JPH0820096B2 - スポットエアコン - Google Patents

スポットエアコン

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JPH0820096B2
JPH0820096B2 JP1082914A JP8291489A JPH0820096B2 JP H0820096 B2 JPH0820096 B2 JP H0820096B2 JP 1082914 A JP1082914 A JP 1082914A JP 8291489 A JP8291489 A JP 8291489A JP H0820096 B2 JPH0820096 B2 JP H0820096B2
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duct
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憲 瀧川
賢治 宮田
直文 竹中
正志 相良
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、局所冷房等を行うスポットエアコンに関
し、特に、人検知手段よりの人検知信号に基づき吹出ダ
クトを駆動制御して風向を制御するスポットエアコンに
係るものである。
(従来の技術) 一般に、各種工場などにおいては局所冷房を行うポッ
トエアコンが設けられて作業環境の向上が図られつつあ
る。
このようなスポットエアコンは、例えば実開昭61−10
1333号公報に記載されているように、ワゴンに搭載され
たハウジング内に圧縮機、凝縮器、蒸発器及び膨張機構
を備えた冷媒回路が収納されると共に、凝縮用ファン及
び蒸発用ファンが収納されて成り、上記蒸発器で熱交換
した冷風はハウジングの上部に連結された吹出ダクトよ
り作業者に向って吹出され、局所冷房を行うようにして
いる。さらに、上記吹出ダクトは揺動筒に連結され、該
揺動筒は直径方向のピンによってハウジングに枢支され
ると共に、モータがリンク機構を介して連結されてい
る。そして、該モータを駆動して吹出ダクトを揺動さ
せ、広範囲の冷房を確保するようにしている。
上述したスポットエアコンにおいて、吹出ダクトは揺
動スイッチによってモータを駆動又は停止させて固定モ
ードと揺動モードとに切換えるようにしている。
しかしながら、このスポットエアコンにおいては空調
対象者である作業者の移動については何ら考慮されてお
らず、この作業者が移動すると、固定モードでは冷風を
不必要な方向に吹出していることになり、空調が無駄と
なると共に、空調により快適性が何ら発揮されない。ま
た、上記揺動モードにあっては、作業者の移動等とは無
関係に冷風吹出方向が変化しているため、冷風を作業者
に向って間欠的に吹付けるのみであり、十分な快適性が
図られていない。
そこで、出願人は、空調対象者を人検知手段で検知し
て吹出ダクトを空調対象者の移動に追従して移動させる
ようにし、空調による快適性の向上を図ったスポットエ
アコンを開発し、別途出願している(特願昭63−293079
号参照)。
(発明が解決しようとする課題) ところが、そのようなスポットエアコンでは、人検知
手段を発光素子と受光素子とを組み合わせて構成してい
るので、それらの素子の発熱によりLED駆動電流が十分
に流れず、人検知距離に制約があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、人検知手
段を冷却することにより人検知距離を長くすることがで
きるスポットエアコンを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、第1図に示すように、請
求項(1)の発明は、発光素子(H1),(H2)及び受光
素子(J)からなる人検知手段(8)を有し、該人検知
手段(8)よりの人検知信号に基づき吹出ダクト(16)
を回動させるスポットエアコン(1)において、上記人
検知手段(8)に対し、上記スポットエアコン(1)の
冷却風により冷却する冷却手段(9)が設けられている
ことを特徴とする。
請求項(2)の発明は、第2図に示すように、人検知
手段(8)は、支持部材(65)を介して吹出ダクト(1
6)に設けられ、冷却手段(9)は、上記支持部材(6
5)より突設され吹出ダクト(16)の冷却風通路(68)
に臨む冷却フィン(65b)にて構成されている。
請求項(3)の発明は、第12図に示すように、人検知
手段(8)が吹出ダクト(16)の冷却風通路(97)に隣
接して設けられ、冷却手段(9)は、冷却風通路(97)
から分岐し冷却風の一部が流れるバイパス通路(95)に
て構成されている。
請求項(4)の発明は、バイパス通路(95)は、人検
知手段(8)の検出窓部(92b)の前面に向けられた吐
出口(92a)より冷却風を吹出すようになっている。
(作用) 請求項(1)の発明によれば、冷却手段(9)にて、
スポットエアコン(1)の冷却風が人検知手段(8)を
冷却する。
請求項(2)の発明によれば、冷却フィン(65b)に
て支持部材(65)が冷却され、該支持部材(65)を通じ
て人検知手段(8)が冷却されることになる。
請求項(3)の発明によれば、バイパス通路(95)を
流れる冷却風により、人検知手段(8)が冷却される。
請求項(4)の発明によれば、吐出口(92a)より吐
出される冷却風が人検知手段(8)の検出窓部(92b)
の前面に吹付けられ、検出窓部(92b)の塵埃を吹き飛
ばす。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第3図及び第4図に示すように、(1)はスポットエ
アコンであって、各種工場などに設けられ、作業者等の
空調対象者に冷風を吹き付けて局所冷房を行うようにし
ている。
該スポットエアコン(1)はキャスタ(11a)を有す
るワゴン(11)に空調機本体(12)が搭載されて移動自
在に構成されており、該ワゴン(11)は上段部(11b)
と下段部(11c)との2段に形成されている。そして、
上記空調機本体(12は圧縮機(12a)、凝縮器(12b)、
