JPH08200623A - バーナ - Google Patents
バーナInfo
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- JPH08200623A JPH08200623A JP1370395A JP1370395A JPH08200623A JP H08200623 A JPH08200623 A JP H08200623A JP 1370395 A JP1370395 A JP 1370395A JP 1370395 A JP1370395 A JP 1370395A JP H08200623 A JPH08200623 A JP H08200623A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- liquid film
- combustion
- air
- atomizing air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
- Spray-Type Burners (AREA)
- Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高負荷・短炎化燃焼を実現でき、かつ低NOX
化を図ることができるバーナの提供。 【構成】 液体燃料供給用のノズル30の先端に装着さ
れたノズルチップ40の内部に螺旋状の溝を形成してお
き、この溝によって燃料に旋回運動を与えて燃料をノズ
ルチップ40から中空円錐液膜状に噴霧させるととも
に、微粒化用空気スワーラ50により微粒化用空気に燃
料の旋回方向とは逆方向の旋回運動を与えてから、この
微粒化用空気を燃料の液膜に衝突させることにより、液
膜を微粒化するようにバーナを構成した。また、燃焼用
空気スワーラ60を設け、燃焼用空気に旋回運動を与え
るようにすれば、より好ましい状態の燃焼を実現でき
る。
化を図ることができるバーナの提供。 【構成】 液体燃料供給用のノズル30の先端に装着さ
れたノズルチップ40の内部に螺旋状の溝を形成してお
き、この溝によって燃料に旋回運動を与えて燃料をノズ
ルチップ40から中空円錐液膜状に噴霧させるととも
に、微粒化用空気スワーラ50により微粒化用空気に燃
料の旋回方向とは逆方向の旋回運動を与えてから、この
微粒化用空気を燃料の液膜に衝突させることにより、液
膜を微粒化するようにバーナを構成した。また、燃焼用
空気スワーラ60を設け、燃焼用空気に旋回運動を与え
るようにすれば、より好ましい状態の燃焼を実現でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーナに関し、家庭用
石油給湯器、スターリングエンジン、ヴィルミエサイク
ルヒートポンプ用の小型燃焼器などに装着されるバーナ
として利用できる。
石油給湯器、スターリングエンジン、ヴィルミエサイク
ルヒートポンプ用の小型燃焼器などに装着されるバーナ
として利用できる。
【0002】
【背景技術】近年、灯油等の液体燃料を用いた燃焼器に
要求される性能としては、環境規制に対処するための低
公害燃焼(低NOX 、低スモーク、低騒音等)に加え、シ
ステム全体を小型軽量化するために、燃焼器自体を小型
化することが挙げられる。そして、燃焼器を小型化し、
かつ高効率燃焼を行うには、噴霧火炎を短くし、かつ単
位体積当たりの燃焼割合を大きくしなければならない。
すなわち、高負荷・短炎化燃焼を行う必要がある。
要求される性能としては、環境規制に対処するための低
公害燃焼(低NOX 、低スモーク、低騒音等)に加え、シ
ステム全体を小型軽量化するために、燃焼器自体を小型
化することが挙げられる。そして、燃焼器を小型化し、
かつ高効率燃焼を行うには、噴霧火炎を短くし、かつ単
位体積当たりの燃焼割合を大きくしなければならない。
すなわち、高負荷・短炎化燃焼を行う必要がある。
【0003】ところで、一般に、高負荷・短炎化燃焼を
行うと炉内燃焼温度が高まり、サーマルNOX の発生が促
進され、排出NOX が増加する傾向にある。このため、短
炎化燃焼を実現して燃焼容積を小型化し、燃焼負荷率を
大きくするとともに、NOX 対策も必要となってくる。
行うと炉内燃焼温度が高まり、サーマルNOX の発生が促
進され、排出NOX が増加する傾向にある。このため、短
炎化燃焼を実現して燃焼容積を小型化し、燃焼負荷率を
大きくするとともに、NOX 対策も必要となってくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
石油給湯器用等のバーナでは、ガンタイプバーナ、ガス
化ロータリーバーナ、気化式バーナ等が用いられている
が、いずれの場合にもNO X は100ppm(0%O2換算
値)前後と高く、低NOX 性に劣っているという問題があ
った。
石油給湯器用等のバーナでは、ガンタイプバーナ、ガス
化ロータリーバーナ、気化式バーナ等が用いられている
が、いずれの場合にもNO X は100ppm(0%O2換算
値)前後と高く、低NOX 性に劣っているという問題があ
った。
【0005】一方、水噴射、排気ガス再循環、あるいは
これらの組み合わせによりNOX 対策を講じ、各種の規制
値、例えば、東京都のNOX 規制値80ppm(0%O2換
算値)に適合するバーナが数機種開発されている。しか
し、これらの付加装置あるいは後処理等でのNOX 対策は
設備の大型化や設備費の増大に繋がるという問題があっ
た。従って、燃料噴霧特性、燃焼器、燃焼用空気流動を
最適化し、燃焼器本体での低NOX 化を図ることが望まれ
ていた。
これらの組み合わせによりNOX 対策を講じ、各種の規制
値、例えば、東京都のNOX 規制値80ppm(0%O2換
算値)に適合するバーナが数機種開発されている。しか
し、これらの付加装置あるいは後処理等でのNOX 対策は
設備の大型化や設備費の増大に繋がるという問題があっ
た。従って、燃料噴霧特性、燃焼器、燃焼用空気流動を
最適化し、燃焼器本体での低NOX 化を図ることが望まれ
ていた。
【0006】本発明の目的は、高負荷・短炎化燃焼を実
現でき、かつ低NOX 化を図ることができるバーナを提供
することにある。
現でき、かつ低NOX 化を図ることができるバーナを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のバーナは、次に
示す構成のノズルチップと微粒化用空気スワーラとを備
えたことを特徴とする。すなわち、ノズルチップは、液
体燃料供給用のノズルの先端に装着され、内部にノズル
の中心軸を中心として巻かれて形成された螺旋状の溝を
有し、この溝によって燃料に旋回運動を与えて燃料を中
空円錐液膜状に噴霧させる構成とされ、微粒化用空気ス
