JPH08201202A - ひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路 - Google Patents
ひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路Info
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- JPH08201202A JPH08201202A JP3285995A JP3285995A JPH08201202A JP H08201202 A JPH08201202 A JP H08201202A JP 3285995 A JP3285995 A JP 3285995A JP 3285995 A JP3285995 A JP 3285995A JP H08201202 A JPH08201202 A JP H08201202A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般的な固定抵抗器を用いてブリッジの平衡
調整が容易に迅速に且つ正確に行え、長期に亘り安定し
て平衡状態を保持することができるひずみゲージ式変換
器のブリッジ平衡調整回路を提供する。 【構成】 4つの例えばひずみゲージのような抵抗体R
1 〜R4 をもってブリッジ回路が形成され、正・負の入
力端b,d間には、ブリッジ電源Eの正・負電極が接続
されている。もし、ブリッジ回路に不平衡がある場合、
先ず、粗調整用固定抵抗器R11,R12のいずれかを、抵
抗体R3 またはR4 のいずれかに並列に接続する。その
後、中間調整用固定抵抗器R13、またはR14を同様に並
列接続する。最後に、微調整用直列抵抗器R15を選択・
接続し、次いで、上記調整用固定抵抗器が加えられた状
態で微調整用固定抵抗器R16,R17を選択接続すること
で、簡単、迅速、且つ正確にブリッジ回路の平衡調整を
行うことができる。
調整が容易に迅速に且つ正確に行え、長期に亘り安定し
て平衡状態を保持することができるひずみゲージ式変換
器のブリッジ平衡調整回路を提供する。 【構成】 4つの例えばひずみゲージのような抵抗体R
1 〜R4 をもってブリッジ回路が形成され、正・負の入
力端b,d間には、ブリッジ電源Eの正・負電極が接続
されている。もし、ブリッジ回路に不平衡がある場合、
先ず、粗調整用固定抵抗器R11,R12のいずれかを、抵
抗体R3 またはR4 のいずれかに並列に接続する。その
後、中間調整用固定抵抗器R13、またはR14を同様に並
列接続する。最後に、微調整用直列抵抗器R15を選択・
接続し、次いで、上記調整用固定抵抗器が加えられた状
態で微調整用固定抵抗器R16,R17を選択接続すること
で、簡単、迅速、且つ正確にブリッジ回路の平衡調整を
行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ひずみゲージ式変換器
のブリッジ平衡調整回路に関するものである。
のブリッジ平衡調整回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ひずみゲージ式変換器のブリッジ
平衡調整回路は、一般に図8に示すような回路で構成さ
れる。図8に示す回路例は、ホイートストンブリッジ回
路を形成する4個の抵抗体R1 、R2 、R3 、R4 のア
ンバランスを調整するのに可変抵抗器VR1 を用いた場
合である。抵抗器R25は、可変抵抗器VR1 の感度を減
縮させる抵抗である。ホイートストンブリッジ回路は、
ブリッジ電源Eにより励起される。
平衡調整回路は、一般に図8に示すような回路で構成さ
れる。図8に示す回路例は、ホイートストンブリッジ回
路を形成する4個の抵抗体R1 、R2 、R3 、R4 のア
ンバランスを調整するのに可変抵抗器VR1 を用いた場
合である。抵抗器R25は、可変抵抗器VR1 の感度を減
縮させる抵抗である。ホイートストンブリッジ回路は、
ブリッジ電源Eにより励起される。
【0003】図9は、ホイートストンブリッジ回路を構
成する4個の抵抗体R1 、R2 、R3 、R4 のアンバラ
ンスを調整するのに、複数段の固定抵抗器R31〜R37を
用いた場合の一例を示している。本回路において、各抵
抗器の記号と共に示した括弧内の数値または記号は、抵
抗値を表している。記号∞は、抵抗器不接続と等価であ
る。よって、抵抗器R31、R34およびR36は、実質的に
回路への接続はなされない。これらの抵抗器の内、特に
抵抗器R37の抵抗値10.83MΩは超高抵抗値であ
る。
成する4個の抵抗体R1 、R2 、R3 、R4 のアンバラ
ンスを調整するのに、複数段の固定抵抗器R31〜R37を
用いた場合の一例を示している。本回路において、各抵
抗器の記号と共に示した括弧内の数値または記号は、抵
抗値を表している。記号∞は、抵抗器不接続と等価であ
る。よって、抵抗器R31、R34およびR36は、実質的に
回路への接続はなされない。これらの抵抗器の内、特に
抵抗器R37の抵抗値10.83MΩは超高抵抗値であ
る。
【0004】図8に示す可変抵抗器を用いた平衡調整回
路(以降、「可変抵抗平衡調整回路」ともいう)の長所
としては、下記の点が挙げられる。 1)調整が容易である。 短所としては、下記の点が挙げられる。 11)微細な調整が困難である。 12)安定性(対温度、対振動、対時間、等)に劣る。 13)取付け空間が大きくなり易い。
路(以降、「可変抵抗平衡調整回路」ともいう)の長所
としては、下記の点が挙げられる。 1)調整が容易である。 短所としては、下記の点が挙げられる。 11)微細な調整が困難である。 12)安定性(対温度、対振動、対時間、等)に劣る。 13)取付け空間が大きくなり易い。
【0005】また、図9に示す固定抵抗器を用いた平衡
調整回路(以降、「固定抵抗平衡調整回路」ともいう)
の長所としては、下記の点が挙げられる。 2)安定性が高い。 短所としては、下記の点が挙げられる。 14)製作性の低い超高抵抗値の抵抗器を必要とする。
調整回路(以降、「固定抵抗平衡調整回路」ともいう)
の長所としては、下記の点が挙げられる。 2)安定性が高い。 短所としては、下記の点が挙げられる。 14)製作性の低い超高抵抗値の抵抗器を必要とする。
【0006】このような2種類のホイートストンブリッ
ジ回路の平衡調整回路は、それぞれ上掲の様な長所およ
び短所を有している。現実的な製品における平衡調整回
路は、該当する製品に於いて求められる特性を基に、短
所を出来るだけ補いつつ何れかの一方を一般的に選択す
ればよい。例えば、取付けスペースの十分ある製品にお
いては、可変抵抗器として高安定で多回転型のポテンシ
ョメータを用いて可変抵抗平衡調整回路を構成する。こ
の構成により、上掲の短所11)を押え長所1)の活用を
図る。
ジ回路の平衡調整回路は、それぞれ上掲の様な長所およ
び短所を有している。現実的な製品における平衡調整回
路は、該当する製品に於いて求められる特性を基に、短
所を出来るだけ補いつつ何れかの一方を一般的に選択す
ればよい。例えば、取付けスペースの十分ある製品にお
いては、可変抵抗器として高安定で多回転型のポテンシ
ョメータを用いて可変抵抗平衡調整回路を構成する。こ
の構成により、上掲の短所11)を押え長所1)の活用を
図る。
【0007】また、スペースが無いか、または振動を受
ける製品においては、固定抵抗平衡調整回路を構成す
る。この場合の平衡調整は、多種類の抵抗値の抵抗器を
予め準備しておき、これらの中から適当な抵抗値の抵抗
器を選択して行う。
ける製品においては、固定抵抗平衡調整回路を構成す
る。この場合の平衡調整は、多種類の抵抗値の抵抗器を
予め準備しておき、これらの中から適当な抵抗値の抵抗
器を選択して行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一部の
製品においては、調整抵抗の取付けスペースが限られ、