膨張機構(図示省略)及び蒸発器(12c)が冷媒配管で
接続されて成る冷媒回路(図示省略)を備えており、該
圧縮機(12a)は上記ワゴン(11)の下段部(11c)に設
置され、該ワゴン(11)の下段部(11c)には圧縮機(1
2a)の他にドレンタンク(13)及び電気ボックス(14)
等が空調機本体(12)のハウジング(15)内に収納され
て設置されている。
上記ワゴン(11)の上段部(11b)にはハウジング(1
5)内の両側部に上記凝縮器(12b)と蒸発器(12c)と
が設けられると共に、中央部には1台のモータ(12d)
に凝縮用のファン(12e)と蒸発用のファン(12f)とが
連結されて収納されている。更に、上記ハウジング(1
5)の上面板(15a)には凝縮側排気口(15b)が開設さ
れると共に、吹出ダクト(16)がダクト駆動手段(2)
を介して回動自在に取付けられ、該吹出ダクト(16)は
風向が変更自在なフレキシブルパイプで形成されていて
上記蒸発用のファン(12f)の吐出口(12g)に上記ハウ
ジング(15)の上面板(15a)を介して連通されてい
る。そして、上記両ファン(12e),(12f)の駆動によ
りハウジング(15)の一側面より流入した室内空気は凝
縮器(12b)で熱交換して温風となり、排気口(15b)よ
り上方に排出される一方、ハウジング(15)の他側面よ
り流入した室内空気は蒸発器(12c)で熱交換して冷風
となり、吹出ダクト(16)より空調対象者に向って吹出
すように構成されている。
なお、(17)は蒸発器(12c)の下部に設けられたド
レンパンであって、上記ドレンタンク(13)に連通され
て上記蒸発器(12c)のドレンをドレンタンク(13)に
導いている。
上記ダクト駆動手段(2)は、第5図及び第6図に示
すように、上記ハウジング(15)の上面板(15a)に取
付けられたケーシング(3)内に駆動機構(4)と回動
機構(5)とが収納されて構成されている。該ケーシン
グ(3)は下面が開放された偏平なボックス体に形成さ
れ、冷風吹出側(第6図A側)を正面として第6図平面
視右半部に平坦な側壁(31),(32),(33)で囲まれ
た駆動機構収納部(21)と、第6図左半部に略半円状の
側壁(34)で囲まれた回動機構収納部(22)とが形成さ
れ、該側壁(32),(33),(34)下端のフランジ(3
a)にて上記ケーシング(3)ハウジング(15)に固定
されている。
上記ケーシング(3)の上面壁(35)には回動機構
(5)が貫通する開口(35a)が前部に穿設されると共
に、上面壁(35)の内面(下面)には回動機構(5)の
案内壁(36)がやや下方に突出して形成されている。該
案内壁(36)は開口(35a)に近接し、上記前方の側壁
(34)と連続して案内壁(36)と前方の側壁(34)の上
端部とにより回動機構(5)の環状ガイド部(37)を構
成している。また、上記各側壁(31)〜(34)及び案内
壁(36)には駆動機構(4)及び回動機構(5)の下部
受板(23)及びモータ取付板(24)を固定する複数個の
固定柱(38),(38),…が連続して形成されており、
該下部受板(23)には蒸発用のファン(12f)の吐出口
に連通する開口(23a)が穿設されている。該開口(23
a)は上記上面壁(35)の開口(35a)と同心上に形成さ
れると共に、該下部受板(23)の開口(23a)周縁には
上方に屈折されて環状の折返片(23b)がL字状に形成
されている。
上記駆動機構(4)は、第7図に示すように、ギャー
ドモータ(41)にウォームギヤ(42)及びベルト伝動機
構(43)が連結されて成り、該ギャードモータ(41)は
モータ本体(41a)が上記モータ取付板(24)に固定支
持されると共に、駆動軸(41b)が上面壁(35)と平行
になるように横設され、該モータ本体(41a)の厚さ
(第5図上下方向高さ)に対応してケーシング(3)の
高さが形成されている。
上記ウォームギヤ(42)は、ウォーム(42a)が上記
駆動軸(41b)に嵌合固定されると共に、該ウォーム(4
2a)に噛合するウォームホイール(42b)が半円状の上
記案内壁(36)と平坦な右方の側壁(33)とにより生じ
る間隙を利用してシャフト(44)に嵌合されて設けられ
ている。該シャフト(44)は上記左方の側壁(33)に固
定された上部受板(45)と下部受板(23)とに軸受(44
a),(44a)を介して上下方向に支持されており、上部
に上記ウォームホイール(42b)が固定されている。更
に、上記シャフト(44)には下端部のフランジ(44b)
に嵌合載置して上記ベルト伝動機構(43)のタイミング
プーリ(46)が嵌合されている。該タイミングプーリ
(46)には外周面に歯部が形成されて歯付ベルト(47)
が掛入されると共に、内周部の凹部(46a)と上記ウォ
ームホイール(42b)との間には圧縮スプリング(48)
が介設されており、該圧縮スプリング(48)のバネ力に
よってタイミングプーリ(46)がシャフト(44)のフラ
ンジ(44b)に圧接され、該タイミングプーリ(46)が
シャフト(44)に対してスリップ可能に嵌合されてい
る。
一方、上記回動機構(5)は、回転筒(51)にエルボ
(52)を介して上記吹出ダクト(16)が連結されて成
り、該回転筒(51)は回転筒本体(51a)の上部が上記
環状ガイド部(37)に嵌合されると共に、下部が上記下
部受板(23)の折返片(23b)に外嵌されて上下方向に
支持されている。そして、上記回転筒本体(51a)の上
端面内周部には上記開口(35a)に臨む環状延長片(51
b)が上方に連続形成される一方、上部外周面には帯状
突起(51c)が、下部外周面には歯部(51d)が夫々形成
されており、該歯部(51d)には上記ベルト伝動機構(4
3)のベルト(47)が掛入されている。
更に、上記回転筒本体(51a)の上端面と上面壁(3
5)との間には上部スラストシート(53)が、下端面と
下部受板(23)との間には下部スラストシート(54)が
夫々介設され、回転筒本体(51a)が上記下部受板(2
3)のバネ力で上方に押圧されて上下両端面が密封され
ている。また、上記回転筒本体(51a)の上部外周面と