ワーラは、ノズルチップよりも外周側であって、かつ中
空円錐液膜状とされた燃料に交差する状態で衝突させる
ことにより燃料を微粒化する微粒化用空気の通路上に設
けられ、この微粒化用空気に燃料の旋回方向とは逆方向
の旋回運動を与える案内羽根を有する構成とされてい
る。
示す構成のノズルチップと微粒化用空気スワーラとを備
えたことを特徴とする。すなわち、ノズルチップは、液
体燃料供給用のノズルの先端に装着され、内部にノズル
の中心軸を中心として巻かれて形成された螺旋状の溝を
有し、この溝によって燃料に旋回運動を与えて燃料を中
空円錐液膜状に噴霧させる構成とされ、微粒化用空気ス
ワーラは、ノズルチップよりも外周側であって、かつ中
空円錐液膜状とされた燃料に交差する状態で衝突させる
ことにより燃料を微粒化する微粒化用空気の通路上に設
けられ、この微粒化用空気に燃料の旋回方向とは逆方向
の旋回運動を与える案内羽根を有する構成とされてい
る。
【0008】また、本発明のバーナには、微粒化用空気
スワーラの外周側であって、かつ燃焼用空気の通路上に
設けられ、この燃焼用空気に旋回運動を与える案内羽根
を有する燃焼用空気スワーラを設けておくことが望まし
い。
スワーラの外周側であって、かつ燃焼用空気の通路上に
設けられ、この燃焼用空気に旋回運動を与える案内羽根
を有する燃焼用空気スワーラを設けておくことが望まし
い。
【0009】さらに、以上において、燃料がノズルチッ
プから噴霧されて中空円錐液膜状に拡がる際の液膜角度
は、80〜120度の範囲とされ、中空円錐液膜状とさ
れた燃料の液膜と微粒化用空気とが衝突する際の交差角
度は、60〜110度の範囲とされていることが望まし
い。
プから噴霧されて中空円錐液膜状に拡がる際の液膜角度
は、80〜120度の範囲とされ、中空円錐液膜状とさ
れた燃料の液膜と微粒化用空気とが衝突する際の交差角
度は、60〜110度の範囲とされていることが望まし
い。
【0010】
【作用】このような本発明においては、液体燃料供給用
のノズルの先端に装着されたノズルチップの内部に螺旋
状の溝を形成しておき、この溝によって燃料に旋回運動
を与えて燃料をノズルチップから中空円錐液膜状に噴霧
させるとともに、微粒化用空気スワーラにより微粒化用
空気に燃料の旋回方向とは逆方向の旋回運動を与えてか
ら、この微粒化用空気を燃料の液膜に所定の交差角度で
衝突させることにより、液膜を微粒化する。
のノズルの先端に装着されたノズルチップの内部に螺旋
状の溝を形成しておき、この溝によって燃料に旋回運動
を与えて燃料をノズルチップから中空円錐液膜状に噴霧
させるとともに、微粒化用空気スワーラにより微粒化用
空気に燃料の旋回方向とは逆方向の旋回運動を与えてか
ら、この微粒化用空気を燃料の液膜に所定の交差角度で
衝突させることにより、液膜を微粒化する。
【0011】このため、液膜と微粒化用空気とが互いに
逆方向に旋回しながら衝突することにより、微粒化用空
気が液膜を剥ぎ取るような状態となり、微粒化が確実に
行われる。そして、このような燃料の液膜と微粒化用空
気との旋回方向の逆向き設定により、噴霧の旋回方向へ
の液滴の運動量が増し、噴霧の下流方向(軸方向)への
到達距離が押えられる。さらに、液膜から液滴への微粒
化並びに蒸発が早期に完了し、液膜の状態での半径方向
への分散を小さくすることが可能となり、極めて短炎な
燃焼が実現される。また、微粒化用空気の旋回を強くす
るほど噴霧の粒径は小さくなり、不輝炎状態(青い炎)
の短炎が形成される。安定した不輝炎が得られる範囲で
は、燃焼用空気流量を増加させることにより、未燃炭化
水素を増加させることなく、窒素酸化物の減少および燃
焼負荷率の上昇が図られ、これらにより前記目的が達成
される。
逆方向に旋回しながら衝突することにより、微粒化用空
気が液膜を剥ぎ取るような状態となり、微粒化が確実に
行われる。そして、このような燃料の液膜と微粒化用空
気との旋回方向の逆向き設定により、噴霧の旋回方向へ
の液滴の運動量が増し、噴霧の下流方向(軸方向)への
到達距離が押えられる。さらに、液膜から液滴への微粒
化並びに蒸発が早期に完了し、液膜の状態での半径方向
への分散を小さくすることが可能となり、極めて短炎な
燃焼が実現される。また、微粒化用空気の旋回を強くす
るほど噴霧の粒径は小さくなり、不輝炎状態(青い炎)
の短炎が形成される。安定した不輝炎が得られる範囲で
は、燃焼用空気流量を増加させることにより、未燃炭化
水素を増加させることなく、窒素酸化物の減少および燃
焼負荷率の上昇が図られ、これらにより前記目的が達成
される。
【0012】また、燃焼用空気スワーラを設けて燃焼用
空気に旋回運動を与えるようにした場合には、低NOX を
維持しながら、より一層の高負荷・短炎化が図られる。
さらに、中空円錐液膜状に拡がる燃料の液膜角度を80
〜120度の範囲とし、かつ液膜と微粒化用空気との衝
突する際の交差角度を60〜110度の範囲とした場合
には、より一層良好な微粒化状態が確実に実現されるよ
うになる。
空気に旋回運動を与えるようにした場合には、低NOX を
維持しながら、より一層の高負荷・短炎化が図られる。
さらに、中空円錐液膜状に拡がる燃料の液膜角度を80
〜120度の範囲とし、かつ液膜と微粒化用空気との衝
突する際の交差角度を60〜110度の範囲とした場合
には、より一層良好な微粒化状態が確実に実現されるよ
うになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例に係るバーナ20が装着さ
れた燃焼器10の断面図が示されている。燃焼器10
は、図中左側に配置された燃料を微粒化して燃焼させる
バーナ20と、バーナ20の右側に配置された円柱状空
間である燃焼室11と、バーナ20の外周側に配置され
た円筒壁18により囲まれて形成された燃焼用空気を供
給する通路である燃焼用空気供給路12と、燃焼室11
の外周に配置されて二次空気を流通させる二次空気室1
3とを備えている。
明する。図1には、本実施例に係るバーナ20が装着さ
れた燃焼器10の断面図が示されている。燃焼器10
は、図中左側に配置された燃料を微粒化して燃焼させる
バーナ20と、バーナ20の右側に配置された円柱状空
間である燃焼室11と、バーナ20の外周側に配置され
た円筒壁18により囲まれて形成された燃焼用空気を供
給する通路である燃焼用空気供給路12と、燃焼室11
の外周に配置されて二次空気を流通させる二次空気室1
3とを備えている。
【0014】二次空気室13には、図中左上側に、二次
空気室13内に二次空気を供給する二次空気供給口14
が設けられている。また、燃焼室11を囲む円筒形状の
周壁15には、燃焼室11と二次空気室13とを連通し
て二次空気を燃焼室11内に導く連通口16が設けられ
