JPH08200773A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH08200773A JPH08200773A JP7009046A JP904695A JPH08200773A JP H08200773 A JPH08200773 A JP H08200773A JP 7009046 A JP7009046 A JP 7009046A JP 904695 A JP904695 A JP 904695A JP H08200773 A JPH08200773 A JP H08200773A
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- condenser
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンピュータ冷却用等の空調機の冬期などの
低温時における運転開始時に、電気ヒータを使用するこ
となく加熱運転を行い得る空気調和装置を提供するこ
と。 【構成】 再熱運転機能を有する空気調和装置におい
て、圧縮機1の吐出側冷媒配管と凝縮器3の間に取り付
けた電磁弁2と、室内温度を検出するサーミスタ10
と、空調機の運転開始時に前記サーミスタ10により検
出した温度が所定値より低い時に、前記電磁弁2を閉鎖
させる制御器11とを設けて構成した。
低温時における運転開始時に、電気ヒータを使用するこ
となく加熱運転を行い得る空気調和装置を提供するこ
と。 【構成】 再熱運転機能を有する空気調和装置におい
て、圧縮機1の吐出側冷媒配管と凝縮器3の間に取り付
けた電磁弁2と、室内温度を検出するサーミスタ10
と、空調機の運転開始時に前記サーミスタ10により検
出した温度が所定値より低い時に、前記電磁弁2を閉鎖
させる制御器11とを設けて構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再熱運転機能を有する
空気調和装置に係り、特に空調機の運転開始時に、電気
ヒータを使わずに加熱運転を行うために好適な空気調和
装置に関する。
空気調和装置に係り、特に空調機の運転開始時に、電気
ヒータを使わずに加熱運転を行うために好適な空気調和
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭62−11934
8号公報に記載にように、空気調和装置に電気ヒータを
搭載し、空気調和装置の運転開始時に、温度センサ等に
より検出した室内温度が所定値より低い時には電気ヒー
タに通電させ、室内ファンにより温風を出すことによっ
て加熱運転を行っていた。
8号公報に記載にように、空気調和装置に電気ヒータを
搭載し、空気調和装置の運転開始時に、温度センサ等に
より検出した室内温度が所定値より低い時には電気ヒー
タに通電させ、室内ファンにより温風を出すことによっ
て加熱運転を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータ冷却用等
の空気調和装置においては、冷却対象であるコンピュー
タを低温時に使用すると、露付きなどの障害が発生する
ため、冬期などの低温時にコンピュータを起動する際に
は、空気調和装置に電気ヒータを搭載し、これに通電さ
せて室内ファンにより温風を出して室内温度を上昇させ
ている。
の空気調和装置においては、冷却対象であるコンピュー
タを低温時に使用すると、露付きなどの障害が発生する
ため、冬期などの低温時にコンピュータを起動する際に
は、空気調和装置に電気ヒータを搭載し、これに通電さ
せて室内ファンにより温風を出して室内温度を上昇させ
ている。
【0004】しかし、この方法では電気ヒータは高温に
なるため、電気ヒータの熱に起因するケーシング等の変
形や破損や火災の可能性があり、また火災を防止するた
めに温度ヒューズ,ブレーカ等の保護装置の設置が必要
である。また、新たに電気ヒータを取り付けるため、空
調機全体のコストが高くなり、かつ電気ヒータ分の消費
電力の増加および契約電力量の増加によりランニングコ
ストも高くなるという問題があった。
なるため、電気ヒータの熱に起因するケーシング等の変
形や破損や火災の可能性があり、また火災を防止するた
めに温度ヒューズ,ブレーカ等の保護装置の設置が必要