環状ガイド部(37)との間には上部ラジアルシート(5
5)が、下部内周面と折返片(23b)との間には下部ラジ
アルシート(56)が夫々介設されている。
更にまた、上記回転筒本体(51a)の上部内周面には
エルボ(52)を固定する3つの取付フランジ(57),
(57),(57)が突起されており、該取付フランジ(5
7),(57),(57)は130゜及び100゜等の不等間隔に
設けられている。また、上記エルボ(52)は、回転筒
(51)より斜め前方上部に向って延び、下端部が回転筒
(51)の環状延長片(51b)に嵌合されるとともに、上
端部に吹出ダクト(16)が嵌合されている。そして、該
エルボ(52)は下部内周面に膨出形成された固定柱(5
8),(58),(58)と上記取付フランジ(57),(5
7),(57)とをビス等で固定して回転筒(51)に連結
されている。
一方、上記案内壁(36)には、第8図に示すように、
切欠き(6)が下部に形成され、該切欠き(6)に臨む
ストッパ(61)が上記回転筒本体(51a)の上部外周面
に突起されている。そして、上記切欠き(6)の両側端
面はストッパ(61)が当接する停止面(61a),(61a)
に構成され、該切欠き(6)とストッパ(61)とよって
回転筒(51)、つまり、吹出ダクト(16)の回動を強制
的に制限するようにしており、その回動範囲は、例え
ば、110度に設定されている。
また、上記モータ本体(41a)の前方には吹出ダクト
(16)の自動首振り範囲(空調領域)を規制する第1リ
ミットスイッチ(7a)と第2リミットスイッチ(7b)と
が設けられている。該両リミットスイッチ(7a),(7
b)は、マイクロスイッチ等で構成され、半円状の上記
案内壁(36)と平坦な右方の側壁(32)とにより生じる
間隙を利用して設けられており、該右方の側壁(32)に
連接された支持片(39)に上下2段に重畳して取付けら
れている。そして、上記各リミットスイッチ(7a),
(7b)のプローブ(71a),(71b)は上記回転筒本体
(51a)におけるストッパ(61)下方の外周面に上下2
箇所にて接触するように設けられている。
一方また、上記回転筒本体(51a)の外周面には、第
9図及び第10図に示すように、上記プローブ(71a),
(71b)が当接する第1突起(62)と第2突起(63)と
が設けられている。該両突起(62),(63)は回転筒本
体(51a)の軸方向(上下方向)に形成されており、第
1突起(62)が吹出ダクト(16)の自動首振り範囲の右
端制限位置に、第2突起(63)が左端制限位置に夫々設
けられている。更に、上記第1突起(62)は第2突起
(63)より下方に長く形成され、該第1突起(62)は両
リミットスイッチ(7a),(7b)のプローブ(71a),
(71b)が当接するように、第2突起(63)は第2リミ
ットスイッチ(7b)のプローブ(71b)のみが当接する
ように夫々形成されていて、該両リミットスイッチ(7
a),(7b)によりギャードモータ(41)が正逆転制御
され、吹出ダクト(16)が首振り動作するように構成さ
れ、該自動首振り範囲が上記切欠き(6)による回動範
囲よりやや小さく、例えば100度に設定されている。
一方、上記吹出ダクト(16)の先端上部には前方の空
調対象者を検知する人検知手段である1つの人検知セン
サ(8)を収納するセンサ収納ケーシング(64)が取付
けられている。
上記人検知センサ(8)は、第11図に示すように、互
いに所定角度θの開き角度で支持部材(65)に固定さ
れた1対の発光素子(H1),(H2)と、該1対の発光素
子(H1),(H2)の中央に、つまり両素子(H1),
(H2)とそれぞれ一定の設定角θ1を有するように
支持部材(65)に固定された受光素子(J)とより成
り、上記発光素子(H1),(H2)から発光された赤外線
の反射が受光素子(J)で検出されるようになされてい
る。ただし、本実施例では、θ=θ=θ、したがっ
て、θ=2θに設定されている。
上記素子(H1),(H2),(J)は、第1図に示すよ
うに、プリント基板(66)に接続して取付けられ、該プ
リント基板(66)が支持部材(65)の基板(65a)上面
後部に取付けられ、該支持部材(65)が吹出ダクト(1
6)の前部に嵌着されるケーシング(64)を構成する後
側部材(67)の円筒部(67a))上側に取付けられてい
る。支持部材(65)は、基部(65a)下部に複数の冷却
フィン(65b)が突設され(第2図参照)、該冷却フィ
ン(65b)が吹出ダクト(16)より延びる冷却風通路(6
8)内に露出し、冷却風にて冷却されるようになってい
る。また、支持部材(65)は、基部(65a)の前部上側
に取付部(65c)が突設され、該取付部(65c)に設けら
れた取付孔(65d)に上記素子(H1),(H2),(J)
が嵌挿され、ケーシング(64)の前側部材(69)に形成
されアクリル樹脂からなる検出窓部(69a)に臨んでい
る。なお、(70a),(70b)はそれぞれ発光手段及び受
光手段を構成する制御回路である。
したがって、冷却風通路(68)を流れる冷却風によっ
て冷却フィンが冷却され、支持部材(65)を介して人検
知センサ(8)が冷却され、駆動電流の低下が防止さ
れ、人検知距離を長く確保できることになる。
ここで、上記発光素子(H1),(H2)はいずれも所定
の指向角度±θを有するようにつまり発光する赤外線
の一定レベル以上の強度を有する方向が一定角度±θ
以内に限定されるようになされた指向性を有している。
また、上記受光素子(J)も同様に赤外線を検知し得る
入光方向の範囲が所定の指向角度±θに限定される指
向性を有するものである。そして、上記設定角度θと指
向角度±θH,±θとの関係は、 θ<θ<θ+θ となるように定められている。
つまり、第12図に示すように、両発光素子(H1),
(H2)と受光素子(J)との位置関係が、両者の指向角
度±θと±θの範囲が重なりあっていて発光素子
(H1)または(H2)から発光された赤外線が受光素子
(J)の指向角度±θの範囲に反射されるような少く
とも1つの平滑平面が存在するようになされるととも
