート等により周縁部で張
り合わされてなるものである。
と蒸着フィルム16とがヒートシート等により周縁部で張
り合わされてなるものである。
金属箔ラミネートフィルム15は、プラスチックフィル
ムに金属箔15aが積層されてなるものである。プラスチ
ックフィルムには、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム(PETフィルム)やポリエチレンフィルム(PEフィル
ム)、ポリ塩化ビニリデンフィルム等のプラスチックフ
ィルム、あるいはこれらのフィルムがラミネートされた
フィルム、またはこれらのフィルムにアルミニウム、酸
化アルミニウム等の金属、金属酸化物の蒸着が施された
フィルムなどを各種利用できる。上記金属箔15aには、
アルミニウム、ステンレス鋼などの各種金属の箔を利用
できる。この例の断熱体では、金属ラミネートフィルム
15に、PEフィルム15bとアルミニウム製の金属箔15aとPE
Tフィルム15cとが順次積層されたものが用いられてい
る。
ムに金属箔15aが積層されてなるものである。プラスチ
ックフィルムには、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム(PETフィルム)やポリエチレンフィルム(PEフィル
ム)、ポリ塩化ビニリデンフィルム等のプラスチックフ
ィルム、あるいはこれらのフィルムがラミネートされた
フィルム、またはこれらのフィルムにアルミニウム、酸
化アルミニウム等の金属、金属酸化物の蒸着が施された
フィルムなどを各種利用できる。上記金属箔15aには、
アルミニウム、ステンレス鋼などの各種金属の箔を利用
できる。この例の断熱体では、金属ラミネートフィルム
15に、PEフィルム15bとアルミニウム製の金属箔15aとPE
Tフィルム15cとが順次積層されたものが用いられてい
る。
また、上記蒸着フィルム16は、第2図に示すように、
少なくとも一層の蒸着層16aが設けられたフィルムで、P
ETフィルム、PEフィルムや2軸延伸ポリエチレン・ビニ
ルアルコール共重合体フィルムなどのプラスチックフィ
ルム、あるいはこれらがラミネートされてなるフィルム
等に、アルミニウムやニッケル等の金属あるいはこれら
の酸化物が蒸着されたものである。この蒸着フィルム16
に金属箔が積層されることはない。また、この蒸着フィ
ルム16には、金属蒸着が施されたプラスチックフィルム
にプラスチックフィルムを積層したものが好適に用いら
れる。この例の断熱体では、蒸着フィルム16として、第
2図に示すように、PETフィルムa−アルミニウム蒸着
層b−PETフィルムc−アルミニウム蒸着層d−PEフィ
ルムeが順次積層されてなるラミネートフィルムが用い
られている。
少なくとも一層の蒸着層16aが設けられたフィルムで、P
ETフィルム、PEフィルムや2軸延伸ポリエチレン・ビニ
ルアルコール共重合体フィルムなどのプラスチックフィ
ルム、あるいはこれらがラミネートされてなるフィルム
等に、アルミニウムやニッケル等の金属あるいはこれら
の酸化物が蒸着されたものである。この蒸着フィルム16
に金属箔が積層されることはない。また、この蒸着フィ
ルム16には、金属蒸着が施されたプラスチックフィルム
にプラスチックフィルムを積層したものが好適に用いら
れる。この例の断熱体では、蒸着フィルム16として、第
2図に示すように、PETフィルムa−アルミニウム蒸着
層b−PETフィルムc−アルミニウム蒸着層d−PEフィ
ルムeが順次積層されてなるラミネートフィルムが用い
られている。
これらフィルム15,16からなる包袋13に充填される芯
材14には、無機材料の粉体、有機材料の粉体、例えばパ
ーライト微粉末、ケイ酸カルシウム粉末、珪藻土粉末、
アエロジル、シリカパウダー、プラスチック粉末、ある
いはガラス繊維、セラミックス繊維などの各種断熱材料
からなるものを利用できる。この芯材14をなす断熱材料
は、多孔性のものであることが望ましい。
材14には、無機材料の粉体、有機材料の粉体、例えばパ
ーライト微粉末、ケイ酸カルシウム粉末、珪藻土粉末、
アエロジル、シリカパウダー、プラスチック粉末、ある
いはガラス繊維、セラミックス繊維などの各種断熱材料
からなるものを利用できる。この芯材14をなす断熱材料
は、多孔性のものであることが望ましい。
真空断熱体本体11の蒸着フィルム16側には、発泡ポリ
ウレタン層12が積層されている。この発泡ポリウレタン
層12は、少なくとも蒸着フィルム16がなす面の全体を覆
うように形成されている。この発泡ポリウレタン層12
は、硬質フォームであっても、軟質フォームであっても
良いが、独立気泡からなるものが好適に用いられる。ま
た、この発泡ポリウレタン層12は後述する製法により、
蒸着フィルム16と直接接着一体化されることが望まし
い。
ウレタン層12が積層されている。この発泡ポリウレタン
層12は、少なくとも蒸着フィルム16がなす面の全体を覆
うように形成されている。この発泡ポリウレタン層12