である。また、新たに電気ヒータを取り付けるため、空
調機全体のコストが高くなり、かつ電気ヒータ分の消費
電力の増加および契約電力量の増加によりランニングコ
ストも高くなるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、コンピュータ冷却用等の
空調機の冬期などの低温時における運転開始時に、電気
ヒータを使用することなく加熱運転を行い得る空気調和
装置を提供することにある。
空調機の冬期などの低温時における運転開始時に、電気
ヒータを使用することなく加熱運転を行い得る空気調和
装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の他の目的は前記空調機の運
転開始時に、加熱運転をより一層的確に実行し得る空気
調和装置を提供することにある。
転開始時に、加熱運転をより一層的確に実行し得る空気
調和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、再熱運転機能を有する空気調和装置において、圧縮
機の吐出側冷媒配管と凝縮器の間に取り付けた電磁弁
と、室内温度を検出する温度センサと、空調機の運転開
始時に前記温度センサにより検出した温度が所定値より
低い時に、前記電磁弁を閉鎖させる制御器とを設けた。
に、再熱運転機能を有する空気調和装置において、圧縮
機の吐出側冷媒配管と凝縮器の間に取り付けた電磁弁
と、室内温度を検出する温度センサと、空調機の運転開
始時に前記温度センサにより検出した温度が所定値より
低い時に、前記電磁弁を閉鎖させる制御器とを設けた。
【0008】また、圧縮機の吐出側冷媒配管と凝縮器の
間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時
に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁を全閉状態とした。
間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時
に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁を全閉状態とした。
【0009】また、圧縮機の吐出側冷媒配管と凝縮器の
間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時
に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁を予め制御器に定められた所定時間
は開状態にして、所定時間経過後に全閉状態とした。
間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時
に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁を予め制御器に定められた所定時間
は開状態にして、所定時間経過後に全閉状態とした。
【0010】また、圧縮機の吐出側冷媒圧力を検出する
圧力センサを設け、空調機の運転開始時に、前記圧力セ
ンサにより検出した吐出側冷媒圧力が所定値より低い場
合には、圧縮機の吐出側冷媒配管と凝縮器の間の電磁弁
を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時に、凝縮器と
蒸発器の間に設けられている冷房運転時の減圧用電気式
膨張弁を予め制御器に定められた所定時間は開状態とし
て、所定時間経過後に全閉状態とした。
圧力センサを設け、空調機の運転開始時に、前記圧力セ
ンサにより検出した吐出側冷媒圧力が所定値より低い場
合には、圧縮機の吐出側冷媒配管と凝縮器の間の電磁弁
を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時に、凝縮器と
蒸発器の間に設けられている冷房運転時の減圧用電気式
膨張弁を予め制御器に定められた所定時間は開状態とし
て、所定時間経過後に全閉状態とした。
【0011】また、凝縮器の周囲の外気温度を検出する
温度センサを設け、空調機の運転開始時に、前記温度セ
ンサにより検出した外気温度が所定値より低い場合に
は、圧縮機の吐出側冷媒配管と凝縮器の間の電磁弁を閉
鎖して空調機の運転を開始すると同時に、凝縮器と蒸発