ている。さらに、燃焼室11の図中右側端部には、燃焼
排ガス(二次空気、燃焼した燃料、並びに燃焼用空気を
全て含めた呼称)を排出する燃焼排ガス路17が設けら
れている。
空気室13内に二次空気を供給する二次空気供給口14
が設けられている。また、燃焼室11を囲む円筒形状の
周壁15には、燃焼室11と二次空気室13とを連通し
て二次空気を燃焼室11内に導く連通口16が設けられ
ている。さらに、燃焼室11の図中右側端部には、燃焼
排ガス(二次空気、燃焼した燃料、並びに燃焼用空気を
全て含めた呼称)を排出する燃焼排ガス路17が設けら
れている。
【0015】燃焼器10は、燃焼用空気供給路12から
燃焼用空気を供給し、かつバーナ20から燃料を噴射供
給して、燃料を燃焼させるようになっている。また、こ
れと同時に、激しい放熱による燃焼室11の周壁15か
らの熱損失を防ぐために、二次空気室13に二次空気を
流通させて熱を回収することにより総合熱効率を高め、
さらに熱を回収した二次空気を連通口16から燃焼室1
1の中心に向かって流入させることにより、燃焼室11
の内部で発生した燃焼ガスの攪拌、混合を行うようにな
っている。燃焼室11の大きさは、例えば、本実施例の
場合、直径H(図中上下方向の寸法)が200mm程
度、中心軸に沿った奥行きL(図中左右方向の寸法)が
200mm程度のものであるが、これらの数値に限定さ
れるものではない。
燃焼用空気を供給し、かつバーナ20から燃料を噴射供
給して、燃料を燃焼させるようになっている。また、こ
れと同時に、激しい放熱による燃焼室11の周壁15か
らの熱損失を防ぐために、二次空気室13に二次空気を
流通させて熱を回収することにより総合熱効率を高め、
さらに熱を回収した二次空気を連通口16から燃焼室1
1の中心に向かって流入させることにより、燃焼室11
の内部で発生した燃焼ガスの攪拌、混合を行うようにな
っている。燃焼室11の大きさは、例えば、本実施例の
場合、直径H(図中上下方向の寸法)が200mm程
度、中心軸に沿った奥行きL(図中左右方向の寸法)が
200mm程度のものであるが、これらの数値に限定さ
れるものではない。
【0016】バーナ20は、燃焼室11内に燃料を噴霧
するノズル(渦巻式気流噴射弁)30と、このノズル3
0の外周側であって燃焼用空気供給路12上に設けられ
た燃焼用空気スワーラ60とを備えている。
するノズル(渦巻式気流噴射弁)30と、このノズル3
0の外周側であって燃焼用空気供給路12上に設けられ
た燃焼用空気スワーラ60とを備えている。
【0017】図2には、ノズル30の拡大状態が示され
ている。図2(A)には、ノズル30の中心軸に沿った
断面が示され、図2(B)には、図2(A)のX−X線
に沿う断面およびノズル30を先端方向から見た側面が
示されている。ノズル30は、ノズル30の中心軸を含
む内側本体31と、この内側本体31の外周側に配置さ
れた外側本体32と、内側本体31の図2(A)中右側
端部に設けられたノズルチップ40と、外側本体32の
図2(A)中右側に固定されたキャップ部33とを備え
ている。
ている。図2(A)には、ノズル30の中心軸に沿った
断面が示され、図2(B)には、図2(A)のX−X線
に沿う断面およびノズル30を先端方向から見た側面が
示されている。ノズル30は、ノズル30の中心軸を含
む内側本体31と、この内側本体31の外周側に配置さ
れた外側本体32と、内側本体31の図2(A)中右側
端部に設けられたノズルチップ40と、外側本体32の
図2(A)中右側に固定されたキャップ部33とを備え
ている。
【0018】内側本体31の中心には、図示されない燃
料ポンプによって加圧された液体燃料を流通させる燃料
供給路34が形成され、この燃料供給路34の端部は、
ノズルチップ40に接続されている。内側本体31と外
側本体32との間には、燃料を微粒化するための微粒化
用空気の通路である微粒化用空気供給路35が形成さ
れ、この微粒化用空気供給路35上には、微粒化用空気
に旋回運動を与える微粒化用空気スワーラ50が設けら
れている。微粒化用空気供給路35は、微粒化用空気ス
ワーラ50を通過直後の位置でノズル30の中心方向に
向かって屈折し、この位置より下流部分は、内側本体3
1とキャップ部33とで挟まれて形成されている。
料ポンプによって加圧された液体燃料を流通させる燃料
供給路34が形成され、この燃料供給路34の端部は、
ノズルチップ40に接続されている。内側本体31と外
側本体32との間には、燃料を微粒化するための微粒化
用空気の通路である微粒化用空気供給路35が形成さ
れ、この微粒化用空気供給路35上には、微粒化用空気
に旋回運動を与える微粒化用空気スワーラ50が設けら
れている。微粒化用空気供給路35は、微粒化用空気ス
ワーラ50を通過直後の位置でノズル30の中心方向に
向かって屈折し、この位置より下流部分は、内側本体3
1とキャップ部33とで挟まれて形成されている。
【0019】図3には、ノズルチップ40の拡大状態が
示されている。図3(A)には、ノズルチップ40の中
心軸に沿った断面が示され、図3(B)には、図3
(A)を右側から見た側面が示されている。ノズルチッ
プ40の内部には、燃料供給路34に接続された円柱形
状の空間41が設けられ、この空間41内には、空間4
1の内壁面と隙間をあけて円柱形状の中心部材42が設
けられている。この中心部材42の図3(A)中左側端
部は、円錐形状とされ、内側本体31に形成された燃料
供給路34内に挿入されている。また、中心部材42の
右側端部は、空間41の内壁面に溶接等で固定されてい
る。
示されている。図3(A)には、ノズルチップ40の中
心軸に沿った断面が示され、図3(B)には、図3
(A)を右側から見た側面が示されている。ノズルチッ
プ40の内部には、燃料供給路34に接続された円柱形
状の空間41が設けられ、この空間41内には、空間4
1の内壁面と隙間をあけて円柱形状の中心部材42が設
けられている。この中心部材42の図3(A)中左側端
部は、円錐形状とされ、内側本体31に形成された燃料
供給路34内に挿入されている。また、中心部材42の
右側端部は、空間41の内壁面に溶接等で固定されてい
る。
【0020】中心部材42の周面には、螺旋状の溝43
が形成され、これにより中心部材42は、あたかもボル
ト状のものとなっている。この溝43により、燃料供給
路34から送られてくる加圧された燃料に旋回運動が与
えられ、ノズルチップ40から中空円錐状の液膜が噴射
される。なお、液膜形成の詳細は後述する(図5参
照)。
が形成され、これにより中心部材42は、あたかもボル
ト状のものとなっている。この溝43により、燃料供給
路34から送られてくる加圧された燃料に旋回運動が与
えられ、ノズルチップ40から中空円錐状の液膜が噴射