は、硬質フォームであっても、軟質フォームであっても
良いが、独立気泡からなるものが好適に用いられる。ま
た、この発泡ポリウレタン層12は後述する製法により、
蒸着フィルム16と直接接着一体化されることが望まし
い。
次に、本発明の断熱体の製造方法を説明する。
本発明方法に従って、上記の断熱体を製造するには、
まず金属箔ラミネートフィルム15と、蒸着フィルム16と
を三方の周縁部でヒートシールして袋を作製し、この袋
内に芯材14を充填する。ついで、このものを減圧真空下
に置き、残る一つの周縁部をヒートシールして、真空断
熱体本体11とする。
まず金属箔ラミネートフィルム15と、蒸着フィルム16と
を三方の周縁部でヒートシールして袋を作製し、この袋
内に芯材14を充填する。ついで、このものを減圧真空下
に置き、残る一つの周縁部をヒートシールして、真空断
熱体本体11とする。
ついで、この真空断熱体本体11は、第3図に示すよう
な発泡成形用金型20にセットされる。発泡成形用金型20
は、下型21と上型22とからなるものである。この例の成
形用金型20では、下型21に凹部が形成され、その上部開
口が平らな上型22で閉じられている。また、上型22に
は、湯道23が設けられて、これによりキャビティ24が形
成されている。真空断熱体本体11は、金属箔ラミネート
フィルム15側が下型21に接するようにセットされる。こ
の後、金型20のキャビティ24には、湯道23を介してウレ
タン原液が注入される。ウレタンの発泡材としては、フ
レオンが好適に用いられる。注入されたウレタン原液
は、キャビティ24内で発泡し、その際、真空断熱体本体
11の蒸着フィルム16に接着する。これにより真空断熱体
本体11と発泡ポリウレタン層12が一体となり、第1図に
示す断熱体が得られる。なお、金型のキャビティ面に
は、離型剤を塗布しておくことが望ましい。
な発泡成形用金型20にセットされる。発泡成形用金型20
は、下型21と上型22とからなるものである。この例の成
形用金型20では、下型21に凹部が形成され、その上部開
口が平らな上型22で閉じられている。また、上型22に
は、湯道23が設けられて、これによりキャビティ24が形
成されている。真空断熱体本体11は、金属箔ラミネート
フィルム15側が下型21に接するようにセットされる。こ
の後、金型20のキャビティ24には、湯道23を介してウレ
タン原液が注入される。ウレタンの発泡材としては、フ
レオンが好適に用いられる。注入されたウレタン原液
は、キャビティ24内で発泡し、その際、真空断熱体本体
11の蒸着フィルム16に接着する。これにより真空断熱体
本体11と発泡ポリウレタン層12が一体となり、第1図に
示す断熱体が得られる。なお、金型のキャビティ面に
は、離型剤を塗布しておくことが望ましい。
このように製造された断熱体の利用例を、第4図およ
び第5図に沿って説明する。
び第5図に沿って説明する。
この例は、本発明の断熱体10をクーラボックスに用い
たものである。このクーラボックスは容器本体30と、蓋
31からなるものである。容器本体30は内ケース32と、外
ケース33とが開口部外縁で超音波溶着されてなる二重構
造のもので、内・外ケース32,33間には断熱空間34が形
成されている。また、この容器本体30は、横断面長方形
状に形成されている。そして、容器本体30の長手方向を
なす側壁30a,30aの断熱空間34には本発明の断熱体35,35
が収められている。また、残る断熱空間34には、発泡ポ
リエチレン製の成形体36が収められている。この容器本
体30には、ヒンジ37を介して上記蓋31が開閉自在に取り
付けられている。またこの容器本体30には携帯用のハン
ドル38が取り付けられている。上記蓋31には、発泡スチ
ロール製の成形体39が収納されている。またこの蓋31
は、止め具40によって閉止されるようになっている。
たものである。このクーラボックスは容器本体30と、蓋
31からなるものである。容器本体30は内ケース32と、外
ケース33とが開口部外縁で超音波溶着されてなる二重構
造のもので、内・外ケース32,33間には断熱空間34が形
成されている。また、この容器本体30は、横断面長方形
状に形成されている。そして、容器本体30の長手方向を
なす側壁30a,30aの断熱空間34には本発明の断熱体35,35
が収められている。また、残る断熱空間34には、発泡ポ
リエチレン製の成形体36が収められている。この容器本
体30には、ヒンジ37を介して上記蓋31が開閉自在に取り
付けられている。またこの容器本体30には携帯用のハン
ドル38が取り付けられている。上記蓋31には、発泡スチ
ロール製の成形体39が収納されている。またこの蓋31
は、止め具40によって閉止されるようになっている。
このクーラボックスにあっては、容器本体30の側壁30
a,30aに本発明の断熱体35,35を配置したので、断熱空間
34を狭くすることができ、クーラボックスの容積効率を