器の間に設けられている冷房運転時の減圧用電気式膨張
弁を予め制御器に定められた所定時間は開状態にして、
所定時間経過後に全閉状態とした。
温度センサを設け、空調機の運転開始時に、前記温度セ
ンサにより検出した外気温度が所定値より低い場合に
は、圧縮機の吐出側冷媒配管と凝縮器の間の電磁弁を閉
鎖して空調機の運転を開始すると同時に、凝縮器と蒸発
器の間に設けられている冷房運転時の減圧用電気式膨張
弁を予め制御器に定められた所定時間は開状態にして、
所定時間経過後に全閉状態とした。
【0012】
【作用】本発明の空気調和装置において、通常冷房運転
時は、圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒は、凝
縮器で凝縮して高温高圧の液冷媒となり、電気式膨張弁
で減圧され、蒸発器で蒸発して低温低圧のガス冷媒とな
り、アキュムレータを経て圧縮機に戻る冷凍サイクルを
形成する。蒸発器には、冷媒が蒸発する際にその冷媒と
熱交換して冷却される所定流量の空気が吸入され、そし
て冷却された空気は冷房用として室内に吹き出される。
時は、圧縮機から吐出された高温高圧のガス冷媒は、凝
縮器で凝縮して高温高圧の液冷媒となり、電気式膨張弁
で減圧され、蒸発器で蒸発して低温低圧のガス冷媒とな
り、アキュムレータを経て圧縮機に戻る冷凍サイクルを
形成する。蒸発器には、冷媒が蒸発する際にその冷媒と
熱交換して冷却される所定流量の空気が吸入され、そし
て冷却された空気は冷房用として室内に吹き出される。
【0013】ここで、空気調和装置の運転開始時に、温
度センサにより室内温度を検出し、制御器に送り込む。
そこで、制御器は温度センサにより検出された温度が所
定値より低い時に電磁弁を閉鎖する。これにより、圧縮
機から吐出された高温高圧のガス冷媒は、補助熱交換器
に流入して凝縮され高温高圧の液冷媒となる。そして、
高温高圧の液冷媒は流量調節弁によって減圧され、蒸発
器で蒸発して低温低圧のガス冷媒となり、アキュムレー
タを経て圧縮機に戻る。以上により、空気調和装置に吸
い込まれた空気は、一旦蒸発器にて冷却されるものの補
助熱交換器にて加熱され、また蒸発器の冷却能力よりも
補助熱交換器の加熱能力の方が大きいために、結果的に
空調機の吸い込み空気温度より高い温度の空気が吹き出
され、加熱運転となる。
度センサにより室内温度を検出し、制御器に送り込む。
そこで、制御器は温度センサにより検出された温度が所
定値より低い時に電磁弁を閉鎖する。これにより、圧縮
機から吐出された高温高圧のガス冷媒は、補助熱交換器
に流入して凝縮され高温高圧の液冷媒となる。そして、
高温高圧の液冷媒は流量調節弁によって減圧され、蒸発
器で蒸発して低温低圧のガス冷媒となり、アキュムレー
タを経て圧縮機に戻る。以上により、空気調和装置に吸
い込まれた空気は、一旦蒸発器にて冷却されるものの補
助熱交換器にて加熱され、また蒸発器の冷却能力よりも
補助熱交換器の加熱能力の方が大きいために、結果的に
空調機の吸い込み空気温度より高い温度の空気が吹き出
され、加熱運転となる。
【0014】また、圧縮機の吐出側冷媒配管と凝縮器の
間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時
に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁を全閉状態とすることによって、逆
に凝縮器側へ冷媒が移動して滞留しないようにする。
間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時
に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁を全閉状態とすることによって、逆
に凝縮器側へ冷媒が移動して滞留しないようにする。
【0015】また、圧縮機の吐出側冷媒配管と凝縮器の
間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時
に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁を予め制御器に定められた所定時間
は開状態にして、凝縮器内に滞留していた冷媒を所定時
間内に循環冷凍サイクルへ回収し、所定時間経過後に全