且つ振動を受けるにも拘らず、長期安定性を要求される
ものがある。この様な製品において、更にブリッジ平衡
特性の高安定性の要求に応えなければならない。この種
の製品に対して、上記の図8、図9に示す例では求めら
れる要求を十分に満たすことはできない。
製品においては、調整抵抗の取付けスペースが限られ、
且つ振動を受けるにも拘らず、長期安定性を要求される
ものがある。この様な製品において、更にブリッジ平衡
特性の高安定性の要求に応えなければならない。この種
の製品に対して、上記の図8、図9に示す例では求めら
れる要求を十分に満たすことはできない。
【0009】この場合、現実的には固定抵抗平衡調整回
路を採用するとすれば、超高抵抗値の抵抗器を含めて多
種類の抵抗器を準備し、長時間の調整工数を掛けること
を余儀無くされる。特に抵抗値が大きいMΩ台で、小
型、高精度、低価格の抵抗器は、一般的には得難い状況
にあり、現時点では、現実性に乏しい。本発明は、極力
少ない個数の一般的な固定抵抗器を用いてブリッジの平
衡調整が容易且つ正確に行い得ると共に、長期に亘り安
定した平衡状態を保持し得るひずみゲージ式変換器のブ
リッジ平衡調整回路を提供することを目的とする。
路を採用するとすれば、超高抵抗値の抵抗器を含めて多
種類の抵抗器を準備し、長時間の調整工数を掛けること
を余儀無くされる。特に抵抗値が大きいMΩ台で、小
型、高精度、低価格の抵抗器は、一般的には得難い状況
にあり、現時点では、現実性に乏しい。本発明は、極力
少ない個数の一般的な固定抵抗器を用いてブリッジの平
衡調整が容易且つ正確に行い得ると共に、長期に亘り安
定した平衡状態を保持し得るひずみゲージ式変換器のブ
リッジ平衡調整回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整
回路は、ブリッジ電源の正・負入力端間に直列に接続さ
れた第1の2辺と、同じく前記正・負入力端間に直列に
接続された第2の2辺とで構成されるホイートストンブ
リッジ回路の平衡を調整するひずみゲージ式変換器のブ
リッジ平衡調整回路において、前記ホイートストンブリ
ッジ回路の、前記第2の2辺の少なくとも何れか1辺と
並列に接続された第1の固定抵抗器群と、前記第2の2
辺間の接続点と一端が接続された第2の固定抵抗器と、
前記第2の2辺と前記第1の2辺との間の2つの接続点
の一方の接続点と、前記第2の固定抵抗器の他端との間
に接続された第3の固定抵抗器と、前記第2の2辺と前
記第1の2辺との間の2つの接続点の他方の接続点と、
前記第2の固定抵抗器の他端との間に接続された第4の
固定抵抗器とを有し、前記ホイートストンブリッジ回路
の平衡調整を行うに際し、前記第1の固定抵抗器群で粗
調整を行い、前記第2〜第4の固定抵抗器で微調整を行
い得るように構成したことを特徴としている。
め、本発明のひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整
回路は、ブリッジ電源の正・負入力端間に直列に接続さ
れた第1の2辺と、同じく前記正・負入力端間に直列に
接続された第2の2辺とで構成されるホイートストンブ
リッジ回路の平衡を調整するひずみゲージ式変換器のブ
リッジ平衡調整回路において、前記ホイートストンブリ
ッジ回路の、前記第2の2辺の少なくとも何れか1辺と
並列に接続された第1の固定抵抗器群と、前記第2の2
辺間の接続点と一端が接続された第2の固定抵抗器と、
前記第2の2辺と前記第1の2辺との間の2つの接続点
の一方の接続点と、前記第2の固定抵抗器の他端との間
に接続された第3の固定抵抗器と、前記第2の2辺と前
記第1の2辺との間の2つの接続点の他方の接続点と、
前記第2の固定抵抗器の他端との間に接続された第4の
固定抵抗器とを有し、前記ホイートストンブリッジ回路
の平衡調整を行うに際し、前記第1の固定抵抗器群で粗
調整を行い、前記第2〜第4の固定抵抗器で微調整を行
い得るように構成したことを特徴としている。
【0011】また、上記目的を達成するため、本発明の
ひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路は、ブリ
ッジ電源の正・負入力端間に直列に接続された第1の2
辺と、同じく前記正・負入力端間に直列に接続された第
2の2辺とで構成されるホイートストンブリッジ回路の
平衡を調整するひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調
整回路において、前記ホイートストンブリッジ回路の前
記第1の2辺のうちの1辺と前記第2の辺のうちの1辺
であって互いに隣接して接続される2つの辺の少なくと
も何れか1辺と並列に接続された第1の固定抵抗器群
と、前記第2の2辺間の接続点と一端が接続された第2
の固定抵抗器と、前記第2の2辺と前記第1の2辺との
間の2つの接続点の一方の接続点と、前記第2の固定抵
抗器の他端との間に接続された第3の固定抵抗器と、前
記第2の2辺と前記第1の2辺との間の2つの接続点の
他方の接続点と、前記第2の固定抵抗器の他端との間に
接続された第4の固定抵抗器とを有し、前記ホイートス
トンブリッジ回路の平衡調整を行うに際し、前記第1の
固定抵抗器群で粗調整を行い、前記第2〜第4の固定抵
抗器で微調整を行い得るように構成したことを特徴とし
ている。
ひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路は、ブリ
ッジ電源の正・負入力端間に直列に接続された第1の2
辺と、同じく前記正・負入力端間に直列に接続された第
2の2辺とで構成されるホイートストンブリッジ回路の
平衡を調整するひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調
整回路において、前記ホイートストンブリッジ回路の前
記第1の2辺のうちの1辺と前記第2の辺のうちの1辺
であって互いに隣接して接続される2つの辺の少なくと
も何れか1辺と並列に接続された第1の固定抵抗器群
と、前記第2の2辺間の接続点と一端が接続された第2
の固定抵抗器と、前記第2の2辺と前記第1の2辺との
間の2つの接続点の一方の接続点と、前記第2の固定抵
抗器の他端との間に接続された第3の固定抵抗器と、前
記第2の2辺と前記第1の2辺との間の2つの接続点の
他方の接続点と、前記第2の固定抵抗器の他端との間に
接続された第4の固定抵抗器とを有し、前記ホイートス
トンブリッジ回路の平衡調整を行うに際し、前記第1の
固定抵抗器群で粗調整を行い、前記第2〜第4の固定抵
抗器で微調整を行い得るように構成したことを特徴とし
ている。
【0012】また、本発明に係る前記第1の固定抵抗器
群および前記第2〜第4の固定抵抗器は、所定の数値間
隔で設定された標準抵抗値の抵抗器であることをことを
特徴としている。また、本発明に係る、前記ブリッジ平
衡調整回路は、長期に亘って安定性が要求される圧力伝
送器に用いることを特徴としている。
群および前記第2〜第4の固定抵抗器は、所定の数値間
隔で設定された標準抵抗値の抵抗器であることをことを
特徴としている。また、本発明に係る、前記ブリッジ平
衡調整回路は、長期に亘って安定性が要求される圧力伝
送器に用いることを特徴としている。
【0013】
【作用】上記のように構成されたひずみゲージ式変換器
のブリッジ平衡調整回路は、4つの抵抗体で構成される
ホイートストンブリッジ回路の不平衡を、第1の抵抗器
群で粗調整あるいは中間調整を行い、第2、第3および
/または第4の固定抵抗器で微調整を行うことで、容易
に、迅速に、且つ正確にホイートストンブリッジ回路の
平衡調整を行うことができ、しかも振動を受けるような
環境下でも長期に亘って安定して平衡状態を保持するこ
とができる。
のブリッジ平衡調整回路は、4つの抵抗体で構成される
ホイートストンブリッジ回路の不平衡を、第1の抵抗器
群で粗調整あるいは中間調整を行い、第2、第3および