に、両発光素子(H1),(H2)の指向角度±θの範囲
が互いに重なりあうことがなく、両発光素子(H1),
(H2)からの赤外線が同時に受光素子(J)に反射され
るような平滑平面が存在しないようになされている。
すなわち、1対の発光素子(H1),(H2)から発光さ
れ、鏡面反射体(M)の表面を形成する1つの平滑平面
で反射される赤外線が同時に受光素子(J)に設定値Vs
以上の強度で入光することがないように、つまり、第13
図に示すようにいずれの発光素子(H1),(H2)からの
赤外線も受光素子(J)に入力されないか、あるいは第
14図に示すように、一方の発光素子(例えばH1)からの
赤外線のみが入力されるようになされている。
一方、第15図に示すように、乱反射を生ずるような物
体、つまり、空調対象者の衣服(Cl)が両発光素子
(H1),(H2)の指向角度±θ領域に跨って存在する
ときには、その表面の乱反射により、両発光素子
(H1),(H2)からの赤外線強度が同時に設定値Vs以上
で受光素子(J)に入光し、一方の発光素子(例えば
H1)の指向角度±θ領域内に衣服(Cl)等の一部が存
在しているが、他方の発光素子(H2)の指向角度±θ
領域内にはその一部分も存在しない場合には、発光素子
(H1)からの赤外線だけが設定値Vs以上の強度で受光素
子(J)に入力されるようになされている。更に、第16
図に示すように、上記衣服(Cl)、つまり、空調対象者
の移動を、両発光素子(H1),(H2)からの赤外線の受
光順序によって識別するように構成されている。
そして、設置場所において、第13図に示すように、受
光素子(J)の中心線が背景となる壁ガラス等に直交す
るように設置されていて、背景が鏡面反射体(M)の場
合にも、両発光素子(H1),(H2)から発光されたのち
鏡面反射体(M)により反射される赤外線がいずれも発
光素子(J)の検知範囲内に反射されないようになされ
ている。
第17図は上記スポットエアコン(1)の制御ブロック
図を示しており、上記人検知センサ(72)が出力する人
検知信号等は制御ユニット(73)に含まれるA/D変換器
(74)でデジタル信号に変換されてCPU(75)に入力さ
れるように構成されている。更に、該CPU(75)には上
記両リミットスイッチ(7a),(7b)が出力する位置信
号が入力されると共に、上記吹出ダクト(16)を固定モ
ードと自動首振モードと人追尾モードとに切換えるモー
ド切換スイッチ(76)が出力するモード信号が入力され
るように成っている。また、上記制御ユニット(73)に
は、後述する制御フローを実現するためのプログラムデ
ータを予め記憶したROM及び処理データを記憶するRAMよ
り成るメモリ(77)がCPU(75)に接続されて設けられ
ており、該メモリ(77)におけるRAMの記憶エリアには
センサフラグ(STF),人検知フラグ(HKF)及び人未検
知フラグ(MKF)が含まれる一方、上記制御ユニット(7
3)には図示しないが各種タイマ(TM1)〜(TM4)が含
まれている。
更にまた、上記制御ユニット(73)には上記ギャード
モータ(41)の右回転用駆動回路(78)及び左回転用駆
動回路(79)と、空調制御手段(72)を構成する第1リ
レー(RY1)及び第2リレー(RY2)のリレー駆動回路
(80)とがCPU(75)に接続されて設けられている。
そして、上記ギャードモータ(41)はCPU(75)の出力
信号に基づいて右回転用及び左回転用駆動回路(78),
(79)により正逆転制御される一方、上記両リレー(RY
1),(RY2)はCPU(75)の出力信号に基づいてリレー
駆動回路(80)によりON・OFF制御されるように構成さ
れている。更に、上記両リレー(RY1),(RY2)により
上記空調制御手段(8)に含まれるファン制御用リレー
(X1)及び圧縮機制御用リレー(X2)がON・OFF制御さ
れてファンモータ(12d)及び圧縮機モータ(12h)が駆
動制御されるように構成されている。そして、上記空調
制御手段(8)はファン(12e),(12f)及び圧縮機
(12a)を制御して空調動作を制御するように構成され
ている。
第18図は第17図の制御ブロック図の詳細回路図であ
り、電源(81)には、停止接点(82a),送風接点(82
b)及び温調接点(82c)を有する運転切換スイッチ(8
2)を介して、圧縮機制御用リレー(X2)の接点、過電
流防止用継電器(83)及び圧縮機モータ(12h)が順に
接続された直列回路と、ファン制御用リレー(X1)の接
点及びファンモータ(12d)が順に接続された直列回路
とが並列に接続されている。そして、上記ファン制御用
リレー(X1)の接点及びファンモータ(12d)の直列回
路に対してトランス(Tr)が並列に接続されると共に、
トライアック(78a),(79a)を備えた並列な右回転用
駆動回路(78)及び左回転用駆動回路(79)とギャード
モータ(41)とが接続された直列回路、第1リレー(RY
1)の接点とファン制御用リレー(X1)の励磁コイルと
が接続された直列回路及び第2リレー(RY2)の接点と
圧縮機制御用リレー(X2)の励磁コイルとが接続された
直列回路がそれぞれ並列に接続されている。
また、上記CPU(75)には、人検知センサ(8)の人
検知信号に応答して吹出ダクト(16)が空調対象者に向
くように上記ダクト駆動手段(2)のギャードモータ
(41)を制御する風向制御手段(75a)が構成されてい
る。
次に、このスポットエアコン(1)の空調制御動作に
ついて第21図〜第23図に示す制御フローに基づき説明す
る。尚、この制御フローについては、運転切換スイッチ
(82)を温調接点(82c)に設定しており、以下、吹出
ダクト(16)が一定方向に向いたまま固定されている固
定モードと、吹出ダクト(16)が自動的に首振りする自
動首振モードと、吹出ダクト(16)が空調対象者の移動
に追従して回動する人追尾モードとを順に説明する。
そこで、先ず、固定モードについて説明すると、電源
を投入した後、ステップST1においてイニシャライズが
行われ、例えば、各フラグ(STF),(HKF)(MKF)が
リセットされた後、ステップST2に移り、ファン(12