閉状態とすることによって、逆に凝縮器内に冷媒が滞留
しないようになる。
間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始すると同時
に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁を予め制御器に定められた所定時間
は開状態にして、凝縮器内に滞留していた冷媒を所定時
間内に循環冷凍サイクルへ回収し、所定時間経過後に全
閉状態とすることによって、逆に凝縮器内に冷媒が滞留
しないようになる。
【0016】また、空調機の運転開始時に圧力センサに
より検出した吐出側冷媒圧力が所定値より低い場合に
は、冷凍サイクル、特に凝縮器の周囲温度が低く、凝縮
器内に冷媒が滞留していると考え、凝縮器と蒸発器の間
に設けられている冷房運転時の減圧用電気式膨張弁を予
め制御器に定められた所定時間は開状態にして、凝縮器
内に滞留していた冷媒を所定時間内に循環冷凍サイクル
へ回収し、所定時間経過後に全閉状態とすることによっ
て、逆に凝縮器内に冷媒が滞留しないようになる。
より検出した吐出側冷媒圧力が所定値より低い場合に
は、冷凍サイクル、特に凝縮器の周囲温度が低く、凝縮
器内に冷媒が滞留していると考え、凝縮器と蒸発器の間
に設けられている冷房運転時の減圧用電気式膨張弁を予
め制御器に定められた所定時間は開状態にして、凝縮器
内に滞留していた冷媒を所定時間内に循環冷凍サイクル
へ回収し、所定時間経過後に全閉状態とすることによっ
て、逆に凝縮器内に冷媒が滞留しないようになる。
【0017】また、空調機の運転開始時に温度センサに
より検出した外気温度が所定値より低い場合には、凝縮
器の周囲温度が低く、凝縮器内に冷媒が滞留していると
考え、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時
の減圧用電気式膨張弁を予め制御器に定められた所定時
間は開状態にして、凝縮器内に滞留していた冷媒を所定
時間内に循環冷凍サイクルへ回収し、所定時間経過後に
全閉状態とすることによって、逆に凝縮器内に冷媒が滞
留しないようになる。
より検出した外気温度が所定値より低い場合には、凝縮
器の周囲温度が低く、凝縮器内に冷媒が滞留していると
考え、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷房運転時
の減圧用電気式膨張弁を予め制御器に定められた所定時
間は開状態にして、凝縮器内に滞留していた冷媒を所定
時間内に循環冷凍サイクルへ回収し、所定時間経過後に
全閉状態とすることによって、逆に凝縮器内に冷媒が滞
留しないようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2によ
り説明する。
り説明する。
【0019】図1は本実施例の空気調和装置の冷凍サイ
クル系統図、図2は同冷凍サイクルのp−h線図であ
る。
クル系統図、図2は同冷凍サイクルのp−h線図であ
る。
【0020】(第一実施例)図1に示すように、本実施
例の空気調和装置は、圧縮機1、電磁弁2,7、凝縮器
3、電気式膨張弁4、蒸発器5、アキュムレータ6、補
助熱交換器8、流量調節弁9の主要部品が順次冷媒配管
で接続され、冷凍サイクルを形成するように構成されて
いる。そして、室内温度を検出する温度センサであるサ
ーミスタ10が設けられ、サーミスタ10からの温度検
出信号を受け取ったり、電磁弁2,7を開または閉にす
るように出力するなどの、冷凍サイクルをマイクロコン
ピュータにより制御する制御器11が設けられている。
例の空気調和装置は、圧縮機1、電磁弁2,7、凝縮器
3、電気式膨張弁4、蒸発器5、アキュムレータ6、補
助熱交換器8、流量調節弁9の主要部品が順次冷媒配管
で接続され、冷凍サイクルを形成するように構成されて
いる。そして、室内温度を検出する温度センサであるサ
ーミスタ10が設けられ、サーミスタ10からの温度検
出信号を受け取ったり、電磁弁2,7を開または閉にす
るように出力するなどの、冷凍サイクルをマイクロコン
ピュータにより制御する制御器11が設けられている。
【0021】冷房運転時、圧縮機1から吐出された高温
高圧のガス冷媒は、凝縮器3で凝縮して高温高圧の液冷
媒となり、電気式膨張弁4で減圧され、蒸発器5で蒸発