される。なお、液膜形成の詳細は後述する(図5参
照)。
【0021】空間41の図3(A)中右側の部分は、中
心に向かって円錐状に狭まり、喉部44を境としてラッ
パ状に拡がったラッパ部45が形成されている。ラッパ
部45の拡がり角度Eは、例えば、100度など、喉部
44の直径Kは、例えば、0.5mmなど、ノズルチッ
プ40の最先端部46におけるラッパ部45の直径M
は、例えば、1mmなどであるが、特にこれらの数値に
限定されるものではない。また、ノズルチップ40の大
きさは、例えば、本実施例では、その外径Pが5mm程
度のものであるが、この数値に限定されるものではな
い。
心に向かって円錐状に狭まり、喉部44を境としてラッ
パ状に拡がったラッパ部45が形成されている。ラッパ
部45の拡がり角度Eは、例えば、100度など、喉部
44の直径Kは、例えば、0.5mmなど、ノズルチッ
プ40の最先端部46におけるラッパ部45の直径M
は、例えば、1mmなどであるが、特にこれらの数値に
限定されるものではない。また、ノズルチップ40の大
きさは、例えば、本実施例では、その外径Pが5mm程
度のものであるが、この数値に限定されるものではな
い。
【0022】溝43は、雄ねじの如く螺旋状に形成され
ているが、その本数(ねじの条数に相当)は、本実施例
では、一本とされているが、多条ねじの如く二本以上の
溝を形成してもよい。溝43の幅Fは、1〜5mmとす
ることが望ましい。溝43の深さGは、1〜5mmとす
ることが望ましい。この深さGが、1mm未満の場合に
は、ノズルチップ40での流量係数が小さくなり所定の
流量を得ることができず、一方、5mmを越える場合に
は、燃料の旋回速度が小さくなり後述するノズル30の
先端での液膜の形成および液滴の微粒化が不十分となる
ためである。また、中心部材42の溝43の形成されて
いない部分の周面(雄ねじの山の位置に相当する部分)
と空間41の内壁面との間の隙間寸法Yは、例えば、5
mm程度であるが、この数値に限定されるものではな
い。
ているが、その本数(ねじの条数に相当)は、本実施例
では、一本とされているが、多条ねじの如く二本以上の
溝を形成してもよい。溝43の幅Fは、1〜5mmとす
ることが望ましい。溝43の深さGは、1〜5mmとす
ることが望ましい。この深さGが、1mm未満の場合に
は、ノズルチップ40での流量係数が小さくなり所定の
流量を得ることができず、一方、5mmを越える場合に
は、燃料の旋回速度が小さくなり後述するノズル30の
先端での液膜の形成および液滴の微粒化が不十分となる
ためである。また、中心部材42の溝43の形成されて
いない部分の周面(雄ねじの山の位置に相当する部分)
と空間41の内壁面との間の隙間寸法Yは、例えば、5
mm程度であるが、この数値に限定されるものではな
い。
【0023】溝43の断面形状は、特に制限はないが、
加工上等の点から、矩形や台形が好ましい。溝43の角
度Q(ノズル30の中心軸に垂直な方向に対する角度)
は、例えば、15度などであり、10〜20度の範囲が
望ましく、この範囲においては、ノズル30の先端での
噴霧の液膜角度ζ(後述の図5参照)が80〜120度
となり、微粒化用空気による液滴の微粒化を良好な状態
にできる。この角度Qが、10度未満の場合には、液膜
角度ζが大きくなりすぎて噴霧の半径方向への到達距離
が大きくなるため、燃料液滴が蒸発、燃焼を完了する前
に燃焼室11の周壁15に衝突してしまい未燃の炭化水
素(THC)が増加する原因となる。一方、角度Qが2
0度より大きくなると、液膜角度ζが小さくなって噴霧
の軸方向への到達距離が大きくなるため、噴霧火炎が長
くなり、短炎化が困難となる。
加工上等の点から、矩形や台形が好ましい。溝43の角
度Q(ノズル30の中心軸に垂直な方向に対する角度)
は、例えば、15度などであり、10〜20度の範囲が
望ましく、この範囲においては、ノズル30の先端での
噴霧の液膜角度ζ(後述の図5参照)が80〜120度
となり、微粒化用空気による液滴の微粒化を良好な状態
にできる。この角度Qが、10度未満の場合には、液膜
角度ζが大きくなりすぎて噴霧の半径方向への到達距離
が大きくなるため、燃料液滴が蒸発、燃焼を完了する前
に燃焼室11の周壁15に衝突してしまい未燃の炭化水
素(THC)が増加する原因となる。一方、角度Qが2
0度より大きくなると、液膜角度ζが小さくなって噴霧
の軸方向への到達距離が大きくなるため、噴霧火炎が長
くなり、短炎化が困難となる。
【0024】図2に戻って、キャップ部33の中心、つ
まり燃料供給路34からノズルチップ40に至る線の延
長位置には、ノズルチップ40から噴射された燃料が通
過する絞り部36が形成されている。この絞り部36と
ノズルチップ40の最先端部46との間の間隔寸法であ
る混合距離δは、1〜5mmの範囲が望ましく、この範
囲を外れると、ノズル30の先端での液膜角度ζが80
〜120度の範囲から外れるとともに、微粒化状態が著
しく悪化し、すす発生の原因となる。
まり燃料供給路34からノズルチップ40に至る線の延
長位置には、ノズルチップ40から噴射された燃料が通
過する絞り部36が形成されている。この絞り部36と
ノズルチップ40の最先端部46との間の間隔寸法であ
る混合距離δは、1〜5mmの範囲が望ましく、この範
囲を外れると、ノズル30の先端での液膜角度ζが80
〜120度の範囲から外れるとともに、微粒化状態が著
しく悪化し、すす発生の原因となる。
【0025】つまり、混合距離δを変化させることによ
って、ノズルチップ40の最先端部46から噴射された
液膜と微粒化用空気との衝突する位置が微妙に変化し、
ノズル30の内部における微粒化状態に大きく影響す
る。そして、ノズルチップ40内の溝43の角度Qや微
粒化用空気スワーラ50の旋回角度θ(後述の図4参
照)が同じ場合であっても、この混合距離δを変化させ
ることによって、液膜角度ζに変化が見られる。特に、
前述した好適範囲とされる1〜5mmの範囲を外れる
と、液膜角度ζが大きく変化するとともに、微粒化状態
が悪化するという現象が見られる。これは、混合距離δ
が1mmより小さいと、ノズルチップ40により形成さ
れた液膜と微粒化用空気との衝突・混合が不十分であ
り、一方、混合距離δが5mmより大きいと、微粒化さ
れた液滴同士がノズル30の内部で再衝突して液滴径が
粗大化し微粒化状態が悪化するのが主な原因と考えられ
る。
って、ノズルチップ40の最先端部46から噴射された
液膜と微粒化用空気との衝突する位置が微妙に変化し、
ノズル30の内部における微粒化状態に大きく影響す
る。そして、ノズルチップ40内の溝43の角度Qや微
粒化用空気スワーラ50の旋回角度θ(後述の図4参
照)が同じ場合であっても、この混合距離δを変化させ
ることによって、液膜角度ζに変化が見られる。特に、