/または第4の固定抵抗器で微調整を行うことで、容易
に、迅速に、且つ正確にホイートストンブリッジ回路の
平衡調整を行うことができ、しかも振動を受けるような
環境下でも長期に亘って安定して平衡状態を保持するこ
とができる。
【0014】第2の固定抵抗器は、第3および第4の固
定抵抗器の作用を緩慢とする抵抗器として働き、第1の
固定抵抗器に比し第3および第4の固定抵抗器の感度を
より鈍感とする作用があるので、第3および第4の固定
抵抗器に超高抵抗値の抵抗器を用いないですむ。
定抵抗器の作用を緩慢とする抵抗器として働き、第1の
固定抵抗器に比し第3および第4の固定抵抗器の感度を
より鈍感とする作用があるので、第3および第4の固定
抵抗器に超高抵抗値の抵抗器を用いないですむ。
【0015】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるひずみ
ゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明のひずみゲージ式変換器の
ブリッジ平衡調整回路の一実施例の構成を示す回路図で
ある。
ゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明のひずみゲージ式変換器の
ブリッジ平衡調整回路の一実施例の構成を示す回路図で
ある。
【0016】〈回路構成例〉図1において、ホイートス
トンブリッジ回路は、例えばひずみゲージなどの4個の
抵抗体R1 、R2 、R3 、R4 によって構成される。こ
のホイートストンブリッジ回路の不平衡成分を7個の固
定抵抗器R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17の
中から所定の演算により求めた抵抗値に近い適宜な抵抗
値を持つ抵抗器を選択して調整する。ホイートストンブ
リッジ回路のブリッジ電源入力端b,d間には、ブリッ
ジ電源Eからブリッジ電圧が印加されるようになってい
る。
トンブリッジ回路は、例えばひずみゲージなどの4個の
抵抗体R1 、R2 、R3 、R4 によって構成される。こ
のホイートストンブリッジ回路の不平衡成分を7個の固
定抵抗器R11、R12、R13、R14、R15、R16、R17の
中から所定の演算により求めた抵抗値に近い適宜な抵抗
値を持つ抵抗器を選択して調整する。ホイートストンブ
リッジ回路のブリッジ電源入力端b,d間には、ブリッ
ジ電源Eからブリッジ電圧が印加されるようになってい
る。
【0017】なお、このブリッジ電源Eの供給路に感度
調整抵抗器R21が直列に接続され、さらに感度調整抵抗
器R21に並列に感度調整抵抗器R22が接続されている。
不平衡成分を調整するための7個(実際には、7個に限
らない)の固定抵抗器は、機能により大別して粗調整抵
抗器と微調整抵抗器とに分類され得る。つまり、粗調整
抵抗器は、第1の抵抗器群としての4個の固定抵抗器R
11、R12、R13、R14である。
調整抵抗器R21が直列に接続され、さらに感度調整抵抗
器R21に並列に感度調整抵抗器R22が接続されている。
不平衡成分を調整するための7個(実際には、7個に限
らない)の固定抵抗器は、機能により大別して粗調整抵
抗器と微調整抵抗器とに分類され得る。つまり、粗調整
抵抗器は、第1の抵抗器群としての4個の固定抵抗器R
11、R12、R13、R14である。
【0018】また、微調整抵抗器は、第2の固定抵抗器
としての微調整直列抵抗器R15と、第3の固定抵抗器と
しての2個の固定抵抗器R16、R17であり、固定抵抗器
R15は、微調整の感度調整用(即ち、感度鈍化用)であ
る。この構成において、最終調整は、第3の固定抵抗器
としての固定抵抗器R16およびR17によって成される。
ここで、本発明に係るひずみゲージ式変換器のブリッジ
平衡調整回路の構成について図1を参照して説明する。
ホイートストンブリッジ回路は、例えば、ひずみゲージ
を少なくともその一辺に含む4つの抵抗体で構成され
る。このホイートストンブリッジ回路のブリッジ電源E
の正・負入力端b・dには、ブリッジ電源Eの正極・負
極がそれぞれ接続され、出力端a,c間に、ホイートス
トンブリッジ回路の不平衡に伴う出力が表われる。
としての微調整直列抵抗器R15と、第3の固定抵抗器と
しての2個の固定抵抗器R16、R17であり、固定抵抗器
R15は、微調整の感度調整用(即ち、感度鈍化用)であ
る。この構成において、最終調整は、第3の固定抵抗器
としての固定抵抗器R16およびR17によって成される。
ここで、本発明に係るひずみゲージ式変換器のブリッジ
平衡調整回路の構成について図1を参照して説明する。
ホイートストンブリッジ回路は、例えば、ひずみゲージ
を少なくともその一辺に含む4つの抵抗体で構成され
る。このホイートストンブリッジ回路のブリッジ電源E
の正・負入力端b・dには、ブリッジ電源Eの正極・負
極がそれぞれ接続され、出力端a,c間に、ホイートス
トンブリッジ回路の不平衡に伴う出力が表われる。
【0019】このホイートストンブリッジ回路は、別の
表現をすれば、ブリッジ電源Eの正・負入力端b・d間
には、第1の2辺を形成する抵抗体R1 とR2 の直列回
路と、第2の2辺を形成する抵抗体R3 とR4 の直列回
路が接続されていることになる。
表現をすれば、ブリッジ電源Eの正・負入力端b・d間
には、第1の2辺を形成する抵抗体R1 とR2 の直列回
路と、第2の2辺を形成する抵抗体R3 とR4 の直列回
路が接続されていることになる。
【0020】図1の実施例の場合、第2の2辺をなす抵
抗体R3 とR4 のうち一方の辺の抵抗体R4 に対し並列
に固定抵抗器R12およびR14が見掛け上回路挿入されて
おり、他方の辺の抵抗体R3 に対しては固定抵抗器R11
およびR13が接続されることになるが、実質的には、固
定抵抗器R11,R14の部分はその抵抗値が∞であるの
で、開放されていることに等しい。尚、ここでは、固定
抵抗器R11〜R14は、第1の固定抵抗器群と称すること
とする。
抗体R3 とR4 のうち一方の辺の抵抗体R4 に対し並列
に固定抵抗器R12およびR14が見掛け上回路挿入されて
おり、他方の辺の抵抗体R3 に対しては固定抵抗器R11
およびR13が接続されることになるが、実質的には、固
定抵抗器R11,R14の部分はその抵抗値が∞であるの
で、開放されていることに等しい。尚、ここでは、固定
抵抗器R11〜R14は、第1の固定抵抗器群と称すること
とする。
【0021】そして、第2の2辺をなす抵抗体R3 とR
4 の接続点、即ち一方の出力端cには、第2の固定抵抗
器R15の一端が接続されている。また、抵抗体R3 とR
4 でなる第2の2辺と、抵抗体R1 とR2 でなる第1の
2辺との間の2つの接続点、即ち、ブリッジ電源入力端
b,dのうち、一方の接続点のbと上記第2の固定抵抗
器R15の他端との間には、第3の固定抵抗器R16が接続
されており、また他方の接続点dと上記第2の固定抵抗
器R15の他端との間に第4の固定抵抗器R17が接続され
ている。
4 の接続点、即ち一方の出力端cには、第2の固定抵抗
器R15の一端が接続されている。また、抵抗体R3 とR
4 でなる第2の2辺と、抵抗体R1 とR2 でなる第1の
2辺との間の2つの接続点、即ち、ブリッジ電源入力端
b,dのうち、一方の接続点のbと上記第2の固定抵抗
器R15の他端との間には、第3の固定抵抗器R16が接続
されており、また他方の接続点dと上記第2の固定抵抗
器R15の他端との間に第4の固定抵抗器R17が接続され
ている。
【0022】尚、第1の抵抗器群としての固定抵抗器R
11〜R14は、粗調整用抵抗器であると説明したが、更に
細かく機能的に分けると、固定抵抗器R11とR12は、粗
調整用の抵抗器であり、固定抵抗器R13とR14は、中間
調整用の固定抵抗器である、ということができる。
11〜R14は、粗調整用抵抗器であると説明したが、更に