して低温低圧のガス冷媒となり、そしてアキュムレータ
6を経て圧縮機1に戻る冷凍サイクルを形成する。蒸発
器5には、冷媒が蒸発する際にその冷媒と熱交換して冷
却される所定流量の空気が吸入され、そして冷却された
空気は冷房用として室内に吹き出される。また、圧縮機
1の吐出ガス冷媒の一部は分岐して電磁弁7を経由し、
蒸発器5と同一通風路内に設置した補助熱交換器8にて
凝縮し、補助熱交換器8の冷媒出口側に設置した冷媒用
の流量調節弁9にて補助熱交換器8における熱交換量を
調節して蒸発器5で冷却された空気を再び加熱すること
によって、空調機からの吹出空気温度を調整している。
高圧のガス冷媒は、凝縮器3で凝縮して高温高圧の液冷
媒となり、電気式膨張弁4で減圧され、蒸発器5で蒸発
して低温低圧のガス冷媒となり、そしてアキュムレータ
6を経て圧縮機1に戻る冷凍サイクルを形成する。蒸発
器5には、冷媒が蒸発する際にその冷媒と熱交換して冷
却される所定流量の空気が吸入され、そして冷却された
空気は冷房用として室内に吹き出される。また、圧縮機
1の吐出ガス冷媒の一部は分岐して電磁弁7を経由し、
蒸発器5と同一通風路内に設置した補助熱交換器8にて
凝縮し、補助熱交換器8の冷媒出口側に設置した冷媒用
の流量調節弁9にて補助熱交換器8における熱交換量を
調節して蒸発器5で冷却された空気を再び加熱すること
によって、空調機からの吹出空気温度を調整している。
【0022】この冷凍サイクルにおいて、本実施例の空
気調和装置が運転を開始した時、サーミスタ10により
検出した室内温度が予め定められた値よりも低い場合
に、制御器11は電磁弁2を閉、電磁弁7を開にし、加
熱運転を行うようにする。つまり、圧縮機1から吐出さ
れた高温高圧のガス冷媒は電磁弁2が閉鎖されているた
め全て電磁弁7側に送られ、補助熱交換器8で凝縮して
高温高圧の液冷媒となり、流量調節弁9で減圧され、蒸
発器5で蒸発して低温低圧のガス冷媒となり、そしてア
キュムレータ6を経て圧縮機1に戻る冷凍サイクルを形
成する。蒸発器5および補助熱交換器8には、冷媒が蒸
発および凝縮する際にその冷媒と熱交換する所定流量の
空気が吸入され、そして冷却,再熱された空気は室内に
吹き出される。
気調和装置が運転を開始した時、サーミスタ10により
検出した室内温度が予め定められた値よりも低い場合
に、制御器11は電磁弁2を閉、電磁弁7を開にし、加
熱運転を行うようにする。つまり、圧縮機1から吐出さ
れた高温高圧のガス冷媒は電磁弁2が閉鎖されているた
め全て電磁弁7側に送られ、補助熱交換器8で凝縮して
高温高圧の液冷媒となり、流量調節弁9で減圧され、蒸
発器5で蒸発して低温低圧のガス冷媒となり、そしてア
キュムレータ6を経て圧縮機1に戻る冷凍サイクルを形
成する。蒸発器5および補助熱交換器8には、冷媒が蒸
発および凝縮する際にその冷媒と熱交換する所定流量の
空気が吸入され、そして冷却,再熱された空気は室内に
吹き出される。
【0023】ここで、この加熱運転における冷媒冷凍サ
イクル状態を、図2の冷媒圧力p−エンタルピh線図上
に示す。この図は横軸にエンタルピh、縦軸に冷媒圧力
pを示す。
イクル状態を、図2の冷媒圧力p−エンタルピh線図上
に示す。この図は横軸にエンタルピh、縦軸に冷媒圧力
pを示す。
【0024】この図2において、点1から点2への変化
は、圧縮機1での圧縮時に加えられた仕事のエネルギー
であり、エンタルピ差(h2−h1)で示される。点2か
ら点3への変化は、補助熱交換器8における冷媒の変化
であり、エンタルピ差(h2−h3)で示される。点3か
ら点4への変化は、流量調節弁9を通る間の冷媒の変化
であり、外部との熱のやりとりはない。点4から点1へ
の変化は、蒸発器5中での冷媒の変化であり、エンタル
ピ差(h1−h3)で示される。このことにより、補助熱
交換器8は蒸発器5よりも圧縮機1での圧縮時に加えら
れた仕事だけ多くの熱を放出している。
は、圧縮機1での圧縮時に加えられた仕事のエネルギー
であり、エンタルピ差(h2−h1)で示される。点2か
ら点3への変化は、補助熱交換器8における冷媒の変化
であり、エンタルピ差(h2−h3)で示される。点3か
ら点4への変化は、流量調節弁9を通る間の冷媒の変化
であり、外部との熱のやりとりはない。点4から点1へ
の変化は、蒸発器5中での冷媒の変化であり、エンタル