前述した好適範囲とされる1〜5mmの範囲を外れる
と、液膜角度ζが大きく変化するとともに、微粒化状態
が悪化するという現象が見られる。これは、混合距離δ
が1mmより小さいと、ノズルチップ40により形成さ
れた液膜と微粒化用空気との衝突・混合が不十分であ
り、一方、混合距離δが5mmより大きいと、微粒化さ
れた液滴同士がノズル30の内部で再衝突して液滴径が
粗大化し微粒化状態が悪化するのが主な原因と考えられ
る。
【0026】絞り部36の直径であるノズル30の出口
径Aは、2〜5mmの範囲が望ましい。この出口径Aが
2mmよりも小さい場合には、ノズルチップ40により
旋回を受けた噴霧の液膜がキャップ部33に衝突して液
垂れを起こし、微粒化状態を悪化させる。一方、出口径
Aが5mmよりも大きい場合には、液膜角度ζが120
度より大きくなり、噴霧幅が大きくなりすぎて噴霧が液
状のまま燃焼室11の周壁15に衝突してしまう。
径Aは、2〜5mmの範囲が望ましい。この出口径Aが
2mmよりも小さい場合には、ノズルチップ40により
旋回を受けた噴霧の液膜がキャップ部33に衝突して液
垂れを起こし、微粒化状態を悪化させる。一方、出口径
Aが5mmよりも大きい場合には、液膜角度ζが120
度より大きくなり、噴霧幅が大きくなりすぎて噴霧が液
状のまま燃焼室11の周壁15に衝突してしまう。
【0027】図4には、微粒化用空気スワーラ50の拡
大状態が示されている。微粒化用空気スワーラ50は、
リング状の部材であり、その外周には、微粒化用空気に
旋回運動を与えるための複数の案内羽根51が設けられ
ている。そして、この微粒化用空気スワーラ50により
旋回運動を与えられた微粒化用空気は、ノズルチップ4
0から噴射された燃料の液膜に剪断力を与えて液膜を微
粒化するようになっている。また、微粒化用空気スワー
ラ50による微粒化用空気の旋回方向は、ノズルチップ
40内の溝43による燃料の液膜の旋回方向とは逆方向
である。
大状態が示されている。微粒化用空気スワーラ50は、
リング状の部材であり、その外周には、微粒化用空気に
旋回運動を与えるための複数の案内羽根51が設けられ
ている。そして、この微粒化用空気スワーラ50により
旋回運動を与えられた微粒化用空気は、ノズルチップ4
0から噴射された燃料の液膜に剪断力を与えて液膜を微
粒化するようになっている。また、微粒化用空気スワー
ラ50による微粒化用空気の旋回方向は、ノズルチップ
40内の溝43による燃料の液膜の旋回方向とは逆方向
である。
【0028】微粒化用空気スワーラ50の案内羽根51
の角度θ(ノズル30の中心軸に対する案内羽根51の
形成角度)は、−30〜−60度の範囲が望ましい。な
お、角度θにマイナス記号が付されているのは、液膜の
旋回方向とは逆方向に微粒化用空気を旋回させる角度で
あることを意味している。この案内羽根51の角度θの
−30〜−60度という好適範囲は、次のような理由に
基づくものである。すなわち、噴霧の良好な微粒化状態
を得るためには、燃料の液膜の進行方向と微粒化用空気
の進行方向とのなす角度、つまり液体燃料と微粒化用空
気との衝突時の交差角度ω(後述の図5参照)は60〜
110度の範囲が適切である。一方、液膜角度ζは80
〜120度の範囲が望ましいため、案内羽根51の角度
θを−30〜−60度の範囲とすれば、交差角度ωを適
切範囲である60〜110度の範囲内に調整できるから
である。なお、案内羽根51の角度θが−30〜−60
度の範囲外である場合には、噴霧の液膜に与える剪断力
が小さくなり、十分な微粒化状態を得ることができな
い。
の角度θ(ノズル30の中心軸に対する案内羽根51の
形成角度)は、−30〜−60度の範囲が望ましい。な
お、角度θにマイナス記号が付されているのは、液膜の
旋回方向とは逆方向に微粒化用空気を旋回させる角度で
あることを意味している。この案内羽根51の角度θの
−30〜−60度という好適範囲は、次のような理由に
基づくものである。すなわち、噴霧の良好な微粒化状態
を得るためには、燃料の液膜の進行方向と微粒化用空気
の進行方向とのなす角度、つまり液体燃料と微粒化用空
気との衝突時の交差角度ω(後述の図5参照)は60〜
110度の範囲が適切である。一方、液膜角度ζは80
〜120度の範囲が望ましいため、案内羽根51の角度
θを−30〜−60度の範囲とすれば、交差角度ωを適
切範囲である60〜110度の範囲内に調整できるから
である。なお、案内羽根51の角度θが−30〜−60
度の範囲外である場合には、噴霧の液膜に与える剪断力
が小さくなり、十分な微粒化状態を得ることができな
い。
【0029】また、案内羽根51の形状、大きさ、長
さ、枚数等は、微粒化用空気に所定の旋回運動を与える
ことができれば任意である。例えば、本実施例では、略
矩形状の断面を有し、軸方向長さT=8mm程度、高さ
S=2mm程度の案内羽根51が10枚設けられている
が、これらの数値に限定されるものではない。
さ、枚数等は、微粒化用空気に所定の旋回運動を与える
ことができれば任意である。例えば、本実施例では、略
矩形状の断面を有し、軸方向長さT=8mm程度、高さ
S=2mm程度の案内羽根51が10枚設けられている
が、これらの数値に限定されるものではない。
【0030】図1に示された燃焼用空気スワーラ60
は、微粒化用空気スワーラ50と同様な形状のリング状
の部材であり、その外周には、燃焼用空気に旋回運動を
与えるための複数の案内羽根61(不図示)が設けられ
ている。また、燃焼用空気スワーラ60による燃焼用空
気の旋回方向は、ノズルチップ40内の溝43による燃
料の液膜の旋回方向と同方向、つまり微粒化用空気スワ
ーラ50による微粒化用空気の旋回方向とは逆方向であ
る。
は、微粒化用空気スワーラ50と同様な形状のリング状
の部材であり、その外周には、燃焼用空気に旋回運動を
与えるための複数の案内羽根61(不図示)が設けられ
ている。また、燃焼用空気スワーラ60による燃焼用空
気の旋回方向は、ノズルチップ40内の溝43による燃
料の液膜の旋回方向と同方向、つまり微粒化用空気スワ
ーラ50による微粒化用空気の旋回方向とは逆方向であ
る。
【0031】燃焼用空気スワーラ60の案内羽根61の
角度β(図示は省略するが、微粒化用空気スワーラ50
の案内羽根51の角度θに相当する角度であり、ノズル
30の中心軸に対する案内羽根61の形成角度)は、4
0〜70度の範囲が望ましい。そして、案内羽根61の
角度βは、低NOX かつ安定燃焼を実現するためには、4
0〜70度の範囲で十分であるが、低NOX を維持したま
までより高負荷・短炎燃焼を行うためには、55〜60
度の範囲とすることがより望ましい。また、案内羽根6
1の形状、大きさ、長さ、枚数等は、燃焼用空気に所定