細かく機能的に分けると、固定抵抗器R11とR12は、粗
調整用の抵抗器であり、固定抵抗器R13とR14は、中間
調整用の固定抵抗器である、ということができる。
【0023】そして、これら粗調整用の固定抵抗器R1
1,R12は、原則的には、両方同時に接続されるもので
はなく、ホイートストンブリッジ回路の不平衡の状態に
よって、一方のみが接続されるものであり、例えば、R
1 ×R3 >R2 ×R4 であるときは、抵抗体R3 に固定
抵抗器R11を並列に回路接続することとなり、反対にR
1 ×R3 <R2 ×R4 であるときは、抵抗体R4 に並列
に固定抵抗器R12を回路接続することとなる。
1,R12は、原則的には、両方同時に接続されるもので
はなく、ホイートストンブリッジ回路の不平衡の状態に
よって、一方のみが接続されるものであり、例えば、R
1 ×R3 >R2 ×R4 であるときは、抵抗体R3 に固定
抵抗器R11を並列に回路接続することとなり、反対にR
1 ×R3 <R2 ×R4 であるときは、抵抗体R4 に並列
に固定抵抗器R12を回路接続することとなる。
【0024】また、上記中間調整用の固定抵抗器R13と
R14も、原則的には両方同時に接続されるものではな
く、上記した粗調整の結果、回路接続された固定抵抗器
R11またはR12を含めたホイートストンブリッジ回路の
各対辺の固定抵抗器の抵抗値の積のいずれが大きいかに
より、一方のみが接続されるものである。例えば、粗調
整用の固定抵抗器としてR12が抵抗体R4 に並列に回路
接続されたとすれば、抵抗体R1 とR3 の積が、抵抗体
R2 と抵抗体R4 および固定抵抗器R12の合成抵抗R2
・(R4 //R12)の積より大きい場合には、固定抵抗器
R13を抵抗体R3 に並列に回路接続し、上記積の値が逆
の関係である場合は、固定抵抗器R14を抵抗体R4 に並
列に回路接続することとなる。
R14も、原則的には両方同時に接続されるものではな
く、上記した粗調整の結果、回路接続された固定抵抗器
R11またはR12を含めたホイートストンブリッジ回路の
各対辺の固定抵抗器の抵抗値の積のいずれが大きいかに
より、一方のみが接続されるものである。例えば、粗調
整用の固定抵抗器としてR12が抵抗体R4 に並列に回路
接続されたとすれば、抵抗体R1 とR3 の積が、抵抗体
R2 と抵抗体R4 および固定抵抗器R12の合成抵抗R2
・(R4 //R12)の積より大きい場合には、固定抵抗器
R13を抵抗体R3 に並列に回路接続し、上記積の値が逆
の関係である場合は、固定抵抗器R14を抵抗体R4 に並
列に回路接続することとなる。
【0025】〈調整手順例〉ここで、図1の調整手順例
を、以下に説明する。ホイートストンブリッジ回路の不
平衡を調整する調整手順を大別すると、下記の2つがあ
る。 イ.ブリッジを構成する各辺の抵抗値を測定し、理論的
に補正する。 ロ.不平衡量を測定し調整抵抗値を所定の辺に加え不平
衡量を順次小さくしていく。
を、以下に説明する。ホイートストンブリッジ回路の不
平衡を調整する調整手順を大別すると、下記の2つがあ
る。 イ.ブリッジを構成する各辺の抵抗値を測定し、理論的
に補正する。 ロ.不平衡量を測定し調整抵抗値を所定の辺に加え不平
衡量を順次小さくしていく。
【0026】これらの各調整において、粗調整用(中間
調整用を含む)および微調整用として抵抗値が段階的に
異なる所定数の抵抗器を予め準備しておき、先に、概説
したように、これらの抵抗値の中から適当な物を選択し
て順次調整を進める。ひずみゲージでなるホイートスト
ンブリッジ回路とブリッジ電源Eを備える回路で、ホイ
ートストンブリッジ回路の平衡をとるには、先ず、+粗
調整用固定抵抗器R11または、−粗調整用固定抵抗器R
12で調整を行う。
調整用を含む)および微調整用として抵抗値が段階的に
異なる所定数の抵抗器を予め準備しておき、先に、概説
したように、これらの抵抗値の中から適当な物を選択し
て順次調整を進める。ひずみゲージでなるホイートスト
ンブリッジ回路とブリッジ電源Eを備える回路で、ホイ
ートストンブリッジ回路の平衡をとるには、先ず、+粗
調整用固定抵抗器R11または、−粗調整用固定抵抗器R
12で調整を行う。
【0027】次に、中間調整として、+中間調整用固定
抵抗器R13または、−中間調整用固定抵抗器R14で調整
を行う。ここで、粗調整に比べて中間調整はより高い抵
抗値を必要とする。次に微調整を行うが、+微調整用固
定抵抗器R16または、−微調整用固定抵抗器R17には、
更に高い抵抗値が必要となる。しかしながら、微調整用
直列抵抗器R15の作用により、中間調整抵抗器R13(R
14)と同程度の標準的な抵抗値で調整が可能となる。
具体的手順を以下に例示する。
抵抗器R13または、−中間調整用固定抵抗器R14で調整
を行う。ここで、粗調整に比べて中間調整はより高い抵
抗値を必要とする。次に微調整を行うが、+微調整用固
定抵抗器R16または、−微調整用固定抵抗器R17には、
更に高い抵抗値が必要となる。しかしながら、微調整用
直列抵抗器R15の作用により、中間調整抵抗器R13(R
14)と同程度の標準的な抵抗値で調整が可能となる。
具体的手順を以下に例示する。
【0028】・第1段の粗調整 上記イの理論手順において、図1のホイートストンブリ
ッジ回路の各辺の抵抗値を、R1 =499.2623
Ω、R2 =R3 =R4 =R500Ω、と仮定する。この
条件におけるホイートストンブリッジ回路の平衡を保持
するに必要とする、図1、図2における抵抗値R12(ま
たはR11)を求める。この場合、R1 ・R3(499.
2623Ω×500Ω)<R2 ・R4 (500Ω×50
0Ω)であるから、一粗調整用固定抵抗器R12を、抵抗
体R4 に並列に回路接続することとなる。
ッジ回路の各辺の抵抗値を、R1 =499.2623
Ω、R2 =R3 =R4 =R500Ω、と仮定する。この
条件におけるホイートストンブリッジ回路の平衡を保持
するに必要とする、図1、図2における抵抗値R12(ま
たはR11)を求める。この場合、R1 ・R3(499.
2623Ω×500Ω)<R2 ・R4 (500Ω×50
0Ω)であるから、一粗調整用固定抵抗器R12を、抵抗
体R4 に並列に回路接続することとなる。
【0029】抵抗体R1 の抵抗値R1 を基準抵抗値(5
00Ω)と並列接続の仮想抵抗値Rx の合成と仮定した
場合、下記の関係式が成立する。但し、記号//は、並列
接続を表す。
00Ω)と並列接続の仮想抵抗値Rx の合成と仮定した
場合、下記の関係式が成立する。但し、記号//は、並列
接続を表す。
【0030】 R1 =500//Rx R1 ×R3 ≒R2 (R4// R12) ……(1) R12 ≒ Rx 関係式(1)よりRx =338.391KΩが求まり、
R11=R13=R14=∞(接続しない状態)となる。
R11=R13=R14=∞(接続しない状態)となる。
【0031】しかしこの有効数値6桁の抵抗値の固定抵
抗器R12をその都度準備することは非現実的であるた
め、第1段の粗調整では、所定の規格抵抗値の中から最
適なものを選択する。本実施例の場合、R12=316K
Ωを選択し、R11は接続しないこととする(開放す
る)。この抵抗値R12の接続により、第1段の粗調整と
する。
抗器R12をその都度準備することは非現実的であるた
め、第1段の粗調整では、所定の規格抵抗値の中から最
適なものを選択する。本実施例の場合、R12=316K
Ωを選択し、R11は接続しないこととする(開放す
る)。この抵抗値R12の接続により、第1段の粗調整と
する。
【0032】・第2段の粗調整 抵抗R4 とR12との並列接続抵抗値(合成抵抗)r4
は、 r4 =R4// R12=500Ω//316KΩ=499.2
10Ω となる。
は、 r4 =R4// R12=500Ω//316KΩ=499.2
10Ω となる。
【0033】r4 =499.210Ω<R1 =499.