ピ差(h1−h3)で示される。このことにより、補助熱
交換器8は蒸発器5よりも圧縮機1での圧縮時に加えら
れた仕事だけ多くの熱を放出している。
【0025】以上の作用から、電磁弁2を閉鎖すること
により、空気調和装置は室内温度より高い吹出空気温度
を得ることが可能となり、空気調和装置の起動時に室内
の温度が低下してしまっている場合には、加熱運転を行
うことができる。
により、空気調和装置は室内温度より高い吹出空気温度
を得ることが可能となり、空気調和装置の起動時に室内
の温度が低下してしまっている場合には、加熱運転を行
うことができる。
【0026】(第二実施例)第一実施例の構成に加え、
空気調和装置の起動時に電磁弁2を閉鎖すると同時に、
電気式膨張弁4を全閉状態にするように制御器11より
指令する。これにより、加熱運転中に凝縮器3の方に冷
媒が流れ、凝縮器3内に冷媒が滞留することによって加
熱運転冷凍サイクル内の冷媒が不足することを防止でき
る。
空気調和装置の起動時に電磁弁2を閉鎖すると同時に、
電気式膨張弁4を全閉状態にするように制御器11より
指令する。これにより、加熱運転中に凝縮器3の方に冷
媒が流れ、凝縮器3内に冷媒が滞留することによって加
熱運転冷凍サイクル内の冷媒が不足することを防止でき
る。
【0027】(第三実施例)第一実施例の構成に加え、
空気調和装置の起動時に電磁弁2を閉鎖すると同時に、
電気式膨張弁4を所定時間開状態のままとした後に全閉
にするように制御器11より指令する。これにより、空
気調和装置の起動時に既に凝縮器3内に冷媒が滞留して
いる場合に、加熱運転冷凍サイクルに冷媒を回収するこ
とが可能となり、その後に電気式膨張弁4を全閉状態に
することによって、加熱運転中に凝縮器3の方に冷媒が
流れ、凝縮器3内に冷媒が滞留することによって加熱運
転冷凍サイクル内の冷媒が不足することを防止できる。
空気調和装置の起動時に電磁弁2を閉鎖すると同時に、
電気式膨張弁4を所定時間開状態のままとした後に全閉
にするように制御器11より指令する。これにより、空
気調和装置の起動時に既に凝縮器3内に冷媒が滞留して
いる場合に、加熱運転冷凍サイクルに冷媒を回収するこ
とが可能となり、その後に電気式膨張弁4を全閉状態に
することによって、加熱運転中に凝縮器3の方に冷媒が
流れ、凝縮器3内に冷媒が滞留することによって加熱運
転冷凍サイクル内の冷媒が不足することを防止できる。
【0028】(第四実施例)本実施例では、第一実施例
の構成に加え、圧縮機1の冷媒吐出圧力を検出するため
の圧力センサ12を設ける。ここで、空調機の運転開始
時に圧力センサ12により検出した吐出側冷媒圧力が所
定値より低い場合には、冷凍サイクル、特に凝縮器3の
周囲温度が低く、凝縮器3内に冷媒が滞留していると考
え、凝縮器3と蒸発器5の間に設けられている冷房運転
時の減圧用電気式膨張弁4を予め制御器11に定められ
た所定時間は開状態にして、凝縮器3内に滞留していた
冷媒を所定時間内に循環冷凍サイクルへ回収し、所定時
間経過後に全閉状態とすることによって、逆に凝縮器3
内に冷媒が滞留しないようになるため、加熱運転冷凍サ
イクル内の冷媒が不足することを防止できる。
の構成に加え、圧縮機1の冷媒吐出圧力を検出するため
の圧力センサ12を設ける。ここで、空調機の運転開始
時に圧力センサ12により検出した吐出側冷媒圧力が所
定値より低い場合には、冷凍サイクル、特に凝縮器3の
周囲温度が低く、凝縮器3内に冷媒が滞留していると考
え、凝縮器3と蒸発器5の間に設けられている冷房運転
時の減圧用電気式膨張弁4を予め制御器11に定められ
た所定時間は開状態にして、凝縮器3内に滞留していた
冷媒を所定時間内に循環冷凍サイクルへ回収し、所定時
間経過後に全閉状態とすることによって、逆に凝縮器3
内に冷媒が滞留しないようになるため、加熱運転冷凍サ
イクル内の冷媒が不足することを防止できる。
【0029】(第五実施例)本実施例では、第一実施例
の構成に加え、凝縮器3の周囲の外気温度を検出するた
めの温度センサ13を設ける。ここで、空調機の運転開
始時に温度センサ13により検出した外気温度が所定値
より低い場合には、冷凍サイクル、特に凝縮器3の周囲
温度が低く、凝縮器3内に冷媒が滞留していると考え、