e),(12f)及び圧縮機(12a)が駆動する。つまり、C
PU(75)の出力信号によりリレー駆動回路(80)第1及
び第2リレー(RY1),(RY2)をONし、ファン制御用及
び圧縮機制御用リレー(X1),(X2)がONして、ファン
モータ(12d)及び圧縮機モータ(12h)が駆動すること
になる。その後、ステップST2よりステップST3に移り、
モードが判別され、現在、モード切換スイッチ(76)に
より固定モードに設けられているので、ステップST4に
移り、吹出ダクト(16)を回動させるギャードモータ
(41)が駆動している場合には停止させた後、ステップ
ST5に移り、人検知フラグ(HKF),人未検知フラグ(MK
F)及び各タイマ(TM1)〜(TM4)をリセットする。続
いてステップST6に移り、ファン(12e),(12f)が停
止している場合にはファン制御用リレー(X1)をONさせ
て駆動させた後、ステップST7に移り、圧縮機(12a)が
停止して3分間経過したか否かを判定する。つまり、圧
縮機(12a)の連続発停を防止するため、一旦停止する
と、3分間は再起動しないようにしており、3分間経過
していないときはステップST7よりステップST8に移り、
圧縮機(12a)を停止状態にしたままステップST3に戻る
一方、3分間経過している場合にはステップST7よりス
テップST9に移り、圧縮機(12a)が停止している場合に
は圧縮機制御用リレー(X2)をONさせて圧縮機(12a)
を駆動してステップST3に戻ることになる。そして、こ
のステップST3からステップST9までの動作を繰り返し、
冷風を常に一定方向に吹出しており、その際、吹出方向
は吹出ダクト(16)がフレキシブルパイプであるので、
作業者等が吹出ダクト(16)を適宜湾曲させて手動で設
定することになる。
次に、自動首振モードについて説明すると、電源投入
後、ステップST1からステップST3まで固定モードと同様
に動作し、このステップST3において、モード切換スイ
ッチ(76)が自動首振モードに設定されているので、こ
の自動首振モードを判別してステップST10に移ることに
なり、ギャードモータ(41)を駆動して吹出ダクト(1
6)を往復回動させる。つまり、該ギャードモータ(4
1)の回転はウォームギヤ(42)及びベルト伝動機構(4
3)を介して回転筒(51)に伝達され、該回転筒(51)
が回動して吹出ダクト(16)が回動すると共に、各リミ
ットスイッチ(7a),(7b)のプローブ(71a),(71
b)が突起(62),(63)に接触すると、ギャードモー
タ(41)の回転方向が逆転することになる。具体的には
両リミットスイッチ(7a),(7b)が第1突起(62)に
より共に出力すると、回転筒(51)が第6図反時計廻り
方向に回動し、吹出ダクト(16)が左方向に回動する一
方、第2ミリットスイッチ(7b)のみが第2突起(63)
により出力すると、回転筒(51)が第6図時計廻り方向
に回動し、吹出ダクト(16)が右方向に回動することに
なる。
その後、上記ステップST10よりステップST5に移り、
ステップST8及びST9まで固定モードと同様に動作してス
テップST3に戻ることになる。そして、上述の動作を移
り返して吹出ダクト(16)が自動的に首振動作し、空調
領域内(本実施例では100度)に冷風を吹出している。
次に、人追尾モードについて説明する。そこで、先
ず、吹出ダクト(16)の方向制御等の基本となる人検知
センサ(8)の信号処理動作について、第19図の制御フ
ロー及び第20図の制御タイミングに基づき説明する。第
19図は、上記CPU(1)の制御内容を示し、ステップST1
01で右側の発光素子(H2)をオン状態(第20図(ii)参
照)にして赤外線を発光させ、ステップST102で受光素
子(J)の出力信号V2が設定値Vs以上か否かを判別す
る。そして、設定値Vs以上であればステップST103で左
側の発光素子(H1)をオン状態(第20図(i)参照)に
して赤外線を発光させ、ステップST104で受光素子
(J)の力V1が設定値Vs以上か否かをさらに判別する。
その判別がYESの場合には、受光素子(J)の前方に空
調対象者が存在していると判断して、ステップST105で
人検知動作を開始し、ステップST106で人検知信号を出
力した後、ステップST107で両発光素子(H1),(H2
からの信号が同時に受光素子(J)に入力状態になって
いることを示すセンサフラグ(STF)を「1」にセット
した後、ステップST101に戻る。
その後、上記フローを繰り返し、上記ステップST104
における判別が変化して受光素子(J)の出力V1が設定
値Vsよりも低いNOになった場合には、空調対象者が左側
の発光素子(H1)の指向角度範囲±θ外にあると判断
して、さらに、ステップST108でセンサフラグ(STF)が
「1」が否かを判別し、YESであれば空調対象者が受光
素子(J)の前方に存在していた状態からの変化で前方
から右方への人移動であると判断して、ステップST109
で空調対象者が右に移動した右移動動作を開始し、ステ
ップST110で右移動信号を出力する。
一方、上記ステップST102における判別が受光素子
(J)の出力V2が設定値Vsよりも低いNOの場合には、ス
テップS110で左側の発光素子(H1)をオン状態にして、
ステップST112で受光素子(J)の出力V1が設定値Vs以
上か否かを判別する。そして、判別結果がYESの場合に
は、さらにステップST113でセンサフラグ(STF)が
「1」か否かを判別し、「1」であれば、空調対象者が
受光素子(J)の前方に存在していた状態からの変化で
あると判断して、ステップST114で空調対象者が左方に
移動した左移動動作を開始し、ステップST115で左移動
信号を出力する。
以上の他の場合、つまり、ステップST102およびST112
における判別がいずれもNOで両発光素子(H1),(H2
のオン状態時にも受光素子(J)の出力V1,V2が設定値V
s以上でない場合、あるいは、上記ステップST108,ST113
における判別がそれぞれNOで人検知状態でない時におけ