2623Ωの関係から、 R1 ・R3 >R2 ・(R4// R12) であることは明らかであるから、第2段の粗調整として
抵抗器R13を抵抗体R3に並列に回路接続する。この抵
抗体R3 の含まれる辺の合成抵抗値r3 は、下記の関係
式から得ることができる。
2623Ωの関係から、 R1 ・R3 >R2 ・(R4// R12) であることは明らかであるから、第2段の粗調整として
抵抗器R13を抵抗体R3に並列に回路接続する。この抵
抗体R3 の含まれる辺の合成抵抗値r3 は、下記の関係
式から得ることができる。
【0034】 R1 (R3// R13)=R2 (R4// R12) ……(2) r3 =R3// R13=(R4// R12)R2 /R1 =499.210×500/499.2623=499.9476[Ω] 上記式から求められるR13の抵抗値は、4.77MΩで
あり、よって、抵抗体R1 〜R3 およびr4 で構成され
るホイートストンブリッジ回路の平衡調整には、R13=
4.77MΩが必要となる。なお、抵抗器R14は、無接
続(R14=∞)となる。この関係から第2段の粗調整で
は、予め用意された所定の基準抵抗値の中からR13=
3.3MΩの抵抗値の中間調整抵抗器R13を選択して抵
抗体R3 に並列に接続する。この場合、固定抵抗器R14
は接続なしとする。 ・微調整 抵抗R3 とR13との並列接続抵抗値は、r3 =R3// R
13=500//3.3MΩ=499.924539Ω、と
なる。R1 〜R2 、r4 およびr3 のホイートストンブ
リッジ回路の平衡調整には、図3のRy =10.83M
Ω、が必要となる。この超高抵抗値の固定抵抗器は入手
が困難であるため、図3の抵抗R15、R16およびR17を
もってこれを調整する。
あり、よって、抵抗体R1 〜R3 およびr4 で構成され
るホイートストンブリッジ回路の平衡調整には、R13=
4.77MΩが必要となる。なお、抵抗器R14は、無接
続(R14=∞)となる。この関係から第2段の粗調整で
は、予め用意された所定の基準抵抗値の中からR13=
3.3MΩの抵抗値の中間調整抵抗器R13を選択して抵
抗体R3 に並列に接続する。この場合、固定抵抗器R14
は接続なしとする。 ・微調整 抵抗R3 とR13との並列接続抵抗値は、r3 =R3// R
13=500//3.3MΩ=499.924539Ω、と
なる。R1 〜R2 、r4 およびr3 のホイートストンブ
リッジ回路の平衡調整には、図3のRy =10.83M
Ω、が必要となる。この超高抵抗値の固定抵抗器は入手
が困難であるため、図3の抵抗R15、R16およびR17を
もってこれを調整する。
【0035】図4は、図1、図2および図3に基づき上
記で設定した調整抵抗値を合成して書き改めたものであ
る。これらの抵抗R15、R16およびR17の抵抗値は、そ
の調整範囲、規格化抵抗値等を考慮して、R15=3.3
MΩ、R16(またはR17)=1MΩとし、R17(または
R16)を調整抵抗とする。調整抵抗R17の抵抗値は、例
えば、Y−Δ変換を用いて行う。
記で設定した調整抵抗値を合成して書き改めたものであ
る。これらの抵抗R15、R16およびR17の抵抗値は、そ
の調整範囲、規格化抵抗値等を考慮して、R15=3.3
MΩ、R16(またはR17)=1MΩとし、R17(または
R16)を調整抵抗とする。調整抵抗R17の抵抗値は、例
えば、Y−Δ変換を用いて行う。
【0036】図5に基づき、下記関係式を得る。
【0037】 rx ={R17(R15+R16)+R15・R16}/R16 ……(3) ry ={R17(R15+R16)+R15・R16}/R17 ……(4) rz ={R17(R15+R16)+R15・R16}/R15 ……(5) また、ホイートストンブリッジ回路の平衡条件から、関
係式(6)を得る。
係式(6)を得る。
【0038】 R1 (r3// ry )=R2 (r4// rx ) ……(6) 関係式(6)は、順次下記の様に変換される。
【0039】 R1 {(1/r4)+ (1/rx)}=R2 {(1/r3)+( 1/ry)} ……(7) (R1 /r4)−(R2 /r3)=(R2 /ry)−(R1 /rx) ={(R2・R17)-( R1・R16)}/{R17(R15+R16)+R15 ・R16}…(8) 上記の関係式より、下記の手順によりR17の抵抗値が求
められる。
められる。
【0040】−4.7257E-5={(500・R17)- (499.2623E
6)} /{(4.3 E6・R17+3.3 E12)} −47.257={(500・R17−499.2623E6)}/{(4.3・R17+
3.3 E6 ) R17( 500+ 4.3×47.257) = 499.2623 E6 −47.257
× 3.3E6 R17= 343.31387E6 /703.20553 =0.488 E6 R17の抵抗値は、R17=488KΩとなり、所定の標準
抵抗値の中から最終的にR17=510KΩを選択する。
以上の第1段の粗調整、第2段の粗調整(中間調整)お
よび微調整で調整が完了する。
6)} /{(4.3 E6・R17+3.3 E12)} −47.257={(500・R17−499.2623E6)}/{(4.3・R17+
3.3 E6 ) R17( 500+ 4.3×47.257) = 499.2623 E6 −47.257
× 3.3E6 R17= 343.31387E6 /703.20553 =0.488 E6 R17の抵抗値は、R17=488KΩとなり、所定の標準
抵抗値の中から最終的にR17=510KΩを選択する。
以上の第1段の粗調整、第2段の粗調整(中間調整)お
よび微調整で調整が完了する。
【0041】ただし、調整段数は、ホイートストンブリ
ッジ回路の不平衡状態(程度)によって変わる。また、
上記の調整は、理論上の調整手順イであり、簡易な調整
手順ロが採られる場合もある。例えば、下記の手順であ
る。
ッジ回路の不平衡状態(程度)によって変わる。また、
上記の調整は、理論上の調整手順イであり、簡易な調整
手順ロが採られる場合もある。例えば、下記の手順であ
る。
【0042】(1) ホイートストンブリッジの不平衡量
をモニタしながら、R3 およびR4の何れか一方のブリ
ッジ辺に所定の抵抗値の抵抗器を仮接続し、不平衡量の
変化量を見ながら第1段の粗調整を行う。つまり図2に
おける、抵抗器R12の抵抗値を定める。
をモニタしながら、R3 およびR4の何れか一方のブリ
ッジ辺に所定の抵抗値の抵抗器を仮接続し、不平衡量の
変化量を見ながら第1段の粗調整を行う。つまり図2に
おける、抵抗器R12の抵抗値を定める。
【0043】(2) 抵抗値R12接続後の不平衡量をモニ
タし、不平衡量が所定の値以下かチェックする。チェッ
クした不平衡量の大きさにより、更に粗調整を行うか、
微調整を行うか、以降の調整は不要かを決める。
タし、不平衡量が所定の値以下かチェックする。チェッ
クした不平衡量の大きさにより、更に粗調整を行うか、
微調整を行うか、以降の調整は不要かを決める。
【0044】(3) この実施例の場合、さらに調整を行
い、第2段の粗調整抵抗器R13の抵抗値を定める。
い、第2段の粗調整抵抗器R13の抵抗値を定める。
【0045】(4) 更に以降の調整作業の要否を決め
る。
る。
【0046】(5) この実施例の場合、さらに微調整を
行い、抵抗器R16およびR17の選択設定を行う。
行い、抵抗器R16およびR17の選択設定を行う。
【0047】図1および図9とを具体的数値において比
較した場合、微調整抵抗の抵抗値に略1桁(1MΩ:1
0.83MΩ)の相違がある。この数値はあくまで一例
であり、ホイートストンブリッジの不平衡の状態、また
は粗調整の調整の状態で、微調整用の抵抗値として更に
高い値の抵抗器が必要となる場合もある。このような回
路構成とすることにより、可変抵抗器を用いずに、ホイ
ートストンブリッジ回路の厳密な平衡調整が可能とな
る。
較した場合、微調整抵抗の抵抗値に略1桁(1MΩ:1
0.83MΩ)の相違がある。この数値はあくまで一例
であり、ホイートストンブリッジの不平衡の状態、また
は粗調整の調整の状態で、微調整用の抵抗値として更に
高い値の抵抗器が必要となる場合もある。このような回
路構成とすることにより、可変抵抗器を用いずに、ホイ
ートストンブリッジ回路の厳密な平衡調整が可能とな
る。
【0048】そして、固定抵抗器を用いた平衡調整であ
るため、対振動性に優れ、経時変化の面においても高い
安定性が得られる。また、より低い抵抗値での微調整が
可能であるため、低価格の固定抵抗器の入手が容易であ
り、より調整範囲が拡大し、高精度の微調整が可能とな
る。
るため、対振動性に優れ、経時変化の面においても高い
安定性が得られる。また、より低い抵抗値での微調整が
可能であるため、低価格の固定抵抗器の入手が容易であ
り、より調整範囲が拡大し、高精度の微調整が可能とな
る。
【0049】〈応用例〉図6は、本発明をひずみゲージ
式変換器の一種である圧力変換器(または圧力伝送器)
にひずみゲージをもって構成されるホイートストンブリ
ッジ回路のブリッジ平衡調整回路に応用した実施例の断
面図である。同図において、1は例えばガス絶縁開閉装