の旋回運動を与えることができれば任意である。
角度β(図示は省略するが、微粒化用空気スワーラ50
の案内羽根51の角度θに相当する角度であり、ノズル
30の中心軸に対する案内羽根61の形成角度)は、4
0〜70度の範囲が望ましい。そして、案内羽根61の
角度βは、低NOX かつ安定燃焼を実現するためには、4
0〜70度の範囲で十分であるが、低NOX を維持したま
までより高負荷・短炎燃焼を行うためには、55〜60
度の範囲とすることがより望ましい。また、案内羽根6
1の形状、大きさ、長さ、枚数等は、燃焼用空気に所定
の旋回運動を与えることができれば任意である。
【0032】このような本実施例においては、以下のよ
うにして液体燃料の燃焼が行われる。図5には、燃料供
給から燃料と燃焼用空気との混合気が形成されるまでの
状況を示すノズル30の先端近傍の模式図が示されてい
る。燃料ポンプにより加圧された液体燃料は、燃料供給
路34を通してノズルチップ40内に導かれ、ノズルチ
ップ40内に形成された螺旋状の溝43により旋回運動
を与えられて中空円錐状の液膜としてノズルチップ40
の最先端部46から噴射される。この際の液膜角度ζ
(円錐の頂点部分の角度)は、80〜120度が望まし
い。
うにして液体燃料の燃焼が行われる。図5には、燃料供
給から燃料と燃焼用空気との混合気が形成されるまでの
状況を示すノズル30の先端近傍の模式図が示されてい
る。燃料ポンプにより加圧された液体燃料は、燃料供給
路34を通してノズルチップ40内に導かれ、ノズルチ
ップ40内に形成された螺旋状の溝43により旋回運動
を与えられて中空円錐状の液膜としてノズルチップ40
の最先端部46から噴射される。この際の液膜角度ζ
(円錐の頂点部分の角度)は、80〜120度が望まし
い。
【0033】また、微粒化用空気供給路35を通して微
粒化用空気が供給され、この微粒化用空気は、微粒化用
空気スワーラ50により燃料とは逆方向の旋回運動を与
えられて燃料の液膜に交差する状態で衝突する。つま
り、液膜と微粒化用空気とは互いに逆方向に旋回しなが
ら衝突する。この衝突の際の交差角度ω(液膜の進行方
向と微粒化用空気の進行方向とのなす角度)は、60〜
110度が望ましい。
粒化用空気が供給され、この微粒化用空気は、微粒化用
空気スワーラ50により燃料とは逆方向の旋回運動を与
えられて燃料の液膜に交差する状態で衝突する。つま
り、液膜と微粒化用空気とは互いに逆方向に旋回しなが
ら衝突する。この衝突の際の交差角度ω(液膜の進行方
向と微粒化用空気の進行方向とのなす角度)は、60〜
110度が望ましい。
【0034】さらに、微粒化用空気の衝突を受けた液膜
は、微粒化された後、燃焼用空気スワーラ60により旋
回運動を与えられた燃焼用空気と混合され、これにより
燃焼用の混合気が形成される。
は、微粒化された後、燃焼用空気スワーラ60により旋
回運動を与えられた燃焼用空気と混合され、これにより
燃焼用の混合気が形成される。
【0035】ここで、燃料流量MFおよび燃焼用空気流
量MCについては、例えば、MF=0.5〜1.5g/
s、MC=10〜35g/sという条件とすれば、極め
て短炎で低NOX 燃焼が実現される。そして、燃料流量M
Fが0.5g/sより小さい場合には、微粒化状態が悪
化するため、安定した燃焼は得られない。しかし、燃料
流量MFが1.5g/sより大きい場合であっても、当
量比(実際に燃焼に使用される空気量/理論的に必要な
空気量)がφ=0.5〜1.0の範囲に入るように燃料
流量MFおよび燃焼用空気流量MCを調整することによ
って、低NOX で高負荷・短炎燃焼が可能となる。また、
燃料としては、例えば、上記条件では、灯油の他、A重
油等を好適に用いることができ、さらに条件を変更する
ことで、比較的粘性の高い燃料等、液体燃料であればい
ずれの燃料にも本発明を適用することができる。
量MCについては、例えば、MF=0.5〜1.5g/
s、MC=10〜35g/sという条件とすれば、極め
て短炎で低NOX 燃焼が実現される。そして、燃料流量M
Fが0.5g/sより小さい場合には、微粒化状態が悪
化するため、安定した燃焼は得られない。しかし、燃料
流量MFが1.5g/sより大きい場合であっても、当
量比(実際に燃焼に使用される空気量/理論的に必要な
空気量)がφ=0.5〜1.0の範囲に入るように燃料
流量MFおよび燃焼用空気流量MCを調整することによ
って、低NOX で高負荷・短炎燃焼が可能となる。また、
燃料としては、例えば、上記条件では、灯油の他、A重
油等を好適に用いることができ、さらに条件を変更する
ことで、比較的粘性の高い燃料等、液体燃料であればい
ずれの燃料にも本発明を適用することができる。
【0036】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、ノズルチップ40の内部に螺旋
状の溝43が設けられているので、燃料に旋回運動を与
え、かつ燃料を中空円錐液膜状に噴霧させることができ
る。また、微粒化用空気スワーラ50が設けられている
ので、微粒化用空気に旋回運動を与えることができる。
そして、これらの螺旋状の溝43と微粒化用空気スワー
ラ50の案内羽根51とは、燃料と微粒化用空気とを逆
方向に旋回させるように形成されているため、燃料の液
膜と微粒化用空気とを互いに逆方向に旋回させながら衝
突させることができ、この際には、微粒化用空気が液膜
を剥ぎ取るような状態となるので、微粒化を確実に行う
ことができる。
効果がある。すなわち、ノズルチップ40の内部に螺旋
状の溝43が設けられているので、燃料に旋回運動を与
え、かつ燃料を中空円錐液膜状に噴霧させることができ
る。また、微粒化用空気スワーラ50が設けられている
ので、微粒化用空気に旋回運動を与えることができる。
そして、これらの螺旋状の溝43と微粒化用空気スワー
ラ50の案内羽根51とは、燃料と微粒化用空気とを逆
方向に旋回させるように形成されているため、燃料の液
膜と微粒化用空気とを互いに逆方向に旋回させながら衝
突させることができ、この際には、微粒化用空気が液膜
を剥ぎ取るような状態となるので、微粒化を確実に行う
ことができる。
【0037】そして、このような燃料の液膜と微粒化用
空気との旋回方向の逆向き設定により、噴霧の旋回方向
への液滴の運動量が増し、噴霧の下流方向(軸方向)へ
の到達距離を押えることができる。さらに、液膜から液
滴への微粒化並びに蒸発が早期に完了し、液膜の状態で
の半径方向への分散を小さくすることができるため、極
めて短炎な燃焼を実現できる。さらに、短炎燃焼の実現
により、燃焼器10の小型化を図ることができる。
空気との旋回方向の逆向き設定により、噴霧の旋回方向
への液滴の運動量が増し、噴霧の下流方向(軸方向)へ
の到達距離を押えることができる。さらに、液膜から液