向上できる利点がある。
a,30aに本発明の断熱体35,35を配置したので、断熱空間
34を狭くすることができ、クーラボックスの容積効率を
向上できる利点がある。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の断熱体の製造方法は、
金属箔とプラスチックフィルムとが積層されたラミネー
トフィルムと、金属あるいは金属酸化物の蒸着を施した
プラスチックフィルムよりなる蒸着フィルムとが周縁部
で張り合わされてなる包袋に断熱材料よりなる芯材を充
填し、その包袋内部を減圧状態として真空断熱体本体を
作製し、次いでこの真空断熱体本体を包袋のラミネート
フィルム側の面がキャビティ面に接するように発泡成形
用金型のキャビティ内にセットし、次いでこのキャビテ
ィ内にウレタン原液を注入して発泡ポリウレタン層を成
形することを特徴としている。この本発明方法によれ
ば、真空断熱体本体を発泡成形用金型のキャビティ内に
セットしてキャビティ内にウレタン原液を注入し発泡さ
せる簡単な操作で真空断熱体を製造でき、しかも高価な
ウレタン原料の使用量も少ないことから、本発明によれ
ば、断熱体の製造コストの低減を図ることができる。
金属箔とプラスチックフィルムとが積層されたラミネー
トフィルムと、金属あるいは金属酸化物の蒸着を施した
プラスチックフィルムよりなる蒸着フィルムとが周縁部
で張り合わされてなる包袋に断熱材料よりなる芯材を充
填し、その包袋内部を減圧状態として真空断熱体本体を
作製し、次いでこの真空断熱体本体を包袋のラミネート
フィルム側の面がキャビティ面に接するように発泡成形
用金型のキャビティ内にセットし、次いでこのキャビテ
ィ内にウレタン原液を注入して発泡ポリウレタン層を成
形することを特徴としている。この本発明方法によれ
ば、真空断熱体本体を発泡成形用金型のキャビティ内に
セットしてキャビティ内にウレタン原液を注入し発泡さ
せる簡単な操作で真空断熱体を製造でき、しかも高価な
ウレタン原料の使用量も少ないことから、本発明によれ
ば、断熱体の製造コストの低減を図ることができる。
また、本発明方法で製造された断熱体は、金属箔ラミ
ネートフィルムと蒸着フィルムからなる包袋によって真
空断熱体本体を形成し、その蒸着フィルム側の面に発泡
ポリウレタン層を積層したものなので、真空断熱体本体
内の減圧真空状態が長期間維持される。従って、製造さ
れた断熱体は十分長期の耐用期間を実現し得るものとな
る。
ネートフィルムと蒸着フィルムからなる包袋によって真
空断熱体本体を形成し、その蒸着フィルム側の面に発泡
ポリウレタン層を積層したものなので、真空断熱体本体
内の減圧真空状態が長期間維持される。従って、製造さ
れた断熱体は十分長期の耐用期間を実現し得るものとな
る。
また、本発明方法により製造された断熱体では、発泡
ポリウレタン層が一方の面にのみ設けられているので、
発泡ポリウレタン層による増厚は少なく、しかも、真空
断熱体本体の包袋の一方の面のみを金属箔ラミネートフ
ィルムで形成したので、熱伝導が極めて少ない。従っ
て、本発明方法により製造された断熱体は、優れた断熱
性能と超寿命を有し、かつ真空断熱体の利点である処の
薄さを損なうことも無い、優れた断熱体となる。
ポリウレタン層が一方の面にのみ設けられているので、
発泡ポリウレタン層による増厚は少なく、しかも、真空
断熱体本体の包袋の一方の面のみを金属箔ラミネートフ
ィルムで形成したので、熱伝導が極めて少ない。従っ
て、本発明方法により製造された断熱体は、優れた断熱
性能と超寿命を有し、かつ真空断熱体の利点である処の
薄さを損なうことも無い、優れた断熱体となる。
第1図は本発明方法により製造される断熱体の一例を示
す断面図、第2図は第1図中II部を示す拡大図、第3図
は本発明の断熱体の製造方法を説明するための断面図、
第4図は本発明で製造した断熱体を利用したクーラボッ
クスを示す短手方向の縦断面図、第5図は同クーラボッ
クスの長手方向の縦断面図、第6図は従来の断熱体の一
例を示す断面図、第7図は同従来例の要部を示す断面
図、第8図は従来の断熱体の第二の例を示す断面図であ
る。 11……真空断熱体本体、12……発泡ポリウレタン層、13
……包袋、14……芯材、15……金属箔ラミネートフィル
ム、16……蒸着フィルム。
す断面図、第2図は第1図中II部を示す拡大図、第3図
は本発明の断熱体の製造方法を説明するための断面図、
第4図は本発明で製造した断熱体を利用したクーラボッ
クスを示す短手方向の縦断面図、第5図は同クーラボッ
クスの長手方向の縦断面図、第6図は従来の断熱体の一
例を示す断面図、第7図は同従来例の要部を示す断面
図、第8図は従来の断熱体の第二の例を示す断面図であ
る。 11……真空断熱体本体、12……発泡ポリウレタン層、13
……包袋、14……芯材、15……金属箔ラミネートフィル
ム、16……蒸着フィルム。
Claims (1)
- 【請求項1】金属箔とプラスチックフィルムとが積層さ
れたラミネートフィルムと、金属あるいは金属酸化物の
蒸着を施したプラスチックフィルムよりなる蒸着フィル
ムとが周縁部で張り合わされてなる包袋に断熱材料より
なる芯材を充填し、その包袋内部を減圧状態として真空
断熱体本体を作製し、次いでこの真空断熱体本体を包袋
のラミネートフィルム側の面がキャビティ面に接するよ
うに発泡成形用金型のキャビティ内にセットし、次いで
このキャビティ内にウレタン原液を注入して発泡ポリウ
レタン層を成形することを特徴とする断熱体の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61107843A JPH0820034B2 (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | 断熱体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61107843A JPH0820034B2 (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | 断熱体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62266296A JPS62266296A (ja) | 1987-11-19 |
| JPH0820034B2 true JPH0820034B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=14469466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61107843A Expired - Lifetime JPH0820034B2 (ja) | 1986-05-12 | 1986-05-12 | 断熱体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820034B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104654703A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-05-27 | 河南香雪海家电科技有限公司 | 玻璃面板发泡门体车载冰箱 |
| CN111271919A (zh) * | 2018-12-05 | 2020-06-12 | 青岛海尔特种电冰柜有限公司 | 发泡柜体、制冷设备及柜体的组装方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4649969B2 (ja) * | 2004-12-07 | 2011-03-16 | 凸版印刷株式会社 | 真空断熱材 |
| WO2009031623A1 (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-12 | The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. | 真空断熱構造体及びその製造方法 |
| JP7345138B2 (ja) * | 2017-12-22 | 2023-09-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 真空断熱材を備えた断熱構造体、ならびに、それを用いた家電製品、住宅壁および輸送機器 |
| JPWO2019124284A1 (ja) * | 2017-12-22 | 2020-12-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 真空断熱材を備えた断熱構造体、ならびに、それを用いた家電製品、住宅壁および輸送機器 |
| CN111271911B (zh) * | 2018-12-05 | 2025-06-06 | 青岛海尔特种电冰柜有限公司 | 制冷设备用发泡柜体及制冷设备 |
| JP2021115797A (ja) * | 2020-01-28 | 2021-08-10 | 日本製鉄株式会社 | 接合体の製造方法及び接合体 |
Family Cites Families (1)
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1986
- 1986-05-12 JP JP61107843A patent/JPH0820034B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN104654703A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-05-27 | 河南香雪海家电科技有限公司 | 玻璃面板发泡门体车载冰箱 |
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