置(GIS)のような被測定部に結合される雄ねじから
なる結合部1bを有する金属製の導入部材であり、この
導入部材1の中心軸部には、これを貫通する、被測定流
体圧を導入する圧力導入路1aが形成されている。
式変換器の一種である圧力変換器(または圧力伝送器)
にひずみゲージをもって構成されるホイートストンブリ
ッジ回路のブリッジ平衡調整回路に応用した実施例の断
面図である。同図において、1は例えばガス絶縁開閉装
置(GIS)のような被測定部に結合される雄ねじから
なる結合部1bを有する金属製の導入部材であり、この
導入部材1の中心軸部には、これを貫通する、被測定流
体圧を導入する圧力導入路1aが形成されている。
【0050】導入部材1の結合部1bと反対の端部に
は、金属製のダイヤフラム2aと一体の剛性を有する円
筒部2が溶接等により気密に固着されており、上記ダイ
ヤフラム2aの内面と導入部材1の端面間には、圧力導
入路1aを介して導入される被測定流体が貯溜される受
圧室2bが形成されている。受圧室2bの一部を形成す
るダイヤフラム2aの受圧面とは反対の背面側には、受
圧面と背面との圧力差によるダイヤフラム2aの変形を
電気信号に変換するひずみゲージSGが接着、蒸着、ス
パッタリング、溶着、その他の手段により添着されてい
る。
は、金属製のダイヤフラム2aと一体の剛性を有する円
筒部2が溶接等により気密に固着されており、上記ダイ
ヤフラム2aの内面と導入部材1の端面間には、圧力導
入路1aを介して導入される被測定流体が貯溜される受
圧室2bが形成されている。受圧室2bの一部を形成す
るダイヤフラム2aの受圧面とは反対の背面側には、受
圧面と背面との圧力差によるダイヤフラム2aの変形を
電気信号に変換するひずみゲージSGが接着、蒸着、ス
パッタリング、溶着、その他の手段により添着されてい
る。
【0051】ひずみゲージSGは、フェノール樹脂、ポ
リイミド樹脂等からなるゲージベース上にNi−Cr合
金等からなる蛇行状を呈するゲージ素子が添着されてい
る。そして、ひずみゲージSGは、ダイヤフラム2aの
背面に少なくとも4枚添着されており、この4枚のひず
みゲージは例えば、図1のR1 〜R4 に相当するもので
ある。
リイミド樹脂等からなるゲージベース上にNi−Cr合
金等からなる蛇行状を呈するゲージ素子が添着されてい
る。そして、ひずみゲージSGは、ダイヤフラム2aの
背面に少なくとも4枚添着されており、この4枚のひず
みゲージは例えば、図1のR1 〜R4 に相当するもので
ある。
【0052】ダイヤフラム2aの外周面には、一定間隔
を隔ててこれを覆う内筒3が同心に配置され、この内筒
3の一端縁は、導入部材1に溶接等により気密に固着さ
れていると共に、その他端開口には、気密端子4が嵌合
されている。この気密端子4を形成する金属製の蓋部材
4aの周縁は、内筒3に溶接等で気密に固着されてい
る。この内筒3と気密端子4は、ダイヤフラム2aの背
面側に基準圧力室を形成する。また、気密端子4を形成
する複数のピン端子4cは、絶縁封止材4bによって貫
通支持されており、この各ピン端子4cとひずみゲージ
SGのゲージ電極間は、ゲージリードにより接続されて
いる。
を隔ててこれを覆う内筒3が同心に配置され、この内筒
3の一端縁は、導入部材1に溶接等により気密に固着さ
れていると共に、その他端開口には、気密端子4が嵌合
されている。この気密端子4を形成する金属製の蓋部材
4aの周縁は、内筒3に溶接等で気密に固着されてい
る。この内筒3と気密端子4は、ダイヤフラム2aの背
面側に基準圧力室を形成する。また、気密端子4を形成
する複数のピン端子4cは、絶縁封止材4bによって貫
通支持されており、この各ピン端子4cとひずみゲージ
SGのゲージ電極間は、ゲージリードにより接続されて
いる。
【0053】ピン端子4cの上端は、取付基板5に穿設
された貫通孔に嵌入され且つ半田付けによって取付基板
5と固着されている。この取付基板5の上には、アンプ
基板6が固定され、このアンプ基板6には、調整抵抗
器、ハイブリットIC、トランジスタ、等、ひずみゲー
ジSGをもって構成されるホイートストンブリッジ回路
の上述したような平衡調整用の抵抗器や感度調整抵抗器
を始めとして、ブリッジ出力を増幅、波形整形、演算な
どの処理を施す電気回路部7が配設されている。
された貫通孔に嵌入され且つ半田付けによって取付基板
5と固着されている。この取付基板5の上には、アンプ
基板6が固定され、このアンプ基板6には、調整抵抗
器、ハイブリットIC、トランジスタ、等、ひずみゲー
ジSGをもって構成されるホイートストンブリッジ回路
の上述したような平衡調整用の抵抗器や感度調整抵抗器
を始めとして、ブリッジ出力を増幅、波形整形、演算な
どの処理を施す電気回路部7が配設されている。
【0054】アンプ基板6の他端(図6において上端)
には、微調整基板8が固定されている。この微調整基板
8には、上述した要領で決定した抵抗値を有する微調整
用の固定抵抗器R15,R16,R17を挿入する小型調整抵
抗用端子9が設けられ、この小型調整抵抗用端子9と固
定抵抗器R15,R16,R17は半田付けにて強固に固着さ
れ、従って、振動を受けても断線や接触不良を起こすこ
とはない。尚、調整用盲蓋10は、シールド体11に穿
設された開口を、上記の微調整用の固定抵抗器R15〜R
17を小型調整抵抗用端子9に固着せしめた後、閉塞し、
その周囲を接着剤等で気密に封止するものである。
には、微調整基板8が固定されている。この微調整基板
8には、上述した要領で決定した抵抗値を有する微調整
用の固定抵抗器R15,R16,R17を挿入する小型調整抵
抗用端子9が設けられ、この小型調整抵抗用端子9と固
定抵抗器R15,R16,R17は半田付けにて強固に固着さ
れ、従って、振動を受けても断線や接触不良を起こすこ
とはない。尚、調整用盲蓋10は、シールド体11に穿
設された開口を、上記の微調整用の固定抵抗器R15〜R
17を小型調整抵抗用端子9に固着せしめた後、閉塞し、
その周囲を接着剤等で気密に封止するものである。
【0055】シールド体11には、貫通コンデンサ12
が気密状に嵌入固着されており、微調整基板8には、フ
ェライトビーズコア13が設けられ、これら貫通コンデ
ンサ12とフェライトビーズコア13を貫通し、その一
端(下端)が微調整基板8に貫通固着されたピン状の電
源・出力端子14が設けられている。シールド体11の
外周面に嵌合するように外筒15が設けられ、その一端
(下端)は、導入部材1の段部に嵌入され且つ溶接によ
り気密に固着され、その他端(上端)には、コネクタ取
付板16が溶接等により固着されている。
が気密状に嵌入固着されており、微調整基板8には、フ
ェライトビーズコア13が設けられ、これら貫通コンデ
ンサ12とフェライトビーズコア13を貫通し、その一
端(下端)が微調整基板8に貫通固着されたピン状の電
源・出力端子14が設けられている。シールド体11の
外周面に嵌合するように外筒15が設けられ、その一端
(下端)は、導入部材1の段部に嵌入され且つ溶接によ
り気密に固着され、その他端(上端)には、コネクタ取
付板16が溶接等により固着されている。
【0056】コネクタ取付板16の中央部には、防水レ
セプタクル17がねじ手段によって取付けられている。
この防水レセプタクル17の接続端子17aと電源・出
力端子14との間は、ケーブル17bと、金属製の接続
パイプ17cを介して接続される。このような構成より
なる圧力変換器は、例えば、ガス絶縁開閉装置のガス圧
監視用の出力部に、導入部材1の結合部1bを取付けた
状態で、被測定流体(ガス)を圧力導入路1aに導く。
セプタクル17がねじ手段によって取付けられている。
この防水レセプタクル17の接続端子17aと電源・出
力端子14との間は、ケーブル17bと、金属製の接続
パイプ17cを介して接続される。このような構成より
なる圧力変換器は、例えば、ガス絶縁開閉装置のガス圧
監視用の出力部に、導入部材1の結合部1bを取付けた
状態で、被測定流体(ガス)を圧力導入路1aに導く。
【0057】すると、ダイヤフラム2aの受圧面にガス
圧が印加されるので、ダイヤフラム2aは、そのガス圧
に対応した変形(撓み)を生じ、ひずみゲージSG(図
1のR1 〜R4 )は、圧力に対応した抵抗値変化を示
す。そのため、4枚のひずみゲージSGによって組まれ
たホイートストンブリッジ回路の出力端からは、ガス圧
に対応した電気信号(電圧)を電気回路部7に出力する
ため、電気回路部7において、適宜、増幅、波形整形、
演算等の処理が施された上、電源・出力端子14、ケー
ブル17b、接続端子17a等を順次介して外部に被測
定流体圧(ガス)に対応した検出信号を導出する。
圧が印加されるので、ダイヤフラム2aは、そのガス圧
に対応した変形(撓み)を生じ、ひずみゲージSG(図
1のR1 〜R4 )は、圧力に対応した抵抗値変化を示
す。そのため、4枚のひずみゲージSGによって組まれ
たホイートストンブリッジ回路の出力端からは、ガス圧
に対応した電気信号(電圧)を電気回路部7に出力する
ため、電気回路部7において、適宜、増幅、波形整形、
演算等の処理が施された上、電源・出力端子14、ケー
ブル17b、接続端子17a等を順次介して外部に被測