滴への微粒化並びに蒸発が早期に完了し、液膜の状態で
の半径方向への分散を小さくすることができるため、極
めて短炎な燃焼を実現できる。さらに、短炎燃焼の実現
により、燃焼器10の小型化を図ることができる。
【0038】また、微粒化用空気の旋回を強くすれば噴
霧の粒径を小さくでき、不輝炎状態(青い炎)の短炎を
形成できる。そして、安定した不輝炎が得られる範囲で
は、燃焼用空気流量を増加させることにより、未燃炭化
水素を増加させることなく、窒素酸化物の減少および燃
焼負荷率の上昇を図ることができる。さらに、高負荷燃
焼の実現により、燃焼器10の高効率化を図ることがで
き、低NOX 化の実現により、環境規制に容易に対処する
ことができる。
霧の粒径を小さくでき、不輝炎状態(青い炎)の短炎を
形成できる。そして、安定した不輝炎が得られる範囲で
は、燃焼用空気流量を増加させることにより、未燃炭化
水素を増加させることなく、窒素酸化物の減少および燃
焼負荷率の上昇を図ることができる。さらに、高負荷燃
焼の実現により、燃焼器10の高効率化を図ることがで
き、低NOX 化の実現により、環境規制に容易に対処する
ことができる。
【0039】また、燃焼用空気スワーラ60が設けられ
ているので、燃焼用空気に旋回運動を与えることがで
き、低NOX を維持しながら、より一層の高負荷・短炎化
を図ることができる。
ているので、燃焼用空気に旋回運動を与えることがで
き、低NOX を維持しながら、より一層の高負荷・短炎化
を図ることができる。
【0040】さらに、液膜角度ζを80〜120度の範
囲とし、かつ液膜と微粒化用空気との衝突する際の交差
角度ωを60〜110度の範囲とすれば、より一層良好
な微粒化状態を確実に実現できる。そして、このような
範囲の設定は、ノズルチップ40内の溝43の角度Q、
ノズル30の混合距離δ、ノズル30の出口径A、ある
いは微粒化用空気スワーラ50の案内羽根51の角度θ
の調整により容易に行うことができる。
囲とし、かつ液膜と微粒化用空気との衝突する際の交差
角度ωを60〜110度の範囲とすれば、より一層良好
な微粒化状態を確実に実現できる。そして、このような
範囲の設定は、ノズルチップ40内の溝43の角度Q、
ノズル30の混合距離δ、ノズル30の出口径A、ある
いは微粒化用空気スワーラ50の案内羽根51の角度θ
の調整により容易に行うことができる。
【0041】また、燃焼用空気スワーラ60の案内羽根
61の角度βを、40〜70度の範囲に調整すれば、低
NOX かつ安定燃焼をより確実に実現でき、さらに55〜
60度の範囲に調整すれば、低NOX を維持したままでよ
り高負荷・短炎燃焼を実現できる。
61の角度βを、40〜70度の範囲に調整すれば、低
NOX かつ安定燃焼をより確実に実現でき、さらに55〜
60度の範囲に調整すれば、低NOX を維持したままでよ
り高負荷・短炎燃焼を実現できる。
【0042】なお、本発明の実施実験を行い、その排気
特性を調べた。図6には、燃料流量MF=0.85g/
sで一定として燃焼用空気流量MCを変化させた場合に
おける燃焼器出口でのNOX 排出濃度およびメタン換算の
THC(未燃の炭化水素)排出濃度の変化、および排気
温度から換算した燃焼負荷率ICの変化が示されてい
る。この結果によれば、燃焼用空気流量MCを増加させ
ると、THC排出濃度は、MC=30g/s以上の範囲
で急増する。一方、NOX 排出濃度は、一旦増加して極大
値をとった後に減少する。図中の斜線で囲まれた燃焼用
空気流量MCの範囲は、安定した青い火炎が得られる範
囲であり、この範囲内であれば、燃焼用空気流量MCを
増加することにより、THC排出量をほとんど増加させ
ることなく、NOX 排出量を減少させることができるとと
もに燃焼負荷率ICの向上を図ることができることがわ
かる。なお、従来のバーナの燃焼負荷率ICは、3.0
MW/m3以下である。以上により、本発明によって、
優れた排気特性が得られることが顕著に示された。
特性を調べた。図6には、燃料流量MF=0.85g/
sで一定として燃焼用空気流量MCを変化させた場合に
おける燃焼器出口でのNOX 排出濃度およびメタン換算の
THC(未燃の炭化水素)排出濃度の変化、および排気
温度から換算した燃焼負荷率ICの変化が示されてい
る。この結果によれば、燃焼用空気流量MCを増加させ
ると、THC排出濃度は、MC=30g/s以上の範囲
で急増する。一方、NOX 排出濃度は、一旦増加して極大
値をとった後に減少する。図中の斜線で囲まれた燃焼用
空気流量MCの範囲は、安定した青い火炎が得られる範
囲であり、この範囲内であれば、燃焼用空気流量MCを
増加することにより、THC排出量をほとんど増加させ
ることなく、NOX 排出量を減少させることができるとと
もに燃焼負荷率ICの向上を図ることができることがわ
かる。なお、従来のバーナの燃焼負荷率ICは、3.0
MW/m3以下である。以上により、本発明によって、
優れた排気特性が得られることが顕著に示された。
【0043】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形
等は本発明に含まれるものである。すなわち、本発明の
バーナ20は、図1に示すような構造の燃焼器10への
装着に限定されるものではなく、他の多くの機器、例え
ば、家庭用石油給湯器、スターリングエンジン、ヴィル
ミエサイクルヒートポンプ用の小型燃焼器などに広く適
用することができる。
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形
等は本発明に含まれるものである。すなわち、本発明の
バーナ20は、図1に示すような構造の燃焼器10への
装着に限定されるものではなく、他の多くの機器、例え
ば、家庭用石油給湯器、スターリングエンジン、ヴィル
ミエサイクルヒートポンプ用の小型燃焼器などに広く適
用することができる。
【0044】また、前記実施例では、バーナ20は、燃
焼用空気スワーラ60を備えた構成となっているが、本
発明のバーナは、必ずしもこのような燃焼用空気スワー
ラ60を備えている必要はなく、要するに、微粒化され
た燃料の液膜に燃焼用空気を供給できる構成となってい
ればよい。
焼用空気スワーラ60を備えた構成となっているが、本
発明のバーナは、必ずしもこのような燃焼用空気スワー
ラ60を備えている必要はなく、要するに、微粒化され
た燃料の液膜に燃焼用空気を供給できる構成となってい
ればよい。
【0045】さらに、前記実施例では、ノズルチップ4
0の内部において、中心部材42に螺旋状の溝43が形
成され、この雄ねじ状に形成された溝43(雄ねじの谷
に相当)により燃料に旋回運動が与えられるようになっ
ていたが、本発明のノズルチップ内の溝は、このような