る一方の発光素子(H1又はH2)からの赤外線が入光した
場合には、ステップST116「人検知なし」の動作を開始
し、ステップST117で人未検知信号を出力する。
そして、上記フローを終えると、ステップST118でセ
ンサフラグ(STF)を「0」にして、ステップST101に戻
って上記フローを繰り返す。
続いて、上述した人検知センサ(8)の信号処理動作
に基づく人追尾モードの制御動作を第21図〜第23図に従
って説明する。
先ず、電源投入後、ステップST1からステップST3まで
固定モードと同様に動作し、このステップST3におい
て、モード切換スイッチ(76)が人追尾モードに設定さ
れているので、この人追尾モードを判別してステップST
11に移ることになり、人検知フラグ(HKF)が「0」か
否かが判定される。そして、電源投入時等では人検知フ
ラグ(HKF)がリセットされているので、ステップST12
に移り、上述した人検知センサ(8)が人検知信号を出
力しているか否かを判定し、上述したステップST117で
人未検知信号を出力している場合にはステップST13に、
ステップST105で人検知信号を出力している場合にはス
テップST30に移ることになる。
そこで、空調対象者を検知しない場合(第22図参
照)、ステップST13で人未検知動作を開始し、ステップ
ST14に移り、人未検知フラグ(MKF)が「0」か否かが
判定される。そして、この人未検知フラグ(MKF)は電
源投入時などリセットされているので、ステップST14よ
りステップST15に移り、第2タイマ(TM2)を歩進させ
てステップST16に移り、該第2タイマ(TM2)が予め設
定された短期待機時間(t2)を経過したか否かが判定さ
れ、この短期待機時間(t2)を経過するまでステップST
16よりステップST17に移ることになる。そして、このス
テップST17より短期待機動作を行うと共に、空調対象者
の探索動作を行うことになる。つまり、上記ステップST
17において、ギャードモータ(41)を駆動し、上述した
自動首振モードと同様に両リミットスイッチ(7a),
(7b)の出力信号に応答して吹出ダクト(16)を首振動
作させる。次いで、ステップST18に移り、両ファン(12
e),(12f)が停止している場合には駆動してステップ
ST19に移り、上述したステップST7と同様に圧縮機(12
a)の連続発停を防止すべく該圧縮機(12a)の停止後3
分経過したか否かを判定し、3分経過後はステップST20
に移り圧縮機(12a)を起動又は駆動しているときには
そのまま駆動し続け、3分経過前ではステップST21に移
り圧縮機(12a)を停止したままステップST3に戻ること
になる。そして、上述したステップST11からステップST
21までの動作を繰り返すことになる。具体的には、上記
短期待機時間(t2)は例えば5分に設定されており、人
検知センサ(8)が空調対象者を検知しない場合、圧縮
機(12a)及びファン(12e),(12f)を駆動して冷風
を吹出したまま空調対象者が空調領域内に侵入するのを
5分間待つと同時に、吹出ダクト(16)を回動して空調
領域内の空調対象者を探索している。
その後、上記短期待機時間(t2)が経過するまでに空
調対象者が検知できない場合、長期待機動作に移り、先
ず、ステップST16よりステップST22に移り、ギャードモ
ータ(41)を停止させて吹出ダクト(16)を空調機本体
(12)に対して中央に停止させた後、ステップST23に移
り、ファン制御用リレー(X1)及び圧縮機制御リレー
(X2)をOFFして両ファン(12e),(12f)及び圧縮機
(12a)を停止させる。続いて、ステップST24に移り、
第2タイマ(TM2)をリセットした後、ステップST25に
移り、人未検知フラグ(MKF)を「1」にセットした
後、ステップST26に移り、第3タイマ(TM3)を歩進さ
せ、ステップST27に移って該第3タイマ(TM3)が予め
設定された長期待機時間(t3)を経過したか否かが判定
される。そして、この長期待機時間(t3)が経過するま
でステップST27よりステップST3に戻り上述の動作を繰
り返すことになり、その際、人未検知フラグ(MKF)を
立てているので(ステップST25)、ステップST14よりス
テップST22に戻り、第2タイマ(TM2)が歩進すること
はない。
この長期待機時間(t3)内に人検知センサ(8)が空
調対象者を検知せず該長期待機時間(t3)が経過する
と、ステップST27よりステップST28に移り、第3タイマ
(TM3)をリセットした後、ステップST29に移り、シス
テムダウンすることになり、再起動時には電源の再投入
等により行うことになり、制御フローではステップST1
より開始することになる。つまり、この長期待機動作
は、具体的には、長期待機時間(t3)が例えば1時間に
設定されており、上記短期待機時間(t2)が経過しても
空調対象者がいない場合、圧縮機(12a)及びファン(1
2e),(12f)を停止して冷風の吹出し又は送風を停止
すると共に、吹出ダクト(16)を中央で停止させて、空
調対象者の侵入を待つことになる。そして、1時間経過
しても空調対象者がいない場合、システム全体を停止
し、空調対象者が人検知センサ(8)の監視領域内に侵
入しても圧縮機(12a)等は自動的に起動することはな
い。
次に、この人追尾モードにおいて、人検知センサ
(8)が人検知信号を出力すると、ステップST12により
ステップST30に移り(第21図参照)、人検知成立動作が
開始され、ステップ31に移り、ギャードモータ(41)が
駆動している場合には該ギャードモータ(41)を停止さ
せて吹出ダクト(16)を停止させる。その後、ステップ
ST32に移り、両ファン(12e),(12f)が停止している
場合には該両ファン(12e),(12f)を駆動した後、ス
テップST33に移り、このステップST33は上述したステッ
プST7と同様に圧縮機(12a)の連続発停を防止すべく圧
縮機(12a)の停止後、3分経過したか否かを判定して
おり、3分経過している場合にはステップST34に移り圧
縮機(12a)を起動するか又は駆動しているときはその
まま駆動し続けてステップST36に移る一方、3分経過す
る前ではステップST35に移り圧縮機(12a)を停止した
ままステップST36に移ることになる。そして、このステ
ップST36で各タイマ(TM1)〜(TM4)をリセットした
後、ステップST37に移り、人検知フラグ(HKF)を
「1」にセットし、ステップST38に移り、人未検知フラ
グ(MKF)をリセットした後、ステップST3に戻ることに
なる。その後、ステップST11においては、人検知フラグ
(HKF)が立っているので(ステップST37)、判定がNO
となり、ステップST39に移り(第23図参照)、人移動条
件が成立したか否かを判定し、上述したステップST110
及びステップST115で移動信号が出力されているか否か
を判定し、空調対象者が移動しない場合、ステップST30
に戻ることになり、このステップST3,ST11,ST39及びST3
0〜ST38の動作を所定タイミングで繰り返すことにな
る。
つまり、例えば、ステップST17における空調対象者の
探索中において、人検知センサ(8)が空調対象者を検
知すると、ステップST31で吹出ダクト(16)の回動を停
止させて該吹出ダクト(16)を空調対象者に向け、該空
調対象者に冷風を吹付けて局所冷房を行うことになる。
また、ステップST22〜ST27における長期待機中におい
て、人検知センサ(8)の監視領域内に空調対象者が侵
入すると、上述の如くステップST12からステップST30に
移り、圧縮機(12a)及びファン(12e),(12f)を駆
動して冷風を空調対象者に吹付けることになる。
次いで、上記人検知成立動作中において、空調対象者
が移動した場合について説明する(第23図参照)。
先ず、上述したステップST110及びステップST115で移
動信号を人検知センサ(8)が出力すると、ステップST
39において、人移動条件の成立が判定され、該ステップ
ST39よりステップST40に移り、第1タイマ(TM1)を歩
進させた後、ステップST41に移り、該第1タイマ(TM
1)が予め設定された遅延時間(t1)を経過した否かが
判定され、該遅延時間(t1)が経過するまでステップST
3に戻ることになる。この遅延時間(t1)は例えば1秒
に設定されており、空調対象者が人検知センサ(8)の
監視領域より離れ、即座に復帰する場合、吹出ダクト
(16)が移動しないようにし、1秒間は現状を維持して
いる。
その後、上記遅延時間(t1)が経過すると、ステップ
ST41よりステップST42に移り、空調対象者が右方向に移
動したか、左方向に移動したかが判定され、上記人検知
センサ(8)の出力信号に基づき、上述したステップST
110で右移動信号が出力されるとステップST43に、ま
た、ステップST115で左移動信号が出力されるとステッ
プST44にそれぞれ移ることになる。そこで、先ず、この
右移動の場合について、説明すると、上記ステップST43
において、吹出ダクト(16)が右端制限位置まで回動し
たか否かが判定され、該右端制限位置まで回動していな
い場合、つまり、第1突起(62)により両リミットスイ
ッチ(7a),(7b)が出力していない場合、右方向に回
動可能であるので、ステップST43よりステップST45に移
り、ギャードモータ(41)を回転させて吹出ダクト(1
6)を右方向に回動させる。続いて、ステップST46に移
り、第1タイマ(TM1)をリセットし、ステップST47に
移り、人検知フラグ(HKF)をリセットした後、ステッ
プST3に戻ることになる。そして、人検知フラグ(HKF)
をリセットしているので、ステップST11の判定がYESと
なり、一旦上述したステップST30〜ST38の動作を行った
後にステップST40に戻ることになり、遅延時間(t1)経
過に空調対象者が未だに右方向に移動している場合には
続けてステップST45で吹出ダクト(16)を右方向に回動
させる。
一方、空調対象者が左方向に移動している場合も同様
であり、ステップST42よりステップST44に移り、吹出ダ
クト(16)が左端制御位置まで回動しているか否かが判
定され、第2突起(63)による第1リミットスイッチ
(7a)の出力信号がない場合、ステップ44よりステップ
ST48に移り、ギャードモータ(41)を逆方向に回転駆動
して吹出ダクト(16)を左方向に回動させた後、ステッ
プST46に移り、上述した右回転時と同じ動作が行われ
る。
つまり、上記吹出ダクト(16)による空調領域内にお
いて、空調対象者が左右に移動すると、人検知センサ
(8)がその移動方向を識別し、ステップST45及びST48
でギャードモータ(41)を正逆転して吹出ダクト(16)
を空調対象者の移動に追従して回動させて人追尾を行
い、移動する空調対象者に対しても冷風を吹付け続ける
ようになる。
一方、上記ステップST43及びステップST44において、
吹出ダクト(16)が右端制限位置又は左端制限位置まで
回動している場合、空調対象者が更に同方向に移動して
も吹出ダクト(16)を同方向に回動できないので、ステ
ップST43からステップST49に、また、ステップST44から
ステップST50に移り、第4タイマ(TM4)を歩進させ
る。その後、ステップ49からステップST51に、また、ス
テップST50からステップST52に移り、該第4タイマ(TM
4)が予め設定された停止時間(t4)を経過するまでス
テップST51又はステップST52よりステップST3に戻り、
この停止時間(t4)が経過するまで吹出ダクト(16)は
各端部制限位置で停止している。そして、この停止時間
(t4)が経過すると、ステップST51よりステップST48
に、また、ステップST52よりステップST45に移り、吹出
ダクト(16)を逆方向に回動してステップST46に移り、
上述の動作が行われる。
つまり、空調対象者が空調領域の端部より離れると、
該端部より戻る可能性が高いので、吹出ダクト(16)を
各端制限位置で停止しておき、この停止時間(t4)内に
空調対象者を検知すると、ステップST39より一旦ステッ
プST30に移り、上述の如く人追尾を行う一方、空調対象
者が戻らない場合には吹出ダクト(16)を逆方向に回動
させ、上述の如くステップST12で人検知信号が出力され
ているか否かを判定することになる。その後、上述した
ように短期待機動作を及び探索動作(ステップST13〜ST
21)を行った後、長期待機動作(ステップST22〜ST29)
を行い、その間に空調対象者が戻ると再び人追尾を行う
ことになる。
そして、このステップST30〜ST52で風向制御手段(75
a)が構成されている。
尚、運転切換スイッチ(82)を送風接点(82b)に設
定すると、上記制御フローでファン(12e),(12f)の
みが駆動することになる。
上記実施例では、冷却フィンにより冷却するようにし
ているが、第24図に示すように、冷却風通路をバイパス
するバイパス通路を形成して、該バイパス通路を流れる
冷却風によって冷却するようにしてもよい。
すなわち、発光素子(H1),(H2)及び受光素子
(J)並びに制御回路(70a),(70b)が設けられた人
検知センサ(8)のプリント基板(66)がセンサ収納
部、(91)に収納され、該センサ収納部(91)が、前側
部材(92)と後側部材(93)とからなるケーシング(9
4)の後側部材(93)に、側部において連結され、吹出
ダクト(16)に嵌着される後部において開口(93a)が
形成されるようになっている。
また、センサ収納部(91)の上側には、冷却風通路
(97)より分岐し上記開口(93a)から前側部材(92)
に形成された吐出口(92a)に連通するバイパス通路(9
5)が形成されている。この吐出口(92a)は、上記各素
子が臨む検出窓部(92b)に向かって冷却風が吹出すよ
うになっており、該検出窓部(92b)への塵埃の付着が
ないように構成されている。
したがって、バイパス通路(95)を流れる冷却風によ
って、センサ収納部(91)が冷却され、素子の発熱によ
り駆動電流が低下するのが防止される。
また、バイパス通路(95)の吐出口(92a)は、検出
窓部(92b)に向けられているので、吐出口(92a)より
吹出される冷却風によって検出窓部(92a)の塵埃が吹
き飛ばされ、常に検出窓部(92b)が清浄に保たれ、人
検知距離の低下が防止される。
(発明の効果) 請求項(1)の発明は、冷却手段によって冷却される
ので、素子の加熱が防止され、人検知距離が長くなる。
請求項(2)及び請求項(3)の発明によれば、簡単
な構造で、人検知手段の冷却が図れる。
請求項(4)の発明によれば、検出窓部の塵埃を吹き
飛ばして付着するのを防止できるので、感度低下による
人検知距離の減少を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は吹出ダクト先端
部の断面図、第2図は第1図のB方向矢視図、第3図は
スポットエアコンの横断面正面図、第4図は同縦断側面
図、第5図はダクト駆動手段の拡大縦断面図、第6図は
第5図VI−VI線における断面図、第7図は第6図VII−V
II線における断面図、第8図は第5図VIII−VIIIにおけ
る断面図、第9図は第5図IX−IX線における断面図、第
10図は第5図X−X線における断面図、第11図は人検知
センサの断面図、第12図は発光素子と受光素子との配置
関係を示す説明図、第13図は人検知センサの鏡面反射体
に対する赤外線の伝播状態図、第14図は同傾斜した鏡面
反射体に対する赤外線の伝播状態図、第15図は同衣服に
対する赤外線の伝播状態図、第16図は同移動する衣服に
対する赤外線の伝播状態図、第17図はスポットエアコン
の制御ブロック図、第18図は同詳細回路図、第19図は人
検知センサの信号処理を示す制御フロー図、第20図は同
信号の出力タイミング図、第21図、第22図及び第23図は
スポットエアコンの空調処理を示す制御フロー図、第24
図は変形例についての第1図と同様な図である。 1……スポットエアコン 8……人検知センサ(人検知手段) 9……冷却手段 16……吹出ダクト 65……支持部材 65b……冷却フィン 68……冷却風通路 92a……吐出口 92b……検出窓部 95……バイパス通路 97……冷却風通路 H1,H2……発光素子 J……受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相良 正志 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子(H1),(H2)及び受光素子
    (J)からなる人検知手段(8)を有し、該人検知手段
    (8)よりの人検知信号に基づき吹出ダクト(16)を回
    動させるスポットエアコン(1)において、上記人検知
    手段(8)に対し、上記スポットエアコン(1)の冷却
    風により冷却する冷却手段(9)が設けられていること
    を特徴とするスポットエアコン。
  2. 【請求項2】人検知手段(8)は、支持部材(65)を介
    して吹出ダクト(16)に設けられ、冷却手段(9)は、
    上記支持部材(65)より突設され吹出ダクト(16)の冷
    却風通路(68)に臨む冷却フィン(65b)にて構成され
    ているところの請求項(1)記載のスポットエアコン。
  3. 【請求項3】人検知手段(8)が吹出ダクト(16)の冷
    却風通路(97)に隣接して設けられ、冷却手段(9)
    は、冷却風通路(97)から分岐し冷却風の一部が流れる
    バイパス通路(95)にて構成されるところの請求項
    (1)記載のスポットエアコン。
  4. 【請求項4】バイパス通路(95)は、人検知手段(8)
    の検出窓部(92b)の前面に向けられた吐出口(92a)よ
    り冷却風を吹出すところの請求項(3)記載のスポット
    エアコン。
JP1082914A 1989-03-30 1989-03-30 スポットエアコン Expired - Lifetime JPH0820096B2 (ja)

Priority Applications (1)

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