定流体圧(ガス)に対応した検出信号を導出する。
【0058】尚、このような圧力検出作業に入る前に、
上述したようなホイートストンブリッジ回路の平衡調整
作業が行われることは、いうまでもない。因に、上述し
た粗調整用の固定抵抗器R11〜R14の適宜なものと、感
度調整抵抗R21、R22および零温特補償抵抗などは、上
述した手順を経て計算された抵抗値や抵抗温度係数を有
するものを選択してアンプ基板6に半田付けするが、微
調整用の固定抵抗器(R15〜R17)は、上述の手順で求
めた抵抗値のものを、小型調整抵抗用端子9に装着し、
平衡調整作業が終了したら、調整用盲蓋10をもってシ
ールド体11に穿設された作業用開口を閉塞し、接着剤
によって気密的に封着する。
上述したようなホイートストンブリッジ回路の平衡調整
作業が行われることは、いうまでもない。因に、上述し
た粗調整用の固定抵抗器R11〜R14の適宜なものと、感
度調整抵抗R21、R22および零温特補償抵抗などは、上
述した手順を経て計算された抵抗値や抵抗温度係数を有
するものを選択してアンプ基板6に半田付けするが、微
調整用の固定抵抗器(R15〜R17)は、上述の手順で求
めた抵抗値のものを、小型調整抵抗用端子9に装着し、
平衡調整作業が終了したら、調整用盲蓋10をもってシ
ールド体11に穿設された作業用開口を閉塞し、接着剤
によって気密的に封着する。
【0059】このように構成され且つ作用する圧力変換
によれば、ホイートストンブリッジ回路の平衡調整回路
を構成する粗調整用、中間調整用、微調整用の各固定抵
抗器R11〜R17は、可変抵抗のような可動部(摺動部)
のない固定抵抗器でありしかもアンプ基板6および小型
調整抵抗用端子9にそれぞれ半田付けによって強固に固
着されているので、振動で抵抗値が変化したり、長期間
に亘り使用しても損耗により抵抗値が変化したりするこ
とが皆無であるので、長期間に亘り高い平衡安定性が保
持される。
によれば、ホイートストンブリッジ回路の平衡調整回路
を構成する粗調整用、中間調整用、微調整用の各固定抵
抗器R11〜R17は、可変抵抗のような可動部(摺動部)
のない固定抵抗器でありしかもアンプ基板6および小型
調整抵抗用端子9にそれぞれ半田付けによって強固に固
着されているので、振動で抵抗値が変化したり、長期間
に亘り使用しても損耗により抵抗値が変化したりするこ
とが皆無であるので、長期間に亘り高い平衡安定性が保
持される。
【0060】尚、本発明は、上述した実施例にのみ限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種
々の変形が可能である。例えば、図7に示すように、粗
調整用の固定抵抗器R12,R14を接続する回路上の位置
は、第2の2辺の少なくとも何れか1辺と並列に接続す
るのみに限らず、即ち、第2の2辺を形成する抵抗体R
3 およびR4 のいずれか一方の辺に並列に接続する場合
に限らず、第1の2辺を形成する抵抗体R1 ,R2 のう
ちの一辺を形成する抵抗体R2 に並列に接続するように
構成してもよい。
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種
々の変形が可能である。例えば、図7に示すように、粗
調整用の固定抵抗器R12,R14を接続する回路上の位置
は、第2の2辺の少なくとも何れか1辺と並列に接続す
るのみに限らず、即ち、第2の2辺を形成する抵抗体R
3 およびR4 のいずれか一方の辺に並列に接続する場合
に限らず、第1の2辺を形成する抵抗体R1 ,R2 のう
ちの一辺を形成する抵抗体R2 に並列に接続するように
構成してもよい。
【0061】また、図7において、第1の2辺を形成す
る2つの抵抗体R1 とR2 とを互いに入れ替えること、
および第2の2辺を形成する2つの抵抗体R3 とR4 と
を互いに入れ替えること等は全く自由である。
る2つの抵抗体R1 とR2 とを互いに入れ替えること、
および第2の2辺を形成する2つの抵抗体R3 とR4 と
を互いに入れ替えること等は全く自由である。
【0062】また、本発明に係るブリッジ平衡調整回路
を適用するひずみゲージ式変換器としては、上述した圧
力変換器(圧力伝送器)に限られるものではなく、加速
度変換器、トルク変換器、壁面土圧計、荷重変換器、傾
斜計、変位変換器、その他、名称の如何を問わず、物理
量あるいは機械量を起歪部に受け、その起歪部に生じた
ひずみをひずみゲージによって電気量に変換するひずみ
ゲージ式変換器であって、上記ひずみゲージによってホ
イートストンブリッジ回路を形成するように構成したも
のは、すべて包含されることはいうまでもない。
を適用するひずみゲージ式変換器としては、上述した圧
力変換器(圧力伝送器)に限られるものではなく、加速
度変換器、トルク変換器、壁面土圧計、荷重変換器、傾
斜計、変位変換器、その他、名称の如何を問わず、物理
量あるいは機械量を起歪部に受け、その起歪部に生じた
ひずみをひずみゲージによって電気量に変換するひずみ
ゲージ式変換器であって、上記ひずみゲージによってホ
イートストンブリッジ回路を形成するように構成したも
のは、すべて包含されることはいうまでもない。
【0063】また、第1の固定抵抗器群をなす固定抵抗
器は、上述した実施例のように、常に複数個(例えばR
11〜R14)必要となるものではなく、極端な場合、1個
だけでよい場合もあり得る。
器は、上述した実施例のように、常に複数個(例えばR
11〜R14)必要となるものではなく、極端な場合、1個
だけでよい場合もあり得る。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1に、ホイートストンブリッジ回路の平衡調整のため
に、可変抵抗器を用いず、すべて標準的な固定抵抗器だ
けを用い、且つすべて基板部材に半田付けなどの手段で
強固に固着接続する構成としたので、振動を受ける部位
に設けられるひずみゲージ式変換器におけるホイートス
トンブリッジ回路の平衡調整回路に適用しても、可変抵
抗器のような不用意な回動による抵抗値の変化、平衡調
整の繰り返しによる摺動部の摩耗による抵抗値の変化な
どの要因は全くなく、長期に亘り正確な平衡状態を保持
することができる。
1に、ホイートストンブリッジ回路の平衡調整のため
に、可変抵抗器を用いず、すべて標準的な固定抵抗器だ
けを用い、且つすべて基板部材に半田付けなどの手段で
強固に固着接続する構成としたので、振動を受ける部位
に設けられるひずみゲージ式変換器におけるホイートス
トンブリッジ回路の平衡調整回路に適用しても、可変抵
抗器のような不用意な回動による抵抗値の変化、平衡調
整の繰り返しによる摺動部の摩耗による抵抗値の変化な
どの要因は全くなく、長期に亘り正確な平衡状態を保持
することができる。
【0065】第2に、平衡調整用の固定抵抗器として、
粗調整用の第1の固定抵抗器群で粗調整および中間調整
ができ、この粗調整された不平衡出力を第2の固定抵抗
器で、減衰させた後に、第3、第4の固定抵抗器で微調
整を行うようにしたから、第3および/または第4の固
定抵抗器の抵抗値は、比較的標準的な中間調整抵抗程度
の抵抗値を用いることができ、従って、コストが低廉
で、平衡調整に要する時間が短縮化でき、固定抵抗器が
小型のもので足りることから、ひずみゲージ式変換器自
体の小型化、低コスト化を実現することができる。
粗調整用の第1の固定抵抗器群で粗調整および中間調整
ができ、この粗調整された不平衡出力を第2の固定抵抗
器で、減衰させた後に、第3、第4の固定抵抗器で微調
整を行うようにしたから、第3および/または第4の固
定抵抗器の抵抗値は、比較的標準的な中間調整抵抗程度
の抵抗値を用いることができ、従って、コストが低廉
で、平衡調整に要する時間が短縮化でき、固定抵抗器が
小型のもので足りることから、ひずみゲージ式変換器自
体の小型化、低コスト化を実現することができる。
【図1】本発明のひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡
調整回路の一実施例を示す回路図である。
調整回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1のブリッジ平衡調整回路の調整手順を説明
するための回路図である。
するための回路図である。
【図3】図1のブリッジ平衡調整回路の調整手順を説明
するための回路図である。
するための回路図である。
【図4】図1のブリッジ平衡調整回路の調整手順を説明
するための回路図である。
するための回路図である。
【図5】図4のY−Δ変換を説明するための回路図であ
る。
る。
【図6】図1のブリッジ平衡調整回路を用いた圧力変換
器の構成を説明するための断面図である。
器の構成を説明するための断面図である。
【図7】本発明のひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡
調整回路の他の実施例の構成を示す回路図である。
調整回路の他の実施例の構成を示す回路図である。
【図8】従来のひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調
整回路の一例を示す図である。
整回路の一例を示す図である。