構成に限定されるものではなく、例えば、空間41の内
壁面に雌ねじ状の溝(雌ねじの谷に相当)を形成しても
よく、あるいは、雄ねじ状の溝43および雌ねじ状の溝
を両方形成するようにしてもよい。しかし、燃料に効果
的に旋回運動を与えるためには、雌ねじ状の溝よりも、
前記実施例のような雄ねじ状の溝43のほうが好まし
い。
0の内部において、中心部材42に螺旋状の溝43が形
成され、この雄ねじ状に形成された溝43(雄ねじの谷
に相当)により燃料に旋回運動が与えられるようになっ
ていたが、本発明のノズルチップ内の溝は、このような
構成に限定されるものではなく、例えば、空間41の内
壁面に雌ねじ状の溝(雌ねじの谷に相当)を形成しても
よく、あるいは、雄ねじ状の溝43および雌ねじ状の溝
を両方形成するようにしてもよい。しかし、燃料に効果
的に旋回運動を与えるためには、雌ねじ状の溝よりも、
前記実施例のような雄ねじ状の溝43のほうが好まし
い。
【0046】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、ノ
ズルチップの内部に形成された螺旋状の溝によって燃料
に旋回運動を与えて燃料をノズルチップから中空円錐液
膜状に噴霧するとともに、微粒化用空気スワーラにより
微粒化用空気に燃料の旋回方向とは逆方向の旋回運動を
与えてから、この微粒化用空気を燃料の液膜に所定の交
差角度で衝突させるので、高負荷・短炎化燃焼を実現で
きるうえ、低NOX 化を図ることができるという効果があ
る。
ズルチップの内部に形成された螺旋状の溝によって燃料
に旋回運動を与えて燃料をノズルチップから中空円錐液
膜状に噴霧するとともに、微粒化用空気スワーラにより
微粒化用空気に燃料の旋回方向とは逆方向の旋回運動を
与えてから、この微粒化用空気を燃料の液膜に所定の交
差角度で衝突させるので、高負荷・短炎化燃焼を実現で
きるうえ、低NOX 化を図ることができるという効果があ
る。
【0047】また、燃焼用空気スワーラを設けて燃焼用
空気に旋回運動を与えるようにした場合には、低NOX を
維持しながら、より一層の高負荷・短炎化を図ることが
できるという効果がある。さらに、中空円錐液膜状に拡
がる燃料の液膜角度を80〜120度の範囲とし、かつ
液膜と微粒化用空気との衝突する際の交差角度を60〜
110度の範囲とした場合には、より一層良好な微粒化
状態を確実に実現できるという効果がある。
空気に旋回運動を与えるようにした場合には、低NOX を
維持しながら、より一層の高負荷・短炎化を図ることが
できるという効果がある。さらに、中空円錐液膜状に拡
がる燃料の液膜角度を80〜120度の範囲とし、かつ
液膜と微粒化用空気との衝突する際の交差角度を60〜
110度の範囲とした場合には、より一層良好な微粒化
状態を確実に実現できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す燃焼器の断面図。
【図2】前記実施例のノズルの拡大図。
【図3】前記実施例のノズルチップの拡大図。
【図4】前記実施例の微粒化用空気スワーラの拡大図。
【図5】前記実施例の燃料供給から燃料と燃焼用空気と
の混合気が形成されるまでの状況を示すノズルの先端近
傍の模式図。
の混合気が形成されるまでの状況を示すノズルの先端近
傍の模式図。
【図6】本発明を実施した場合の排気特性を示す説明
図。
図。
10 燃焼器 12 燃焼用空気供給路 20 バーナ 30 ノズル 35 微粒化用空気供給路 40 ノズルチップ 43 溝 50 微粒化用空気スワーラ 60 燃焼用空気スワーラ ζ 液膜角度 ω 交差角度
Claims (3)
- 【請求項1】 液体燃料供給用のノズルの先端に装着さ
れ、内部に前記ノズルの中心軸を中心として巻かれて形
成された螺旋状の溝を有し、この溝によって前記燃料に
旋回運動を与えて前記燃料を中空円錐液膜状に噴霧させ
るノズルチップと、 このノズルチップよりも外周側であって、かつ中空円錐
液膜状とされた前記燃料に交差する状態で衝突させるこ
とにより前記燃料を微粒化する微粒化用空気の通路上に
設けられ、この微粒化用空気に前記燃料の旋回方向とは
逆方向の旋回運動を与える案内羽根を有する微粒化用空
気スワーラとを備えたことを特徴とするバーナ。 - 【請求項2】 請求項1に記載したバーナにおいて、前
記微粒化用空気スワーラの外周側であって、かつ燃焼用
空気の通路上に設けられ、この燃焼用空気に旋回運動を
与える案内羽根を有する燃焼用空気スワーラを備えたこ
とを特徴とするバーナ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載したバー
ナにおいて、前記燃料が前記ノズルチップから噴霧され
て中空円錐液膜状に拡がる際の液膜角度は、80〜12
0度の範囲とされ、中空円錐液膜状とされた前記燃料の
液膜と前記微粒化用空気とが衝突する際の交差角度は、
60〜110度の範囲とされていることを特徴とするバ
ーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1370395A JPH08200623A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | バーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1370395A JPH08200623A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | バーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200623A true JPH08200623A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11840576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1370395A Withdrawn JPH08200623A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | バーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200623A (ja) |
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1995
- 1995-01-31 JP JP1370395A patent/JPH08200623A/ja not_active Withdrawn
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