凝縮器3と蒸発器5の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁4を予め制御器11に定められた所
定時間は開状態にして、凝縮器3内に滞留していた冷媒
を所定時間内に循環冷凍サイクルへ回収し、所定時間経
過後に全閉状態とすることによって、逆に凝縮器3内に
冷媒が滞留しないようになるため、加熱運転冷凍サイク
ル内の冷媒が不足することを防止できる。
の構成に加え、凝縮器3の周囲の外気温度を検出するた
めの温度センサ13を設ける。ここで、空調機の運転開
始時に温度センサ13により検出した外気温度が所定値
より低い場合には、冷凍サイクル、特に凝縮器3の周囲
温度が低く、凝縮器3内に冷媒が滞留していると考え、
凝縮器3と蒸発器5の間に設けられている冷房運転時の
減圧用電気式膨張弁4を予め制御器11に定められた所
定時間は開状態にして、凝縮器3内に滞留していた冷媒
を所定時間内に循環冷凍サイクルへ回収し、所定時間経
過後に全閉状態とすることによって、逆に凝縮器3内に
冷媒が滞留しないようになるため、加熱運転冷凍サイク
ル内の冷媒が不足することを防止できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1記載の発
明によれば、電気ヒータを使わず、安全性が高い加熱運
転を行うことができ、また再熱運転用の補助熱交換器を
そのまま利用できるため、電気ヒータを使用した場合に
比べて、電気ヒータを省略できる点で設備の簡素化、お
よび保護装置の簡素化を図ることができ、したがって空
調機全体のコストダウンを図り得る効果があり、電気ヒ
ータ分の消費電力および契約電力が不要のため、ランニ
ングコストを節減し得る効果もある。
明によれば、電気ヒータを使わず、安全性が高い加熱運
転を行うことができ、また再熱運転用の補助熱交換器を
そのまま利用できるため、電気ヒータを使用した場合に
比べて、電気ヒータを省略できる点で設備の簡素化、お
よび保護装置の簡素化を図ることができ、したがって空
調機全体のコストダウンを図り得る効果があり、電気ヒ
ータ分の消費電力および契約電力が不要のため、ランニ
ングコストを節減し得る効果もある。
【0031】また、本発明の請求項2,3,4および5
記載の発明によれば、それぞれ前記空調機の運転開始時
に、加熱運転をより一層的確に実行し得る効果がある。
記載の発明によれば、それぞれ前記空調機の運転開始時
に、加熱運転をより一層的確に実行し得る効果がある。
【図1】本発明空気調和装置の一実施例を示す冷凍サイ
クル系統図である。
クル系統図である。
【図2】本発明空気調和装置のp−h線図である。
1…圧縮機、2…電磁弁、3…凝縮器、4…電気式膨張
弁、5…蒸発器、6…アキュムレータ、7…電磁弁、8
…補助熱交換器、9…流量調節弁、10…サーミスタ、
11…制御器、12…圧力センサ、13…温度センサ。
弁、5…蒸発器、6…アキュムレータ、7…電磁弁、8
…補助熱交換器、9…流量調節弁、10…サーミスタ、
11…制御器、12…圧力センサ、13…温度センサ。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
およびアキュムレータを順次冷媒配管によって循環接続
して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器に送風機に
て所定風量の空気を送って冷却を行うとともに、前記圧
縮機の吐出ガス冷媒の一部を分岐して前記蒸発器と同一
通風路内に設置した補助熱交換器にて凝縮させ、前記補
助熱交換器の冷媒出口側に設置した冷媒流量調整弁にて
前記補助熱交換器における熱交換量を調節して蒸発器で
冷却された空気を再び加熱することによって、空調機か
らの吹出空気温度を調整する再熱運転機能を有する空気
調和装置において、前記圧縮機の吐出側冷媒配管と前記
凝縮器の間に取り付けた電磁弁と、室内温度を検出する
温度センサと、空調機の運転開始時に前記温度センサに
より検出した温度が所定値より低い時に、前記電磁弁を
閉鎖させる制御器とを設けたことを特徴とする空気調和
装置。 - 【請求項2】 請求項1の空気調和装置において、圧縮
機の吐出側冷媒配管と凝縮器の間の電磁弁を閉鎖して空
調機の運転を開始すると同時に、凝縮器と蒸発器の間に
設けられている冷房運転時の減圧用電気式膨張弁を全閉
状態とすることを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項3】 請求項1の空気調和装置において、圧縮
機の吐出側冷媒配管と凝縮器の間の電磁弁を閉鎖して空
調機の運転を開始すると同時に、凝縮器と蒸発器の間に
設けられている冷房運転時の減圧用電気式膨張弁を予め
制御器に定められた所定時間は開状態にして、所定時間
経過後に全閉状態とすることを特徴とする空気調和装
置。 - 【請求項4】 請求項1の空気調和装置において、圧縮
機の吐出側冷媒圧力を検出する圧力センサを設け、空調
機の運転開始時に、前記圧力センサにより検出した吐出
側冷媒圧力が所定値より低い場合には、圧縮機の吐出側
冷媒配管と凝縮器の間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転
を開始すると同時に、凝縮器と蒸発器の間に設けられて
いる冷房運転時の減圧用電気式膨張弁を予め制御器に定
められた所定時間は開状態として、所定時間経過後に全
閉状態とすることを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項5】 請求項1の空気調和装置において、凝縮
器の周囲の外気温度を検出する温度センサを設け、空調
機の運転開始時に、前記温度センサにより検出した外気
温度が所定値より低い場合には、圧縮機の吐出側冷媒配
管と凝縮器の間の電磁弁を閉鎖して空調機の運転を開始
すると同時に、凝縮器と蒸発器の間に設けられている冷
房運転時の減圧用電気式膨張弁を予め制御器に定められ
た所定時間は開状態にして、所定時間経過後に全閉状態
とすることを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7009046A JPH08200773A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7009046A JPH08200773A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200773A true JPH08200773A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11709707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7009046A Pending JPH08200773A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200773A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125665A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
| JP2011133170A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Daikin Industries Ltd | 空気調和装置 |
| CN110732353A (zh) * | 2019-10-16 | 2020-01-31 | 深圳市大稳科技有限公司 | 高低温试验箱、高低温试验装置及其控制方法 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP7009046A patent/JPH08200773A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125665A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
| JP2011133170A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Daikin Industries Ltd | 空気調和装置 |
| CN110732353A (zh) * | 2019-10-16 | 2020-01-31 | 深圳市大稳科技有限公司 | 高低温试验箱、高低温试验装置及其控制方法 |
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