【図9】ひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路
の他の例を示す図である。
の他の例を示す図である。
R1 、R2 、R3 、R4 抵抗体(ひずみゲージ) R11、R12、R13、R14 粗調整用固定抵抗器 R15 微調整用直列抵抗器 R16、R17 微調整固定抵抗器 R21、R22 感度調整抵抗器 E ブリッジ電源 1 導入部材 2 円筒部 2a ダイヤフラム 2b 受圧室 3 内筒 SG ひずみゲージ 4 気密端子 5 取付基板 6 アンプ基板 7 電気回路部 8 微調整基板 9 小型調整抵抗用端子 10 調整用盲蓋 11 シールド体 12 貫通コンデンサ 13 フェライトビーズコア 14 電源・出力端子 15 外筒 16 コネクタ取付板 17 防水レセプタクル 17a 接続端子 17b ケーブル 17c 接続パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 浩喜 東京都調布市調布ヶ丘3丁目5番地1 株 式会社共和電業内
Claims (4)
- 【請求項1】 ブリッジ電源の正・負入力端間に直列に
接続された第1の2辺と、同じく前記正・負入力端間に
直列に接続された第2の2辺とで構成されるホイートス
トンブリッジ回路の平衡を調整するひずみゲージ式変換
器のブリッジ平衡調整回路において、 前記ホイートストンブリッジ回路の、前記第2の2辺の
少なくとも何れか1辺と並列に接続された第1の固定抵
抗器群と、 前記第2の2辺間の接続点と一端が接続された第2の固
定抵抗器と、 前記第2の2辺と前記第1の2辺との間の2つの接続点
の一方の接続点と、前記第2の固定抵抗器の他端との間
に接続された第3の固定抵抗器と、 前記第2の2辺と前記第1の2辺との間の2つの接続点
の他方の接続点と、前記第2の固定抵抗器の他端との間
に接続された第4の固定抵抗器とを有し、 前記ホイートストンブリッジ回路の平衡調整を行うに際
し、前記第1の固定抵抗器群で粗調整を行い、前記第2
〜第4の固定抵抗器で微調整を行い得るように構成した
ことを特徴とするひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡
調整回路。 - 【請求項2】 ブリッジ電源の正・負入力端間に直列に
接続された第1の2辺と、同じく前記正・負入力端間に
直列に接続された第2の2辺とで構成されるホイートス
トンブリッジ回路の平衡を調整するひずみゲージ式変換
器のブリッジ平衡調整回路において、 前記ホイートストンブリッジ回路の前記第1の2辺のう
ちの1辺と前記第2の辺のうちの1辺であって互いに隣
接して接続される2つの辺の少なくとも何れか1辺と並
列に接続された第1の固定抵抗器群と、 前記第2の2辺間の接続点と一端が接続された第2の固
定抵抗器と、 前記第2の2辺と前記第1の2辺との間の2つの接続点
の一方の接続点と、前記第2の固定抵抗器の他端との間
に接続された第3の固定抵抗器と、 前記第2の2辺と前記第1の2辺との間の2つの接続点
の他方の接続点と、前記第2の固定抵抗器の他端との間
に接続された第4の固定抵抗器とを有し、 前記ホイートストンブリッジ回路の平衡調整を行うに際
し、前記第1の固定抵抗器群で粗調整を行い、前記第2
〜第4の固定抵抗器で微調整を行い得るように構成した
ことを特徴とするひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡
調整回路。 - 【請求項3】 前記第1の固定抵抗器群および前記第2
〜第4の固定抵抗器は、所定の数値間隔で設定された標
準抵抗値の抵抗器であることをことを特徴とする請求項
1または2に記載のひずみゲージ式変換器のブリッジ平
衡調整回路。 - 【請求項4】 前記ブリッジ平衡調整回路は、長期に亘
って安定性が要求される圧力伝送器に用いることを特徴
とする請求項1または2に記載のひずみゲージ式変換器
のブリッジ平衡調整回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3285995A JPH08201202A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | ひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3285995A JPH08201202A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | ひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08201202A true JPH08201202A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=12370579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3285995A Pending JPH08201202A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | ひずみゲージ式変換器のブリッジ平衡調整回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08201202A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001208625A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-08-03 | Texas Instr Inc <Ti> | 状態応答センサのレンジ内故障検出方法及び装置 |
| JP2017207804A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 電気式計器指示シミュレータ装置 |
| CN114930139A (zh) * | 2019-09-17 | 2022-08-19 | 直观外科手术操作公司 | 应变量规的对称修整 |
| US11965789B2 (en) | 2017-11-14 | 2024-04-23 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Split bridge circuit force sensor |
| US12379267B2 (en) | 2019-11-15 | 2025-08-05 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Spread bridge XY force sensor |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP3285995A patent/JPH08201202A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001208625A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-08-03 | Texas Instr Inc <Ti> | 状態応答センサのレンジ内故障検出方法及び装置 |
| JP2017207804A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 電気式計器指示シミュレータ装置 |
| US11965789B2 (en) | 2017-11-14 | 2024-04-23 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Split bridge circuit force sensor |
| US12298193B2 (en) | 2017-11-14 | 2025-05-13 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Split bridge circuit force sensor |
| CN114930139A (zh) * | 2019-09-17 | 2022-08-19 | 直观外科手术操作公司 | 应变量规的对称修整 |
| CN114930139B (zh) * | 2019-09-17 | 2024-06-04 | 直观外科手术操作公司 | 应变量规的对称修整 |
| US12050143B2 (en) | 2019-09-17 | 2024-07-30 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Symmetric trimming of strain gauges |
| US12379267B2 (en) | 2019-11-15 | 2025-08-05 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Spread bridge XY force sensor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |